JP2738190B2 - 内燃機関の吸気制御装置 - Google Patents

内燃機関の吸気制御装置

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JP2738190B2 JP3324262A JP32426291A JP2738190B2 JP 2738190 B2 JP2738190 B2 JP 2738190B2 JP 3324262 A JP3324262 A JP 3324262A JP 32426291 A JP32426291 A JP 32426291A JP 2738190 B2 JP2738190 B2 JP 2738190B2
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関の吸気制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】吸気弁を介して燃焼室内に通ずる機関吸
気通路内に吸気制御弁を配置し、機関低負荷運転時には
吸気弁開弁後に吸気制御弁を開弁せしめると共に吸気弁
閉弁前に吸気制御弁を閉弁せしめるようにした内燃機関
が公知である(特開昭62−294719号公報参
照)。このように機関低負荷運転時に吸気制御弁の閉弁
時期を吸気弁の閉弁時期よりも早めるとそれに応じてス
ロットル弁の開度を大きくすることができ、斯くして機
関のポンピング損失を低減することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで内燃機関では
燃焼室内に流入する吸入空気流によって燃焼室内に乱れ
が発生せしめられ、この乱れが圧縮行程末期まで持続す
るとこの乱れによって燃焼速度が速められるために良好
な燃焼を得ることができる。ところが上述のように吸気
制御弁の閉弁時期を早めると燃焼室内への吸入空気の流
入が停止してから圧縮行程末期までの時間が長くなるた
めに吸入空気流によって燃焼室内に発生した乱れが圧縮
行程末期までにかなり減衰してしまい、斯くして良好な
燃焼が得られなくなるという問題を生ずる。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明によれば、吸気弁を介して燃焼室内に通ずる
機関吸気通路を第1の吸気通路と第2の吸気通路に分割
し、第1の吸気通路内に吸気制御弁を配置して少くとも
機関低負荷運転時には吸気弁が開弁する前に吸気制御弁
を開弁させかつ吸気弁の開弁期間中に吸気制御弁を閉弁
させると共に機関負荷が高くなるに伴ない吸気制御弁の
閉弁時期を遅らせて燃焼室内に供給される吸入空気量を
吸気制御弁により制御するようにし、第2の吸気通路内
に吸気遮断弁を配置して吸入空気量が予め定められた限
界を越えたときに吸気遮断弁を開弁させ、予め定められ
た限界を機関回転数が高くなるほど小さくするようにし
ている。
【0005】
【作用】吸気通路を第1の吸気通路と第2の吸気通路に
分割し、第2の吸気通路内に配置された吸気遮断弁を閉
弁して第1の吸気通路内に配置された吸気制御弁により
吸入空気量を制御するようにした場合と、吸気通路を分
割することなく吸気通路を一つとし、この一つの吸気通
路内に配置された吸気制御弁により吸入空気量を制御す
るようにした場合とを比較してみると同一の吸入空気量
を得るためには吸気通路を分割した場合の吸気制御弁の
開弁期間が吸気通路を一つとした場合の吸気制御弁の開
弁期間に比べて長くなる。云い換えると吸気通路を分割
した場合には吸気通路を一つとした場合に比べて吸気制
御弁の閉弁時期が遅くなる。このように吸気遮断弁が閉
弁している機関低負荷運転時には吸気制御弁の閉弁時期
が遅らされるので吸入空気の流入作用によって燃焼室内
に発生せしめられた乱れがさほど減衰することなく圧縮
行程末期まで持続せしめられる。
【0006】
【実施例】図1および図2を参照すると、1はシリンダ
ブロック、2はピストン、3はシリンダヘッド、4は燃
焼室、5は一対の吸気弁、6は一対の吸気ポート、7は
一対の排気弁を夫々示す。各吸気ポート6は吸気枝管8
を介して共通のサージタンク9に接続され、サージタン
ク9はエアフローメータ10を介してエアクリーナ11
に連結される。図1に示されるように吸気枝管8内は第
1の吸気通路8aと第2の吸気通路8bとに分割されて
おり、各吸気通路8a,8bは夫々対応する吸気ポート
6に連通せしめられる。
【0007】第1吸気通路8a内にはアクチュエータ1
2によって開閉制御される吸気制御弁13が配置され、
第2吸気通路8b内には負圧ダイアフラム装置14によ
って開閉制御される吸気遮断弁15が配置される。負圧
ダイアフラム装置14のダイアフラム負圧室14aは大
気に連通可能な電磁切換弁16を介して負圧タンク17
に連結され、この負圧タンク17は負圧ポンプ17aに
連結される。吸気制御弁13および吸気遮断弁15下流
の吸気枝管8の上壁面には各吸気ポート6内に向けて燃
料を噴射するための燃料噴射弁18が配置される。図1
に示す実施例では第1吸気通路8aおよびこれに連通す
る吸気ポート6と第2吸気通路8bおよびこれに連通す
る吸気ポート6とは隔壁19によってほぼ完全に分離さ
れているが燃料噴射弁18の下流側において第1吸気通
路8aおよびこれに連通する吸気ポート6と第2吸気通
路8bおよびこれに連通する吸気ポート6とを互いに連
通せしめることもできる。なお、図1および図2からわ
かるように図1および図2に示す実施例では機関吸気通
路にアクセルペダル28に連結されたスロットル弁は配
置されていない。
【0008】電子制御ユニット20はディジタルコンピ
ュータからなり、双方向性バス21によって相互に接続
されたROM(リードオンリメモリ)22,RAM(ラ
ンダムアクセスメモリ)23,CPU(マイクロプロセ
ッサ)24、入力ポート25および出力ポート26を具
備する。エアフローメータ10は吸入空気量に比例した
出力電圧を発生し、この出力電圧はAD変換器27を介
して入力ポート25に入力される。また、アクセルペダ
ル28にはアクセルペダル28の踏込み量に比例した出
力電圧を発生する負荷センサ29が取付けられ、この負
荷センサ29の出力電圧はAD変換器30を介して入力
ポート25に入力される。更に入力ポート25には機関
回転数を表わす出力パルスを発生する回転数センサ31
が接続される。一方、出力ポート26は対応する駆動回
路32,33を介して吸気制御弁13のアクチュエータ
12および電磁切換弁16に接続される。
【0009】図3(A)および(B)にアクチュエータ
12および駆動回路32を概略的に示す。図1および図
2に示されるように吸気制御弁13の弁軸40の下端部
には円筒状の永久磁石41が固定されており、図3
(A)および(B)に示すようにこの永久磁石41には
弁軸40の軸線に対して互いに反対側にN極とS極が形
成される。永久磁石41に周囲には90度の角度間隔を
隔てて永久磁石42、電磁石43、永久磁石44、電磁
石45が順次配列されている。永久磁石42には永久磁
石41の外周面に対面する側にS極が形成されており、
永久磁石44には永久磁石41の外周面に対面する側に
N極が形成されている。
【0010】電磁石43の励磁コイル46の一端および
電磁石45の励磁コイル47の一端は互いに接続され、
励磁コイル46の他端および励磁コイル47の他端は夫
々駆動回路32の可動接点48,49に接続される。駆
動回路32は実際には電子回路からなるが図3(A)お
よび(B)ではこれを簡略化して可動接点48,49で
表わしている。これら可動接点48,49の切換え作用
は電子制御ユニット20の出力信号に基いて行われる。
【0011】図3(A)に示されるように可動接点48
が電源に接続され、可動接点49が接地されると電磁石
43は永久磁石41の外周面に対面する側がN極とな
り、電磁石45は永久磁石41の外周面に対面する側が
S極となる。このとき吸気制御弁13は図1において破
線で示されるように全開する。これに対して図3(B)
に示されるように可動接点48が接地され、可動接点4
9が電源に接続されると電磁石43は永久磁石41の外
周面に対面する側がS極となり、電磁石45は永久磁石
41に対面する側がN極となる。従ってこのときには吸
気制御弁13が90度回転し、吸気制御弁13は図1に
おいて実線で示されるように吸気枝管8内の通路を全閉
する。従って可動接点48,49を切換えることによっ
て吸気制御弁13を全開又は全閉せしめることができる
ことがわかる。
【0012】一方、電磁切換弁16の切替え作用によっ
てダイアフラム負圧室14aを大気に開放すると吸気遮
断弁15は図1に示されるように全閉する。これに対し
て電磁切換弁16の切換え作用によってダイアフラム負
圧室14aが負圧タンク17に連結されると吸気遮断弁
15は全開する。従って電磁切換弁16を切換えること
によって吸気遮断弁15を全開又は全閉せしめることが
できることがわかる。
【0013】本発明において採用されている吸気制御方
法では基本的には各気筒に対して1個の吸気通路を設け
ると共にこの吸気通路内に吸気制御弁13を設け、この
吸気制御弁13を図4のA,Bで示されるように吸気弁
5が開弁せしめられる前に全開せしめ、吸気弁5が閉弁
する前に閉弁せしめる。更に、吸気弁5の開弁期間およ
び吸気制御弁13の開弁時期θ0は固定しておき、吸気
制御弁13の閉弁時期θCを制御する。燃焼室4内に吸
入空気が供給されるのは吸気弁5および吸気制御弁13
が共に開弁している期間たけであり、従って吸気制御弁
13の閉弁時期θCを制御することによって燃焼室4内
に供給される吸入空気量が制御されることになる。従っ
て吸入空気量の多い機関高負荷運転時には図4において
Aで示されるように吸気制御弁13の閉弁時期が遅くな
り、吸入空気量の少ない機関低負荷運転時には図4にお
いてBで示されるように吸気制御弁13の閉弁時期が早
められる。
【0014】ところで本発明において採用されている吸
気制御方法では基本的には機関吸気通路内にアクセルペ
ダルに連結されたスロットル弁は設けられておらず、ま
た上述したように吸気制御弁13は吸気弁5が開弁する
前に開弁せしめられる。従って吸気弁5が開弁する直前
には吸気ポート6内は大気圧となっている。次いで吸気
弁5が開弁して燃焼室4内に吸入空気の流入が開始され
ても吸気制御弁13は全開しているので燃焼室4内は大
きな負圧が発生することなくほぼ大気圧に維持され、斯
くしてポンピング損失を低減することができることにな
る。
【0015】ところが機関負荷が低くなると図4におい
てBで示されるように吸気制御弁13の閉弁時期が早め
られる。ところが吸気制御弁13の閉弁時期が早められ
ると燃焼室4内への吸入空気の流入が停止してから圧縮
行程末期までの期間が長くなる。その結果、燃焼室4内
に流入した空気によって燃焼室4内に発生した乱れが圧
縮行程末期までにかなり減衰し、斯くしてポンピング損
失は低減できるものの、良好な燃焼を得ることができな
くなる。図5はこのことを示している。即ち、図5にお
いて破線はスロットル弁を具えた通常の内燃機関におけ
るトルク変動を示しており、吸気制御弁13を用いた場
合には図5において実線で示されるように機関負荷が低
くなると燃焼が悪化してトルク変動が大きくなる。
【0016】そこで本発明による実施例では機関低負荷
運転時にトルク変動が大きくなるのを阻止するために吸
気通路を第1吸気通路8aと第2吸気通路8bとに分割
し、第1吸気通路8a内に吸気制御弁13を配置すると
共に第2吸気通路8b内に吸気遮断弁15を配置し、機
関低負荷運転時には吸気遮断弁15を全閉すると共に吸
気制御弁13の閉弁時期を制御して燃焼室4内に供給さ
れる吸入空気量を制御するようにしている。このように
吸気通路を2分割して片方の吸気通路を吸気遮断弁15
によって閉弁すると吸入空気の流れ面積は1個の吸気通
路を用いた場合に比べてかなり小さくなる。従って吸入
空気が流入しずらくなるために同一吸入空気量を得るた
めには1個の吸気通路を用いた場合に比べて吸気制御弁
13の閉弁時期を遅くしなければならないことになる。
云い換えると吸気制御弁13の閉弁時期を遅くすること
ができ、斯くして吸入空気流により燃焼室4内に発生し
た乱れを圧縮行程末期までさほど減衰することなく持続
することができるようになるので機関低負荷運転時であ
っても良好な燃焼が得られることになる。これが本発明
の基本的な考え方である。
【0017】ところで本発明による実施例ではトルク変
動が大きくなる機関低負荷運転時ばかりでなく、第1吸
気通路8aのみから吸入空気を流入させていたのでは吸
入空気量が不足する限界まで吸気遮断弁15を全閉せし
めるようにしている。この限界は吸入空気量Qと機関回
転数Nの関数であり、この限界が図6においてQnli
mitで示されている。図6からわかるように吸入空気
量QがQnlimitよりも少ないときは吸気遮断弁1
5が全閉せしめられ、吸入空気量QがQnlimitよ
りも多くなると吸気遮断弁15が全開せしめられる。
【0018】図7は本発明による実施例において用いら
れている吸気制御弁13の開度制御を示している。図7
において吸気制御弁13はクランク角θ0において開弁
せしめられ、クランクθCにおいて閉弁せしめられる。
この場合、吸気制御弁13の開弁時期θ0は吸気弁5が
開弁する前の一定クランク角に固定されており、吸気制
御弁13の閉弁時期θCが制御される。
【0019】吸気制御弁13の弁時期θCはアクセル
ペダル28の踏込み量Lと機関回転数Nとの関数であ
り、これが図8に示されている。なお、図8において実
線Xは吸気遮断弁15が閉弁せしめられているときの吸
気制御弁13の閉弁時期θCを示しており、破線Yは吸
気遮断弁15が開弁せしめられているときの吸気制御弁
13の閉弁時期θCを示している。また図8(A)は機
関回転数Nを一定とした場合の、図8(B)はアクセル
ペダル28の踏込み量Lを一定とした場合の吸気制御弁
13の閉弁時期θCの変化を示している。
【0020】図8(A)からわかるように吸気遮断弁1
5が閉弁せしめられていようと開弁せしめられていよう
とアクセルペダル28の踏込み量Lが大きくなるほど吸
気制御弁13の閉弁時期θCが大きくなり、即ち吸気制
御弁13の閉弁時期θCが遅くなり、斯くして燃焼室4
内に供給される吸入空気量が増大せしめられる。一方、
アクセルペダル28の踏込み量Lが一定の場合には、即
ち吸気制御弁13の閉弁時期θCが一定の場合には機関
回転数Nが高くなるほど吸入空気量が減少する。従って
機関回転数Nが高くなっても吸入空気量が減少しないよ
うに、即ち吸入空気量が機関回転数Nにかかわらずにア
クセルペダル28の踏込み量Lによって定まる最適な吸
入空気量となるように図8(B)に示す如く機関回転数
Nが高くなるにつれて吸気制御弁13の閉弁時期θCが
遅くされる。
【0021】なお、図8においてXで示される吸気遮断
弁15が閉弁せしめられているときの吸気制御弁13の
閉弁時期θCはアクセルペダル踏込み量Lと機関回転数
Nの関数として図9(A)に示すマップの形で予めRO
M22内に記憶されており、図8においてYで示される
吸気遮断弁15が開弁せしめられているときの吸気制御
弁13の閉弁時期θCはアクセルペダル踏込み量Lと機
関回転数Nの関数として図9(B)に示すマップの形で
予めROM22内に記憶されている。なお、吸気遮断弁
15が閉弁せしめられているときの吸気制御弁13の閉
弁時期θCは一個の吸気通路を設けた場合に比べて遅く
なっている。
【0022】図10は吸気制御弁13および吸気遮断弁
15の制御ルーチンを示しており、このルーチンは例え
ば一定クランク角度毎の割込みによって実行される。図
10を参照するとまず初めにステップ60において吸入
空気量Q、機関回転数Nおよびアクセルペダル踏込み量
Lが読込まれる。次いでステップ61では吸入空気量Q
および機関回転数Nに基いて図6からQnlimitが
算出される。次いでステップ62では吸入空気量QがQ
nlimitよりも小さいか否かが判別される。Q≦Q
nlimitのときにはステップ63に進んで吸気制御
弁13の開弁時期θ0が読込まれる。この開弁時期θ0
は固定値である。次いでステップ64ではアクセルペダ
ル踏込み量Lおよび機関回転数Nに基いて図9(A)に
示すマップから吸気制御弁13の閉弁時期θCが算出さ
れる。
【0023】次いでステップ65ではダイアフラム負圧
室14aを大気に開放するように電磁切換弁16が切換
えられ、斯くして吸気遮断弁15が閉弁せしめられる。
次いでステップ66では吸気制御弁13を開弁時期θ0
から弁時期θCまで全開せしめるための処理が行われ
る。一方、ステップ62においてQ>Qnlimitで
あると判別されたときにはステップ67に進んで吸気制
御弁13の開弁時期θ0が読込まれる。この開弁時期θ
0は前述したように固定値である。次いでステップ68
では図9(B)に示すマップに基いてアクセルペダル踏
込み量Lおよび機関回転数Nに応じた吸気制御弁13の
閉弁時期θCが算出される。次いでステップ69ではダ
イアフラム負圧室14aを負圧タンク17に連結するよ
うに電磁切換弁16が切換えられ、斯くして吸気遮断弁
15が全開せしめられる。次いでステップ66では吸気
制御弁13を開弁時期θ0から弁時期θCまで全開せ
しめるための処理が行われる。
【0024】吸入空気量QがQnlimitよりも大き
くなって吸気遮断弁15が開弁せしめられるような高吸
入空気量時には本来的にポンピング損失が小さくなる。
従ってこのときにはこれまで述べたように吸気制御弁1
3の閉弁時期θCを制御することなく吸気制御弁13を
全開状態に保持し、エアフローメータ10とサージタン
ク9間にスロットル弁を設けてこのスロットル弁により
吸入空気量を制御するようにしてもよい。ただし、この
場合には吸入空気量QがQnlimitよりも小さいと
きにはスロットル弁は全開又は全開近くに保持される。
【0025】
【発明の効果】機関の全運転領域に亘ってポンピング損
失を低減しつつ良好な燃焼を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】内燃機関の平面断面図である。
【図2】図1に示す内燃機関の全体図である。
【図3】アクチュエータおよび駆動回路を概略的に示す
図である。
【図4】吸気制御弁の開度変化を示す図である。
【図5】トルク変動を示す図である。
【図6】吸気遮断弁の開閉領域を示す図である。
【図7】吸気制御弁の開度変化を示す線図である。
【図8】吸気制御弁の閉弁時期を示す線図である。
【図9】マップを示す図である。
【図10】吸気制御弁および吸気遮断弁を制御するため
のフローチャートである。
【符号の説明】
5…吸気弁 6…吸気ポート 8a…第1吸気通路 8b…第2吸気通路 13…吸気制御弁 15…吸気遮断弁

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気弁を介して燃焼室内に通ずる機関吸
    気通路を第1の吸気通路と第2の吸気通路に分割し、該
    第1の吸気通路内に吸気制御弁を配置して少くとも機関
    低負荷運転時には吸気弁が開弁する前に吸気制御弁を開
    弁させかつ吸気弁の開弁期間中に吸気制御弁を閉弁させ
    ると共に機関負荷が高くなるに伴ない吸気制御弁の閉弁
    時期を遅らせて燃焼室内に供給される吸入空気量を吸気
    制御弁により制御するようにし、該第2の吸気通路内に
    吸気遮断弁を配置して吸入空気量が予め定められた限界
    を越えたときに該吸気遮断弁を開弁させ、該予め定めら
    れた限界を機関回転数が高くなるほど小さくするように
    した内燃機関の吸気制御装置。
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JPH05156953A (ja) 1993-06-22

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