JP2711514B2 - シートベルト切断具 - Google Patents
シートベルト切断具Info
- Publication number
- JP2711514B2 JP2711514B2 JP6201515A JP20151594A JP2711514B2 JP 2711514 B2 JP2711514 B2 JP 2711514B2 JP 6201515 A JP6201515 A JP 6201515A JP 20151594 A JP20151594 A JP 20151594A JP 2711514 B2 JP2711514 B2 JP 2711514B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- seat belt
- cutting tool
- end portion
- groove portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/32—Devices for releasing in an emergency, e.g. after an accident ; Remote or automatic unbuckling devices
- B60R2022/328—Devices for releasing in an emergency, e.g. after an accident ; Remote or automatic unbuckling devices comprising means for cutting the belt
Landscapes
- Knives (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、シートベルト切断具に
関するものである。
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】自動車の衝突事故時には衝撃によってシ
ートベルトが緊急にロックされてしまうことから、運転
手や助手席に座ってシートベルトをかけている者は、身
動きができず、脱出できない危険な状態に陥ったのであ
る。
ートベルトが緊急にロックされてしまうことから、運転
手や助手席に座ってシートベルトをかけている者は、身
動きができず、脱出できない危険な状態に陥ったのであ
る。
【０００３】このような場合に対処するために、シート
ベルト切断用のカッターや鋏が運転席に用意されている
場合もあるが、そのカッターは刃部分がその枠体部から
露出しているため取扱中に使用者が誤って指先を切る危
険性があったし、また特に専用の鋏はなかったため鋏の
刃部分が滑り易くなり、一回の操作で迅速かつ確実に切
り取ることができず、きわめて実用性に欠くものであっ
た。
ベルト切断用のカッターや鋏が運転席に用意されている
場合もあるが、そのカッターは刃部分がその枠体部から
露出しているため取扱中に使用者が誤って指先を切る危
険性があったし、また特に専用の鋏はなかったため鋏の
刃部分が滑り易くなり、一回の操作で迅速かつ確実に切
り取ることができず、きわめて実用性に欠くものであっ
た。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明はこの
ような欠点を一掃した取扱い時に危険性がなくかつ緊急
時に迅速な切り取り作業を確実にできる緊急脱出用のシ
ートベルト切断具を提供することを目的とするものであ
る。
ような欠点を一掃した取扱い時に危険性がなくかつ緊急
時に迅速な切り取り作業を確実にできる緊急脱出用のシ
ートベルト切断具を提供することを目的とするものであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、把柄体の一側
部に適当長さと深さに成る凹溝部を形成し、この凹溝部
に先端部が円弧状に成るとともに波形状の切刃部を有す
る刀身を、その基端部を前記凹溝部の端部に枢着して開
閉自在に設置し、前記刀身の背面一部に摘みを設け、前
記把柄体の他側部の端部に頭部が尖鋭に成る槌部材を設
置し、該頭部尖鋭槌部材に透明性蓋体を嵌合して成るも
のである。
部に適当長さと深さに成る凹溝部を形成し、この凹溝部
に先端部が円弧状に成るとともに波形状の切刃部を有す
る刀身を、その基端部を前記凹溝部の端部に枢着して開
閉自在に設置し、前記刀身の背面一部に摘みを設け、前
記把柄体の他側部の端部に頭部が尖鋭に成る槌部材を設
置し、該頭部尖鋭槌部材に透明性蓋体を嵌合して成るも
のである。
【０００６】
【作用】いまシートベルトをかけたまま衝突事故に会い
ベルトがロックされてしまうと、人は座席から脱出でき
なくなるから、まず本器具の柄体の凹溝部に収納されて
いる刀身を、背面に外出している摘みをもって引き出
す。そして、柄体と同一方向に完全に開放されたとき、
刀身の切刃部をシートベルトに当てこれを引き切るよう
にする。すると、波形状の切刃部によって一回でシート
ベルトはきれいに切断されるようになる。
ベルトがロックされてしまうと、人は座席から脱出でき
なくなるから、まず本器具の柄体の凹溝部に収納されて
いる刀身を、背面に外出している摘みをもって引き出
す。そして、柄体と同一方向に完全に開放されたとき、
刀身の切刃部をシートベルトに当てこれを引き切るよう
にする。すると、波形状の切刃部によって一回でシート
ベルトはきれいに切断されるようになる。
【０００７】また、ドアが開かないときは、把柄体部を
把持してその槌部材の尖鋭頭部をドアガラスやフロント
ガラスに向って殴打する。すると、当該ガラスは直ちに
割れて破壊するから、そこから脱出することができる。
尖鋭頭部に蓋体が被嵌しているときは、蓋体を付けたま
まで殴打してよい。
把持してその槌部材の尖鋭頭部をドアガラスやフロント
ガラスに向って殴打する。すると、当該ガラスは直ちに
割れて破壊するから、そこから脱出することができる。
尖鋭頭部に蓋体が被嵌しているときは、蓋体を付けたま
まで殴打してよい。
【０００８】
【実施例】１は滑り止めの凹凸面を形成して成る把柄体
で、この把柄体の一側部２には適当長さと深さに成る凹
溝部３を形成する。
で、この把柄体の一側部２には適当長さと深さに成る凹
溝部３を形成する。
【０００９】４は前記凹溝部３の端部に基端部を枢着６
し凹溝部３に収納して開閉自在に成る刀身で、この刀身
の切刃部５は波形状に成り、刀身の先端部５’は円弧状
に成る。
し凹溝部３に収納して開閉自在に成る刀身で、この刀身
の切刃部５は波形状に成り、刀身の先端部５’は円弧状
に成る。
【００１０】７は前記刀身４の背面部一端に設けた摘み
で、この摘みを介して刀身４を凹溝部３内から外方へ引
き出す。
で、この摘みを介して刀身４を凹溝部３内から外方へ引
き出す。
【００１１】９，９は前記把柄体１の他側部８の端部の
左右両側に設けた尖鋭頭部１０，１０を有する槌部材
で、この尖鋭頭部には透明に成る蓋体１１，１１を嵌着
する。
左右両側に設けた尖鋭頭部１０，１０を有する槌部材
で、この尖鋭頭部には透明に成る蓋体１１，１１を嵌着
する。
【００１２】
【発明の効果】本器具を運転席の周辺適所に置き、緊急
脱出時にこれを使うときは、刀身を収納していた把柄体
から摘みを介して刀身を引き出して使うものであるか
ら、その取扱いは常に円滑かつ安全となる。
脱出時にこれを使うときは、刀身を収納していた把柄体
から摘みを介して刀身を引き出して使うものであるか
ら、その取扱いは常に円滑かつ安全となる。
【００１３】また、シートベルトの切断を常に迅速かつ
確実に行うことができるのである。
確実に行うことができるのである。
【００１４】また、ガラスの破壊も確実に行うことがで
きるから、緊急脱出が容易にできるようになる。
きるから、緊急脱出が容易にできるようになる。
【００１５】刀身はその先端部が円弧状に成るとともに
その背面部に摘みを設けているから、刀身自体が凶器と
して使用することができないようになっていて、安全で
ある。
その背面部に摘みを設けているから、刀身自体が凶器と
して使用することができないようになっていて、安全で
ある。
【図１】全体の正面図
【図２】全体の平面図
【図３】全体の一部切欠正面図
【図４】要部の使用時の正断面図
１ 把柄体 ３ 凹溝部 ４ 刀身 ５ 波形状切刃部 ５’ 円弧状先端部 ６ 枢着部 ７ 摘み ９，９ 槌部材 １０，１０ 尖鋭頭部 １１，１１ 蓋体
Claims (1)
- 【請求項１】 把柄体の一側部に適当長さと深さに成る
凹溝部を形成し、この凹溝部に先端部が円弧状に成ると
ともに波形状の切刃部を有する刀身を、その基端部を前
記凹溝部の端部に枢着して開閉自在に設置し、前記刀身
の背面一部に摘みを設け、前記把柄体の他側部の端部に
頭部が尖鋭に成る槌部材を設置し、該頭部尖鋭槌部材に
透明性蓋体を嵌合して成るシートベルト切断具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6201515A JP2711514B2 (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | シートベルト切断具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6201515A JP2711514B2 (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | シートベルト切断具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0838754A JPH0838754A (ja) | 1996-02-13 |
| JP2711514B2 true JP2711514B2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=16442329
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6201515A Expired - Fee Related JP2711514B2 (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | シートベルト切断具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2711514B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105539346B (zh) * | 2015-12-19 | 2018-01-02 | 北海恒科电子配件有限公司 | 具有预打击件的安全锤 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS622990A (ja) * | 1985-06-28 | 1987-01-08 | 福田 登夫 | 鞘付きナイフ |
| JP2534757Y2 (ja) * | 1990-12-25 | 1997-05-07 | 株式会社北正 | 緊急脱出用ハンマー |
-
1994
- 1994-08-04 JP JP6201515A patent/JP2711514B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0838754A (ja) | 1996-02-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR0144074B1 (ko) | 시트벨트 절단구 | |
| USD685091S1 (en) | Surgical knife safety handle guard | |
| US5485677A (en) | Knife with fabric cutter | |
| US5642567A (en) | Emergency escape apparatus for use in a car | |
| US5657543A (en) | Emergency tool | |
| US8113094B1 (en) | Emergency responder rescue tool | |
| US6308355B1 (en) | Multipurpose emergency tool | |
| HK1038717A1 (en) | Folding multipurpose tool including blade lock. | |
| CA2249996A1 (en) | Retractable surgical blade device and associated method | |
| US6748659B1 (en) | Safety knife construction | |
| JPH10506815A (ja) | ブレード用さや | |
| US6457238B1 (en) | Eating utensil | |
| US4062117A (en) | Rescue tool means | |
| US8267754B2 (en) | Skinning knife | |
| JP2719666B2 (ja) | 緊急脱出用刃付ハンマ | |
| US4985954A (en) | Glass saw | |
| JP2711514B2 (ja) | シートベルト切断具 | |
| US6079071A (en) | Emergency glass removal tool | |
| JP3007514U (ja) | シートベルト切断具 | |
| WO2002090000A3 (en) | Locking trowel covers | |
| JP2620520B2 (ja) | 自動車用窓ガラス割り具 | |
| JPH07251383A (ja) | 緊急脱出用ハンマー | |
| JPH06179179A (ja) | 緊急脱出用ハンマー | |
| JPH08844A (ja) | 刃物具 | |
| JP3007411U (ja) | シートベルト切断具 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |