JP2717574B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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【発明の詳細な説明】 (1)発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は静電複写機、同プリンタなど、静電転写プ
ロセスを利用する画像形成装置に関するものである。
(従来技術と解決すべき課題) 表面に静電的に形成した可転写トナー像を備えた像担
持体に、導電性の転写ローラ、転写ベルトなどの転写手
段を圧接し、両者の圧接ニップ部に転写材を挿通すると
共に、前記転写手段にバイアス電圧を印加して、像担持
体側のトナー像を転写材に転移させる工程を包含する画
像形成装置が既に提案されている。
このような装置は、周知のコロナ放電器を利用するも
のに比して、転写部位において転写材が強固に保持され
るので、転写ズレを発生し難く、また、転写材に過剰の
電荷を付与するおそれが少ないので、文字回りへのトナ
ーの飛び散りも少なく、さらに反転現像の場合には、像
担持体の帯電極性とトナーのそれとが同極性であるの
で、転写手段に印加するバイアスが低圧ですむなど種々
な利点があるが、反面以下に説明するような欠点を免れ
なかった。
以下これについて略述する。
現在転写材として最も多用されている紙は、環境によ
ってその特性が大きく変わり、低湿環境下に放置した場
合、両面糸、多重糸等のプリントにおける2回目のプリ
ント時などではその抵抗、容量などが著しく変化して、
コロナ放電器の場合とは異質の飛び散りが、主としてベ
タ黒画像や太線回りに発生したり、ベタ画像部の転写不
良を発生することが合った。
第8図によってこれについて説明する。
同図において、符号1は、紙面に垂直方向に軸線を有
し、矢印A方向に回転する円筒状のOPC感光体であっ
て、これに弾性材料から成る導電性の転写ローラ4が圧
接して適宜巾のニップを形成して回転する。
感光体1の表面を一次帯電器2によって均一にマイナ
ス帯電し、該帯電面に、画像変調されたレーザビームな
どの画像信号を付与して、暗部電位−650V、明部電位−
130Vの潜像を得た。
ついで現像器3に収納されている負帯電トナーを、バ
イアス電源12、13によって静電的に明部電位部に付着さ
せて顕像を得た。
感光体1の回転にともなって、該トナー顕像が、感光
体1と転写ローラ4とが圧接して形成されるニップ部に
到来すると、これにタイミングをあわせて、転写材5を
該ニップ部に供給してこれを通過させ、このとき、定電
圧電源8によって+600Vの転写バイアスを印加してトナ
ー像を転写材に転写した。
常温常湿の環境下ではこのような仕方によって良好な
転写が行なわれたが、低温低湿(15℃、10%RH)環境下
で、約1週間放置しておいた坪量80gr/m2、A4サイズの
転写紙を縦送りで両面通紙したところ、2面目におい
て、前記ニップ部を出たところで、ベタ黒、太線画像の
まわりにトナーの飛び散りが見られ、また、ベタ黒部の
転写性の低下が見られた。
これは1面目のプリントにおいて、熱定着を受けて除
湿されたことによって、転写紙の抵抗、容量が大幅に増
大し、転写ローラによって形成される電界が不足したた
めに生じたもので、転写ローラのような接触タイプの転
写手段独自の欠陥といえる。したがって、転写紙が充分
に除湿されている場合には、1面目においても発生する
可能性がある。
そこで、転写材の抵抗や容量が変化しても安定的に電
荷が供給されるように、転写ローラ4にバイアスを印加
する電源を定電流電源として、同様に転写を行なったと
ころ、巾3mm程度の太線を含む、印字率5%程度の画像
パターンにおいては、転写電流を6μAに固定すること
によって、飛び散りが解消され、このときの転写ローラ
への印加電圧は+1000V弱であった。
つぎに、全面ベタ黒画像で転写を行なったところ、転
写電流6μAに維持するには+1300Vを越える印加電圧
が必要となり、このとき、転写材の通過しない部分、即
ち感光体と転写ローラとが直接接触している部分に、感
光体1に、高圧によるピンホール、電位低下などが発生
し、転写ローラ4には円周方向にトナー汚れが生じた。
