JP2707391B2 - プロジェクタ型前照灯 - Google Patents

プロジェクタ型前照灯

Info

Publication number
JP2707391B2
JP2707391B2 JP4255455A JP25545592A JP2707391B2 JP 2707391 B2 JP2707391 B2 JP 2707391B2 JP 4255455 A JP4255455 A JP 4255455A JP 25545592 A JP25545592 A JP 25545592A JP 2707391 B2 JP2707391 B2 JP 2707391B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
focal length
projection lens
light
lens
optical axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4255455A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0684401A (ja
Inventor
正自 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
Priority to JP4255455A priority Critical patent/JP2707391B2/ja
Priority to US08/104,589 priority patent/US5422793A/en
Priority to DE4329332A priority patent/DE4329332C2/de
Priority to GB9318053A priority patent/GB2271841B/en
Publication of JPH0684401A publication Critical patent/JPH0684401A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2707391B2 publication Critical patent/JP2707391B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/20Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by refractors, transparent cover plates, light guides or filters
    • F21S41/25Projection lenses
    • F21S41/255Lenses with a front view of circular or truncated circular outline

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明プロジェクタ型前照灯は、
投影レンズの色収差に起因する色縞の抑制とレンズによ
る配光パターンの水平方向への拡散を目的とした新規な
プロジェクタ型前照灯を提供しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】車輌用前照灯として投影器の像映原理を
利用したプロジェクタ型前照灯が知られており、小径で
ありながら配光特性に優れ、ホットゾーンが広く均一に
分布する等の利点を有する。
【0003】図18はプロジェクタ型前照灯の構成を概
略的に示すものである。
【0004】プロジェクタ型前照灯aは、光源bから出
射した光のうち楕円反射鏡cによって反射した光lを、
遮光板dの上縁から前後方向のいずれかに僅かに変位し
た近傍位置に集光させて所定の光をカットした後、前方
に配置された投影レンズeによって遮光板dの倒立像を
遠方に投影する構造となっており、これによってすれ違
いビームに特有のカットライン(あるいはカットオフラ
イン)が形成される。尚、図中に1点鎖線で示すL−L
線は光軸である。
【0005】投影レンズeは光源側の面が平坦で、出射
面が一般には非球面形状とされ、その焦点は遮光板dの
上縁近傍に位置している。
【0006】図19は投影レンズeの正面形状を示すも
のであり、投影レンズeは水平方向に延びるRH−LH
軸と鉛直方向に延びるUVーDV軸との交点Oを通りこ
れらに直交して前後方向に延びる光軸L−L(紙面に対
して垂直な軸)に関して回転対称性を有している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うなプロジェクタ型前照灯の問題点として、投影レンズ
eの色収差により近軸領域から外れた光が分光してカッ
トラインの近傍に虹模様が現れてしまい、視認性の低下
を招くことが知られている。
【0008】これは図18に示すように投影レンズeの
周辺部に入射した光についてレンズの色収差により分光
現象が生じ、青色光lbの方が赤色光lrより光軸側に
屈折されるために起こるものであり、その結果カットラ
インの近傍に色縞が生じることになり、車輌のピッチン
グ(前後方向の揺れ)時等において、ヘッドライト光が
色味を帯びるため、時として信号灯や標識灯に誤認され
る虞れがあり走行安全性に問題を生じ、また、見る角度
によってヘッドライト光に赤や青の色変化が生じるた
め、道路利用者(対向車の運転者や歩行者)に不快感や
眩惑を与えてしまうといった不都合を招く等の問題があ
る。
【0009】尚、図19の斜線部に示すように、レンズ
の下縁寄りの領域gにおいて青色収差が目立ち、レンズ
の上縁寄りの領域fにおいて赤色収差が目立つことにな
るが、特に青色収差の方が著しく違和感が大きいため、
レンズの下半部の形状についての改善を必要とする。
【0010】また、プロジェクタ型前照灯を構成するリ
フレクタが光軸回りの回転対称性を有する場合に、レン
ズによってビームの水平方向への拡散を十分に得ること
ができないため、反射鏡に複合面構造等を採用する必要
が生じ、金型加工上の困難性や成形精度に起因する配光
性能への影響を考慮しなければならないという煩わしさ
がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記し
た課題を解決するために、反射鏡の第1の焦点位置に光
源を配置し、反射鏡の第2の焦点位置に反射光を集光さ
せ、第2の焦点位置の近傍に上縁が位置するように配置
された遮光板によってカットラインを限定した後、前方
の投影レンズを介してパターン像を投影するように構成
されたプロジェクタ型前照灯において、水平面又は鉛直
面によって切断した投影レンズの出射面及び/又は入射
面の断面での焦点を光軸上に位置させるとともに、投影
レンズの出射面及び/又は入射面のうち光軸から水平方
向、鉛直方向に所定の距離内にある範囲又は光軸を含む
鉛直面によって投影レンズの出射面及び/又は入射面を
切断した断面の所定範囲について定義される焦点を遮光
板の上縁近傍に位置させ、上記の範囲における後方焦点
距離に比して、その余の範囲における後方焦点距離が長
くされ、かつ、その後方焦点距離が投影レンズの周縁に
いくに従って次第に長くなるようにしたものである。
【0012】
【作用】本発明によれば、光軸に平行な出射光が得られ
る範囲を除く部分についての後方焦点距離が投影レンズ
の周縁にいくに従って次第に長くなるようにされてお
り、投影レンズの周縁寄りの位置に入射される光ほど光
軸から遠ざかるように制御されるため、青色光や赤色光
による配光パターンへの影響が低減され、特にカットラ
イン上方に残存する青色光が目立たないように改善する
ことができる。
【0013】また、投影レンズの水平方向において周縁
寄り位置に入射される光ほど光軸から遠ざかるように制
御することができるため、水平方向において充分に拡散
された配光パターンを得ることができる。
【0014】
【実施例】以下に、本発明プロジェクタ型前照灯を図示
した各実施例に従って説明する。
【0015】図1乃至図7は本発明の第1の実施例を示
すものである。
【0016】プロジェクタ型前照灯1は図4に示すよう
に、反射鏡の前方に遮光板が配置され、さらにその前方
に投影レンズが配置された構成とされている。
【0017】図中2は楕円反射鏡であり、光軸(L−
L)回りの回転楕円面を光軸方向において略半截した形
状の反射面3を有している。よって、この反射面3は内
側の第1焦点F1と外側の第2焦点F2とを有する。
【0018】4はコイル状のフィラメントであり、その
中心軸が前記反射面3の光軸L−Lに沿うようにして配
置されるとともに、その略中心が反射面3の第1焦点F
1に配置されている。従って、このフィラメント4から
出射した後反射面3で反射した光は第2焦点F2に集光
し、それから前方へ拡がって行く。
【0019】5は前方を向いて湾曲した形状の遮光板で
あり、反射面3の光軸L−Lを横切るようにして配置さ
れ、かつ、その上端縁6の高さは光軸L−Lを含む水平
面に近接されている。そして、上端縁6を光軸L−Lを
含む鉛直面で2分したときに片側の上端縁の高さが他方
の側に比べて稍低くされており、両者がつながる光軸L
−Lの近傍に斜面7が形成されている。
【0020】反射面3の第2焦点F2は、遮光板5の上
端縁6の左右方向における中央の真上から稍前方に寄っ
た光軸L−L上、つまり上端縁6の前端近傍に位置して
いる。
【0021】8は遮光板5の前方に配置された投影レン
ズであり、遮光板5側の面が平坦とされた凸平レンズ
(つまり、入射側の第1曲面が平面、出射側の第2曲面
が凸面である。)が用いられている。
【0022】図1は投影レンズ8の正面図であり、光軸
L−Lに一致するz軸(図1では紙面に垂直な軸であ
り、光源に向かう方向を正方向とする。)に直交して水
平方向に延びる軸をx軸(右方を正方向とする。)と
し、このx軸に直交して鉛直方向に延びる軸をy軸(上
方を正方向とする。)とするとともに、これら直交座標
軸の原点が投影レンズ8の頂点Oに一致するように座標
系を設定している。
【0023】図示するように、投影レンズ8はその外形
形状が上下非対称の略楕円状をなしており、頂点Oを中
心とする直径Rの円(同図に破線で示す。)内に属する
範囲Aとその外側の範囲Bとでは、焦点位置が異なるよ
うに規定されている。
【0024】即ち、範囲Aに関する焦点位置に比して範
囲Bに関する焦点位置の方が後方(光源に近づく方向)
となるように規定されている。
【0025】尚、2つの範囲AとBとを分ける境界にお
いて段差はなく、投影レンズ8の出射面は滑らかな連続
曲面として形成されている。
【0026】図2は、y−z平面によってプロジェクタ
型前照灯1の前寄りの部分を切断したときの光路図を示
すものである。尚、図では頂点Oから距離DYの範囲
(つまり|y|≦DY)が範囲Aを示し、その外側の範
囲が範囲Bを示す。
【0027】近軸領域を含む範囲Aに属するレンズ部分
において、光線9、9に示すようにその焦点F(後方焦
点距離を「BF」とする。)が遮光板5の上縁前端の光
軸上に設定されている。
【0028】また、範囲Bに属するレンズ部分について
は、下側(y<0)の領域において頂点Oからy軸の負
方向に離れるにつれて焦点位置が点Fより徐々に後方に
変位していく。つまり、点Fに仮想点光源を置いた場合
に、光線10、10に示すようにレンズの周縁寄りのと
ころを通る光ほどz軸から逸れた光となって出射され
る。尚、この傾向はレンズの上側においても範囲Bのレ
ンズ部分に関して同様に認められる。
【0029】つまり、上側(y>0)の領域において
は、例えば、光線11に示すようにその焦点位置が焦点
FよりΔBfy−zだけ後方に偏位した光軸上の位置に
設定されている。
【0030】そして、この変化量ΔBfy−zは一定し
た値ではなく、投影レンズ8の周縁に近づくにつれて増
加する傾向を有する。
【0031】尚、後方焦点距離の変化量の最大値は、範
囲Bに属するレンズ部分のうちx−z平面の上側と下側
とで等しくする必要はなく、レンズ下縁部での青色収差
を低減するには、下側についての変化量の最大値を上側
