JP2713256B2 - 光通信等に用いる波長可変半導体レーザ - Google Patents

光通信等に用いる波長可変半導体レーザ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、光通信等に用いる
波長可変半導体レーザに関する。
【0002】
【従来の技術】波長多重(WDM;Wavelength Divisio
n Multiplexing)光通信、光計測システム用光源として
の波長可変半導体レーザには、広い波長可変幅、連続的
に波長制御が可能であること、また波長制御のための制
御電流の駆動方法が簡単であること等が要求されてい
る。これまでに多くの波長可変半導体レーザが提案され
ているが、それらは大きく分けて、(1)電流注入型と、
(2)抵抗加熱型に分類することができる。
【0003】このうち、電流注入型波長可変半導体レー
ザは、応答速度が速いという利点を有するが、波長可変
幅は10nm程度と比較的小さい。一方、抵抗加熱型波
長可変半導体レーザは、応答速度はミリ秒程度である
が、約30nmという広い波長可変幅が得られており、
主として波長可変幅そのものが重要な用途に対しては非
常に有望な光源といえる。
【0004】電流注入型波長可変半導体レーザの従来例
の一つとして、3電極波長可変DBR(Distributed Br
agg Reflector;分布ブラッグ反射型)レーザが挙げら
れる。
【0005】この種の従来のレーザとしては、例えばM
urata等による報告(IEEEElectron.
Lett.、Vol.24、No.10、pp.577
−579、1988、S.Murata他、「文献1」
という)等に記載されたものがある。
【0006】前記文献1に記載の波長可変DBRレーザ
は、電流注入によって利得を生じさせる活性領域、電流
注入によって屈折率変化の生じる位相調整領域、及び回
折格子分布反射器を有するDBR領域、を素子内部に有
し、DBR領域へ電流を注入することによってDBR領
域の回折格子のブラッグ波長を変化させ、レーザの発振
波長を変化させることができる。また、DBR領域への
注入電流とは別に、独立に位相調整領域への注入電流を
制御することで連続波長可変特性も実現できる。
【0007】また、抵抗加熱型波長可変レーザの従来例
の一つとして、受動導波路加熱型(HOPE)DBRレ
ーザが挙げられ、例えばMori等による報告(Tec
hnical Report of IEICE OP
E94−112、LQE94−91(1995−0
2)、pp.25−30頁、H.Mori他、「文献
2」という)等がある。
【0008】このHOPE−DBRレーザは、活性領
域、位相調整領域、及びDBR領域からなり、位相調整
領域とDBR領域の導波路上に形成された白金抵抗膜に
電流を流すことによって抵抗膜を発熱させ、位相調整領
域とDBR領域の媒質の温度上昇に伴う媒質の屈折率変
化を利用して発振波長を変化させるもので、約30nm
程度の波長制御ができる。
【0009】これら電流注入型DBRレーザや、抵抗加
熱型DBRレーザにおいて、連続的な波長制御を得るた
めには、例えば特開昭61−54690号公報に記載さ
れているように、下記の関係式(1)を満たすように位
相調整領域及びDBR領域の注入電流、または各領域の
温度変化を調節する必要がある。
【0010】 Δndbr/Δnpc=Lpc/(La+Lpc) …(1)
【0011】ここで、Δndbr、Δnpcは、それぞれD
BR領域及び位相調整領域に電流注入した時、あるいは
各領域の温度を変化させた時の各領域での等価屈折率の
変化量を示し、Lpc、Laは、それぞれ位相調整領域及
び活性領域の領域長を示している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電流注入型
波長可変DBRレーザや、抵抗加熱型波長可変DBRレ
ーザは、単一電流を均一に位相調整領域、及びDBR領
域へ注入した場合、上式(1)の連続波長制御条件を満
足せず、波長変化が不連続となり、モード飛びの無い連
続波長制御のためには、独立した2つ以上の駆動電流を
必要とし、制御が複雑であるという問題を有していた。
【0013】従って、本発明の目的は、上記問題点を解
消し、電流注入、電圧印加、あるいは温度変化により屈
折率変化の生じる領域と、電流注入、電圧印加、あるい
は温度変化によって屈折率変化の生じない領域とによっ
て一周期が構成された周期構造をDBR領域に導入する
ことにより、単一電流でモード飛びのない連続波長制御
のできる波長可変DBRレーザを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、半導体基板上に、電流注入により利得を
生じる活性層を含む活性領域と、電流注入、電圧印加、
及び温度変化のうちの少なくともいずれか一により屈折
率変化を生じるチューニング層を含む位相調整領域と、
DBR(Distributed Bragg Reflector;分布ブラッグ
反射)領域とが、共振器方向に一列に配置され、前記D
BR領域は周期構造を有し、該周期構造が、電流注入、
電圧印加、及び温度変化のうちの少なくともいずれか一
により屈折率の変化が生じる第1の領域(R1)と、電
流注入、電圧印加、及び温度変化のいずれによっても屈
折率の変化が生じない第2の領域(R2)と、でその一
周期が構成されてなることを特徴とする波長可変半導体
レーザを提供する。
【0015】本発明においては、前記DBR領域の周期
構造は、その一周期が、発振光の媒質内波長の1/2の
整数倍の長さとされていることを特徴とする。
【0016】本発明においては、前記DBR領域の周期
構造は、その一周期が次式(2)で規定される関係を満
たすことを特徴とする。
【0017】
【数1】
【0018】但し、La及びLpcはそれぞれ活性領域及
び位相調整領域の長さを示し、Λ1、n1は、それぞれ第
1の領域R1の長さ、第1の領域R1の等価屈折率を示
し、またΛ2、n2はそれぞれ第2の領域R2の長さ、第
2の領域R2の等価屈折率を示している。
【0019】
【作用】以下、本発明の波長可変DBRレーザの原理に
ついて説明する。
【0020】波長可変DBRレーザにおいて、単一電流
で連続波長制御を実現するためには、上式(1)の連続
波長制御条件を満足するために、単一電流を均一に位相
調整領域、及びDBR領域に注入したとき、位相調整領
域の等価屈折率変化ΔnpcをDBR領域の等価屈折率変
化Δndbrよりも大きくなるようにしなければならな
い。
【0021】この条件は、DBR領域に、電流注入、電
圧印加、あるいは温度変化により屈折率変化の生じる第
1の領域R1と、電流注入、電圧印加、あるいは温度変
化によって屈折率変化の生じない第2の領域R2とによ
って、一周期が構成された周期構造を導入することによ
り満足することができる。
【0022】更に、DBR領域において、第1の領域R
1の長さΛ1と第2の領域R2の長さΛ2を上式(2)を
満足するようにした場合、上式(1)の連続波長制御条
件を満足することができる。
【0023】このため、本発明によれば、抵抗加熱型、
電流注入型のいずれの場合にも単一電流で連続波長制御
が可能であるため、その駆動回路の大幅な簡単化を計る
ことができる。更に、本発明においては、回折格子一周
期の反射率が例えば約32%と大きいため、光の反射に
必要な回折格子数は約10周期程度(長さ約4μm)で
あり、レーザの全共振器長を50μm程度にマイクロ共
振器化することができ、極低しきい値発振が可能として
いる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態例を図面を参
照して以下に説明する。
【0025】
【実施形態1】 <電流注入型波長可変DBRレーザ> 図1は、本発明の第1の実施形態に係る1.55μm帯
の電流注入型波長可変DBRレーザを製造工程順に模式
的に示した図である。
【0026】まず、図1(A)に示すように、n−In
P基板1上に全面に、一回目のMOVPE(Metal Orga
nic Vapor Phase Epitaxial Grouth;有機金属気相エピ
タキシャル成長)で、組成波長1.2μm、層厚100
nmのn−InGaAsPの第1の光閉じ込め層2、層
厚10nmのn−InPエッチストップ層3、InGa
AsP/InGaAsPの10ペアの多重量子井戸層
4、組成波長1.2μm、層厚100nmのInGaA
sPの第2の光閉じ込め層5、層厚10nmのp−In
P層6を順に成長する。
【0027】この時、多重量子井戸層4は、組成波長
1.6μm、層厚7nmのInGaAsP量子井戸層
と、組成波長1.2μm、層厚10nmのInGaAs
Pバリア層とからなり、利得ピーク波長を1.55μm
に設定した。
【0028】次に、図1(B)に示すように、通常のフ
ォトリソグラフィーを用いて、位相調整領域とDBR領
域において、p−InP層6、InGaAsPの第2の
光閉じ込め層5、及びInGaAsP/InGaAsP
多重量子井戸層4を選択的にエッチング除去する。
【0029】次に、図1(C)に示すように、二回目の
MOVPEで、位相調整領域とDBR領域のみに、組成
1.3μm、層厚370nmのInGaAsPチューニ
ング層7、p−InP層6を選択的に成長する。次に、
電子ビーム露光法及び塩酸系エッチャントを用いたウエ
ットエッチングまたはドライエッチング等を用いて、D
BR領域に、周期390nmのストライプ状回折格子パ
ターンを形成する。そして、DBR領域の回折格子の谷
の部分に、SiO2等の誘電体層8を埋め込む。
【0030】次に、図1(D)に示すように、三回目の
MOVPEで、全領域に、層厚500nmのp−InP
層6、層厚100nmのp−InGaAsPエッチスト
ップ層9、層厚1.5μmのp−InPクラッド層1
0、p+−InGaAsコンタクト層11を成長する。
この時、DBR領域の誘電体層8の部分は、最初のp−
InP層6によって完全に埋め込まれる。
【0031】次に、フォトリソグラフィーとウエットエ
ッチングあるいはドライエッチングによりリッジ導波路
を形成する。最後に、300nm厚のSiO2膜12を
熱CVDで成膜し、フォトリソグラフィーを用いて、各
領域に電流注入用の窓を開け、スパッタリング等を用い
て、p側にAu/Ti電極13を、n側にAu/Ti電
極14を形成して、波長1.55μm帯の波長可変DB
Rレーザを実現することができた。
【0032】この波長可変DBRレーザは、DBR領域
の回折格子20が、組成波長1.3μmのInGaAs
Pのチューニング層7(電流注入によって屈折率が変化
する層で、幅120nm)と、誘電体層8(屈折率が変
化しない層で、幅270nm)によって形成されている
ため、位相調整領域とDBR領域に均一に電流を注入し
た時、DBR領域の等価屈折率変化Δndbrを、位相調
整領域の等価屈折率変化Δnpcの1/2にすることがで
きる。
【0033】その結果、連続波長制御条件式(1)を満
足するように、活性領域を300μm、位相調整領域を
300μm、DBR領域を100μmに切り出した素子
において、両端面劈開の状態で、室温連続動作時、発振
しきい値電流10mA、片側光出力30mW、単一電流
を位相調整領域とDBR領域に流すことで連続波長可変
幅7nmという良好な特性を得ることができた。
【0034】
【実施形態2】 <マイクロ共振器波長可変DBRレー
ザ> 図2は、本発明の第2の実施形態に係るマイクロ共振器
波長可変DBRレーザの構造を模式的に示す図である。
【0035】このDBRレーザは、前記第1の実施形態
の電流注入型波長可変DBRレーザにおけるDBR領域
を、さらに活性領域を挟んで反対側にも設けた構造をし
ており、作製工程等は、前記第1の実施形態と同じであ
る。
【0036】前記第1の実施形態のDBRレーザの回折
格子20は、一周期当たり約32%の反射率が得られる
ため、回折格子20を5周期程度設けるだけで90%以
上の分布反射器の反射率を得ることができる。
【0037】その結果、素子の両側にDBR領域を有す
る図2のマイクロ共振器波長可変DBRレーザは、共振
器長を大幅に短くすることができた。
【0038】作製したマイクロ共振器波長可変DBRレ
ーザは、素子両側のDBR領域長を10μm、活性領域
長を20μm、位相調整領域長を20μmで切り出した
ところ、両端面劈開状態で、発振しきい値電流200μ
Aで発振し、位相調整領域とDBR領域に均一に電流を
流すことで連続波長可変幅5nmという良好な特性を得
ることができた。
【0039】また、自然放出光増大係数の増大というマ
イクロ共振器効果も観測された。
【0040】
【実施形態3】 <抵抗加熱型波長可変DBRレーザ> 図3は、本発明の第3の実施形態に係る抵抗加熱型波長
可変DBRレーザの構造を模式的に示す図である。
【0041】本実施形態に係るレーザの作製方法は、基
本的に前記第1の実施形態と同じであるが、最後の電極
形成プロセスのみが異なり、次のようになる。
【0042】図3を参照して、300nm厚のSiO2
膜12を熱CVD等で成膜し、フォトリソグラフィーを
用いて、活性領域のみに窓を開ける。位相調整領域とD
BR領域には窓を開けない。
【0043】そして、スパッタリング等でp側に、Au
/Pt/Ti電極15及び16を、n側にAu/Ti電
極14を形成する。
【0044】そして、位相調整領域とDBR領域のp側
電極のAu層16をエッチングで除去し、Pt/Ti電
極15とすることで、位相調整領域及びDBR領域に形
成されたPt/Ti電極に電流を流したとき、Ptの抵
抗で発熱するようにする。
【0045】このようにして、抵抗加熱型波長可変DB
Rレーザを実現することができた。
【0046】この波長可変DBRレーザでは、回折格子
20を形成しているSiO2層の、温度変化に伴う屈折
率変化が、半導体層の屈折率変化に比べて十分小さいた
め、Pt/Ti電極が発熱したとき、位相調整領域とD
BR領域の温度上昇が同じでも、Δnpc=2×Δndbr
とすることができ、上式(1)の連続波長制御条件を満
足することができる。
【0047】活性領域を300μm、位相調整領域を3
00μm、DBR領域を100μmに切り出した素子に
おいて、両端面劈開の状態で、室温連続動作時、発振し
きい値電流10mA、片側光出力30mW、単一電流を
Pt/Ti電極に流すことで連続波長可変幅15nmと
いう良好な特性を得ることができた。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように,本発明による波長
可変半導体レーザは、抵抗加熱型、電流注入型のいずれ
の場合にも単一電流で連続波長制御が可能であるため、
その駆動回路の大幅な簡単化を計ることができるという
利点を有する。
【0049】更に、本発明の波長可変レーザは、回折格
子一周期の反射率が約32%と大きいため、光の反射に
必要な回折格子数は約10周期程度(長さ約4μm)と
され、レーザの全共振器長を50μm程度にマイクロ共
振器化することができ、極低しきい値発振が可能であ
り、コンピュータ内のインターコネクション等にも応用
できるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を説明するために製造
工程順に模式的に示した図である。
【図2】本発明の第2の実施形態の構成を説明するため
の図である。
【図3】本発明の第3の実施形態の構成を説明するため
の図である。
【符号の説明】
1 n−InP半導体基板 2 n−InGaAsP第1光閉じ込め層 3 n−InPエッチストップ層 4 InGaAsP/InGaAsP多重量子井戸層 5 InGaAsP第2光閉じ込め層 6 p−InP層 7 InGaAsPチューニング層 8 誘電体層 9 p−InGaAsPエッチストップ層 10 p−InPクラッド層 11 p+−InGaAsコンタクト層 12 SiO2膜 13 p側Au/Ti電極 14 n側Au/Ti電極 15 Pt/Ti電極 16 Au電極 20 回折格子

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に、電流注入により利得を生
    じる活性層を含む活性領域と、 電流注入、電圧印加、及び温度変化のうちの少なくとも
    いずれか一により屈折率変化を生じるチューニング層を
    含む位相調整領域と、 DBR(Distributed Bragg Reflector;分布ブラッグ
    反射)領域とが、 共振器方向に一列に配置され、 前記DBR領域は周期構造を有し、 該周期構造が、電流注入、電圧印加、及び温度変化のう
    ちの少なくともいずれか一により屈折率の変化が生じる
    第1の領域(R1)と、 電流注入、電圧印加、及び温度変化のいずれによっても
    屈折率の変化が生じない第2の領域(R2)と、でその
    一周期が構成されてなることを特徴とする波長可変半導
    体レーザ。
  2. 【請求項2】前記DBR領域の周期構造は、その一周期
    が、発振光の媒質内波長の1/2の整数倍の長さとされ
    ていることを特徴とする請求項1記載の波長可変半導体
    レーザ。
  3. 【請求項3】前記DBR領域の周期構造は、その一周期
    が、関係式、 Λ11/(Λ11+Λ22)=Lpc/(La+Lpc) (但し、La及びLpcはそれぞれ活性領域及び位相調整
    領域の長さを示し、Λ1、n1は、それぞれ第1の領域R
    1の長さ、第1の領域R1の等価屈折率を示し、またΛ
    2、n2はそれぞれ第2の領域R2の長さ、第2の領域R
    2の等価屈折率を示している)を満足することを特徴と
    する請求項1または2記載の波長可変半導体レーザ。
  4. 【請求項4】前記周期構造一周期内の、電流注入、電圧
    印加、及び温度変化のいずれによっても屈折率の変化が
    生じない第2の領域(R2)が、誘電体からなることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれか一に記載の波長可変
    半導体レーザ。
  5. 【請求項5】全共振器長が、マイクロ共振器効果の現れ
    る程度の長さ以下とされたことを特徴とする請求項1〜
    4のいずれか一に記載の波長可変半導体レーザ。
  6. 【請求項6】前記誘電体が空気又はSiO2からなるこ
    とを特徴とする請求項4記載の波長可変半導体レーザ。
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