JP2711619B2 - 殺菌殺虫組成物 - Google Patents

殺菌殺虫組成物

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JP2711619B2
JP2711619B2 JP4197228A JP19722892A JP2711619B2 JP 2711619 B2 JP2711619 B2 JP 2711619B2 JP 4197228 A JP4197228 A JP 4197228A JP 19722892 A JP19722892 A JP 19722892A JP 2711619 B2 JP2711619 B2 JP 2711619B2
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N25/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests
    • A01N25/26Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests in coated particulate form

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は殺菌殺虫組成物に関し、
さらに具体的には、農薬有効成分が低濃度の場合にも持
続的な防除効果を有する殺菌殺虫組成物に関する。
【従来の技術】従来、農薬製剤としては水銀剤や砒素剤
等の重金属化合物、有機塩素系薬剤、有機燐酸系薬剤が
広く用いられてきた。しかし、これらの薬剤はいずれも
人体や動物に有害であり、また、有効量を使用した場合
には土壌汚染等の環境汚染を惹起することが重大な社会
問題となっている。このため、高い防除効果を示し、人
体や動植物に対して安全性の高い農薬の開発が進められ
てきた。特公昭57-48525号公報には、脂肪族多価アルコ
ール脂肪族エステル及び炭酸水素ナトリウムを主成分と
する殺菌剤を開示されている。この刊行物には、該殺菌
剤が、各種の植物病害及び果実貯蔵病害に対して高い防
除効果を有し、人体や動植物に対して安全性が高いこと
が教示されている。しかし、従来の農薬と同程度の散布
量で使用する場合には、該殺菌剤は高濃度で使用しなけ
れば有効な防除効果を得ることができなかった。また、
濃度を低くした場合には、該殺菌剤を多量に使用しなけ
ればならないという問題があった。
【0002】このような問題を解決するために、農薬有
効成分粉末 100重量部を脂肪族多価アルコール脂肪酸エ
ステル及び/又は燐脂質の1種または2種以上 0.1〜3
重量部でコーティングした農薬コーティング剤が提案さ
れている(特開平1-151501号公報)。この農薬コーティ
ング剤は低濃度でも効果的に作用するものの、防除効果
の持続性という観点からは満足のいくものではなく、散
布当初には有効な防除効果を得ることができるものの、
病気が進行するに従って防除価が低下してしまうという
問題があった。
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、従来
の農薬コーティング剤に比べて、低濃度においても持続
的に防除効果を発揮することができる殺菌殺虫組成物を
提供することを目的としている。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記の課題を
解決すべく鋭意努力した結果、 100重量部の農薬有効成
分を 0.1〜10重量部の脂肪族多価アルコール脂肪酸エス
テル及び/又は燐脂質でコーティングした農薬コーティ
ング剤の他に、少量の糊剤を含む殺菌殺虫組成物が、低
濃度においても持続的に防除効果を発揮することができ
ることを見出し、本発明を完成するに至った。すなわち
本発明は、100重量部の農薬有効成分を 0.1〜10重量
部の脂肪族多価アルコール脂肪酸エステル及び/又は燐
脂質でコーティングした農薬コーティング剤及び0.01〜
10重量部の糊剤を含む殺菌殺虫組成物を提供するもので
ある。
【0004】本発明の殺菌殺虫組成物に含まれる農薬コ
ーティング剤は、 100重量部の農薬有効成分を 0.1〜10
重量部の脂肪族多価アルコール脂肪酸エステル及び/又
は燐脂質でコーティングした農薬コーティング剤であ
り、公知の方法、例えば特開平1-151501号公報に記載さ
れた方法により製造できる該農薬コーティング剤に含ま
れる農薬有効成分としては、常温で固体粉末となるもの
が好ましく、例えば各種農園芸用殺菌剤、殺虫剤、除草
剤等のいずれでもよい。非水溶性の農薬を使用してもよ
いが、好適には水溶性のものが使用できる。このような
農薬有効成分の具体例としては、8-オキシキノリン銅、
塩基性硫酸銅、塩基性塩化銅、塩化第二銅、塩基性炭酸
銅、メチル 1-(ブチルカルバモイル)−2-ベンズイミダ
ゾールカルバメート、抗生物質ポリオキシン複合体、O,
O-ジエチル−S-ベンジルチオホスフェート、2−sec-ブ
チルフェニル-N−メチルカルバメート、O,O-ジメチル-
2,2,2−トリクロロ-1−ヒドロキシエチルホスフェート
等の通常の農薬成分を挙げることができる。これらに加
えて、動植物に対して安全性の高い水溶性の炭酸塩、水
溶性の重炭酸塩、水溶性の塩化物、水溶性のリン酸塩、
水溶性の硫酸塩を使用することができる。例えば炭酸カ
リウム、炭酸ナトリウム、炭酸アンモニウム等の水溶性
の炭酸塩;重炭酸カリウム、重炭酸ナトリウム、重炭酸
アンモニウム等の水溶性の重炭酸塩;塩化カリウム、塩
化ナトリウム、塩化マグネシウム等の水溶性の塩化物;
リン酸水素二ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、リ
ン酸二水素カリウム等の水溶性のリン酸塩;及び硫酸銅
等の水溶性の硫酸塩を使用することができる。これらの
農薬有効成分は単独で使用してもよいが、2種以上を組
み合わせて使用してもよい。
【0005】該農薬コーティング剤に含まれる脂肪族多
価アルコール脂肪酸エステルを構成する脂肪族多価アル
コールとしては、炭素原子数3〜6の飽和又は不飽和の
脂肪族多価アルコールを用いることができるが、例えば
グリセリン、プロピレングリコール、ソルビトール、ソ
ルビタン等が好適である。多価アルコール脂肪酸エステ
ルを構成する脂肪酸成分としては、炭素原子数8〜22の
飽和脂肪酸、例えばカプリル酸、カプリン酸、ラウリン
酸、ミリスチン酸、バルミチン酸、ステアリン酸、アラ
キン酸、ベヘン酸、又は不飽和脂肪酸、例えば、オレイ
ン酸、リノール酸、リノレン酸、リシノレン酸等の単一
脂肪酸の他、混合脂肪酸、例えば、牛脂、綿実油、菜種
油、硬化油等の天然動植物油脂由来の脂肪酸が用いられ
る。
【0006】該農薬コーティング剤に含まれる脂肪族多
価アルコール脂肪酸エステルは、上記の脂肪族多価アル
コール及び上記脂肪酸から、常法のエステル化反応又は
エステル交換反応により得られるモノ−、ジ−、又はト
リ−エステルである。例えば、ソルビタンモノラウレー
ト、ソルビタンモノステアレート、グリセリンラウレー
ト、グリセリンモノカプリレート、グリセリンモノオレ
エート、グリセリンモノオクトエート、グリセリンモノ
大豆油脂脂肪酸エステル、トリグリセリンモノオレエー
ト、グリセリンモノパルミテート、ポリグリセリン脂肪
酸エステル等が好適に使用される。ポリオキシエチレン
アルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンノニル
フェニルエーテル、及びラウリルジヒドロキシエチルア
ミンも好適である。これらの脂肪族多価アルコール脂肪
酸エステルは単独で使用してもよいが、2種以上を組み
合わせて使用してもよい。該農薬コーティング剤に含ま
れる燐脂質としては、植物油より分離した植物性レシチ
ン、又は卵黄レシチン、およびこれらより分離されたホ
スファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミ
ン、ホスファチジルイノシトールなどが使用できる。こ
れらのうち精製レシチンあるいはフォスファチジルエタ
ノールアミン、フォスファチジルイノシトールが好まし
い。これらの燐脂質は単独で使用してもよいが、2種以
上を組み合わせて使用してもよい。
【0007】上記の農薬有効成分を上記の脂肪族多価ア
ルコール脂肪酸エステル及び/又は燐脂質でコーティン
グする方法としては、例えば特開平1-151501号公報に記
載された方法によればよいが、例えば、脂肪族多価アル
コール脂肪酸エステル及び/又は燐脂質を例えばアセト
ン等の有機溶媒に溶解し、得られた溶液に粉末状の農薬
有効成分を添加混合した後に溶媒を留去する方法を挙げ
ることができる。脂肪族多価アルコール脂肪酸エステル
及び/又は燐脂質と農薬有効成分との配合割合は、農薬
有効成分 100重量部に対して脂肪族多価アルコール脂肪
酸エステル及び/又は燐脂質を0.1〜10重量部、好まし
くは 0.5〜5重量部とすればよい。脂肪族多価アルコー
ル脂肪酸エステル及び/又は燐脂質の配合割合が農薬有
効成分に対して0.1重量部未満では、本発明の殺菌殺虫
組成物を水で希釈して使用する場合に、エマルジョンが
有効に得られなくなる。脂肪族多価アルコール脂肪酸エ
ステル及び/又は燐脂質の配合割合が農薬有効成分に対
して10重量部を越えると、脂肪族多価アルコール脂肪酸
エステル及び/又は燐脂質が分離してコーティング膜が
維持出来ないために、本発明の殺菌殺虫組成物のエマル
ジョンが有効に得られなくなるという問題が生じる。本
発明の殺菌殺虫組成物に含まれる農薬コーティング剤
は、一般に粉末状で調製されるが、農薬有効成分の粉末
の粒径は、粒径が大きすぎるとコーティング膜を維持す
るのが難しいので、 100メッシュを通過するものを用い
るのが好ましい。また粒径が小さすぎると、コーティン
グ剤を製造した時、期待する濃度が得られない傾向があ
るので400 メッシュを通過しないものを用いるのが好ま
しい。農薬コーティング剤は、通常 100メッシュパス程
度の粒径、好ましくは200-400 メッシュ程度の粒径とな
るように調製すればよい。
【0008】本発明の殺菌殺虫組成物は、上記の農薬コ
ーティング剤の他に0.01〜10重量部の糊剤を含むことを
特徴としている。糊剤は、粉末状に形成された上記の農
薬コーティング剤に粉末状態て混合されていてもよく、
または該農薬コーティング剤に形成された脂肪族多価ア
ルコール脂肪族エステル及び/又は燐脂質のコーティン
グ層の外側に、別のコーティング層として形成されてい
てもよい。本発明の殺菌殺虫組成物の製造方法として
は、例えば、粉末状の該農薬コーティング剤に粉末状糊
剤を混合する方法;糊剤を含む溶液に該農薬コーティン
グ剤を添加した後、溶媒を留去する方法;及び得られた
農薬コーティング剤を溶媒に分散させて糊剤を添加した
後、溶媒を留去する方法等を挙げることができる。本発
明に使用される糊剤は、カルボキシメチルセルロース
(CMC)、ポリビニルアルコール(PVA)、アルギ
ン酸、アルギン酸ナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウ
ム、ピロりん酸ナトリウム、ポリアクリル酸エステル、
ポリりん酸ナトリウム、ポリりん酸カリウム、及びメタ
りん酸ナトリウムからなる群から選ばれる少なくとも1
種である。これらのうちCMCが好ましい。
【0009】糊剤が粉末状の場合には、該農薬コーティ
ング剤に0.01〜10重量部の粉末状糊剤を混合して、本発
明の殺菌殺虫組成物を製造すればよい。この場合には、
100メッシュパス程度の粒径、好ましくは200-400 メッ
シュ程度の粒径となるように製造された農薬コーティン
グ剤に対して、 325メッシュパス程度の粉末状糊剤を、
100 重量部の農薬有効成分に対して0.01〜10重量部の割
合で添加して混合すればよい。また、糊剤を水ないしは
有機溶剤に溶解した溶液に該農薬コーティング剤を添加
した後、溶媒を留去する方法により、該農薬コーティン
グ剤の外側に糊剤がコーティングされた本発明の殺菌殺
虫組成物を製造することができる。糊剤が水に溶解しに
くい場合には糊剤を溶解しうる有機溶剤を使用すること
が好ましいが、該有機溶剤は、糊剤のコーティング工程
中に脂肪族多価アルコール脂肪酸エステル及び/又は燐
脂質のコーティング層が実質的に影響を受けない溶剤で
あるこが好ましい。このような溶剤としては、エタノー
ル、メタノール等を例示することができるが、当業者に
よれば適宜選択される。また、農薬コーティング剤を水
や有機溶剤等の溶媒に分散させて糊剤を添加溶解し、そ
の後に溶媒を留去する方法により製造してもよい。溶媒
は、糊剤を溶解し、かつ糊剤のコーティング工程中に脂
肪族多価アルコール脂肪酸エステル及び/又は燐脂質の
コーティング層が実質的に影響を受けない溶媒を適宜選
択すればよい。例えば水、メタノール、エタノール等を
使用することができる。
【0010】本発明の殺菌殺虫組成物は、殺菌殺虫組成
物に一般に使用されている補助剤、例えば展着剤、湿展
剤、固着剤、界面活性剤等を適宜添加して製剤化するこ
ともできる。これらの補助剤は、粉末状態で本発明の殺
菌殺虫組成物に配合されてもよいが、農薬コーティング
剤中や糊剤のコーティング層中に配合されていてもよ
い。また、本発明の殺菌殺虫組成物の散布濃度は、有効
成分によって異なるので特に限定されないが、例えば約
1-500ppm程度で使用すればよい。本発明の別の態様によ
れば、上記の様にして製造された農薬コーティング剤に
対して、0.01〜10重量部の糊剤を配合して散布すること
を特徴とする農薬散布方法が提供される。例えば、農薬
コーティング剤を水和剤として使用する場合には、上記
の農薬コーティング剤を 100〜1000 ppm程度の濃度にな
るように調製した水和剤に対して、農薬有効成分 100重
量部に対して0.01〜10重量部の割合になるように上記の
糊剤を溶解して散布すればよい。理論に拘泥するわけで
はないが、本発明の方法により散布を行うと、糊剤及び
農薬コーティング剤に含まれる農薬有効成分は速やかに
水に溶解するが、脂肪族多価アルコール脂肪酸エステル
及び/又は燐脂質のコーティング層は水に溶解しないの
で、脂肪族多価アルコール脂肪酸エステル及び/又は燐
脂質により形成されたカプセル中に高濃度の農薬溶液が
保持される。一方、該カプセルの外側は溶解した糊剤に
接触するので、高濃度の農薬溶液を含む該カプセルは病
原菌や害虫に容易に付着し、持続的に殺菌、殺虫効果を
発揮する。本発明の殺菌殺虫組成物に水を添加して散布
する場合にも同様の作用機構により低濃度でも持続的に
殺菌、殺虫効果を発揮する。
【0011】
【実施例】以下に本発明を実施例によりさらに具体的に
説明するが、本発明はこれらに限定されることはない。 実施例1 ジグリセリンラウレート2gをアセトン100 mlに溶解し
た。この溶液に炭酸水素ナトリウムの微粉末100 g(10
0 メッシュ通過90%)を添加してよく攪拌した後に、回
転式エバポレーターを用いて溶媒を完全に留去して粉末
とした。この粉末に糊剤としてカルボキシメチルセルロ
ース(CMC)0.05gを添加混合して、流動性のよい粉
末水溶剤とした。 実施例2 グリセリンモノカプリレート4gをアセトン100 mlに溶
解した。この溶液に炭酸水素ナトリウムの微粉末100 g
(100 メッシュ通過90%)を添加してよく攪拌した後、
回転式エバポレーターを用いて溶媒を完全に留去して粉
末とした。この粉末に糊剤としてカルボキシメチルセル
ロース(CMC)0.02gを添加混合して、流動性のよい
粉末水溶剤とした。
【0012】実施例3 グリセリンモノラウレート2g及びソルビタンステアレ
ート2gをエタノール100 mlに溶解した。この溶液に塩
化ナトリウムの微粉末100 g(100メッシュ通過90%)を
添加してよく攪拌した後、回転式エバポレーターを用い
て溶媒を完全に留去して粉末とした。この粉末に糊剤と
してカルボキシメチルセルロース(CMC)0.1 gを添
加、混合して、流動性のよい粉末水溶剤とした。 実施例4 グリセリンモノカプリレート2g及びジグリセリンラウ
レート2gをメタノール100 mlに溶解した。この溶液に
炭酸水素カリウムの微粉末100 g(100メッシュ通過90
%)を添加してよく攪拌した後、回転式エバポレーター
を用いて溶媒を完全に留去して粉末とした。この粉末に
糊剤としてポリアクリル酸ソーダ0.05gを添加混合し
て、流動性のよい粉末水溶剤とした。 実施例5 グリセリンモノラウレート4g、ジグリセリンオレート
2gを、アセトン10ml、メタノール5mlにそれぞれ溶解
した。グリセリンモノラウレートの溶液に炭酸カリウム
の微粉末100 g(100メッシュ通過90%)を添加してよく
攪拌した後、熱風下で乾燥し、さらにジグリセリンオレ
ートの溶液を添加してよく攪拌した後、熱風下で溶媒を
完全に除去して粉末とした。この粉末に糊剤としてポリ
アクリル酸ソーダ0.08gを添加混合して、流動性のよい
粉末水溶剤とした。
【0013】実施例6 グリセリンモノオレート2g、ジグリセリンオレート2
gを、アセトン50ml、メタノール50mlにそれぞれ溶解し
た。グリセリンモノオレートの溶液に炭酸水素アンモニ
ウムの微粉末100 g(100メッシュ通過90%)を添加して
よく攪拌した後、回転式エバポレーターを用いて溶媒を
完全に留去し、さらにジグリセリンオレートの溶液を添
加してよく攪拌した後、熱風下で溶媒を完全に除去して
粉末とした。この粉末に糊剤としてアルギン酸ソーダ0.
05gを添加混合して、流動性のよい粉末水和剤とした。 実施例7 グリセリンラウレート4gをメタノール100ml に溶解し
た。これに炭酸アンモニウムの微粉末80g(100メッシュ
通過90%)を添加してよく攪拌した後、回転式エバポレ
ーターを用いて溶媒を完全に留去して粉末とした。この
粉末に糊剤としてアルギン酸0.05gを添加混合して、流
動性のよい粉末水溶剤とした。 実施例8 ジグリセリンオレート2g、ヘキサグリセリンラウレー
ト2gを、アセトン50ml、メタノール50mlにそれぞれ溶
解した。ジグリセリンオレートの溶液に炭酸カルシウム
の微粉末100 g(100メッシュ通過90%)を添加してよく
攪拌した後、回転式エバポレータを用いて溶媒を完全に
留去し、さらにヘキサグリセリンラウレートの溶液を添
加してよく攪拌した後、回転式エバポレータで溶媒を完
全に留去して粉末とした。この粉末に糊剤としてピロり
ん酸ナトリウム0.05gを添加混合して、流動性のよい
粉末水溶剤とした。
【0014】実施例9 ジグリセリンラウレート2g、デカグリセリンラウレー
ト2gを、エタノール50ml、アセトン50mlにそれぞ
れ溶解した。前者にりん酸二ナトリウムの微粉末100 g
(100メッシュ通過90%)を添加してよく攪拌した後、回
転式エバポレータを用いて溶媒を完全に留去し、さらに
デカグリセリンラウレートの溶液を添加してよく攪拌し
た後、回転式エバポレータで溶媒を完全に留去して粉末
とした。この粉末に糊剤としてポリりん酸ナトリウム0.
05gを添加混合して、流動性のよい粉末水溶剤とし
た。 実施例10 プロピレングリコールモノラウレート4g及びソルビタ
ンラウレート2gをエタノール100 mlに溶解した。この
溶液にりん酸一ナトリウムの微粉末100 g(100メッシュ
通過90%)を添加してよく攪拌した後、回転式エバポレ
ータを用いて溶媒を完全に留去して粉末とした。この粉
末に糊剤としてポリりん酸ナトリウム0.05gを添加混合
して、流動性のよい粉末水溶剤とした。 実施例11 ジグリセリンラウレート2g、デカグリセリンラウレー
ト2gを、エタノール50ml、アセトン50mlにそれぞれ溶
解した。ジグリセリンラウレートの溶液にりん酸二カリ
ウムの微粉末100 g(100メッシュ通過90%)を添加して
よく攪拌した後、回転式エバポレータを用いて溶媒を完
全に留去し、さらにデカグリセリンラウレートの溶液を
添加してよく攪拌した後、回転式エバポレータで溶媒を
完全に留去して粉末とした。この粉末に糊剤としてポリ
りん酸ナトリウム0.05gを添加混合して、流動性のよい
粉末水溶剤とした。
【0015】実施例12 プロピレングリコールモノラウレート4g及びソルビタ
ンラウレート2gをエタノール100 mlに溶解した。この
溶液にりん酸一カリウムの微粉末100 g(100メッシュ通
過90%)を添加してよく攪拌した後、回転式エバポレー
タを用いて溶媒を完全に留去して粉末とした。この粉末
に糊剤としてポリりん酸ナトリウム0.05gを添加混合し
て、流動性のよい粉末水溶剤とした。 実施例13 グリセリンモノオレート4gをアセトン100ml に溶解し
た。これに無水硫酸銅の微粉末100 g(100メッシュ通過
90%)を添加してよく攪拌した後、回転式エバポレータ
を用いて溶媒を完全に留去して粉末とした。この粉末に
糊剤としてアルギン酸0.05gを添加混合して、流動性の
よい粉末水溶剤とした。 試験例1〜13 本発明の殺菌殺虫組成物の効果を、公知の農薬コーティ
ング剤(特開平1-151501号公報記載のもの)及び従来の
薬剤水溶液と比較した。それぞれの薬剤について、250p
pm及び125ppmの濃度の製剤を調製し、3日目、6日目及
び10日目の防除価(%)を算出するとともに、薬害の
有無を観察することにより比較を行った。125ppmの濃度
の製剤に関する防除価は( )内に示し、薬害について
は250ppmの製剤と同様な効果が得られたのでまとめて記
載した。薬剤を含有しない製剤を散布したときの効果
を、比較のために対照の欄に記載した。
【0016】表1に示された結果から、本発明の殺菌殺
虫組成物が、従来の薬剤水溶液又は公知の農薬コーティ
ング剤に比べて、125ppm及び250ppmの低濃度においても
防除価が著しく向上しており、6日目、10日目にも顕
著な防除価を示すことから、持続性に優れることが明ら
かである。
【表1】 キュウリうどんこ病治療効果 ─────────────────────────────────── 濃度 治療効果(%) 供試薬剤添加物 (ppm) ─────────── 薬害 3 日 6 日 10 日 ─────────────────────────────────── NaHCO3コーティング剤 /CMC 250(125) 95(87) 93(85) 93(80) なし 試験例-1 NaHCO3コーティング剤 90(55) 85(51) 80(48) ″ (実施例-1) NaHCO3 30(20) 27(17) 20(10) ″ ─────────────────────────────────── Na2CO3コーティング剤/CMC 90(48) 86(45) 85(45) ″ 試験例-2 Na2CO3コーティング剤 89(48) 84(46) 45(27) ″ (実施例-2) Na2CO3 14( 5) 12( 0) 5( 0) ″ ─────────────────────────────────── NaClコーティング剤/CMC 85(50) 80(45) 65(27) ″ 試験例-3 NaClコーティング剤 90(45) 85(41) 41(18) ″ (実施例-3) NaCl 10( 0) 9( 0) 5( 0) ″ ─────────────────────────────────── KHCO3 コーティング剤 / ポリアクリル酸ソーダ 250(125) 96(89) 93(87) 91(87) ″ 試験例-4 KHCO3 コーティング剤 98(58) 92(57) 57(50) ″ (実施例-4) KHCO3 12(10) 10( 5) 5( 0) ″ ─────────────────────────────────── K2CO3 コーティング剤 / ポリアクリル酸ソーダ 80(45) 79(40) 79(40) ″ 試験例-5 K2CO3 コーティング剤 91(45) 88(42) 42(20) ″ (実施例-5) K2CO3 10( 5) 10( 5) 5( 0) ″ ─────────────────────────────────── (NH4)HCO3 コーティング 剤/ アルギン酸 250(125) 93(70) 91(66) 90(66) ″ 試験例-6 (NH4)HCO3 コーティング剤 83(64) 80(53) 53(40) ″ (実施例-6) (NH4)HCO3 12( 5) 9( 0) 0( 0) ″ ─────────────────────────────────── (NH4)2CO3 コーティング剤 / アルギン酸 88(66) 86(61) 85(62) ″ 試験例-7 (NH4)2CO3 コーティング剤 86(52) 82(51) 51(35) ″ (実施例-7) (NH4)2CO3 9( 0) 7( 0) 0( 0) ″ ─────────────────────────────────── CaCO3 コーティング剤 / ピロりん酸ナトリウム 250(125) 86(50) 85(48) 81(48) ″ 試験例-8 CaCO3 コーティング剤 87(50) 81(47) 47(27) ″ (実施例-8) CaCO3 7( 0) 5( 0) 0( 0) ″ ─────────────────────────────────── Na2HPO4 コーティング剤 / ポリりん酸ナトリウム 250(125) 90(80) 88(71) 87(70) ″ 試験例-9 Na2HPO4 コーティング剤 90(51) 81(50) 50(25) ″ (実施例-9) Na2HPO4 14( 6) 10( 3) 5( 0) ″ ─────────────────────────────────── NaH2PO4 コーティング剤 / ポリりん酸ナトリウム 86(50) 82(44) 83(44) ″ 試験例-10 NaH2PO4 コーティング剤 100(50) 93(46) 46(18) ″ (実施例-10)NaH2PO4 5( 0) 0( 0) 0( 0) ″ ─────────────────────────────────── K2HPO4コーティング剤 / ポリりん酸ナトリウム 250(125) 79(44) 75(40) 75(40) ″ 試験例-11 K2HPO4コーティング剤 94(51) 93(49) 49(20) ″ (実施例-11)K2HPO4 6( 0) 5( 0) 3( 0) ″ ─────────────────────────────────── KH2PO4コーティング剤 / ポリりん酸ナトリウム 83(55) 80(51) 80(51) ″ 試験例-12 KH2PO4コーティング剤 90(48) 89(46) 46(20) ″ (実施例-12)KH2PO4 11( 5) 7( 0) 3( 0) ″ ─────────────────────────────────── CuSO4 コーティング剤 / アルギン酸 95(77) 95(70) 92(70) ″ 試験例-13 CuSO4 コーティング剤 90(75) 88(70) 52(34) ″ (実施例-13)CuSO4 19(15) 17(13) 15(13) ″ ─────────────────────────────────── Check (水) 0 0 0 ──────────────────────────────
【0017】試験例14 糊剤の種類の異なる本発明の殺菌殺虫組成物水溶剤によ
る治療効果を検討した。250ppm及び125ppmの濃度の製剤
を調整し、3日目、6日目及び10日目の防除価(%)
を算出するとともに、薬害の有無を観察することにより
比較を行った。125ppmの濃度の製剤に関する防除価は
( )内に示し、薬害については250ppmの製剤と同様な
効果が得られたのでまとめて記載した。本発明の殺菌殺
虫組成物水溶液は、糊剤の種類にかかわらず、有効な治
療効果と持続性を有していた。結果を表2に示す。
【0018】
【表2】
【0019】試験例15 カンキツ黒点病に対して、NaHCO3を水溶液として使用し
たとき(△−△)、特開平1-151501号公報記載の農薬コ
ーティング剤を希釈して使用したとき(□−□)、及び
本発明の殺菌殺虫組成物を希釈して使用したとき(○−
○)の防除価の比較を図1に示した。薬剤濃度を0〜30
0ppmまで変化させると、従来の水溶液では300ppmにおい
ても防除価は5%程度であり、特開平1-15150.号公報記
載の農薬コーティング剤でも250ppmの濃度における防除
価は60%程度であったのに対し、本発明の殺菌殺虫組
成物は125ppmで80%を越える防除価を示した。本発明の
殺菌殺虫組成物が、他の二者に比べ低濃度でもはるかに
有効に作用することが明らかである。 試験例16 ペチュニア灰色かび病に対して、KHCO3 を水溶液として
使用したとき(△−△)、特開平1-151501号公報記載の
農薬コーティング剤を希釈して使用したとき(□−
□)、及び本発明の殺菌殺虫組成物を希釈して使用した
とき(○−○)の防除価の比較を図2に示した。本発明
の殺菌殺虫組成物が、他の二者に比べ低濃度でもはるか
に有効に作用していることが明らかである。
【0020】試験例17 本発明の殺菌殺虫組成物水溶液の殺虫効果を、公知の農
薬コーティング剤(特開平1-151501号公報のもの)及び
従来の薬剤水溶液の殺虫効果と比較した。それぞれの薬
剤について、250ppm及び125ppmの濃度の製剤を調節し、
モモアカアブラムシの殺虫率(%)及びシミカンハダニ
の殺ダニ率(%)を算出することにより比較を行った。
また、イセリヤカイガラムシの抑制効果について、効果
があるものを+、効果がより大きいものを++、効果が
ないものを−で示した。125ppmの濃度に関しては( )
内に示した。本発明の殺菌殺虫組成物の水溶液は、従来
の薬剤水溶液又は公知の農薬コーティング剤に比べて殺
虫効果が高いことが明らかである。モモアカアブラムシ
に対する殺虫率については実施例1〜13の殺菌殺虫組成
物が、ミカンハダニに対する殺ダニ率については実施例
1、4、6、8、10、11の殺菌殺虫組成物が、またイセ
リヤカイガラムシに対する抑制効果については実施例
1、4、6、11、13の殺菌殺虫組成物が他の薬剤に比べ
て優れていることが明らかである。結果を表3に示す。
【0021】
【表3】
【発明の効果】本発明の殺菌殺虫組成物は、従来の薬剤
に比べ、低濃度であっても持続的に効果を発揮するので
有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の殺菌殺虫組成物(○−○)、特開平1-
151501号公報記載の農薬コーティング剤(□−□)、及
びNaHCO3水溶液(△−△)のカンキツ黒点病に対する防
除価を比較した図である。
【図2】本発明の殺菌殺虫組成物(○−○)、特開平1-
151501号公報記載の農薬コーティング剤(□−□)、及
びKHCO3 水溶液(△−△)のペチュニア灰色かび病に対
する防除価を比較した図である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】100重量部の農薬有効成分を 0.1〜10重量
    部の脂肪族多価アルコール脂肪酸エステル及び/又は燐
    脂質でコーティングした農薬コーティング剤及び0.01〜
    10重量部の糊剤を含み、該糊剤が、カルボキシメチルセ
    ルロース、ポリビニルアルコール、アルギン酸、アルギ
    ン酸ナトリウム、ポリアクリル酸ナトリウム、ピロりん
    酸ナトリウム、ポリアクリル酸エステル、ポリりん酸ナ
    トリウム、ポリりん酸カリウム、及びメタりん酸ナトリ
    ウムからなる群から選ばれる少なくとも1種である殺菌
    殺虫組成物。
  2. 【請求項2】100重量部の農薬有効成分を 0.1〜10重量
    部の脂肪族多価アルコール脂肪酸エステル及び/又は燐
    脂質でコーティングした農薬コーティング剤に対して0.
    01〜10重量部の糊剤を配合して散布する農薬散布方法で
    あって、該糊剤が、カルボキシメチルセルロース、ポリ
    ビニルアルコール、アルギン酸、アルギン酸ナトリウ
    ム、ポリアクリル酸ナトリウム、ピロりん酸ナトリウ
    ム、ポリアクリル酸エステル、ポリりん酸ナトリウム、
    ポリりん酸カリウム、及びメタりん酸ナトリウムからな
    る群から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とす
    る農薬散布方法。
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