についてのそれより大きくすることが望ましい。
【0032】図3は、x−z平面によってプロジェクタ
型前照灯1の前寄りの部分を切断したときの光路図であ
る。尚、図では頂点Oから距離DXの範囲(つまり|x
|≦DX)が範囲Aを示し、その外側の範囲が範囲Bを
示す。
【0033】図示するように範囲Aに属するレンズ部分
においては、光線12、12から明らかなように、その
焦点Fが遮光板5の上縁前端の光軸上に設定されてい
る。
【0034】範囲Bに属するレンズ部分については、右
側(x>0)の領域において頂点Oからx軸の正方向に
離れるにつれて焦点位置が点Fより徐々に後方に変位し
ていく。つまり、点Fに仮想点光源を置いた場合に、光
線13、13に示すようにレンズの周縁寄りのところを
通る光ほどz軸から逸れた光となって出射される。
【0035】また、左側(x<0)の領域についても同
様の傾向を有し、例えば、光線14に示すように、その
焦点位置が焦点FよりΔBfx−zだけ後方に偏位した
光軸上の位置に設定されている。
【0036】そして、この変化量ΔBfx−zは一定し
た値ではなく、投影レンズ8の周縁に近づくにつれて増
加する傾向を有しており、しかも上述したΔBfy−z
に対して「ΔBfx−z>ΔBfy−z」の関係が成立
するように規定されている。
【0037】以上のように範囲Aでは焦点位置が定焦点
Fに選ばれているが、外側の範囲Bでは焦点が常に焦点
Fより後方に配置され、かつ頂点Oから離れるにつれて
後方焦点距離の変化量が徐々に増加するようにレンズ設
計がなされている。
【0038】図6は本実施例における色収差の低減作用
について説明するためのグラフ図であり、投影レンズ8
をy−z平面で切断した場合におけるレンズの高さ、つ
まりy座標と、その高さに対応した出射光線の方向が光
軸に対してなす角度(これを「θv」とし、上向き光を
θv>0、下向き光をθv<0と定義する。)との関係
を一例として示すものである。
【0039】この例ではDY=20(mm)、BF=3
0(mm)とし、ΔBfy−z=1、4(mm)まで、
つまり、範囲Bでの後方焦点距離がレンズの上半部では
31mmとなるまで、またレンズの下半部では34mm
になるまでの範囲に亘って焦点距離を変化させた場合を
示している。
【0040】尚、図中BV(30)はBF=30(m
m)の回転対称非球面レンズ(本実施例と対比する意味
で図2、図3に1点鎖線で示す。)についてその焦点に
遮光板の前端が位置するようにレンズ系を設置するとと
もに、焦点に青色光源(486nm)を置いて光線追跡
を行ったときの特性曲線を示しており、また、RV(3
0)は、同レンズ系において焦点に赤色光源(656n
m)を置いて光線追跡を行ったときの特性曲線を示して
いる。
【0041】BV(31)はBF=31(mm)の回転
対称非球面レンズについて焦点F(BF=30)に遮光
板の前端が位置するようにレンズ系を設置するととも
に、焦点に青色光源(486nm)を置いて光線追跡を
行ったときの特性曲線を示しており、また、RV(3
1)は、同レンズ系において焦点に赤色光源(656n
m)を置いて光線追跡を行ったときの特性曲線を示して
いる。
【0042】また、BV(34)はBF=34(mm)
の回転対称非球面レンズについて焦点F(BF=30)
に遮光板の前端が位置するようにレンズ系を設置すると
ともに、焦点に青色光源(486nm)を置いて光線追
跡を行ったときの特性曲線を示しており、また、RV
(34)は、同レンズ系において焦点に赤色光源(65
6nm)を置いて光線追跡を行ったときの特性曲線を示
している。
【0043】投影レンズ8の特性曲線は、図に実線で示
すように青色光に関して曲線BVのようになり、赤色光
に関して曲線RVのようになる。
【0044】即ち、これらの特性曲線BV、RVは、レ
ンズの下側において−20<y<0の範囲では、当該範
囲での曲線BV(30)、RV(30)にそれぞれ一致
するが、y<−20の範囲に入るとθvの傾きが急変し
て曲線BV(34)、RV(34)にそれぞれ漸近して
いく。
【0045】このようにレンズの下縁に近づくにつれ
て、出射光線がθv<0の方向、つまり下側に大きく向
けられるため、色収差が目立たなくなる。
【0046】特性曲線BV、RVの上側(y>0)につ
いては、20>y>0の範囲では、当該範囲での曲線B
V(30)、RV(30)にそれぞれ一致するが、y>
20の範囲に入るとθvの傾きが変化して曲線BV(3
1)、RV(31)にそれぞれ漸近していくため、レン
ズの上縁に近づくにつれて出射光線が上側に大きく向け
られることになり、色収差が目立たなくなる。
【0047】尚、0>y>−20の範囲において上向き
の青色光が残存しているが、これはレンズの上部におけ
る上向きの赤色光と混合されるため、遠方から見たとき
にはほとんど目立たなくなる。
【0048】図7は投影レンズ8の水平方向への拡散作
用について説明するためのグラフ図であり、投影レンズ
をx−z平面で切断した場合におけるx座標と、これに
おいて出射光線の方向が光軸に対してなす角度(これを
「θh」とし、光軸から離れる方向を正とする。)との
関係を一例として示すものである。
【0049】この例では、DX=20(mm)、鉛直方
向における後方焦点距離を30mmとし、水平方向にお
いてΔBfx−z=4まで、つまり、後方焦点距離が3
4mmとなるまでの範囲に亘って焦点距離を変化させた
場合を示している。
【0050】図中実線で示す特性曲線Mは、BF=30
(mm)の点Fに点光源を置いて光線追跡を行ったとき
の特性曲線を示しており、また、破線で示す特性曲線N
は、DX=0とした場合の特性曲線を示している。
【0051】尚、レンズの水平断面がy−z平面に関し
て対称性を有するため、x>0の側についての特性曲線
だけを図示する。
【0052】範囲Aに相当する0<x<20の範囲で
は、出射光線は光軸に平行(θh=0)となるが、x>
20の範囲に移行すると曲線Mが曲線Nに漸近し、出射
光線は光軸から遠ざけられて水平方向に大きく拡散され
た光線となる。
【0053】図5はプロジェクタ型前照灯1によって得
られる配光パターンと、回転対称性を有する非球面レン
ズを投影レンズ8に用いた従来のプロジェクタ型前照灯
によって得られる配光パターンとを対比させて両者の違
いを概略的に示したものであり、実線の等カンデラ線で
示すパターン15が本実施例に係る配光パターンを示
し、破線の等カンデラ線で示すパターン16が従来の配
光パターンを示している。尚、図中「H−H」は水平線
を示し、「V−V」は鉛直線を示す。
【0054】前述したように本実施例では、投影レンズ
8の周縁寄りに行くにしたがって焦点位置の変化量ΔB
fy−zが大きくなるように設計されており、特にレン
ズの下側における焦点距離の変化によって出射面の周縁
寄りを通る光ほど発散され、カットラインの近傍におけ
る青色の色収差が低減される。
【0055】また、範囲Bの水平方向における後方焦点
距離の変化量が上下方向におけるそれより大きいため
(ΔBfx−z>ΔBfy−z)、配光パターンにおけ
る水平方向の拡散角が大きくなる。
【0056】尚、上記した投影レンズ8の出射面の決定
方法については、先ず、焦点距離の変化量を決定した
後、レンズの基本断面形状、つまり、x−z平面やy−
z平面での断面形状を求める。それからy方向における
高さが同一となるx軸、y軸上の点の位置を求め、これ
らの軸上以外の位置については各軸上の2点を通る等高
線(曲線形状としては楕円が一般的である。)によって
曲面形状を定義するようにすれば良い。
【0057】また、本実施例では、範囲Aを正面から見
てDY=DX=Rの円形領域としたが、一般にはDY≠
DXである。
【0058】尚、上記の実施例8においては正面から見
て円形状をした範囲Aとその周りの範囲Bとが同心状に
配置されるような例を示したが、これに限らず、例え
ば、図7(a)の投影レンズ8′に示すように、正面か
ら見た時に範囲A′の外郭の上縁がその周りの範囲B′
の外郭の上縁に内接した配置となるようにレンズ設計を
行っても良い。
【0059】即ち、図7(b)に示すように投影レンズ
8′の子午断面での光路図において、範囲A′について
はその焦点Fから出てレンズを通った光は光軸に平行な
光となり、範囲B′についてはレンズ周縁部に近づくに
つれて後方焦点距離が徐々に大きくなるように設計され
る。
【0060】また、投影レンズ8ではその子午断面にお
いてDYの範囲について後方焦点距離が一定とされた
が、子午断面の上側(y>0)の範囲と、下側(y<
0)における所定範囲について後方焦点距離が一定とな
るようにし、当該範囲を越えたレンズの下縁寄りの範囲
については下端縁に近づくにつれて後方焦点距離が徐々
に長くなるようにしても良い。即ち、この場合には、投
影レンズを正面から見たときに、円形状の範囲とx=0
かつy>0の線状の範囲とにおいて後方焦点距離が一定
とされ、それ以外の範囲ではレンズ周縁部に行くにつれ
て後方焦点距離が長くなる。
【0061】これらの例では、投影レンズのうち後方焦
点距離が一定化された範囲を通った光が配光パターンの
中心光度に寄与する度合が大きくなるため、配光規格上
必要な中心光度の確保と路肩方向への充分な拡散光を得
ることができる。
【0062】次に本発明の第2の実施例に係るプロジェ
クタ型前照灯1Aを図8乃至図16に従って説明する。
【0063】尚、この第2の実施例に示す投影レンズ8
Aが前記第1の実施例に示す投影レンズ8と相違する点
は、第2の実施例の投影レンズ8Aが第1の実施例の投
影レンズ8においてDX=0として範囲Aをx−z平面
に沿う断面に限定して線状化する極限操作によって得ら
れるレンズ形状をなしている点であり、従って、以下で
は両者の相違点を中心にして説明し、第1の実施例1と
機能上相違しない部分についてはその各部に第1の実施
例1における各部に付した符号と同じ符号を付すること
によって説明を省略する。
【0064】図8は投影レンズ8Aの正面図であり、光
軸L−Lに一致するz軸(光源に向かう方向を正方向と
する。)に直交して水平方向に延びる軸をx軸(右方を
正方向とする。)とし、このx軸に直交して鉛直方向に
延びる軸をy軸(上方を正方向とする。)とするととも
に、これら直交座標軸の原点が投影レンズ8Aの頂点O
に一致するように座標系を設定している。
【0065】投影レンズ8Aは、その外形形状が楕円状
ではなく、x−z平面に関して上側(y>0)の部分
が、x−z平面に関して下側(y<0)の部分に比して
稍潰れた形状を有しており、図8(b)に示すようにレ
ンズの出射面を正面から見て格子状の微小な面素に分割
したとき、各面素について異なる焦点距離を有するよう
に設計されている。
【0066】図9はy−z平面によってプロジェクタ型
前照灯1Aの前寄りの部分を切断したときの光路図であ
る。
【0067】光線17、17に示すようにy≧0の範囲
のレンズ部分については、後方焦点距離BFの定焦点F
を有し、該焦点Fは遮光板5の上縁前端の光軸上に位置
されている。
【0068】また、y<0の範囲のレンズ部分について
は、光軸から周縁に向かって遠ざかるにつれて焦点距離
が長くなり、その焦点が焦点Fより徐々に後方へと変位
していく。つまり、点Fに仮想点光源を置いた場合に、
光線18、18に示すようにレンズの周縁寄りのところ
を通る光ほどz軸から逸れた光となって出射される。
【0069】図10は、図8においてyの正軸、OE線
及びz軸を含む面によってプロジェクタ型前照灯1Aの
前寄りの部分を切断したときの光路図である。
【0070】下側(y<0)の領域において光線19、
19に示すように頂点Oから離れるにつれて焦点位置が
点Fより徐々に後方に変位し、その変化量ΔBfy−z
は投影レンズ8Aの周縁に近づくにつれて増加する傾向
を有する。
【0071】尚、図示は省略するが、このことは上側
(y>0)の領域(但し、y−z平面での断面を除
く。)においても同様である。
【0072】図11はx−z平面によってプロジェクタ
型前照灯1Aの前寄りの部分を切断したときの光路図で
ある。
【0073】x=0、つまり光軸上においてのみ後方焦
点距離BFの焦点Fを有し、それ以外の範囲(x>0又
はx<0)のレンズ部分については、光軸から周縁に向
かって遠ざかるにつれて焦点距離が長くなり、その焦点
が焦点Fより徐々に後方へと変位していく。即ち、点F
に仮想点光源を置いた場合に、光線20、20に示すよ
うにレンズの周縁寄りのところを通る光ほどz軸から逸
れた光となって出射される。
【0074】図12は図8においてGO線、OG′線及
びz軸を含む面によってプロジェクタ型前照灯1Aの前
寄りの部分を切断したときの光路図である。
【0075】頂点Oから離れるにつれて焦点位置が点F
より徐々に後方に変位するように焦点が光軸上に設定さ
れている。
【0076】但し、後方焦点距離の変化量については、
光線21、22に示すようにx>0での変化量ΔBfx
−z(+)の方が、x<0での変化量ΔBfx−z
(−)に比して大きくなるように規定されている。
【0077】図12では焦点の一例をF(+)、F
(−)で示す。
【0078】しかして、この第2の実施例8Aでは、前
記第1の実施例と同様に周縁寄りに行くにしたがって増
加する後方焦点距離の変化(特にレンズの下側における
焦点距離の変化)によって出射面の周縁寄りを通る光ほ
ど発散され、カットラインの近傍における青色の色収差
が低減される。
【0079】尚、図示は省略するが投影レンズ8Aの収
差に関する曲線は、レンズの縦断面において図6に示す
曲線BV、RVの下側(y<0)部分はそのままで、上
側(y>0)部分が曲線BV(30)、RV(30)に
一致するような曲線となり、また、レンズの水平断面に
おいて図7に示す曲線N(DX=0)に一致することに
なる。
【0080】このように水平方向における後方焦点距離
の変化量を第1の実施例に比してより大きくすることが
できるので、水平方向の拡散角がさらに大きい配光パタ
ーンを得ることができる。
【0081】以上のような投影レンズ8Aの形状の決定
方法については、前記第1の実施例の場合と同様に光軸
に平行な方向から見た等高線によって形状を定義する方
法が一般的であるが、ここでは図8(b)に示すように
x−y平面で格子状に面素分割を行って各面素における
形状や焦点距離を決定する方法を採り上げ、そのうちの
2例について説明する。
【0082】(1)代数的方法。
【0083】図13に示すようにx−y平面において点
Pの座標を(x1,y1)とし、原点Oと点Pとを結ぶ
線分OPがy軸に対してなす角をθとする。
【0084】尚、点Pのx軸への射影点を点Pxとし、
点Pのy軸への射影点を点Pyとする。
【0085】x軸やy軸上でのレンズの基本形状が決ま
っているものとし、これらに基づいて任意の点Pでのz
座標の値を決定する方法について説明する。
【0086】図14はy−z平面における出射面のレン
ズ曲線23を示しており、射影点Pyの座標値y1に対
するz座標の値がzyである。
【0087】また、図15はx−z平面における出射面
のレンズ曲線24を示しており、射影点Pxの座標値x
1に対するz座標の値がzxである。
【0088】これらの座標値zx、zyを用いて、点P
に対応するz座標値を下式によって決定すれば、x−y
平面上の任意の格子点に対するz座標を決定するこがで
きる。
【0089】
【数1】
【0090】(2)焦点距離の分布表を用いる方法。
【0091】図16は、図8(b)の第2象限における
原点寄りの領域を拡大して示すものであり、格子状に区
画されたx−y平面上の各面素に対する焦点距離の分布
を示すものである。
【0092】図中、「Fxi」、「Fyi」(但し、i
は整数)は、面素を特定する指標xi、yiについての
焦点距離を示しており、「Fxi」がx軸に沿って配置
される面素の焦点距離を示し、「Fyi」がy軸に沿っ
て配置される面素の焦点距離を示す。
【0093】また、「Fo」は原点Oに配置される面素
の焦点距離を示している。
【0094】最も簡単な例としては、これらFxiやF
yiを下式のように定義する。
【0095】
【数2】
【0096】尚、[数2]式中の「ΔBf_xk」は指
標xkによって特定されるx軸に沿う面素の後方焦点距
離の変化量を表し、「ΔBf_yk」は指標ykによっ
て特定されるy軸に沿う面素の後方焦点距離の変化量を
表している。
【0097】つまり、[数2]式によってx軸やy軸に
沿うレンズ形状が決定される。
【0098】次に、これらの2軸から外れた部分、つま
り、指標xi、yiの組によって特定される面素におけ
る焦点距離を「Fxi,yi」とし、これを[数2]式
のFxiやFyiを用いて、例えば、下式に示すように
決定する。
【0099】
【数3】
【0100】このような計算をx軸やy軸の近傍領域か
ら次第にレンズの周縁部へと行っていけば、Fxi、F
yiやFxi,yiを要素とするマトリックスによって
焦点距離の分布を表現することができ、レンズ形状を決
定することができる。
【0101】尚、本実施例及び前記第1の実施例では、
凸平状の投影レンズを示したが、図17に示す投影レン
ズ8Bのように、出射面を半径rの球面とし、入射面に
ついて焦点距離が場所毎に異なるように設計することで
メニスカス状に形成しても良い。
【0102】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明によれば、光軸に平行な出射光が得られる範
囲を除く部分について後方焦点距離が投影レンズの周縁
にいくに従って次第に長くなるようにされており、投影
レンズの縦断面において上縁や下縁寄りに入射される光
ほど光軸から遠ざかるように制御することができるの
で、配光パターンに対する色収差の影響を低減すること
ができる。
【0103】また、投影レンズの水平方向において周縁
寄りの位置に入射される光ほど光軸から遠ざかるように
制御することにより、水平方向において充分に拡散され
た配光パターンをレンズ形状の改善のみによって得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る投影レンズの正面
図である。
【図2】第1の実施例に係る投影レンズの焦点距離につ
いて説明するための光路図である。
【図3】第1の実施例に係る投影レンズの焦点距離につ
いて説明するために図2とは別の断面を示す光路図であ
る。
【図4】プロジェクタ型前照灯の構成例を概略的に示す
斜視図である。
【図5】第1の実施例による配光パターンを従来例によ
る配光パターンと対比して示す概略的な配光パターン図
である。
【図6】(a)は第1の実施例に係る投影レンズにおい
て縦断面での色収差について説明するためのグラフ図で
あり、(b)は第1の実施例に係る投影レンズにおいて
水平断面での拡散作用について説明するためのグラフ図
である。
【図7】第1の実施例の変形例を示す図であり、(a)
は正面図、(b)はy−z平面で切断したときの断面に
おける焦点距離について説明するための光路図である。
【図8】本発明の第2の実施例に係る投影レンズを示
し、(a)は正面図、(b)は正面から見たときの格子
状の面素分割を示す図である。
【図9】図8の投影レンズをy−z平面に沿って切断し
たときの断面における焦点距離について説明するための
図である。
【図10】図8の投影レンズを+y−O−E線及びz軸
を含む平面に沿って切断したときの断面における焦点距
離について説明するための光路図である。
【図11】図8の投影レンズをx−z平面に沿って切断
したときの断面における焦点距離について説明するため
の光路図である。
【図12】図8の投影レンズをG−O−G′線及びz軸
を含む平面に沿って切断したときの断面における焦点距
離について説明するための光路図である。
【図13】y−x平面における点Pの位置座標を示すグ
ラフ図である。
【図14】y−z平面におけるレンズ曲線の一例を示す
グラフ図である。
【図15】x−z平面におけるレンズ曲線の一例を示す
グラフ図である。
【図16】各面素についての焦点距離の分布を示す図で
ある。
【図17】投影レンズの変形例を示す概略図である。
【図18】従来のプロジェクタ型前照灯における問題点
を示す灯具の概略的な断面図である。
【図19】従来のプロジェクタ型前照灯の投影レンズを
示す正面図である。
【符号の説明】
1 プロジェクタ型前照灯 2 反射鏡 F1 第1の焦点位置 F2 第2の焦点位置 5 遮光板 8 投影レンズ BF 後方焦点距離 BF+ΔBfx−z、BF+ΔBfy−z 後方焦点距
離 L−L 光軸 1A プロジェクタ型前照灯 8A 投影レンズ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反射鏡の第1の焦点位置に光源を配置
    し、反射鏡の第2の焦点位置に反射光を集光させ、第2
    の焦点位置の近傍に上縁が位置するように配置された遮
    光板によってカットラインを限定した後、前方の投影レ
    ンズを介してパターン像を投影するように構成されたプ
    ロジェクタ型前照灯において、 (1)水平面又は鉛直面によって切断した投影レンズの
    出射面及び/又は入射面の断面での焦点が光軸上に位置
    すること、 (2)投影レンズの出射面及び/又は入射面のうち光軸
    から水平方向、鉛直方向に所定の距離内にある範囲又は
    光軸を含む鉛直面によって投影レンズの出射面及び/又
    は入射面を切断した断面の所定範囲について定義される
    焦点が遮光板の上縁近傍に位置すること、 (3)(2)に示す範囲における後方焦点距離に比し
    て、その余の範囲における後方焦点距離が長くされ、か
    つ、その後方焦点距離が投影レンズの周縁にいくに従っ
    て次第に長くなるようにされていること、 を特徴とするプロジェクタ型前照灯。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプロジェクタ型前照灯
    において、光軸を含む鉛直面によって投影レンズを切断
    した断面での後方焦点距離に関しては、光軸を含む水平
    面の下側に位置する部分の後方焦点距離が、該水平面の
    上側に位置する部分の後方焦点距離以上とされているこ
    とを特徴とするプロジェクタ型前照灯。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のプロジェ
    クタ型前照灯において、光軸を含む水平面によって投影
    レンズを切断した断面での後方焦点距離が、光軸を含む
    鉛直面によって投影レンズを切断した断面での後方焦点
    距離以上とされていることを特徴とするプロジェクタ型
    前照灯。
JP4255455A 1992-09-01 1992-09-01 プロジェクタ型前照灯 Expired - Lifetime JP2707391B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4255455A JP2707391B2 (ja) 1992-09-01 1992-09-01 プロジェクタ型前照灯
US08/104,589 US5422793A (en) 1992-09-01 1993-08-11 Projection-type headlight having reduced color fringes
DE4329332A DE4329332C2 (de) 1992-09-01 1993-08-31 Projektionslinse für einen Fahrzeugscheinwerfer nach dem Projektionstyp
GB9318053A GB2271841B (en) 1992-09-01 1993-08-31 Projection-type headlight having reduced colour fringes

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4255455A JP2707391B2 (ja) 1992-09-01 1992-09-01 プロジェクタ型前照灯

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0684401A JPH0684401A (ja) 1994-03-25
JP2707391B2 true JP2707391B2 (ja) 1998-01-28

Family

ID=17279009

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4255455A Expired - Lifetime JP2707391B2 (ja) 1992-09-01 1992-09-01 プロジェクタ型前照灯

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5422793A (ja)
JP (1) JP2707391B2 (ja)
DE (1) DE4329332C2 (ja)
GB (1) GB2271841B (ja)

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19813597A1 (de) * 1998-03-27 1999-09-30 Volkswagen Ag Beleuchtungseinrichtung. insbesondere Scheinwerfer nach dem Projektionsprinzip für Kraftfahrzeuge
JP2002184219A (ja) 2000-12-18 2002-06-28 Koito Mfg Co Ltd 車輌用前照灯
JP2003123519A (ja) * 2001-10-15 2003-04-25 Honda Motor Co Ltd プロジェクタ型ヘッドランプ
JP4154651B2 (ja) * 2002-08-23 2008-09-24 スタンレー電気株式会社 灯具及び投影レンズ
US7301265B2 (en) * 2003-05-22 2007-11-27 Seiko Epson Corporation Light source unit, method of manufacturing light source unit, and projector
US7072124B2 (en) * 2003-06-24 2006-07-04 Kerr Corporation Light-weight high resolution viewer
US20050018432A1 (en) * 2003-07-25 2005-01-27 Buschmann Jeffrey P. Reflector lamp with a high domed lens
JP4131845B2 (ja) * 2003-09-29 2008-08-13 株式会社小糸製作所 灯具ユニットおよび車両用前照灯
US7563008B2 (en) * 2006-03-28 2009-07-21 Visteon Global Technologies, Inc. LED projector headlamps using single or multi-faceted lenses
JP4656004B2 (ja) * 2006-06-01 2011-03-23 市光工業株式会社 車両用前照灯
JP4863957B2 (ja) 2007-09-18 2012-01-25 株式会社小糸製作所 光軸検査方法及び光軸検査装置
EP2159478B1 (de) 2008-08-26 2012-10-03 Hella KGaA Hueck & Co. Scheinwerfer für Fahrzeuge
JP5445923B2 (ja) * 2009-09-04 2014-03-19 スタンレー電気株式会社 車両用灯具
EP2881654A3 (en) * 2011-03-04 2015-07-15 GE Lighting Solutions, LLC Lighting device
EP2500628B1 (en) * 2011-03-14 2020-05-06 Stanley Electric Co., Ltd. Vehicle headlamp
AT512468B1 (de) * 2012-02-13 2014-01-15 Zizala Lichtsysteme Gmbh Beleuchtungsmodul für ein kraftfahrzeug
JP5901411B2 (ja) * 2012-04-27 2016-04-06 株式会社小糸製作所 灯具ユニット
FR2994246B1 (fr) * 2012-08-02 2019-03-15 Valeo Vision Lentille optique pour dispositif d'eclairage notamment de vehicule automobile
JP6151904B2 (ja) * 2012-09-27 2017-06-21 株式会社小糸製作所 車両用灯具
JP6105919B2 (ja) * 2012-12-19 2017-03-29 株式会社小糸製作所 車輌用前照灯
FR3012867A1 (fr) * 2013-11-07 2015-05-08 Valeo Vision Element optique primaire, module lumineux et projecteur pour vehicule automobile
US20150241022A1 (en) * 2014-02-21 2015-08-27 Kuo-Chin Huang Lamp structure for improvement of luminous efficiency
EP3526514B1 (de) 2016-10-14 2022-08-24 Covestro Intellectual Property GmbH & Co. KG Kraftfahrzeugscheinwerfer mit farbfilter zur reduzierung des farbsaums
DE202016105880U1 (de) * 2016-10-19 2018-01-22 BÄ*RO GmbH & Co. KG Beleuchtungseinrichtung
AT519356B1 (de) * 2017-04-07 2018-06-15 Zkw Group Gmbh Lichtmodul für einen Kraftfahrzeugscheinwerfer
KR20230004148A (ko) 2021-06-30 2023-01-06 현대모비스 주식회사 차량용 램프 및 이를 포함하는 자동차

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3578966A (en) * 1969-11-05 1971-05-18 Sylvania Electric Prod Vehicle driving light
US3708221A (en) * 1970-04-02 1973-01-02 Anchor Hocking Corp Aspheric lens and method of manufacture
AU505317B2 (en) * 1976-08-23 1979-11-15 Thorn Electrical Industries Limited Suppression of colour fringing in lamps
DE3226580A1 (de) * 1981-12-08 1983-06-16 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Scheinwerfer fuer kraftfahrzeuge
FR2550847B1 (fr) * 1983-08-18 1988-07-01 Cibie Projecteurs Projecteur a reflecteur elliptique et a faisceau coupe, pour vehicule automobile
DE3507013A1 (de) * 1985-02-28 1986-08-28 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Scheinwerfer fuer abblendlicht oder nebellicht von kraftfahrzeugen
JPS6486701A (en) * 1987-09-29 1989-03-31 Aisin Seiki Voltage controlled crystal oscillating device
JP2754690B2 (ja) * 1989-03-31 1998-05-20 市光工業株式会社 プロジェクタ型前照灯
JPH0817044B2 (ja) * 1989-12-28 1996-02-21 株式会社小糸製作所 車輌用前照灯

Also Published As

Publication number Publication date
GB2271841A (en) 1994-04-27
US5422793A (en) 1995-06-06
GB9318053D0 (en) 1993-10-20
GB2271841B (en) 1995-07-05
JPH0684401A (ja) 1994-03-25
DE4329332C2 (de) 1999-03-25
DE4329332A1 (de) 1994-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2707391B2 (ja) プロジェクタ型前照灯
US7699513B2 (en) Lamp unit for vehicle
US4517630A (en) Motor vehicle headlight with condensing lens and diaphragm
JP2019160805A (ja) 前照灯モジュール
JP4773705B2 (ja) 車両ヘッドライト用の照明モジュール
US20070236950A1 (en) Headlight assembly having strongly trained cut-off
US7645061B2 (en) Headlight assembly
US20150131305A1 (en) Primary optical element, lighting module and headlamp for a motor vehicle
JP2696745B2 (ja) プロジェクタ型前照灯
JP6713869B2 (ja) 車両用灯具
JP2013243130A (ja) ロー及びハイの両ビームを出力し且つ可動パーツを有さないヘッドランプ
JPS5871501A (ja) 自動車用前照灯
JP2003123519A (ja) プロジェクタ型ヘッドランプ
JPS6062001A (ja) 自動車用前照灯
JP2017195050A (ja) 車両用灯具
US20190195455A1 (en) Headlight device
JP2019153577A (ja) 2つの成形層を装備した一次光学素子を備える光モジュール
CN112540495A (zh) 一种偏光透镜及监控组件的补光方法
US9588012B2 (en) Method for calculating the surface area of optical lenses and projection lenses manufactured according to the method for use in a light module in a motor vehicle headlamp
JPH08339704A (ja) 車両用灯具装置
JP2020510295A (ja) 自動車ロービーム用の多焦点コリメートレンズ及びヘッドライトアセンブリ
CN109488986B (zh) 用于机动车辆的光模块和设置有这种模块的照明和/或信号指示装置
JP2022554315A (ja) 右ハンドル車と左ハンドル車との間でモジュール化可能な自動車用ヘッドライト
JP7446054B2 (ja) 可変ドラフト角を有するフレネルレンズ
JP2577572Y2 (ja) プロジェクタ型前照灯