JP2735269B2 - 無菌充填方法及び装置 - Google Patents

無菌充填方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は珈琲、ジュース、スープ等の衛生的な管理を
必要とする飲食品の無菌充填装置及び無菌充填方法に係
り、特に注出口を備えた無菌包装容器に内容物を無菌的
に充填する装置及び注出口を備えた無菌包装容器に内容
物を無菌的に充填する方法に関する。
〔従来の技術〕
近年、珈琲、ジュース、スープ等の衛生的な管理を必
要とする飲食品を貯蔵、分配するための容器としてシー
ト状の包材(例えば、ポリエチレン/アルミニューム/
延伸ナイロン/ポリエチレン)の周縁を熱溶着して袋状
に形成した容器が従来から用いられてきた缶より安価
で、廃棄性に優れるため広く用いられるようになってい
る。
この容器に珈琲、ジュース、スープ等の衛生的な管理
を必要とする飲食品を無菌的に充填する装置としては滅
菌した2枚のシート状の包材を重合し、その周縁を熱溶
着して、一端が開放している袋状の容器を形成した後、
解放部から内容物を充填し、その後開放している一端を
熱溶着により封鎖する装置が用いられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記無菌充填装置には容器に注出口を
装着する機構が設けられているものは存在しなかったた
め、上記装置により飲食品が無菌充填された容器には注
出口を有するものは存在しなかった。従って、充填され
ている飲食品を取り出すには容器を破って取り出すこと
となり、使い残した飲食品の保存に問題があった。
また、近年いわゆるファーストフード店等では珈琲、
ジュース、スープ等を飲料供給機(デイスペンサー)に
より分配することがあるが、従来の装置により充填され
た飲食品をディスペンサーに供給するには容器の一端を
破って飲食品をディスペンサーのタンクに注入していた
がこれにより飲食品の無菌性を害し、また飲食品をディ
スペンサーのタンクに注入ことに手間を要するという問
題があり、ディスペンサーとワンタッチで接続可能な注
出口を有する容器に内容物を無菌的に充填する装置の開
発が要望されていた。
本発明は、上記した点に鑑み、注出口を有する容器に
珈琲、ジュース、スープ等の衛生的な管理を必要とする
飲食品を無菌充填する装置及び注出口を有する容器に珈
琲、ジュース、スープ等の衛生的な管理を必要とする飲
食品を無菌充填する方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本発明は、原反ロールから繰出された包材に
注出口を装着する工程と、上記注出口が付いた包材を走
行させつつ殺菌剤中にどぶ漬けし滅菌する工程と、該滅
菌剤で滅菌された包材を無菌チャンバー内に導入して一
端が開放した袋状容器に形成する工程と、上記無菌チャ
ンバー内で上記袋状容器の開放した一端から上記袋状容
器内に内容物を充填する工程と、上記無菌チャンバー内
で上記内容物を充填した袋状容器の開放した一端を封鎖
する工程とを有する無菌充填方法を採用し、また、原反
ロールから繰出された包材に注出口を装着する手段と、
上記注出口が付いた包材を走行させつつどぶ漬けし滅菌
する滅菌槽と、該滅菌槽で滅菌された包材を導入する無
菌チャンバーと、該無菌チャンバー内で上記滅菌された
包材を一端が開放した袋状容器に形成する手段と、上記
無菌チャンバー内で上記袋状容器にその開放した一端か
ら内容物を充填する手段と、上記無菌チャンバー内で上
記内容物を充填した袋状容器の開放した一端を封鎖する
手段とを有する無菌充填装置を採用する。
〔作用〕
本発明は注出口が装着された包材を滅菌した後、袋状
の容器に成型し、飲食品の無菌充填を行うので、注出口
を有する容器に飲食品を無菌的に充填、貯蔵することが
可能になり、注出口にキャップを被せることにより使い
残した飲食品の保存が容易になり、またディスペンサー
と直接に連結することが可能となりファーストフード店
等で安全、迅速に飲食品の分配を行うことができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の一実施例について説明
する。
第1図は本発明に係る無菌充填装置1を示し、この無
菌充填装置1は容器形成部10と充填部30とから構成され
ている。
容器形成部10には原反ロール2がもうけられ、この原
反ロール2にはポリエチレン/アルミニューム/延伸ナ
イロン/ポリエチレンやポリエチレンテレフタレート/
アルミニューム/延伸ナイロン/ポリエチレン等の包材
3が巻回されている。
この原反ロールから搬出された包材はカッター4によ
って開口0が形成される。次に、エチレン−酢酸ビニル
共重合体(EVA)等包材内側のポリエチレンと溶着可能
な樹脂で形成される注出口5が注出口搬送機構52により
搬送され、開口0において注出口5の筒部5bが包材内側
から外側に突出し、注出口5のフランジ部5aが包材内側
と当接するように装着される。次に、加熱筒51が上昇し
注出口5のフランジ部5aと当接し、下降した押圧筒50が
注出口5のフランジ部5aと包材内側の当接部を押圧する
ことにより、注出口5がそのフランジ部5aにより包材3
と熱溶着される(第2図)。
注出口が装着された包材は滅菌槽6に搬送さられる。
この滅菌槽6には過酸化水素水(H2O2)が満たされてお
り、包材3及び包材に装着された注出口5はこの過酸化
水素水中にどぶ漬けされることにより滅菌されることに
なる。
過酸化水素水により滅菌された包材3はガイドローラ
ーgを介して搬送され、ケーシングに固定されているカ
ッター7により中央から2枚に切断され、ガイドロール
8,8により左右に分離して搬送される。
中央から切断された包材は反転ローラー9,9により反
転させられ、ガイドローラーg,gと合せローラー51,51に
より包材内側が合わせられて2枚に重ねられる。
そして、ボトム加熱板10,10により一端が加熱され、
その後、ボトム冷却板11,11により加熱部位が冷却され
ることによりその一端が付着され袋状容器の底部を形成
する。このボトム加熱板10,10及びボトム冷却板11,11は
上下に可働に設けられており。包材3が所定間隔搬送さ
れると包材3を挟みつけることにより加熱、及び冷却を
行う。
次に、サイド加熱板12,12により両サイドが加熱さ
れ、その後、サイド冷却板13,13により加熱部位が冷却
されることにより両サイドが付着されることにより、袋
状容器の側部を形成する。
最後に、包材3は所定間隔搬送されるごとに、カッタ
ー14により切断され、一端が解放されている袋状容器の
形成を終了する。
尚、注出口5が設けられた包材3の搬送には多数のロ
ーラーが用いられるが、注出口が突出することによりロ
ーラーによる搬送が妨げられることのないよう、いくつ
かのローラーには溝部16,16,…が形成されている。
以上のように形成されたその一端が開放されている袋
状容器15は容器形成部10内において横たえられている状
態から垂立した状態となり充填部30に搬送され充填に付
される。
充填部30に搬送された袋状容器15は熱溶着されていな
い一端の両側が押圧されることにより開口する。次に、
充填ノズル31が袋状容器15の開口部15a内に挿入され、
内容物が充填される。このとき充填ノズルを第3図に示
されるようにと内容物充填ノズル31aとその周辺に設け
られたガスノズル31bとから構成し、ノズルを袋状容器
の底部に近い位置まで挿入し、内容物を充填する際、ガ
スノズル31bから窒素等のガスを流出させ、充填の際に
生じる泡を窒素等のガスに置換することにより、内容物
の酸化を防止することができるように構成してもよい。
次に、内容物が充填された袋状容器の開放されている
一端を重ね合わせ、トップ加熱板32,32により加熱して
溶着することにより、封鎖され無菌充填を終了する。
尚、以上の容器形成、充填の工程は内容物の衛生状態
を保持するため無菌チャンバー内で行われる。
内容物が充填された容器は最後にシュート33を通じて
搬出される。
〔発明の効果〕
本発明は、原反ロールから繰出された包材を注出口が
付いた状態で滅菌槽内にどぶ漬けして滅菌し、この滅菌
した包材を直ちに無菌チャンバー内に導いて袋状容器に
成形し、内容物を充填するので、注出口を有する容器に
飲食品を無菌的に充填、貯蔵することが可能になり、ま
た、注出口が装着されたことにより使い残した飲食品の
保存が容易になり、さらに、ディスペンサーと直接に接
続することが可能となり、ファーストフード店等で安
全、迅速に飲食品の分配を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る無菌充填装置の斜視図、第2図は
包材に注出口を取り付けた状態を示す断面図、第3図は
充填ノズルの断面図である。 3……包材、5……注出口、6……滅菌槽、15……容
器。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原反ロールから繰出された包材に注出口を
    装着する工程と、上記注出口が付いた包材を走行させつ
    つ殺菌剤中にどぶ漬けし滅菌する工程と、該滅菌剤で滅
    菌された包材を無菌チャンバー内に導入して一端が開放
    した袋状容器に形成する工程と、上記無菌チャンバー内
    で上記袋状容器の開放した一端から上記袋状容器内に内
    容物を充填する工程と、上記無菌チャンバー内で上記内
    容物を充填した袋状容器の開放した一端を封鎖する工程
    とを有することを特徴とする無菌充填方法。
  2. 【請求項2】原反ロールから繰出された包材に注出口を
    装着する手段と、上記注出口が付いた包材を走行させつ
    つどぶ漬けし滅菌する滅菌槽と、該滅菌槽で滅菌された
    包材を導入する無菌チャンバーと、該無菌チャンバー内
    で上記滅菌された包材を一端が開放した袋状容器に形成
    する手段と、上記無菌チャンバー内で上記袋状容器にそ
    の開放した一端から内容物を充填する手段と、上記無菌
    チャンバー内で上記内容物を充填した袋状容器の開放し
    た一端を封鎖する手段とを有することを特徴とする無菌
    充填装置。
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