JP2724916B2 - 潤滑油としての空気・油混合物 - Google Patents
潤滑油としての空気・油混合物Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16N—LUBRICATING
- F16N7/00—Arrangements for supplying oil or unspecified lubricant from a stationary reservoir or the equivalent in or on the machine or member to be lubricated
- F16N7/30—Arrangements for supplying oil or unspecified lubricant from a stationary reservoir or the equivalent in or on the machine or member to be lubricated the oil being fed or carried along by another fluid
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Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、潤滑油の製造方法及びその装置に関し、特
に潤滑油として使用される空気・油混合物の製造方法及
びその装置に関する。
に潤滑油として使用される空気・油混合物の製造方法及
びその装置に関する。
発明の開示 機械やプラント設備における軸受や他の作動部品に対
する潤滑作業は、潤滑油として用いられる空気・油混合
物を使用することによって自動的に実施されている。油
の小滴が断続的に空気流に注入され、そして空気によっ
て潤滑を必要とする区域まで移送される。
する潤滑作業は、潤滑油として用いられる空気・油混合
物を使用することによって自動的に実施されている。油
の小滴が断続的に空気流に注入され、そして空気によっ
て潤滑を必要とする区域まで移送される。
本発明の第１部分は、すなわち、潤滑油として使用さ
れる空気・油混合物の製造方法であって、加圧された油
を、一対の独立したオイルラインに交替に供給するこ
と、上記二本のオイルラインに接続されたデュアル−ラ
イン調節バルブのうち少なくとも一つが、順次に各オイ
ルラインからの油を受け入れ、切替バルブへの油供給を
一方のラインから他方のラインに切り替える度に所定量
の油を混合区域に注入することにおいて、加圧された空
気流が連続的に混合区域を流れ、当該混合区域に注入さ
れた油と混合することによって空気・油混合物を形成す
ることを特徴とする。
れる空気・油混合物の製造方法であって、加圧された油
を、一対の独立したオイルラインに交替に供給するこ
と、上記二本のオイルラインに接続されたデュアル−ラ
イン調節バルブのうち少なくとも一つが、順次に各オイ
ルラインからの油を受け入れ、切替バルブへの油供給を
一方のラインから他方のラインに切り替える度に所定量
の油を混合区域に注入することにおいて、加圧された空
気流が連続的に混合区域を流れ、当該混合区域に注入さ
れた油と混合することによって空気・油混合物を形成す
ることを特徴とする。
本発明の第２部分は、すなわち、潤滑油として使用さ
れる空気・油混合物の製造方法であって、一対の独立し
たオイルラインに対し順次に油で加圧すること、上記の
オイルラインに接続されたデュアル−ライン調節バルブ
のうち少なくとも一つが、一方のラインが加圧されたと
きに当該ラインから所定量の油を受け入れ、次いで他方
のラインを加圧したときにこの油を混合区域へ注入する
ことにおいて、加圧された空気流が連続的に混合区域を
流れ、当該混合区域に注入された油と混合することによ
って空気・油混合物を形成することを特徴とする。
れる空気・油混合物の製造方法であって、一対の独立し
たオイルラインに対し順次に油で加圧すること、上記の
オイルラインに接続されたデュアル−ライン調節バルブ
のうち少なくとも一つが、一方のラインが加圧されたと
きに当該ラインから所定量の油を受け入れ、次いで他方
のラインを加圧したときにこの油を混合区域へ注入する
ことにおいて、加圧された空気流が連続的に混合区域を
流れ、当該混合区域に注入された油と混合することによ
って空気・油混合物を形成することを特徴とする。
