JP2727752B2 - 電力搬送装置 - Google Patents
電力搬送装置Info
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- JP2727752B2 JP2727752B2 JP2260949A JP26094990A JP2727752B2 JP 2727752 B2 JP2727752 B2 JP 2727752B2 JP 2260949 A JP2260949 A JP 2260949A JP 26094990 A JP26094990 A JP 26094990A JP 2727752 B2 JP2727752 B2 JP 2727752B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は光波により電力を搬送する電力搬送装置に関
するものである。
するものである。
従来の技術 従来の電力搬送装置は第3図に示すようなものがあっ
た。第3図において、1は電力供給手段を有する主回路
で、2は補助回路である。3は主回路から補助回路に電
力を搬送する線路である。電力供給手段101は第1の回
路102に電力を供給すると共に線路3を介して補助回路
2の第2の回路201にも電力を供給している。
た。第3図において、1は電力供給手段を有する主回路
で、2は補助回路である。3は主回路から補助回路に電
力を搬送する線路である。電力供給手段101は第1の回
路102に電力を供給すると共に線路3を介して補助回路
2の第2の回路201にも電力を供給している。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、線路が水道配管
やガス配管の近傍を通ると漏電や爆発の可能性がある。
さらに線路が水分を吸収し毛細現象により主回路または
補助回路に水分が伝わり回路内の故障を生じることがあ
る。
やガス配管の近傍を通ると漏電や爆発の可能性がある。
さらに線路が水分を吸収し毛細現象により主回路または
補助回路に水分が伝わり回路内の故障を生じることがあ
る。
また線路が導電性のためアンテナの役割をしノイズを
回路内に伝送してしまうことがある。
回路内に伝送してしまうことがある。
本発明はかかる従来の課題を解消するもので、電力を
光波によって伝送することにより安全な電力搬送を可能
とすることを目的とする。
光波によって伝送することにより安全な電力搬送を可能
とすることを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の電力搬送装置は、
電力供給手段と発光手段を有する主回路と、光電変換手
段を有する補助回路と、前記主回路の発光手段の光波を
前記補助回路の光電変換手段に伝送する光波伝送手段と
前記主回路と前記光波伝送手段の間に設けた表面張力に
より水が滞留する隙間以上に間隔を離した第1の間隙
と、前記補助回路と前記光波伝送手段の間に設けた表面
張力により水が滞留する隙間以上に間隔を離した第2の
間隙を有する構成としたものである。
電力供給手段と発光手段を有する主回路と、光電変換手
段を有する補助回路と、前記主回路の発光手段の光波を
前記補助回路の光電変換手段に伝送する光波伝送手段と
前記主回路と前記光波伝送手段の間に設けた表面張力に
より水が滞留する隙間以上に間隔を離した第1の間隙
と、前記補助回路と前記光波伝送手段の間に設けた表面
張力により水が滞留する隙間以上に間隔を離した第2の
間隙を有する構成としたものである。
作用 以上の構成により、電力を光波により伝送し、回路と
光波伝送手段の間に間隙を設けて水分の回路内への進入
を防止する。
光波伝送手段の間に間隙を設けて水分の回路内への進入
を防止する。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。な
お、第1図は電力伝送装置の断面図で第3図と同一部品
については同一番号を付している。主回路1において10
2は第1の回路で、103は電力を光に変える発光手段(た
とえばLEDや半導体レーザ等)、104は前記発光手段103
を駆動する駆動手段である。補助回路2において201は
第2の回路で、202は光波を電気に変換する光電変換手
段(たとえば太陽電池等)である。
お、第1図は電力伝送装置の断面図で第3図と同一部品
については同一番号を付している。主回路1において10
2は第1の回路で、103は電力を光に変える発光手段(た
とえばLEDや半導体レーザ等)、104は前記発光手段103
を駆動する駆動手段である。補助回路2において201は
第2の回路で、202は光波を電気に変換する光電変換手
段(たとえば太陽電池等)である。
4は前記発光手段の光を前記光電変換手段202まで伝
送する光波伝送手段である。前記主回路1と前記光波伝
送手段4の間には表面張力により水が滞留する隙間以上
に間隔を離した第1の間隙5を有し、同様に前記補助回
路を前記光波伝送手段4の間には表面張力により水が滞
留する隙間以上に間隔を離した第2の間隙6を有してい
る。
送する光波伝送手段である。前記主回路1と前記光波伝
送手段4の間には表面張力により水が滞留する隙間以上
に間隔を離した第1の間隙5を有し、同様に前記補助回
路を前記光波伝送手段4の間には表面張力により水が滞
留する隙間以上に間隔を離した第2の間隙6を有してい
る。
次に本発明の構成の動作を説明する。
通常主回路1内の第1の回路102には電力供給手段101
