JP2735098B2 - 指紋特異点検出方法及び指紋特異点検出装置 - Google Patents

指紋特異点検出方法及び指紋特異点検出装置

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JP2735098B2 JP7266661A JP26666195A JP2735098B2 JP 2735098 B2 JP2735098 B2 JP 2735098B2 JP 7266661 A JP7266661 A JP 7266661A JP 26666195 A JP26666195 A JP 26666195A JP 2735098 B2 JP2735098 B2 JP 2735098B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、指紋や掌紋の分
類、特徴抽出方法及び装置に関し、特に指紋に対する特
異点検出方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の計算機による指紋特異点検出方法
としては、指紋をベクトル場として捉え、その局所領域
における発散を面積分することによりコア、デルタとい
った特異点を検出する方法[S.Ohteru,H.K
obayashi,T.Kubo,and F.Nod
a:“Automated FingerprintC
lassifir”,Proceedings of
2nd International Pattern
Recognition Conference,A
ugust,1974]、隆線方向の方向分布パターン
と予め作成した標準パターンとのマッチングにより特異
点を検出する方法[中村納他:“方向分布パターンによ
る指紋画像の分類”,電子通信学会論文誌Vol.J6
5−D,No.10,ページ1286−1293,19
82/10]がある。ここでは、本発明と類似した方法
である後者について、図17を用いて説明する。
【0003】従来方法では、図18に示すような隆線方
向パターン上のある注目点に対し、方向分布パターン作
成部302において、隆線の方向分布パターンを作成
し、距離計算部303において、予め特異点ごとに作成
された標準パターンとの距離計算を行い、距離判定部3
04において、距離値の最も小さくなるカテゴリを検出
結果とする。
【0004】まず、方向分布パターン作成部302にお
ける処理を説明する。図19に示すように、注目点を円
の中心とした16個の扇状領域を考え、扇状領域Wi
おける隆線方向jと中心線Li のなす角度のうち、小さ
い方(90°以下のもの)をrj i とする。扇状領域W
i に含まれるN個の隆線方向について平均Ci を下記の
数式1によって求め、16方向に量子化された角度iに
ついて2次元的に表現した方向分布パターンを形成す
る。
【0005】
【数1】 指紋の隆線方向パターンは、ウォール(Whorl)と
ループ(Loop)とデルタ(Delta)の3つの特
異点と、特異点ではないペリフェリー(Periphe
ry)の合計4つのカテゴリに分類される。ウォールと
ループはコアと呼ばれる。これらウォール、ループ、デ
ルタ、及びペリフェリーに対する方向分布パターンは、
図20に示すように特徴的な2次元図形パターンとして
観測される。
【0006】次に、距離計算部303における処理を説
明する。これらの2次元図形パターンを分類するため
に、予め目視によって隆線方向パターンから特異点及び
周辺部を選定し、カテゴリごとに標準パターンCt を作
成する。この標準パターンと隆線方向パターンとのパタ
ーン間距離Dを下記の数式2によって計算する。
【0007】
【数2】 ここで、sは標準パターンの回転量を表す。つまり、角
度に関してずらしマッチングを行うことにより、最小パ
ターン間距離Dを求める。
【0008】距離判定部304では、カテゴリごとの距
離値Dを比較し、この値が最小となるカテゴリを求める
ことによって、指紋特異点ウォール、ループ、デルタを
検出し、検出した指紋特異点を検出結果305として出
力する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
指紋特異点検出方法には、予め目視によって特異点を選
定し、それら特異点付近の方向分布パターンを用いて標
準パターンを作成しなくてはならない手間、及び、量子
化されたパターン同士の距離計算を行っているため、距
離値が隆線方向パターンの回転に依存し、検出精度が低
下するという欠点があった。これについて、デルタの場
合を例にとり、図21及び図22を用いて説明する。デ
ルタの方向分布パターンには、図21で太い実線で示し
たように山谷が3つづつ現れ、扇状領域の角度を16方
向に量子化した場合は、黒ぬり正方形で示した点がサン
プリングされる。一方、同一隆線方向パターンを反時計
回りに360/32度だけ回転させた場合は、図22に
太い実線で示した方向分布パターンが得られ、黒ぬり正
方形で示した点がサンプリングされる。この2つの方向
分布パターンは本来同一のものであるが、サンプリング
点が異なるため、ずらしマッチングを行ってもこれらの
パターン間距離は0にはならない。従って、入力パター
ンと標準パターンとの距離値は隆線方向パターンの回転
に依存して変動し、検出精度が低下する問題がある。
【0010】本発明の課題は、標準パターンの作成が不
要で、なおかつ検出精度が隆線方向パターンの回転に依
存しない高検出精度の指紋特異点検出方法を提供するこ
とにある。
【0011】本発明の別の課題は、標準パターンの作成
が不要で、なおかつ検出精度が隆線方向パターンの回転
に依存しない高検出精度の指紋特異点検出装置を提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、指紋の
隆線方向を表す隆線方向パターンから指紋特異点を検出
する指紋特異点検出方法において、前記隆線方向パター
ン上の注目点を中心とする円上の複数点の各々における
接線方向を表す接線方向ベクトルと前記円上の複数点の
各々における隆線方向を表す隆線方向ベクトルとの内積
値を求め、前記円上の複数点において求められた内積値
の分布を隆線方向分布として出力する第1のステップ
と、前記隆線方向分布から前記指紋特異点を検出する第
2のステップとを含むことを特徴とする指紋特異点検出
方法が得られる。
【0013】更に本発明によれば、指紋の隆線方向を表
す隆線方向パターンから指紋特異点を検出する指紋特異
点検出装置において、上の注目点を中心とする円上の複
数点の各々における接線方向を表す接線方向ベクトルと
前記円上の複数点の各々における隆線方向を表す隆線方
向ベクトルとの内積値を求め、前記円上の複数点におい
て求められた内積値の分布を隆線方向分布として出力す
る第1の手段と、前記隆線方向分布から前記指紋特異点
を検出する第2の手段とを含むことを特徴とする指紋特
異点検出装置が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例について図面
を参照して説明する。
【0015】図1を参照すると、本発明の第一の実施例
による指紋特異点検出方法を実施する指紋特異点検出装
置は、指紋の隆線方向を表す隆線方向パターン101か
ら指紋特異点(コア、デルタ)を検出するためのもので
あって、前記隆線方向パターン101上の注目点を中心
とする円上の複数点の各々における接線方向を表す接線
方向ベクトルと前記円上の複数点の各々における隆線方
向を表す隆線方向ベクトルとの内積値を求め、前記円上
の複数点において求められた内積値の分布を隆線方向分
布として出力する方向分布作成部102と、前記隆線方
向分布から前記指紋特異点を検出する指紋特異点検出部
とを含む。
【0016】この指紋特異点検出部は、前記隆線方向分
布をフーリエ展開し、フーリエ展開された結果を周波数
成分ごとに出力するフーリエ展開部103と、前記フー
リエ展開された結果の前記周波数成分ごとの強度を計算
する強度計算部104と、前記周波数成分ごとの前記強
度から前記指紋特異点を検出し、検出した指紋特異点を
検出結果106として出力する強度判定部105とを含
む。
【0017】即ち、方向分布作成部102は、指紋の隆
線方向パターン101と注目点を中心とする円の接線方
向との内積を、円の角度ごとに求めることによって隆線
方向分布を作成する。フーリエ展開部103は、前記隆
線方向分布をフーリエ展開する。強度計算部104は、
フーリエ展開後の周波数成分ごとの強度を求める。強度
判定部105は、各周波数成分の強度を比較することに
よって、指紋特異点(コア、デルタ)を検出する。
【0018】図2を参照すると、本発明の第二の実施例
による指紋特異点検出方法を実施する指紋特異点検出装
置は、図1の方向分布作成部102と同様な動作をする
方向分布作成部202を含む。即ち、方向分布作成部2
02は、指紋の隆線方向を表す隆線方向パターン201
上の注目点を中心とする円上の複数点の各々における接
線方向を表す接線方向ベクトルと前記円上の複数点の各
々における隆線方向を表す隆線方向ベクトルとの内積値
を求め、前記円上の複数点において求められた内積値の
分布を隆線方向分布として出力する。
【0019】図2の指紋特異点検出装置は、更に、前記
隆線方向分布から指紋特異点(コア、デルタ)を検出す
る別の指紋特異点検出部を含む。この別の指紋特異点検
出部は、前記隆線方向分布を複数の部分分布に分け、こ
れら複数の部分分布を、複数の平滑化された部分分布に
