JP2726958B2 - 二段ベッド横編機 - Google Patents
二段ベッド横編機Info
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- JP2726958B2 JP2726958B2 JP3245041A JP24504191A JP2726958B2 JP 2726958 B2 JP2726958 B2 JP 2726958B2 JP 3245041 A JP3245041 A JP 3245041A JP 24504191 A JP24504191 A JP 24504191A JP 2726958 B2 JP2726958 B2 JP 2726958B2
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- sinker
- bed
- head
- needle bed
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、下部ニードルベッド上
に更に上部ニードルベッドを、それぞれ頭部を接近させ
て設けた二段ベッド横編機に関する。
に更に上部ニードルベッドを、それぞれ頭部を接近させ
て設けた二段ベッド横編機に関する。
【０００２】
【従来の技術】一枚の下部ニードルベッドの上位に上部
ニードルベッドを位置させ、それぞれの頭部を接近させ
上下何れかのニードルベッドのニードルにより編地を編
成する二段ベッド横編機は知られている。
ニードルベッドを位置させ、それぞれの頭部を接近させ
上下何れかのニードルベッドのニードルにより編地を編
成する二段ベッド横編機は知られている。
【０００３】この種の編機にあっては、下部ニードルベ
ッドのニードルによる編地編成のための下部ニードルの
上昇時に、上部ニードルベッドの頭部に下部ニードルが
当接する事態を避けるため、上部ニードルベッドの後退
機構を設けたものがあるが、このようにすると、後退機
構のため装置が複雑となり、また、ニードルベッドの進
出時に常に所定位置に正確に位置ぎめすることが困難と
なり、編目ループの均一性が損われる原因となる恐れも
あった。
ッドのニードルによる編地編成のための下部ニードルの
上昇時に、上部ニードルベッドの頭部に下部ニードルが
当接する事態を避けるため、上部ニードルベッドの後退
機構を設けたものがあるが、このようにすると、後退機
構のため装置が複雑となり、また、ニードルベッドの進
出時に常に所定位置に正確に位置ぎめすることが困難と
なり、編目ループの均一性が損われる原因となる恐れも
あった。
【０００４】また、編地を保持するための可動シンカー
等の編地保持装置を設置するためのスペースを得られな
いという事態も生じた。
等の編地保持装置を設置するためのスペースを得られな
いという事態も生じた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の点に
鑑みて、上下に二段に重ねた二段ベッド横編機におい
て、上下のニードルベッドのニードルがニードルベッド
を移動させることがなくとも互いに干渉し合うこともな
く昇降動ができ、且つ、編地引き下げ装置を有しなくと
も、上下両ニードルにより形成されたループをその大き
さを斉一にして編成することの可能な二段ベッド横編機
を得ることを目的とする。
鑑みて、上下に二段に重ねた二段ベッド横編機におい
て、上下のニードルベッドのニードルがニードルベッド
を移動させることがなくとも互いに干渉し合うこともな
く昇降動ができ、且つ、編地引き下げ装置を有しなくと
も、上下両ニードルにより形成されたループをその大き
さを斉一にして編成することの可能な二段ベッド横編機
を得ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、山形に頭部を
対向して設けた下部ニードルベッドの上位に上部ニード
ルベッドをそれぞれ頭部を接近させて設けた二段ベッド
横編機において、上部ニードルベッドの頭部ニードルプ
レートにおける上部ニードルベッドと下部ニードルベッ
ドとの中間位置に支点を設けて、上部ニードルベッドの
ニードルによる編地ループと下部ニードルベッドのニー
ドルによる編地ループとのそれぞれに係合できる位置間
を揺動自在にシンカーを支持し、ニードルへの給糸時に
シンカーを上方旋回動してシンカーを進行する給糸口か
ら退去させると共に、該シンカーに係合するシンカー揺
動用のシンカージャックと、編幅方向に延びるループ押
えをシャンク先端に有し、上部ニードルの進退方向に摺
動し、下部ニードルベッドの下部ニードルが上昇する際
に下部ニードルの上昇軌跡内から後退位置に退去し、逆
に上部ニードルベッドの上部ニードルが上昇する際に進
出して上部ニードルを支持するノックオーバービットと
を、上記頭部ニードルプレートに進退動可能に摺動嵌合
し、ノックオーバービットのシャンク上に上部ニードル
を載置し、シンカースペーサと頭部ニードルプレートで
前記上部ニードルを挾持してなる。
対向して設けた下部ニードルベッドの上位に上部ニード
ルベッドをそれぞれ頭部を接近させて設けた二段ベッド
横編機において、上部ニードルベッドの頭部ニードルプ
レートにおける上部ニードルベッドと下部ニードルベッ
ドとの中間位置に支点を設けて、上部ニードルベッドの
ニードルによる編地ループと下部ニードルベッドのニー
ドルによる編地ループとのそれぞれに係合できる位置間
を揺動自在にシンカーを支持し、ニードルへの給糸時に
シンカーを上方旋回動してシンカーを進行する給糸口か
ら退去させると共に、該シンカーに係合するシンカー揺
動用のシンカージャックと、編幅方向に延びるループ押
えをシャンク先端に有し、上部ニードルの進退方向に摺
動し、下部ニードルベッドの下部ニードルが上昇する際
に下部ニードルの上昇軌跡内から後退位置に退去し、逆
に上部ニードルベッドの上部ニードルが上昇する際に進
出して上部ニードルを支持するノックオーバービットと
を、上記頭部ニードルプレートに進退動可能に摺動嵌合
し、ノックオーバービットのシャンク上に上部ニードル
を載置し、シンカースペーサと頭部ニードルプレートで
前記上部ニードルを挾持してなる。
【０００７】
【作用】上部ニードルベッドのニードルプレートに進退
動可能に摺動係合支持されたノックオーバービット上に
載置された上部ニードルは、ニードルジャックを介して
キャリッジのカムにより進出、退去を繰り返すが、それ
とは別にノックオーバービットも、上部ニードルによる
編成が終了したとき、ノックオーバービットのバット及
び該バットに当接するキャリッジ上のカム等の進退動手
段を介して後退される。このノックオーバービットの後
退によって上部ニードルベッドの頭部は、下部ニードル
が上昇にしても障害となるような部材の存在がなくな
る。
動可能に摺動係合支持されたノックオーバービット上に
載置された上部ニードルは、ニードルジャックを介して
キャリッジのカムにより進出、退去を繰り返すが、それ
とは別にノックオーバービットも、上部ニードルによる
編成が終了したとき、ノックオーバービットのバット及
び該バットに当接するキャリッジ上のカム等の進退動手
段を介して後退される。このノックオーバービットの後
退によって上部ニードルベッドの頭部は、下部ニードル
が上昇にしても障害となるような部材の存在がなくな
る。
【０００８】また、上記ニードルプレートの頭部に位置
して下部ニードルベッドと上部ニードルベッドとの中間
に揺動自在に支持されたシンカーは、上部又は下部ニー
ドルで編成が行なわれ該ニードルで編糸を引き込むとき
は、シンカージャックを介したキャリッジカムの作用に
より下向動し、それぞれシンカーの端縁の編地形成縁に
編糸のループを受け、ループの大きさを一定に保つとと
もにニードルの進出時に、シンカーの上記編地形成縁の
下位に設けた編目保持用突出部により、上昇するニード
ルに連れて上昇しようとする編地の上昇を押さえる。
して下部ニードルベッドと上部ニードルベッドとの中間
に揺動自在に支持されたシンカーは、上部又は下部ニー
ドルで編成が行なわれ該ニードルで編糸を引き込むとき
は、シンカージャックを介したキャリッジカムの作用に
より下向動し、それぞれシンカーの端縁の編地形成縁に
編糸のループを受け、ループの大きさを一定に保つとと
もにニードルの進出時に、シンカーの上記編地形成縁の
下位に設けた編目保持用突出部により、上昇するニード
ルに連れて上昇しようとする編地の上昇を押さえる。
【０００９】
【実施例】実施の一例を図面と共に説明する。
【００１０】本発明編機は、山形に頂部を対向して設け
た下部ニードルベッド１の上部に、更に、上部ニードル
ベッド２を支持した４ベッド方式の編機で、各ニードル
ベッド１，２の頭部１Ａ，２Ａを集中した歯口部を通る
中心線Ｘ−Ｘを対称の中心にして左右対称となってお
り、図１には中心線Ｘ−Ｘの左半分のみを示している。
た下部ニードルベッド１の上部に、更に、上部ニードル
ベッド２を支持した４ベッド方式の編機で、各ニードル
ベッド１，２の頭部１Ａ，２Ａを集中した歯口部を通る
中心線Ｘ−Ｘを対称の中心にして左右対称となってお
り、図１には中心線Ｘ−Ｘの左半分のみを示している。
【００１１】図示の例では、上部ニードルベッド２は下
部ニードルベッド１の下部ニードルプレート３Ａによっ
て支持されているが、上下両ニードルベッド２，１がそ
れぞれ別個のニードルプレートを用いても差し支えな
い。下部ニードルベッド基板４には従来のニードルベッ
ドと同様に複数のニードルプレート溝５が設けられてお
り、該溝５に下部ニードルプレート３Ａ，３Ｂが嵌合さ
れ、ニードルベッド基板４と下部ニードルプレート３
Ａ，３Ｂのそれぞれに設けた切欠７，８にワイヤ９を通
すなどして両者を固定している。下部ニードルプレート
３Ａは、図３のＡに示す如く、下部ニードルベッド１の
頭部から尾部まで延びる下部針案内部分10と、下部針案
内部分10の頭部上位に延びる延長部分よりなる頭部ニー
ドルプレート11と、その後方のニードルプレート３Ａの
上縁に位置する上部ニードルベッド基板支持プレート12
とよりなる板状体で、後述する上部ニードルベッド固定
部材13の固定ビーム14を挿通するための固定ビーム挿通
孔15、シンカー支持孔16、ニードル羽根案内溝17、ワイ
ヤ挿通孔18Ａ，18Ｂ，18Ｃ，…等を有している。上部ニ
ードルベッド基板支持プレート12には上部ニードルベッ
ド基板19（図４）を支持するための支持面20を傾斜して
設け、該支持面20の延長上の、上部ニードルベッド基板
支持プレート12と頭部ニードルプレート11との境には楔
形の切欠21を設けている。図３のＢに示す下部ニードル
プレート３Ｂは前記下部ニードルプレート３Ａにおける
頭部上位に延びる延長部分の上部ニードルベッド基板支
持プレート12を取り去った構造としている。
部ニードルベッド１の下部ニードルプレート３Ａによっ
て支持されているが、上下両ニードルベッド２，１がそ
れぞれ別個のニードルプレートを用いても差し支えな
い。下部ニードルベッド基板４には従来のニードルベッ
ドと同様に複数のニードルプレート溝５が設けられてお
り、該溝５に下部ニードルプレート３Ａ，３Ｂが嵌合さ
れ、ニードルベッド基板４と下部ニードルプレート３
Ａ，３Ｂのそれぞれに設けた切欠７，８にワイヤ９を通
すなどして両者を固定している。下部ニードルプレート
３Ａは、図３のＡに示す如く、下部ニードルベッド１の
頭部から尾部まで延びる下部針案内部分10と、下部針案
内部分10の頭部上位に延びる延長部分よりなる頭部ニー
ドルプレート11と、その後方のニードルプレート３Ａの
上縁に位置する上部ニードルベッド基板支持プレート12
とよりなる板状体で、後述する上部ニードルベッド固定
部材13の固定ビーム14を挿通するための固定ビーム挿通
孔15、シンカー支持孔16、ニードル羽根案内溝17、ワイ
ヤ挿通孔18Ａ，18Ｂ，18Ｃ，…等を有している。上部ニ
ードルベッド基板支持プレート12には上部ニードルベッ
ド基板19（図４）を支持するための支持面20を傾斜して
設け、該支持面20の延長上の、上部ニードルベッド基板
支持プレート12と頭部ニードルプレート11との境には楔
形の切欠21を設けている。図３のＢに示す下部ニードル
プレート３Ｂは前記下部ニードルプレート３Ａにおける
頭部上位に延びる延長部分の上部ニードルベッド基板支
持プレート12を取り去った構造としている。
【００１２】上記下部ニードルプレート３Ａ，３Ｂを交
互に或いは３Ａを１に対し３Ｂを複数枚交互に下部ニー
ドルベッド基板４のニードルプレート溝５に挿入し、前
述の如く切欠７，８にワイヤ９を通すなどして下部ニー
ドルベッド基板４とニードルプレート３Ａ，３Ｂを固定
し、下部ニードルプレート３Ａ，３Ｂ間に針溝22を形成
している。針溝22内には下部ニードル23が摺動自在に挿
入されている。
互に或いは３Ａを１に対し３Ｂを複数枚交互に下部ニー
ドルベッド基板４のニードルプレート溝５に挿入し、前
述の如く切欠７，８にワイヤ９を通すなどして下部ニー
ドルベッド基板４とニードルプレート３Ａ，３Ｂを固定
し、下部ニードルプレート３Ａ，３Ｂ間に針溝22を形成
している。針溝22内には下部ニードル23が摺動自在に挿
入されている。
【００１３】上部ニードルベッド２は下部ニードルベッ
ド１に以下の手段で固定部材13で固定される。図示の例
では、上部ニードルベッド２の頭部２Ａは下部ニードル
ベッド１の頭部１Ａとニードルプレートを共通にし、前
記頭部ニードルプレート11を上部ニードルベッド２の頭
部２Ａのニードルプレートとしている。前記固定部材13
は、上部ニードルベッド基板19と下部ニードルプレート
３Ａの上部ニードルベッド基板支持プレート12とを係合
する楔状の頭部24と楔形の切欠25よりなる係合手段と、
係止部材26を含む係止固定手段とよりなる。
ド１に以下の手段で固定部材13で固定される。図示の例
では、上部ニードルベッド２の頭部２Ａは下部ニードル
ベッド１の頭部１Ａとニードルプレートを共通にし、前
記頭部ニードルプレート11を上部ニードルベッド２の頭
部２Ａのニードルプレートとしている。前記固定部材13
は、上部ニードルベッド基板19と下部ニードルプレート
３Ａの上部ニードルベッド基板支持プレート12とを係合
する楔状の頭部24と楔形の切欠25よりなる係合手段と、
係止部材26を含む係止固定手段とよりなる。
【００１４】下部ニードルプレート３Ａの、上部ニード
ルベッド基板支持プレート12の支持面20上に上部ニード
ルベッド基板19を載置し、上部ニードルベッド基板19の
先端の楔状頭部24を下部ニードルプレート３Ａの楔状切
欠21に当接する。上部ニードルベッド基板19の、上部ニ
ードルベッド基板支持プレート12の端部に対向する位置
には切欠25が設けられており、編機の編幅方向に延びる
帯状の係止部材26の一端の楔状端部27を前記切欠25に係
合させ、他端を下部ニードルプレート３Ａの上部ニード
ルベッド基板支持プレート12の端部28に当接している。
そして、下部ニードルプレート３Ａの固定ビーム挿通孔
15内に挿入した編幅方向に延びる固定ビーム14と係止部
材26との間にボルト29を螺合し、ボルト29を締め付ける
ことにより、上部ニードルベッド基板19の楔状頭部24と
切欠25との間のダブテール部分30を、下部ニードルプレ
ート３Ａの楔形切欠21と係止部材26の楔状端部27とで把
持し、下部ニードルプレート３Ａ上に上部ニードルベッ
ド基板19を固定する。
ルベッド基板支持プレート12の支持面20上に上部ニード
ルベッド基板19を載置し、上部ニードルベッド基板19の
先端の楔状頭部24を下部ニードルプレート３Ａの楔状切
欠21に当接する。上部ニードルベッド基板19の、上部ニ
ードルベッド基板支持プレート12の端部に対向する位置
には切欠25が設けられており、編機の編幅方向に延びる
帯状の係止部材26の一端の楔状端部27を前記切欠25に係
合させ、他端を下部ニードルプレート３Ａの上部ニード
ルベッド基板支持プレート12の端部28に当接している。
そして、下部ニードルプレート３Ａの固定ビーム挿通孔
15内に挿入した編幅方向に延びる固定ビーム14と係止部
材26との間にボルト29を螺合し、ボルト29を締め付ける
ことにより、上部ニードルベッド基板19の楔状頭部24と
切欠25との間のダブテール部分30を、下部ニードルプレ
ート３Ａの楔形切欠21と係止部材26の楔状端部27とで把
持し、下部ニードルプレート３Ａ上に上部ニードルベッ
ド基板19を固定する。
【００１５】上部ニードルベッド基板19を図４に、上部
ニードルプレート31を図５に示す。上部ニードルベッド
基板19には、下部ニードルベッド基板４と同ピッチ同位
相にニードルプレート溝32を設け、上部ニードルプレー
ト31を挿入している。
ニードルプレート31を図５に示す。上部ニードルベッド
基板19には、下部ニードルベッド基板４と同ピッチ同位
相にニードルプレート溝32を設け、上部ニードルプレー
ト31を挿入している。
【００１６】上部ニードルベッド基板19の頭部上部に設
けた切込34と上部ニードルプレート31の頭部下部に設け
た切込35との間にワイヤ36を挿通するなどして両者を固
定する。隣接する上部ニードルプレート31，31間には上
部針溝37が形成され、上部ニードル38が摺動自在に挿入
される。
けた切込34と上部ニードルプレート31の頭部下部に設け
た切込35との間にワイヤ36を挿通するなどして両者を固
定する。隣接する上部ニードルプレート31，31間には上
部針溝37が形成され、上部ニードル38が摺動自在に挿入
される。
【００１７】下部ニードルプレート３Ａ，３Ｂの頭部ニ
ードルプレート11は全く同一形状をなしている。そし
て、頭部ニードルプレート11にシンカースペーサ41，シ
ンカー42，シンカージャック43，ノックオーバービット
44等が設けられている。その詳細を図２，図３，図６乃
至図13によって説明する。
ードルプレート11は全く同一形状をなしている。そし
て、頭部ニードルプレート11にシンカースペーサ41，シ
ンカー42，シンカージャック43，ノックオーバービット
44等が設けられている。その詳細を図２，図３，図６乃
至図13によって説明する。
【００１８】下部ニードルプレート３Ａ，３Ｂの頭部ニ
ードルプレート11に設けた段部45にシンカースペーサ41
を位置させる。シンカースペーサ41（図12）は、尾部下
部に逆Ｕ字状のワイヤ挿通切欠46を、上縁部に帯金47を
挿入する係合凹部48を、頭部下方に延びる端縁には、下
部ニードル23を押さえるための屈折片49を有している。
そして、シンカースペーサ41は、前記尾部のワイヤ挿通
切欠46を頭部ニードルプレート11の拡大段部50（図３，
図６）に位置させ、下部ニードルプレート３Ａ，３Ｂを
連綴してワイヤ挿通孔18Ｂに挿通されているワイヤ51に
係合させ、頭部下部の凹陥部52をワイヤ51と同様のワイ
ヤ53に係合させて頭部ニードルプレート11に固定する。
ードルプレート11に設けた段部45にシンカースペーサ41
を位置させる。シンカースペーサ41（図12）は、尾部下
部に逆Ｕ字状のワイヤ挿通切欠46を、上縁部に帯金47を
挿入する係合凹部48を、頭部下方に延びる端縁には、下
部ニードル23を押さえるための屈折片49を有している。
そして、シンカースペーサ41は、前記尾部のワイヤ挿通
切欠46を頭部ニードルプレート11の拡大段部50（図３，
図６）に位置させ、下部ニードルプレート３Ａ，３Ｂを
連綴してワイヤ挿通孔18Ｂに挿通されているワイヤ51に
係合させ、頭部下部の凹陥部52をワイヤ51と同様のワイ
ヤ53に係合させて頭部ニードルプレート11に固定する。
【００１９】上記シンカースペーサ41の頭部ニードルプ
レート11への固定によりシンカースペーサ41と頭部ニー
ドルプレート11の頂部間には、頭部ニードルプレート11
の頂部段部54（図３のＣ）により間隙が作られ、そこに
シンカージャック43が挿入される（図７）。前記段部54
は、頭部ニードルプレート11の頭部先端にまで設けられ
ており、頭部先端部分には後述する如くシンカー42が嵌
合されている。シンカージャック43は図10に示す如く細
長板状体よりなり、尾部付近の薄肉部分を若干く字状に
屈曲することにより、シンカージャック43を前記段部54
による間隙に挿入したときに摺動抵抗を生じ妄動しない
ように構成され、上部にはバット55を、頭部には下向き
の係合凹部56を形成している。前記係合凹部56はシンカ
ー42の上縁に設けられた係合凸部57に係合させている。
シンカー42も前述の如くシンカージャック43と同様に頭
部ニードルプレート11の頭部先端の段部54による同一間
隙内に挿入されており、頭部ニードルプレート11の頭部
に設けられ、頂部段部54に連続する頭部先端の段部に接
して空けられたシンカー支持孔16に、尾部に設けられた
揺動軸部58を嵌合して、シンカー42が揺動自在に支持さ
れている。シンカー42は前縁部上下方向に角状部59，6
0、その間に編地形成縁61、編目保持用突出部62を形成
している。
レート11への固定によりシンカースペーサ41と頭部ニー
ドルプレート11の頂部間には、頭部ニードルプレート11
の頂部段部54（図３のＣ）により間隙が作られ、そこに
シンカージャック43が挿入される（図７）。前記段部54
は、頭部ニードルプレート11の頭部先端にまで設けられ
ており、頭部先端部分には後述する如くシンカー42が嵌
合されている。シンカージャック43は図10に示す如く細
長板状体よりなり、尾部付近の薄肉部分を若干く字状に
屈曲することにより、シンカージャック43を前記段部54
による間隙に挿入したときに摺動抵抗を生じ妄動しない
ように構成され、上部にはバット55を、頭部には下向き
の係合凹部56を形成している。前記係合凹部56はシンカ
ー42の上縁に設けられた係合凸部57に係合させている。
シンカー42も前述の如くシンカージャック43と同様に頭
部ニードルプレート11の頭部先端の段部54による同一間
隙内に挿入されており、頭部ニードルプレート11の頭部
に設けられ、頂部段部54に連続する頭部先端の段部に接
して空けられたシンカー支持孔16に、尾部に設けられた
揺動軸部58を嵌合して、シンカー42が揺動自在に支持さ
れている。シンカー42は前縁部上下方向に角状部59，6
0、その間に編地形成縁61、編目保持用突出部62を形成
している。
【００２０】頭部ニードルプレート１１の、前記段部４
５の反対側の側面には、上部ニードル３８の目移し用羽
根６３が入り込み摺動するための案内凹溝６４を設け、
該案内凹溝６４側にノックオーバービット４４を、ワイ
ヤ５１，５３に乗せた状態で摺動自在に設ける。ノック
オーバービット４４は、その上に上部ニードル３８を載
置する平板状のシャンク６５の尾部にバット６６を、頭
部に方形のループ押さえ６７を有している。そして、ル
ープ押さえ６７の上位に上部ニードル３８のフック６８
（図８に図示）が位置する。ノックオーバービット４４
のバット６６には図示しないキャリッジのカムが当接
し、上部ニードル３８に沿って進出，退去することを可
能としている。上記ノックオーバービット４４のバット
６６，シンカージャック４３のバット５５等が、その位
置を正確に保持できるよう櫛歯状のニードルプレートス
ペーサ６９を並列した頭部ニードルプレート１１の間隙
内に嵌合しその間隔を正確に保っている。本発明編機で
リブ編組織を編成するような場合は、編糸が前後のニー
ドルベッドのニードルニ掛っているために、ニードル間
に設けられているシンカープレートには編糸は接触せ
ず、編糸はニードルベッドの先端と接触することにな
る。本発明編機は、上部ベッドと下部ベッドとを有して
いるので、下部ベッドのニードルを上昇するとき該ニー
ドルが上部ベッドの先端と衝突しないようにする必要が
あり、上部ベッドのニードルをシャンク上に載置してい
るノックオーバービットを後退させることによってニー
ドルベッド先端が後退するのと同等の作用・効果を得て
いる
５の反対側の側面には、上部ニードル３８の目移し用羽
根６３が入り込み摺動するための案内凹溝６４を設け、
該案内凹溝６４側にノックオーバービット４４を、ワイ
ヤ５１，５３に乗せた状態で摺動自在に設ける。ノック
オーバービット４４は、その上に上部ニードル３８を載
置する平板状のシャンク６５の尾部にバット６６を、頭
部に方形のループ押さえ６７を有している。そして、ル
ープ押さえ６７の上位に上部ニードル３８のフック６８
（図８に図示）が位置する。ノックオーバービット４４
のバット６６には図示しないキャリッジのカムが当接
し、上部ニードル３８に沿って進出，退去することを可
能としている。上記ノックオーバービット４４のバット
６６，シンカージャック４３のバット５５等が、その位
置を正確に保持できるよう櫛歯状のニードルプレートス
ペーサ６９を並列した頭部ニードルプレート１１の間隙
内に嵌合しその間隔を正確に保っている。本発明編機で
リブ編組織を編成するような場合は、編糸が前後のニー
ドルベッドのニードルニ掛っているために、ニードル間
に設けられているシンカープレートには編糸は接触せ
ず、編糸はニードルベッドの先端と接触することにな
る。本発明編機は、上部ベッドと下部ベッドとを有して
いるので、下部ベッドのニードルを上昇するとき該ニー
ドルが上部ベッドの先端と衝突しないようにする必要が
あり、上部ベッドのニードルをシャンク上に載置してい
るノックオーバービットを後退させることによってニー
ドルベッド先端が後退するのと同等の作用・効果を得て
いる
【００２１】本発明編機にあって編成作用を行なうとき
は、下部ニードルベッド１と上部ニードルベッド２のそ
れぞれに対応するキャリッジ上のカム（図示せず）によ
って両ベッド１，２のニードルが操作されると共に、上
部ニードルベッド２においては、下部ニードル２３の動
作に応じて上部ニードル３８と共にノックオーバービッ
ト４４を進出，退去させ、下部ニードル２３の進退動の
障害となるのを防ぎ、且つ、図１４に示す如くシンカー
ジャック４３を操作し、シンカー４２を上下に旋回動し
ている。
は、下部ニードルベッド１と上部ニードルベッド２のそ
れぞれに対応するキャリッジ上のカム（図示せず）によ
って両ベッド１，２のニードルが操作されると共に、上
部ニードルベッド２においては、下部ニードル２３の動
作に応じて上部ニードル３８と共にノックオーバービッ
ト４４を進出，退去させ、下部ニードル２３の進退動の
障害となるのを防ぎ、且つ、図１４に示す如くシンカー
ジャック４３を操作し、シンカー４２を上下に旋回動し
ている。
【００２２】図１５は下部ニードル２３での編地編成を
示すもので、Ａはシンカーの上方旋回動時の、Ｂは同じ
く下方旋回動時の側面図である。下部ニードル２３によ
る編地編成時におけるニードル２３，３８、シンカージ
ャック４３、シンカー４２、ノックオーバービット４４
の動きの順序を示したのが図１６のＡ，Ｂ，Ｃ、図１７
のＡ，Ｂ，Ｃである。 即ち、図１６のＡは、シンカージ
ャック４３が進出し、下向旋回動しているシンカー４２
と、進出状態にあるノックオーバービット４４を示す。
図１６のＢは、下部ニードルの上昇開始を示し、ノック
オーバービット４４はこの前に下部ニードル２３の上昇
を妨げない位置に後退する。下部ニードル２３３上昇す
る間、シンカーは下向旋回した状態を保持し、ニードル
２３が係止している編地の旧ループが、下部ニードルの
上昇と共に上昇するのをシンカー４２の編目保持用突起
６２で押える。図１６のＣは、下部ニードル２３が最高
位置まで上昇した状態を示し、このときシンカージャッ
ク４３は後退し、シンカー４２は上方に旋回動してい
る。そして、下部ニードル２３の下降の前にシンカー４
２は下降旋回（図１７のＡ）し、下部ニードル２３の下
降により下部ニードル２３のフックに係止させた編糸７
１（図１５に図示）は引き込まれ、これによりシンカー
４２の編地形成縁６１に編糸７１が掛かり、図１５のＢ
に示すように、編地形成縁６１と下部ニードル２３のフ
ックとの間に形成されたループ７２の大きさが規定さ
れ、同時にノックオーバービット４４は進出する（図１
７のＢ）。下部ニードル２３の最下降により上記新給糸
のループはシンカー４２の編地形成縁６１と下部ニード
ル２３のフックとの間に延び所定のループ長を形成する
（図１７のＣ）。
示すもので、Ａはシンカーの上方旋回動時の、Ｂは同じ
く下方旋回動時の側面図である。下部ニードル２３によ
る編地編成時におけるニードル２３，３８、シンカージ
ャック４３、シンカー４２、ノックオーバービット４４
の動きの順序を示したのが図１６のＡ，Ｂ，Ｃ、図１７
のＡ，Ｂ，Ｃである。 即ち、図１６のＡは、シンカージ
ャック４３が進出し、下向旋回動しているシンカー４２
と、進出状態にあるノックオーバービット４４を示す。
図１６のＢは、下部ニードルの上昇開始を示し、ノック
オーバービット４４はこの前に下部ニードル２３の上昇
を妨げない位置に後退する。下部ニードル２３３上昇す
る間、シンカーは下向旋回した状態を保持し、ニードル
２３が係止している編地の旧ループが、下部ニードルの
上昇と共に上昇するのをシンカー４２の編目保持用突起
６２で押える。図１６のＣは、下部ニードル２３が最高
位置まで上昇した状態を示し、このときシンカージャッ
ク４３は後退し、シンカー４２は上方に旋回動してい
る。そして、下部ニードル２３の下降の前にシンカー４
２は下降旋回（図１７のＡ）し、下部ニードル２３の下
降により下部ニードル２３のフックに係止させた編糸７
１（図１５に図示）は引き込まれ、これによりシンカー
４２の編地形成縁６１に編糸７１が掛かり、図１５のＢ
に示すように、編地形成縁６１と下部ニードル２３のフ
ックとの間に形成されたループ７２の大きさが規定さ
れ、同時にノックオーバービット４４は進出する（図１
７のＢ）。下部ニードル２３の最下降により上記新給糸
のループはシンカー４２の編地形成縁６１と下部ニード
ル２３のフックとの間に延び所定のループ長を形成する
（図１７のＣ）。
【００２３】同様に、上部ニードル38による編成時のシ
ンカー42の揺動状態を図18に、ニードル，シンカージャ
ック，ノックオーバービットの動きの順序を図19のＡ，
Ｂ，Ｃ、図20のＡ，Ｂ，Ｃに示すが、上部ニードル38に
よる編成時には、上部ニードル38のフックに引き込まれ
た編糸71によりループ75が形成され、ループ75に続く既
編の編地76は進出したノックオーバービット44の先端に
設けられたループ押さえ67に当接し、下部編地がニード
ルの後退につれてフックに引き込まれるのを防止してい
る。
ンカー42の揺動状態を図18に、ニードル，シンカージャ
ック，ノックオーバービットの動きの順序を図19のＡ，
Ｂ，Ｃ、図20のＡ，Ｂ，Ｃに示すが、上部ニードル38に
よる編成時には、上部ニードル38のフックに引き込まれ
た編糸71によりループ75が形成され、ループ75に続く既
編の編地76は進出したノックオーバービット44の先端に
設けられたループ押さえ67に当接し、下部編地がニード
ルの後退につれてフックに引き込まれるのを防止してい
る。
【００２４】
【発明の効果】下部ニードルベッドの上位に上部ニード
ルベッドをそれぞれ頭部を接近させて設けた二段ベッド
横編機において、上部ニードルベッドの頭部ニードルプ
レートにおける上部ニードルベッドと下部ニードルベッ
ドとの中間位置に支点を設けて、上部ニードルベッドの
ニードルによる編地ループと下部ニードルベッドのニー
ドルによる編地ループとのそれぞれに係合できる位置間
を揺動自在にシンカーを支持すると共に、該シンカーを
揺動するためのシンカージャックをシンカーに係合し、
該シンカージャック及びシャンク先端に編幅方向に延び
るループ押さえを有するノックオーバービットを上記頭
部ニードルプレートに進退動可能に摺動嵌合し、ノック
オーバービットのシャンク上に上部ニードルを載置し、
シンカースペーサと頭部ニードルプレートで前記上部ニ
ードルを挾持したため、上下のニードルベッドのニード
ルがニードルベッドを移動させることがなくとも互いに
干渉し合うこともなく昇降動ができ、且つ、編地引き下
げ装置を有しなくとも、上下両ニードルにより形成され
たループをその大きさを斉一にして編成することができ
る。
ルベッドをそれぞれ頭部を接近させて設けた二段ベッド
横編機において、上部ニードルベッドの頭部ニードルプ
レートにおける上部ニードルベッドと下部ニードルベッ
ドとの中間位置に支点を設けて、上部ニードルベッドの
ニードルによる編地ループと下部ニードルベッドのニー
ドルによる編地ループとのそれぞれに係合できる位置間
を揺動自在にシンカーを支持すると共に、該シンカーを
揺動するためのシンカージャックをシンカーに係合し、
該シンカージャック及びシャンク先端に編幅方向に延び
るループ押さえを有するノックオーバービットを上記頭
部ニードルプレートに進退動可能に摺動嵌合し、ノック
オーバービットのシャンク上に上部ニードルを載置し、
シンカースペーサと頭部ニードルプレートで前記上部ニ
ードルを挾持したため、上下のニードルベッドのニード
ルがニードルベッドを移動させることがなくとも互いに
干渉し合うこともなく昇降動ができ、且つ、編地引き下
げ装置を有しなくとも、上下両ニードルにより形成され
たループをその大きさを斉一にして編成することができ
る。
【図１】全体の概略側面図で、中心線の一方側のみを示
す。
す。
【図２】下部ニードルベッド基板を示すもので、Ａは縦
断側面図、Ｂは頭部の拡大平面図である。
断側面図、Ｂは頭部の拡大平面図である。
【図３】下部ニードルプレートの側面図及び断面図で、
Ａは上部ニードルベッド基板支持プレートを有する例、
Ｂは上部ニードルベッド基板支持プレートを有しない
例、ＣはＡのＣ−Ｃ線断面図である。
Ａは上部ニードルベッド基板支持プレートを有する例、
Ｂは上部ニードルベッド基板支持プレートを有しない
例、ＣはＡのＣ−Ｃ線断面図である。
【図４】上部ニードルベッド基板を示すもので、Ａは縦
断側面図、Ｂは頭部の拡大平面図である。
断側面図、Ｂは頭部の拡大平面図である。
【図５】Ａは上部ニードルプレートの側面図、Ｂは同正
面図である。
面図である。
【図６】図９におけるVI−VI線における断面図である。
【図７】図９における VII−VII 線における断面図であ
る。
る。
【図８】図９におけるVIII−VIII線における断面図であ
る。
る。
【図９】図６におけるIX−IX線断面図である。
【図10】シンカージャックを示すもので、Ａは側面図、
Ｂは底面図である。
Ｂは底面図である。
【図11】シンカージャックの側面図である。
【図12】シンカースペーサの側面図である。
【図13】ノックオーバービットを示すもので、Ａは平面
図、Ｂは側面図、Ｃは背面図である。
図、Ｂは側面図、Ｃは背面図である。
【図14】シンカーの揺動状態を示すニードルベッド頭部
の縦断側面図で、Ａはシンカーの上方旋回時、Ｂはシン
カーの下方旋回動時を示す。
の縦断側面図で、Ａはシンカーの上方旋回時、Ｂはシン
カーの下方旋回動時を示す。
【図15】下部ニードルベッドのニードルでの編成に際し
てのシンカー，ニードル，編成されたループとの関係を
示すニードルベッド頭部の縦断側面図で、Ａはシンカー
の上方旋回時、Ｂはシンカーの下方旋回動時を示す。
てのシンカー，ニードル，編成されたループとの関係を
示すニードルベッド頭部の縦断側面図で、Ａはシンカー
の上方旋回時、Ｂはシンカーの下方旋回動時を示す。
【図16】Ａ，Ｂ，Ｃは下部ニードルベッドのニードルで
編成を行なう際のシンカージャック，シンカー，ノック
オーバービット，上下ニードルの動きを順次示す側面図
である。
編成を行なう際のシンカージャック，シンカー，ノック
オーバービット，上下ニードルの動きを順次示す側面図
である。
【図17】Ａ，Ｂ，Ｃは図16Ｃに続く動作を順次示す側面
図である。
図である。
【図18】上部ニードルベッドのニードルでの編成に際し
てのシンカー，ニードル，編成されたループとの関係を
示すニードルベッド頭部の縦断側面図で、Ａはシンカー
の上方旋回時、Ｂはシンカーの下方旋回動時を示す。
てのシンカー，ニードル，編成されたループとの関係を
示すニードルベッド頭部の縦断側面図で、Ａはシンカー
の上方旋回時、Ｂはシンカーの下方旋回動時を示す。
【図19】Ａ，Ｂ，Ｃは上部ニードルベッドのニードルで
編成を行なう際のシンカージャック，シンカー，ノック
オーバービット，上下ニードルの動きを順次示す側面図
である。
編成を行なう際のシンカージャック，シンカー，ノック
オーバービット，上下ニードルの動きを順次示す側面図
である。
【図20】Ａ，Ｂ，Ｃは図16Ｃに続く動作を順次示す側面
図である。
図である。
１ 下部ニードルベッド １Ａ 下部ニードルベッド頭部 ２ 上部ニードルベッド ２Ａ 上部ニードルベッド頭部 11 頭部ニードルプレート 16 シンカー支持孔 38 上部ニードル 42 シンカー 43 シンカージャック 44 ノックオーバービット
Claims (1)
- 【請求項１】 山形に頭部を対向して設けた下部ニード
ルベッドの上位に上部ニードルベッドをそれぞれ頭部を
接近させて設けた二段ベッド横編機において、上部ニー
ドルベッドの頭部ニードルプレートにおける上部ニード
ルベッドと下部ニードルベッドとの中間位置に支点を設
けて、上部ニードルベッドのニードルによる編地ループ
と下部ニードルベッドのニードルによる編地ループとの
それぞれに係合できる位置間を揺動自在にシンカーを支
持し、ニードルへの給糸時にシンカーを上方旋回動して
シンカーを進行する給糸口から退去させると共に、該シ
ンカーに係合するシンカー揺動用のシンカージャック
と、編幅方向に延びるループ押えをシャンク先端に有
し、上部ニードルの進退方向に摺動し、下部ニードルベ
ッドの下部ニードルが上昇する際に下部ニードルの上昇
軌跡内から後退位置に退去し、逆に上部ニードルベッド
の上部ニードルが上昇する際に進出して上部ニードルを
支持するノックオーバービットとを、上記頭部ニードル
プレートに進退動可能に摺動嵌合し、ノックオーバービ
ットのシャンク上に上部ニードルを載置し、シンカース
ペーサと頭部ニードルプレートで前記上部ニードルを挾
持してなる二段ベッド横編機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3245041A JP2726958B2 (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 二段ベッド横編機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3245041A JP2726958B2 (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 二段ベッド横編機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0559645A JPH0559645A (ja) | 1993-03-09 |
| JP2726958B2 true JP2726958B2 (ja) | 1998-03-11 |
Family
ID=17127705
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3245041A Expired - Lifetime JP2726958B2 (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 二段ベッド横編機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2726958B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109825940A (zh) * | 2019-03-14 | 2019-05-31 | 桐乡市巨星针织机械制造有限公司 | 一种多层插片及包含多层插片的复合针床 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS547900A (en) * | 1977-06-20 | 1979-01-20 | Toyoji Kumada | Clothes price tag and method of attaching same |
| JPS5658039A (en) * | 1979-10-03 | 1981-05-20 | Courtaulds Ltd | Holder for knitting machine |
| JPH03152249A (ja) * | 1989-10-27 | 1991-06-28 | H Stoll Gmbh & Co | 横編機 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6468547A (en) * | 1987-09-04 | 1989-03-14 | Shima Seiki Mfg | Traverse knitting machine |
-
1991
- 1991-08-29 JP JP3245041A patent/JP2726958B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS547900A (en) * | 1977-06-20 | 1979-01-20 | Toyoji Kumada | Clothes price tag and method of attaching same |
| JPS5658039A (en) * | 1979-10-03 | 1981-05-20 | Courtaulds Ltd | Holder for knitting machine |
| JPH03152249A (ja) * | 1989-10-27 | 1991-06-28 | H Stoll Gmbh & Co | 横編機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0559645A (ja) | 1993-03-09 |
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