JP2715742B2 - 無線ローカル・エリア・ネットワーク - Google Patents

無線ローカル・エリア・ネットワーク

Info

Publication number
JP2715742B2
JP2715742B2 JP25818691A JP25818691A JP2715742B2 JP 2715742 B2 JP2715742 B2 JP 2715742B2 JP 25818691 A JP25818691 A JP 25818691A JP 25818691 A JP25818691 A JP 25818691A JP 2715742 B2 JP2715742 B2 JP 2715742B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
signal
transmission device
side transmission
lan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP25818691A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05102969A (ja
Inventor
輝巳 須永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP25818691A priority Critical patent/JP2715742B2/ja
Publication of JPH05102969A publication Critical patent/JPH05102969A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2715742B2 publication Critical patent/JP2715742B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はCSMA/CD方式を
用いた無線LANに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯形や可搬形コンピュータ、可
搬形無線端末等の普及に伴い、LANに接続された端末
の移動性が問題となっていて、無線LANの実現が求め
られている。従来、この種の装置として特開昭62−2
33941号公報に示されるものがある。図4は上記文
献に示された従来のCSMA/CDバス方式のLANの
ブロック構成図である。図において、3は同軸ケーブル
等のLAN媒体、4は終端器、5は端末、24はサテラ
イト、25はターミナルである。
【0003】次に動作について説明する。端末5からの
信号はターミナル25を介して光電変換素子により光ま
たは電波に変換され空間へ送信される。サテライト24
では、ターミナル25を介して送信された光または電波
を受信し、光電変換素子により信号に変換し、LAN媒
体3へ送出する。又、LAN媒体3からの信号を光電変
換素子により光または電波に変換し空間へ送信する。一
方、ターミナル25では、サテライト24からの信号を
受信し、光電変換素子によって、信号に変換し端末5へ
送出するものである。上記のサテライト24では、ター
ミナル25からの信号をLAN媒体3へ送出するとき、
LAN媒体3へ送出した信号とLAN媒体3から折り返
された信号とを比較することにより、複数のサテライト
24が同時にLAN媒体3上に信号を送出したときに生
ずる信号の衝突の検出を行う。信号の衝突を検出した場
合は、衝突信号をターミナル25へ伝送する。ターミナ
ル25では衝突信号を受信し、信号の衝突発生を端末5
に知らせる。信号の衝突が検出されない場合は、上記の
折り返された信号をターミナル25へ送信する。さら
に、ターミナル25では、端末5からの源送信信号と、
LAN媒体3で折り返された信号とを比較することによ
り信号の衝突検出をする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来例では、上記のよ
うに構成されているので、端末からの信号は全てLAN
媒体を経由して送り先の端末へ伝送される。そのため、
ある端末間でLANを介して信号伝送を行っている間
は、LAN媒体はその端末に占有されていて、LANを
使用している端末の通信が終了しLANが解放されるま
で、他の端末の送信は待機状態になる。従って、LAN
に接続する端末が増加すると、LAN媒体の利用が増加
し、信号伝送の待ち時間が増加し、LANのデータ伝送
のスループットが低下するという課題があった。また、
従来例では、信号の衝突検出手段をサテライト24と、
ターミナル25とに備え、さらにターミナル25にサテ
ライト24から伝送して知らせてくる衝突信号の検出も
必要になり回路構成が複雑になるという課題があった。
【0005】この発明はかかる課題を解決するためにな
されたものであり、LANに接続する端末数が増加して
も、信号伝送の待ち時間を増加せず、LANのデータ伝
送のスループットの低下を防止する無線LANを得るこ
と、及び、信号の衝突検出手段をまとめて、装置規模を
簡易化した無線LANを得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明の請求項1に係わる無線LANでは、L
ANのステーションであるネットワーク側伝送装置と、
端末に接続された端末側伝送装置の両者に、無線伝送信
手段を備えるとともに、信号を送る端末に接続された端
末側伝送装置と、信号の送り先の端末等に接続された端
末側伝送装置の位置が相互に、安定な無線伝送が可能な
エリア内であれば、上記の信号を送る端末に接続された
端末側伝送装置から、ネットワーク側伝送装置、LAN
媒体、他のネットワーク側伝送装置、信号の送り先の端
末に接続された端末側伝送装置からなる伝送路によら
ず、上記の両端末側伝送装置相互間の無線伝送路により
信号伝送するように、構成したものである。この発明の
請求項2に係わる無線LANでは、請求項1記載の無線
LANにおいて、以下の要素を有するネットワーク側伝
送装置と、端末側伝送装置とを備えるようにしたもので
ある。 (a)以下の要素を有する端末側伝送装置、 (a1)端末からの信号をCSMA/CD方式のLAN
信号に変換してスペクトル拡散変調部に送出する、又
は、スペクトル拡散復調部出力のCSMA/CD方式の
LAN信号を端末に伝送できる信号に変換して端末に送
出するトランシーバ部、 (a2)上記トランシーバ部出力を信号の送り先のアド
レスを用いてスペクトル拡散変調するスペクトル拡散変
調部、 (a3)受信信号を、予めこの端末側伝送装置に対し定
められた逆拡散コードを用いてスペクトル拡散復調し、
その出力を上記トランシーバ部に送出するスペクトル拡
散復調部、 (a4)LAN媒体上の信号の衝突と、無線伝送時の信
号の衝突を監視する信号の衝突検出手段、 (b)以下の要素を有するネットワーク側伝送装置、 (b1)端末側伝送装置から無線伝送された信号を、予
めこのネットワーク側伝送装置に対し定められた逆拡散
コードを用いてスペクトル拡散復調するスペクトル拡散
復調部と、その出力をLAN媒体上に送出するネットワ
ーク送信部、 (b2)LAN媒体上の信号を受信し、その信号の送り
先のアドレスを用いて、スペクトル拡散変調するスペク
トル拡散変調部。
【0007】
【作用】上記のように構成されたこの発明の無線LAN
では、信号を送る端末に接続された端末側伝送装置と、
信号の送り先の端末等に接続された端末側伝送装置の位
置が相互に、安定な無線伝送が可能なエリア内であれ
ば、信号を送る端末に接続された端末側伝送装置から直
接、信号の送り先の端末等に接続された端末側伝送装置
への無線伝送路を信号伝送するようにしたことにより、
LANに接続する端末数が増加しても、信号伝送の待ち
時間を増加せず、LANのデータ伝送のスループットの
低下を防止できる。また、LAN媒体と無線伝送路を、
有線LANにおけるLAN媒体と等価と見なして、LA
N媒体上と、無線伝送時の信号の衝突検出手段を端末側
伝送装置のみに設けることにより、装置規模を簡易化す
ることができる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例1を図を参照して説
明する。図1はこの発明の実施例1を示すCSMA/C
D方式を用いた無線LANのブロック構成図である。図
中、1はネットワーク側伝送装置、2は端末側伝送装置
であり、3〜5は従来例と同一のものであり、説明を省
略する。
【0009】図2は、図1の端末側伝送装置2の内部構
成図である。6はCSMA/CD方式のトランシーバ部
である。このトランシーバ部6は端末からの信号をCS
MA/CD方式のLAN信号に変換してスペクトル拡散
変調部9へ送出する手段と、スペクトル拡散復調部13
からのCSMA/CD方式のLAN信号を端末5へ伝送
できる信号に変換する手段を有する。さらに、トランシ
ーバ部6は端末からの信号と、媒体3及び他の端末側伝
送装置2やネットワーク側伝送装置1で折り返された信
号を比較して、信号の衝突を検出する手段を有するもの
である。
【0010】7はトランシーバ部6においてCSMA/
CD方式の信号に変換された端末からの信号の送り先の
アドレスを検出するアドレス検出部、8はアドレス検出
部7で検出したアドレスに基づき予め定められたスペク
トル拡散コードを発生するスペクトル拡散コード発生
部、9は端末からの信号を上記のスペクトル拡散コード
を用いて拡散変調するスペクトル拡散変調部、10はス
ペクトル拡散変調部9で拡散変調された信号を増幅する
増幅器、11は送受信でアンテナを共用するためのアン
テナ共用器である。12は受信信号を増幅する増幅部、
13は予め当該端末側伝送装置に対し定められた逆拡散
コードを用いて受信信号をスペクトル拡散復調し、その
復調信号をトランシーバ部6へ送出するスペクトル拡散
復調部である。14は送受信用のアンテナであり、ネッ
トワーク側伝送装置の無線サービスエリア内に位置して
ネットワーク側伝送装置との送受信用、又は相互の位置
が安定な無線伝送が可能なエリア内にある、他の端末側
伝送装置との送受信用である。
【0011】次に、図3は図1のネットワーク側伝送装
置1の内部構成図である。図中、15はLAN媒体3上
の信号を受信するネットワーク受信部、16はネットワ
ーク受信部15で受信したLAN媒体3上の信号の送り
先アドレスを検出するアドレス検出部、17はアドレス
検出部16で検出したアドレスに対し予め定められた拡
散コードを発生する拡散コード発生部、18はネットワ
ーク受信部15でLAN媒体から受信した信号を、上記
拡散コードを用いてスペクトル拡散変調するスペクトル
拡散変調部、19はスペクトル拡散変調部18でスペク
トル拡散変調した信号を増幅する増幅部、20は送受信
でアンテナを共用するアンテナ共用器である。21は端
末側伝送装置から無線伝送された信号を増幅する増幅
部、22は予め当該ネットワーク側伝送装置に対し定め
られた逆拡散コードを用いて端末側伝送装置からの信号
をスペクトル拡散復調するスペクトル拡散復調部、23
は上記のスペクトル拡散復調した信号をLAN媒体3上
に送出するネットワーク送信部である。
【0012】上記のような構成をもつ無線LANの動作
について説明する。先ず、端末5からの信号を送信側の
端末側伝送装置2を介して、直接、送り先の端末に接続
された端末側伝送装置2へ無線伝送する、又はネットワ
ーク側伝送装置1へ無線伝送する動作について説明す
る。端末5からの信号は送信側の端末側伝送装置2に入
力される。端末側伝送装置2に入力された端末5からの
信号は、トランシーバ部6でCSMA/CD方式の信号
に変換される。この信号からアドレス検出部7により信
号の送り先のアドレスを検出する。信号の送り先の端末
5に接続された端末側伝送装置2と、送信側の端末側伝
送装置2の位置が相互に、安定な無線伝送が可能なエリ
ア内であれば、拡散コード発生部8では送り先の端末5
に接続された端末側伝送装置2に予め定められた拡散コ
ードを発生させる。一方、信号の送り先の端末に接続さ
れた端末側伝送装置2と、送信側の端末側伝送装置2の
位置が、上記の説明のエリア内にない場合には、送信側
の端末側伝送装置2の位置がその無線サービスエリア内
にあるネットワーク側伝送装置1に予め定められた拡散
コードを発生させる。上記の拡散コード発生部8で発生
させた拡散コードを用い、端末5から入力し、トランシ
ーバ部6でCSMA/CD方式のLAN信号に変換した
信号を、スペクトル拡散変調し、増幅部10で増幅し、
アンテナ共用器11を経て、アンテナ14より送信す
る。
【0013】次に、ネットワーク側伝送装置1が、送信
側の端末側伝送装置2から無線伝送された信号をLAN
媒体3上に送出する、及びLAN媒体3上の信号を受信
し、その信号の送り先の端末に接続された端末側伝送装
置2へ無線伝送する動作について説明する。ネットワー
ク側伝送装置1では、送信側の端末側伝送装置2からの
信号を受けて、増幅器21で増幅した後、スペクトル拡
散復調部22により、当該ネットワーク側伝送装置1に
予め定められた逆拡散コードを用いて、スペクトル拡散
復調を行うことで、スペクトル拡散通信の多元接続性を
利用し、当該ネットワーク側伝送装置1に対して送信さ
れた信号のみを受信する。そして上記の受信信号をネッ
トワーク送信部23よりLAN媒体3上に送出する。な
お、LAN媒体3上にその信号を送出しているときは、
ネットワーク受信部15では、上記のLAN媒体3上に
送出した信号を受信し、その信号(LAN媒体3上で折
り返された信号)をスペクトル拡散変調部18で送信側
の端末側伝送装置2に対し予め定められた拡散コードを
用いてスペクトル拡散変調し、増幅器19で増幅し、ア
ンテナ共用器20を経てアンテナ14より無線伝送し、
送信側の端末側伝送装置2における、LAN媒体3上で
の信号の衝突検出に用いる。
【0014】また、ネットワーク側伝送装置1で、送信
側の端末側伝送装置2からの信号を受信していないとき
は、ネットワーク受信部15によりLAN媒体3上の信
号を受信し、アドレス検出部16によりその信号の送り
先の端末のアドレスを検出し、信号の送り先の端末に接
続された端末側伝送装置2が、当該ネットワーク側伝送
装置1の無線サービスエリア内にある場合には、拡散コ
ード発生部17で、信号の送り先の端末に接続された端
末側伝送装置2に予め定められた拡散コードを用いて、
スペクトル拡散変調部18で、受信したLAN媒体3上
の信号をスペクトル拡散変調し、増幅器19で増幅した
後、アンテナ共用器20を介してアンテナ14から送信
する。なお、信号の送り先の端末に接続された端末側伝
送装置2が、当該ネットワーク側伝送装置1の無線サー
ビスエリア内にない場合には、当該ネットワーク側伝送
装置1では拡散コードの発生や、スペクトル拡散変調は
行わず、送信も行わない。
【0015】次いで、端末側伝送装置2が、ネットワー
ク側伝送装置1や、他の端末側伝送装置2からの信号を
受信し送り先の端末5に送出する動作について、及び信
号の衝突を検出する動作について説明する。端末側伝送
装置2が、ネットワーク側伝送装置1の無線サービスエ
リア内にある場合、又は他の端末側伝送装置2の位置
が、相互に安定な無線伝送が可能なエリア内にある場
合、それらからの信号を受信し、その信号を増幅器12
で増幅し、スペクトル拡散変調部13で、その端末側伝
送装置2に対し予め定められた逆拡散コードを用いてス
ペクトル拡散復調することにより、当該端末伝送装置2
に対して送信された信号を識別し復調する。そして、そ
の受信信号をトランシーバ部6に送出する。トランシー
バ部6に送出された上記の信号を、CSMA/CD方式
から端末5に伝送できる信号に変換し端末5に送出す
る。
【0016】トランシーバ部6の入力信号が、特に他の
端末側伝送装置2から送信された信号の場合は、当該端
末側伝送装置2に予め定められた拡散コードを用い、上
記信号を再度拡散変調し、無線伝送時の衝突検出用に送
信側の端末側伝送装置2へ折り返し送信する。
【0017】また、トランシーバ部6では、端末5から
の信号を他の端末側伝送装置2や、ネットワーク側伝送
装置1へ無線伝送しているときは、端末5からの源信号
と、他の端末側伝送装置2や、ネットワーク側伝送装置
1で折り返される信号を比較することにより、信号の衝
突を監視する。信号の衝突が生じているときは、その衝
突の発生位置がLAN媒体上、もしくは無線伝送時のネ
ットワーク側伝送装置上に拘らず、折り返された信号と
源信号とは異なるので、信号の衝突発生を検出すること
ができる。なお、本発明では、信号の衝突の検出手段を
端末側伝送装置2のトランシーバ部6にのみ備えている
ので、従来例の場合のように衝突信号の無線伝送がなく
なり、衝突信号の伝送時の伝送誤りにる衝突の検出誤り
も防止できる利点がある。
【0018】上記実施例では、無線送受信手段を持たな
い端末5に接続された無線送受信手段を有する端末側伝
送装置2を例にあげ説明しているが、これに限定するも
のでなく、無線端末として、説明した端末側伝送装置の
機能を備えた一体構造のものも同等である。
【0019】上記実施例では、LAN媒体3として同軸
ケーブル、又は対より線を例にあげ説明したが、光ケー
ブルでも、本発明が実現できることはいうまでもない。
上記実施例では、アドレス検出部7では、端末からの信
号をトランシーバ部6によりCSMA/CD信号に変換
した信号から、信号の送り先のアドレスを検出している
が、端末からの信号を用いて信号の送り先のアドレスの
検出を行っても本発明を実現できることはいうまでもな
い。また、上記実施例では、アンテナ共用器11、20
を用いて、送受信アンテナ14を共用する例について説
明したが、アンテナ共用器を用いずに送受信を別々のア
ンテナを用いた場合でも本発明を実現できることはいう
までもない。なお、上記実施例では、無線伝送にスペク
トル拡散通信方式を用い、各装置の拡散コード発生部
8、17で、信号の送り先に固有の拡散コードを発生す
ることで、多元接続機能を実現しているが、拡散コード
発生部8、17を周波数シンセサイザとし、9、18の
スペクトル拡散変調部を他の変調方式の変調部に、1
3、22のスペクトル拡散復調部を他の変調方式の復調
部に置き換え、無線伝送に、スペクトル拡散通信方式以
外の変調方式を用い、各装置に異なった周波数を割り当
てることで、多元接続機能を実現した場合でも本発明を
実現できることはいうまでもない。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0021】端末からの信号を無線伝送する端末側伝送
装置と、上記信号の送り先の端末に接続された端末側伝
送装置の位置が、相互に安定な無線伝送が可能なエリア
内にあれば、LANステーションのネットワーク側伝送
装置、LAN媒体を経由せずに、信号を送る端末に接続
された端末側伝送装置から、直接上記の信号の送り先の
端末に接続された端末側伝送装置へ無線伝送するように
構成することにより、LANに接続する端末数が増加し
ても、LANのデータ伝送のスループットの低下を防止
する無線LANを得ることができる。
【0022】また、LAN媒体と無線伝送路を、有線L
ANにおけるLAN媒体と等価と見なして、LAN媒体
上と、無線伝送時の信号の衝突検出手段を端末側伝送装
置のみに設けることにより、装置規模を簡易化した無線
LANを得ることができる。
【0023】各ネットワーク側伝送装置の無線サービス
エリア内で、端末の移動容易な、無線LANを得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す無線LANのブロッ
ク構成図である。
【図2】図1の端末側伝送装置の内部構成図である。
【図3】図1のネットワーク側伝送装置の内部構成図で
ある。
【図4】従来例を示す無線LANのブロック構成図であ
る。
【符号の説明】
1 ネットワーク側伝送装置 2 端末側伝送装置 3 LAN媒体 4 終端器 5 端末 6 トランシーバ部 7 アドレス検出部 8 拡散コード発生部 9 スペクトル拡散変調部 10 増幅部 11 アンテナ共用器 12 増幅部 13 スペクトル拡散復調部 14 アンテナ 15 ネットワーク受信部 16 アドレス検出部 17 拡散コード発生部 18 スペクトル拡散変調部 19 増幅部 20 アンテナ共用器 21 増幅部 22 スペクトル拡散復調部 23 ネットワーク送信部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CSMA/CD方式を用いた無線ローカ
    ル・エリア・ネットワーク(以下、ローカル・エリア・
    ネットワークをLANと略称する)において、 LANのステーションであるネットワーク側伝送装置
    と、端末に接続された端末側伝送装置の両者に、無線伝
    送手段を備えるとともに、 信号を送る端末に接続された端末側伝送装置と、信号の
    送り先の端末等に接続された端末側伝送装置の位置が相
    互に、安定な無線伝送が可能なエリア内であれば、 上記の信号を送る端末に接続された端末側伝送装置か
    ら、LANのステーションであるネットワーク側伝送装
    置、LAN媒体、他のネットワーク側伝送装置、信号の
    送り先の端末に接続された端末側伝送装置からなる伝送
    路によらず、上記の両端末側伝送装置相互間の無線伝送
    路により信号伝送するように、構成したことを特徴とす
    る無線LAN。
  2. 【請求項2】 以下の要素を有するネットワーク側伝送
    装置と、端末側伝送装置とを備えたことを特徴とする請
    求項1記載の無線LAN、 (a)以下の要素を有する端末側伝送装置、 (a1)端末からの信号をCSMA/CD方式のLAN
    信号に変換してスペクトル拡散変調部に送出する、又
    は、スペクトル拡散復調部出力のCSMA/CD方式の
    LAN信号を端末に伝送できる信号に変換して端末に送
    出するトランシーバ部、 (a2)上記トランシーバ部出力を信号の送り先のアド
    レスを用いてスペクトル拡散変調するスペクトル拡散変
    調部、 (a3)受信信号を、予めこの端末側伝送装置に対し定
    められた逆拡散コードを用いてスペクトル拡散復調し、
    その出力を上記トランシーバ部に送出するスペクトル拡
    散復調部、 (a4)LAN媒体上の信号の衝突と、無線伝送時の信
    号の衝突を監視する信号の衝突検出手段、 (b)以下の要素を有するネットワーク側伝送装置、 (b1)端末側伝送装置から無線伝送された信号を、予
    めこのネットワーク側伝送装置に対し定められた逆拡散
    コードを用いてスペクトル拡散復調するスペクトル拡散
    復調部と、その出力をLAN媒体上に送出するネットワ
    ーク送信部、 (b2)LAN媒体上の信号を受信し、その信号の送り
    先のアドレスを用いて、スペクトル拡散変調するスペク
    トル拡散変調部。
JP25818691A 1991-10-05 1991-10-05 無線ローカル・エリア・ネットワーク Expired - Fee Related JP2715742B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25818691A JP2715742B2 (ja) 1991-10-05 1991-10-05 無線ローカル・エリア・ネットワーク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25818691A JP2715742B2 (ja) 1991-10-05 1991-10-05 無線ローカル・エリア・ネットワーク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05102969A JPH05102969A (ja) 1993-04-23
JP2715742B2 true JP2715742B2 (ja) 1998-02-18

Family

ID=17316712

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25818691A Expired - Fee Related JP2715742B2 (ja) 1991-10-05 1991-10-05 無線ローカル・エリア・ネットワーク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2715742B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7120129B2 (en) 2001-03-13 2006-10-10 Microsoft Corporation System and method for achieving zero-configuration wireless computing and computing device incorporating same

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3517219B2 (ja) 2000-08-28 2004-04-12 松下電器産業株式会社 通信端末収容装置及び通信端末収容方法
US7660895B2 (en) 2000-08-30 2010-02-09 Panasonic Corporation Communication terminal accommodation apparatus and scheduling method
JP4689339B2 (ja) * 2005-04-27 2011-05-25 キヤノン株式会社 通信装置及びその通信用パラメータの設定方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7120129B2 (en) 2001-03-13 2006-10-10 Microsoft Corporation System and method for achieving zero-configuration wireless computing and computing device incorporating same
US7512081B2 (en) 2001-03-13 2009-03-31 Microsoft Corporation System and method for achieving zero-configuration wireless and wired computing and computing device incorporating same

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05102969A (ja) 1993-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3165724B2 (ja) 通信装置
JP4238027B2 (ja) Rf基地局データ・リピータ
US5361401A (en) Channel hopping radio communication system and method
US20080016190A1 (en) System for selecting the operating frequency of a communication device in a wireless network
US20160323090A1 (en) Arrangement for synchronizing access points in wlan using direct-sequence spread spectrum signaling
JPH0870275A (ja) 移動無線システムに用いられる電力制御装置
WO1996011536A1 (en) Wireless diffuse infrared lan system
JP2005102204A (ja) 高速データダウンロードのための専用メモリスティックを有する超ワイドバンド/低電力通信装置、システム及び方法
JP2008510391A (ja) 無線データ通信装置
JP2848981B2 (ja) 中継装置及び中継システム
KR20220068069A (ko) 상향링크 주파수 대역을 할당하는 게이트웨이 및 후방산란하는 iot 장치 및 방법
JP2715742B2 (ja) 無線ローカル・エリア・ネットワーク
JPH07107010A (ja) 周波数ホッピング通信装置
WO1995015624A1 (en) Infrared local area network
US5101505A (en) Method and apparatus for selective sideband signal correction in a proximal cable-less communication system
JP3005937B2 (ja) 構内通信装置
JP3101834B2 (ja) 無線送信電力制御方式
KR100263652B1 (ko) 무선 근거리 통신망 스테이션 송출 출력 제어방법 및 장치
JP3322220B2 (ja) 加入者無線通信システム
US20100157857A1 (en) Apparatus and method for sharing of frequency allocated for mobile satellite service using satellite and its complementary ground component
JP3507676B2 (ja) 端末局装置とこれを用いるワイヤレス通信制御方式
CN113678403B (zh) 用于扩展无线通信***的范围的设备、***和方法
JP2845164B2 (ja) コードレス電話衛星通信端末
KR100287423B1 (ko) 광가입자 전송장치에서의 무선신호 송수신장치
JP2004048437A (ja) 周波数拡散電波用エリア拡大装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees