JP2727035B2 - プリント制御装置 - Google Patents

プリント制御装置

Info

Publication number
JP2727035B2
JP2727035B2 JP3131872A JP13187291A JP2727035B2 JP 2727035 B2 JP2727035 B2 JP 2727035B2 JP 3131872 A JP3131872 A JP 3131872A JP 13187291 A JP13187291 A JP 13187291A JP 2727035 B2 JP2727035 B2 JP 2727035B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
print
data
image
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3131872A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04270667A (ja
Inventor
ハワード・ブイ・ゲーツ
リチャード・エイ・スプリンガー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tektronix Inc
Original Assignee
Tektronix Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US07/520,010 external-priority patent/US5155499A/en
Application filed by Tektronix Inc filed Critical Tektronix Inc
Publication of JPH04270667A publication Critical patent/JPH04270667A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2727035B2 publication Critical patent/JP2727035B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドット・マトリクス・
プリンタのプリント制御装置に関する。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】例えば、
インク・ジェット・プリンタのような画像記録装置で
は、プリント・ヘッドが紙シートの如き記録媒体上を往
復したり、回転ドラムに送られる紙シートに沿って連続
的に移動することにより記録媒体の走査を行う。ライン
(行)及びカラム(列)のマトリクス状に配列されてい
るピクセル(画素)に選択的にインクを付着させること
により、画像が形成される。このようにプリント・ヘッ
ドを記録媒体に対して平行に走査して形成される画像
は、図形でも文章でも良い。従来の走査型プリント・ヘ
ッドはプリント・カラー毎に1つずつノズルを具備して
いる。これらノズルは紙シート付近に配置されている。
この紙シートに対して1ラインずつプリント・ヘッド・
キャリッジが移動して選択的にインクをピクセルに付着
させ、全画像領域を走査する。
【0003】このようなプリンタ装置では、実際のプリ
ント領域を画像領域に限定しなければならない。よっ
て、プリント・ヘッドのインク・ジェット・ノズル孔又
はプリント・エレメントが画像のエッジを横切る時、そ
の画像領域から離れる方向に動いているか、その内部の
方向に動いているかを判断する機能が必要になる。
【0004】多数のノズル孔を有するプリント・ヘッド
で画像のエッジをプリントをする場合、プリント・ヘッ
ドの電子制御が極めて困難になることが考えられる。総
てのノズル孔が1本の垂直線上に並んでいない限り、画
像の右エッジに向かってヘッドが左からに移動する際に
画像のパターンに正しく合わせて各ジェット・ノズルを
順次選択的に噴射させ、ヘッドが画像のエッジから
右方向に離れる際にも同様に順次選択的にジェット・
ノズルの噴射停止の制御を行わねばならない。このよう
な双方向プリントの場合、画像の左エッジをヘッドが横
切るときにも上述と逆の制御を行わねばならない。
【0005】この問題の一般的な解決方法は、画像バッ
ファ・メモリに記憶する画像データの画像の両側に対応
する部分にヘッドがはみ出して走査される幅に等しい値
ゼロ、即ちブランク・データを割り付けることである。
こうすれば、メモリから画像データを読出してヘッドを
駆動制御する際に画像のエッジで各ジェット・ノズルを
正しく停止状態にするように値ゼロの画像データが自動
的に送られる。しかし、プリンタのヘッドは通常3イン
チ以上もの幅があるので、この方法を用いるにはメモリ
の非常に広い領域に亘って値ゼロのブランク・データを
書き込まねばならない。実際、8.5×11インチの標
準紙に普通のプリント・マージンをとって画像をプリン
トする場合、全画像バッファ・メモリの半分以上の領域
に値ゼロのブランク・データを書き込まなければならな
くなる。この結果、画像バッファ・メモリの記憶容量を
プリントする画像だけのデータを記憶する場合と比較し
て2倍以上に増加させなければならない。これは、メモ
リ容量の無駄によるコスト上昇を招くばかりでなく、余
分なメモリ領域の総てにゼロ値データを書き込むのに必
要な余分な時間を必要とするので画像プリントの出力ス
ピードが非常に低下するという問題も生じる。
【0006】上述の問題の別の解決方法は、ROM中の
ソフトウェア制御によりルック・アップ・テーブルを用
いて画像エッジからの画像データの数をテーブルのアド
レスとして使用し、ヘッドの制御データを画像に合わせ
て選択的に操作する方法がある。この方法もコストが高
く、画像のエッジからの距離を計算するのに特別の回路
も必要となる。更に、プリント・ヘッドのジェット・ノ
ズルの数が100個程度にもなると、画像エッジのプリ
ント制御に必要なソフトウェアも複雑となり、それを記
憶するROMの容量も極めて大きくなる。
【0007】従って、本発明の目的は、比較的低コスト
で必要なメモリ容量及び計算量も少なく、プリント・ヘ
ッドに画像データを遅滞なく伝送出来る画像エッジ・プ
リント制御機能を有するプリント制御装置を提供するこ
とである。
【0008】
【課題を解決する為の手段】本発明のプリント制御装置
は、複数のプリント・エレメントを有するプリント・ヘ
ッドを記録媒体上の所定の方向に移動させ、上記複数の
プリント・エレメントの各々を画像データに基づいて駆
動し、上記記録媒体上に上記画像データに対応する所定
の画像を形成するプリンタを制御するものであり、上記
プリント・ヘッドの移動経路の中心を示すインデックス
・マーカ及び該インデックス・マーカの両側に上記移動
経路に沿って設けられた複数の位置マーカを有する位置
マーカ手段と、上記プリント・ヘッドの移動に応じて上
記位置マーカ手段の上記インデックス・マーカを検知し
て上記プリント・ヘッドの位置情報を校正すると共に、
上記位置マーカ手段の上記複数の位置マーカを検知し
て、該検知した位置マーカの数を計数して上記プリント
・ヘッドの位置情報を検出し、上記プリント・エレメン
トの各々が上記所定の画像を形成する所定の位置にある
か否かを指示する信号を発生する位置検出手段と、この
位置検出手段の出力信号を受け、上記所定の位置にある
上記プリント・エレメントには上記画像データを順次供
給し、それ以外のプリント・エレメントにはプリント動
作を停止させる制御データを供給するデータ制御手段と
を具備している。
【0009】
【実施例】図2は、隣合わない複数のラインを同時にプ
リント出来るように、間隔をおいて設けた複数(5つ)
のノズル22を有するプリント・ヘッド20の略図であ
る。ヘッド20は、紙シート26の如き記録媒体が巻か
れたドラム24に隣接して配置されている。ドラム24
及び紙シート26が回転するにつれて、ヘッド20は、
回転軸方向に一定の速度で移動し、全てのラインがプリ
ントされる。1回転する毎にヘッド20は間隔が置かれ
た5本のラインを等価的にプリントする。従って、図3
に平面的に示しているように、その後の各回転毎にその
前の回転によりプリントされたラインの間の上側のライ
ンがプリントされる。後述する図4の実施例では、平面
型の記録媒体上を往復走査してプリントしている。これ
らの図では、隣合うラインの中心間の間隔は、DPI密
度(1インチ当たりのドット密度)の逆数、即ち1/D
PIで、2ライン分の間隔は2/DPIである。図3で
は、一連のラインの走査完了後のシートの端部に位置す
るヘッド20を破線で示している。また、次の一連のラ
インの走査準備がされたドラム24の同じ位置のヘッド
20を実線で示している。次のライン群は前に走査され
たライン群とずれたインタレース状態にあることが矢線
で示されている。前の一連のライン群は全てプリントさ
れており、ドラム24回転させて後の一連のライン群
のプリントを続けると、シート26上の全てのラインが
プリントされる。
【0010】図4は、図2及び図3に類似のプリント・
システムの略図である。ヘッド30は、ノズル32を有
し、シート34上に1本おきのラインをプリントする。
しかし、ドラム上のシート34は、回転するのでなく、
ヘッド30に対して縦方向及び横方向に移動する。通常
は、シート34が進むにつれて、ヘッド30は、シート
の表面を何度も往復する。各ライン群がプリントされる
毎に、ヘッド30は、矢線36及び38で示される長さ
だけシートの下方向にシフトされる。このシフト量は、
プリントされる5ライン分の幅に等しい。よって、通
常、ヘッド30は各走査動作の終わりで停止し、シート
がシフトされ、ヘッド30はシート上を反対方向に駆動
される。
【0011】図4の例では、図2及び図3の方法と同じ
プリント動作の効果が得られる。夫々のヘッドの上の文
字(A、B、C)はアルファベット順でプリント動作の
順序を示している。
【0012】図5は、別のプリント装置の実施例を示す
図である。ヘッド50は、サブヘッド51、52及び5
3(夫々数値1、2及び3で示される)で構成されてい
る。各サブヘッドは、記録媒体シート54上の括弧で示
した隣合うライン群をプリントする。ここでもシート5
4上の走査は図示したアルファベット順に実行される。
シート上の実線の矢印は、対応する領域のヘッドの走査
方向を示している。
【0013】ヘッド50を構成しているサブヘッドは、
各サブヘッドにより走査される領域の間隔と同じ間隔だ
け離れて設けられている。走査Bの期間にサブヘッド5
2によりプリントされるシート54上の領域は、走査A
の期間にサブヘッド51で走査される領域及び走査Cの
期間にサブヘッド53で走査される領域に隣接してお
り、これらの走査によって全領域が隙間なくプリントさ
れる。ヘッド50は、走査動作毎に3つのサブヘッド領
域と同じ長さ分だけ先に移動する。
【0014】図5では、これらのサブヘッドの第2の実
施例の構成をサブヘッド56、57及び58を含むヘッ
ド55として破線で示している。これらのサブヘッド
は、ヘッド50のサブヘッドと同じ幅の領域をプリント
する。しかし、これらのサブヘッドは、互いにサブヘッ
ドの4つ分の幅だけ離れて設けられている。これらのサ
ブヘッドに対応する走査領域は、A'のようにダッシュ
付きのアルファベットで示している。また、走査方向は
破線の矢印で示している。サブヘッドの間隔が更に開い
たとしても、各走査動作毎にヘッドは、シートに対して
同じインクリメント距離だけシフトされる。
【0015】図6は、他の実施例を示す図である。サブ
ヘッド61、62及び63で構成されたヘッド60が記
録媒体シート64を走査する。各サブヘッドは、一連の
3つ1組のノズル65、66及び67を有し、各ノズル
の間隔は2ライン分だけ離れている。これらサブヘッド
間は、7ライン分だけ離れている。各走査動作毎にヘッ
ドは、ヘッドの中のノズルの数に等しい距離、即ち、9
ライン分だけ移動する。
【0016】図7は、図5及び図6に記載した実施例に
好適なプリンタ装置70のブロック図である。このプリ
ンタ装置70は、データ源72からのデータをコントロ
ーラ74で受ける。このコントローラ74はデータ源7
2との通信インタフェースとして機能する。コントロー
ラ74からデータが画像データ・ステート・マシン78
に供給され、このステート・マシン78は、部分ページ
・メモリでもあるブロック・バッファ(RAM)80に
そのデータを書き込む。この入力データは、従来ラスタ
走査形式のデータである。このデータは、プリント・ヘ
ッドの物理的構造に対応する順序でプリント・ヘッド8
2でプリントする為にバッファ80から読み出される。
【0017】システム・プロセッサ76は、プリンタ7
0の全体的な制御を実行する。このプロセッサは、動作
プログラムをROM84に記憶しており、処理中の情報
をRAM86に記憶し、検索することが出来る。システ
ム・プロセッサ76は、プリンタの機械的システム8
8、熱的システム90及びフロント・パネル制御器92
から刻々と変化する情報を受ける。ステート・マシン7
8も位置情報をプリント・ヘッドのキャリッジ・サーボ
94と交換する。キャリッジ・サーボ94は、読出デー
タに基づいて記録媒体に対するプリント・ヘッドの位置
調整を行う。
【0018】図8は、ピクセルデータの書込み及び読出
しを制御する図7のステート・マシン78の構造を更に
詳しく示したブロック図である。コントローラ74から
の情報はコマンド・セパレータ96が受ける。このコマ
ンド・セパレータ96は、情報をデータか又はシステム
・コマンドとして識別する。システム・コマンドは、シ
ステム・プロセッサ76に送られる。データに関して
は、ブロック・バッファ80の中のアドレス発生器98
に指定されたアドレスに対してデータの書込み及び読出
し動作が行われる。読み出されたデータが送られるイン
タレースROM99は、ルックアップテーブルに記憶さ
れた8ビットのデータ・ワードの適当なビットを選択
し、各ジェット・ノズルがプリントするか否かを制御す
る。
【0019】ブロック・バッファ80からの8ビット・
データは各々4ビットの2つのピクセルデータを含んで
いる。ピクセルデータの各ビットは、3原色(シアン、
マゼンタ、イエロー)及び黒の情報を表す。ROM99
に入力する8ビットのデータは、ジェット番号の7ビッ
ト及びアドレス読出しのモード選択の1ビットを含んで
いる。7ビットのジェット番号データにより、4つのカ
ラービットのどのビットを1ビットのシリアル出力とし
て出力するかを選択する。
【0020】本発明に係るプリント制御装置の実施例と
して詳細に後述するエッジ・シーケンス・ロジック回路
100が位置カウンタ回路102から位置信号及び(順
/逆:F/R)方向信号を受け、記録媒体の画像領域の
みをプリントするようにプリンタのノズルの制御を行
う。この回路102は、後述するように、制御情報をキ
ャリッジ・サーボ回路94に送ると共に、ヘッドのキャ
リッジに設けられたエンコーダからの位置情報を受け
る。
【0021】1ビットのデータ経路は、エッジ・シーケ
ンス・ロジック回路100を介してシリアル・ヘッド・
バッファ104に通じている。このバッファ104は、
ロジック回路100からの98ビットのシリアル・デー
タをヘッドに送る前に一時的に記憶する機能を有する。
【0022】タイミング及び制御信号発生器でもあるシ
ーケンサ106は、ROM108内のマイクロコード指
示に従ってシステム・プロセッサ76から送られた管理
コマンドに応じて動作する。シーケンサ106は、アド
