JP2709708B2 - 水吸収性繊維及びその製造方法 - Google Patents

水吸収性繊維及びその製造方法

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JP2709708B2 JP62250065A JP25006587A JP2709708B2 JP 2709708 B2 JP2709708 B2 JP 2709708B2 JP 62250065 A JP62250065 A JP 62250065A JP 25006587 A JP25006587 A JP 25006587A JP 2709708 B2 JP2709708 B2 JP 2709708B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は水吸収性繊維及びその製造方法に関する。 [従来の技術] 吸収性組成物は高い吸収能力を必要とする製品の製造
に広く用いられる。例えば水吸収性組成物は外科用及び
歯科用のスポンジ、タンポン、衛生ナプキン及びパッ
ド、ほう帯、使い捨てのダイヤパー(diaper)、肉皿及
び家庭内のペットの寝わらに用いられている。水吸収性
組成物は又水の保持を改善しそして空気の容量を増大さ
せるための土壌の改変及び多くの他の応用に用いられ
る。 本明細書において用いられるとき用語「水」(「水吸
収」及び「水吸収性」において用いられるとき)は水ば
かりでなく電解質溶液例えば体液を意味するものと理解
されるべきである。 多数の水吸収能力を示す吸収性組成物が開発されてい
る。例えば米国特許第3,954,721及び3,983,095号明細書
は繊維状の形の無水マレイン酸と少くとも1種の好適な
ビニル単量体との共重合体の誘導体の製造を開示してい
る、繊維状共重合体はアンモニア又はアルカリ金属水酸
化物との反応により親水性及び水膨潤性にされる。米国
特許第3,810,468号明細書は実質的に線状の共重合体と
して製造され次にジオール又はジアミンと反応して橋か
け結合を導入された軽く橋かけ結合されたオレフィン・
無水マレイン酸共重合体を開示している。得られた軽く
橋かけ結合した共重合体はアンモニア又はアルカリ金属
水酸化物の水溶液又はアルコール溶液により処理され
る。米国特許第3,989,586号明細書はスチレン又はオレ
フィンと無水マレイン酸との橋かけ結合した共重合体を
紙のウェブに組み込み次に共重合体を水膨潤性の塩の形
に転換することにより吸収性紙製品の製造を記述してい
る。米国特許第3,980,663号明細書はグリセリンジグリ
シジルエーテルとの橋かけ結合を経てカルボキシル性高
分子電解質から作られた水膨潤性吸収性物品を記載して
いる。米国特許第4,332,917及び4,338,417号明細書はビ
ニル不飽和を有する単量体状エステルから誘導された重
合体例えばポリ(酢酸ビニル)、三酢酸セルロース、酢
酸酪酸セルロース、ポリ(エチルアクリレート)及びポ
リ(メチルメタクリレート)とスチレン及び無水マレイ
ン酸との共重合体のブレンドを開示する。米国特許第4,
420,588号明細書は1,3−ジエンゴム及びゴム中に分散し
た水吸収樹脂を含む水吸収ゴム組成物を教示している。 繊維状の形の水吸収組成物を有する必要性は周知であ
る。例えば衛生製品例えば使い捨てのダイヤパー及びタ
ンポンにおいて繊維は製品内に一層容易に閉じ込められ
うる。この点において従来の水吸収組成物は無効であっ
てそれらは繊維の形成を助けない。それらの橋かけ結合
反応の速度のために従来の水吸収組成物は余り長い貯蔵
寿命を有さず繊維の形成は形成物が製造される直後に完
了されねばならない。従来の組成物におけるこの貯蔵寿
命の欠陥は米国特許第3,983,095号明細書において論じ
られておりそれは繊維の形成は用いられる橋かけ剤の反
応性に応じて数時間以内そして或る場合には直ちに完了
しなければならないことを教示している。 [発明の概要] 本発明の水吸収製組成物は優れた貯蔵寿命を有しそし
て製造数ヵ月後でも繊維に形成されるに適していること
が分った。それらは広い範囲の時間及び温度にわたって
繊維の形成を助ける。それらは又ヒドロゲル又は水膨潤
状態で優れた完全性を有し優れた水及び電解質溶液の吸
収能力を示しそして従来の方法を用いて従来の水吸収性
製品に容易に組み込まれる。 本発明の水吸収性組成物は他の水吸収性製品(例え
ば、使い捨てのダイバー、タンポン、衛生ナプキン、使
い捨ての包帯等)に組み込まれ、該製品の水吸収性を増
大させるために使用される優れた用途を有する。 本明細書では本発明の硬化前の組成物はその段階(硬
化前)で繊維等に成形しうる成形性組成物を意味する。 (a)カルボン酸基及びカルボン酸基の誘導体よりな
る群から選ばれた少なくとも1種のペンダント基を有す
る少なくとも1種のα,β−不飽和単量体の繰返し単位
25〜75モルパーセント及び少なくとも1種の共重合可能
な共単量体の繰返し単位75〜25モルパーセントを含みし
かもα,β−不飽和単量体の繰返し単位に導入された全
ペンダント基の20〜80パーセントがカルボン酸基であり
そして全ペンダント基の80〜20パーセントがカルボン酸
塩基である共重合体と(b)少なくとも2個のヒドロキ
シル基をもつ架橋用化合物とからなるブレンド物を紡糸
して繊維を製造し、次いで該繊維を加熱処理して架橋反
応させることを特徴とする水吸収性繊維の製造方法が提
供される。 また本発明によれば(a)カルボン酸基及びカルボン
酸基の誘導体よりなる群から選ばれた少なくとも1種の
ペンダント基を有する少なくとも1種のα,β−不飽和
単量体の繰返し単位25〜75モルパーセント及び少なくと
も1種の共重合可能な共単量体の繰返し単位75〜25モル
パーセントを含みしかもα,β−不飽和単量体の繰返し
単位に導入された全ペンダント基の20〜80パーセントが
カルボン酸基でありそして全ペンダント基の80〜20パー
セントがカルボン酸塩基である共重合体(b)少なくと
も2個のヒドロキシル基をもつ架橋用化合物で架橋した
架橋体からなる水吸収性繊維が提供される。 本発明における共重合体はカルボン酸基及びカルボン
酸塩基を有するが、共重合体の製造段階等においては酸
無水物基等の前駆体基であってもよい。 本発明において架橋用化合物としては通常2〜10個の
炭素原子を含むアルキレングリコール及びそれらエーテ
ル;シクロアルキレングリコール;ビスフェノールA;ビ
スフェノールAのヒドロキシアルキレン誘導体;ヒドロ
キノン;フロログルシノール;ジフェノールのヒドロキ
シアルキレン誘導体;グリセロール;エリスリトール;
ペンタエリスリトール;及び天然の単糖類よりなる群か
ら選択される少なくとも2個のヒドロキシル基をもつ化
合物が用いられる。 本発明の水吸収性組成物を製造するのに用いられて好
適な共重合体は約25〜約75全モルパーセント繰返し単位
の少くとも1種のα,β−不飽和単量体及び約75〜約25
全モルパーセント繰返し単位の少くとも1種の共重合可
能な共単量体を含むだろう。好ましくは共重合体は約35
〜約65全モルパーセントの繰返し単位の少くとも1種の
α,β−不飽和単量体及び約65〜約35全モルパーセント
の少くとも1種の共重合可能な共単量体を含むだろう。
最も好ましくは共重合体は等モル共重合体であろう。 好適なα,β−不飽和単量体は少くとも1種のペンダ
ントカルボン酸基又はカルボン酸基の誘導体を有するも
のである。カルボン酸基の誘導体はカルボン酸塩基、カ
ルボン酸アミド基、カルボン酸イミド基、無水カルボン
酸基及びカルボン酸エステル基を含む。 好適なα,β−不飽和単量体はマレイン酸;クロトン
酸;フマール酸;メサコン酸;マレイン酸のナトリウム
塩;2−メチル、2−ブテンジカルボン酸のナトリウム
塩;イタコン酸のナトリウム塩;マレアミド;N−フェニ
ルマレイミド;マレイミド;無水マレイン酸;無水フマ
ール酸;無水イタコン酸;無水シトラコン酸;無水メサ
コン酸;無水メチルイタコン酸;無水エチルマレイン
酸;ジエチルマレエート;メチルマレエートなどそして
それらの混合物を含む。 任意の好適な共重合可能な共単量体が用いられうる。
好適な共重合可能な共単量体はエチレン、プロピレン、
イソブチレン、C1〜C4アルキルメタクリレート、酢酸ビ
ニル、メチルビニルエーテル、イソブチルビニルエーテ
ルそして式 (式中Rは水素又は1〜6個の炭素原子を有するアルキ
ル基でありそしてベンゼン環は低分子量アルキル又はヒ
ドロキシル基により置換されうる) を有するスチレン性化合物を含む。 好適なC1〜C4アルキルアクリレートはアクリル酸メチ
ル,アクリル酸エチル、アクリル酸イソプロピル、アク
リル酸n−プロピル、アクリル酸n−ブチルなど及びそ
れらの混合物を含む。 好適なC1〜C4アルキルメタクリレートはメタクリル酸
メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸イソプロピ
ル、メタクリル酸n−プロピル、メタクリル酸n−ブチ
ルなどそしてそれらの混合物を含む。 そして好適なスチレン性化合物はスチレン、α−メチ
ルスチレン、p−メチルスチレン、t−ブチルスチレン
などそしてそれらの混合物を含む。 α,β−不飽和単量体上のペンダント基はもしあると
すればどんな追加の反応が本発明の水吸収組成物を生成
するのに必要な要求されるペンダント基即ち約20〜約80
パーセントペンダントカルボン酸基及び約80〜約20パー
セントペンダントカルボン酸塩基を有する共重合体を得
るために用いられねばならないかを決定するだろう。好
ましくは両者の基は約30〜約70パーセントの量で存在す
る。 一般にもしα,β−不飽和単量体がカルボン酸アミ
ド、カルボン酸イミド、無水カルボン酸、カルボン酸エ
ステル基又はそれらの混合物のみを有するならば例えば
加水分解反応による少くとも一部のこのようなカルボン
酸誘導体基をカルボン酸基へ転換する必要があるだろ
う。もしα,β−不飽和単量体がカルボン酸塩基のみを
有するならばカルボン酸基を形成する酸性化は必要とな
るだろう。 同様に最終の共重合体は約80〜20パーセントペンダン
トカルボン酸塩基を含まねばならない。従って中和反応
を行なうことも必要でありうる。強い有機又は無機の塩
基例えばNaOH、KOH、アンモニア、水中のアンモニア溶
液又は有機アミンにるカルボン酸基の中和はカルボン酸
塩基好ましくはカルボン酸金属塩基の形成をもたらすだ
ろう。 その上共重合体の骨格に結合した所望の官能性を得る
ために行われる反応(加水分解、酸性化、中和など)の
順序及び数は厳密を要しない。約20〜約80パーセントペ
ンダントカルボン酸基及び約80〜約20パーセントペンダ
ントカルボン酸塩基を有する最終の共重合体をもたらす
任意の数及び順序が適している。 用いるのに特に適している1種の共重合体は無水マレ
イン酸及びイソブチレンの共重合体である。他のものは
無水マレイン酸及びスチレンである。好適な共重合体は
約5,000〜約500,000又はそれより多いピーク分子量を有
するだろう。 無水マレイン酸及びイソブチレンの好適な共重合体は
任意の好適な従来の方法を用いて製造されうる。このよ
うな共重合体は又倉レイソプレン化学株式会社(日本、
東京)から商標名イソバム(ISOBAM)の下に市販されて
いる。イソバムは粘度分子量により区別されるいくつか
のグレードで入手でき例えばイソバム−10、160,000〜1
70,000;イソバム−06、80,000〜90,000;イソバム−04、
55,000〜65,000;そしてイソバム−600、6,000〜10,000
がある。 本発明の水吸収性組成物を製造するために前述の少く
とも1種の共重合体及び少くとも2個のヒドロキシル基
を有する少くとも1種の単量体が水吸収性組成物が重量
パーセントで約80〜約99.5全共重合体及び約0.5〜約20
全単量体を含むようなブレンドされる。好ましくは組成
物は約90〜約99重量パーセントの全共重合体及び約1〜
約10重量パーセントの全単量体を含むだろう。 少くとも2個のヒドロキシル基を有しそして1,000よ
り低い比較的分子量を有する任意の適当な単量体が本発
明の実施に用いられうる。 好適な単量体はエチレングリコール、プロピレングリ
コール、トリメチレングリコール、1,4−ブタンジオー
ル、2−メチル、1,3−プロパンジオール、ネオペンチ
ルグリコール、1,5−ペンタンジオール、ジエチレング
リコール、ジプロピレングリコール、1,4−シクロヘキ
サンジメタノール、ビスフェノールA、1,4−ビス(β
−ヒドロキシエトキシ)ビスフェノール、ヒドロキノ
ン、フロログルシノール、グリセロール、エリスリトー
ル、ペンタエリスリトール、1,7−ジヒドロキシセドヘ
プチュロースなどを含む。 本発明の実施に用いられて特に好適な単量体はエチレ
ングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジ
オール、ジエチレングリコールそしてグリセロールであ
る。 本発明では上記した共重合体と架橋用化合物からなる
組成物(即ちブレンド物)を任意の好適な混合方法、例
えば実施例に記載した方法を用いてつくり、通常それが
架橋(curing,以下硬化と称する場合がある)される前
ないし架橋されつつある即ち不完全架橋状態で紡糸操作
に供される。紡糸方法としては湿式、乾式、フラッシュ
紡糸など従来知られた紡糸方法を利用できる。このよう
にして繊維(以下ファイバーと称する場合がある)をつ
くり、次いでこの繊維を加熱処理して架橋反応を完結し
て水吸収性繊維を得る。かくして得られた繊維はさらに
任意の処理に供しうる。例えば、ミルで加工されたファ
イバー、チョップされたファイバー、けば立てた又はバ
ルキーなファイバー、ストランド、ヤーン、織物、不織
マットなどにしたり、さらには、ビーミング、スラッシ
ュイング、ワーピング、クイリング、切断、テキスチュ
アリング、ウィービング、ニッティング、ブレイディン
グなどを含む種々の方法を用いて処理してもよい。 どんな理論に限定されることを意味しないが少くとも
2個のヒドロキシル基を有する単量体は共重合体粒子に
対して高温度の反応の遅い橋かけ結合型剤として働き硬
化すると共有結合の橋かけ結合の形成をもたらすと思わ
れる。例えばもし部分的に中和されたスチレン・無水マ
レイン酸共重合体が本発明に従ってプロピレングリコー
ルとブレンドされて水吸収性組成物を形成するならば約
150℃以上の温度が硬化を達成するのに概して要求され
ることが見い出された。同様にもし部分的に中和された
エチレン・無水マレイン酸共重合体が用いられるならば
140℃以上の温度が硬化を達成するのに概して必要とさ
れる。そしてもし部分的に中和されたイソブチレン・無
水マレイン酸共重合体が用いられるならば200℃以上の
温度が硬化を達成するのに概して必要とされる。 本発明を制限することを意味しないが本発明の水吸収
性組成物はそれらが成形されうる広い時間及び温度の範
囲のために特にファイバーに作られるのに適している。
その上特に本発明の水吸収性組成物は約140℃〜約250℃
又はそれ以上の範囲内の温度で硬化するように処方され
てそして実施例7に示される如く2ヵ月以上の貯蔵寿命
を有する。従って本発明の水吸収性組成物は従来のファ
イバー形成方法及び装置を用いてファイバーに容易に作
りうる。その上硬化されたファイバー製品の後処理(例
えば米国特許第3,983,095号明細書に教示された如き塩
形成反応)は必要ではない。 本発明の水吸収性組成物及び組成物が組み込まれる物
品は広範囲の吸収機能に用いるのに適している。一般に
水吸収性組成物が組み込まれている物品は組成物を支持
ししかもそれを吸収する最終の用途に適合された形で提
供する機能を果す。組成物を支持しそして吸収する用途
に提供する手段はそれらに限定されることを意味しない
がほう帯、外科用及び歯科用のスポンジ、タンポン、衛
生ナプキン及びパッド、使い捨てのダイヤパー、肉皿、
汗を吸収するパッドなどを含む。 一つの態様において本発明の水吸収性組成物は従来の
製法を用いて使い捨てのダイヤパーに組み込まれて下記
の代表的な層を有するダイヤパー組成物を形成する。
(1)非浸透性ポリエチレンフィルムの外層(体から離
れて);(2)フィルムに重ねられた第一のセルロース
性パルプ層;(3)(i)例えばけば立てたファイバー
状の塊、不織ファイバーマット又は不織布の形の本発明
の硬化された水吸収性組成物又は(ii)本発明の硬化さ
れた水吸収性組成物及びダイヤパーに従来用いられる他
のけば立ったもののブレンドの層;(4)任意の第二の
セルロース性パルプ層及び(5)内側の浸透性ポリエチ
レンフィルム層。 本発明の水吸収性組成物から作られたファイバーは吸
収する応用に特に適している。ファイバーの塊は吸収集
されるべき液状の物質と接触するために広い表面積をも
たらすことは周知である。粉末と比べたときファイバー
は又それらが組み込まれる物品内により容易に閉じ込め
られうる。 [実施例] 下記の実施例は本発明をさらに説明するのに役立つ。 実施例1 本実施例は倉レイソプレン化学株式会社から入手しう
るイソバム10イソブチレン/無水マレイン酸共重合体を
用いて一連の本発明の水吸収性組成物の製造を示す。イ
ソバム10は170,000の分子量及びマレイン酸の滴定によ
り測定して約59.3重量パーセント(46.6モル%)の無水
マレイン酸含量を有する。4種の水吸収性組成物(I〜
IV)は下記の如く別々に製造された。 約1270gのイソバム10イソブチレン/無水マレイン酸
共重合体及び約2007gの脱塩水を撹拌しつつ混合容器に
加えそして容器の内容物を約90℃に加熱した。約90℃の
温度で98.9%純度の水酸化ナトリウムぺレットから製造
された50%の水酸化ナトリウム溶液約658gを撹拌しつつ
1時間にわたって混合容器に徐々に加えた。水酸化ナト
リウム溶液の添加後撹拌を90℃で約12時間続けて反応を
完了させた。 溶液のpHは6.5であることが分りそして中和反応は計
算されて46.6モル%の無水物基上のペンダントカルボン
酸基の約53.5%をカルボン酸ナトリウム塩基へ転換させ
た。ペンダント基の残りはカルボン酸基へ転換させた。 下記の第1表に示されるように本発明の4種の水吸収
性組成物が部分的に中和されたイソブチレン/無水マレ
イン酸共重合体の前述の水溶液を用いて別々に製造され
た。4種の組成物のそれぞれは予定量のプロピレングリ
コールを或る量の共重合体溶液に加えそして約30分間撹
拌することにより製造された。撹拌後各溶液は別々に加
熱されて過剰の水を追い出しそして乾式紡糸法を用いて
ファイバー形成に適した約45%固体含量の溶液とした。 約5〜25ミクロンの直径を有するファイバーが乾式紡
糸により組成物I〜IVから別々に製造された。各組成物
から製造されたファイバーのサンプルは30分間約210℃
で加熱されることにより硬化されそして吸収性について
テストされた。ファイバーの各サンプルは下記のテスト
方法を用いて膨潤インデックス(Swell Index)及び溶
解度パーセント(Pecent Solubility)を測るためにテ
ストされた。 膨潤インデックス このテスト方法は米国特許第4,454,055号明細書に記
載されておりそれは本明細書に参考文献として引用され
る。本明細書で用いられるテスト方法及び装置は米国特
許第4,454,055号明細書に記載された方法及び装置に比
べて少しばかり改変された。 大気圧(室内)で膨潤インデックスを測るためにテス
トされるべき水吸収性組成物約0.2〜0.3gを空のW型テ
ィーバッグに入れる。組成物を含むティーバッグを10分
間塩水(0.9重量%NaCl)に浸し取り出しそして30秒間
ペーパータオルに放置して表面の塩水を除く。組成物の
膨油インデックス即ちサンプルの1単位当りの吸収され
た液体の単位は下記の式を用いて計算される。 圧力下の膨潤インデックスを求めるために下記の改変
された方法を用いた。 サンプル組成物を含むティーバッグを塩水に浸しそし
て表面の塩水を除いた後にそれを2000mlの真空フィルタ
ー枝付きフラスコを付しそして圧力計に接続された16cm
のIDブックナー漏斗に直ちに置く。次に1枚の歯科用ダ
ムゴムシートをシートがティーバッグに置かれるように
漏斗の口の上に確実に固定する。次に所望の圧力を生じ
させるのに充分な真空を5分間フラスコに引きそして圧
力下の膨潤インデックスを上述の式を用いて計算する。 溶解度パーセント テストされる水吸収性組成物約0.5gをときどきゆるく
撹拌しつつ20分間室温で約150gの塩水(0.9重量%NaC
l)中に分散させる。20分後混合物を150ミクロンのポリ
プロピレンスクリーンを通して瀘過する。次に瀘液をオ
ーブン内で乾燥して一定の重量としそして溶解しうる組
成物の重量は乾燥瀘液の全重量からNaClの重量を引くこ
とにより求められる。溶解度パーセントは次に下記の式
を用いて求められる。 組成物I〜IVのファイバーサンプルのテスト結果は第
2表に示される。 実施例2 本実施例はイソバム10イソブチレン/無水マレイン酸
共重合体及びエチレングリコールを用いる本発明の水吸
収性組成物の製造を示す。組成物から製造されたファイ
バーは異った温度で硬化されそして異る温度での硬化の
効果は第3表に示される。 実施例1の方法を実質的に用い実施例1で製造された
部分的に中和されたイソブチレン/無水マレイン酸共重
合体の水溶液約226.13gを約2.19gのエチレングリコール
と混合、濃縮してイソブチレン/無水マレイン酸共重合
体の重量に基く3phrのエチレングリコールを含む45%固
体の組成物(組成物V)を得た。約20〜25ミクロンの直
径のファイバーを実施例1に記載された如く組成物から
製造した。ファイバーの吸収性及びファイバーのサンプ
ルに対する3種の異る硬化温度190℃、200℃及び210℃
の効果を下記の第3表に示す。実施例3 本実施例はイソバム10イソブチレン/無水マレイン酸
共重合体及び1,4−ブタンジオールを用いて本発明の水
吸収性組成物の製造を示す。組成物から製造されたファ
イバーを異る温度で硬化しそして異る温度における硬化
の効果を第4表に示す。 実施例1の方法を実質的に用い実施例で製造された部
分的に中和したイソブチレン/無水マレイン酸共重合体
の水溶液約150.07gを約3.39gの1,4−ブタンジオールと
混合しそして濃縮してイソブチレン/無水マレイン酸共
重合体の重量に基く1,4−ブタンジオール7phrを含む45
%固体の組成物(組成物VI)を得た。直径約5〜10ミク
ロンのファイバーを実施例1に記載された如く組成物か
ら製造した。ファイバーの吸収性及びファイバーのサン
プルに対する3種の異る硬化温度170℃、180℃及び190
℃の効果を下記の第4表に示す。 実施例4 本実施例は本発明の水吸収性組成物からの異る直径の
ファイバーの製造を示しそして同一の組成物(組成物VI
I)のファイバーの吸収性に対するファイバーの直径の
効果を示す。実施例1の実質的に同一の材料及び方法を
用いた。 約1270gのイソブチレン/無水マレイン酸共重合体及
び約2007gの脱塩水を撹拌しつつ混合容器に加えそして
約90℃に加熱した。約658.3gの50%水酸化ナトリウム溶
液を1時間かけて徐々に加えた。反応器の内容物を約1
時間撹拌した次に約88.96g(7phr)のプロピレングリコ
ールを反応器に加えた。反応器の内容物を90℃で約9時
間撹拌した。 冷却トラップを備えた真空ポンプを混合容器の頂部に
かけ過剰の水を除いて約55%の固体含量を有する水溶液
を得た。 55%固体の溶液をタンクの底に位置する2個の約0.05
1cm(0.020″)のノズルを備えた保持タンクに入れた。
溶液を圧力下ノズルから押出してファイバーとしそれを
伝導ローラーに巻き取った。異る直径のファイバーを伝
導ローラーの速度を変え従ってファイバーが引き出され
る速度を変えることにより製造した。 4種の異る直径のファイバーを製造しそして約30分間
210℃で硬化した。ファイバーの吸収性及びファイバー
の吸収性に対するファイバーの直径の効果を第5表に示
す。実施例5 本実施例はイソバム10イソブチレン/無水マレイン酸
共重合体及びグリセロールを用いる本発明の水吸収性組
成物の製造を示す。組成物(組成物VIII)から製造され
たファイバーは2種の異る温度で硬化され異る硬化温度
の効果は第6表に示される。 実施例1の方法を実質的に用い実施例1の部分的に中
和されたイソブチレン/無水マレイン酸共重合体の水溶
液約2869gを64.8gのグリセロールと混合し濃縮してイソ
ブチレン/無水マレイン酸共重合体の重量に基いて7phr
のグリセロールを含む45%固体の組成物を得た。直径約
10ミクロンのファイバーのサンプルを乾式紡糸により製
造し30分間170℃及び180℃で別々に硬化しそして吸収性
についてテストした。テストの結果を第6表に示す。 実施例6 本実施例はイソバム10イソブチレン/無水マレイン酸
共重合体及びジエチレングリコールを用いる本発明の水
吸収性組成物の製造を示す。組成物(組成物IX)から製
造されたファイバーは2種の異る温度で硬化され異る硬
化温度の効果を第7表に示す。 実施例1の方法を実質的に用い実施例1の部分的に中
和したイソブチレン/無水マレイン酸共重合体の水溶液
約109.22gを2.47gのジエチレングリコールと混合しそし
て濃縮してイソブチレン/無水マレイン酸共重合体の重
量に基いて7phrのジエチレングリコールを含む45%固体
の組成物を得た。直径約10〜20ミクロンのファイバーの
サンプルを乾式紡糸により製造し30分間170℃及び180℃
で別々に硬化しそして吸水性についてテストした。テス
トの結果を第7表に示す。 実施例7 本実施例は本発明の水吸収性組成物が溶液の形で優れ
た貯蔵寿命を有することを示す。 実施例5の方法に従って製造された水溶液のサンプル
を密閉した容器中に90℃でエージングした。ブロックフ
ィールド粘度計を用いる溶液粘度の測定を6,29,35及び4
1時間のエージング後に行なった。測定された粘度を下
記の第8表にリストする。41時間後ゲルの形成は溶液中
に観察されなかった。 実施例5の水溶液の他のサンプルを周囲温度で11週エ
ージングした。11週のエージングの後でファイバーをエ
ージングした溶液から製造しそして得られたファイバー
を30分間180℃で硬化した。 同一の組成物(実施例5)から製造したがエージング
を行なわないファイバーの吸収性のデータと比べた11週
後の製造した得られたファイバーの吸収性データを第9
表に示す。 上述のデータは実施例5の組成物から11週のエージン
グ後に製造された本発明のファイバーはエージングなし
で製造されたファイバーの吸収性に比べてそれらの吸収
性を失っていないことを示す。 種々の改変が本発明になされうることは前述から明ら
かであろう。しかしそれらは本発明の範囲内にあるもの
と考えられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61F 13/20 C08L 35/00 C08K 5/04 D01F 6/36 C08L 35/00 11/06 D01F 6/36 A61C 17/04 11/06 A61F 13/18 (56)参考文献 特開 昭59−62665(JP,A) 特開 昭60−1204(JP,A) 特開 昭60−1205(JP,A) 特開 昭61−87702(JP,A) 特開 昭58−180233(JP,A) 特開 昭61−43606(JP,A) 特開 昭61−53308(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.(a)カルボン酸基及びカルボン酸基の誘導体より
    なる群から選ばれた少なくとも1種のペンダント基を有
    する少なくとも1種のα,β−不飽和単量体の繰返し単
    位25〜75モルパーセント及び少なくとも1種の共重合可
    能な共単量体の繰返し単位75〜25モルパーセントを含み
    しかもα,β−不飽和単量体の繰返し単位に導入された
    全ペンダント基の20〜80パーセントがカルボン酸基であ
    りそして全ペンダント基の80〜20パーセントがカルボン
    酸塩基である共重合体と(b)少なくとも2個のヒドロ
    キシル基をもつ架橋用化合物とからなるブレンド物を紡
    糸して繊維を製造し、次いで該繊維を加熱処理して架橋
    反応させることを特徴とする水吸収性繊維の製造方法。 2.該共重合体がα,β−不飽和単量体の繰返し単位35
    〜65モルパーセント及び共単量体の繰返し単位65〜35モ
    ルパーセントからなる特許請求の範囲第(1)項記載の
    方法。 3.該共重合体が等モル共重合体である特許請求の範囲
    第(1)項記載の方法。 4.該ブレンド物が80〜99.5重量%の該共重合体及び0.
    5〜20重量%の該架橋用化合物からなる特許請求の範囲
    第(1)項記載の方法。 5.該ブレンド物が90〜99重量%の該共重合体及び1〜
    10重量%の該架橋用化合物からなる特許請求の範囲第
    (1)項記載の方法。 6.該共重合体がスチレン及び無水マレイン酸の共重合
    体である特許請求の範囲第(1)項記載の方法。 7.該共重合体がエチレン及び無水マレイン酸の共重合
    体である特許請求の範囲第(1)項記載の方法。 8.該共重合体がイソブチレン及び無水マレイン酸の共
    重合体である特許請求の範囲第(1)項記載の方法。 9.該架橋用化合物が2〜10個の炭素原子を含むアルキ
    レングリコール及びそれらのエーテル;シクロアルキレ
    ングリコール;ビスフェノールA;ビスフェノールAのヒ
    ドロキシアルキレン誘導体;ヒドロキノン;フロログル
    シノール;ジフェノールのヒドロキシアルキレン誘導
    体;グリセロール;エリスリトール;ペンタエリスリト
    ール;及び天然の単糖類よりなる群から選択される特許
    請求の範囲第(1)項記載の方法。 10.該架橋用化合物がエチレングリコールである特許
    請求の範囲第(1)項記載の方法。 11.該架橋用化合物がプロピレングリコールである特
    許請求の範囲第(1)項記載の方法。 12.該架橋用化合物が1,4−ブタンジオールである特
    許請求の範囲第(1)項記載の方法。 13.該架橋用化合物がグリセロールである特許請求の
    範囲第(1)項記載の方法。 14.該架橋用化合物がエチレングリコール、プロピレ
    ングリコール、1,4−ブタンジオール、ジエチレングリ
    コール及びグリセロールよりなる群から選ばれる少なく
    とも2種からなる特許請求の範囲第(1)項記載の方
    法。 15.(a)カルボン酸基及びカルボン酸基の誘導体よ
    りなる群から選ばれた少なくとも1種のペンダント基を
    有する少なくとも1種のα,β−不飽和単量体の繰返し
    単位25〜75モルパーセント及び少なくとも1種の共重合
    可能な共単量体の繰返し単位75〜25モルパーセントを含
    みしかもα,β−不飽和単量体の繰返し単位に導入され
    た全ペンダント基の20〜80パーセントがカルボン酸基で
    ありそして全ペンダント基の80〜20パーセントがカルボ
    ン酸塩基である共重合体を(b)少なくとも2個のヒド
    ロキシル基をもつ架橋用化合物で架橋した架橋体からな
    る水吸収性繊維。
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