から電力を直接供給している。補助回路2内の第2の回
路201への電力供給手段を説明する。
から電力を直接供給している。補助回路2内の第2の回
路201への電力供給手段を説明する。
例えば、補助回路2が主回路1から離れていたり、人
の手の入らない所に設置されると電池交換等ができず電
力を主回路から供給する必要がある。
の手の入らない所に設置されると電池交換等ができず電
力を主回路から供給する必要がある。
主回路1内では駆動手段104により発光手段103を駆動
し電力を光に変換する。発光手段103からの光波は第1
の間隙5を伝搬した後、光波伝送手段4に入る。光波伝
送手段4内を伝搬した光は第2の間隙を通った後補助回
路2内の光電変換手段202に伝わる。光電変換手段202は
受光した光を電力に変換し第2の回路201に電力を供給
する。第2の回路202は容量の大きなコンデンサもしく
は2次電池を備えていれば安定した電力供給をより可能
とする。
し電力を光に変換する。発光手段103からの光波は第1
の間隙5を伝搬した後、光波伝送手段4に入る。光波伝
送手段4内を伝搬した光は第2の間隙を通った後補助回
路2内の光電変換手段202に伝わる。光電変換手段202は
受光した光を電力に変換し第2の回路201に電力を供給
する。第2の回路202は容量の大きなコンデンサもしく
は2次電池を備えていれば安定した電力供給をより可能
とする。
また光波伝送手段の両端面に集光手段402、403を設け
ると伝送効率を高めることができる。
ると伝送効率を高めることができる。
上記のようにして電力を搬送すると、光波伝送手段4
が水道配管やガス配管の近傍を通っても漏電や爆発の可
能性が無く安全である。さらにもし光波伝送手段4が水
分を吸収し毛細現象により主回路1または補助回路2に
水分が伝わっても表面張力により水が滞留する隙間以上
に間隔を離した第1の間隙5および第2の間隙6を有し
ているため伝わってきた水分はここから先に侵入するこ
とが容易でない。したがって回路内に水分が入り故障を
生じることが無い。
が水道配管やガス配管の近傍を通っても漏電や爆発の可
能性が無く安全である。さらにもし光波伝送手段4が水
分を吸収し毛細現象により主回路1または補助回路2に
水分が伝わっても表面張力により水が滞留する隙間以上
に間隔を離した第1の間隙5および第2の間隙6を有し
ているため伝わってきた水分はここから先に侵入するこ
とが容易でない。したがって回路内に水分が入り故障を
生じることが無い。
また線路が非導電性のためアンテナの役割をしノイズ
を回路内に伝送してしまうことも無い。さらに電気のま
ま電力を搬送すると線路は2本欲しいが光にすると1本
でよく設置を容易とする。
を回路内に伝送してしまうことも無い。さらに電気のま
ま電力を搬送すると線路は2本欲しいが光にすると1本
でよく設置を容易とする。
上記実施例では光波伝送手段4として線路(例えば光
ファイバ等)を使用した第2図(a)のように集光手段
402と403のみを使用し光波を空間中で伝送してもよい。
さらに第2図(b)のように集光手段402と403の間に光
反射手段404、405を設けると発光手段103と光電変換手
段202が同軸上に無くても光の伝送が可能である。
ファイバ等)を使用した第2図(a)のように集光手段
402と403のみを使用し光波を空間中で伝送してもよい。
さらに第2図(b)のように集光手段402と403の間に光
反射手段404、405を設けると発光手段103と光電変換手
段202が同軸上に無くても光の伝送が可能である。
主回路1または補助回路2のどちらかが固定されない
ときには第2図a、bのように空間を伝送した方が線路
を引き回すことが無く使い勝手が良い。
ときには第2図a、bのように空間を伝送した方が線路
を引き回すことが無く使い勝手が良い。
発明の効果 以上のように本発明の電力搬送装置は、電力供給手段
と発光手段を有する主回路と、光電変換手段を有する補
助回路と、前記主回路の発光手段の光波を前記補助回路
の光電変換手段に伝送する光波伝送手段と、前記主回路
と前記光波伝送手段の間に設けた表面張力により水が滞
留する隙間以上に間隔を離した第1の間隙と、前記補助
回路と前記光波伝送手段の間に設けた表面張力により水
が滞留する隙間以上に間隔を離した第2の間隙を有する
構成からなり、水道配管やガス配管の近傍を光波伝送手
段が通っても漏電や爆発の可能性が無く安全である。さ
らにもし光波伝送手段4が水分を吸収し毛細現象により
主回路1または補助回路2に水分が伝わっても表面張力
により水が滞留する隙間以上に間隔を離した第1の間隙
5および第2の間隙6を有しているため伝わってきた水
分はここから先に侵入することが容易でない。したがっ
て回路内に水分が入り故障を生じることが無い。
と発光手段を有する主回路と、光電変換手段を有する補
助回路と、前記主回路の発光手段の光波を前記補助回路
の光電変換手段に伝送する光波伝送手段と、前記主回路
と前記光波伝送手段の間に設けた表面張力により水が滞
留する隙間以上に間隔を離した第1の間隙と、前記補助
回路と前記光波伝送手段の間に設けた表面張力により水
が滞留する隙間以上に間隔を離した第2の間隙を有する
構成からなり、水道配管やガス配管の近傍を光波伝送手
段が通っても漏電や爆発の可能性が無く安全である。さ
らにもし光波伝送手段4が水分を吸収し毛細現象により
主回路1または補助回路2に水分が伝わっても表面張力
により水が滞留する隙間以上に間隔を離した第1の間隙
5および第2の間隙6を有しているため伝わってきた水
分はここから先に侵入することが容易でない。したがっ
て回路内に水分が入り故障を生じることが無い。
また線路が非導電性のためアンテナの役割をしノイズ
を回路内に伝送してしまうことも無い。
を回路内に伝送してしまうことも無い。
さらに光波伝送による電力搬送だと線路は1本でよく
設置を容易とすると共に線路自身の事故(例えば線路間
での短絡接地事故)が無くなり信頼性も向上する。
設置を容易とすると共に線路自身の事故(例えば線路間
での短絡接地事故)が無くなり信頼性も向上する。
第1図は本発明の一実施例の電力搬送装置のブロック
図、第2図a、bはそれぞれ同装置の他の実施例におけ
るブロック図、第3図は従来の電力搬送装置のブロック
図である。 1……主回路、2……補助回路、4……光波伝送手段、
5……第1の間隙、6……第2の間隙、103……発光手
段、202……光電変換手段、403、404……集光手段。
図、第2図a、bはそれぞれ同装置の他の実施例におけ
るブロック図、第3図は従来の電力搬送装置のブロック
図である。 1……主回路、2……補助回路、4……光波伝送手段、
5……第1の間隙、6……第2の間隙、103……発光手
段、202……光電変換手段、403、404……集光手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長岡 行夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 城戸内 康夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−63525(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】電力供給手段と発光手段を有する主回路
と、光電変換手段を有する補助回路と、前記主回路の発
光手段の光波を前記補助回路の光電変換手段に伝送する
光波伝送手段と、前記主回路と前記光波伝送手段の間に
設けた表面張力により水が滞留する隙間以上に間隔を離
した第1の間隙と、前記補助回路と前記光波伝送手段の
間に設けた表面張力により水が滞留する隙間以上に間隔
を離した第2の間隙を有する電力搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2260949A JP2727752B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 電力搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2260949A JP2727752B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 電力搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04140033A JPH04140033A (ja) | 1992-05-14 |
JP2727752B2 true JP2727752B2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=17355013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2260949A Expired - Fee Related JP2727752B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 電力搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2727752B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101383173B1 (ko) | 2012-06-05 | 2014-04-09 | (주)파워닉스 | 드라이브 전원 공급 장치 및 방법 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013005471A (ja) * | 2011-06-11 | 2013-01-07 | Kinki Univ | 原子炉重大事故に備えたレーザーエネルギー伝送システム |
JP2016096707A (ja) * | 2014-11-17 | 2016-05-26 | 市川 雅英 | レーザー光発電装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5563525A (en) * | 1978-11-07 | 1980-05-13 | Nippon Electric Co | Light transmitting system |
-
1990
- 1990-09-28 JP JP2260949A patent/JP2727752B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101383173B1 (ko) | 2012-06-05 | 2014-04-09 | (주)파워닉스 | 드라이브 전원 공급 장치 및 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04140033A (ja) | 1992-05-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |