JP2718151B2 - 車両用灯具 - Google Patents
車両用灯具Info
- Publication number
- JP2718151B2 JP2718151B2 JP1057817A JP5781789A JP2718151B2 JP 2718151 B2 JP2718151 B2 JP 2718151B2 JP 1057817 A JP1057817 A JP 1057817A JP 5781789 A JP5781789 A JP 5781789A JP 2718151 B2 JP2718151 B2 JP 2718151B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- socket
- lamp
- hook
- mounting
- cord
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、オートバイのテールランプなどに用いる
車両用灯具に関する。
車両用灯具に関する。
（従来の技術） オートバイなどの車両には、特にオフロードに適する
ようにした種類のものがあり、この種のものは凹凸の大
きい路面を走行し、車体の振動も大きい。テールランプ
などのランプ類は、ランプバルブに大きい振動を与える
と、フイラメントが断線することがあって、寿命が短く
なり、度々交換しなければならない。このため、ランプ
バルブを装着するソケットを弾性材で作り、ソケットの
両側をボデー側のブラケットに差込んで、弾性材のソケ
ットによって、ランプバルブを浮動させて保持し、振動
の低減を図って断線を防ぐようにしている。例えば、特
公昭62−17834号公報参照。
ようにした種類のものがあり、この種のものは凹凸の大
きい路面を走行し、車体の振動も大きい。テールランプ
などのランプ類は、ランプバルブに大きい振動を与える
と、フイラメントが断線することがあって、寿命が短く
なり、度々交換しなければならない。このため、ランプ
バルブを装着するソケットを弾性材で作り、ソケットの
両側をボデー側のブラケットに差込んで、弾性材のソケ
ットによって、ランプバルブを浮動させて保持し、振動
の低減を図って断線を防ぐようにしている。例えば、特
公昭62−17834号公報参照。
（発明が解決しようとする課題） 従来の技術で述べたものは、ソケットを弾性材にして
も弾力が少なく、ランプバルブの振動低減効果が少な
い、又、ボデー側にブラケットを設けたり、ソケットの
構造が複雑で、製造コストが高くついている。
も弾力が少なく、ランプバルブの振動低減効果が少な
い、又、ボデー側にブラケットを設けたり、ソケットの
構造が複雑で、製造コストが高くついている。
この発明は、かかる点に鑑み、ランプバルブを装着す
るソケットを弾性材にすると共に、ソケットに左右の脚
片とフックを一体に成形し、左右の脚片に初期撓みを与
えてボデー側に締着し、弾力を調節できると共に、浮動
効果が大きく、構造が簡単で安価に製作できて、ランプ
バルブの寿命を長くできる車両用灯具を得ることを目的
とする。
るソケットを弾性材にすると共に、ソケットに左右の脚
片とフックを一体に成形し、左右の脚片に初期撓みを与
えてボデー側に締着し、弾力を調節できると共に、浮動
効果が大きく、構造が簡単で安価に製作できて、ランプ
バルブの寿命を長くできる車両用灯具を得ることを目的
とする。
（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために、この発明の車両用灯具
は、ランプバルブを装着する弾性材の筒状のソケットの
左右に先端に取付け孔を設けた脚片を一体に設けると共
に、ソケットの下側に輪状のフックを一体に設け、脚片
を曲げた状態でボデー側に取付け孔を締着し、フックに
コード又はコードとクランプを通して保持するようにし
たことにある。
は、ランプバルブを装着する弾性材の筒状のソケットの
左右に先端に取付け孔を設けた脚片を一体に設けると共
に、ソケットの下側に輪状のフックを一体に設け、脚片
を曲げた状態でボデー側に取付け孔を締着し、フックに
コード又はコードとクランプを通して保持するようにし
たことにある。
（作 用） ソケットには、左右の脚片及びフックを一体成形によ
って簡単に設けることができる。左右の脚片は、曲げて
初期撓みを与えて下側のフックを支えて取付けるので、
弾力を大きくできる。特に、左右の脚片の長さ、太さを
適正に選ぶことによって、柔かく浮動効果の大きいもの
にでき、初期撓みを与えることによって、柔か過ぎるの
を防止できる。そして、車体の上下振動に合せて、上下
方向に特に浮動し、ランプバルブの振動を軽減して、ラ
ンプ寿命を長くできる。ソケットは、左右の脚片が伸び
た状態で成形するので、成形型が簡単にできて安価にで
き、ボデー側の構造も簡単で安価にできる。
って簡単に設けることができる。左右の脚片は、曲げて
初期撓みを与えて下側のフックを支えて取付けるので、
弾力を大きくできる。特に、左右の脚片の長さ、太さを
適正に選ぶことによって、柔かく浮動効果の大きいもの
にでき、初期撓みを与えることによって、柔か過ぎるの
を防止できる。そして、車体の上下振動に合せて、上下
方向に特に浮動し、ランプバルブの振動を軽減して、ラ
ンプ寿命を長くできる。ソケットは、左右の脚片が伸び
た状態で成形するので、成形型が簡単にできて安価にで
き、ボデー側の構造も簡単で安価にできる。
（実施例） 以下、本発明の実施例を図面によって説明する。
第１図乃至第３図は、本発明の一実施例を示すもので
ある。ソケット１は筒状に弾性体で成形するもので、ソ
ケット１の左右に脚片２を上方に向けて一体成形し、左
右の脚片２の先端に取付け孔３を設け、左右の取付け孔
３は、所定の間隔を保つように連結腕４で連結してあ
る。又、ソケット１の下側には、輪状のフック５を一体
成形して設ける。ソケット１には、配線用のコード６の
端を連結し、ランプバルブ７をソケット１に差込んで装
着する。ボデー側８は、この場合は、オートバイの後輪
泥除けになっている。合成樹脂を用いて型成形するもの
で、ボデー側８にランプレンズ９を取付ける座10が設け
てあり、前部左右に上方に突出させてステー11を設け
て、先端をネジ孔にしてある。
ある。ソケット１は筒状に弾性体で成形するもので、ソ
