JP2723667B2 - 平面型電子放出装置 - Google Patents
平面型電子放出装置Info
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- JP2723667B2 JP2723667B2 JP2305254A JP30525490A JP2723667B2 JP 2723667 B2 JP2723667 B2 JP 2723667B2 JP 2305254 A JP2305254 A JP 2305254A JP 30525490 A JP30525490 A JP 30525490A JP 2723667 B2 JP2723667 B2 JP 2723667B2
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- Japan
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- electron emission
- emission device
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は平面型電子放出装置に関し、特に陰極線によ
り発光する蛍光表示装置の平面型電子放出装置に関す
る。
り発光する蛍光表示装置の平面型電子放出装置に関す
る。
従来、この種の平面型電子放出装置は、第４図に示す
ように、平面基板１上に複数の線状カソード２がそれぞ
れ平行に配置され、電気的に分離、あるいは、線状カソ
ード２と同電位の平面電極３によって構成されている。
ように、平面基板１上に複数の線状カソード２がそれぞ
れ平行に配置され、電気的に分離、あるいは、線状カソ
ード２と同電位の平面電極３によって構成されている。
平面電極３に適当な電位を印加すると、第５図（ｂ）
に示した様に、電界が形成され、平面電極３の対向方向
に配置された制御電極４と蛍光体５へ電子が入射し、第
５図（ａ）に示すように、電子分布特性を得ていた。
に示した様に、電界が形成され、平面電極３の対向方向
に配置された制御電極４と蛍光体５へ電子が入射し、第
５図（ａ）に示すように、電子分布特性を得ていた。
しかしながら、上述の様な構成の電子放出装置では、
表示部を構成する蛍光体の画素ピッチが小さくなる高精
細表示装置を得ようとした場合、蛍光体５の画素ピッチ
と共に、制御電極４の配列ピッチも小さくなることか
ら、制御電極４の電界効果が弱くなり線状カソード２の
中間位置に電子が入射しにくくなることから、表示部の
均一な電子分離が損なわれるという問題点があった。
表示部を構成する蛍光体の画素ピッチが小さくなる高精
細表示装置を得ようとした場合、蛍光体５の画素ピッチ
と共に、制御電極４の配列ピッチも小さくなることか
ら、制御電極４の電界効果が弱くなり線状カソード２の
中間位置に電子が入射しにくくなることから、表示部の
均一な電子分離が損なわれるという問題点があった。
従って、制御電極４の配列ピッチが小さくなるにつれ
線状カソード２の吊り数を増やし、線状カソード２の配
置ピッチも小さくするという手段を用いていた。しか
し、線状カソード２の数量増加は、消費電力の増大，線
状カソード２の張架作業の困難さを生じ高精細の表示装
置を製作する上での問題点となっていた。
線状カソード２の吊り数を増やし、線状カソード２の配
置ピッチも小さくするという手段を用いていた。しか
し、線状カソード２の数量増加は、消費電力の増大，線
状カソード２の張架作業の困難さを生じ高精細の表示装
置を製作する上での問題点となっていた。
本発明の目的は、表示部の均一な電子分離が得られ、
高精細な表示が得られる平面型電子放出装置を提供する
ことにある。
高精細な表示が得られる平面型電子放出装置を提供する
ことにある。
本発明は、平面基板の面上に間隔をおいて複数の線状
カソードをそれぞれ平行に配置した平面型電子放出装置
において、前記平面基板上の隣接する前記線状カソード
の中間の位置に前記平面基板と垂直で前記線状カソード
と平行にリボン状電極が設けられ、前記リボン状電極に
複数の通過孔が形成されている。
カソードをそれぞれ平行に配置した平面型電子放出装置
において、前記平面基板上の隣接する前記線状カソード
の中間の位置に前記平面基板と垂直で前記線状カソード
と平行にリボン状電極が設けられ、前記リボン状電極に
複数の通過孔が形成されている。
次に本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第１図は本発明の第１の実施例の要部斜視図、第２図
（ａ），（ｂ）は第１図の平面型電子放出装置の放出電
子量の分布特性図及び電界分布図と電子軌道図である。
（ａ），（ｂ）は第１図の平面型電子放出装置の放出電
子量の分布特性図及び電界分布図と電子軌道図である。
第１実施例は、第１図に示す平面基板１の面上に垂直
に設けたリボン状電極６に、線状カソード２の電位に対
し正電位を印加すると、第２図（ｂ）に破線ａで示す電
界が形成された線状カソード２からほぼ円筒状に広がる
電界となる。この結果、線状カソード２から放出される
電子は、第２図（ｂ）に実線ｂで示すように、放射状に
加速され制御電極４に向かって加速される。したがっ
て、線状カソード２から放出される電子は、第２図
（ａ）に実線ｃで示すような放出電子量の分布特性とな
り、線状カソード２間に位置する蛍光体５にも均一に電
子が入射する。
に設けたリボン状電極６に、線状カソード２の電位に対
し正電位を印加すると、第２図（ｂ）に破線ａで示す電
界が形成された線状カソード２からほぼ円筒状に広がる
電界となる。この結果、線状カソード２から放出される
電子は、第２図（ｂ）に実線ｂで示すように、放射状に
加速され制御電極４に向かって加速される。したがっ
て、線状カソード２から放出される電子は、第２図
（ａ）に実線ｃで示すような放出電子量の分布特性とな
り、線状カソード２間に位置する蛍光体５にも均一に電
子が入射する。
このように、線状カソード２間に、リボン状電極６を
配置し適当な電位を印加することにより、線状カソード
２から放出される電子を放射状に拡散することができる
ので、制御電極４の配列ピッチの小さい高精度の表示装
置を製作する場合においても、線状カソード２の吊り数
を増やすことなく均一な表示を得ることができ、リボン
状電極６の電位を適当に変えることで均一に放射される
平面型電子放出装置を容易に構成できる。
配置し適当な電位を印加することにより、線状カソード
２から放出される電子を放射状に拡散することができる
ので、制御電極４の配列ピッチの小さい高精度の表示装
置を製作する場合においても、線状カソード２の吊り数
を増やすことなく均一な表示を得ることができ、リボン
状電極６の電位を適当に変えることで均一に放射される
平面型電子放出装置を容易に構成できる。
第３図は本発明の第２の実施例のリボン状電極の正面
図である。
図である。
第２の実施例は、第３図に示すように、リボン状電極
16の通過孔を示し、第１の実施例では、円形としたもの
を六角形の蜂巣状に形成したことを特徴とする。
16の通過孔を示し、第１の実施例では、円形としたもの
を六角形の蜂巣状に形成したことを特徴とする。
この実施例では、リボン状電極16の表面積が小さくな
ることから、リボン状電極16に入射する電子を丸穴形状
に比べ少なくすることができ、リボン状電極16で電子を
失うことなく表示部制御電極および蛍光体側へ電子を入
射せしめるものである。
ることから、リボン状電極16に入射する電子を丸穴形状
に比べ少なくすることができ、リボン状電極16で電子を
失うことなく表示部制御電極および蛍光体側へ電子を入
射せしめるものである。
また、リボン状電極16の通過孔は、円形及び六角形と
したが、正方形あるいは長方形としてもよい。
したが、正方形あるいは長方形としてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、リボン状電極
に適当な電位を印加することにより、線状カソード近傍
の電界分布を容易に変えることができるとともに、均一
な放出電子量の分布とすることができるので高精細な表
示が得られる平面型電子放出装置が構成できる効果があ
る。
に適当な電位を印加することにより、線状カソード近傍
の電界分布を容易に変えることができるとともに、均一
な放出電子量の分布とすることができるので高精細な表
示が得られる平面型電子放出装置が構成できる効果があ
る。
第１図は本発明の第１の実施例の要部斜視図、第２図
（ａ），（ｂ）は第１図の平面型電子放出装置の放出電
子量の分布特性図及び電界分布図と電子軌道図、第３図
は本発明の第２の実施例のリボン状電極の正面図、第４
図は従来の平面型電子放出装置の一例の要部斜視図、第
５図は従来の平面型電子放出装置の一例の放出電子量の
分布特性図及び電界分布図と電子軌道図である。 １……平面基板、２……線状カソード、３……平面電
極、４……制御電極、５……蛍光体、6,16……リボン状
電極。
（ａ），（ｂ）は第１図の平面型電子放出装置の放出電
子量の分布特性図及び電界分布図と電子軌道図、第３図
は本発明の第２の実施例のリボン状電極の正面図、第４
図は従来の平面型電子放出装置の一例の要部斜視図、第
５図は従来の平面型電子放出装置の一例の放出電子量の
分布特性図及び電界分布図と電子軌道図である。 １……平面基板、２……線状カソード、３……平面電
極、４……制御電極、５……蛍光体、6,16……リボン状
電極。
Claims (1)
- 【請求項１】平面基板の面上に間隔をおいて複数の線状
カソードをそれぞれ平行に配置した平面型電子放出装置
において、前記平面基板上の隣接する前記線状カソード
の中間の位置に前記平面基板と垂直で前記線状カソード
と平行にリボン状電極が設けられ、前記リボン状電極に
複数の通過孔が形成されていることを特徴とする平面型
電子放出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2305254A JP2723667B2 (ja) | 1990-11-09 | 1990-11-09 | 平面型電子放出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2305254A JP2723667B2 (ja) | 1990-11-09 | 1990-11-09 | 平面型電子放出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04179034A JPH04179034A (ja) | 1992-06-25 |
| JP2723667B2 true JP2723667B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=17942891
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2305254A Expired - Fee Related JP2723667B2 (ja) | 1990-11-09 | 1990-11-09 | 平面型電子放出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2723667B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2127616A (en) * | 1982-09-17 | 1984-04-11 | Philips Electronic Associated | Display apparatus |
| JPS61124031A (ja) * | 1984-11-20 | 1986-06-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 画像表示装置の電子銃 |
| JPS61232539A (ja) * | 1985-04-06 | 1986-10-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 画像表示装置 |
-
1990
- 1990-11-09 JP JP2305254A patent/JP2723667B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04179034A (ja) | 1992-06-25 |
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