それぞれ平滑化する平滑化部203と、前記複数の平滑
化された部分分布の値の極性を基に、正から負への極性
の変化及び負から正への極性の変化の回数をゼロ交差数
として検出し、このゼロ交差数から前記指紋特異点を検
出し、検出した指紋特異点を検出結果205として出力
するゼロ交差数検出部204とを含む。
【0020】次に図1の第一の実施例の作用を図3を用
いて説明する。注目点を中心とする円周上の点における
接線方向と水平方向のなす角度をθ1 、その点における
隆線方向と水平方向のなす角度をθ2 とし、接線方向を
表すベクトルを(R1 cos 2θ1 ,R1 sin 2θ1 )、
隆線方向を表すベクトルを(R2 cos 2θ2 ,R2 sin
2θ2 )として定義する。ここで、R1 ,R2 は任意の
定数であり、θ1 及びθ2 は、0からπまでの値をと
る。この2つのベクトルの内積を求めると、 R1 2 (cos 2θ1 cos 2θ2 +sin 2θ1 sin 2θ
2 )=R1 2 cos2(θ2 −θ1 ) となる。この式から、接線方向と隆線方向が同じ場合に
最大値R1 2 をとり、直交する場合に最小値−R1
2 をとることがわかる。従って、横軸を円の角度θ、縦
軸を内積値とすると、図4に示すようにウォール(Wh
orl)、ループ(Loop)、ペリフェリー(Per
iphery)、デルタ(Delta)に対して特徴的
な隆線方向分布が得られる。この隆線方向分布をf(h)
で表すこととする。ただし、mを2以上の整数としたと
きhは0から(m−1)までの整数を表す。即ち、θ
は、θ=2πh/mで表わされることとなる。この隆線
方向分布f(h) を第0〜第(m−1)点でサンプリング
した後、離散フーリエ展開し、下記の数式3によって表
されるフーリエ係数を求める。
【0021】
【数3】 求まったフーリエ係数から、各周波数成分kごとの強度
は、a(k) 2 +b(k)2 として得られる。ただし、k=
0の場合は、a(0) 2 /4である。ウォール、ループ、
ペリフェリー、デルタ付近では、それぞれk=0,1,
2,3に対する強度の値が大きくなるので、これらの値
を比較することによって、特異点を検出することができ
る。
【0022】特異点付近の隆線方向分布は、sin関数
を用いて f(h) =A(k)sin(2πkh/m+φ)=A(k)sinφco
s(2πkh/m)+A(k)cosφsin(2πkh/m) と近似されるが、フーリエ展開後の周波数成分kの強度 a(k) 2 +b(k) 2 ={A(k)sinφ}2 +{A(k)cos
φ}2 =A(k) 2 には、隆線方向パターンの回転を表す位相φが含まれな
い。従って、本発明による特異点検出結果は、隆線方向
パターンの回転の影響を受けない。
【0023】次に図2の第二の実施例の作用を説明す
る。第一の実施例と同様の方法によって得られた隆線方
向分布f(h) に対して、例えば連続する3点ごとに平均
値を求めることによって平滑化処理を施した後、ゼロ交
差数を求める。ゼロ交差数とは、値が正から負へ、ある
いは負から正へ変わる回数のことである。ウォールの場
合は0、ループの場合は1、デルタの場合は3となるの
で、このゼロ交差数を用いて特異点を検出することがで
きる。ゼロ交差数は、隆線方向パターンが回転しても変
わらないので、本発明による特異点検出結果は、隆線方
向パターンの回転の影響を受けない。
【0024】なお、図1の指紋特異点検出装置におい
て、方向分布作成部102とフーリエ展開部103との
間に、図2の平滑化部203と同様の平滑化部を接続し
てもよい。この際、この平滑化部は、平滑化部203と
同様に、方向分布作成部102からの隆線方向分布を複
数の部分分布に分け、これら複数の部分分布をそれぞれ
平滑化(平均化)し、複数の平滑化(平均化)された部
分分布をフーリエ展開部103に送出する。この平滑化
部を設けない場合には、前記隆線方向分布がノイズを含
んでいると、該ノイズがフーリエ展開部103にそのま
ま与えられて、フーリエ展開された結果に誤差が含まれ
ることとなる。これに対して、この平滑化部を設けた場
合には、この平滑化部によって前記隆線方向分布に含ま
れるノイズがフーリエ展開部103のフーリエ展開され
た結果に与える影響を減じることができ、フーリエ展開
された結果に含まれる誤差が減じることができる。
【0025】次に図1及び図2の実施例の動作をより詳
細に説明する。
【0026】まず、本発明を実施するにあたり、図18
に示した隆線方向パターンから、ある注目点を中心に切
り出した7×7の隆線方向パターンを用意する。例え
ば、ウォール、ループ、デルタと呼ばれる特異点付近、
あるいはそれ以外のペリフェリーと呼ばれる領域の代表
的な隆線方向パターンは、図5に示すようなパターンに
なる。