ケット１の左右に脚片２を上方に向けて一体成形し、左
右の脚片２の先端に取付け孔３を設け、左右の取付け孔
３は、所定の間隔を保つように連結腕４で連結してあ
る。又、ソケット１の下側には、輪状のフック５を一体
成形して設ける。ソケット１には、配線用のコード６の
端を連結し、ランプバルブ７をソケット１に差込んで装
着する。ボデー側８は、この場合は、オートバイの後輪
泥除けになっている。合成樹脂を用いて型成形するもの
で、ボデー側８にランプレンズ９を取付ける座10が設け
てあり、前部左右に上方に突出させてステー11を設け
て、先端をネジ孔にしてある。
ソケット１は、左右の脚片２の取付け孔３をランプレ
ンズ９と共締めで、ビス12によってステー11に締着す
る。コード６は、Ｖ字形に曲げて、フック５に通し、ラ
ンプバルブ７の下側で、グロメット13に通して、座10の
下側に取出す。その際フック４を下側に引いて、左右の
脚片２を曲げて、初期撓みを与える。
ンズ９と共締めで、ビス12によってステー11に締着す
る。コード６は、Ｖ字形に曲げて、フック５に通し、ラ
ンプバルブ７の下側で、グロメット13に通して、座10の
下側に取出す。その際フック４を下側に引いて、左右の
脚片２を曲げて、初期撓みを与える。
第４図及び第５図は、本発明の他の実施例を示すもの
である。この場合には、ボデー側８に締着したクランプ
14をフック５に通して保持させ、コード６も長さに余裕
を持たせてフック５に通してある。その他は第１図乃至
第３図に示したものと同じである。
である。この場合には、ボデー側８に締着したクランプ
14をフック５に通して保持させ、コード６も長さに余裕
を持たせてフック５に通してある。その他は第１図乃至
第３図に示したものと同じである。
左右の腕片２は、長さと太さの選定で適度の弾力を有
し、フック５を下側に引いて、腕片２に初期撓みを与え
ることによって、柔か過ぎないようにしてある。そし
て、フック５の長孔の範囲で、第１図に二点鎖線で示す
ようにクッションできて、振動を吸収する。ソケット１
は、弾性材を用いて型成形でき、取付けも、ランプレン
ズ９を含めて二本のビス12で取付けできるので構造が簡
単である。
し、フック５を下側に引いて、腕片２に初期撓みを与え
ることによって、柔か過ぎないようにしてある。そし
て、フック５の長孔の範囲で、第１図に二点鎖線で示す
ようにクッションできて、振動を吸収する。ソケット１
は、弾性材を用いて型成形でき、取付けも、ランプレン
ズ９を含めて二本のビス12で取付けできるので構造が簡
単である。
（発明の効果） 以上説明したように、この発明は、上述のように構成
したので、左右の腕片でソケットに適度のクッションを
与えることができて、ランプバルブの振動を軽減して寿
命を長くすることができる。そして、ソケットは、弾性
体で型成形して安価にでき、取付け部分の構造が簡単
で、ソケットとランプレンズを共締めでき、安価に製作
できる。
したので、左右の腕片でソケットに適度のクッションを
与えることができて、ランプバルブの振動を軽減して寿
命を長くすることができる。そして、ソケットは、弾性
体で型成形して安価にでき、取付け部分の構造が簡単
で、ソケットとランプレンズを共締めでき、安価に製作
できる。
第１図乃至第３図は本発明の一実施例を示し、 第１図は縦断側面図、 第２図はソケットの背面図、 第３図は同側面図、 第４図及び第５図は本発明の他の実施例を示し、 第４図は要部の側面図、 第５図は同背面図である。 １……ソケット、２……脚片、３……取付け孔、５……
フック、６……コード、７……ランプバルブ、８……ボ
デー側、14……クランプ。
フック、６……コード、７……ランプバルブ、８……ボ
デー側、14……クランプ。
Claims (1)
- 【請求項１】ランプバルブを装着する弾性材の筒状のソ
ケットの左右に先端に取付け孔を設けた脚片を一体に設
けると共に、ソケットの下側に輪状のフックを一体に設
け、脚片を曲げた状態でボデー側に取付け孔を締着し、
フックにコード又はコードとクランプを通して保持する
ようにしたことを特徴とする車両用灯具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1057817A JP2718151B2 (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | 車両用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1057817A JP2718151B2 (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | 車両用灯具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02237834A JPH02237834A (ja) | 1990-09-20 |
| JP2718151B2 true JP2718151B2 (ja) | 1998-02-25 |
Family
ID=13066473
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1057817A Expired - Lifetime JP2718151B2 (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | 車両用灯具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2718151B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5292607B2 (ja) * | 2008-01-31 | 2013-09-18 | 本田技研工業株式会社 | 車両の後部灯火装置 |
-
1989
- 1989-03-13 JP JP1057817A patent/JP2718151B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02237834A (ja) | 1990-09-20 |
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