JP2731812B2 - 鉄筋メッシュ用結束機 - Google Patents

鉄筋メッシュ用結束機

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JP2731812B2
JP2731812B2 JP7108281A JP10828195A JP2731812B2 JP 2731812 B2 JP2731812 B2 JP 2731812B2 JP 7108281 A JP7108281 A JP 7108281A JP 10828195 A JP10828195 A JP 10828195A JP 2731812 B2 JP2731812 B2 JP 2731812B2
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gripping
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feeding
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博昭 小谷
作利 黒木
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YAHIRO KOOHOREESHON JUGEN
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YAHIRO KOOHOREESHON JUGEN
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    • E04BUILDING
    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G21/00Preparing, conveying, or working-up building materials or building elements in situ; Other devices or measures for constructional work
    • E04G21/12Mounting of reinforcing inserts; Prestressing
    • E04G21/122Machines for joining reinforcing bars
    • E04G21/123Wire twisting tools

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  • Architecture (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として鉄筋コンクリ
−トの打設時における鉄筋メッシュを結束せしめる結束
機に関する。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】従来
より、この種の結束機としては、本発明者が先に開示し
た結束機(特開平5−98807号)が知られており、
これを図11及び図12に基づいて説明する。
【0003】即ち、同図中、51は携帯自在な筒状のケ
−シング本体、52は該ケ−シング本体51の後端部に
内設された一対の溝付き送り込みロ−ラ、53はケ−シ
ング本体51の先端部に設けられた湾曲状の曲げ部材、
54はケ−シング本体51の長手方向に沿ってその内部
に固定鉄心55および回転子鉄心56を介して正逆回転
自在に内設された回転主軸、57は該回転主軸54の中
心線に沿って形成された所要径の挿通孔、58は回転主
軸54の回転トルクによりカミ合い作動すべく該挿通孔
57の先部に内設されたスライド刃、59は前記曲げ部
材53により輪状に巻回される結束線Aの巻回軌跡上に
位置すべく回転主軸54先端に突出状に周設された略ピ
ン状の曲げ込み部材である。
【0004】上述の如く構成された従来例は、回転主軸
54の回転作動に連動して曲げ込み部材59及びスライ
ド刃58を作動せしめつつ、送り込みロ−ラ52により
結束線Aを順次回転主軸54の挿通孔57を通して曲げ
部材53に送り込み、湾曲状に折曲して被結束物Bを囲
繞せしめる。そして、結束線Aの先端部を曲げ込み部材
59に掛止せしめつつ、曲げ込み部材59の回転作動に
より後続の結束線A部位を囲繞下の基端部位に巻回せし
めつつ捩じて結束すると共に、スライド刃58により結
束線Aを切断せしめるものである。
【0005】上記の従来例は、極めてコンパクトな構成
でもって鉄筋メッシュ等の被結束物Bを容易に結束する
ことが出来る反面、結束線Aをスライド刃58により切
断するものとされているから、瞬時にタイミングよく切
断しずらいのみならず、略ピン状の曲げ込み部材59で
もって巻回結束線Aを捩りつつ結束せしめるため、被結
束物Bを必ずしも充分に結束しずらいものである。さら
に、かかる略ピン状の曲げ込み部材59は、単に回転主
軸54の先端に周設されているにすぎないものであるか
ら、結束線Aの掛止時においては隣あう曲げ込み部材5
9間の間隙を結束線Aの巻回軌跡上に確実に位置せしめ
ずらい欠点を有するものである。
【0006】また、上記従来例の外に、特公昭59−3
9027号公報や特開昭63−191719号公報に示
された結束機が知られているが、結束線の切断機構や捩
り機構が極めて複雑であって、その製作が非常に面倒で
煩しいのみならず、切断作用や捩り作用の点において満
足し得ないものであり、必ずしも充分な結束効果を期待
しずらいものである。
【0007】本発明は、従来の問題点を一挙に解決し、
所要の結束作業を迅速、かつ、確実に行うことが出来る
極めてコンパクトに構成された結束機を提供しようとす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本出願の第1の発明は、
携帯自在なケ−シング本体1の後端部に結束線Aを先端
方向へ送り込む送り込み装置4が、同先端部には送り込
まれた結束線Aを順次輪状に巻回せしめる巻回装置5が
各々配設されると共に、該巻回装置5に対応して巻回結
束線Aを把持しつつ捩る捩り装置6が配設され、かつ、
送り込み装置4の先方には結束線Aを所定の長さに切断
せしめる切断装置7が配設されてなる鉄筋メッシュ用結
束機において、上記切断装置7は一端部に刃体22が設
けられると共に他端部に転動体24が設けられてなる揺
動ア−ム21a・21bと、該転動体24が付勢部材2
6を介して接触自在とされた捩り装置用回転ホルダ−2
7とよりなり、上記刃体22は結束線Aの送り込み方向
に直交すべく配設されると共に、回転ホルダ−27の少
くとも一側にはフラット面状の切欠き部29が形成さ
れ、転動体24を回転ホルダ−27の切欠き部29と被
切欠き部30に接触せしめつつ揺動ア−ム21a・21
bを介して刃体22を切断作動せしめるべく構成された
ものである。
【0009】本出願の第2の発明は、携帯自在なケ−シ
ング本体1の後端部に結束線Aを先端方向へ送り込む送
り込み装置4が、同先端部には送り込まれた結束線Aを
順次輪状に巻回せしめる巻回装置5が各々配設されると
共に、該巻回装置5に対応して巻回結束線Aを把持しつ
つ捩る捩り装置6が配設され、かつ、送り込み装置4の
先方には結束線Aを所定の長さに切断せしめる切断装置
7が配設されてなる鉄筋メッシュ用結束機において、上
記捩り装置6は巻回装置5に対応すべくケ−シング本体
1の後端部に配設された回転ホルダ−27と、該回転ホ
ルダ−27の先部に可動自在に嵌合された把持体31と
よりなり、該把持体31は付勢部材33を介して開閉自
在に枢着された一対の把持片32より構成されると共
に、該各把持片32を枢着する枢軸34の両端部は回転
ホルダ−27の長手方向に沿ってその両側に形成された
所要長の溝孔28に摺動自在に嵌合され、しかも、一対
の把持片32により囲繞形成される把持孔35は巻回装
置5により巻回される結束線Aの巻回軌跡上に位置せし
められ、把持孔35内に巻回結束線Aを把持せしめて回
転ホルダ−27により把持体31を回転せしめつつ、回
転ホルダ−27にかかる負荷の増加に伴って把持体31
を漸次後退作動せしめることにより引張状態でもって捩
り作動せしめるべく構成されたものである。
【0010】本出願の第3の発明は、携帯自在なケ−シ
ング本体1の後端部に結束線Aを先端方向へ送り込む送
り込み装置4が、同先端部には送り込まれた結束線Aを
順次輪状に巻回せしめる巻回装置5が各々配設されると
共に、該巻回装置5に対応して巻回結束線Aを把持しつ
つ捩る捩り装置6が配設され、かつ、送り込み装置4の
先方には結束線Aを所定の長さに切断せしめる切断装置
7が配設されてなる鉄筋メッシュ用結束機において、上
記捩り装置6は巻回装置5に対応すべくケ−シング本体
1の後端部に配設されたフラット面状の切欠き部29を
有する回転ホルダ−27と、該回転ホルダ−27の先部
に可動自在に嵌合された開閉作動自在な一対の把持片3
2よりなる把持体31と、回転ホルダ−27に付勢部材
26を介して接触せしめられた転動体24とよりなり、
回転ホルダ−27の切欠き部29に転動体24を接触せ
しめることにより把持片32でもって囲繞形成される把
持孔35を結束線Aの巻回軌跡上に停止せしめるべく構
成されたものである。
【0011】
【作用】送り込み装置4により結束線Aを巻回装置5に
順次送り込み、一対の把持片32でもって囲繞形成され
る把持孔35に挿通せしめつつ輪状に巻回して被結束物
Bを囲繞せしめる。しかるのち、回転ホルダ−27を所
定方向に回転作動せしめる。そして、回転ホルダ−27
の被切欠き部30に転動体24を接触せしめ、揺動ア−
ム21a・21bを介して刃体22により結束線Aを所
要の長さに切断せしめると共に、把持孔35に巻回結束
線Aを挿通せしめた把持体31を回転作動せしめつつ、
回転ホルダ−27にかかる負荷の増加に伴って漸次後退
作動せしめることにより引張状態でもって捩り作動せし
め、被結束物Bを結束せしめる。そして、把持体31の
捩り作動により回転ホルダ−27に所定量の負荷がかか
ると、把持体31を構成する把持片32が付勢部材33
の付勢に抗して開作動し、巻回結束線Aを解放すると共
に、回転ホルダ−27を停止せしめることにより把持体
31を原状に復帰せしめ、かつ、回転ホルダ−27の切
欠き部29に転動体24を接触せしめて把持片32によ
り囲繞形成される把持孔35を結束線Aの巻回軌跡上に
停止せしめる。
【0012】
【実施例】以下に、本発明を図面に示す一実施例につい
て説明する。1は携帯自在なケ−シング本体、2は該ケ
−シング本体1の下端に垂設された握り部、3は該握り
部2に取付けられたトリガ−である。4は結束線Aを先
端方向に送り込むべくケ−シング本体1の後端部に配設
された送り込み装置、5は該送り込み装置4により送り
込まれた結束線Aを順次輪状に巻回せしめるべくケ−シ
ング本体1の先端部に突出状に配設された巻回装置、6
は該巻回装置5により巻回された結束線Aを把持して捩
るべくケ−シング本体1の先部に配設された捩り装置、
7は送り込み装置4の先方に位置して結束線Aを所定の
長さに切断せしめるべくケ−シング本体1に配設された
切断装置である。
【0013】8・9は前記送り込み装置4を構成する前
後一対の主送り込みロ−ラと従送り込みロ−ラで、該主
従送り込みロ−ラ8・9は各々一対の筋目付きロ−ラ部
材10を対向状に配設すると共に、付勢バネ11を介し
て接近・離間自在に構成されている。12は主送り込み
ロ−ラ8を構成するロ−ラ部材10の一方に歯車機構等
の伝動機構13を介して接続されたモ−タ、14は主送
り込みロ−ラ8に対応すべくケ−シング本体1の後端部
に水平配設された結束線用導入パイプ、15は従送り込
みロ−ラ9に対応すべくケ−シング本体1の先端方向に
向けて形成された結束線用通路である。
【0014】16は前記巻回装置5を構成する半円弧状
の曲げ部材、17は該曲げ部材16の内周面に沿って形
成された所要条のガイド溝で、曲げ部材16は取付け部
材18を介して止ネジ19によりケ−シング本体1先部
に突出状に取付けられている。20は前記結束線用通路
15に連通すべく取付け部材18の長手方向に沿って形
成された挿通孔で、該挿通孔20は曲げ部材16のガイ
ド溝17に連通するものとされている。
【0015】21aは前記切断装置7を構成する揺動ア
−ム、22は該揺動ア−ム21aの一端部に取付けられ
た切断孔23付き刃体、24は同他端部に枢着された転
動体で、上記揺動ア−ム21aは刃体22を結束線Aの
送り込み方向に直交せしめると共に、転動体24を後記
する回転ホルダ−27の基端部に接触せしめるべくピン
25を介して前記取付け部材18に揺動自在に枢着され
ている。26は転動体24を回転ホルダ−27に押圧接
触せしめるべく揺動ア−ム21aと取付け部材18との
間に介装された付勢バネである。
【0016】27は前記捩り装置6を構成する筒状の回
転ホルダ−、28は該回転ホルダ−27の先端より基端
方向に向けてその両側に対向形成された溝孔、29・3
0は前記転動体24を接触せしめるべく回転ホルダ−2
7の基端部両側に対向状に形成されたフラット面状の切
欠き部と残余の被切欠き部で、転動体24が切欠き部2
9に接触すると刃体22の切断孔23は取付け部材18
の挿通孔20に連通して結束線Aを挿通せしめ、また、
転動体24が被切欠き部30に接触すると刃体22が下
方に作動して切断孔23縁により結束線Aを押切り状に
切断するものとされている。31は回転ホルダ−27の
先部に可動自在に嵌合保持された把持体で、該把持体3
1は付勢バネ33を介して開閉作動自在に枢着された一
対の略フック状把持片32により構成されると共に、把
持片32を枢着する枢軸34の両端部は各々回転ホルダ
−27の溝孔28に摺動自在に嵌合せしめられ、しか
も、一対の把持片32により囲繞形成される把持孔35
は、前記転動体24が回転ホルダ−27の切欠き部29
に接触すると自動的に結束線Aの巻回軌跡上に停止する
ものとされている。36は回転ホルダ−27を回転作動
せしめるべくケ−シング本体1に内設されたモ−タで、
該モ−タ36と前記送り込み用のモ−タ12とは、所要
のコントロ−ラ(図示略)を介してトリガ−3により順
次起動・停止作動せしめるべく構成されている。
【0017】次に、上述の如く構成された実施例の作動
について説明する。まず、結束線Aを導入パイプ14に
挿入せしめ、その先部を付勢バネ11の付勢に抗して強
制的に主従送り込みロ−ラ8・9にカミ込ませる。この
さい、図5及び図6に示すように、転動体24は回転ホ
ルダ−27の切欠き部29に接触せしめられている。こ
のため、刃体22の切断孔23は取付け部材18の挿通
孔20に連通せしめられると共に、一対の把持片32に
より囲繞形成される把持孔35は結束線Aの巻回軌跡上
に位置せしめられている。しかるのち、トリガ−3を引
くとモ−タ12が起動し、ロ−ラ部材10を駆動せしめ
つつ主従送り込みロ−ラ8・9により結束線Aが順次通
路15・挿通孔20・切断孔23を通して曲げ部材16
のガイド溝17に送り込まれ、把持孔35を挿通しつつ
輪状に巻回して被結束物Bを囲繞せしめる(図9A参
照)。そして、被結束物Bの囲繞が完了すると、モ−タ
12が停止して送り込み装置4による結束線Aの送り込
みを停止せしめる。
【0018】モ−タ12が停止すると、次いでモ−タ3
6が起動し、回転ホルダ−27を所定方向に回転作動せ
しめる。すると、図7及び図8に示すように、回転ホル
ダ−27の回転に伴ってその切欠き部29に接触する転
動体24は次第に被切欠き部30に接触し、付勢バネ2
6の付勢に抗して揺動ア−ム21aを揺動せしめること
により刃体22を下方に作動せしめ、切断孔23縁でも
って挿通する結束線Aを切断せしめると共に、把持体3
1はその把持孔35に巻回結束線Aを把持しつつ回転し
て捩り作動を開始し、被結束物Bを結束せしめる(図9
B参照)。このさい、枢軸34は溝孔28に摺動自在に
嵌合せしめられているから、把持体31の捩り作動に伴
って回転ホルダ−27に所要の負荷がかかると枢軸34
は次第に溝孔28に沿って摺動しつつ後退することによ
り把持体31を漸次後退作動せしめ、引張状態下に捩り
作動を行わしめてその捩りを確実になし得る(図9C参
照)。そして、回転ホルダ−27に所定量の負荷がかか
ると把持体31を構成する把持片32は付勢部材33の
付勢に抗して開作動し、巻回結束線Aを解放して原状に
復帰すると共に、モ−タ36が停止し、また、切欠き部
29に付勢バネ26を介して転動体24が押圧接触せし
められることにより回転ホルダ−27もその回転を停止
する。このさい、切欠き部29に対する転動体24の押
圧接触により、刃体22の切断孔23は揺動ア−ム21
aを介して取付け部材18の挿通孔20に連通せしめら
れ、また、一対の把持片32により囲繞形成される把持
孔35は結束線Aの巻回軌跡上に位置せしめられる。
【0019】以下同様に、結束線Aを送り込み装置4に
より送り込み、巻回装置5、捩り装置6、及び切断装置
7でもって所要の被結束物Bを結束せしめるとよい。
【0020】なお、上記実施例において、刃体22は揺
動ア−ム21aを介して取付け部材18の先端部に位置
するものとされているが、結束線Aを経済的な長さに切
断せしめるべく図10に示すように、先部を半円弧状に
湾曲形成せしめた揺動ア−ム21bでもって曲げ部材1
6の先端部に位置せしめてもよい。また、送り込み装置
4は主従送り込みロ−ラ8・9により構成されている
が、これに限定されるものでなく、主送り込みロ−ラ8
のみで構成せしめても良く、更に、回転ホルダ−27の
基端部にはその両側に対向状にフラット面状の切欠き部
29が形成されているが、かかる切欠き部29を一側面
にのみ形成せしめてもよいものである。
【0021】
【発明の効果】本出願の第1の発明は上述のように構成
されているから、転動体24を回転ホルダ−27のフラ
ット面状切欠き部29と被切欠き部30に接触せしめつ
つ揺動ア−ム21a・21bを介して刃体22により結
束線Aを切断作動せしめることが出来るものであって、
従来例に比して結束線Aの切断作動を迅速、かつ、確実
に、しかもスム−ズに行うことが出来る。
【0022】また、本出願の第2の発明は上述のように
構成されているから、把持孔35に巻回結束線Aを把持
せしめた把持体31を回転ホルダ−27により回転せし
めつつ、回転ホルダ−27にかかる負荷の増加に伴って
漸次後退作動せしめることにより引張状態下に捩り作動
せしめることが出来るものであって、従来例に比して上
述の如き極めて簡単な構成でもって巻回結束線Aを迅
速、かつ確実に、しかも、強固に捩じて結束せしめるこ
とが出来る。
【0023】さらに、本出願の第3の発明は上述のよう
に構成されているから、結束線Aの巻回時においては、
回転ホルダ−27のフラット面状切欠き部29に転動体
24を接触せしめ、一対の把持片32により囲繞形成さ
れる把持孔35を結束線Aの巻回軌跡上に確実に、しか
も安定的に停止保持せしめることが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す側面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】図2のI−I線に沿う拡大断面図である。
【図4】巻回装置5および切断装置7を示す分解斜視図
である。
【図5】結束線Aの巻回状態を示す一部拡大断面図であ
る。
【図6】図5のII−II線に沿う断面図である。
【図7】結束線Aの切断状態を示す一部拡大断面図であ
る。
【図8】図7のIII−III線に沿う断面図である。
【図9】結束線Aの送り込み・巻回・切断・捩りの各作
動状態を示す側面図である。
【図10】本発明の他の実施例を示す一部拡大断面図で
ある。
【図11】従来例の作動状態を示す縦断面図である。
【図12】同作動状態を示す一部断面図である。
【符号の説明】
1 ケ−シング本体 4 送り込み装置 5 巻回装置 6 捩り装置 7 切断装置 21a・21b 揺動ア−ム 22 刃体 23 切断孔 24 転動体 26 付勢バネ 27 回転ホルダ− 28 溝孔 29 切欠き部 30 被切欠き部 31 把持体 32 把持片 33 付勢バネ 34 枢軸 35 把持孔 A 結束線 B 被結束物

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】携帯自在なケ−シング本体1の後端部に結
    束線Aを先端方向へ送り込む送り込み装置4が、同先端
    部には送り込まれた結束線Aを順次輪状に巻回せしめる
    巻回装置5が各々配設されると共に、該巻回装置5に対
    応して巻回結束線Aを把持しつつ捩る捩り装置6が配設
    され、かつ、送り込み装置4の先方には結束線Aを所定
    の長さに切断せしめる切断装置7が配設されてなる鉄筋
    メッシュ用結束機において、上記切断装置7は一端部に
    刃体22が設けられると共に他端部に転動体24が設け
    られてなる揺動ア−ム21a・21bと、該転動体24
    が付勢部材26を介して接触自在とされた捩り装置用回
    転ホルダ−27とよりなり、上記刃体22は結束線Aの
    送り込み方向に直交すべく配設されると共に、回転ホル
    ダ−27の少くとも一側にはフラット面状の切欠き部2
    9が形成され、転動体24を回転ホルダ−27の切欠き
    部29と被切欠き部30に接触せしめつつ揺動ア−ム2
    1a・21bを介して刃体22を切断作動せしめるべく
    構成されてなることを特徴とする鉄筋メッシュ用結束
    機。
  2. 【請求項2】携帯自在なケ−シング本体1の後端部に結
    束線Aを先端方向へ送り込む送り込み装置4が、同先端
    部には送り込まれた結束線Aを順次輪状に巻回せしめる
    巻回装置5が各々配設されると共に、該巻回装置5に対
    応して巻回結束線Aを把持しつつ捩る捩り装置6が配設
    され、かつ、送り込み装置4の先方には結束線Aを所定
    の長さに切断せしめる切断装置7が配設されてなる鉄筋
    メッシュ用結束機において、上記捩り装置6は巻回装置
    5に対応すべくケ−シング本体1の後端部に配設された
    回転ホルダ−27と、該回転ホルダ−27の先部に可動
    自在に嵌合された把持体31とよりなり、該把持体31
    は付勢部材33を介して開閉自在に枢着された一対の把
    持片32より構成されると共に、該各把持片32を枢着
    する枢軸34の両端部は回転ホルダ−27の長手方向に
    沿ってその両側に形成された所要長の溝孔28に摺動自
    在に嵌合され、しかも、一対の把持片32により囲繞形
    成される把持孔35は巻回装置5により巻回される結束
    線Aの巻回軌跡上に位置せしめられ、把持孔35内に巻
    回結束線Aを把持せしめて回転ホルダ−27により把持
    体31を回転せしめつつ、回転ホルダ−27にかかる負
    荷の増加に伴って把持体31を漸次後退作動せしめるこ
    とにより引張状態でもって捩り作動せしめるべく構成さ
    れてなることを特徴とする鉄筋メッシュ用結束機。
  3. 【請求項3】携帯自在なケ−シング本体1の後端部に結
    束線Aを先端方向へ送り込む送り込み装置4が、同先端
    部には送り込まれた結束線Aを順次輪状に巻回せしめる
    巻回装置5が各々配設されると共に、該巻回装置5に対
    応して巻回結束線Aを把持しつつ捩る捩り装置6が配設
    され、かつ、送り込み装置4の先方には結束線Aを所定
    の長さに切断せしめる切断装置7が配設されてなる鉄筋
    メッシュ用結束機において、上記捩り装置6は巻回装置
    5に対応すべくケ−シング本体1の後端部に配設された
    フラット面状の切欠き部29を有する回転ホルダ−27
    と、該回転ホルダ−27の先部に可動自在に嵌合された
    開閉作動自在な一対の把持片32よりなる把持体31
    と、回転ホルダ−27に付勢部材26を介して接触せし
    められた転動体24とよりなり、回転ホルダ−27の切
    欠き部29に転動体24を接触せしめることにより把持
    片32でもって囲繞形成される把持孔35を結束線Aの
    巻回軌跡上に停止せしめるべく構成されてなることを特
    徴とする鉄筋メッシュ用結束機。
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