好ましくは、加圧された油は、二本のオイルラインに
対し交替に油を分配する切替バルブに連続的に供給され
る。
対し交替に油を分配する切替バルブに連続的に供給され
る。
二本のオイルラインへの油供給を所定の速度で切り替
えるように調整することによって、混合区域への油注入
速度がコントロールさせることになる。混合区域まで所
定量の油を注入することは、一方のオイルラインから他
方のオイルラインに油を切り替える度に行われているの
で、空気・油混合物における油の量を正確にコントロー
ルするためにはその切替速度だけをコントロールすれば
良い。
えるように調整することによって、混合区域への油注入
速度がコントロールさせることになる。混合区域まで所
定量の油を注入することは、一方のオイルラインから他
方のオイルラインに油を切り替える度に行われているの
で、空気・油混合物における油の量を正確にコントロー
ルするためにはその切替速度だけをコントロールすれば
良い。
更に、好ましくは、二本のオイルラインが同時に複数
の調節バルブに油を供給するようにして、各バルブも加
圧空気供給源から連続的に送られてくる空気を受け入
れ、次いで各調節バルブにおける混合区域に空気・油混
合物を形成することである。
の調節バルブに油を供給するようにして、各バルブも加
圧空気供給源から連続的に送られてくる空気を受け入
れ、次いで各調節バルブにおける混合区域に空気・油混
合物を形成することである。
二本のオイルラインが同時にすべての調節バルブに給
油するように配置することにより、もし一つのバルブが
閉鎖状態に陥っても、他のバルブに対し油を供給するこ
とを確保できる。
油するように配置することにより、もし一つのバルブが
閉鎖状態に陥っても、他のバルブに対し油を供給するこ
とを確保できる。
本発明の第３部分は、すなわち、潤滑油として使用さ
れる空気・油混合物の製造装置であって、一対の独立し
たのオイルラインと、油で順次に各ラインを加圧する手
段と、オイルラインが加圧されたときに当該ラインから
所定量の油を受けるようにした少なくとも一つの、上記
二本のオイルラインに接続されたデュアル−ライン調節
バルブとを備え、上記または各調節バルブは、混合室を
有し、他方側のオイルラインが加圧されたときに所定量
の油が混合室に注入されるように構成されたものにおい
て、空気流が連続的に混合室を流れ油と混合するように
構成された手段を設けたことを特徴とする。
れる空気・油混合物の製造装置であって、一対の独立し
たのオイルラインと、油で順次に各ラインを加圧する手
段と、オイルラインが加圧されたときに当該ラインから
所定量の油を受けるようにした少なくとも一つの、上記
二本のオイルラインに接続されたデュアル−ライン調節
バルブとを備え、上記または各調節バルブは、混合室を
有し、他方側のオイルラインが加圧されたときに所定量
の油が混合室に注入されるように構成されたものにおい
て、空気流が連続的に混合室を流れ油と混合するように
構成された手段を設けたことを特徴とする。
好ましくは、油の供給を一方のオイルラインから他方
のオイルラインに切り替える度に混合室に注入される油
の量を、各デュアル−ライン調節バルブにて調節させる
手段を設ける。そうすることによって、複数のデュアル
−ライン調節バルブが二本のオイルラインに接続された
場合、各バルブが同時に所定量の油を混合室に注入する
ことになるが、バルブによって注入される油の量は、空
気・油混合物の潤滑油を必要とする負荷によって互いに
違ってくる。
のオイルラインに切り替える度に混合室に注入される油
の量を、各デュアル−ライン調節バルブにて調節させる
手段を設ける。そうすることによって、複数のデュアル
−ライン調節バルブが二本のオイルラインに接続された
場合、各バルブが同時に所定量の油を混合室に注入する
ことになるが、バルブによって注入される油の量は、空
気・油混合物の潤滑油を必要とする負荷によって互いに
違ってくる。
本発明をもって容易に理解するために、以下、実施例
によって、添付の図面を参照しながら、更に説明を行う
ことにする。
によって、添付の図面を参照しながら、更に説明を行う
ことにする。
図面の簡単な説明 図１は、本発明における装置を示す回路図。
図２は、操作中の連続工程を示すためにデュアル−ラ
イン調節・混合バルブを部分的に示すものである。
イン調節・混合バルブを部分的に示すものである。
発明の実施するための最良の形態 図１を参照して判るように、油タンク１に貯蔵された
潤滑用の油がモータポンプユニット２によって連続的に
切替バルブ３の入口孔まで供給される。互いに離れた二
本の給油用のオイルライン４と５が切替バルブ３から延
伸している。当該切替バルブは３位置弁であり、第１位
置ではバルブまで送られてきた油が油タンク１まで返送
される。第２位置では、加圧された油がオイルライン４
に供給されるが、オイルライン５が油タンクに連結され
るようになる。当該切替バルブの第３位置によっては、
油が加圧されてオイルライン５に供給されるが、オイル
ライン４が油タンクに連結されることになる。
潤滑用の油がモータポンプユニット２によって連続的に
切替バルブ３の入口孔まで供給される。互いに離れた二
本の給油用のオイルライン４と５が切替バルブ３から延
伸している。当該切替バルブは３位置弁であり、第１位
置ではバルブまで送られてきた油が油タンク１まで返送
される。第２位置では、加圧された油がオイルライン４
に供給されるが、オイルライン５が油タンクに連結され
るようになる。当該切替バルブの第３位置によっては、
油が加圧されてオイルライン５に供給されるが、オイル
ライン４が油タンクに連結されることになる。
圧縮空気供給源が空気ライン６に接続される。オイル
ライン４と５及び空気ライン６のそれぞれの長さは、必
要に応じ自由に決めることができ、潤滑を必要とする設
備に沿って延伸している。潤滑を必要とする各設備に隣
接して、デュアル−ライン調節・混合バルブ８がオイル
ライン４、５、空気ライン６に連結されている。デュア
ル−ライン調節・混合バルブ８には混合室が設けられて
おり、当該混合室は更に、空気ライン６及び二つの出口
孔７、９とつながっている。そして、二つの出口孔７及
び９は、空気・油混合物の供給を必要とする機械設備へ
共に又は別々につながっていく。上記の配列によって、
各種設備に対し複数本の空気・油混合物の供給が可能と
なり、各空気・油混合物の供給がデュアル−ライン調節
・混合バルブ８から得られるようになる。図１に示す配
列によって、互いに離れた三つの調節・混合バルブが示
される。これらのバルブはそれぞれ、オイルライン４及
び５と直接につながるように相互に平行に接続されてお
り、そして各バルブはそれぞれ、空気ライン６につなが
っている混合室を備えている。
ライン４と５及び空気ライン６のそれぞれの長さは、必
要に応じ自由に決めることができ、潤滑を必要とする設
備に沿って延伸している。潤滑を必要とする各設備に隣
接して、デュアル−ライン調節・混合バルブ８がオイル
ライン４、５、空気ライン６に連結されている。デュア
ル−ライン調節・混合バルブ８には混合室が設けられて
おり、当該混合室は更に、空気ライン６及び二つの出口
孔７、９とつながっている。そして、二つの出口孔７及
び９は、空気・油混合物の供給を必要とする機械設備へ
共に又は別々につながっていく。上記の配列によって、
各種設備に対し複数本の空気・油混合物の供給が可能と
なり、各空気・油混合物の供給がデュアル−ライン調節
・混合バルブ８から得られるようになる。図１に示す配
列によって、互いに離れた三つの調節・混合バルブが示
される。これらのバルブはそれぞれ、オイルライン４及
び５と直接につながるように相互に平行に接続されてお
り、そして各バルブはそれぞれ、空気ライン６につなが
っている混合室を備えている。
図２に詳しく示すように、各調節バルブ８は油注入器
を有する。第１シリンダ11におけるピストン10は置換可
能なものであり、第２シリンダ13におけるピストン12も
置換可能になっている。ピストン12は、両側において断
面が縮小された円筒状の延伸部12Aを有し、この延伸部
はシリンダ内にピストンを位置するように設けられてい
る。また、ピストン12の行程容積を限定するようにシリ
ンダ13の一端にスクリューデバイス14を設けることによ
って、シリンダ内におけるピストンの行程を調整するこ
とができる。更に、各調節バルブは、オイルライン４及
び５に連結されている二つの油入口孔16及び17をそれぞ
れ有する。油入口孔16及び17は、シリンダ11の反対側に
油圧的に接続されているとともに、入口孔16との隣接位
置には、シリンダ11及び13を繁ぐ連通孔18が設けられて
いる。当該連通孔18はシリンダ13の一端に隣接して連通
させ、もう一本の連通孔19は、シリンダ13の他端をシリ
ンダ11に繁ぐように連通させている。シリンダ11の両端
間の位置から、混合室22及び23に至る引出孔20及び21が
設けられており、そして出口孔７及び９はこれら混合室
から接続されている。
を有する。第１シリンダ11におけるピストン10は置換可
能なものであり、第２シリンダ13におけるピストン12も
置換可能になっている。ピストン12は、両側において断
面が縮小された円筒状の延伸部12Aを有し、この延伸部
はシリンダ内にピストンを位置するように設けられてい
る。また、ピストン12の行程容積を限定するようにシリ
ンダ13の一端にスクリューデバイス14を設けることによ
って、シリンダ内におけるピストンの行程を調整するこ
とができる。更に、各調節バルブは、オイルライン４及
び５に連結されている二つの油入口孔16及び17をそれぞ
れ有する。油入口孔16及び17は、シリンダ11の反対側に
油圧的に接続されているとともに、入口孔16との隣接位
置には、シリンダ11及び13を繁ぐ連通孔18が設けられて
いる。当該連通孔18はシリンダ13の一端に隣接して連通
させ、もう一本の連通孔19は、シリンダ13の他端をシリ
ンダ11に繁ぐように連通させている。シリンダ11の両端
間の位置から、混合室22及び23に至る引出孔20及び21が
設けられており、そして出口孔７及び９はこれら混合室
から接続されている。
次に、デュアル−ライン調節バルブの操作について説
明する。
明する。
加圧された油がオイルライン４に供給されるように切
替バルブ３を位置付けた場合、油が調節・混合バルブの
入口孔16に供給され、油圧によってピストン10がシリン
ダ11の右側端部まで押し込まれ、同時に油が連通孔18を
介してピストン12の左側にあたる部分のシリンダ13に供
給される。油圧によってピストン12がシリンダの反対端
まで押し込まれるともに、油はシリンダとピストン12と
延伸部12Aと間における環帯部に充填される。（図2B参
照） 図2Cから判るように、バルブ３を切り替えることによ
って加圧された油をオイルライン５を通じて供給すると
き、油が入口孔17を介して調節・混合バルブに導入さ
れ、油圧によってピストン10がシリンダ11の反対端まで
移動させられる。ピストン10の移動によって連通孔18が
開けられるので、シリンダ13にあった油は連通孔18を通
じてシリンダ11まで流れ、そして外部に向かって引出孔
20を通じて流れ、混合室22で空気と混合してから出口孔
９を通過し、潤滑を必要とする軸受まで放出される。そ
れと同時に図2Dに示すように、油がシリンダ11より連通
孔19を流動しシリンダ13まで流れ、ピストンをシリンダ
の反対画端まで移動させる。この種の運動は、油をシリ
ンダ11の反対端から引出孔を通じ外部に向かって移動さ
せることになる。そして、ピストン12の右端部における
延伸部12Aとシリンダとの間の環帯部へ油が充填され
る。切替バルブ３を再び操作することによってオイルラ
イン４を加圧した場合、図2Aに示す状態が保たれ、入口
孔16まで送られてきた油の圧力は、ピストン12をシリン
ダ13に沿って移動させることによって、シリンダ13に収
納された油が連通孔19に沿ってシリンダ11に排出され、
次いで引出孔21を通過し外部に向かって移動し混合室23
で空気と混合してから出口孔７を通じ軸受まで放出され
る。
替バルブ３を位置付けた場合、油が調節・混合バルブの
入口孔16に供給され、油圧によってピストン10がシリン
ダ11の右側端部まで押し込まれ、同時に油が連通孔18を
介してピストン12の左側にあたる部分のシリンダ13に供
給される。油圧によってピストン12がシリンダの反対端
まで押し込まれるともに、油はシリンダとピストン12と
延伸部12Aと間における環帯部に充填される。（図2B参
照） 図2Cから判るように、バルブ３を切り替えることによ
って加圧された油をオイルライン５を通じて供給すると
き、油が入口孔17を介して調節・混合バルブに導入さ
れ、油圧によってピストン10がシリンダ11の反対端まで
移動させられる。ピストン10の移動によって連通孔18が
開けられるので、シリンダ13にあった油は連通孔18を通
じてシリンダ11まで流れ、そして外部に向かって引出孔
20を通じて流れ、混合室22で空気と混合してから出口孔
９を通過し、潤滑を必要とする軸受まで放出される。そ
れと同時に図2Dに示すように、油がシリンダ11より連通
