JP2718278B2 - 可変向形照明装置 - Google Patents

可変向形照明装置

Info

Publication number
JP2718278B2
JP2718278B2 JP4866491A JP4866491A JP2718278B2 JP 2718278 B2 JP2718278 B2 JP 2718278B2 JP 4866491 A JP4866491 A JP 4866491A JP 4866491 A JP4866491 A JP 4866491A JP 2718278 B2 JP2718278 B2 JP 2718278B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lamp body
arm
lamp
opening
variable directional
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4866491A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04267004A (ja
Inventor
文男 横田
雄彦 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Lighting Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Lighting Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp, Mitsubishi Electric Lighting Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4866491A priority Critical patent/JP2718278B2/ja
Publication of JPH04267004A publication Critical patent/JPH04267004A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2718278B2 publication Critical patent/JP2718278B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、住宅や店舗等におけ
るダウンライトやスポットライト照明を行うための電動
式可変向形照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は例えば実開昭62−4021号公
報に示された従来の可変向形照明装置を示す断面図であ
り、図において、(1)は本体枠、(2)はこの本体枠(1)
に回動可能に弾性的に保持された灯体、(3)はこの灯体
に取付けられた把手、(4)は天井、(5)は本体で本体枠
と共に天井4に取付けられている。上記のように構成さ
れた可変向形照明装置の灯体(2)は本体枠(1)に変向可
能に保持されているため、把手(3)を手で操作すること
により照射方向を変えられるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の可変向形照明装
置は、以上のように構成されていて、人が直接手で灯具
を操作して照射方向を変える必要があるため、灯体の熱
で火傷をおう危険があったり、比較的高所の例えば天井
等に取付けられるため、踏台等を使用して灯体を変向し
なければならず、殊に身体の不自由な人や高令者にとっ
ては、その取扱いが困難であった。構造面では、詳細は
図示しないが、灯体の偏荷重等で簡単に変向してしまう
ことを防ぐため、弾性的保持等の手段が必要であり、そ
の管理も面倒である等問題があった。
【0004】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、灯体を手で操作することな
く、安全にかつ容易に所望する照射方向に変向できる可
変向形照明装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る可変向形照
明装置は、上記目的を達成するために、球面の一部を形
成する灯体を、装置本体の開口部に配設された2本の水
平リングにより回動自在に保持し、灯体の外側にあって
互いに直交する内外2本の半円弧状アームを、その両端
を中心として駆動手段を用いて傾動させ、上記半円弧状
アームのガイドスリットを挿通する支持ピンを介して灯
体を変向させることを主たる構成とするものである。
【0006】
【作用】互いに直交する2本の半円弧状アームを駆動手
段を用いて傾動させることにより、支持ピンの位置を変
位させ照射方向を変えることができる。従って駆動手段
を制御することにより、照射方向は自由に変される。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、(11)は中央に開口部を有する装
置の本体、(13)は球形殼の一部をなした灯体枠で、下
部に投光開口部を、上部にこれとほぼ同径の開口部を形
成している。(14)はこの灯体枠(13)に取付けられた
コ字状の灯体部材、(15)はこの灯体部材に突設した回
り止め用の突起部、(16)はランプソケット、(17)は
ランプである。灯体(12)は前記した(13)〜(17)に
よって構成されている。(18)は灯体(12)の変向を規
制する支持ピンで、灯体の上側外方に突設されている。
(19)は半円弧状の内側アームで、帯板を灯体枠と同心
にして半円弧状に湾曲形成し、共通の軸心(22)が灯体
の回動中心を通る一対の支軸(32)(33)によって両端
が傾動自在に支承されている。(21)は内側アーム(1
9)と直交しこれと同一構造を有する半円弧状アーム
で、共通の軸心(22)が灯体の回動中心を通る一対の支
軸(32)(33)によって両端が傾動自在に支承されてい
る。内外側の半円弧状アームには長手方向にガイドスリ
ット(20)(23)がそれぞれ形成され、このガイドスリ
ット(20)(23)には前記支持ピン(18)が摺動可能に
挿通されている。
【0008】(24a)は2本の水平リングの上リング、
(24b)は下リングで、断面が矩形の例えば150℃以
上の耐熱性を有する合成樹脂よりなり、内径は前記灯体
枠(13)の直径よりやや小さく形成され、装置本体の開
口部に配設することにより、灯体枠(13)を回動自在に
保持している。(25)は上リング(24a)が装着される
リング枠で、装置本体の開口部に取付けられ、下リング
(24b)は装置本体(11)の開口部内壁側に形成された
段部に装着されている。(26)はモータ、(27)はこの
モータ(26)の取付板で本体(11)に取付けられてい
る。(28)はモータ(26)の軸に固定されたクランク、
(29)は連杆、(30)はレバー、(31)は上記レバー
(30)、連杆(29)及びクランク(30)とを連結する連
結ピンである。前記支軸(32)はレバー(30)に固定さ
れ、本体(11)に備えた軸受部に挿通し、軸端を前記内
側アーム(19)の端部に嵌着している。また前記支軸
(33)は灯体(12)の中心に対し支軸(32)と対称の位
置にある。上記(26)〜(33)で一組の駆動手段(34)
が構成されていて、外側アーム(21)にも同様の駆動手
段が設けられている。図中(35)は本体の取付枠であ
る。図3は駆動手段(34)と灯体(12)の位置関係を示
した側面図である。
【0009】次に上記のように構成された可変向形照明
装置の動作について説明する。先ず図3に示すような一
実施例の駆動手段では、例えば、モータ(26)が一方向
に回転して連続的に作動すると、クランク(28)は回転
運動をするが、連杆(29)を介してレバー(30)は所定
角度θで往復回動を行う。従ってこのレバー(30)を介
して支軸(32)に嵌着された内側アーム(19)は同角度
の往復の傾動を行うことになる。しかるに、内側アーム
のガイドスリット(20)には支持ピン(18)が摺動自在
に挿通されているので、内側アームの往復傾動に伴って
灯体(12)は灯体枠(13)の回動中心を芯として角度θ
の範囲で往復傾動する。すなわち、照射方向を変向する
ものである。この角度θはおよそ60である。
【0010】以上の動作は内側アーム(19)についての
動作であるが、外側アーム(21)も同様である。この二
本のアームを相互または同時に駆動させることにより灯
体(12)を回動させることもできる。これは平面上であ
れば、照射角60で照射した範囲のどの位置をも照射
することが可能である。
【0011】以上はモータ(26)を連続駆動した場合で
あるが、通常は断続させて所望の照射位置を得るもので
ある。また傾動、回動する灯体枠(13)を二本の合成樹
脂製の水平リングで保持したので、組立てが容易であ
り、動作も円滑となる。
【0012】以上のような可変向形照明装置のモータを
リモコン操作等により制御すれば、灯体を直接手で操作
する必要がなくなる。また照明対象部に発信器を設け
て、この発信器からの信号に基づいて、この照明対象部
の位置を演算してモータの作動制御を行うこともでき
る。
【0013】上記実施例では、駆動手段としてモータを
一方向回転としリンク機構による往復運動を用いて説明
したが、モータを正逆転してもよく、また支軸にモータ
を直結して正逆転させてもよい。更にラック、ピニオン
機構やカム機構を用いてもよく、モータ以外の他の駆動
機器を用いてもよい。灯体枠の保持は断面矩形のリング
としては、これに限らず円形、台形、L形等でも充分な
効果が得られる。
【0014】なお灯体の保持方式は二支点、二重構造の
ジンバル機構や灯体枠を二部品で包持する等の方式でも
同様な動作を得ることができる。更に支持ピンは単一構
造ピンでなくても、二重構造ピン等でもよい。また、こ
の発明による可変向形照明装置は、単体または他の照明
装置と組合わせた複合体として使用できる。
【0015】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、駆動
手段を用いて、互いに直交する内外2本の半円弧状アー
ムを傾動させ、これと連動して灯体を自由に回動させか
つ保持させる構成としたため、灯体を直接手で変向操作
する必要がなく、安全かつ容易に所望する照射方向を得
ることができる。また駆動手段を適宜の制御装置と接続
することにより、照明操作を自動化することも可能とな
る。また、この発明によれば、球面の一部を形成する灯
体を2本の水平リングにより保持するので、装置が簡単
となり、組立てが容易になる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による可変向形照明装置の
縦断面図。
【図2】この発明の一実施例による可変向形照明装置の
平面図。
【図3】この発明の一実施例による可変向形照明装置の
駆動部の側面図。
【図4】従来の可変向形照明装置の縦断面図。
【符号の説明】
11 本体 12 灯体 13 灯体枠 18 支持ピン 19 内側アーム 21 外側アーム 20、23 ガイドスリット 22 軸心 24a、24b 水平リング 32、33 支軸 34 駆動手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体の開口部に回動自在に保持さ
    れ、下部に投光開口部を有する灯体と、上記灯体の両側
    外方にあって、共通の軸心が上記灯体の回動中心を通る
    一対の支軸によって両端が傾動自在に支承された半円弧
    状の内側アームと、この内側アームと直交し、これと同
    一構造を有する半円弧状の外側アームと、それぞれのア
    ームを傾動させる駆動手段とを備え、上記灯体上側外方
    に突設された支持ピンが摺動自在に挿通するガイドスリ
    ットを、上記各アームの長手方向に形成したことを特徴
    とする可変向形照明装置。
  2. 【請求項2】 灯体が、球面の一部を形成し、平行でか
    つ対向して装置本体の開口部に配設された2本の水平リ
    ングにより保持されていることを特徴とする請求項1記
    載の可変向形照明装置。
JP4866491A 1991-02-22 1991-02-22 可変向形照明装置 Expired - Fee Related JP2718278B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4866491A JP2718278B2 (ja) 1991-02-22 1991-02-22 可変向形照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4866491A JP2718278B2 (ja) 1991-02-22 1991-02-22 可変向形照明装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04267004A JPH04267004A (ja) 1992-09-22
JP2718278B2 true JP2718278B2 (ja) 1998-02-25

Family

ID=12809607

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4866491A Expired - Fee Related JP2718278B2 (ja) 1991-02-22 1991-02-22 可変向形照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2718278B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT201800003599A1 (it) * 2018-03-15 2019-09-15 Forma Lighting Italia S R L Faretto da incasso motorizzato con azionamento a biella e manovella

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5339234A (en) * 1993-04-23 1994-08-16 The Genlyte Group Incorporated Lighting fixture with ratcheted swivel socket sliding within slot
EP2986907A4 (en) * 2013-04-15 2016-10-26 Univ Emory DEVICES AND SYSTEMS FOR ROTARY PLATFORMS

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT201800003599A1 (it) * 2018-03-15 2019-09-15 Forma Lighting Italia S R L Faretto da incasso motorizzato con azionamento a biella e manovella
WO2019175757A1 (en) * 2018-03-15 2019-09-19 Forma Lighting Italia S.R.L. Motorized recessed spotlight with link bar and crank drive system

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04267004A (ja) 1992-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1057717A (en) Focusing device for sealed type multi-lamp for obtaining shadowless illumination
US3005087A (en) Variable focusing, multi-beam, illuminating device
US4827387A (en) Two-axis beam steering system for use in automated light fixtures
US4945459A (en) Two-axis beam steering system for use in automated light fixtures
JP2718278B2 (ja) 可変向形照明装置
US4928211A (en) Lighthead assembly
JP2004288474A (ja) Led配列型照明器
US4916597A (en) Lighthead assembly
US5089946A (en) Universal light beam manipulator
KR101551312B1 (ko) 리플렉터 무영등의 멀티 싱크 포커싱 장치
JPH0716255Y2 (ja) 照明器具
JPH052888Y2 (ja)
JP2981967B2 (ja) 手術用多灯式照明灯
JPS61224201A (ja) 可動光効果用の光投写器
JPH0347602Y2 (ja)
KR900005706Y1 (ko) 의료용 조명등의 초점 조절장치
JPS6226082Y2 (ja)
JPH048561Y2 (ja)
JPS5854085Y2 (ja) スリツトランプの調節装置
JPH04312457A (ja) 医用照明装置
KR20020060293A (ko) 헤드부 회전장치
JPH0715041Y2 (ja) 医療用照明灯
JPS6323056Y2 (ja)
JPH071694Y2 (ja) スポットライト
US6918683B2 (en) Oscillating light device

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees