JP2725455B2 - コーヒー抽出装置 - Google Patents
コーヒー抽出装置Info
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- JP2725455B2 JP2725455B2 JP2318869A JP31886990A JP2725455B2 JP 2725455 B2 JP2725455 B2 JP 2725455B2 JP 2318869 A JP2318869 A JP 2318869A JP 31886990 A JP31886990 A JP 31886990A JP 2725455 B2 JP2725455 B2 JP 2725455B2
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- air
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47J—KITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
- A47J31/00—Apparatus for making beverages
- A47J31/44—Parts or details or accessories of beverage-making apparatus
- A47J31/52—Alarm-clock-controlled mechanisms for coffee- or tea-making apparatus ; Timers for coffee- or tea-making apparatus; Electronic control devices for coffee- or tea-making apparatus
- A47J31/525—Alarm-clock-controlled mechanisms for coffee- or tea-making apparatus ; Timers for coffee- or tea-making apparatus; Electronic control devices for coffee- or tea-making apparatus the electronic control being based on monitoring of specific process parameters
- A47J31/5251—Alarm-clock-controlled mechanisms for coffee- or tea-making apparatus ; Timers for coffee- or tea-making apparatus; Electronic control devices for coffee- or tea-making apparatus the electronic control being based on monitoring of specific process parameters of pressure
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Apparatus For Making Beverages (AREA)
- Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
Description
この発明は、主としてコーヒー自動販売機に用いられ
るコーヒー抽出装置に関し、詳しくはコーヒーの抽出完
了を検出する手段の改良に関する。
るコーヒー抽出装置に関し、詳しくはコーヒーの抽出完
了を検出する手段の改良に関する。
いわゆるレギュラーコーヒーを販売するコーヒー自動
販売機では、底部開口をフィルタで閉塞した容器に湯と
コーヒー原料とを投入し、これに機械式ピストンやエア
で圧力を加えてフィルタを通してコーヒーを抽出するコ
ーヒー抽出装置が用いられている。 このようなコーヒー抽出装置において、湯が原料やフ
ィルタを透過する際の抵抗は原料の種類や粒度、フィル
タの目詰まり状態などの条件で異なるため、特にエア加
圧方式ではコーヒーの抽出に要する時間（抽出時間）に
ばらつきが生じる。したがって、抽出時間を予めタイマ
に設定し、その時間の経過を待って抽出完了とする構成
では、予測される最大抽出時間を前提に余裕のある時間
設定をしなければならない。 しかし、このように抽出時間の設定に余裕を持たせる
と、実際の抽出時間がそれよりも短い場合にもその時間
が経過するまで次の工程に移れないため、販売時間が長
くなって自動販売機の販売効率が低下する。 そこで、エア加圧方式のコーヒー抽出装置において、
湯がフィルタを通過し終わると容器内の圧力が急激に低
下する特性に着目し、この圧力低下を圧力センサで検出
して抽出完了信号を出し、無駄な待ち時間の排除を図る
ようにしたコーヒー抽出装置が提案されている（特開昭
63−12088号、同63−47899号公報参照）。 一方、近時、コーヒーの抽出性能を高めるために、エ
アポンプから容器にエアを送り込むエア配管を下部エア
配管と上部エア配管とに二分し、まず下部エア配管で容
器の下部にエアを送り込んで湯と原料とを攪拌し、その
後、更に上部エア配管からもエアを送り込んで容器内を
加圧するようにしたコーヒー抽出装置が開発されてい
る。
販売機では、底部開口をフィルタで閉塞した容器に湯と
コーヒー原料とを投入し、これに機械式ピストンやエア
で圧力を加えてフィルタを通してコーヒーを抽出するコ
ーヒー抽出装置が用いられている。 このようなコーヒー抽出装置において、湯が原料やフ
ィルタを透過する際の抵抗は原料の種類や粒度、フィル
タの目詰まり状態などの条件で異なるため、特にエア加
圧方式ではコーヒーの抽出に要する時間（抽出時間）に
ばらつきが生じる。したがって、抽出時間を予めタイマ
に設定し、その時間の経過を待って抽出完了とする構成
では、予測される最大抽出時間を前提に余裕のある時間
設定をしなければならない。 しかし、このように抽出時間の設定に余裕を持たせる
と、実際の抽出時間がそれよりも短い場合にもその時間
が経過するまで次の工程に移れないため、販売時間が長
くなって自動販売機の販売効率が低下する。 そこで、エア加圧方式のコーヒー抽出装置において、
湯がフィルタを通過し終わると容器内の圧力が急激に低
下する特性に着目し、この圧力低下を圧力センサで検出
して抽出完了信号を出し、無駄な待ち時間の排除を図る
ようにしたコーヒー抽出装置が提案されている（特開昭
63−12088号、同63−47899号公報参照）。 一方、近時、コーヒーの抽出性能を高めるために、エ
アポンプから容器にエアを送り込むエア配管を下部エア
配管と上部エア配管とに二分し、まず下部エア配管で容
器の下部にエアを送り込んで湯と原料とを攪拌し、その
後、更に上部エア配管からもエアを送り込んで容器内を
加圧するようにしたコーヒー抽出装置が開発されてい
る。
ところが、エア配管を二分したコーヒー抽出装置にお
いては、上部配管の管路を開いた時点でエアポンプから
のエアの圧力が一時的に低下するため、圧力低下の検出
だけではこれと抽出完了との区別がつかないという問題
があり、抽出完了の検出にはタイマが使用されていた。 そこで、この発明は、上述の一時的な圧力の低下と抽
出完了による圧力の低下とを区別する手段を講じて、圧
力センサによる抽出完了の検出を可能としたコーヒー抽
出装置を提供することを目的とするものである。
いては、上部配管の管路を開いた時点でエアポンプから
のエアの圧力が一時的に低下するため、圧力低下の検出
だけではこれと抽出完了との区別がつかないという問題
があり、抽出完了の検出にはタイマが使用されていた。 そこで、この発明は、上述の一時的な圧力の低下と抽
出完了による圧力の低下とを区別する手段を講じて、圧
力センサによる抽出完了の検出を可能としたコーヒー抽
出装置を提供することを目的とするものである。
この発明は、エアポンプで送り込む空気の圧力が上昇
から下降に転じ、直前のピーク値から所定値だけ低下し
たことを検出する手段を設ける一方、前記圧力低下が上
部エア配管の２方弁に開いてから規定時間以内に生じた
か否かを判定し、この規定時間以内であれば前記圧力低
下が再度生じた時点で、また前記規定時間以外であれば
その時点でそれぞれコーヒー抽出完了信号を出す手段を
設けるものである。
から下降に転じ、直前のピーク値から所定値だけ低下し
たことを検出する手段を設ける一方、前記圧力低下が上
部エア配管の２方弁に開いてから規定時間以内に生じた
か否かを判定し、この規定時間以内であれば前記圧力低
下が再度生じた時点で、また前記規定時間以外であれば
その時点でそれぞれコーヒー抽出完了信号を出す手段を
設けるものである。
上部エア配管の２方弁が開くことによる圧力低下は２
方弁が開いた直後に生じる。一方、抽出完了による圧力
低下は２方弁が開いた時の圧力低下の後に２回目として
生じるか、１回目であれば２方弁が開く前にに生じる。
したがって、２方弁が開いてから規定時間（例えば１
秒）以内に生じた圧力低下は２方弁が開いたことによる
ものとして捨て、それ以外の圧力低下、すなわち２方弁
が開状態での２回目の圧力低下、及び２方弁が閉状態で
の１回目の圧力低下を抽出完了によるものとすることに
より、圧力低下が２方弁が開いたことによるものか、抽
出が完了したことによるものかを区別することができ
る。
方弁が開いた直後に生じる。一方、抽出完了による圧力
低下は２方弁が開いた時の圧力低下の後に２回目として
生じるか、１回目であれば２方弁が開く前にに生じる。
したがって、２方弁が開いてから規定時間（例えば１
秒）以内に生じた圧力低下は２方弁が開いたことによる
ものとして捨て、それ以外の圧力低下、すなわち２方弁
が開状態での２回目の圧力低下、及び２方弁が閉状態で
の１回目の圧力低下を抽出完了によるものとすることに
より、圧力低下が２方弁が開いたことによるものか、抽
出が完了したことによるものかを区別することができ
る。
以下、図に基づいてコーヒー自動販売機に使用される
コーヒー抽出装置の実施例について説明する。 まず、第２図はコーヒー抽出装置の外観を示す斜視図
で、１は湯及び原料を投入する容器の主体となるシリン
ダ、２は下降及び上昇してシリンダ１の上部開口を閉
塞、開放するバルブ、３はシリンダ１に湯及び原料を導
くシュータ、４はシュータ３の湯入口、５は同じく原料
入口、６はシリンダ１の底部開口を閉塞するドラム状に
巻かれた紙フィルタ、７は上昇、下降してフィルタ６を
シリンダ１に押し付け、あるいはこれから引き離すフィ
ルタブロック、８及び９はフィルタ６をシリンダ１とフ
ィルタブロック７との間を通して送る紙送り装置のロー
ラである。 第１図は上記コーヒー抽出装置の全体構成を示すブロ
ック図である。シリンダ１にはエアポンプ10からエア配
管11を通してエアが送り込まれる。エア配管11は先端部
が下部エア配管12と上部エア配管13とに二分され、シリ
ンダ１の下部と上部とにそれぞれ接続されている。上部
エア配管13の途中には管路を開閉する２方弁14が挿入さ
れている。また、エアポンプ10から下部及び上部エア配
管12及び13に至る管路の途中には圧力センサ15が設けら
れている。この圧力センサ15はエアポンプ10からシリン
ダ１内に送り込まれるエアの圧力を電圧に変換して出力
する。 16はバルブ２及びフィルタブロック７を駆動するブリ
ュアモータで、このブリュアモータ16はカム17及び18を
回転させることにより、図示しない伝動部材を介してバ
ルブ２及びフィルタブロック７を所定のタイミングで上
昇、下降させる。19及び20はそれぞれカム17及び18によ
りON,OFF操作されるフィルタブロックスイッチ及びバル
ブスイッチで、ブリュアモータ16の運転制御を行うため
のものである。21はローラ８を駆動してフィルタ６を送
る紙送りモータで、紙送りスイッチ22で制御される。ま
た、23はフィルタ６がなくなったことを検知する紙切れ
スイッチである。 第３図は第１図及び第２図で説明したコーヒー抽出装
置の抽出動作を示す図である。以下、これについて説明
する。 ステップ１（第３図（Ａ）） 販売信号により、フィルタブロック７が上昇してシリ
ンダ１と密着する。 湯入口４から湯がシリンダ１に入る。 湯と同時にミルで粉砕された原料（挽き豆）が原料入
口５から入る。 ステップ２（第３図（Ｂ）） エアポンプ10からシリンダ１の下部にエアを送り込み
湯と原料とを攪拌する（エア攪拌という。この時間が長
いとコーヒーが濃くなる）。 所定時間のエア攪拌の後、バルブ２が下降してシリン
ダ１内を気密状態にする（プレス攪拌という。エア攪拌
と同様にコーヒーを濃くする効果がある）。この時点か
らコーヒー抽出が始まる。 ステップ３（第３図（Ｃ）） ２方弁14を開いてシリンダ１の下部と上部にエアを送
り込み、シリンダ１内を更に加圧してコーヒー抽出を促
進する。 圧力センサ15（第１図）の信号によりエアポンプ10が
止まる。 バルブ２が上昇し、フィルタブロック７が下降する。 ステップ４（第３図（Ｄ）） 紙送りモータ21（第１図）が作動してフィルタ６を送
り、フィルタ６上のかすを排除する。なお、抽出された
コーヒーは図示しないミキシングボールに導かれて砂糖
やミルクが加えられ、カップに注入される。 第４図は上に述べた動作を実行する電装部品のON、OF
F状態をタイムチャートにして示したものである。コー
ヒー自動販売機にコインが投入され購入押ボタンが押さ
れると、図示しないカップモータとコーヒー豆原料モー
タが所定時間ONし（No.1,No.3）、同時にブリュアモー
タ16がONしてフィルタブロック７をシリンダ１に密着さ
せる（No.5）。このブリュアモータ16はフィルタブロッ
クスイッチ20がON→OFFすることにより停止する（No.
7）。一方、エアポンプ10は押ボタンONから所定時間
（タイマに設定）後にONする（No.9）。 フィルタブロックスイッチ20のOFFと同時に湯弁が、
またこれからやや遅れてミルがそれぞれ所定時間ONし、
湯及び原料をシリンダ１に投入する（No.2,No.4）。そ
の後、フィルタブロックスイッチ20が２回目のON→OFF
をし（No.7）、それに伴ってブリュアモータ16もON→OF
Fして（No.5）、バルブ２がシリンダ１に密着するまで
下降する。これにより、シリンダ１は気密状態になりコ
ーヒーの抽出が始まるが、湯の投入が終わってからこの
時点までがエア攪拌となり、それ以降、後述する２方弁
14のONまでがプレス攪拌となる。 所定時間（タイマで設定）のプレス攪拌の後、２方弁
14がONし、シリンダ１内が更に加圧されるが、やがて抽
出完了信号が出され（No.15）、エアポンプ10及び２方
弁14がOFFする（No.8,No.9）。シリンダ１がバルブ２で
閉塞されてからこの時点までが抽出時間となる。その
後、所定時間（タイマで設定、例えば1s）経過するとブ
リュアモータ16がONし、バルブスイッチ19のOFFと同時
にOFFする（No.5,No.6）。これにより、バルブ２及びフ
ィルタブロック７がそれぞれ上昇及び下降して販売待機
状態に戻る。その間に、フィルタブロックスイッチ20の
３回目のON→OFF（No.7）により紙送りスイッチ22がON
し、これにより紙送りモータ21がONしてフィルタ６を送
る。紙送りモータ21は紙送りスイッチ22のOFFと共にOFF
する（No.10,11）。なお、第４図に破線で併記したよう
に、タイマによる場合は図示の通り余裕を持たせた抽出
時間設定を必要とし無駄な待ち時間が生じる。 第５図は圧力センサ15の入力回路を示すもので、圧力
センサ15からエアの圧力に応じて出力された電圧信号は
１番の端子に入力され、図示回路を介して自動販売機全
体を制御するCPU24に入力される。２番及び３番の端子
は電源端子である。 第６図は圧力センサ15の出力と、この出力に基づいて
CPU24から出力される抽出完了信号との関係を示す図で
ある。 CPU24はバルブ２によりシリンダ１が閉塞された時
点、すなわち第４図の２回目のブリュアモータ16のOFF
と同時にセンサ出力の読み込みを開始する。そして、読
み込んだ圧力データを前回のデータと比較し、今回のデ
ータが前回よりも大きければ前回のデータを今回のもの
に書き替えることによりピーク値を記憶する。その後、
圧力が下降に転じたら、ピーク値から２回連続して規定
値（例えば0.12V）以上圧力が低下した時点を検出し以
下の処理を行う。 まず、第６図（Ａ）は抽出完了前に２方弁14を開く一
般の場合で、圧力カーブに２つの山できる。すなわち、
センサ読み込み開始後２方弁14を開くと１回目の圧力低
下が生じるが、圧力はその後再び上昇し、抽出が完了し
た時点で２回目の圧力低下が生じる。そこで、１回目の
圧力低下を抽出完了と区別するために、２方弁14の開と
同時に規定時間（例えば１秒間）のタイマ設定時間を設
け、この間の圧力低下（0.12V以上、連続２回）のデー
タはクリアし、１秒間はデータの読み込みをしない。１
秒後再びセンサ読み込みを開始し、２回目のピーク値を
記憶する。そして、２回目のピーク値から0.12V以上、
連続２回の圧力低下が生じたら抽出完了と判断して抽出
完了信号を出す。なお、上記圧力低下の規定値や規定時
間は、２方弁14の開による圧力低下の判断に必要十分な
時間を考慮して適正に設定するものとする。 これに対して、第６図（Ｂ）はコーヒーを濃くするた
めにプレス攪拌の設定時間を長くしたため、２方弁14が
開く前に抽出が完了してしまう場合で、圧力カーブの山
は１つである。この場合にはセンサ読み込み開始後のピ
ーク値を記憶し、２方弁14の閉の状態でピーク値から0.
12V以上、連続２回の圧力低下が生じたら、抽出完了と
判断して直ちに抽出完了信号を出す。 以上述べた通り、図示構成によれば、圧力センサ15の
出力電圧（圧力）のピーク値からの規定値の圧力低下が
２方弁14を開いてから規定時間以内に生じたものか否か
を判断することにより、２方弁14の開による圧力低下を
抽出完了によるものと区別することができる。
コーヒー抽出装置の実施例について説明する。 まず、第２図はコーヒー抽出装置の外観を示す斜視図
で、１は湯及び原料を投入する容器の主体となるシリン
ダ、２は下降及び上昇してシリンダ１の上部開口を閉
塞、開放するバルブ、３はシリンダ１に湯及び原料を導
くシュータ、４はシュータ３の湯入口、５は同じく原料
入口、６はシリンダ１の底部開口を閉塞するドラム状に
巻かれた紙フィルタ、７は上昇、下降してフィルタ６を
シリンダ１に押し付け、あるいはこれから引き離すフィ
ルタブロック、８及び９はフィルタ６をシリンダ１とフ
ィルタブロック７との間を通して送る紙送り装置のロー
ラである。 第１図は上記コーヒー抽出装置の全体構成を示すブロ
ック図である。シリンダ１にはエアポンプ10からエア配
管11を通してエアが送り込まれる。エア配管11は先端部
が下部エア配管12と上部エア配管13とに二分され、シリ
ンダ１の下部と上部とにそれぞれ接続されている。上部
エア配管13の途中には管路を開閉する２方弁14が挿入さ
れている。また、エアポンプ10から下部及び上部エア配
管12及び13に至る管路の途中には圧力センサ15が設けら
れている。この圧力センサ15はエアポンプ10からシリン
ダ１内に送り込まれるエアの圧力を電圧に変換して出力
する。 16はバルブ２及びフィルタブロック７を駆動するブリ
ュアモータで、このブリュアモータ16はカム17及び18を
回転させることにより、図示しない伝動部材を介してバ
ルブ２及びフィルタブロック７を所定のタイミングで上
昇、下降させる。19及び20はそれぞれカム17及び18によ
りON,OFF操作されるフィルタブロックスイッチ及びバル
ブスイッチで、ブリュアモータ16の運転制御を行うため
のものである。21はローラ８を駆動してフィルタ６を送
る紙送りモータで、紙送りスイッチ22で制御される。ま
た、23はフィルタ６がなくなったことを検知する紙切れ
スイッチである。 第３図は第１図及び第２図で説明したコーヒー抽出装
置の抽出動作を示す図である。以下、これについて説明
する。 ステップ１（第３図（Ａ）） 販売信号により、フィルタブロック７が上昇してシリ
ンダ１と密着する。 湯入口４から湯がシリンダ１に入る。 湯と同時にミルで粉砕された原料（挽き豆）が原料入
口５から入る。 ステップ２（第３図（Ｂ）） エアポンプ10からシリンダ１の下部にエアを送り込み
湯と原料とを攪拌する（エア攪拌という。この時間が長
いとコーヒーが濃くなる）。 所定時間のエア攪拌の後、バルブ２が下降してシリン
ダ１内を気密状態にする（プレス攪拌という。エア攪拌
と同様にコーヒーを濃くする効果がある）。この時点か
らコーヒー抽出が始まる。 ステップ３（第３図（Ｃ）） ２方弁14を開いてシリンダ１の下部と上部にエアを送
り込み、シリンダ１内を更に加圧してコーヒー抽出を促
進する。 圧力センサ15（第１図）の信号によりエアポンプ10が
止まる。 バルブ２が上昇し、フィルタブロック７が下降する。 ステップ４（第３図（Ｄ）） 紙送りモータ21（第１図）が作動してフィルタ６を送
り、フィルタ６上のかすを排除する。なお、抽出された
コーヒーは図示しないミキシングボールに導かれて砂糖
やミルクが加えられ、カップに注入される。 第４図は上に述べた動作を実行する電装部品のON、OF
F状態をタイムチャートにして示したものである。コー
ヒー自動販売機にコインが投入され購入押ボタンが押さ
れると、図示しないカップモータとコーヒー豆原料モー
タが所定時間ONし（No.1,No.3）、同時にブリュアモー
タ16がONしてフィルタブロック７をシリンダ１に密着さ
せる（No.5）。このブリュアモータ16はフィルタブロッ
クスイッチ20がON→OFFすることにより停止する（No.
7）。一方、エアポンプ10は押ボタンONから所定時間
（タイマに設定）後にONする（No.9）。 フィルタブロックスイッチ20のOFFと同時に湯弁が、
またこれからやや遅れてミルがそれぞれ所定時間ONし、
湯及び原料をシリンダ１に投入する（No.2,No.4）。そ
の後、フィルタブロックスイッチ20が２回目のON→OFF
をし（No.7）、それに伴ってブリュアモータ16もON→OF
Fして（No.5）、バルブ２がシリンダ１に密着するまで
下降する。これにより、シリンダ１は気密状態になりコ
ーヒーの抽出が始まるが、湯の投入が終わってからこの
時点までがエア攪拌となり、それ以降、後述する２方弁
14のONまでがプレス攪拌となる。 所定時間（タイマで設定）のプレス攪拌の後、２方弁
14がONし、シリンダ１内が更に加圧されるが、やがて抽
出完了信号が出され（No.15）、エアポンプ10及び２方
弁14がOFFする（No.8,No.9）。シリンダ１がバルブ２で
閉塞されてからこの時点までが抽出時間となる。その
後、所定時間（タイマで設定、例えば1s）経過するとブ
リュアモータ16がONし、バルブスイッチ19のOFFと同時
にOFFする（No.5,No.6）。これにより、バルブ２及びフ
ィルタブロック７がそれぞれ上昇及び下降して販売待機
状態に戻る。その間に、フィルタブロックスイッチ20の
３回目のON→OFF（No.7）により紙送りスイッチ22がON
し、これにより紙送りモータ21がONしてフィルタ６を送
る。紙送りモータ21は紙送りスイッチ22のOFFと共にOFF
する（No.10,11）。なお、第４図に破線で併記したよう
に、タイマによる場合は図示の通り余裕を持たせた抽出
時間設定を必要とし無駄な待ち時間が生じる。 第５図は圧力センサ15の入力回路を示すもので、圧力
センサ15からエアの圧力に応じて出力された電圧信号は
１番の端子に入力され、図示回路を介して自動販売機全
体を制御するCPU24に入力される。２番及び３番の端子
は電源端子である。 第６図は圧力センサ15の出力と、この出力に基づいて
CPU24から出力される抽出完了信号との関係を示す図で
ある。 CPU24はバルブ２によりシリンダ１が閉塞された時
点、すなわち第４図の２回目のブリュアモータ16のOFF
と同時にセンサ出力の読み込みを開始する。そして、読
み込んだ圧力データを前回のデータと比較し、今回のデ
ータが前回よりも大きければ前回のデータを今回のもの
に書き替えることによりピーク値を記憶する。その後、
圧力が下降に転じたら、ピーク値から２回連続して規定
値（例えば0.12V）以上圧力が低下した時点を検出し以
下の処理を行う。 まず、第６図（Ａ）は抽出完了前に２方弁14を開く一
般の場合で、圧力カーブに２つの山できる。すなわち、
センサ読み込み開始後２方弁14を開くと１回目の圧力低
下が生じるが、圧力はその後再び上昇し、抽出が完了し
た時点で２回目の圧力低下が生じる。そこで、１回目の
圧力低下を抽出完了と区別するために、２方弁14の開と
同時に規定時間（例えば１秒間）のタイマ設定時間を設
け、この間の圧力低下（0.12V以上、連続２回）のデー
タはクリアし、１秒間はデータの読み込みをしない。１
秒後再びセンサ読み込みを開始し、２回目のピーク値を
記憶する。そして、２回目のピーク値から0.12V以上、
連続２回の圧力低下が生じたら抽出完了と判断して抽出
完了信号を出す。なお、上記圧力低下の規定値や規定時
間は、２方弁14の開による圧力低下の判断に必要十分な
時間を考慮して適正に設定するものとする。 これに対して、第６図（Ｂ）はコーヒーを濃くするた
めにプレス攪拌の設定時間を長くしたため、２方弁14が
開く前に抽出が完了してしまう場合で、圧力カーブの山
は１つである。この場合にはセンサ読み込み開始後のピ
ーク値を記憶し、２方弁14の閉の状態でピーク値から0.
12V以上、連続２回の圧力低下が生じたら、抽出完了と
判断して直ちに抽出完了信号を出す。 以上述べた通り、図示構成によれば、圧力センサ15の
出力電圧（圧力）のピーク値からの規定値の圧力低下が
２方弁14を開いてから規定時間以内に生じたものか否か
を判断することにより、２方弁14の開による圧力低下を
抽出完了によるものと区別することができる。
この発明によれば、エア配管を二分して湯とコーヒー
とを攪拌するコーヒー抽出装置においてもエアの圧力変
化から抽出完了処理を行うことができ、原料の種類や豆
の挽き具合による抽出時間のばらつきに関係なく迅速に
コーヒー抽出を完了することが可能となる。
とを攪拌するコーヒー抽出装置においてもエアの圧力変
化から抽出完了処理を行うことができ、原料の種類や豆
の挽き具合による抽出時間のばらつきに関係なく迅速に
コーヒー抽出を完了することが可能となる。
図はこの発明の実施例を示すもので、第１図はコーヒー
抽出装置の全体構成を示すブロック図、第２図は第１図
の装置の外観を示す斜視図、第３図（Ａ）〜（Ｄ）は第
１図の装置のコーヒー抽出動作を示す図、第４図はコー
ヒー自動販売機における販売タイムチャート、第５図は
第１図の圧力センサの入力回路図、第６図（Ａ）及び
（Ｂ）は共に第２図の圧力センサの出力電圧のカーブを
示す線図である。 １……シリンダ、２……バルブ、４……湯入口、５……
原料入口、６……フィルタ、７……フィルタブロック、
10……エアポンプ、11……エア配管、12……（下部）エ
ア配管、13……上部エア配管、14……２方弁、15……圧
力センサ、24……CPU。
抽出装置の全体構成を示すブロック図、第２図は第１図
の装置の外観を示す斜視図、第３図（Ａ）〜（Ｄ）は第
１図の装置のコーヒー抽出動作を示す図、第４図はコー
ヒー自動販売機における販売タイムチャート、第５図は
第１図の圧力センサの入力回路図、第６図（Ａ）及び
（Ｂ）は共に第２図の圧力センサの出力電圧のカーブを
示す線図である。 １……シリンダ、２……バルブ、４……湯入口、５……
原料入口、６……フィルタ、７……フィルタブロック、
10……エアポンプ、11……エア配管、12……（下部）エ
ア配管、13……上部エア配管、14……２方弁、15……圧
力センサ、24……CPU。
Claims (1)
- 【請求項１】底部開口をフィルタで閉塞した容器に湯と
コーヒー原料とを投入し、次いでエアポンプにより下部
エア配管とこれから２方弁を介して分岐する上部エア配
管とからなるエア配管から前記容器の上部と下部とにエ
アを送り込み、前記の湯と原料とを攪拌しながら前記容
器内を加圧して前記フィルタを通してコーヒーを抽出す
るコーヒー抽出装置において、エアポンプで送り込む空
気の圧力が上昇から下降に転じてピーク値から規定値だ
け低下したことを検出する手段と、前記圧力低下が前記
２方弁が開いてから規定時間以内に生じたか否かを判定
し、この規定時間以内であれば前記圧力低下が再度生じ
た時点で、また前記規定時間以外であればその時点でそ
れぞれコーヒー抽出完了信号を出す手段とを設けたこと
を特徴とするコーヒー抽出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2318869A JP2725455B2 (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | コーヒー抽出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2318869A JP2725455B2 (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | コーヒー抽出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04188396A JPH04188396A (ja) | 1992-07-06 |
| JP2725455B2 true JP2725455B2 (ja) | 1998-03-11 |
Family
ID=18103875
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2318869A Expired - Fee Related JP2725455B2 (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | コーヒー抽出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2725455B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US6272973B1 (en) | 1998-12-15 | 2001-08-14 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Beverage extraction apparatus |
| ATE237269T1 (de) * | 1999-01-19 | 2003-05-15 | Keurig Inc | Automatisches brühsystem |
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-
1990
- 1990-11-22 JP JP2318869A patent/JP2725455B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04188396A (ja) | 1992-07-06 |
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