JP2731689B2 - 高圧三相配電線の相切替装置 - Google Patents

高圧三相配電線の相切替装置

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JP2731689B2
JP2731689B2 JP5068453A JP6845393A JP2731689B2 JP 2731689 B2 JP2731689 B2 JP 2731689B2 JP 5068453 A JP5068453 A JP 5068453A JP 6845393 A JP6845393 A JP 6845393A JP 2731689 B2 JP2731689 B2 JP 2731689B2
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cut
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contact switch
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正人 今井
和昭 加藤
徳男 大島
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NIPPON GAISHI KK
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    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/50Arrangements for eliminating or reducing asymmetry in polyphase networks

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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、三相負荷電流の不平衡
が大きい高圧三相配電線において、単相負荷が接続され
ている相を残りの相に切り替えるために使用される高圧
三相配電線の相切替装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高圧三相配電線に対する単相負荷の接続
は、三相中の任意の二相に対して行われることとなる
が、実際の系統においては単相負荷が特定の二相に集中
して接続されることが多い。このような場合には三相負
荷電流の不平衡状態を招き、電力設備の利用効率の悪化
や、三相誘導電動機の動作不具合の原因となる。
【0003】そこでこのような場合には、単相負荷が接
続されている相を残りの相に切り替えることが好まし
い。ところが、このためには長時間の停電工事を必要と
するので、主に結線トランスの片側のみ電圧タップを上
げたり、別系統から給電することによって対処してい
る。
【0004】上記の問題を解決するために、本発明者等
は実質的に無停電で相の切替えを行うことができる装置
を開発し、既に特願平4-228772号等として出願した。こ
の先願の相切替装置は、図4に示すように高圧三相配電
線の切断される相bの切断点Xと並列に第1の有接点開
閉器1を取り付けるとともに、この相bの切断点Xより
も負荷側の点と接続される相cとの間に、前記第1の有
接点開閉器1の開路に引続き高速で閉動作を行う無接点
開閉器2を取付け、さらにこの無接点開閉器2と並列に
この無接点開閉器2の閉動作に引続き閉動作を行う第2
の有接点開閉器3を取り付けたものである。
【0005】この相切替装置は、第1の有接点開閉器1
を閉として切断点Xを切断したうえ、第1の有接点開閉
器1の開路に引き続いて無接点開閉器2を高速で閉じて
瞬時に相の切替えを行うものである。この場合、第1の
有接点開閉器1を開路してから無接点開閉器2を閉じる
までの時間は停電となるので、この時間はできるだけ短
いことが望まれる。しかし停電時間を短くしようとする
あまり、切断される相bの電流が完全に遮断される前に
無接点開閉器2を閉じると相間短絡事故となる。従って
無接点開閉器2を閉じるタイミングを人手によりコント
ロールすることは容易ではなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の相切替装置の問題点を解決し、無接点開閉器を閉じる
タイミングを適切にコントロールすることにより、相間
短絡事故を防止しつつ半サイクル以内の短時間の停電で
相切替を行えるようにした高圧三相配電線の相切替装置
を提供するためになされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の高圧三相配電線
の相切替装置は、高圧三相配電線の切断される相の切断
点と並列に開閉器を取り付けるとともに、切断される相
の切断点よりも負荷側の点と接続される相との間に無接
点開閉器を取り付けた相切替装置において、切断される
相の電流が遮断されたときに電流の零点を検出するCT
と、このCTが電流の零点を検出した後、数msの間CTに電
流が流れていないことを確認したうえで上記無接点開閉
器を閉じる制御装置とを設けたことを特徴とするもので
ある。
【0008】
【作用】本発明においては、切断される相の電流が遮断
されたときにその零点をCTが検出し、このCTが電流の零
点を検出した後、数msの間CTに電流が流れていないこと
を制御装置が確認したうえで無接点開閉器を閉じる。こ
のために切断される相と接続される相とが短絡するおそ
れはなくなり、しかも半サイクル以内の短時間の停電で
相切替を行うことができる。
【0009】
【実施例】以下に本発明を実施例により更に詳細に説明
する。 〔実施例1〕図1は高圧三相配電線のa−b間に接続さ
れている単相負荷Lをa−cに切り替える装置の第1の
実施例を示すもので、bを切断される相、cを接続され
る相、Xを切断点とする。切断される相bの切断点Xと
並列な位置に第1の有接点開閉器1が取り付けられてい
る。また切断される相bの切断点Xよりも負荷側の点と
接続される相cとの間には、無接点開閉器2と第2の有
接点開閉器3とが並列に取り付けられている。
【0010】切断される相bにはCT4が設けられてお
り、切断される相bに流れる電流を検出している。また
制御装置5は、切断される相の電流が遮断されたときに
その零点をCT4が検出した後、数msの間CTに電流が流れ
ていないことを確認したうえで無接点開閉器2を閉じる
機能を備えている。
【0011】この実施例の装置による相切替えの手順は
次の通である。まず第1の有接点開閉器1を閉として切
断される相bの切断点Xを切断したうえ、第1の有接点
開閉器1を開く。CT4は切断される相bの遮断された電
流の零点を検出し、制御装置5は上記のようにその後数
msの間CTに電流が流れていないことを確認したうえで無
接点開閉器2を閉じる。このときの電流は図2のように
なる。これにより数msの停電で相の切替えが行われるの
で、更に第2の有接点開閉器3を閉じたうえで、この第
2の有接点開閉器3と並列に破線のように結線を行えば
よい。このように本発明の装置によれば半サイクル以内
の短時間の停電で相切替を行うことができるうえ、切断
される相bと接続される相cとが短絡するおそれをなく
することができる。
【0012】〔実施例2〕図1の実施例では切断される
相bの切断点Xと並列な位置に第1の有接点開閉器1を
取付け、これにより切断される相bの電流を遮断した。
しかし図3に示す第2の実施例のように、第1の有接点
開閉器1と並列に他の無接点開閉器6を取付けることも
できる。この無接点開閉器6は、第1の有接点開閉器1
を閉として切断される相bの切断点Xを切断したうえで
閉じられる。そして次に有接点開閉器1を開いて切断さ
れる相bの電流を全て無接点開閉器6に流した状態とし
たうえ、無接点開閉器6を開いて切断される相bの電流
を遮断する。
【0013】その後は第1の実施例と同様であり、CT4
が切断される相bの遮断された電流の零点を検出し、制
御装置5は上記のようにその後数msの間CTに電流が流れ
ていないことを確認したうえで無接点開閉器2を閉じ
る。この第2の実施例では切断される相bの遮断を無接
点開閉器2によって行うので、第1の実施例のように第
1の有接点開閉器1により電流の遮断を行うよりも迅速
な動作が可能であるとともに、アーク電圧発生による電
圧低下を引き起こさない利点がある。
【0014】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の高圧三
相配電線の相切替装置は、切断される相と接続される相
とが短絡するおそれを完全に防止しつつ、半サイクル以
内の短時間の停電で相切替を行うことができる利点があ
る。また何らかの原因により切断される相の電流遮断が
完全に行われていない場合には、相切替え動作を中止し
て短絡事故を未然に防止することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の高圧三相配電線の相切
替装置を示す回路図である。
【図2】相切替時の電流を示す波形図である。
【図3】本発明の第2の実施例の高圧三相配電線の相切
替装置を示す回路図である。
【図4】先願の高圧三相配電線の相切替装置を示す回路
図である。
【符号の説明】
1 第1の有接点開閉器 2 無接点開閉器 3 第2の有接点開閉器 4 CT 5 制御装置 6 他の無接点開閉器 b 切断される相 c 接続される相 X 切断点

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧三相配電線の切断される相の切断点
    と並列に開閉器を取り付けるとともに、切断される相の
    切断点よりも負荷側の点と接続される相との間に無接点
    開閉器を取り付けた相切替装置において、切断される相
    の電流が遮断されたときに電流の零点を検出するCTと、
    このCTが電流の零点を検出した後、数msの間CTに電流が
    流れていないことを確認したうえで上記無接点開閉器を
    閉じる制御装置とを設けたことを特徴とする高圧三相配
    電線の相切替装置。
JP5068453A 1993-03-26 1993-03-26 高圧三相配電線の相切替装置 Expired - Lifetime JP2731689B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2648777B2 (ja) * 1986-04-16 1997-09-03 ニシム電子工業株式会社 異相配電線電路の一時的切替および復旧方法
JPH03218229A (ja) * 1990-01-24 1991-09-25 Nishimu Denshi Kogyo Kk 地中配電線用引込線切替開閉器及びそれを用いた無停電電源切替方法

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