つぎに、常温常湿(25℃、50%)環境下で同様の実験
を行なったところ、太線を含む前記と同様の画像パター
ンの場合、1面目では印加電圧が+450V程度しか得られ
ず、転写不良の傾向が見られた。
さらに、高温高湿(32.5℃、85%RH)環境下では、定
電流値6μAでは、印加電圧が+200V程度となり、転写
能の低下が顕著であった。
これを要するに、定電流電源では、環境変化にともな
う転写材の見掛け上の負荷変動が大きすぎて、これだけ
あらゆる場合に良好な転写性を得ることは困難であるこ
とが判明した。
本発明は以上のような現状に対処すべく成されたもの
であって、環境条件にかかわらず、常時安定した転写性
をえられるような、画像形成装置を提供することを目的
とするものである。
(2)発明の構成 (課題を解決する技術手段、その作用) 上記の目的を達成するため、本発明は、像担持体と、
この像担持体とニップ部を形成し、前記ニップ部で前記
像担持体から転写材へ像を転写する転写部材と、前記転
写部材に対して定電流制御を行う制御手段と、を有する
画像形成装置において、前記転写部材に印加される電圧
の最高値及び最低値は制限され、前記最高値及び最低値
を複数組そなえることを特徴とする画像形成装置
(1)、または、 上記(1)のものにおいて、転写材への像転写時に、
前記転写部材に印加される電圧の最高値及び最低値は制
限され、前記転写部材は、前記転写部材に印加される電
圧が前記最高値と最低値との間では前記定電流制御が行
われることを特徴とする画像形成装置(2)、または、 上記(2)のものにおいて、前記装置は、転写材の第
1面に像転写した後、前記第1面と反対側の転写材の第
2面に像転写することが可能であり、前記最高値及び最
低値は、転写材の前記第1面に像転写するときと、転写
材の前記第2面に像転写するときとで異なることを特徴
とする画像形成装置(3)、または、 上記(3)のものにおいて、前記最高値及び最低値
は、転写材の前記第1面に像転写するときよりも転写材
の前記第2面に像転写するときの方が大きいことを特徴
とする画像形成装置(4)、または、 上記(4)のものにおいて、前記定電流制御が行われ
るとき前記転写部材に供給される電流は、転写材の前記
第1面に像転写するときよりも転写材の前記第2面に像
転写するときの方が大きいことを特徴とする画像形成装
置(5)、または、 上記(1)のものにおいて、前記ニップ部に転写材が
ないとき、前記転写部材に印加される電圧の最高値及び
最低値は制限され、前記転写部材は、前記転写部材に印
加される電圧が前記最高値及び最低値との間では前記定
電流制御が行われることを特徴とする画像形成装置
(6)である。
このように構成することによって、環境、転写材の種
類にかかわらず、常時安定して良好な転写を行なうこと
が可能となる。
(実施例の説明) 第1図は、本発明を前記第8図々示の装置と同様、回
転円筒状の感光体とこれに圧接する導電性の弾性転写ロ
ーラとをそなえた画像形成装置に適用した実施例の要部
側面図であって、前記装置と対応する部分には同一の符
号を伏して示してあり、それらについては必要ない限り
説明を省略する。
転写ローラ4には、バイアス電源14によってバイアス
電圧VTが印加されるものとし、転写材5の抵抗、容量等
が環境応動によって変化することによって見かけ上の負
荷Rが変化した場合、バイアス電圧VTをこれに応じて変
化させるものとする。
第2図は上記装置における、負荷Rとバイアス電圧VT
の関係を示すグラフである。
このグラフにおいて、IIの部分は電源14が定電流電源
として作用する範囲であって、この範囲では、i=Vi/R
i(V2>Vi>V1、R2>Ri>R1)なる定電流が得られる。
見かけの負荷Rが、R1より小さいとき(図示Iの部
分)およびR2よりも大きいとき(図示IIIの部分)に
は、それぞれ定電圧V1、V2が印加されることになる。
第3図は前記電源14の構成の一例を示すものであっ
て、図中符号15は転写ローラ4に0ボルトまたは正の電
圧を印加する定電流電源、符号16は定電圧電源、符号17
は定電圧素子である。
電源16の電圧をV1とし、定電圧素子17として、例えば
定格V2のバリスタを用いた場合、定電流電源15は、負荷
Rが、R<R1のときには電位差を発生せず、転写ローラ
4には電圧V1が印加され、R1≦R≦の場合には、負荷
Rに応じて電源15の電圧が変化して転写ローラには前述
の電流iが流れる。
R>R2の場合には、定電圧素子17によって転写ローラ
の印加電圧がほぼV2に制限されることになる。
実験例−1 感光体1としてOPC感光体を用いてその周速を90mm/se
cとし、転写ローラ4は弾性体で、比抵抗を105Ωcm、硬
度20゜(アスカーC硬度)のものを使用して、感光体1
と転写ローラ4とのニップ巾を2〜3mmとして、前記第
3図々示のバイアス電源14を用いて高湿から低湿までの
環境下で実験を行ない、このときの転写ローラに印加さ
れる電圧VTと電流iTとの関係を第4図に示す。
図中、実線は前述のような太線を含む印字率5%のテ
ストパターン、点線は全面ベタ黒のパターンの場合であ
る。
同図において、曲線a〜fは第1面目についての結果
で、a、bは32.5゜、85%RHの高湿環境下、c、dは25
℃、50%RHの常湿環境下、e、fは15℃、10%RHの低湿
環境下における結果である。
同図から判るように、高湿から常湿環境にかけては
(曲線a〜d)各曲線上に白丸で示したように、いずれ
のパターンでも転写ローラにはおおむね+600Vが印加さ
れる。
この環境では、転写材の抵抗が下がっているので、上
記の印加電圧は好適で、これが+500V以下になると転写
不良を生じ易く、+800Vをこえると、転写バイアスが、
低抵抗化した転写材を突き抜けて感光体に達してこれを
損傷したり、その表面電位の低下によるカブリ画像、画
像の乱れなど画質の劣化を生ずるので好ましくない。
低湿環境においては、転写材が高抵抗化するので転写
電流が流れにくくなるが、転写電流iTが設定値6μA以
下になろうとすると、定電流領域に入って転写電流の低
下が阻止される。
このため、曲線e、f上の白丸で示すように、転写電
圧VTは上昇する。さらにこの環境下で2面目のプリント
を行なうと、転写材の抵抗値は更に増大するので、テス
トパターンでは曲線gの白丸のように+950V以上にな
り、ベタ黒パターンでは電圧の制限を受けて+1000Vと
なる。本出願人の検討結果によると、低湿環境下におい
て飛び散り状の画像の乱れを発生するのがiT=4〜5μ
A以下、ベタ黒パターンに転写不良が生ずるのがiT=3
〜4μA以下であったが、上記のように、VTが上昇する
ことによってiTを確保できて、1、2面ともに良好な画
像が得られた。
なお、V2なる電圧制限がないとベタ黒の場合、曲線h
のように+1300Vをこえ、前述のようにピンホール、転
写ローラのよごれなどを発生するほか、+1000Vをこえ
ると、ハーフトーン画像にも乱れを生ずることがある。
以上の例において、ベタ黒のほうがテストパターンよ
りも見かけの抵抗が高いのは、前述の例について云え
ば、白地部分は反転現像の場合、暗部電位−650V、ベタ
黒部は明部電位−130Vとなっており、白地部分のほうが
転写ローラのバイアス値との落差が大きくて電流が流れ
易く、また、ベタ黒部分にはトナーが存在しているの
で、電流が一層流れにくくなっているからである。
以上説明したように、本発明によるときは高湿から低
湿まであらゆる環境下において、常時良好な転写性が得
られると共に両面糸、多重糸の場合、さらに、転写材の
厚薄、種類にかかわらず同様の好結果が得られる。
第5図は本発明の他の実施例を示す、転写ローラへバ
イアス電圧を印加する電源部分のみを示す図である。
バイアス電源14′は定電圧V1を発生する電源16と、転
写ローラ4に対して0ボルトまたは正の電圧を印加する
定電流電源18とからなり、電源18は、W=V2′×i
1(V2′については第6図参照)以上の電力が出力され
ないように出力制限がなされているものとする。
第6図はこの装置による、電流−電圧特性を示すもの
であって、図示点線は、比較のために前出の実施例装置
における特性の一部を示したものである。
このような構成によって、前記のものよりも簡単な構
成によって、同様の作用を奏せしめることができる。
第7図は本発明を、両面糸の画像形成装置に適用した
実施例を示す概略側面図である。
両面プリントの操作について略述すると、カセット24
から取り出された転写材(不図示)は、搬送ローラ対21
によって図示左方に搬送され、レジストローラ対41の位
置でいったん待機し、感光体1表面に周知の仕方で予め
形成されたトナー像が、感光体1と転写ローラ4とが圧
接するニップ部に到来すると、これにタイミングをあわ
せて該ニップ部に供給され、転写ローラ4に印加される
転写バイアスの作用で転写が行なわれる。
トナー像を担持した転写材は定着ローラ対25を通過
し、このとき転写材が加熱加圧されて、トナー像は転写
材に定着固定されるものとする。
ついでこの転写材は、排出ローラ対27、このときまで
に図示の位置に保持されているフラッパ38によって搬送
ローラ対29の方向に搬送され、さらに搬送ローラ対31に
よって、スタッカ34にいったん貯溜される。
ついで、この転写材は再搬送ローラ35によってスタッ
カ34から取り出され、フラッパ37の作用で搬送ローラ対
33によって前記レジストローラ対41の上流側に搬送さ
れ、このときまでに感光体1に形成されているトナー像
が、当初の場合と同様に転写材裏面にプリントされるこ
とになる。
その後、定着ローラ対25を通過した転写材は、このと
きまでに、図示の位置から時計方向に回動しているフラ
ッパ38に案内されて進行し、搬送ローラ対39によって装
置外に排出される。
図示の装置においては、転写ローラ4に、自動または
手動で操作する切替スイッチ43を介して、1面用のバイ
アス印加手段44と、2面用のバイアス印加手段45とで選
択的にバイアスを印加できるように構成してある。
バイアス印加手段44、45はいずれも第1図以下に説明
した構成のものを使用するものとし、バイアス手段44
(1面用)では、下限電圧値をV1A、上限電圧値をV2A
し、V1A〜V2Aの間ではi1Aとなる定電流が得られるよう
に、また、バイアス手段45(2面用)においては、下限
電圧値V1B、上限電圧値V2B、定電流値i2Bが得られるよ
うに構成する。
この場合、既に述べたように、2面用の転写時には、
転写材が高抵抗化して飛び散りや転写不良などを発生し
易いので、これに対処するために、V1A≦V1B、V2A≦V2B
およびi1A≦i1Bとなるように各値を設定することによっ
て、各工程に最適の転写条件を付与することができる。
一例として下表のような条件に、バイアス手段44,45
を設定したところ転写の信頼性の向上が確認された。
この場合は、直ちに判るように前記第3図に示したバ
イアス手段を利用しているが、第5図に示すような手段
を利用することもできることは論をまたない。
また、下限電圧値V1の制限手段は必ずしも定電圧リミ
ッタである必要はないが、下限電圧を確実に限定するこ
とは画質の維持上とくに重要であるので、なるべく定電
圧に近い特性の急峻なものが好適である。
以上本発明が転写性の向上に有効である点について説
述したが、転写部位に転写材が存在しない前回転、後回
転時、連続通紙時の転写材間など、非画像領域に、本来
の極性とは反対極性に帯電したトナー(反転かぶりトナ
ーという)によって転写ローラが汚染されるのを、本発
明による手法によって防止することができる。
紙間など非画像領域において、転写ローラにトナーが
付着するのを防止するには、その時点において、転写バ
イアスをオフするのが普通であったが、これに対して、
本出願人が既に、正規の極性に帯電したトナーの付着を
阻止するために転写ローラに逆バイアスを印加する方
法、反転かぶりトナーの付着を阻止するために弱正バイ
アスを印加する方法を提案した。
このうち、反転かぶりトナーの付着防止には本発明の
仕方を応用することができる。
これについて第3図によって説明すると、紙間など非
画像領域で弱バイアスを印加したい場合には、定電圧電
源16の出力を0ボルトに切り替え、定電流電源15によっ
て定電流i1を、転写ローラ4から感光体1に直接流すこ
とによって、転写ローラ4に弱バイアスが印加される。
実験によれば、暗部電位−650Vの感光体面に定電流6
μAを流したところ、転写ローラ4には定電流電源15に
よって+150V程度の弱バイアスが印加され、反転かぶり
トナーの転写ローラへの付着防止に有効であることを確
認した。
以上の手段を、前述の転写性向上を目的とする手段と
併用することにより、さらに必要に応じて正規極性トナ
ーの処理のための逆バイアス印加手段をも利用すること
によって、転写ローラの汚染を防止して、転写の安定性
をさらに増大することができる。
(3)発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、像担持体とニ
ップを形成する転写部材に印加される電圧の最高値及び
最低値は制限され、最高値及び最低値を複数組そなえる
ことによって、あらゆる環境において、また転写材の特
性の変化、転写材の種類にかかわらず、常時安定して良
好な転写が可能となり、良質の画像を得るのに顕著な効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す転写装置の側面図、 第2図は同上の作動態様を示すグラフ、 第3同上の転写バイアス電源の構成を示すブロック図、 第4図は同上の、環境変化による作動態様の変動を示す
グラフ、 第5図は本発明の他の実施例を示すブロック図、 第6図は同上の作動態様を示すグラフ、 第7図は本発明の他の実施例を適用した画像形成装置の
概略側面図、 第8図は公知の画像形成装置ならびに転写装置の構成を
示す概略側面図である。 1……感光体、4……転写ローラ、14……転写バイアス
電源、15、18……定電流電源、16……定電圧電源、17…
…定電圧阻止、43……切替スイッチ、44、45……転写バ
イアス用電源。
フロントページの続き (72)発明者 大塚 康正 東京都大田区下丸子3―30―2 キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 長谷川 浩人 東京都大田区下丸子3―30―2 キヤノ ン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭49−84446(JP,A) 特開 昭57−27286(JP,A)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体と、この像担持体とニップ部を形
    成し、前記ニップ部で前記像担持体から転写材へ像を転
    写する転写部材と、前記転写部材に対して定電流制御を
    行う制御手段と、を有する画像形成装置において、 前記転写部材に印加される電圧の最高値及び最低値は制
    限され、前記最高値及び最低値を複数組そなえることを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】転写材への像転写時に、前記転写部材に印
    加される電圧の最高値及び最低値は制限され、前記転写
    部材は、前記転写部材に印加される電圧が前記最高値と
    最低値との間では前記定電流制御が行われることを特徴
    とする「請求項1」記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記装置は、転写材の第1面に像転写した
    後、前記第1面と反対側の転写材の第2面に像転写する
    ことが可能であり、前記最高値及び最低値は、転写材の
    前記第1面に像転写するときと、転写材の前記第2面に
    像転写するときとで異なることを特徴とする「請求項
    2」記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記最高値及び最低値は、転写材の前記第
    1面に像転写するときよりも転写材の前記第2面に像転
    写するときの方が大きいことを特徴とする「請求項3」
    記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記定電流制御が行われるとき前記転写部
    材に供給される電流は、転写材の前記第1面に像転写す
    るときよりも転写材の前記第2面に像転写するときの方
    が大きいことを特徴とする「請求項4」記載の画像形成
    装置。
  6. 【請求項6】前記ニップ部に転写材がないとき、前記転
    写部材に印加される電圧の最高値及び最低値は制限さ
    れ、前記転写部材は、前記転写部材に印加される電圧が
    前記最高値及び最低値との間では前記定電流制御が行わ
    れることを特徴とする「請求項1」記載の画像形成装
    置。
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