レス発生器98の読出し及び書込みアドレスを制御し、
対応するピクセルデータをプリント・ヘッドに送る為に
必要なデータの再処理を行う。この動作は、キャリッジ
移動ロジック及び位置カウンタ回路102を介して供給
されるプリント・ヘッドのキャリッジ位置情報により調
整される。
【0023】図9は、アドレス発生器98の更に詳細な
ブロック図である。この実施例は、後述する図10のヘ
ッド・ノズル・アレイ110のプリントを制御するよう
に設計されている。ヘッド・ノズル・アレイ110は、
ノズル114の第1サブヘッド112を含んでおり、こ
のサブヘッド内の各ノズルは、隣のノズルから水平方向
に距離Aだけ離れており、垂直方向に1ライン分の距離
だけ離れている。第2サブヘッド116は、同じ数のノ
ズル114を含んでおり、このサブヘッド内のノズルの
相対的配置も第1サブヘッドの場合と同様である。しか
し、第2サブヘッドの一番上のノズルは、第1サブヘッ
ドの一番下のノズルから水平方向に距離B(ピクセル間
隔数又はアドレス値間隔で表す)だけ、垂直方向に1ラ
イン分だけ離れている。従って、第2サブヘッドの一番
上のノズルのオフセットされたアドレス値は、第1サブ
ヘッドの一番下のノズルの位置にBの値だけ加算した値
となる。
【0024】距離Aが、10ピクセル分の幅に等しく、
1ラインが3000ピクセルを含んでいると仮定する
と、各ノズルは、そのサブヘッド内の次隣のノズルの位
置から順番に数えて2990個目の位置にある。この実
施例のヘッドでは、一方の方向に走査する時には1つお
きのノズルを用い、他方の方向に走査するときには、残
りのノズルを用いてプリントする。従って、2回の走査
動作毎に1回の割合でシートに対してヘッドの位置を移
動するだけで良い。しかし、何れの走査方向の場合でも
プリント・ヘッドのアドレス制御される有効スペースを
増加させることが出来る。図5及び図6のインタレース
・プリント装置は、サブヘッド112及び116間のス
ペースを広げることにより実現出来る。
【0025】また、実施例では、各サブヘッドは、48
個のノズルを含み、2つのサブヘッド間は、図11の実
施例に示すように垂直方向よりも水平方向の方により離
れている。プリント・ヘッド82′のヘッド・アレイ1
31において、インク・ジェット・ノズル間の垂直間隔
Cは、プリント媒体13A上の破線133を境界とする
画像領域132の総てのラインをプリント出来るように
適当な間隔に設定されている。ヘッド・アレイ131
は、ノズル137を夫々有する第1及び第2サブヘッド
135及び136を含んでいる。これら2つのサブヘッ
ド間の水平間隔Dは、44ピクセル分に相当し、各サブ
ヘッドの水平ノズル間隔Eは、10ピクセル分に相当す
る。図11に図示したサブヘッド135及び136のノ
ズル群に、便宜上0〜9及び10〜19の番号を夫々付
している。上述のように、実際には各サブヘッドは48
個のノズルを含み、ノズル群135及び136には夫々
0〜47及び48〜95の番号が付けられている。
【0026】この実施例は、一方のサブヘッドを黒色プ
リントに使用し、他方のサブヘッドをカラー・プリント
に使用出来るので利用価値が高い。カラー・サブヘッド
には減法混色の3原色(シアン、マゼンタ、イエロー)
が含まれ、サブヘッドに3つの並列ノズルを設けたり、
ノズルを3つのブロックとして設けたりして実現出来
る。これは、インタレース・プリントの実施例である。
【0027】プリンタ70は、何れの形式でも設計し得
る。少々修正を施せば、別の設計を利用可能なことは明
らかである。例えば、図8及び図9の設計は、ヘッド又
はサブヘッドのインクリメント値及びサブヘッド間のオ
フセット量を調整することにより共に実現可能である。
【0028】ラスタ走査形式の入力データがブロック・
バッファ80に書き込まれる。この入力データが書き込
まれるメモリ位置を決定するアドレスは、簡単な書込み
アドレス用アップカウンタ118により発生される。こ
のアドレス・カウンタは1バイトのデータが書き込まれ
る毎にインクリメントされる。よって、開始アドレス0
から同じ順序でメモリに記憶されるピクセルデータは、
コントローラ又はデータ源から供給される。システム・
プロセッサは、何時でもアドレス・カウンタの現在値を
読み出すことにより、どれだけのデータがメモリに書き
込まれたかを判断することが可能である。
【0029】ブロック・バッファ・メモリ80がプリン
トを開始出来るほど十分なデータを記憶していれば、こ
れらのデータのリフォーマット処理が開始される。この
リフォーマット処理の点からメモリ・アクセスがシーケ
ンサ106のシーケンス及び制御ロジックの制御により
実行される。この制御は、ROM108に記憶されてい
るマイクロ・プログラムで制御される。
【0030】ピクセルデータが書き込まれた時の一連の
順序と異なる特定の順序で読み出されるアドレスを計算
することにより、ピクセルデータのリフォーマット処理
が実行される。このアドレス計算を行うのは、2進全加
算器120である。全加算器120は、カラム値レジス
タ122、インクリメント・レジスタ124、ポインタ
P0レジスタ126、及びポインタP1レジスタ128
からのデータ値とラッチ130に記憶された以前の計算
値とを組み合わせてアドレス計算を行う。アドレス・セ
レクタ132は、ブロック・バッファに対してデータが
書き込まれているか又は読み出されているかに応じて、
書込みアドレス・カウンタ118のアドレスか又はラッ
チ130の値の何れかを選択する。
【0031】プリント・ヘッドの位置を制御するロジッ
ク回路102からの数値データがカラム値レジスタ12
2に記憶される。この数値データは、プリント・ヘッド
の第1サブヘッド・ノズル群の最も右側のノズルの下に
ある画像の最も左端からのピクセル位置(カラム値)と
して定義される。システム・プロセッサ76は、他の3
つのレジスタの内容を計算し、計算結果を記憶する。イ
ンクリメント・レジスタ124の数値は、画像全体に対
して一定値であり、画像の幅及びプリント・ヘッドの設
計に関連している。上述の特定のプリント・ヘッドの場
合、このインクリメント値は、画像の幅(ピクセル数で
表した数値)−Aの値に等しい。上述の例では、300
0(ピクセル数)−10=2990となる。図10の例
では、Aの値は、1なので、全てのノズルが使用された
として、インクリメント値は、2999となる。
【0032】ポインタ・レジスタの数値は、現在の読出
しアドレスとデータが最初に書き込まれたアドレスとを
関連づける為に用いられる。プリント・ヘッドの最初の
プリント位置が、画像プリント動作の現在のパスで決め
られたとき、ポインタP0レジスタ126の数値が、プ
リントされる画像の一番上のラインの最初のピクセル位
置のアドレスとなる。本実施例のように、垂直方向に間
隔をおいて設けられたノズル・サブヘッドを有する分離
型ヘッド・アレイの場合、ポインタP1レジスタの値
は、ポインタP0レジスタの値から水平オフセットBを
減算した値に対応する。図10のヘッド・アレイの場
合、ポインタP1レジスタの値は、ラインの長さ(ピク
セル数)にオフセットBを加算した値になる。
【0033】図12は、本発明に基づいて画像をプリン
トする際の実施例を示す流れ図である。ブロック140
で入力データ・エレメントを書き込む。ブロック142
で書込みアドレス・カウンタをインクリメントし、判断
ブロック144で、プリント開始するのに十分なデータ
(初期バッチ・データ)が書き込まれたか否かが判断さ
れる。ノーであれば、最後にインクリメントしたアドレ
スに別の入力データ・エレメントを書き込む。
【0034】初期バッチ・データがメモリに書き込まれ
たら、ブロック146でインクリメント値Aを計算し、
それをインクリメント・レジスタに書き込む。ブロック
148では、ポインタP0及びP1の値を計算して対応
するレジスタに記憶する。ブロック149でカラム値で
示されるプリント・ヘッドの位置データをレジスタに書
き込む。ブロック150で、カラム値とポインタP0と
の和に等しい読出し開始アドレス(LATCH)をラッ
チ130に記憶する。ブロック152で、このアドレス
のメモリ・エレメントをメモリから読み出す。
【0035】ブロック154で、データ・エレメントの
第1サブヘッドが読み出しが完了していないと判断され
ると、ブロック156で、ラッチ130の新しいアドレ
ス値を前のアドレスにインクリメント値を加算した値に
設定する。この過程と同時に、ブロック158で別の入
力データ・エレメントをメモリに書込み、ブロック16
0で書込みアドレス・カウンタをインクリメントする。
その後、ブロック152で新たにアドレスされるメモリ
のデータ・エレメントが読み出され、ピクセルデータ・
エレメントの第1サブヘッドが読み出されたか否かが再
度判断される。ブロック154の判断がイエスであれ
ば、ブロック162で次に読み出すデータ・エレメント
が第2サブヘッドの最初のデータ・エレメントか否かが
判断される。イエスであれば、ブロック164でラッチ
130のアドレス値(LATCH)をカラム値とポイン
タP1との和に等しく設定する。これは、2つの垂直方
向に間隔をおいたノズル・サブヘッドを有するヘッドの
実施例に合わせる為である。図10の実施例では、ラッ
チの値は、前の値とポインタP1のオフセット値との和
に等しく設定される。その後、このアドレスのデータ・
エレメントを第1サブヘッドのデータ・エレメントの場
合と同じように読出し、第2サブヘッドの最後のエレメ
ントを読み出すまでこの動作を続ける。ブロック166
で第2サブヘッドの読出しが完了したか否かが判断され
る。
【0036】ノズル位置が第2サブヘッドの終端に達す
ると、ブロック168でプリント・ヘッドの現在のパス
が完了したか否かを判断し、イエスであれば、ブロック
170で画像のプリントが完了したか否かを判断する。
ブロック168でノーであれば、ブロック172でヘッ
ドの位置は次のカラムに移動する。ブロック149で新
しいカラム値がレジスタ122に書き込まれ、ヘッドの
現在のパスが完了するまで同様の過程が繰り返される。
【0037】ヘッドの各パスが完了した時点で、画像の
プリントが完了したか否かがブロック170で判断され
る。ノーであれば、ブロック174で新しいライン群の
位置にヘッドが移動し、新しいヘッドのパスが開始す
る。ブロック148でポインタP0及びP1の設定によ
り開始する上述の処理は、画像のプリントが完了するま
で継続し、完了した時点で処理が終了する。
【0038】上述のピクセルデータのリフォーマットロ
ジックと共にブロック・バッファ80として用いられる
メモリ・アレイの設計には、いくつかの特別な困難が伴
う。このメモリ・アレイの容量を画像を一度に記憶でき
る程大きくすることは、大容量のメモリのコストが高く
なるので、望ましくないと考えられていた。従って、ピ
クセルデータのリフォーマット処理中にもっと小容量の
部分ページ・メモリを用いて一時的にデータを記憶する
方法が必要だと考えられた。このリフォーマット処理
は、データの書込みアドレス及び読出しアドレスの関係
を失うことなく、実行しなければならず、且つピクセル
データのリフォーマット処理に用いるアルゴリズムを複
雑にしてもいけない。
【0039】ブロック・バッファ・メモリ80の容量
は、全ページ、即ち全画像データを記憶出来る程大きく
ない。十分なデータがメモリに書き込まれると、メモリ
の最後の部分から最初の部分に戻り、読出し及び書込み
ポインタと共にデータを書き込む。このメモリの循環書
込み動作は、メモリの長さに合った簡単なアップカウン
タによって書込みアドレスを発生して行う。例えば、8
ビット・ワードで256キロ・ワードのメモリの場合、
このメモリを制御する書込みカウンタは、256キロバ
イト(262144)の計数値でオーバフローするよう
に構成する。従って、メモリの最後のバイトにデータが
書き込まれると、次は、アドレス0のバイトにデータが
書き込まれる。
【0040】このようなメモリを使用するには、ポイン
タの経過を保持しておく必要がある。メモリのアドレス
は、これらのポインタに関してのみ意味を持つ。換言す
れば、書込みポインタに関連する位置からデータの書込
みが開始され、読出しポインタに関連する位置からデー
タが読み出される。これら読出し及び書込みデータの関
係を正確に維持する問題は、結局、メモリ内の離れたア
ドレス位置のポインタを正確に保持する問題に帰着す
る。上述の実施例では、この制御は、システム・プロセ
ッサによって行われる。読出しポインタは、アドレス位
置0から開始する。外部ロジックにより、データがメモ
リに書き込まれると、書込みポインタ・カウンタ118
が図12に関して説明したようにインクリメントされ、
このインクリメント動作は、書込みポインタが読出しポ
インタを超える設定された数値になるまで継続される。
実施例の場合、この設定数値は、50ライン×画像の幅
のピクセル数、例えば3000ピクセルである。プリン
ト・ヘッドは、48本の連続しているラインをプリント
しているので、パスを完了するまでに十分なデータ・エ
レメントを確実に書き込むことが出来る。図12の流れ
図で説明したように、これは、メモリに書き込まれた初
期バッチのデータ・エレメントの数値である。
【0041】読出し及びプリント動作サイクル中に、次
のパスを実行するのに十分な新しいデータがメモリに書
き込まれる。現在のパスの終わりで、システム・プロセ
ッサは、書込みポインタの値をチェックし、必要な追加
データを入力することにより、少なくとも同じ設定され
た値だけ読出しポインタの値より先に書込みポインタの
値が進むようにする。従って、ピクセルデータはポイン
タP0レジスタ126に記憶された読出しポインタに関
して常にデコードされるので、ピクセルデータのリフォ
ーマット処理では、絶対メモリ・アドレス値に注意する
必要がない。この部分ページ・メモリの概念を利用する
ことにより、メモリに必要な最小容量を全ページのピク
セルデータを記憶するメモリの場合の容量と比較して格
段に低減することが出来る。このメモリの最小容量は、
読出しポインタと書込みポインタとの間のアドレス数の
約2倍になる。2つのピクセルデータ・エレメントが8
ビットの各アドレスに記憶出来るので、150キロバイ
トのメモリ容量では、300キロ個のデータ・エレメン
トを記憶出来る。従って、256キロバイトのメモリ
は、この方法を実現するのに十分な容量である。このよ
うにメモリを適切に動作させるには、メモリのアドレス
に影響する全てのロジック装置又はソフトウェアを同じ
値でオーバーフローするように構成しなければならな
い。従って、256キロ・ワードのメモリを用いた場
合、メモリ・アドレス・カウンタ、2進全加算器及び読
出しポインタを計算するソフトウェア・アルゴリズム
は、カウンタ値が256キロに達したときにオーバーフ
ローしてカウンタ値が0に戻るように設計しなければな
らない。
【0042】図13は、エンコーダ180の実施例を示
すブロック図である。このエンコーダ内には、複数の順
次増加する順序の目盛りを有する線形相対位置ストリッ
プ182を設けている。ストリップ182の長さは、記
録媒体の最大幅よりも十分に長い。このストリップ18
2は、記録媒体に対して固定関係にあるフレームに取り
付けられている。
【0043】図13において、ストリップ182上の中
心に配置されたインデックス・マーカ186によりスト
リップ上の位置が指示される。このインデックス・マー
カ186は、ヘッドのキャリッジ位置を検出する装置の
校正に用い、装置の機械的な振動及び電子的ノイズに起
