JP2708958B2 - スプロケット式帯状材給送装置 - Google Patents

スプロケット式帯状材給送装置

Info

Publication number
JP2708958B2
JP2708958B2 JP50220990A JP50220990A JP2708958B2 JP 2708958 B2 JP2708958 B2 JP 2708958B2 JP 50220990 A JP50220990 A JP 50220990A JP 50220990 A JP50220990 A JP 50220990A JP 2708958 B2 JP2708958 B2 JP 2708958B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strip
sprocket
sprocket wheel
teeth
feeding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP50220990A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03503142A (ja
Inventor
コーネリス ウィリヘルムス ベイカーマンズ、ヨハネス
Original Assignee
アンプ インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アンプ インコーポレーテッド filed Critical アンプ インコーポレーテッド
Publication of JPH03503142A publication Critical patent/JPH03503142A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2708958B2 publication Critical patent/JP2708958B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D43/00Feeding, positioning or storing devices combined with, or arranged in, or specially adapted for use in connection with, apparatus for working or processing sheet metal, metal tubes or metal profiles; Associations therewith of cutting devices
    • B21D43/02Advancing work in relation to the stroke of the die or tool
    • B21D43/021Control or correction devices in association with moving strips
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D43/00Feeding, positioning or storing devices combined with, or arranged in, or specially adapted for use in connection with, apparatus for working or processing sheet metal, metal tubes or metal profiles; Associations therewith of cutting devices
    • B21D43/02Advancing work in relation to the stroke of the die or tool
    • B21D43/04Advancing work in relation to the stroke of the die or tool by means in mechanical engagement with the work
    • B21D43/06Advancing work in relation to the stroke of the die or tool by means in mechanical engagement with the work by positive or negative engaging parts co-operating with corresponding parts of the sheet or the like to be processed, e.g. carrier bolts or grooved section in the carriers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T83/00Cutting
    • Y10T83/444Tool engages work during dwell of intermittent workfeed
    • Y10T83/463Work-feed element contacts and moves with work
    • Y10T83/4635Comprises element entering aperture in, or engaging abutment surface on, work

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Advancing Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、給送通路に沿って帯状材を間欠的に給送す
る帯状材給送機構に係わる。本発明は、特に個々の部品
または物品を複数のダイス部において押し抜き/成形す
る押し抜き/成形装置に応用されることを意図したもの
である。
米国特許第4,497,196号(その内容を本明細書中に引
用している)は、それぞれが一組の押し抜き及び/また
は成形工具を内蔵する複数の個別モジュールから成る押
し抜き/成形装置を開示している。帯状材が装置に間欠
給送され、非給送サイクルにおいて各モジュールが帯状
材に対して板抜き、圧印、成形などの加工を施こす。上
記米国特許に開示されている装置は、帯状材を給送する
少なくとも一つの給送機構を必要とし、装置が複数のモ
ジュールを含む場合には、モジュールごとに個別の給送
装置を設けることが好ましい。
正確に寸法設定された部品を製造する押し抜き/成形
工程では、給送動作が正確に制御されないと物品または
部品を許容誤差以内に維持できなくなるから、高精度で
帯状材を各ダイス部に位置ぎめしなければならない。例
えは、電気端子用帯状材は、各ダイス部において一つの
加工が施こされるように複数のダイス部に帯状材を給送
することによって製造されるのが普通である。例えば、
最初のダイス部において板抜きし、第2ダイス部で部分
成形し、第3ダイス部で圧印した後、さらに成形その他
の加工を施こす。許容誤差以内の精度で端子を製造する
のであれば、部分成形された部品を各ダイス部において
工具(ポンチ、成形ダイス、剪断ダイスなど)に対して
正確に位置決めすることによって、完成端子の寸法精度
を許容範囲に維持しなければならない。押し抜き/成形
装置に使用されている給送装置の多くは、各給送サイク
ルにおいて高精度部品の製造に必要な精度で帯状材を給
送することができないから、給送後、成形工具に対して
帯状材を正確に位置ぎめするためダイス組立体に設けた
パイロット・ピンを利用するのが普通である。このパイ
ロット・ピンは、(ポンチなどのような)成形工具の端
部を越えて突出するようにダイス・シュウに設ける。帯
状材に正確な間隔で形成してあるパイロット孔にポンチ
が進入して帯状材を少しずつ移動させることによって、
工具が帯状材と係合する前に帯状材を工具に対して正確
に位置ぎめする。押し抜き/成形ダイス組立体に設けた
パイロット・ピンを利用するには、パイロット・ピンが
パイロット孔に進入する際に帯状材が微量だけ移動でき
ることが必要である。換言すると、パイロット・ピンが
パイロット孔に進入する過程では帯状材を給送機構など
で保持することができない。即ち、帯状材を保持すれ
ば、パイロット・ピンが成形工具に対して帯状材の位置
を調整する機能を果せないからである。
1987年6月3日付の米国特許出願第057,556号は、適
当なゼネバ機構などによって間欠的に回転駆動されるス
プロケット・ホイールによって帯状材を給送する多段式
押し抜き/成形機用帯状材給送機構を開示している。偏
倚または保持シュウの作用下にスプロケット歯が帯状材
のパイロット孔に進入するように帯状材をスプロケット
・ホイール周面に圧接させる。しかし、非給送インター
バルにおいてシュウが帯状材から離脱して帯状材を開放
し、成形加工部の近くでパイロット・ピンがパイロット
孔に進入する際には、上記最終位置ぎめのため帯状材が
可動状態となる。出願第057,556号に開示された給送機
構は、実用に供せられて成果を納めているが、給送サイ
クルにおいて、シュウを帯状材及びスプロケットに圧接
保持し、非給送サイクルにおいて、シュウをスプロケッ
ト・ホイールから離脱させるのに利用される機構は比較
的複雑であるため、押し抜き/成形加工の分野で広く採
用されるには至っていない。本発明の目的は、給送サイ
クルにおいて、帯状材をスプロケット・ホイールに当接
させて保持するとともに、非給送サイクルにおいて、パ
イロット・ピンが工具に対して帯状材を正確に位置ぎめ
できるように必要移動量だけこの帯状材を解放するため
の、改良された給送機構を実現することにある。
本発明は、加工部と、この加工部に帯状材を間欠給送
するためこの加工部の近くに設けた給送スプロケット・
ホイールとを有する押し抜き/成形機のような機械から
成る。給送スプロケット・ホイールを間欠回転させるス
プロケット作動手段を設け、前記帯状材に等間隔のパイ
ロット孔を形成し、スプロケット歯と係合させる。非給
送インターバルにおいて、加工部に位置する帯状材部分
の前記パイロット孔に貫入するパイロット・ピンを前記
加工部に設けてあり、それにより加工部にある帯状材の
部分を工具に対し正確に位置出しする。帯状材とスプロ
ケット・ホイールが接触位置を有し、その位置において
帯状材がスプロケット・ホイールに接触している。。ス
プロケット歯がほぼ円錐形を呈し、その基部直径がパイ
ロット孔の直径にほぼ等しいか、またはこれよりも小さ
いことにある。非給送インターバルにおいて、一本のス
プロケット歯がパイロット孔に貫入できる位置に来るよ
うにスプロケット作動手段が時間制御される。非給送イ
ンターバルにおいて、前記一本のスプロケット歯の両隣
りのスプロケット歯は帯状材と係合していない。前記帯
状材を接触位置でスプロケット・ホイールに圧接させる
保持手段を設けておく。加工中および非給送インターバ
ルにおいて、パイロットピンが帯状材に貫入すると帯状
材がパイロット・ピンによって長手方向へ動くのに伴っ
て帯状材がその平面の横方向へ、かつ半径方向に給送ス
プロケットから遠ざかるように移動できる。
帯状材は、一定ピッチ(隣接パイロット孔間の距離)
を有し、動作サイクルごとにこのピッチの整数倍に相当
する一定長さだけ給送される。スプロケット・ホイール
は、一定の直径を有し、スプロケット歯は、ホイール周
面に対して一定の高さを有する。この直径及び高さを、
各給送サイクルにおいて、直前の非給送インターバルに
際して接触位置にあったスプロケット歯によって帯状材
が送られ、前記歯が帯状材から離脱する前に次の歯が帯
状材と係合するように設定する。好ましくは、帯状材を
スプロケット・ホイール周面に保持する手段として、帯
状材支持面と、スプロケット歯が進入できるように寸法
設定された前記支持面を横断する溝とを有するシュウを
設ける。
以上述べた如く、本発明は、パイロット孔を有する帯
状材が、周面にスプロケット歯を有するスプロケットホ
イールにより給送され、パイロットピンにより前記帯状
材が位置決めされるスプロケット式帯状材給送装置を前
提にしている。
かかる前提において、本発明は、前記スプロケット歯
が、略円錐形を呈し、その基部直径が前記パイロット孔
の直径以下に形成され、前記帯状材を前記スプロケット
ホイールとの間に保持する保持手段を設け、該保持手段
は前記パイロットピンが前記パイロット孔に係合する
際、前記帯状材が前記スプロケット歯に沿って前記スプ
ロケットホイールの半径方向外方に、且つ前記帯状材の
長手方向に移動可能に前記帯状材を保持すること、を特
徴とする。
以下、添付図面に沿って本発明の実施例を説明する。
第1図は、スプロケット・ホイールによって給送され
て押し抜き/成形機の加工部を帯状材が通過する態様を
略示する斜視図である。
第2図は、本発明の給送機構を各部が互いに分離した
状態で示す斜視図である。
第3図は、給送される帯状材との関係で、組み立てた
状態の給送機構を第2図左側から見た側面図である。
第4図は、第3図中矢印4−4の方向に見た図であ
る。
第5図は、給送スプロケット・ホイール及び帯状材を
給送スプロケットに当接保持するシュウを拡大して示す
頂面図である。
第1図から明らかなように、帯状材2は、等間隔のパ
イロット孔4を有し、中心軸8の周りに回転し、周面10
にスプロケット歯12を有するスプロケット・ホイール6
によって間欠的に加工部30に給送される。加工部30は、
上記米国特許第4,497,196号に開示されているような個
別モジュールに含まれ、スプロケット・ホイール6は、
帯状材給送方向に見てモジュールの下流に配置される。
加工部30は、第1図に示す開放位置から帯状材に当接す
る閉成位置へ移動できる対向ラム14,16を有する。ラム1
4は、その正面から突出する、図面では簡単な直方体ポ
ンチ18として略示した工具を含み、ダイス・ラムである
ラム16は、両ラムが閉成位置に来た時帯状材に方形孔22
を穿孔するように前記ポンチが嵌入する方形孔20を有す
る。加工部に来た帯状材部分をポンチ18に対して正確に
位置ぎめするため、ラム14にパイロット・ピン24を設け
た。このパイロット・ピン24はラムの正面から突出し、
その自由外端26はポンチ18の端部を越えて突出し、ポン
チ18が帯状材と係合する前にパイロット・ピン24の前端
がパイロット孔4に進入する。パイロット・ピン24は、
加工部に位置する帯状材部分をその長手両方向に微量だ
け移動させることによって正確に位置ぎめする。この移
動は約0.001インチ(0.0254mm)またはそれ以下の微量
である。帯状材がこのように微量だけ移動するために
は、帯状材がスプロケット・ホイール6の近傍で移動自
在であり、スプロケット歯またはその他の給送機構によ
って固く保持されることがない状態でなければならな
い。給送サイクルにおいて、帯状材は、第1図に略示す
るシュウ53によってスプロケット・ホイール6の周面上
に保持される。シュウ53、スプロケット・ホイール6及
び特にスプロケット歯12は、帯状材がシュウ53とスプロ
ケット・ホイール周面10の間に介在して後述のようにス
プロケット・ホイール6側に保持されているにも拘ら
ず、帯状材をパイロット・ピン24によって僅かだけ移動
させることができるように構成されている。
第2図ないし第5図には、上記米国特許第4,497,196
号に開示されているようなモジュールのハウジング壁28
の付近に配置した本発明の実施例を示した。加工部30は
給送機構の左側にあり、帯状材は加工部から送られ、ガ
イド・ブロック32によってスプロケット・ホイール6の
近傍へ案内される。ガイド・ブロック32はハウジング壁
28に固定され、その溝34を通って帯状材が帯状材給送組
立体36へ供給される。帯状材は、スプロケット・ホイー
ル6から、溝39を有する下流ガイド38によって案内され
る。ガイド38は、取り付けブロック42にファスナを介し
て固定され、前記ブロックから(第2図上)左方に突出
するアーム44はブロック42と共に帯状材給送機構の一部
をも支持する水平支持板40に適当なファスナを介して固
定される。ブロック38の正面には帯状材保持板46が固定
されており、この保持板46の一端48がスプロケット・ホ
イール6の周面付近に位置する。この保持板46の目的
は、帯状材が確実に溝39に進入し、スプロケット・ホイ
ール周面10から離脱する際に円弧状の経路を辿らないよ
うにすることにある。
スプロケット・ホイール6の回転軸は、一定量ずつ間
欠回転する適当なアクチュエータ50の出力軸8である。
アクチュエータ50の種類は任意であるが、イリノイ州ホ
イーリングのCam Co Division of Emerson Electric Co
mpanyから市販されているゼネバ機構を採用して好まし
い成果を得た。シャフト8には肩部52を形成してあり、
これにスプロケット・ホイール6を配設する。スプロケ
ット・ホイール6は、第5図に示すようなスロット及び
止めねじを有するクランプ・カラー56によってシャフト
端にクランプできるように図示のようなスロットを有す
る一体的なコレット54を含む。特定の給送条件に合わせ
て給送機構を調節する際には、スプロケット・ホイール
6を特定の角度位置でシャフト8にクランプする必要が
あり、そのために、カラー56の頂面にファスナ51を介し
てクランプ・ブロック47に固定する。このクランプ・ブ
ロック47は、特定角度位置を決定する際にコレット54の
スロット及びシャフト8のスロットに嵌入するキー49を
その中央部に有する。
シュウ53の面55は、帯状材の一方の面とほぼ当接し、
スプロケット・ホイール周面10に帯状材を当接保持す
る。面55を横切る溝57は、スプロケット歯を受容できる
ように寸法設定されている。シュウ53は、適当なファス
ナを介して上記支持板40に調節自在に固定され、シュウ
の後端部64を受容する凹部またはギャップ62を有する支
持ブロック58で支持される。ブロック58の第2図上左向
きの部分には前記ギャップ62の両側に、シュウの前方部
分78から突出するアーム68を受容するための凹部を形成
してある。
ファスナ74を介してブロック58の面に制止板72を固定
し、その中央切り欠き部76を貫通してシュウ53の前方部
分78が突出できるようにする。この制止板の面は、シュ
ウのアーム68に対する制止手段として機能することがで
きるが、この制止板72に止めねじ80を螺入することによ
って帯状材に対するシュウの移動限界を正確に調節する
こともできる。シュウ53は、シュウの後端部64において
スロット85を通る固定ネジ84によってブロック58上に摺
動自在に保持する。
スプロケット・ホイール周面10から離脱する方向のシ
ュウ53の移動限界は、ブロックを貫通して凹部66に達す
るように螺入された制止ねじ82によって決定される。制
止ねじ80,82は、第5図に示す歯12bの自由端が常にシュ
ウの溝57内にあって帯状材が歯から離脱しないように調
整しなければならない。ねじ80,82によってシュウ53に
許される移動量は、帯状材の位置をパイロット・ピン24
によって正確に調節する際に帯状材がスプロケット・ホ
イール周面から半径方向に離脱できる量である。
場合によっては、帯状材の上記半径方向への微量移動
を許しながらシュウを偏倚させて帯状材と当接させるた
め、ブロック58とシュウ53の間にばね70を介在させるこ
とが望ましい。図示の実施例では、これらのばねがねじ
82の端部を囲み、アーム68及びブロック58の凹部に収容
されている。ばね70は、押し抜き/成形機が比較的低速
で運転される時に有用であるが、(1200RPM 以上の)
高速で作動している時には不要である。
個々のスプロケット歯12はスプロケット・ホイール周
面上に基部86を有し、その外端88は周面から一定の高さ
に位置する。スプロケット歯はほぼ円錐形を呈し、基部
直径は各パイロット孔4の最小直径にほぼ等しいか、ま
たはこれよりも小さい。“ほぼ等しいか、またはこれよ
りも小さい”という表現は、いかなる場合にも、歯の直
径が各パイロット孔の最小直径よりも大きくはなく、事
実上、パイロット孔最小直径よりも小さくなるように歯
の公差を定めたことを意味する。
本発明を適切に実施するためには、スプロケット・ホ
イールの直径、ホイール周面上に隣接する歯の間隔及び
給送行程の長さを以下に述べるように相関させねばなら
ない。
第5図から明らかなように、非給送インターバルにお
いて、帯状材は、スプロケット・ホイール6に対して接
線方向となり、一本の歯12bがこの接触位置を占め、パ
イロット孔に貫入する。隣接のスプロケット歯12a,12c
は帯状材と係合せず、従って、装置の加工部におけるパ
イロット・ピン24が帯状材に進入してこれを第5図にお
いて右方または左方へ微量だけ移動させると、帯状材は
スプロケット歯12bの歯面に沿って移動することがで
き、シュウ53は僅かに後退してこの移動を可能にする。
換言すると、帯状材は、パイロット・ピン24が進入した
結果長手方向に移動する時、極めて微量ながらスプロケ
ット・ホイール6の中心から遠ざかるように半径方向へ
も移動する。即ち、帯状材と係合しているのは歯12bだ
けであり、もしそれ以外の歯も帯状材と係合していれ
ば、スプロケット・ホイール6に対して帯状材が移動す
ることは不可能である。
給送インターバルにおいて、スプロケット・ホイール
6は、第5図矢印方向に回転し、歯12bは、図示の位置
から右方へ帯状材を給送し始める。一定時間に亙って歯
12bは帯状材と係合状態を続け、歯12bが帯状材から離脱
するまでに歯12aが隣接のパイロット孔に貫入して帯状
材と係合する。
以上の説明から明らかなように、各給送インターバル
の終了時に、スプロケット・ホイール6をいくつかの所
定位置の一つで停止させねばならない。即ち、歯の一つ
が接触位置に来るようにスプロケット・ホイール6を停
止させねばならない。また、各給送インターバルにおい
て、帯状材が給送される量は、帯状材ピッチ、即ち、ス
プロケット歯と係合する隣接パイロット孔の間隔の整数
倍でなければならない。各給送インターバルにおいて、
帯状材を給送できる最小量は、スプロケット・ホイール
周面10上の二本のスプロケット歯の間隔、換言すると、
スプロケット歯と係合する二個の隣接するパイロット孔
の間隔に等しい。特定の押し抜き/成形機においては、
必要な給送長さに応じて異なるスプロケット・ホイール
6を用意しなければならない。スプロケット・ホイール
6は、非給送インターバルにおいて、一本のスプロケッ
ト歯12だけが接触位置で帯状材と係合し、各給送行程が
二本の隣接するスプロケット歯12の間隔またはその整数
倍に等しくなるように設計しなければならない。実際の
給送行程長さは、アクチュエータ50の出力シャフト8の
回転角度を調節することによって変化させることができ
る。
給送条件に合わせた別々のスプロケット・ホイール6
を用意することは、特に生産ラインが長く、材料の正確
な給送が要求される場合には不利なことではない。スプ
ロケット・ホイール6は、構造が比較的簡単である上
に、後述のようにアクチュエータ50の出力軸8に対する
着脱が容易である。
以上の説明から明らかなように、本発明は、(ピッチ
・フィード装置のような往復給送機構に比較して)種々
の利点を有するスプロケット式給送装置を実現すると同
時に、加工部において、パイロット・ピン24が帯状材の
パイロット孔に進入する際に必要とされる非給送インタ
ーバルにおける帯状材の極めて限られた移動を可能にす
る。この限られた帯状材変位を可能にする本発明の重要
な特徴は、非給送インターバルにおいて一本のスプロケ
ット歯12だけが接触位置で帯状材と係合することと、シ
ュウ53が帯状材を一本の歯で保持しながら前記限られた
変位を許すことにある。
主要な参照符号の説明は、以下のとおりである。
2……帯状材 4……パイロット孔 6……スプロケット・ホイール 10……周面 12……スプロケット歯 24……パイロット・ピン 53……保持手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パイロット孔を有する帯状材が、周面にス
    プロケット歯を有するスプロケット・ホイールにより給
    送され、パイロット・ピンにより前記帯状材が位置決め
    されるスプロケット式帯状材給送装置において、 前記スプロケット歯は、略円錐形を呈し、その基部直径
    が前記パイロット孔の直径以下に形成され、 前記帯状材を前記スプロケット・ホイールとの間に保持
    する保持手段を設け、該保持手段は前記パイロット・ピ
    ンが前記パイロット孔に係合する際、前記帯状材が前記
    スプロケット歯に沿って前記スプロケット・ホイールの
    半径方向外方に、且つ前記帯状材の長手方向に移動可能
    に前記帯状材を保持することを特徴とするスプロケット
    式帯状材給送装置。
JP50220990A 1988-12-15 1989-10-31 スプロケット式帯状材給送装置 Expired - Fee Related JP2708958B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US284,516 1988-12-15
US07/284,516 US4887452A (en) 1988-12-15 1988-12-15 Sprocket-type strip feed

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03503142A JPH03503142A (ja) 1991-07-18
JP2708958B2 true JP2708958B2 (ja) 1998-02-04

Family

ID=23090489

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50220990A Expired - Fee Related JP2708958B2 (ja) 1988-12-15 1989-10-31 スプロケット式帯状材給送装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US4887452A (ja)
EP (1) EP0401355B1 (ja)
JP (1) JP2708958B2 (ja)
KR (1) KR950001192B1 (ja)
BR (1) BR8907248A (ja)
DE (1) DE68911907T2 (ja)
WO (1) WO1990006824A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5062289A (en) * 1990-06-01 1991-11-05 Amp Incorporated Bending tooling for bending flat blanks
US5078001A (en) * 1990-06-01 1992-01-07 Amp Incorporated Manufacture, slitting, and reeling of two-out terminal strip
US5868019A (en) * 1997-03-26 1999-02-09 The Whitaker Corporation Feed system in a stamping and forming machine having a quick release
US6256862B1 (en) * 1999-07-02 2001-07-10 Mitek Holdings, Inc. Coil advance drive for an apparatus applying plate coils to wooden frames
US6951125B2 (en) * 2002-01-31 2005-10-04 Stmicroelectronics, Inc. System and method for aligning an integrated circuit die on an integrated circuit substrate
US7343770B2 (en) * 2002-08-16 2008-03-18 Nanoprecision Products, Inc. Stamping system for manufacturing high tolerance parts
FR2974315B1 (fr) * 2011-04-21 2013-05-17 Peugeot Citroen Automobiles Sa Dispositif pour controler le pas d'avance d'une bande de tole dans une presse d'emboutissage
EP2823908B1 (de) * 2013-07-09 2016-11-30 Schroeder + Bauer GmbH + Co. KG Umformwerkzeug mit einer Vorschubeinrichtung
CN111217178B (zh) * 2019-12-04 2021-08-24 深圳市道元实业有限公司 一种送料装置

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3124026A (en) * 1964-03-10 Loeffel
US1031468A (en) * 1910-10-04 1912-07-02 Nicholas Power Perforating-machine.
US1370381A (en) * 1914-03-16 1921-03-01 John P Tarbox Machine for forming razor-blades
DE384012C (de) * 1921-09-16 1923-10-24 Berlin Karlsruher Ind Werke Ak Selbsttaetige Schaltanschlagvorrichtung fuer Pressen und Stanzen mit Materialvorschub von Hand
US2309942A (en) * 1940-02-06 1943-02-02 Gen Eyelet Supply Company Inc Method of and blank for producing eyelets or the like
US2472863A (en) * 1945-11-16 1949-06-14 American Can Co Apparatus for perforating metallic strips
US3121654A (en) * 1959-08-31 1964-02-18 Western Electric Co Apparatus for continuously fabricating articles from strip material
NL134665C (ja) * 1965-04-28
US4345889A (en) * 1979-10-03 1982-08-24 Amp Incorporated Molding plastic bodies on continuous strip
US4309370A (en) * 1979-10-03 1982-01-05 Amp Inc. Molding plastic bodies on continuous strip
US4497196A (en) * 1983-02-07 1985-02-05 Amp Incorporated Apparatus for performing operations on strip material
US4729682A (en) * 1984-12-28 1988-03-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Document feed device with pin tractor assembly
EP0259287A3 (en) * 1986-09-01 1988-08-03 N.V. Grafityp Endless sheets of thin material for equipment employing sheets of thin material and associated sprocket wheels for tractor feeding said equipment

Also Published As

Publication number Publication date
EP0401355A1 (en) 1990-12-12
US4887452A (en) 1989-12-19
DE68911907T2 (de) 1994-07-14
KR950001192B1 (ko) 1995-02-14
JPH03503142A (ja) 1991-07-18
WO1990006824A1 (en) 1990-06-28
EP0401355B1 (en) 1993-12-29
KR910700105A (ko) 1991-03-13
DE68911907D1 (de) 1994-02-10
BR8907248A (pt) 1991-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0116447B1 (en) Apparatus for performing operations on strip material
JP2708958B2 (ja) スプロケット式帯状材給送装置
CA1217791A (en) Strip feeding apparatus
EP0351963B1 (en) Strip retainer and stripper for stamping and forming machine
JP3285904B2 (ja) 順送り加工装置
US4633919A (en) Machine for cutting, bending and forming axial lead components
CN113245420A (zh) 高精度自动化冲压件生产线
JP3169988B2 (ja) ワーククランプ装置
US5065653A (en) Twist-shearing apparatus
RU1794547C (ru) Способ поэлементной штамповки деталей из листовых заготовок и автоматическое устройство дл его осуществлени
CN214026017U (zh) 一种应用于拉链的冲孔机构
US2605842A (en) Strip centering device for punch presses
CN219170079U (zh) 定位机构及铆接压合装置
ES334435A1 (es) Una maquina para recalcar piezas de trabajo.
ES2063201T3 (es) Dispositivo para el cambio del util en maquinas estampadoras de redondo y de amasar.
RU2034675C1 (ru) Устройство для осевой и поперечной формовки изделий из проволоки
KR20110003123A (ko) 회동 각도 조절이 가능한 프레스 장치
JP3503525B2 (ja) 金属板状材と合成樹脂材の一体化した製品の製造方法
SU1479173A1 (ru) Штамп дл обработки листового материала
SU837500A1 (ru) Устройство дл фиксации заготовокНА РАбОчЕй пОзиции ОбРАбАТыВАющЕйМАшиНы
RU2149073C1 (ru) Штамп вырубной
SU1020179A1 (ru) Устройство дл изготовлени пластин ролико-втулочных цепей
JP3285905B2 (ja) 順送り加工装置
JPS6023074Y2 (ja) ワ−ク検出装置
SU1646645A1 (ru) Штамп дл вырубки и укладки интегральных схем в спутники

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees