JP2715405B2 - グラフ表示制御装置及びグラフ表示制御方法 - Google Patents

グラフ表示制御装置及びグラフ表示制御方法

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JP2715405B2
JP2715405B2 JP60117741A JP11774185A JP2715405B2 JP 2715405 B2 JP2715405 B2 JP 2715405B2 JP 60117741 A JP60117741 A JP 60117741A JP 11774185 A JP11774185 A JP 11774185A JP 2715405 B2 JP2715405 B2 JP 2715405B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は関数式をグラフ表示するグラフ表示制御装
置及びグラフ表示制御方法に関する。 [従来技術] 従来、関数式に対応するグラフを表示できる小型電子
式計算機が考えられている。この種の計算機では、ある
関数式y=f(x)をグラフ表示する場合は独立変数x
と関数式y=f(x)を順次キー入力し、従属変数yの
値をその都度演算するものである。 そして、この計算機は表示部には関数式のグラフだけ
を表示している。 [従来技術の問題点] 然るに、上述した従来の計算機の場合、座標軸は表示
されなかったので、表示されたグラフの根やその個数な
どが和からず、大変不便であった。 [発明の目的] 関数式データの指定された範囲のグラフ及び座標軸を
計算で求め、その座標軸とグラフとを併せて表示できる
グラフ表示制御装置及びグラフ表示制御方法を提供する
ことを目的とする。 [発明の要点] 指定された範囲に対応したグラフを記憶された関数式
データに基づいて計算し、指定された範囲に対応した座
標軸を計算し、その計算された座標軸と計算されたグラ
フとを併せて表示するように制御したことである。 [実施例] 以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明す
る。 第1図はグラフ表示機能を備えた小型電子式計算機の
回路図である。図中、メモリ部3は、グラフを表示する
ための関数式データを記憶する関数式記憶手段を構成す
る。レンジキー1Eは、メモリ部3に記憶された関数式デ
ータで示されるグラフのうち、任意の範囲を指定する範
囲指定手段を構成する。演算部5は、このレンジキー1E
により指定された範囲に対応したグラフを、メモリ部3
に記憶された関数式データに基づいて計算するグラフ計
算手段を構成するとともに、レンジキー1Eにより指定さ
れた範囲に対応した座標軸を計算する座標軸計算手段を
構成する。制御部2は、この座標軸計算手段により計算
された座標軸とグラフ計算手段によって計算されたグラ
フとを併せて表示するように制御する表示制御手段を構
成する。以下、この回路図の他の構成を含めて詳細に説
明する。1のキー入力部には通常の計算機に設けられて
いるテンキー1A、ファンクションキー1B、関数の計算式
を入力するための関数キー1C、関数式のグラフ表示モー
ドを指定するグラフキー1D、関数式に含まれる変数X、
Yの各範囲データの入力モードを指定するレンジキー1
E、関数計算等の実行指示を行うためのEXE(実行)キー
1Fが少なくとも設けられており、各キーからの信号は制
御部2に送られて処理される。 制御部2はこの計算機のすべての動作を制御するプロ
グラムを記憶するROM(リードオンリメモリ)から成
り、メモリ部3、実行ポインタ4、演算部5、表示バッ
ファ部6に各種制御信号を与える。 メモリ部3はRAM(ランダムアクセスメモリ)から成
り、Aレジスタ3A、Bレジスタ3B、関数演算を行うとき
実行ポインタ4に制御部2によってセットされる実行ポ
インタが一時退避されるポインタレジスタ3C、関数演算
実行時のグラフ表示のための前回の座標(x0、y0)が夫
々セットされるx0レジスタ3D、y0レジスタ3E、今回の座
標(x、y)が夫々セットされるxレジスタ3F、yレジ
スタ3G、変数xの範囲の最小値、最大値が夫々セットさ
れるxminレジスタ3H、xmaxレジスタ3I、変数yの範囲の
最小値、最大値が夫々セットされるyminレジスタ3J、y
maxレジスタ3K、目盛処理時に用いられるxSCLレジスタ3
L、ySCLレジスタ3Mグラフ表示を行うための座標(x、
y)の各1ドットの大きさが書込まれるxmemoレジスタ3
N、ymemoレジスタ3Fを夫々有している。 キー入力部1から入力される関数式の各データは実行
ポインタ4によって指示される数式バッファ7の各アド
レスに書込まれ、次いで演算部5に読込まれる。 演算部5は上記数式バッファ7からの関数式の演算を
制御部2の制御下にメモリ部3の上記の各レジスタ3A〜
3Pを使って実行する。そして演算部5は関数演算実行時
にそのグラフ表示と座標軸及びその目盛表示のためのデ
ータをメモリ部3から読出して表示バッファ部6内のグ
ラフ表示バッファ6Aに送り、また通常の数値表示等を行
うときにはそのためのデータをテキスト表示バッファ6B
に送り、それらの表示データは表示部7に送られて、グ
ラフまたは数値等の表示が行われる。 表示部8は例えば液晶表示装置から成り、X方向に96
ドット、Y方向に64ドットのマトリクス型の各ドット表
示体(座標点)を有してデータの表示を行う。 次に上記実施例の動作を関数式 Y=−SINX ……(1) の演算を行ってその結果をグラフ表示する場合を例と
し、また第2図ないし第12図を参照して説明する。 この場合、キー入力部1のレンジキー1E、テンキー1A
を予め操作して第5図に見られる様にxminレジスタ3H、
xmaxレジスタ3Iに変数xに対する範囲の最小値と最大値
の各データ例えば、−180と180をプリセットし、またy
minレジスタ3J、ymaxレジスタ3Kにも同様に、変数yに
対する変化範囲の最小値と最大値の各データ例えば、−
2、2さらにxSOLレジスタ3L、ySCLレジスタ3Mにそれぞ
れスケールデータ、例えば90、0.5をプリセットしてお
く。 次いで上記(1)式の関数式をグラフキー1D、関数キ
ー1C、ファンクションキー1B、テンキー1A、EXEキー1F
を操作して入力すると、数式バッファ7のアドレス0〜
4には、第3図に示すように、実行ポインタ4によりア
ドレスされて(1)式の関数式の各データが書込まれ
る。なお、実行ポインタ「4」のデータ「END」はEXEキ
ー1Fの操作時に書込まれるENDコードデータである。そ
して第7図ないし第12図のフローチャートによる動作に
したがって、演算部5によって(1)式の関数演算とそ
の座標軸およびその目盛を表示するための演算が行わ
れ、その結果のグラフが第2図に見られるように表示部
8に表示される 即ち、第7図のメインフローにおいて、グラフ命令が
入力されると先ず、グラフ表示バッファ6Aのデータの有
無の判断動作が実行され、而して、今データ無しである
からステップG2に進み、ymemoレジスタ3Pがクリアさ
れ、次いでステップG3によってY座標計算が実行され
る。次にステップG4によりyレジスタ3G内のデータが
「FF」か否かが判断される。而して、今はNOであるから
ステップG5に進み、座標(0、y)、(95、y)の2点
間に線を引く。なお、第5図の例ではy座標は第8図の
演算から「32」となる。次にステップG6によってxmemo
レジスタ3Nをクリアし、次いで、ステップG7によるX座
標計算を実行し、次いでステップG8に進みxレジスタ3F
内のデータが「FF」か否かを判断し、NOであるからステ
ップG9に進み、座標(x、0)、(x、63)の2点間に
線を引く。なお、第5図の例では第9図の演算からX座
標は「48」となる。 次に、ステップG10に進み第10図に示す目盛処理を行
って目盛を計算し、ステップG11に進み第11図に示すグ
ラフ処理を行って、ステップG12に進みグラフ画面表示
を行う。 なお、ステップG4において、yレジスタ3G内のデータ
が「FF」の場合はエラーであるので、ステップG6に進
む。またステップG8において、xレジスタ3F内のデータ
が「FF」の時には、エラーであるので、ステップG10に
進む。 次に、上記ステップG3のY座標計算につき、第8図の
フローチャートを参照して説明する。 先ず、ステップY1では、図示するY座標の値を求める
式の計算がymemoレジスタ3P、yminレジスタ3J、ymax
ジスタ3Kに夫々セットされているデータにしたがって実
行され、その結果データがyレジスタ3Gにセットされ
る。 次にステップY2ではそのセットされたデータの四捨五
入法による整数化が行われ、次いでステップY3では、そ
の整数化したデータがY座標方向の最小位置座標の
「0」より小か否かが判断される。そしてYESのときに
はステップY4に進みyレジスタ3Gに16進データ「80H
がセットされ(ステップY4)、終る。なお、この16進デ
ータ「80H」の意味は、yレジスタ3G等のデータ構成が
第4図に見られるように、8ビット構成であり、而して
その最上位ビットはOVER RANGE/UNDER RANGEフラグ用
であり、今の場合そのフラグビットにUNDER RANGEを示
すフラグ“1"が書込まれたことになる。また、yレジス
タ3Gの下位7ビットには最小座標データ「0」が書込ま
れる。 他方、ステップY3においてNOのときには更にステップ
Y5に進み、上記整数化したデータがY座標方向の最大位
置座標の「63」より大か否かが判断され、YESのときに
はステップY6に進んでyレジスタ3Gに16進データ「B
FH」を書込み、OVER RANGEを示すフラグ“1"と最大座
標データ「63」を書込み終了する。更に、ステップY5で
NOであれば今回のY座標計算の結果はレンジオーバーで
はないから終了する。 次に、第9図のフローチャートにより上記ステップG7
のX座標計算を説明する。 まず、ステップX1ではxmemoレジスタ3N内のデータ、x
minレジスタ3H、xmaxレジスタ3Iにセットされているデ
ータを使って図示する数式の演算が実行され、その結果
がxレジスタ3Fにセットされる。 次にステップX2ではxレジスタ3F内の上記データの整
数化が行われ次にステップX3に進み、そのデータが
「0」より小か否かの判断が行われる。而して、YESの
時にはステップX4に進み上記ステップY4と同一の処理を
行ってxレジスタ3FにUNDER RANGEのフラグを立て、ま
た、最小座標データ「0」を書込む。 他方、ステップX3において、NOとなると、ステップX5
に進み、xレジスタ3F内のデータが「95」より大か否か
を判断し、YESの時にはステップX6に進みxレジスタ3F
にOVER RANGEのフラグと最大座標データ「95」を示す1
6進データDFHを書込んで終了する。 さらに、ステップX5において、xレジスタ3F内のデー
タが「95」より小の時は、レンジオーバーではないから
今回のX座標計算が終了する。 次に、第10図(1)、(2)のフローチャートにより
上記ステップG10の目盛処理の動作を説明する。 先ず、ステップS1ではxSCLレジスタ3L内のデータが
「0」か否かを判断するが、いまの例では第5図に示す
ように「90」であるからステップS2に進み、現在のY座
標が「63」以下か否かを判断する。而して第5図の例で
はYESとなり、Y座標がOVER RANGEではないからステッ
プS4に進みY座標がその中心座標である「32」以下か否
かを判断し「32」である第5図の例ではX座標軸は表示
部8の中心部より下側に位置しているからステップS5に
進み、Y座標を+1してそれをyレジスタ3Gにセットす
る。その結果、X軸に対しては、第6図(B)又は
(C)に示す様に、目盛はX軸の上に対して、即ち、画
面の中心部の空間の広い方に向けて付されることにな
る。 次にステップS7ではxレジスタ3F内の座標データをA
レジスタ3Aに退避し、次いでステップS8の計算(−180
÷90)を行って「−2」をBレジスタ3Bにセットする。
またステップS9ではそのデータの丸めを行い、次にステ
ップS10では、xSCLレジスタ3L内のデータ「90」とBレ
ジスタ3B内のデータ「−2」とを乗算し、その結果で得
た「−180」をxmemoレジスタ3Nにセットする。そして、
ステップS11により、第9図に示すX座標計算を行う。
その結果、上記ステップX1により、X座標「0」が得ら
れる。そして、ステップS12では、上記X座標が「DFH
か否かを判断し、今NOであれば乗算エラーではないから
ステップS14に進み、そのX座標が「80H」か否かを判断
し、今NOであるからステップS15に進み、X座標の点を
プロットする。そして、ステップS16では、Bレジスタ3
Bのデータを+1して「−1」とし、ステップS10にもど
る。 次いで、ステップS10ではxmemoレジスタ3Nのデータが
「−90」となる。そして、ステップS11では、X座標が
ステップX1の計算により、X座標が「23.75」となり、
それを整数化して、X座標が「24」となる。そして、ス
テップS12、S14、S15を実行し、次いでステップS16で
は、Bレジスタ3Bのデータが「0」となる。次いでステ
ップS10にもどり、xmemoレジスタ3Nのデータが「0」と
なり、次いで、ステップS11の計算により、X座標が「4
8」となり、次いでステップS12、S14、S15、S16が実行
され、Bレジスタ3Bのデータが「1」となる。そしてス
テップS10にもどりxmemoレジスタ3Nのデータが「+90」
となる。そして、ステップS11のX座標計算では、X座
標が「71」となる。次にステップS12、S14、S15、S16が
実行され、Bレジスタ3Bのデータが「2」となる。そし
てステップS10にもどり、xmemoレジスタ3Nのデータが
「180」となる。そして、ステップS11のX座標計算で
は、X座標は「95」となり、ステップS12、S14、S15、S
16が実行され、Bレジスタ3Bにはデータ「3」がセット
される。次にステップS10の実行により、xmemoレジスタ
3Nのデータは「270」となり、次いでステップS11のX座
標計算では、X座標が「119」でOVER RANGEとなるから
ステップX5においてYESとなり、xレジスタ3Fにデータ
「DFH」がセットされ、その結果、ステップS12では、YE
Sとなり、ステップS13に進んでAレジスタ3Aに退避して
いたデータがxレジスタ3Fにもどされ、ステップS17に
進んでY軸に対する目盛処理に入る。即ちX軸に対して
は、xSCLレジスタ3L内のデータ「90」によって4箇所に
目盛がつけられる。 次にステップS17ではいまの例ではySCLレジスタ3Mの
データは「0.5」で0ではないから、ステップS18に進み
xレジスタ3FのX座標が「95」以下か否か判断され、而
して第5図の例ではYESとなり、ステップS20に進んで今
度はY軸が表示部8の中心部の右にあるか左にあるかを
見る。そして、第5図の例では左側にあり、Y軸のX座
標データは「48」以下であるからステップS21に進み、
Y軸のX座標データを+1する。 その結果、第6図(A)に示す様に、Y軸に対して
は、その右側に即ち画面の中心部の広い方の空間に向け
て目盛が付される。そして以後は上述したステップS8か
らS16同様な処理ステップであるステップS23からステッ
プS30を繰り返し実行しY座標に対する目盛を得る演算
を行う。 一方、上記ステップS2にてNOとなった場合は、Y座標
はその最大座標をオーバーしているからステップS3に進
み、yレジスタ3G内のデータとデータ「3FH」(63)と
の論理積をとり、yレジスタ3Gの上位2ビットをクリア
し、ステップS7に進む。 そして以下ステップS7からS16を実行し、X軸に対す
る目盛処理を行う。その結果、第6図(D)に示す様に
X軸に対しては、表示部8の表示画面の外縁部(辺)に
てX軸の下に、即ち、画面の中心部に向けて目盛が付さ
れる。 一方、上記ステップS4にてNOとなると、ステップS6に
進んでyレジスタ3Gのデータを−1し、ステップS7に進
む。而してこの場合はX座標軸が表示部8の中心部より
上側に位置している例であり、X座標軸に対してはその
目盛が第6図(A)に示すように、下側に向けて、つま
り画面空間の広い方向に向けて付される。 更に、上記ステップS18でNOとなるとX座標がその最
大座標を越えているからステップS19に進み、xレジス
タ3Fのデータとデータ「5FH」と論理積を取り、上位1
ビットをクリアする。そして以下、ステップS23〜S30を
実行し、Y軸に対する目盛処理を行う。その結果、Y座
標に対する目盛は、第6図(C)に示すように、表示部
8の表示画面の外縁部の辺に対して、画面の中心部に向
けて付される。 更に、上記ステップS20でNOとなるとY軸が表示部8
の中心部の右方にあった場合であり、ステップS22によ
り、Y軸のX座標データを−1して、それをxレジスタ
3Fにセットし、以下ステップS23からS30のY軸に対し目
盛を付す演算を行う。その結果、第6図(B)に示す様
にY軸に対しては、その左側即ち表示部8の画面の中心
部の広い空間に向けて目盛が付される。 尚、第6図(D)の表示例は、計算された座標軸が両
方とも表示画面領域を外れた例であり、特にX軸の座標
はその最大座標を越え、Y軸の座標はその最小座標を越
えた例を示している。 次に第11図のフローチャートより上記ステップG11の
グラフ処理を説明する。 即ち、ステップM1において、実行ポインタ4の先頭の
ポインタ(アドレス「0」)がポインタレジスタ3Cに転
送退避されると共に、y0レジスタ3Eにデータ「FF」(16
進コード)が書込まれ、更にxレジスタ3Fがクリアされ
る。 次にステップM2では、xminレジスタ3H、xmaxレジスタ
3Iにプリセットされている前記データと、いまは「0」
のxレジスタのデータとを使って図示する数式の演算が
実行され、変数Xの1ドットの大きさを示すデータ(い
まはxminレジスタ3Hにプリセットされているデータ「−
180」となる)が得られてそれがxmemoレジスタ3Nにセッ
トされる。即ち、これによってX座標方向の1番目の表
示ドットの座標が求まる。 次にステップM3ではポインタレジスタ3Cに退避してお
いたアドレス「0」が実行ポインタ4に戻され、また次
のステップM4によりこのアドレス「0」から「4」まで
の数式バッファ7内の(1)式の関数演算が実行され、
1番目の答がymemoレジスタ3Pにセットされる。次いで
ステップM5ではその答が演算エラーか否かが判断され、
而してYESのときにはステップM6に進んでyレジスタ3G
にエラーデータを示す16進コード「FF」が書込まれたの
ち、ステップM9に進む。 一方、ステップM5においてNOとなったときには、ステ
ップM7、M8が実行され、第8図と第12図に示すフローに
より、Y座標計算(いまの場合、Y座標方向の1番目の
表示ドットの座標を得る計算)とその(X、Y)の1番
目の座標の表示ドットのデータをグラフ表示バッファ6A
に送り、表示部8にて点灯表示させる処理が実行され
る。そして上記ステップM9に進む。 ステップM9ではxレジスタ3Fからx0レジスタ3Dに対し
今回の演算結果データが前回の演算結果データとして転
送退避され、また同様に、yレジスタ3Gからy0レジスタ
3Eに今回の演算データが前回の演算データとして転送退
避される。 次にステップM10ではxレジスタ3Fのデータが+1さ
れ、またステップM11ではその結果データがX方向の最
大の表示座標「95」より大きい「96」以上となったか否
かが判断され、而していまの場合は当然NOとなってステ
ップM2に戻り、2番目以下の(X、Y)の各座標が、ス
テップM2〜M11の繰返しによって実行され、而してステ
ップM11にてYESとなったときには演算を終了し、結果的
に第2図に示すグラフが表示部8において表示される。 次に第12図のフローチャートを参照して、上記ステッ
プM8のDRAW処理を説明する。 先ず、ステップD1ではy0レジスタ3Eの上位桁(4bit)
はレンジ外を示すデータ「F」か否かが判断され、而し
てYESのときにはこのフローは終了し、この座標に対す
る表示動作は実行されない。他方、NOのときにはステッ
プD2に進み、yレジスタ3Gの上位桁のデータがレンジ外
を示すデータ「F」か否かが判断され、而してYESのと
きにはこの座標点の表示は禁止される。他方、NOのとき
にはステップD3に進んで、x0レジスタ3E、y0レジスタ3F
およびxレジスタ3F、yレジスタ3Gに夫々セットされて
いるデータによる座標(x0、y0)、(x、y)間の各点
を結ぶグラフ表示動作が実行され、終了する。尚、上記
実施例では、目盛をX軸、Y軸の片側だけに付したが、
両方側に付けてもよい。 [発明の効果] 以上説明したように、この発明は、関数式データで示
されるグラフのうち、任意の範囲に対応したグラフを関
数式データに基づいて計算するとともに、任意の範囲に
対応した座標軸を計算し、その計算された座標軸及びグ
ラフを併せて表示するので、表示されたグラフが非常に
見易くなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の一実施例の回路構成図、第2図は入
力した関数式を演算したそのグラフの表示を示す図、第
3図は上記関数式と実行ポインタ4との関係を示す図、
第4図はx0レジスタ3D〜yレジスタ3G等のデータ構成
図、第5図はキー入力したレンジデータとスケールデー
タの表示例の図、第6図は座標軸と目盛の表示例の図、
第7図ないし第12図はグラフと座標軸、目盛表示を行う
ためのフローチャートである。 1A……テンキー、1B……ファンクションキー、1C……関
数キー、1D……グラフキー、1E……レンジキー、1F……
EXE(実行)キー、2……制御部、3C……ポインタレジ
スタ、3D……X0レジスタ、3E……y0レジスタ、3F……x
レジスタ、3G……yレジスタ、3H……xminレジスタ、3I
……xmaxレジスタ、3J……yminレジスタ、3K……ymax
ジスタ、3L……xSCLレジスタ、3M……ySCLレジスタ、3N
……xmemoレジスタ、3P……ymemoレジスタ、4……実行
ポインタ、5……演算部、6A……グラフ表示バッファ、
7……数式バッファ、8……表示部。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−51752(JP,A) 特開 昭59−45589(JP,A) 特開 昭52−116050(JP,A) 特開 昭53−92643(JP,A) 特開 昭57−147769(JP,A) 特開 昭58−97762(JP,A) 特開 昭59−47638(JP,A) 実開 昭60−42645(JP,U) 実開 昭55−143881(JP,U) 工藤文彦他 PC−8801グラフィック スのすべて アスキー出版 3章 1982 年12月20日 第1版 第3刷発行

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.グラフを表示するための関数式データを記憶する関
    数式記憶手段と、 この関数式記憶手段に記憶された関数式データで示され
    るグラフのうち、任意の範囲を指定する範囲指定手段
    と、 この範囲指定手段により指定された範囲に対応したグラ
    フを、上記関数式記憶手段に記憶された関数式データに
    基づいて計算するグラフ計算手段と、 上記範囲指定手段により指定された範囲に対応した座標
    軸を計算する座標軸計算手段と、 この座標軸計算手段により計算された座標軸と上記グラ
    フ計算手段によって計算されたグラフとを併せて表示す
    るように制御する表示制御手段と、 を備えたことを特徴とするグラフ表示制御装置。 2.関数式データを記憶し、 この記憶された関数式データで示されるグラフのうち任
    意の範囲を指定し、 この指定された範囲に対応したグラフを上記記憶された
    関数式データに基づいて計算し、 上記指定された範囲に対応した座標軸を計算し、 その計算された座標軸と計算された上記グラフとを併せ
    て表示するように制御することを特徴とするグラフ表示
    制御方法。
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