【0027】図1の第一の実施例を、図6から図9に示
したフローチャートを用いて説明する。
【0028】方向分布作成手段102のフローチャート
を図6に示す。S1602において、7×7の隆線方向
パターン上の位置を表すiの値を1に設定する。S16
03において、位置iにおける隆線方向と水平方向との
なす角度θ(i) を用いて、ベクトル(u(i) ,v(i) )
を次式によって求める。
【0029】u(i) =cos2θ(i) v(i) =cos2θ(i) S1604において、図10に示す渦状フィルタの位置
iにおける線分と水平方向とのなす角度φ(i) を用い
て、ベクトル(x(i) ,y(i) )を次式によって求め
る。
【0030】x(i) =cos2φ(i) y(i) =cos2φ(i) x(i) の値は図11に示すように、y(i) の値は図12
に示すように予め計算できるので、S1604ではこの
値を参照するだけでも良い。S1605において、位置
iにおける(u(i) ,v(i) )と(x(i) ,y(i) )と
の内積s(i) を、次式によって求める。
【0031】 s(i) =u(i) x(i) +v(i) y(i) S1606において、7×7の全ての領域について内積
値s(i) が計算されたかどうか判断される。すなわち、
i=49の場合はS1608に進み、そうでなければS
1607でiが1増加された後、S1603にもどる。
S1608からS1611の処理で、h=0〜15に対
するf(h) の値を0に設定する。S1612において、
7×7の隆線方向パターン上の位置を表すiの値を1に
設定する。S1613からS1615において、図13
に示した量子化角度を表す0から15の値を持つ指標D
(i) を用いて、内積値s(i) の和を求める。すなわち、
量子化された16方向h=0〜15について、内積値s
(i) の総和を求めることにより、接線の方向分布f(h)
を得る。
【0032】フーリエ展開手段103のフローチャート
を図7に示す。S1702において、周波数成分kの値
を0に設定する。S1703において、フーリエ係数a
(k),b(k) の値を0に設定する。S1704からS1
707において、量子化された16方向に対する方向分
布f(h) を用い、下記の数式4に従ってフーリエ係数a
(k) ,b(k) を計算する。
【0033】
【数4】 S1708において、周波数成分k=3までフーリエ係
数が計算されたかどうか判断し、k<3であればS17
09でkの値を1増加した後、S1703に戻る。k=
3であれば処理を終了する。
【0034】強度計算手段104のフローチャートを図
8に示す。S1802において、k=0の時の強度P
(0) がフーリエ係数a(0) を用いて計算される。S18
03からS1806において、k=1〜3の時の強度P
(k) が、フーリエ係数a(k) ,b(k) を用いて計算され
る。
【0035】強度判定手段105のフローチャートを図
9に示す。S1902において、検出結果を表すTに0
を代入し、Mにk=0の時の強度P(0) を代入する。S
1903からS1907において、周波数成分kの強度
P(k) とMとの比較が行われ、最終的にk=0〜3にお
ける強度P(k) の最大値がMに、その時のkの値がTに
代入される。処理が終了した時のTの値が、0の時はウ
ォール、1の時はループ、3の時はデルタとして、特異
点の検出結果とする。T=2の時は、特異点は検出され
なかったとする。
【0036】次に図2の第二の実施例を、図14及び図
15に示したフローチャートを用いて説明する。
【0037】方向分布作成手段202のフローチャート
は図6に示したものと同じであり、量子化された16方
向に対する隆線の方向分布f(h) ,h=0〜15が得ら
れる。
【0038】平滑化手段203のフローチャートを図1
4に示す。S2002において、平滑化後の方向分布g
(0) ,g(15)を求める。S2003からS2006にお
いて、h=1〜14に対するg(h) を求める。
【0039】ゼロ交差数検出手段204のフローチャー
トを図15に示す。S2102において、ゼロ交差点を
表すcの値を0に設定する。S2103からS2104
において、g(15)が正かつg(0) が負の場合には、cの
値を1増加させる。S2105からS2109におい
て、h=0〜14についてg(h) とg(h+1) の符号の変
化を調べ、g(h) が正かつg(h+1) が負の場合には、c
の値を1増加させる。処理が終了した時のcの値が、0
の時はウォール、1の時はループ、3の時はデルタとし
て特異点の検出結果とする。c=2の時は、特異点は検
出されなかったとする。
【0040】以上、本発明の指紋特異点検出方法の実施
例について述べた。実施例では7×7の渦状パターンを
用いて説明したが、異なるサイズのパターンを用いても
本発明は有効である。また、強度判定手段105では、
周波数成分k=0〜3において、強度P(k) が最大とな
るkを検出結果としたが、kごとに適当なしきい値を設
定し、強度P(k) がそのしきい値より大きい場合に、そ
れに対応する特異点が検出されたとしても構わない。さ
らに、ゼロ交差数検出手段204において、ゼロ交差数
の代わりに山谷の数を用いても、本発明が有効であるこ
とは容易に推察される。
【0041】次に図1及び図2の実施例の効果を説明す
る。
【0042】図3において、円の法線方向と水平方向の
なす角度θは、接線方向の角度θ1を用いて、θ=θ1
−π/2として与えられるので、法線方向を表すベクト
ルは、 (R1 cos 2θ,R1 sin 2θ)=−(R1 cos 2
θ1 ,R1 sin 2θ1 ) となる。つまり、円の法線方向を表すベクトルを用いて
得られた方向分布は、円の接線方向を用いた場合の結果
と符号が反転するだけなので、フーリエ展開後の強度の
値は、接線方向を表すベクトルを用いた場合と同じであ
る。すなわち、図10に示した渦状パターンと直交する
図16に示す放射状パターンを用いた場合でも、渦状パ
ターンを用いた場合と全く同様の特異点検出結果を得る
ことができる。従って、この場合でも本発明は有効であ
る。
【0043】また、円の接線方向と隆線方向の外積によ
って方向分布を求めた場合、接線方向の角度をθ1 、隆
線方向の角度をθ2 とすると、 R1 2 (cos 2θ1 sin 2θ2 −sin 2θ1 cos 2θ
2 )=R1 2 sin 2(θ2 −θ1 ) となる。すなわち、接線と隆線が同じ方向の場合、ある
いは直交する場合にこの値は0となり、±45度の場合
に−R1 2 あるいはR1 2 の値をとる。したがっ
て、ウォールの方向分布は常に0になってしまうが、ル
ープ、デルタ、ペリフェリーについては、内積によって
得られた方向分布と類似した方向分布が得られるので、
これをフーリエ展開し、各周波数成分ごとの強度を求め
ることによって、あるいはゼロ交差数を求めることによ
って、ウォール以外の特異点を検出することができる。
従って、この場合でも本発明は有効である。もちろん、
円の法線方向と隆線方向の外積によって方向分布を求め
た場合も同様に有効である。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
を用いれば、特異点の検出精度が隆線方向パターンの回
転に依存しないため、従来手法に比べて精度良い特異点
が可能となる。また、本発明では標準パターンを作成す
る必要がないため、予め目視によって特異点を選定し、
隆線の方向分布の標準パターンを作成する手間を必要と
しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例による指紋特異点検出方
法を実施する指紋特異点検出装置のブロック図である。
【図2】本発明の第二の実施例による指紋特異点検出方
法を実施する指紋特異点検出装置のブロック図である。
【図3】本発明の作用を説明するための図である。
【図4】本発明の作用を説明するための図である。
【図5】本発明を説明するための図である。
【図6】図1の第一の実施例を説明するためのフローチ
ャートである。
【図7】図1の第一の実施例を説明するためのフローチ
ャートである。
【図8】図1の第一の実施例を説明するためのフローチ
ャートである。
【図9】図1の第一の実施例を説明するためのフローチ
ャートである。
【図10】本発明を説明するための図である。
【図11】本発明を説明するための図である。
【図12】本発明を説明するための図である。
【図13】本発明を説明するための図である。
【図14】図2の第二の実施例を説明するためのフロー
チャートである。
【図15】図2の第二の実施例を説明するためのフロー
チャートである。
【図16】図1及び図2の実施例の効果を説明するため
の図である。
【図17】従来の方法を実施するための装置のブロック
図である。
【図18】隆線方向パターンの例を示した図である。
【図19】従来の方法を説明するための図である。
【図20】従来の方法で得られる方向分布パターンの例
を示す図である。
【図21】従来の方法を説明するための図である。
【図22】従来の方法を説明するめの図である。
【符号の説明】
101 隆線方向パターン 102 方向分布作成部 103 フーリエ展開部 104 強度計算部 105 強度判定部 106 検出結果 201 隆線方向パターン 202 方向分布作成部 203 平滑化部 204 ゼロ交差検出部 205 検出結果

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指紋の隆線方向を表す隆線方向パターン
    から指紋特異点を検出する指紋特異点方法において、 前記隆線方向パターン上の注目点を中心とする円上の複
    数点の各々における接線方向を表す接線方向ベクトルと
    前記円上の複数点の各々における隆線方向を表す隆線方
    向ベクトルとの内積値を求め、前記円上の複数点におい
    て求められた内積値の分布を隆線方向分布として出力す
    る第1のステップと、 前記隆線方向分布から前記指紋特異点を検出する第2の
    ステップとを含むことを特徴とする指紋特異点検出方
    法。
  2. 【請求項2】 前記第2のステップは、 前記隆線方向分布をフーリエ展開し、フーリエ展開され
    た結果を周波数成分ごとに出力するステップと、 前記フーリエ展開された結果の前記周波数成分ごとの強
    度を計算するステップと、 前記周波数成分ごとの前記強度から前記指紋特異点を検
    出するステップとを含むことを特徴とする請求項1に記
    載の指紋特異点検出方法。
  3. 【請求項3】 前記第2のステップは、 前記隆線方向分布を複数の部分分布に分け、これら複数
    の部分分布を、複数の平滑化された部分分布にそれぞれ
    平滑化するステップと、 前記複数の平滑化された部分分布をフーリエ展開し、フ
    ーリエ展開された結果を周波数成分ごとに出力するステ
    ップと、 前記フーリエ展開された結果の前記周波数成分ごとの強
    度を計算するステップと、 前記周波数成分ごとの前記強度から前記指紋特異点を検
    出するステップとを含むことを特徴とする請求項1に記
    載の指紋特異点検出方法。
  4. 【請求項4】 前記第2のステップは、 前記隆線方向分布を複数の部分分布に分け、これら複数
    の部分分布を、複数の平滑化された部分分布にそれぞれ
    平滑化するステップと、 前記複数の平滑化された部分分布の値の極性を基に、正
    から負への極性の変化及び負から正への極性の変化の回
    数をゼロ交差数として検出し、このゼロ交差数から前記
    指紋特異点を検出するステップとを含むことを特徴とす
    る請求項1に記載の指紋特異点検出方法。
  5. 【請求項5】 指紋の隆線方向を表す隆線方向パターン
    から指紋特異点を検出する指紋特異点検出装置におい
    て、 前記隆線方向パターン上の注目点を中心とする円上の複
    数点の各々における接線方向を表す接線方向ベクトルと
    前記円上の複数点の各々における隆線方向を表す隆線方
    向ベクトルとの内積値を求め、前記円上の複数点におい
    て求められた内積値の分布を隆線方向分布として出力す
    る第1の手段と、 前記隆線方向分布から前記指紋特異点を検出する第2の
    手段とを含むことを特徴とする指紋特異点検出装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の手段は、 前記隆線方向分布をフーリエ展開し、フーリエ展開され
    た結果を周波数成分ごとに出力するフーリエ展開手段
    と、 前記フーリエ展開された結果の前記周波数成分ごとの強
    度を計算する強度計算手段と、 前記周波数成分ごとの前記強度から前記指紋特異点を検
    出する手段とを含むことを特徴とする請求項5に記載の
    指紋特異点検出装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の手段は、 前記隆線方向分布を複数の部分分布に分け、これら複数
    の部分分布を、複数の平滑化された部分分布にそれぞれ
    平滑化する平滑化手段と、 前記複数の平滑化された部分分布をフーリエ展開し、フ
    ーリエ展開された結果を周波数成分ごとに出力するフー
    リエ展開手段と、 前記フーリエ展開された結果の前記周波数成分ごとの強
    度を計算する強度計算手段と、 前記周波数成分ごとの前記強度から前記指紋特異点を検
    出する手段とを含むことを特徴とする請求項5に記載の
    指紋特異点検出装置。
  8. 【請求項8】 前記第2の手段は、 前記隆線方向分布を複数の部分分布に分け、これら複数
    の部分分布を、複数の平滑化された部分分布にそれぞれ
    平滑化する平滑化手段と、 前記複数の平滑化された部分分布の値の極性を基に、正
    から負への極性の変化及び負から正への極性の変化の回
    数をゼロ交差数として検出し、このゼロ交差数から前記
    指紋特異点を検出するゼロ交差数検出手段とを含むこと
    を特徴とする請求項5に記載の指紋特異点検出装置。
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