因する位置検出誤差を補正し、誤差の累積を確実に防止
する。
【0044】位置マーカ検出装置188は、プリンタの
キャリッジに設けられたプリント・ヘッドに固定されて
おり、ストリップ182に沿って移動して位置マーカ1
84及びインデックス・マーカ186を検出する。この
検出装置188は、発光ダイオード190並びにそれに
対応するフォトダイオード191、192及び193を
含んでいる。フォトダイオード191及び193は、互
いに90度位相の異なる信号を発生し、位置マーカ18
4を検出する。ダイオード191は、サイン波信号を発
生し、ダイオード193はコサイン波信号を発生する。
ダイオード192は、ダイオード191が発生するサイ
ン波信号と同期してインデックス・マーカ186を検出
するインデックス信号を発生する。
【0045】これらフォトダイオードの出力信号は、適
当な増幅器194を介して出力される。サイン波信号及
びインデックス信号は、NANDゲート196を介して
16ビット・カウンタ198のロード・ポートに供給さ
れる。このカウンタ198の16ビットの入力は、イン
デックス・マーカ186の位置を表す中心位置データに
プリセット、即ち、校正される。コサイン波信号及びサ
イン波信号は、直角エンコーダ・ロジック回路200に
供給され、このエンコーダにより位置マーカ184の発
生を示す信号が得られ、この信号はカウンタ198のク
ロック端子に供給される。キャリッジの移動方向を示す
もう1つの信号がエンコーダ200からカウンタ198
のアップ/ダウン(U/D)カウント制御端子に供給さ
れ、カウンタはキャリッジの移動方向に応じてアップ/
ダウン計数を実行する。
【0046】位置マーカ検出装置188がインデックス
・マーカ186上を通過すると、インデックス信号とし
て高レベル信号が出力される。このインデックス信号の
幅は、順次インクリメントする目盛りの幅に等しいの
で、この信号は、2つの隣合うクロック信号の遷移部分
と重なり合っている。図示するようにNANDゲート1
96は、サイン波信号及びインデックス信号を受けるの
で、これら2つのクロック信号の一方のクロックのみが
カウンタ198に供給される。この16ビットのカウン
タ198では、プリセット入力端のデータは、ロード入
力信号が低レベルになった後、クロックの次の立ち上が
りエッジに応じて出力端に出力される。このカウンタの
プリセット入力データの値は、キャリッジの取り得るど
の位置ついても0を超える正の値に対応するように選択
することが出来る。これにより、位置制御装置の構成を
格段に簡単化することが出来る。キャリッジがインデッ
クス・マーカ186を通過し、カウンタ198がプリセ
ットされると、キャリッジを左右の所望の位置に移動さ
せ、その動作に応じてカウンタ198にアップ・カウン
ト又はダウン・カウントさせることが出来る。ノイズ又
は干渉がない場合、カウンタの計数値がプリセット値に
等しいインデックス・マーカの値を後で通過しても、そ
のインデックス・マーカの存在に起因してカウンタの出
力が何ら実質的な影響を受けることはない。しかし、何
らかの理由により、実質的な位置誤差が累積した場合に
は、インデックス・マーカの位置を通過したときに、こ
れらの誤差を除去し、カウンタの計数値は再度インデッ
クス・マーカの正しい値に設定される。
【0047】図13に示すように、インデックス・マー
カ186は、ストリップ182の中央、即ち、プリント
すべき画像の両端間でキャリッジが移動する中央の位置
に位置することが望ましい。従って、プリントする画像
の幅がどんなに狭くても、その画像が少なくとも記録媒
体の中央にプリントされる限り、キャリッジの走査の度
毎にインデックス・マーカが検出される。勿論、インデ
ックス・マーカの位置を他の位置に変えても、プリント
する画像の最小幅によっては同じ結果が得られるであろ
う。
【0048】図13には、カウンタ198のロード信号
を発生させる為の別の実施例を破線により示している。
この例では、ANDゲート202をNANDゲート19
6とカウンタのロード・ポートの間に挿入する。このA
NDゲート202は、NANDゲート196の出力及び
エンコーダ200の方向信号を受ける。これにより、カ
ウンタ198のプリセット動作は、キャリッジの逆方向
への移動の場合のみに実行されることになり、順方向へ
の移動の場合にはプリセットが禁止される。このような
機能が望まれる状況も起こり得るであろう。
【0049】図14は、後述する図1の本発明に係るプ
リント制御装置100の動作状態を説明する図である。
この図14に示しているようにプリント制御装置100
は8つの状態サイクルを循環する。この図では、プリン
ト媒体218の画像領域216の左側境界212及び右
側境界214の夫々隣接位置にある場合のノズル・アレ
イ(プリント・ヘッド)210を示している。このノズ
ル・アレイは、96個のインク・ジェット・ノズル(0
〜95)を具備している。
【0050】サブヘッド220は、黒色プリント用に好
適な48個のノズル222を含む。これらの48個のノ
ズルは、左下端のノズル0から右上端のノズル47に対
応している。サブヘッド226の48個のノズル224
は、左下端のノズル48から右上端のノズル95までに
対応している。サブヘッド226の48個のノズルは1
6個ずつ3組のカラー・ノズルである。なお、ノズル0
とノズル95がこのプリントヘッドの両端のノズルであ
る。
【0051】破線でヘッドを図示しているように、2本
の画像エッジ212及び214に隣接する4つのヘッド
位置がある。ヘッド位置210Aでは、画像エッジ21
2の左側にノズル95が隣接している。この左側画像エ
ッジの位置は、図においてLIE(Left Image Edge/
左画像エッジ)と示したヘッド・カラム位置に相当す
る。この位置の左側にヘッドが位置する状態0の期間に
は、ノズルは何もプリントしない。ノズル0が左画像エ
ッジ212に隣接する場合のヘッドの右端位置をALI
E(Alternate Left Image Edge/オルタネート左画像
エッジ)で示している。ヘッドがこの位置より右側にあ
る状態2及び6の期間には総てのノズルがプリントす
る。ヘッドがこの位置の左側にある状態1及び7の期間
では、画像エッジ212の右側に位置するノズルのみが
プリントを行う。
【0052】ヘッド位置210Cでは、ノズル95が右
側画像エッジ214に隣接しており、この位置をARI
E(Alternate Right Image Edge/オルタネート右画像
エッジ)と示している。状態2及び6の期間にこの位置
より左側に位置する総てのノズルがプリントする。この
位置の右側にヘッドが位置する状態3及び5の期間に
は、画像エッジ214の左側に位置するノズルのみがプ
リントを行う。ヘッドの最右端のヘッド・カラム位置に
相当する位置をRIE(Right Image Edge/右画像エッ
ジ)で示している。ヘッドがこの位置より右側にある期
間は状態4である。
【0053】これら4つのヘッド位置210A〜210
Dは、ヘッドの各走査方向に移動中の4つの状態遷移の
境界を表している。図示するように、ヘッドが画像領域
216を左から右へ順方向に走査され、再び逆方向に走
査されて元の位置に戻るまで、ヘッドの走査サイクルに
は全部で8つの状態がある。
【0054】図1は、本発明に係るプリント制御装置1
00の一実施例の構成を示すブロック図である。このプ
リント制御装置100は、図8のエッジ・シーケンス・
ロジック回路100に対応し、図14で示した8つの状
態のプリントを8状態ステート・マシン230によって
制御する。このステート・マシン230に含まれる位置
レジスタ232は、方向信号と共にヘッド位置ALIE
及びARIEの位置データも受ける。これらの位置デー
タは、図8の回路102から受けた実際のヘッド位置デ
ータとエッジ・コンパレータ234により比較される。
セレクタ236は、方向信号に基づき、ヘッドが画像エ
ッジの一方に何時達したかを判断する。ヘッドが画像エ
ッジに達したと判断すると、イネーブル信号をステート
遷移クオリファイア238に入力する。ステート遷移ク
オリファイア238は、現在の状態に応じてイネーブル
信号をステート・カウンタ240に送り、次のドット・
クロック信号に応じてステート・カウンタ240の状態
値をインクリメントする。ステート遷移クオリファイア
238は、位置カウンタ102からプリント・イネーブ
ル信号PRNTENを受け、プリント・ヘッドが画像領域に入
ったことが指示されるまでは機能しない。ここで用いら
れるドット・クロック信号は、プリント・ヘッドが1ピ
クセル(画素)分の幅に等しい距離だけ移動した時にエ
ンコーダ180により発生されるパルス信号のことであ
る。
【0055】ステート・カウンタ240は、2進数値の
状態値を出力する。その後、この状態値がステート・デ
コーダ242で解読され、ステート遷移クオリファイア
238に入力される8つの状態信号の何れかが発生され
る。デコーダ242は、現在の状態に基づいて、プリン
ト・ヘッドが画像の右エッジ又は左エッジの何れを通過
したかを示す信号も導線244上に出力する。更に、3
つのカウンタ246、250及び252へのイネーブル
信号も発生する。
【0056】10進カウンタ246は、10個のドット
・クロック・パルス毎に1個のパルスを出力する。上述
のように、プリント・ヘッドの隣合うジェット・ノズル
の水平方向の間隔は10ピクセル分である。ただし、中
央の2つのノズル間隔だけは45ピクセル分になってい
る。カウンタ246の出力は、スイッチ248を介して
ヘッド・カラム・カウンタ250の2つのイネーブル入
力端の一方に供給される。カウンタ250は、画像エッ
ジを横切る最初のノズル番号にプリセットされ、その
後、2つのイネーブル入力信号によりイネーブル状態に
なると、状態が変化しない限り方向信号に応じてドット
・クロック・パルスをアップ又はダウン計数する。カウ
ンタ250の他方のイネーブル入力端は、ステート・デ
コーダ242から直接イネーブル信号を受ける。これに
より、ヘッドが画像エッジを通過し始める時の適切な開
始ノズル番号がヘッド・カラム・カウンタ250にロー
ドされる。
【0057】従って、ヘッド・カラム・カウンタ250
は、プリント・ヘッドが画像に対して10ピクセル・カ
ラム移動する毎に1ずつインクリメントされる。ただ
し、ヘッドの中央が画像エッジを横切る場合だけは、4
5ピクセル・カラム分の移動に応じてカウンタ値をイン
クリメントする。これは、ステート・デコーダ242で
同様にイネーブルされる45進カウンタ252により実
行される。ヘッドの中央位置が画像エッジに達すると、
スイッチ248が切り換えられ、45進カウンタ252
からの桁上げ信号がカウンタ250のイネーブル入力端
に供給されるので、プリント・ヘッドの中央位置が丁度
45ピクセル・カラム移動した時にピクセル・カラム・
カウンタ250の値がインクリメントされる。従って、
ヘッド・カラム・カウンタ250のカウンタ値は、ヘッ
ドと画像エッジとの位置関係及びヘッドの移動方向に応
じてヘッドのいくつのノズルをプリント又は非プリント
動作すべきかを決定する情報を表している。カウンタ2
50の値は、デジタル値コンパレータ254に入力さ
れ、各ノズルのデータが処理される際に、そのノズルの
ジェット番号と比較される。この比較結果出力は、現在
データ処理されているノズルの番号よりもヘッド・カラ
ム・カウンタ値が小さいときには、常に「真(高レベ
ル)」になる。
【0058】この比較出力は、ステート・デコーダ24
2からの導線244上の左右エッジ制御信号(LEFT
/RIGHT EDGE)と共に排他的論理和XORゲ
ート256に入力される。導線244上の信号が高レベ
ルの時、デジタル値コンパレータ254の出力信号の逆
論理信号がXORゲート256から出力される。また、
導線244の信号が低レベルの時には、コンパレータ2
54の出力がそのままXORゲート256から出力さ
れ、ANDゲート257を介してプリント決定ANDゲ
ート258に入力される。ANDゲート257は、プリ
ントイネーブル信号PRNTENが「真(高レベル)」
の時のみXORゲート256からの信号を通過させる。
ΛNDゲート258は、実質的にプリント・データ・イ
ネーブル・ゲートとして機能し、現在処理中の直列プリ
ント・データも受ける。このANDゲート258の修正
直列プリント・データはプリント・ヘッドに供給され
る。従って、XORゲート256の出力が高レベルの
時、直列プリント・データは、ANDゲート258を介
して直接プリント・ヘッドに供給される。しかし、XO
Rゲート256の出力が低レベルの時には、ANDゲー
ト258の出力は「偽(低レベル)」に維持され、プリ
ント・ディセーブル状態となり直列プリント・データに
よるプリントが停止される。
【0059】次に、プリント制御装置100の状態遷移
に関する動作の概要を説明する。先ず、状態0におい
て、プリント・ヘッドは、左側から左側画像エッジに向
かって移動する。最初のノズル95が左側画像エッジ2
12を横切ると、プリント・イネーブル信号PRNTENが
「真」となり、シーケンサ106を介してプリント・イ
ネーブル状態となり、状態1へ状態遷移される。この後
プリント制御回路100の動作が開始される。状態1に
入ると、ヘッド・カラム・カウンタ250の値が95に
プリセットされる。このヘッド・カラム・カウンタ25
0はダウン・カウンタに設定されているので、最初のク
ロックに応じてカウント値は94にデクリメントされ
る。プリント・データ・イネーブル・ゲート258を介
してヘッドのノズル0〜95に処理済データが順次供給
され、それと同時に、プリント・データの各ビットに対
応する2進数値のジェット番号(ノズル番号)のデータ
値がデジタル値コンパレータ254に供給される。この
時点で、デジタル値コンパレータ254、XORゲート
256及びANDゲート258の作用により、ジェット
番号95のデータのみがヘッド・カラム・カウント値よ
り大きいという条件を満足出来るのでそのデータのみが
ANDゲート258を通過し、それ以外のノズルのプリ
ント・データは総て「0」となる。96個の総てのプリ
ント・データがゲート258を通過した後、システム
は、次のピクセル・カラムにヘッドが達した時に発生す
るドット・クロック・パルスの待機状態となる。
【0060】次の9個のドット・クロック・パルスに対
しては、上述の過程は全く同一であり、ジェット番号の
データのみがANDゲート258を通過してヘッドに送
られる。しかし、10番目のクロック・パルスが発生す
ると、10進カウンタ246からの桁上げ出力パルスに
応じてヘッド・カラム・カウンタ250のカウント値が
93にデクリメントされる。この時点で、デジタル値コ
ンパレータ254及びXORゲート256等の作用によ
り、ジェット番号95及び94のプリント動作が可能と
なる。この状態は、プリント・ヘッドが次の10個のピ
クセル・カラムだけ右方向へ移動するまで継続する。以
上の動作が繰り返され、ヘッドの中央の45ピクセル分
の間隔の領域が画像エッジに達すると、スイッチ248
は10進カウンタ246から45進カウンタ252へ切
り換わり、この中央の間隔の移動時間だけ適切に状態が
維持される。画像の左側エッジをプリント・ヘッド全体
が通過すると、プリント制御装置100内のカウンタの
計数動作を停止し、ヘッド・カラム・カウンタ250の
値を0に設定する。この時点で回路は、状態2に入り、
次のクロックに応じてヘッド・カラム・カウンタ250
の値を95にプリセットする。ヘッド・カラム・カウン
タの値が95に設定されると、回路は状態3に入る。こ
の状態3では、プリント・ヘッドの総てのジェット・ノ
ズルがプリント可能であり、プリント・ヘッド全体が画
像上に位置している。この状態3では、XORゲート2
56の入力制御線244の信号が「偽」となり、ヘッド
・カラム・カウンタの値以下の総てのジェット番号のプ
リントが可能になる。即ち、総てのジェット番号(0〜
95)は、ヘッド・カラム・カウンタの値95以下なの
で、総てのジェット・ノズルはプリント・データに応じ
てプリント動作を実行する。
【0061】プリント・ヘッドが画像の右側エッジに達
すると、状態4に入る。この状態4では、ヘッド・カラ
ム・カウンタ250は、カラム位置C=ARIEの
最初のクロックからダウン計数を開始する。このクロッ
ク発生後、ヘッド・カラム・カウンタの値は94とな
り、ジェット番号0〜94までのノズルがプリント可能
となる。上述のように、ヘッドが右方向に10ピクセル
移動してドット・クロック・パルスを10個カウントす
る毎にヘッド・カラム・カウンタの値がデクリメントさ
れ、更に1つのジェット・ノズルがディセーブル(プリ
ント停止)状態になる。即ち、ディセーブル状態のジェ
ット・ノズルにはプリント・データの代わりにゼロ・デ
ータが供給される。
【0062】プリント・ヘッドが完全に画像の右側エッ
ジ214を通過した時、C≦RIEの条件は最早「真」
ではなく、プリント・イネーブル信号PRNTENが「偽」に
なる。これによりプリント動作が停止される。その後、
プリント・ヘッドは、移動方向を反転し、左方向に移動
し始める。プリント・ヘッドが再びRIE位置を通過す
ると、PRNTEN信号が「真」となり、再度プリント可能と
なる。この時、ヘッド・カラム・カウンタの値が0なの
で、最初はジェット番号0のノズルだけがプリント可能
となる。その後、10個のドット・クロック・パルス毎
にヘッド・カラム値は1ずつインクリメントされ、他の
ジェット・ノズルが順次プリント可能となり、最終的に
総べてのジェット・ノズルがプリント可能状態となる。
この時点で回路は状態5に入る。状態5は、状態3と同
様に総てのジェット・ノズルがプリント動作を行う。即
ち、ヘッド・カラム・カウンタ250はカウント値95
でカウントを停止するので、総てのジェット・ノズルの
プリントが可能になる。
【0063】プリント・ヘッドが再度左側の画像エッジ
212に達すると、回路は状態6に入る。この状態6は
状態2と同様にヘッド・カラム・カウンタの値を次のク
ロックに応じてプリセットする為だけの目的で1クロッ
ク期間だけ継続し、この場合、次に設定されるプリセッ
ト値は0である。次のクロックで0にカウンタ250が
設定されると、状態7に入る。この状態7では、XOR
ゲート256に入力される制御線244の信号が「真」
となり、ヘッド・カラム・カウンタの値より大きいジェ
ット番号のノズルのみがプリント可能となる。即ち、カ
ウンタ250の設定値が0なので、ジェット番号1〜9
5までのノズルがプリント可能であり、ジェット番号0
のノズルだけがプリント不能になる。上述のように、1
0個のドット・クロック・パルス毎にヘッド・カラム・
カウンタ250の値がインクリメントされ、更に別のノ
ズルが順次プリント不能となる。カウンタ250の値が
95に達するまで以上の過程が繰り返され、その時点で
状態0になる。次のクロック・パルスでC≧LIEの条
件が「偽」となるので、プリント・イネーブル信号PRNT
ENも「偽」となる。この結果、プリント動作が停止さ
れ、ヘッド・カラム・カウンタ250の計数動作も停止
され、システムは、ヘッドの左から右への移動により再
びプリント・イネーブル信号PRNTENが「真」になるまで
待機する。
【0064】図1のプリント制御装置100は、図14
に示したようにプリント・ヘッド・アレイ210が移動
することによる状態の変化を以下の表1で示す。この表
1の状態表は、本発明のプリント制御装置100の上述
の状態遷移動作に関してまとめたものである。なお、表
中の「DIS」はディセーブル、「EN」はイネーブル、「J
A」はジェット番号を表している。
【0065】
【表1】
【0066】本発明は、2つの異なる間隔の直線上に配
列されたノズル群を有するどのような設計のプリント・
ヘッドにも同様に適用可能であることに留意されたい。
更に、N進カウンタを適宜追加することにより、考えら
れる殆ど総てのプリント・ヘッドに対しても適用可能と
なる。好適実施例では、図14に示したようにカラー・
ノズルのサブヘッド226が16個1組のノズルを3組
含み、各組のノズルに別々のカラーを割当ており、ノズ
ルのジェット番号はそのノズルのカラーを表している。
即ち、ノズルのジェット番号とカラーとは1対1の関係
にあるので、カラーをジェット番号の2進符号で直接表
すことが可能である。本発明の制御装置は他の形式のプ
リント・ヘッドにも適用可能であることは明白である。
更に、上述の制御装置は、プリント・ヘッドに送られる
直列プリント・データの修正に用いているが、インク・
ジェット・ノズルに別々にイネーブル信号又はディセー
ブル信号を供給する装置としても使用可能である。
【0067】
【発明の効果】本発明のプリント制御装置は、プリント
・ヘッドの移動経路の中心を示すインデックス・マーカ
及びこのインデックス・マーカの両側に移動経路に沿っ
て設けられた複数の位置マーカを有する位置マーカ手段
と、プリント・ヘッドの移動に応じて位置マーカ手段の
インデックス・マーカを検知してプリント・ヘッドの位
情報を校正すると共に、位置マーカ手段の複数の位置
マーカを検知して、この検知した位置マーカの数を計数
してプリント・ヘッドの位置情報を検出し、複数のプリ
ント・エレメントの各々が所定の画像を形成する所定の
位置にあるか否かを検出する位置検出手段と、その出力
信号に応じて各プリント・エレメントに供給する画像デ
ータを制御するデータ制御手段とで構成されている。よ
って、プリント・ヘッドの位置情報は、マーカ手段から
直接的且つ正確に検出できるので、複数のプリント・エ
レメントの各々が所定の画像を形成する所定の位置にあ
るか否かの検出も正確となる。特に、プリント・ヘッド
の位置情報を校正するインデックス・マーカが、プリン
ト・ヘッドの移動経路の中心にあるため、たとえ、位置
マーカの計数に誤差があったとしても、位置マーカの累
積数が多い移動経路の端部において検出したプリント・
ヘッド位置の誤差を(インデックス・マーカが移動経路
の端部にある場合に比較して)大幅に小さくすることが
できる。したがって、位置検出手段の出力信号に応じ
て、所定位置にあるプリント・エレメントに画像データ
を供給し、それ以外のプリント・エレメントにプリント
動作を停止させる制御データを供給して、所定画像を高
速でプリントする際に、従来のように複雑な構成や大容
量のメモリ等を用いないでも、プリント・ヘッドの位置
情報の誤差を最小として、誤りなく正確なプリントの制
御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリント制御装置の好適実施例のロッ
ク図である。
【図2】本発明に好適なプリンタ装置の一例を示す図で
ある。
【図3】本発明に好適なプリンタ装置のインタレース走
査動作を説明する図である。
【図4】本発明に好適なプリンタ装置の別の走査動作を
説明する図である。
【図5】本発明に好適なプリンタ装置の他の走査動作を
説明する図である。
【図6】本発明に好適なプリンタ装置の更に別の走査動
作を説明する図である。
【図7】本発明に好適なプリンタ装置の構成の一例を示
すブロック図である。
【図8】図7の画像データ・ステート・マシンの一実施
例を示すブロック図である。
【図9】図8のアドレス発生器の一実施例を示すブロッ
ク図である。
【図10】本発明に好適なインク・ジェット・ヘッドの
一実施例を示す図である。
【図11】本発明に好適なインク・ジェット・ヘッドの
一部分の実施例を示す図である。
【図12】図7のプリンタ装置の動作の一実施例を示す
流れ図である。
【図13】本発明に好適なプリント・ヘッド位置検出機
構の実施例を示す図である。
【図14】本発明のプリンタ制御装置の動作を説明する
為の図である。
【符号の説明】
232 左右エッジ位置レジスタ 234 エッジ・コンパレータ 238 ステート遷移クオリファイア 240 ステート・カウンタ 242 ステート・デコーダ 246 10進カウンタ 250 ヘッド・カラム・カウンタ 252 45進カウンタ 254 デジタル値コンパレータ 256 XORゲート 257 ANDゲート 258 ANDゲート
フロントページの続き (72)発明者 リチャード・エイ・スプリンガー アメリカ合衆国オレゴン州97062 テュ アラティン サウス・ウエスト ナイン ティス・アベニュー21389 (56)参考文献 特開 平2−47076(JP,A) 特開 昭61−23463(JP,A) 特開 平1−221271(JP,A) 特開 昭64−49652(JP,A) 特開 昭56−79306(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプリント・エレメントを有するプ
    リント・ヘッドを記録媒体上の所定の方向に移動させ、
    上記複数のプリント・エレメントの各々を画像データに
    基づいて駆動し、上記記録媒体上に上記画像データに対
    応する所定の画像を形成するプリンタのプリント制御装
    置であって、 上記プリント・ヘッドの移動経路の中心を示すインデッ
    クス・マーカ及び該インデックス・マーカの両側に上記
    移動経路に沿って設けられた複数の位置マーカを有する
    位置マーカ手段と、 上記プリント・ヘッドの移動に応じて上記位置マーカ手
    段の上記インデックス・マーカを検知して上記プリント
    ・ヘッドの位置情報を校正すると共に、上記位置マーカ
    手段の上記複数の位置マーカを検知して、該検知した位
    置マーカの数を計数して上記プリント・ヘッドの位置
    を検出し、上記プリント・エレメントの各々が上記所
    定の画像を形成する所定の位置にあるか否かを指示する
    信号を発生する位置検出手段と 、 該位置検出手段の出力信号を受け、上記所定の位置にあ
    る上記プリント・エレメントには上記画像データを順次
    供給し、それ以外のプリント・エレメントにはプリント
    動作を停止させる制御データを供給するデータ制御手段
    とを具えることを特徴とするプリント制御装置。
JP3131872A 1990-05-07 1991-05-07 プリント制御装置 Expired - Fee Related JP2727035B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/520,010 US5155499A (en) 1989-11-06 1990-05-07 Image-edge-printing controller
US520010 1995-08-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04270667A JPH04270667A (ja) 1992-09-28
JP2727035B2 true JP2727035B2 (ja) 1998-03-11

Family

ID=24070814

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3131872A Expired - Fee Related JP2727035B2 (ja) 1990-05-07 1991-05-07 プリント制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2727035B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0247076A (ja) * 1988-08-08 1990-02-16 Minolta Camera Co Ltd 記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04270667A (ja) 1992-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2704315B2 (ja) 画像記録装置
US4567570A (en) Electronic control system for a linearly slanted print head
US5117374A (en) Reciprocating-element position encoder
US5278582A (en) Printer driving circuit
US4651288A (en) Method and apparatus for filling out a form by a machine
EP0422926B1 (en) Reciprocating-element position encoder
US4193071A (en) Character display apparatus
US3174427A (en) Proportional space matrix printer
GB1357615A (en) Method of and apparatus for composing pages of printed material
US4069485A (en) Bidirectional ink jet printer with moving record receiver
EP0016299B1 (en) System for and method of reproducing an image
CN101038462B (zh) 图像形成装置
US5347617A (en) Printer having a multiple scan line printhead controller
US5467437A (en) Recording apparatus
JP2727035B2 (ja) プリント制御装置
US4303925A (en) Method and apparatus for controlling the position of printed ink droplets
US5995713A (en) Method of printing patterns for vertically aligning a print cartridge in an image printing apparatus
JPH0684079B2 (ja) ドット位置ずれ補正回路
US5113488A (en) Page printer composition line spacing revision
JPH03246041A (ja) インタレ−ス画像プリント方法
US7635172B2 (en) Recording apparatus and method for rearranging recording data in accordance with recording head tilt
JP3010825B2 (ja) シリアルドットマトリックスプリンタ
JP3202285B2 (ja) 感熱記録装置及び感熱記録方法
JP3040236B2 (ja) 画像形成装置
JPH05260285A (ja) 画像出力装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees