JP2709981B2 - 2腔心臓ペースメーカー - Google Patents

2腔心臓ペースメーカー

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JP2709981B2 JP5513226A JP51322693A JP2709981B2 JP 2709981 B2 JP2709981 B2 JP 2709981B2 JP 5513226 A JP5513226 A JP 5513226A JP 51322693 A JP51322693 A JP 51322693A JP 2709981 B2 JP2709981 B2 JP 2709981B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 発明の分野 この発明は、心臓ペースメーカーに関し、特に早期心
房脈拍感知へのペースメーカーの応答を最適化するペー
シングを行う2腔心臓ペースメーカーに関する。
種々のタイプのペースメーカーが先行技術で開示され
ており、そして現在広く使用されている。ペーシングに
ついての文献は、特性の異なるペースメーカーについて
広く関連情報を提供している。秀れたペースメーカーの
進歩とその特性についての概要及び異なるタイプの2腔
ペースメーカーについて、本明細書に引用するMarkowit
z氏等の米国特許第4,951,667号に述べられている。
心臓のペーシングシステムの分野における他の顕著な
最近の進歩が、運動や他の身体デマンドに応じて心拍出
量を増大させるレート応答型ペースメーカーである。こ
のタイプのペースメーカーは、異なる身体パラメータ
ー、例えば身体の体動、血液ペーハー、呼吸レート、QT
間隔あるいは履歴心房体動のいずれかかそれらの結合を
感知することに基づいてペーシングレートを制御する。
例えばAnderson氏等の米国特許第4,428,378号は、感知
された患者の体動に応じてペーシングレートを可変する
ペースメーカーを開示している。またRickards氏に対す
る米国特許第4,228,308号は、QT間隔に応じたペーシン
グレートの制御を開示する。またレート応答制御が、2
腔ペーシングシステム、例えばDDDRとDDIRシステムに統
合された。PACE誌第9巻第987−991頁の「Rate Respons
ive Dual Chamber Pacing」と題する記事及びBornzin氏
の米国特許第4,467,807号及び上記米国特許第4,951,667
号を参照されたい。
2腔ペースメーカーで起こっている問題は、「心房ペ
ーシングの競合」である。これは、早期自己調律心房脱
分極に続き、ペースメーカーが後続の心房ペーシングパ
ルスによる心房捕捉に失敗すること、あるいは心房脱分
極にあまりに密接して続く心房ペーシングパルスの供給
によって不整脈を引き起こすことである。従来のペース
メーカーを使用している急速なレートにおいての2腔ペ
ーシングは、心房、心室ペーシングと逆行性P波の心房
性の不応期間の近くあるいはその範囲内での心房ペーシ
ングによって生じさせることがある。心房ペーシングが
心房の自己調律不応期間、即ちペースメーカーのもので
なく心臓の不応期間内で生じるならば、ペーシング刺激
は心房を捕捉しない。そのような状況では、心房と心室
脱分極の間の実際の間隔は、医師によってプログラムさ
れたAV間隔を越えて長引くかもしれない。さらに、心房
刺激が心房の自己調律不応期間内でなくそのすぐ後に供
給されると、心房性細動か心房性粗動か他の再入頻脈を
始めさせてしまう可能性が存続する。この可能性は、心
房不整脈の履歴がある患者で特に大きい。
心房、心室ペーシングの検知への1つの先行公知技術
における対応は、心房に同期されなかった動作モード、
即ち犠牲心房同期動作へ2腔ペースメーカーの動作モー
ドを切り換え、心房同期動作に戻ることを可能にするタ
イミングを有する自己調律心房性の信号が感知されるま
で心室ペーシングパルスだけを供給する。例えば本明細
書に引用するFunke等への米国特許第5,027,815号を参照
されたい。この特許では、早期心房感知への応答は、単
に心房パルスの供給を抑止して、スケジュールした時間
で心室パルスを供給し続けるようになっている。このタ
イプの2腔システムにおける心室レート調和は、AV同調
性を犠牲にして保持される。
心室ペーシングが心房に同期しないか、あるいは結果
として生じる長いAV間隔による心房捕捉の減少を引き起
こす時間で心房をペーシングする動作モードへの切り替
えは、心室充満についての房性刺激の血行を減少させる
という逆の効果を奏し、続いて起こる心拍出量も減少さ
せる。また心房と心室脱分極の間の長い間隔が、再分極
化し心房に逆行的に導通するシステムを許容する。この
様に患者は、AV弁塞止(即ちペースメーカー症候群)に
よる心房の収縮に苦しむことがある。そしてもっと悪い
ことに、ペースメーカー介在性頻脈(PMT)が始まりや
すくなる。短いかあるいは妥当なAV間隔を保持すること
が、PMTの防止に緊急的に必要なことである。
これらへの対応が、本明細書に引用するMarkowitz氏
等の米国特許第4,951,667号に開示されている。この特
許のペースメーカーは、心房感知(AS)に応答するもの
であるが、供給する心房パルス(AP)のタイミングを遅
らせるという初期のタイプのものであると思われる。ス
ケジュールされたV−A間隔が、通常はセンサによって
設定される。即ちそれがレート応答間隔である。自己調
律心房性の信号が、ペーシングされるか感知された心室
脱分極に続く相対的心房性不応期間内で感知されるなら
ば、そしてスケジュールされたV−A補充収縮間隔のタ
イムアウト直前の安全期間内でも感知されるならば、そ
れからV−A間隔は、センサ決定V−A間隔の代わり
に、前もってセットされたより低いレートに対応するよ
り長い間隔にシフトされる。従って正常のスケジュール
時間で心房パルスを供給する代わりに、そのような早期
心房感知に続いて遅延され、そして、心室ペーシングパ
ルス(VP)は遅延心房ペーシングパルスに同期される。
結果として生じる脈拍から脈拍へのペーシングレートの
変動性は重要なものであるかもしれない。
従ってそこで、ペースメーカーと可能なかぎり安全に
同期させた2腔ペーシングを保持するとともに常に心室
ペーシング周期を保持するペーシング方法が必要にな
る。血行力学及び電気生理学的な論理的根拠から、ペー
スメーカーが捕捉に役に立たないかもしれないし不整脈
を引き起こすかもしれないときに心房ペーシングを許容
することは望ましくない。また心室ペーシング周期の大
きな拍動間隔変化を許容することも望ましくない。その
ような挙動の発生を減少させ、続いて起こる心室パルス
に対して定められた関係で安全な心房パルスを供給し、
適切な心室ペーシングレートを保持しかつ常にAV同調性
を保持することが、本発明による心房同調ペーシングの
目的とするところである。
発明の概要 この発明は、2腔心臓ペースメーカーと対応し、心房
競合を避け心室レートを規則的なものに保持する一方で
早期心房感知事象に応答してAV同期動作を可能な限り保
持する動作方法を提供することが目的である。特に、連
続的に早期心房感知をモニターし、適切にそれに応答す
ることが目的である。
本発明による心房同調ペーシング機能は、レート応答
2腔ペースメーカーにとって、即ちペースメーカーの基
本的補充収縮間隔が生理学的なセンサの役割を果たして
可変されるタイプ、例えばDDDR型DDIR型のペースメーカ
ーにとって特に重要である。そのような装置では、心室
ペーシングあるいは感知と続いて起こる心房ペーシング
パルスのスケジュールされた供給の間の間隔は、ごく短
いかもしれない。一般的にはそのような装置での不応期
間は、心室ペーシングパルスが画定する次の供給か心室
脱分極の感知である。この不応期間の間に感知された心
房脱分極は、AV間隔の開始タイミングとして有効ではな
い。先行技術装置では、この間隔内の心房脱分極は無視
され、ペーシングパルスはV−A間隔、即ち「心室興奮
後心房不応期」あるいは「PVARP」と称される時間間隔
の終了で心房に供給される。ほとんどの先行技術のDDD
タイプのペースメーカーでは、この機能が顕著な問題を
引き起こさなかった。心房ペーシングパルスがPVARPの
間に生じている心房脱分極に近接して供給されないとす
れば、PVARPの終了とV−A間隔の終了の間の時間差が
保証するのに十分だったからである。
そのために、そのV−A間隔の持続期間を可変する可
能性を含むペースメーカーにおいては、心房同調ペーシ
ングパルス機能が採用されやすいものであろう。そのよ
うな装置では、先行する心室脱分極にごく近接して感知
された心房脱分極が、ペースメーカーに対する問題とし
て現れる。感知された早期心房脱分極に対して続いて起
こる心室パルスの供給を単に同期させることは、しばし
ば望ましくない。それが過度の心臓レートの結果として
生じるかもしれないからである。続いて起こるスケジュ
ールされた心房ペーシングパルスの単なる供給抑止は、
延長されたAV間隔の結果として生じるかもしれず、上述
した逆行伝導の可能性につながる。V−A間隔の終了で
スケジュールされた心房ペーシングパルスを供給するこ
とは、競合心房ペーシングの結果として生じるかもしれ
ない。上記Markowitz氏等の特許で論じられるように、
基底ペーシングレートへの逆行が、センサが示すペーシ
ングレートを守ることを犠牲にしてAV同調性を守る。本
発明は、これらの問題の全てを同時に解決する手段を提
起するものである。
上記目的を考慮して、2腔ペースメーカー、好ましく
は心房補充収縮間隔を可変するレート応答型ペースメー
カーを提供するものである。本ペースメーカーは、心室
興奮後心房不応期(PVARP)を確立し、早期心房感知事
象がいつPVARP内で生じるかを見分け、そしてそのよう
な心房感知事象の発生に続く遅延時間(AIW:心房抑止ウ
ィンドー)のための心房パルスの供給を抑止する手段を
有する。遅延時間AIWがスケジュールされた心房補充収
縮間隔の前で終わるならば、動作にはいかなる変化も存
在しない。即ち、心房ペーシングは、介在する感知され
た心房か心室脱分極なしで心房補充収縮間隔(V−A間
隔)の終わりに供給される。
遅延時間が心房補充収縮間隔(V−A間隔)後に終了
する場合のために、本ペースメーカーはさらに、早期心
房感知に応答し心房ペーシングパルス(ASP)を、正常
のスケジュールされた心室パルス時間tVVの前であって
遅延時間の終了後であればいつでも、少なくとも最小AV
間隔(AVmin)に渡り供給する制御手段を備える。これ
らの状態に合致したとき、ASPが遅延時間終了時の演算
された時間で供給され、同期心室パルスが時間tVVで供
給される。
上記状態に合致しなければ、心室補充収縮間隔(V−
V間隔)が予め定められた増分変動値によって延長でき
るかどうかペースメーカーが決め、そこで遅延時間終了
時の心房ペーシングパルスと、延長した心室補充収縮間
隔内で及び少なくとも心房ペーシングパルスから時間AV
minだけ遅延させた心室ペーシングパルスとの両方の供
給を可能にする。これが可能でなければ、心房パルスは
完全に抑制され、心室パルス(VP)は時間tVV(心室補
充収縮間隔のスケジュールされた終了時間)で供給す
る。また心房ペーシングパルスは、時間tVVと同時ある
いはそれに続く遅延時間同期の終わりに供給することも
可能である。
本発明の心房ペーシングパルス機能の1つの結果が、
DDDRペースメーカーにおいて高心房レート及び高センサ
提示ペーシングレートが同時に存在する状態で、心房ペ
ーシングパルス機能が、装置のペーシングモードをDDDR
からDDIRに効果的に変えるために作動することである。
この「モードスイッチ」が、心房同期心室ペーシングが
センサ提示ペーシングレートにおいてあるいはその近傍
では実際的でない状況においてだけ生じる。従って本発
明の心房ペーシングパルスは、最近心房とセンサ提示レ
ートの相互作用に対応するために提案されたいっそう複
雑なモードスイッチングアルゴリズムへの単純な交替を
も提供する。
図面の簡単な説明 図1は、本発明を用いる2腔ペースメーカーシステム
の構成要素の一実施例を示すブロック図で、主要な信号
の感知と刺激創成要素への制御ユニットの関係を示して
いる。
図2は、早期心房感知へのこの発明のペースメーカー
の作用応答を示す(a)−(f)のタイミング図であ
り、抗競合心房応答を必要とし心房ペーシングパルスが
供給されることを示す。
図3は、早期心房感知へのこの発明のペースメーカー
の作用応答を示す(a)−(f)のタイミング図であ
り、抗競合心房応答を必要とし、そのタイミングが心房
ペーシングパルスに適応させるために心房ペーシングパ
ルスが供給されないか心室パルスが遅延させられている
状態を示す。
図4は、心房及び心室事象とペースメーカー時間を例
示的に示すタイミング図であり、早期心房感知が心房と
心室ペーシングのスケジュールされた供給を変更しない
状態を示す。
図5は、このシステムの好ましい実施例のハードウェ
ア装置及び/又はソフトウェアによる基本的論理ステッ
プ及び早期心房感知に応じて心房ペーシングパルスを供
給する本発明の方法を示すフローチャートである。
図6は、DDIかDDIRペースメーカーで心房ペーシング
パルス機能を使用する有益な方法を示すタイミング図で
ある。
実施例の説明 本発明の実施例を図面を参照して説明するが、これに
先立って事象と間隔と時間を規定するために、本明細書
で使用する記号を説明する。
AS:心房感知 ASR:PVARPの間の心房感知 AP:心房ペーシング ASP:心房ペーシングパルス VP:心室ペーシング EI:補充収縮間隔;別に指定していなければVAeiであ
る。
VAei:V事象からスケジュールされたAPの供給への間隔 VVei:V事象からスケジュールされたVPの供給への間隔 AIW:早期心房感知後の時間間隔でバルナラビリティまた
は心房の非興奮期間を表している tW:AIW終了時間 AVmin:AV間隔が圧縮され得る安全な心房ペーシング動作
の間の最小限のAV間隔 tasp:ASPの演算された最新の時間 tVA:VAei終了時間 tVV:VVei終了時間 tAS:早期心房感知時間 DDD?:DDDかDDDRモード DDI?:DDIかDDIRモード PVARP:心室興奮後心房不応期 PVAB:心室興奮後心房ブランキング PAV:ペーシングAV間隔、即ち心房ペーシングに続くAV間
隔 SAV:感知心房間隔、即ち感知した心房脈拍に続くAV間隔 以下の説明においてペースメーカーは、心室−時間ベ
ースのもの、即ちタイミングが心室事象に関係付けられ
るものとして説明する。本発明にとっては心房性あるい
はA−Aタイミングがともに適当である。従って心房補
充収縮間隔は、V−A時間あるいはA−A時間である。
心室補充収縮間隔はA−A時間からAV間隔を差し引く等
して演算される。しかしながらV−Vタイミングと用語
は説明を簡単にするために、一貫して使用する。
今図1を参照すると、DDDRペースメーカー30の主要な
ハードウェア装置構成要素の基本的ブロック図が示され
るが、本発明の他のタイプ、例えばDDI、DDIR、DDD型の
ペースメーカーにも適用できる。ペーシングパルスの供
給のためにリード32を介して患者の心房に接続する心房
ペーシングパルス発生器31が示されている。心房リード
32にも接続し、患者の心房から信号を受けて感知する心
房センスアンプ35も図示されている。心室ペーシングパ
ルス発生器33は、ペーシングパルスを供給するためリー
ド34を介して患者の心室に接続し、心室センスアンプ36
は、患者の心室から信号を受けて感知するためリード34
にも接続する。発生器31、33とセンスアンプ35、36はマ
イクロプロセッサ40及び/又はパルス供給のタイミン
グ、ブランキング、不応間隔等を公知の態様で制御する
ための他の所望の制御ハードウェア装置、図示の例では
RAM41に接続している。
マイクロプロセッサ40は、ハードウェア装置ユニット
の動作を制御するために、RAM41で記憶されたソフトウ
ェアを適当に利用する。そのようなソフトウェア制御
は、先行技術で公知であり、外付け型のペースメーカー
や植え込み型の市販のペースメーカーに用いられてい
る。制御をソフトウェアで行うかあるいはハードウェア
で行うかは、この発明の範囲に影響を及ぼすものではな
く、当業者にとって設計的選択事項である。従ってこの
発明のペーシングシステムで実行されるタイミング機能
のために、マイクロプロセッサが、タイミング回路を内
蔵するかもしれないし、適当な外部のハードウェアタイ
マー回路を制御するかもしれない。ペーシング機能のソ
ウトウェア制御は公知であり、公知技術分野における当
業者にとっては、タイミングとソフトウェアについての
以下の詳細な説明は、本発明の範囲内で必要とされる機
能を実行するためのシステムを設計することを可能にす
る。
センサSは、マイクロプロセッサ40への入力を備えて
いる。センサSは、所望のセンサペーシングレートを作
り出せる1以上の信号を作りだすためにペースメーカー
技術において公知のセンサあるいはいろいろなセンサー
を組み合わせたものである。センサSはペースメーカー
30の外部に示してあるが、ペースメーカーハウジングの
内外いずれに設けもよい。同様に、所望のペーシングレ
ートを表す身体パラメーターが、例えば上記米国特許第
4,228,803号のQTペースメーカーのように、ペーシング
リードの1つから引き出され得る。DDDRペースメーカー
は、公知の態様でペーシングレートを制御するため、感
知された信号を所望のセンサレート制御信号に変形する
ハードウェア装置及び/又はソフトウェアを有する。従
って本発明のレート応答型ペースメーカーにおいて、心
房補充収縮間隔及び/又は心室補充収縮間隔は、1つ以
上のセンサ自己調律心房レートから引き出されるレート
信号の関数として変化する。
今図2を参照すると、(a)−(f)のタイミング図
は、同期心室パルス(VP)の次に続くASRに続いて、規
則正しくスケジュールされた心室レートでASPが供給さ
れる状況を図示している。ASPは、A−V同調性を与え
続ける一方で、競合を避けるために定められる。
この明細書で使用されるように、PVARPは、感知され
た心房性の信号がAV間隔を初期化するために使用されな
かった期間である。本明細書で開示するように、「早期
心房感知期間」はPVARPに対応する。いずれにせよ、早
期心房感知期間は、ペースメーカーが心房事象か心室事
象に続くタイミングを初期化するかどうかのAV間隔を初
期化するためにASが使用されないとき、各心室事象に続
く定められた期間を含む。
本発明は、PVARPに続いて生じる心房事象が心室上限
レート間隔かAV間隔のためのプログラムされた持続期間
以降で終了するAV間隔を初期化する疑似ウェンケバッハ
機能を採用するペースメーカーで実施される。同様に本
発明は、PVARPとプログラムされたAV間隔の和が上限ト
ラッキングレートを規定するペースメーカーでも実施さ
れる。
図2をさらに参照すると、第1の心房ペーシングと心
室ペーシングがASRに続く心電図が図(a)で示されて
いる。図(b)は、第1のVPへの定められた関係を有す
る実際のPVARPを示し、心房感知(ASR)がPVARPの範囲
に入っていることを見ることができる。この時間では遅
延期間AIWが初期化され、その終了が図(c)で見られ
るように、tWとして示されている。図(d)は、AVmin
間隔とtasp=tVV−AVminの計算だけでなく心房補充収縮
間隔(VAei)を示す。図(e)はtVVで終わる心室補充
収縮間隔(VVei)を示す。計算されたtasp(tVV−AVmi
n)はAIW遅延(tW)の終了後に生じる。従って心房ペー
シングパルスは、tWで供給される。図(f)は周期のマ
ーカーチャネルを示す。このケースではAV遅延が圧縮さ
れているAVminよりは長いことに注意すべきである。こ
の結果、非同期の動作に進むのではなく、ASRに続いてA
SPがtWで供給され、心室レートのAV同調性と調和を保持
する一方で、早期心房感知(ASR)に安全な間隔が続
く。
図3を参照すると、図2に対応している図が示される
が、例えばセンサーかレート応答制御によってVAeiとVV
eiは幾分短い。この状況では、最小限のAV遅延であって
もASPを供給するために演算された最も早い時間(tasp
=tVV−AVmin)があまりに早く、即ちAIW間隔(tW)の
終了前に出てくることが見られる。この理由のため、い
かなるASPも供給されないが、心室ペーシングパルスVP
はtVVで供給される。
図2と図3を再検討すると、本発明のペースメーカー
では、早期心房感知に応じて、(a)心室レートが保持
され、(b)VPが少なくともAVmin後に続くかぎり、tW
でのAIWの終わりにASPを供給することによって、可能な
限りペースメーカーが同期動作を保持する。実際問題と
してAIWのための代表的値は、300msである。そしてAVmi
nは40msである。これらの値は両方とも公知の態様でペ
ースメーカーにそれらをプログラムすることができる医
師によって選択され得る。
図3には図中f、g、hで示すように他の実施例が示
されている。図示のようにtasp(tVV−AVmin)がtWより
前にあまり早く出るならば、ペースメーカーは、任意に
心室補充収縮間隔に予め定められた増分変動値を加え、
tW+変動値まで心室補充収縮間隔を延長することが心房
ペーシングパルスの供給のために許されるかどうかを判
断する。tVV+変動値−AVminがtWの前に存在しなけれ
ば、心房ペーシングパルスASP′がtWで供給され、そし
て介在心室脱分極がない時に心室ペーシングパルスVP′
がtW+AVminで供給される。
図4は、例えばセンサーがいっそう低いペーシングレ
ートを要求する等してVAeiが図3の場合より長い状況を
示す。ここでtWはtVAでのVAeiの終了前に生じるように
計画されている。そのような状況で、通常予定されてい
る補充収縮間隔が保持され、そのためいかなるASPも供
給されず、そしてAPは予定されているtVAで供給され
る。従ってそのような状況において、早期心房感知は正
常のDDDRかDDIR動作を変更しない。
今図5を参照すると、ASPを供給するために本発明の
ペースメーカーの実施例によって実行される主要な論理
的機能のフローチャートが示されている。次の心室感知
増幅器によるV事象の検知に続いて、ブロック52で、ペ
ースメーカーは、VVeiとVAeiを開始する。これらは両方
とも例えば体動及び/又はQT感知機能等の制御されたレ
ートである。適当にマイクロプロセッサが、心室事象で
始まるクロック20を制御する。このクロックは、VAei、
VVeiの記憶された値と、心房感知をトラッキングするた
めの上限レート限界に対応する時間を比較するものであ
る。この態様によってペースメーカーがASを決定すると
き、PVARPとしてここで指定された時間の間にそれが生
じたかどうかを決めることができる。この時間は、レー
ト応答型2腔ペースメーカーで作り出されるレート信号
の役割を果たして変化することができる。ブロック56
で、早期心房感知期間、例えばPVARP中にASが存在した
かどうかが決定される。ASが存在しなかったと判断する
と、制御はブロック57へ分岐し、正常のDDDかDDDRかDDI
かDDIRペーシングが実行される。しかしながらPVARP中
にASが存在したと判断すると、ペースメーカーはtWがtV
Aより小さいかどうかを決める。YESならばASPを供給す
べきいかなる理由も存在せず、処理はブロック57へ戻
る。tW≧tVAと仮定すると、AIWの間のAPの供給が抑制さ
れ、そしてブロック71で示すようにtaspがtVV−AVminと
して演算される。ブロック72でtaspのこの値がtWと比較
される。これがtWより大きければ、心房ペーシングパル
スを供給できることを意味する。ペースメーカーの判断
処理はブロック74に進み、ペースメーカーはtWでASPを
供給し、ブロック75で示すように、心室パルスがtVVで
供給される。
ブロック72に戻り、taspがtWの前で出てくるというこ
とを計算が示すならば、制御処理はブロック76へと分岐
する。ASPがいかなる変動値にもよらずV−V間隔(VVe
i)を延長することによって供給することができるかど
うかの決定は、ブロック76で行われる。換言すればtWに
おいて、あるいはtWの後に、tVV+変動値−AVminである
かどうかである。答えがNOであるならば、ペースメーカ
ーは、ブロック77に分岐し、APは抑制され、そしてVPは
tVVで供給される。答えがYESであるならば、ペースメー
カーの処理がブロック81に分岐して、そしてtWにおいて
のASPとVPをtW+AVminで供給する(ブロック82)。従っ
てこの後者のケースのために、V−V間隔は予め定めら
れた増分より大きくなるようにはインクリメントされな
い。
図6は、心房同調ペーシング機能が改善されたDDIRペ
ーシングモードを供給するために採用するかもしれない
態様を図示する。2つのタイミングチャートの最上部に
示されるように、従来のDDIRペーシングは、実質的には
V−A間隔(VAei)より短いPVARPを採用する。心電図
軌跡で図示されるように、心房脱分極が感知されない
時、心房と心室ペーシングパルスは100と102で順次に発
生させられる。PVARP終了後の自発的心房脱分極104は、
tVV106で発生させられた心室ペーシングパルスを伴う心
房ペーシングパルスの発生を抑止する。心房競合ペーシ
ングを避ける能力と交換する結果は、心房同調性の減少
である。
DDIかDDIRペーシングモードにプログラムされたペー
スメーカーとともに本発明のように心房ペーシングパル
ス発明を採用することによって、及びPVARPをVAeiに等
しいかそれよりわずかに小さいように設定することを指
定することによって、心房−心室同調性を保持しつつ競
合する心房ペーシングは避けることができる。下側の軌
跡で示されるように、順次心房、心室ペーシングパルス
は108と110で発生させられる。112で自発的心房脱分極
が示され、心房抑止ウィンドー(AIW)のタイミングが
初期化されている。AIWがVA補充収縮間隔の前で終了す
るので、心房ペーシングパルス114が、VA間隔の終了で
発生させられ、その後正常のAV間隔の終了において心室
ペーシングパルス116が次に続く。
心房脱分極112が感知されるとV−A間隔の終了に続
いてAIWが終了し、上述のルールに基づいて、心房ペー
シングパルス機能が心房ペーシングパルスをいつ供給す
るか、また供給するかどうかを決定する。たとえば、AI
Wが、tVVにおいて予定されていた心室ペーシングパルス
より前に最小限のAV間隔より短くて終了したならば、心
房ペーシングパルスは心房制止ウィンドーの終了で供給
される。同様に、ASPに適応するためにVVeiを延長する
ための機構が使用可能である。その結果は、改善された
DDIかDDIRペーシングモードであり、心房同調性は、現
在有効なペーシングレートを下回る心房レートの存在下
で安全に保持される。
なお上記実施例では特定のソフトウェアによる実施例
を示してきたが、本発明の心房同調ペーシング方法は異
なるシーケンスによっても実行でき、また他のペースメ
ーカー機能と協力しても実行できる。
本発明に係る心房ペースメーカーは以上説明してきた
ように、競合するペーシングを確実に避け、心室ペーシ
ングの調和を保持する態様で早期心房脱分極への応答を
提供でき、センサーによって設定される心室補充収縮間
隔を保持することによって、DDIRかDDDRペースメーカー
で利用できるレート応答情報の使用を可能にするととも
に、いつでも同期ペーシングを可能にする。また連続的
にASRを探すことによって、最もリスクが大きい期間、
即ちレート応答ペーシングレートが比較的に高いときの
ASPの感知発生に対処することはできる。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】患者の心房に供給する心房ペーシングパル
    スを発生させる心房発生手段31、患者の心房からの信号
    を感知する心房感知手段35、患者の心室に供給する心室
    ペーシングパルス(VP)を発生させる心室発生手段33、
    患者の心室からの信号を感知する心室感知手段36、及び
    上記心室ペーシングパルスと上記心房ペーシングパルス
    の発生を制御する制御手段40、各々の心室事象に続いて
    作用し、早期心房感知期間(PVARP)を終了させ、早期
    心房感知(ASR)がいつ上記早期心房感知期間内で生じ
    たかを決定する早期心房感知期間手段を含み、上記制御
    手段40が、いかなる上記早期心房感知の発生でも初期化
    される予め定められた遅延時間(AIW)を計り、該遅延
    時間の間の心房ペーシングパルスの供給を抑止し、該遅
    延時間の終了時に心房ペーシングパルスの供給をトリガ
    ーする抑止手段と、介在性心室感知がないときにスケジ
    ュールされた補充収縮間隔で上記心室ペーシングパルス
    を供給するように上記心室発生手段を通常は制御する心
    室ペーシング制御手段、及び上記遅延時間の後で少なく
    とも予め定められた最小AV間隔(AVmin)に続くように
    スケジュールされる心室ペーシングより先行して心房ペ
    ーシングパルスを供給することができるならば、上記早
    期心房感知(ASR)に続いて心房ペーシングパルスを供
    給するよう上記心房発生手段を制御する心房同調手段を
    含むことを特徴とする2腔心臓ペースメーカー。
  2. 【請求項2】レート応答型であり、ペーシングレートを
    示すレート信号を引き出すレート手段を有し、上記制御
    手段40が、上記レート信号の役割を果たす上記心房ペー
    シングパルスの補充収縮間隔を通常はスケジュールする
    レート応答制御手段を含む請求項1の2腔心臓ペースメ
    ーカー。
  3. 【請求項3】上記制御手段40がさらに、上記予め定めら
    れた遅延時間が上記心房補充収縮間隔の終了前に終わる
    ときはいつでも、上記心房補充収縮間隔の終わりに心房
    ペーシングを供給するように上記心房発生手段31を制御
    する心房制御手段を含む請求項2の2腔心臓ペースメー
    カー。
  4. 【請求項4】上記制御手段40が、最新の上記遅延時間の
    終了において、及び早期心房感知に続く上記スケジュー
    ルされた心房補充収縮間隔の終了において、心房ペーシ
    ングパルスの供給を制御する心房ペーシング制御手段を
    含む請求項2の2腔心臓ペースメーカー。
  5. 【請求項5】レート応答型であり、上記制御手段40が、
    心房補充収縮間隔の各周期を計る心房タイミング手段、
    上記心房補充収縮間隔の終了を上記遅延時間の終了より
    前にスケジュールされているときの演算を行う演算手
    段、及び上記遅延時間の終了が上記心房補充収縮間隔端
    の前にスケジュールされているときに上記遅延時間の終
    了後に上記ペースメーカーを通常のレート応答動作に保
    持する手段を含む請求項1の2腔心臓ペースメーカー。
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