孔19を流動しシリンダ13まで流れ、ピストンをシリンダ
の反対画端まで移動させる。この種の運動は、油をシリ
ンダ11の反対端から引出孔を通じ外部に向かって移動さ
せることになる。そして、ピストン12の右端部における
延伸部12Aとシリンダとの間の環帯部へ油が充填され
る。切替バルブ３を再び操作することによってオイルラ
イン４を加圧した場合、図2Aに示す状態が保たれ、入口
孔16まで送られてきた油の圧力は、ピストン12をシリン
ダ13に沿って移動させることによって、シリンダ13に収
納された油が連通孔19に沿ってシリンダ11に排出され、
次いで引出孔21を通過し外部に向かって移動し混合室23
で空気と混合してから出口孔７を通じ軸受まで放出され
る。
ピストン12の両端部12Aは、ともに同じ長さ及び同じ
断面積のものである。従って、ピストン12の両端部にお
いては、シリンダの内壁と延伸部12Aとの間の環帯部は
同量の油を収納することができるので、ピストン12の各
往復運動ごとに同じ量の油を空気流に注入することが出
来るようになる。ここで明らかなように、切替バルブ３
によって油の供給を一方のオイルラインから他方のオイ
ルラインに切り替える度に、固定量の油が引出孔20及び
21の何れかを通過し噴射器より射出されるようになって
いる。この油は、直接に調節・混合バルブの混合室に流
され、空気ライン６から混合室を流れ通過している空気
と混合するようになっている。そして、空気・油混合物
は出口孔７及び９よりバルブを離れ、潤滑を必要とする
軸受などに供給される。
断面積のものである。従って、ピストン12の両端部にお
いては、シリンダの内壁と延伸部12Aとの間の環帯部は
同量の油を収納することができるので、ピストン12の各
往復運動ごとに同じ量の油を空気流に注入することが出
来るようになる。ここで明らかなように、切替バルブ３
によって油の供給を一方のオイルラインから他方のオイ
ルラインに切り替える度に、固定量の油が引出孔20及び
21の何れかを通過し噴射器より射出されるようになって
いる。この油は、直接に調節・混合バルブの混合室に流
され、空気ライン６から混合室を流れ通過している空気
と混合するようになっている。そして、空気・油混合物
は出口孔７及び９よりバルブを離れ、潤滑を必要とする
軸受などに供給される。
油の流れを一方のオイルラインから他方のオイルライ
ンに切り替える度に、固定量の油が混合室22または23の
何れかに注入される。ピストン12の行程容積を調整する
ことによって、ピストンが運動するごとに射出される油
の量を変化させることが出来る。
ンに切り替える度に、固定量の油が混合室22または23の
何れかに注入される。ピストン12の行程容積を調整する
ことによって、ピストンが運動するごとに射出される油
の量を変化させることが出来る。
発明の効果 本発明によって得られる利点は、切替バルブ３の各操
作によって所定量の油を各デュアル−ライン調節・混合
バルブの混合室へ導入できることにある。万が一、一つ
の調節・混合バルブが何かの原因で作動しなくなった場
合も、他のバルブは続けて順調に作動することができる
ようになっている。また、種類が異なる機械が違う量の
潤滑媒体を必要とすることに対応できるように、混合室
へ注入される油の量をピストンの行程毎に調整すること
ができる。例えば、各ピストンの行程毎に、油注入量が
0.1〜1.0ccの範囲であるように注入バルブを調整するこ
とが可能である。
作によって所定量の油を各デュアル−ライン調節・混合
バルブの混合室へ導入できることにある。万が一、一つ
の調節・混合バルブが何かの原因で作動しなくなった場
合も、他のバルブは続けて順調に作動することができる
ようになっている。また、種類が異なる機械が違う量の
潤滑媒体を必要とすることに対応できるように、混合室
へ注入される油の量をピストンの行程毎に調整すること
ができる。例えば、各ピストンの行程毎に、油注入量が
0.1〜1.0ccの範囲であるように注入バルブを調整するこ
とが可能である。
このようにして得られた空気・油混合物の潤滑油は、
潤滑作業を必要とする箇所の近くで形成されるので、従
来のように空気・油混合物が長いパイプ内を通過して供
給される際に生じた配布不良の問題を軽減することがで
きる。
潤滑作業を必要とする箇所の近くで形成されるので、従
来のように空気・油混合物が長いパイプ内を通過して供
給される際に生じた配布不良の問題を軽減することがで
きる。
フロントページの続き (72)発明者 グラタン エズモンド イギリス国，ヨークシア エス61 ２テ ィーアイ，ロザーハム，ソープ ヘズリ ー，チェイプフィールド ウエイ 46 (72)発明者 マックリン デイビッド イギリス国，ヘレフォードシア エイチ アール４ ７エイチエックス，ヘレフォ ード，ビショップストーン，グリーンウ ォールズ（番地なし) (56)参考文献 特開 平３−196942（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−46293（ＪＰ，Ａ) 英国特許831928（ＧＢ，Ｂ)
Claims (5)
- 【請求項１】潤滑油として使用される空気・油混合物の
製造方法であって、 互いに独立した第１および第２のオイルラインに接続さ
れている調節バルブは、第１のオイルラインが油で加圧
されるとき該第１のラインから所定量の油を受け入れ
て、第２のオイルラインが油で加圧されるとき該所定量
の油を第１の混合区域に注入し、第２のオイルラインが
油で加圧されるとき第２のオイルラインから所定量の油
を受け入れ、第１のオイルラインが油で加圧されるとき
該所定量の油を第２の混合区域に注入し、 単一な空気源からの加圧空気が各混合区域へ同時に供給
され、各混合区域に注入された油が空気と混合すること
で、それぞれの区域より流出するそれぞれの空気・油混
合物を形成することを特徴とする空気・油混合物の製造
方法。 - 【請求項２】加圧状態の油が連続的に制御バルブへ供給
され、該制御バルブにより該加圧状態の油が上記第１お
よび第２のオイルラインへ交互に供給されることを特徴
とする請求項１記載の方法。 - 【請求項３】上記第１および第２のオイルラインから上
記調節バルブによって受けられる所定量の油は調節可能
であることを特徴とする請求項１記載の方法。 - 【請求項４】複数の調節バルブが平行に第１および第２
のオイルラインに接続されており、単一な空気源からの
加圧空気が、各調節バルブの各混合区域へ同時に供給さ
れることを特徴とする請求項１記載の方法。 - 【請求項５】潤滑油として使用される空気・油混合物を
製造する装置であって、 互いに独立した第１および第２のオイルラインと、 交互に各オイルラインを油で加圧する手段と、 第１のオイルラインが油で加圧されるとき該第１のライ
ンから所定量の油を受け入れて、第２のオイルラインが
油で加圧されるとき該所定量の油を第１の混合区域に注
入し、第２のオイルラインが油で加圧されるとき第２の
オイルラインから所定量の油を受け入れ、第１のオイル
ラインが油で加圧されるとき該所定量の油を第２の混合
区域に注入するように、第１および第２のオイルライン
に接続されている調節バルブと、 単一な空気源からの加圧空気を各混合区域へ同時に供給
する手段と、 を備えており、 各混合区域は、該区域で形成された空気・油混合物を該
区域から流出させる出口孔を有することを特徴とする装
置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB909027478A GB9027478D0 (en) | 1990-12-19 | 1990-12-19 | Air/oil mixture as a lubricant |
| GB9027478.8 | 1990-12-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06503870A JPH06503870A (ja) | 1994-04-28 |
| JP2724916B2 true JP2724916B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=10687209
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4501447A Expired - Fee Related JP2724916B2 (ja) | 1990-12-19 | 1991-12-17 | 潤滑油としての空気・油混合物 |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5415249A (ja) |
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