JP2735961B2 - Dc−dcコンバータモジュール - Google Patents

Dc−dcコンバータモジュール

Info

Publication number
JP2735961B2
JP2735961B2 JP10216191A JP10216191A JP2735961B2 JP 2735961 B2 JP2735961 B2 JP 2735961B2 JP 10216191 A JP10216191 A JP 10216191A JP 10216191 A JP10216191 A JP 10216191A JP 2735961 B2 JP2735961 B2 JP 2735961B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
module
heat
converter module
converter
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10216191A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04261363A (ja
Inventor
孝幸 鈴木
哲夫 小池
篤臣 小幡
邦敏 清水
修一 大井
博 藤橋
邦晴 小川
貞二 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
INTEGURAN KK
Hino Motors Ltd
Original Assignee
INTEGURAN KK
Hino Jidosha Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by INTEGURAN KK, Hino Jidosha Kogyo KK filed Critical INTEGURAN KK
Priority to JP10216191A priority Critical patent/JP2735961B2/ja
Publication of JPH04261363A publication Critical patent/JPH04261363A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2735961B2 publication Critical patent/JP2735961B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、DC−DCコンバータ
モジュールに関し、さらに詳しくは、DC−DCコンバ
ータの電力変換部分を電気絶縁材料により一体化したモ
ジュールを放熱カバーで覆うと共に、上記モジュールを
ヒートシンクケース内に複数個並列に接続して大電流用
電源装置を構成してなるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種DC−DCコンバータには
種々の提案がなされており、例えば、第7図および第8
図に示すように、DC−DCコンバータの電力変換部分
を熱伝導性の良好な電気絶縁材料で一体化したモジュー
ルが知られている。すなわち、第7図において、1はD
C−DCコンバータ、2は入力側直流電源、3はDC−
DCコンバータ1の一次側スイッチング回路、4は変圧
器等からなる変換トランス、5は出力整流回路、6は出
力平滑回路、7は出力側直流電源、8は制御回路であ
る。そして、これら一次側スイッチング回路3を集積化
した一次基板9と、出力整流回路5及び出力平滑回路6
等の二次整流回路を集積化した二次基板10と、変換ト
ランス4は、制御回路8と共に電気絶縁材料で一体化す
ることにより、第8図に示すように、直流入力端子1
1、直流出力端子12及び制御用端子13を備えたDC
−DCコンバータモジュール14が構成されている。
【0003】しかしながら、上述した従来のDC−DC
コンバータモジュールでは、一次基板、二次基板及び変
換トランス等から発生する発熱量が大であり、この熱が
各素子の機能に影響を及ぼすという問題があるため、大
型のヒートシンクを付加したり、強力な冷却風により冷
却する等の、手段が必要であるが、設備が大型化して製
造コストが高くなる等の問題があった。また、モジュー
ルの端部に配設された直流入力端子、直流出力端子及び
制御用端子等は、プリント基板等への実装性を容易にす
るためピン状に突説されているが、実装時にピン端子に
加わるストレスが大きく、しかも振動や衝撃によって折
損することがある等の問題があった。さらに、大電流を
消費する電源装置として、DC−DCコンバータモジュ
ールを複数個並列に接続したものでは、各モジュール毎
に付加したヒートシンクによる放熱対策やピン端子の防
振対策が複雑で大型化すると共に、各モジュールから発
生する放射ノイズが、増大する等の問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、振動や衝撃
により損傷することがなく、効果的な放熱を行なうこと
ができ、モジュールからの放射ノイズを低減できる構造
を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は一次基板、二次基板及び変換トランス等の
電力変換回路を電気的絶縁材料で一体化したDC−DC
コンバータモジュールにおいて、上記DC−DCコンバ
ータモジュールを良熱伝導性シートを介して放熱カバー
で覆うと共に、上記モジュールの実装面に突設されたピ
ン端子を放熱カバー上面に組付けられた端子ホルダーの
端子部に半田付け等により固着したことを特徴とするも
のである。また、大電流を消費する電源装置として、D
C−DCコンバータモジュールをヒートシンク一体ケー
ス内に複数個並列に配設したことを特徴とするものであ
る。
【0006】本発明は上述した構成により、一次基板、
二次基板と変換トランス等の電力変換回路を良熱伝導性
の電気絶縁材料で一体化にモジュール化すると共に、放
熱機能の大きいアルミ等のカバーで覆ったことにより、
それぞれの基板の電力素子から発生する熱、及び変換ト
ランスから発生する熱を均一化して放熱カバーより効果
的な熱放散が可能となる。また、モジュールの実装面よ
り突設したピン端子は、耐熱性樹脂等で成形された端子
ホルダーのネジ端子部に半田付け等により固着されるの
でピン端子に加わるストレスが解消され、振動・衝撃に
対する強度改善になる。さらに、大電流を消費する電源
装置として、DC−DCコンバータモジュールをヒート
シンク一体ケース内に複数個並列に配設したものでは、
上記ヒートシンクケース内を外部から強制冷却すること
により、モジュール全体の熱を内部に蓄積することなく
外部に放散することが可能であり熱設計が容易であると
共に、各モジュール間の応力が回避され、各モジュール
より発生する放射ノイズを軽減することができる。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。図1は本発明によるDC−DCコンバータモ
ジュールのアッセンブリを示す分解斜視図であり、符号
15はDC−DCコンバータモジュール、16はアルミ
等の熱伝導性の良好な放熱カバー、17は端子ホルダ
ー、18はシリコン等の熱伝導性の良好なシート、19
は絶縁シート、20はアルミ等の熱伝導性の良好な放熱
版である。上記DC−DCコンバータモジュール15
は、一次基板、二次基板、及び変換トランス等の電力変
換回路を良熱伝導性の電気絶縁材料で一体化したもので
あり、すでに公知となっているものである。上記DC−
DCコンバータモジュール15の実装面には、直流入力
端子、直流出力端子及び制御用端子等のピン端子21が
突設されている。そして、図2示すように、放熱板20
上に載置されたDC−DCコンバータモジュール15の
実装面であるピン端子21側上面は、熱伝導性の良好な
シート18を介して放熱カバー16で覆われると共に、
放熱カバー16の上面には、絶縁シート19を介して端
子ホルダー17が組み付けられ、この端子ホルダー17
が固定ネジ22により放熱板20に結合される。ここ
で、上記端子ホルダー17は高耐熱性樹脂で成形されて
おり、この端子ホルダー17には各ピン端子21に対応
しかつ対応関係におかれたピン端子21に導通できるネ
ジ端子23が一体的にモールドされているので、端子ホ
ルダー17を放熱板20に結合した後、DC−DCコン
バータモジュール15の各ピン端子21と端子ホルダー
17のネジ端子23の基端部23a とが半田等により固着
される。このようにして結合されたDC−DCコンバー
タモジュールのアッセンブリは、所定のヒートシンク上
に組み付けられると共に、各ネジ端子23に所定のリー
ド線または導電板を接続することにより、電源装置が構
成される。このように構成された実施例によるDC−D
Cコンバータモジュールでは、それぞれの基板の電力素
子から発生する熱が、放熱カバー16及び放熱板20よ
りヒートシンクを介して放散されるので、過熱を防止す
ることができる。また、モジュール15の実装面より突
設された各ピン端子21は、端子ホルダー17のネジ端
子23の基端部23a に半田付されているので、ピン端子
21に加わるストレスが解消され、振動、衝撃に対する
強度が向上する。一方、図3は大電流を消費する電源装
置として、DC−DCコンバータモジュールを複数個並
列に配設した場合の回路図であり、図4ないし図6に示
すようなヒートシンク一体ケース25内に組付けられ
る。上記ヒートシンク一体ケース25は、ケース本体2
6と底蓋27とからなっている。そしてこのケース本体
26には各種端子部を収納するジャンクションボックス
26a が設けられており、このジャンクションボックス26
a を除いた上面には放熱フィン26b が形成されている。
また、上記ケース本体26には、外気吸収用のブリーザ
パイプ28a,28b が取付けられている。
【0008】このように構成された大電流を消費する電
源装置では、モジュール全体の熱を内部に蓄積すること
なく外部に放散することが可能であり、熱設計が容易で
あると共に、各モジュール15間の応力が回避され、し
かも各モジュール15より発生する放射ノイズをケース
内に封じ込めて軽減することができる。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるDC
−DCコンバータモジュールでは、電力変換回路を熱伝
導性の良好な電気絶縁材料で一体的にモジュール化し、
放熱機能の大きい放熱カバーで覆うと共に、モジュール
の実装面に突設したピン端子は耐熱性樹脂等で成形され
た端子ホルダーのネジ端子部に半田付け等で固着したの
で、モジュールの各電力素子から発生する熱及び変換ト
ランス等から発生する熱を均一化して放熱カバーより効
果的に熱放散が可能であり、しかもモジュールのピン端
子に加わるストレスが解消され、振動、衝撃に対する強
度改善が可能である。また、大電流を消費する電力装置
としてDC−DCコンバータモジュールをヒートシンク
一体ケース内に複数個並列に配設したものでは、モジュ
ール全体の熱を内部に蓄積することなく外部に放散する
ことが可能であり、熱設計が容易であると共に、各モジ
ュール間の取付応力が回避され、しかも各モジュールよ
り発生する放射ノイズはケース内に封じ込めることによ
って大幅に軽減することができる。
【0010】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるDC−DCコンバータモジュール
のアッセンブリを示す分解斜視図
【図2】図1の断面図
【図3】大電流を消費する電源装置の回路図
【図4】ヒートシンク一体ケースの一部破断した側面図
【図5】同ヒートシンク一体ケースの上面図
【図6】同ヒートシンク一体ケースの正面図
【図7】一般的なDC−DCコンバータモジュールのブ
ロック図
【図8】従来例のDC−DCコンバータモジュールを示
す斜視図
【符号の説明】
15 DC−DCコンバータモジュール 16 放熱カバー 17 端子ホルダー 18 シート 19 絶縁シート 20 放熱板 21 ピン端子 22 固着ネジ 23 ネジ端子 25 ヒートシンク一体ケース 26 ケース本体 26a ジャンクションボックス 26b 放熱フィン 28a,28b ブリーザパイプ
フロントページの続き (72)発明者 小幡 篤臣 東京都日野市日野台3丁目1番地1 日 野自動車工業株式会社 日野工場内 (72)発明者 清水 邦敏 東京都日野市日野台3丁目1番地1 日 野自動車工業株式会社 日野工場内 (72)発明者 大井 修一 群馬県新田郡新田町大字早川字早川3番 地 澤藤電機株式会社 新田工場内 (72)発明者 藤橋 博 東京都台東区上野4丁目6番7−301 インテグラン株式会社内 (72)発明者 小川 邦晴 東京都台東区上野4丁目6番7−301 インテグラン株式会社内 (72)発明者 熊谷 貞二 東京都台東区上野4丁目6番7−301 インテグラン株式会社内 (56)参考文献 実開 昭53−68963(JP,U) 実開 昭62−12253(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次基板、二次基板及び変換トランス等
    の電力変換回路を電気的絶縁材料で一体化したDC−D
    Cコンバータモジュールにおいて、上記DC−DCコン
    バータモジュールを良熱伝導性シートを介して放熱カバ
    ーで覆うと共に、上記モジュールの実装面に突設された
    ピン端子を放熱カバー上面に組付けられた端子ホルダー
    の端子部に半田付け等により固着したことを特徴とする
    DC−DCコンバータモジュール。
  2. 【請求項2】 上記DC−DCコンバータモジュールを
    ヒートシンク一体ケース内に複数個並列に配設して大電
    流を消費する電力装置を構成したことを特徴とする請求
    項1記載のDC−DCコンバータモジュール。
JP10216191A 1991-02-08 1991-02-08 Dc−dcコンバータモジュール Expired - Fee Related JP2735961B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10216191A JP2735961B2 (ja) 1991-02-08 1991-02-08 Dc−dcコンバータモジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10216191A JP2735961B2 (ja) 1991-02-08 1991-02-08 Dc−dcコンバータモジュール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04261363A JPH04261363A (ja) 1992-09-17
JP2735961B2 true JP2735961B2 (ja) 1998-04-02

Family

ID=14320002

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10216191A Expired - Fee Related JP2735961B2 (ja) 1991-02-08 1991-02-08 Dc−dcコンバータモジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2735961B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04261363A (ja) 1992-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6366486B1 (en) Power supply device for enhancing heat-dissipating effect
JPWO2017154696A1 (ja) 回路構成体
CN109219320B (zh) 电子设备及其散热装置和车辆设备
US20070133177A1 (en) Flexing chip heatsink
US6434005B1 (en) Power converter packaging
WO2019208184A1 (ja) 電力変換装置
JP2008177324A (ja) 半導体ブロック
JP3286106B2 (ja) スイッチング電源装置
JP3259576B2 (ja) スイッチング電源用整流部の組立構造
JP2009283840A (ja) 電子回路モジュール
JP2735961B2 (ja) Dc−dcコンバータモジュール
JP2001359280A (ja) 電源装置
CN214708464U (zh) 控制器
JPH07106721A (ja) プリント回路板及びその放熱方法
US11540424B2 (en) Electric power converter
JPH11307968A (ja) 電子制御装置の放熱構造
JP2002369528A (ja) Dc−dcコンバータ装置
JPH11299220A (ja) スイッチング電源
JPS63250900A (ja) パワ−モジユ−ルの実装構造
JP2002344177A (ja) 電子装置
JP2862695B2 (ja) 回路モジュールの実装構造
KR101826727B1 (ko) 방열 장치 및 그 제조 방법
JP7267412B2 (ja) 電力変換装置および電力変換装置の製造方法
CN211655991U (zh) 一种变频器及其主板
JP4029349B2 (ja) バスバーを具備する回路装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080109

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090109

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100109

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110109

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees