JP2706421B2 - 改質装置 - Google Patents

改質装置

Info

Publication number
JP2706421B2
JP2706421B2 JP5347597A JP34759793A JP2706421B2 JP 2706421 B2 JP2706421 B2 JP 2706421B2 JP 5347597 A JP5347597 A JP 5347597A JP 34759793 A JP34759793 A JP 34759793A JP 2706421 B2 JP2706421 B2 JP 2706421B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
combustion
tube
reforming
reforming reaction
annular portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5347597A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07187604A (ja
Inventor
路奥 藤本
潔 都留
貞敏 高柳
信之 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP5347597A priority Critical patent/JP2706421B2/ja
Publication of JPH07187604A publication Critical patent/JPH07187604A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2706421B2 publication Critical patent/JP2706421B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B3/00Hydrogen; Gaseous mixtures containing hydrogen; Separation of hydrogen from mixtures containing it; Purification of hydrogen
    • C01B3/02Production of hydrogen or of gaseous mixtures containing a substantial proportion of hydrogen
    • C01B3/32Production of hydrogen or of gaseous mixtures containing a substantial proportion of hydrogen by reaction of gaseous or liquid organic compounds with gasifying agents, e.g. water, carbon dioxide, air
    • C01B3/34Production of hydrogen or of gaseous mixtures containing a substantial proportion of hydrogen by reaction of gaseous or liquid organic compounds with gasifying agents, e.g. water, carbon dioxide, air by reaction of hydrocarbons with gasifying agents
    • C01B3/38Production of hydrogen or of gaseous mixtures containing a substantial proportion of hydrogen by reaction of gaseous or liquid organic compounds with gasifying agents, e.g. water, carbon dioxide, air by reaction of hydrocarbons with gasifying agents using catalysts
    • C01B3/384Production of hydrogen or of gaseous mixtures containing a substantial proportion of hydrogen by reaction of gaseous or liquid organic compounds with gasifying agents, e.g. water, carbon dioxide, air by reaction of hydrocarbons with gasifying agents using catalysts the catalyst being continuously externally heated

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Devices And Processes Conducted In The Presence Of Fluids And Solid Particles (AREA)
  • Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、炭化水素系原料を水
蒸気改質法等により水素リッチガスに改質する改質装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は例えば特開平1−317101
号公報に記載された従来の改質装置を示す断面図であ
り、図において、1は改質炉であり、その外回りに放熱
防止用の断熱材2が設置されている。3は改質炉1内に
複数個収納された環状の改質反応管であり、この反応管
3は内管3a、中間管3b、及び外管3cの3重管構成
となっており、内管3aと外管3cの端部には環状のエ
ンドキャップ3dが配設されている。4は内管3aと中
間管3bとの間に形成され炭化水素系の原料ガスが導入
される第1の環状部、5は第1の環状部4内にあって触
媒が充填されている触媒層、6は中間管3bと外管3c
との間に形成され、原料ガスが触媒層5を流通すること
により改質反応が行われて生成された改質ガスが流通す
る第2の環状部である。
【0003】7は燃焼装置であり、燃料管7a、空気噴
出口7b、燃料室7c、空気室7dより成り、燃料導入
口14及び空気導入口15からそれぞれ供給される燃料
及び空気を原料として、燃焼空間8内で燃焼するように
構成されている。なお、7eは燃焼装置の火炎、9は燃
焼装置7を着火させるためのパイロットバーナーを示
す。
【0004】10は反応管の内管3aの内側に充填され
る充填材であり、1200℃以上の融点を有するセラミ
ック材あるいは金属材の粒状体が用いられる。11は充
填材10を保持するための金網、12は燃焼装置7で燃
焼し、内管3aの内側を通過して内管3aを加熱した燃
焼ガスを排出するための燃焼ガスマニフォールドであ
る。13は反応管3間に配設された断熱材であり、燃焼
ガスが外管3cを加熱することを防ぐ役割を果す。16
は原料ガス導入口、17は改質ガス排出口、18は燃料
ガス排出口、19は改質装置の原料ガスを改質反応管3
に分配するための原料ガスマニフォールド、20は改質
反応管3で製造した水素リッチガスを排出する改質ガス
マニフォールドである。
【0005】次に、上記従来装置の動作について説明す
る。改質すべき原料ガスである燃料とスチームの混合ガ
スが、例えば450℃程度に予熱された後、原料ガス導
入口16より改質炉1に導入され、原料ガスマニフォー
ルド19により分配されて改質反応管3に送られる。そ
して、原料ガスは内管3aと中間管3bの間の第1の環
状部4に流入して、触媒が充填された触媒層5中を通過
する際に改質反応を生じ、水素リッチな改質ガスとな
る。この改質ガスはエンドキャップ3d内で流れ方向を
反転し、中間管3bと外管3cの間の第2の環状部6を
通り改質ガスマニフォールド20で集合して、改質炉1
外に取り出される。
【0006】ここで、上記改質反応は吸熱反応であるた
め、反応を継続させるためには改質反応管3に反応エネ
ルギーとしての熱を供給することが必要であり、そのた
め改質炉1内に燃焼装置7を設け、その燃焼ガスから熱
を供給する。即ち、燃料導入口14から燃料室7cに供
給された燃料は、燃料管7aを通り燃焼空間8に出る。
そこで空気導入口15から空気室7dを通り空気噴出口
7bより噴出される空気と混合されて燃焼空間8で燃焼
する。ここで、燃焼装置7からの火炎が改質反応管3に
直接触れないようにするために、燃焼装置7を改質反応
管3に対し下方にずらして改質炉1に取り付け、燃焼空
間8を大きくする必要がある。
【0007】そして、燃焼装置7で燃焼した高温(約1
000〜1300℃)の燃焼ガスは、環状の改質反応管
3の中央部、即ち内管3aの内側を通り上部の燃焼ガス
マニフォールド12で集合して燃焼ガス排出口18より
改質炉1外に取り出される。この時、高温の燃焼ガスが
内管3aおよび充填材層10を加熱し、改質反応を促進
する。充填材層10は燃焼ガスから改質反応管内管3a
への伝熱を促進し、断熱材13は燃焼ガスが外管3cを
加熱することを防止している。
【0008】上記のように構成された改質装置は、長時
間の使用により触媒層5中の触媒の活性が低下するた
め、一定期間毎に原料ガスマニフォールド19を切断
し、触媒層5の触媒を交換する必要がある。また、燃焼
装置7も長時間の使用で酸化腐食が進むため、燃焼装置
7を分解して消耗部材を交換する必要がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の改質装置は以上
のように構成されているので、改質炉1の高さは、改質
反応管3の長さに加えて燃焼装置7や燃焼空間8の高さ
がさらに上乗せされることになり、改質装置が大型化す
るという問題点があった。
【0010】また、触媒層5の触媒交換や燃焼装置7の
部品交換の為には、原料ガスマニフォールド19を切断
し又は燃料装置7を分解するメンテナンス空間が必要で
あるが、図10のようにメンテナンスを実施する場所が
改質炉の上下に分散しており、メンテナンス作業のため
のスペースが改質炉の上下共に必要となるため小型化で
きないという問題点があった。
【0011】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、改質炉をコンパクト化すると共
に、メンテナンスに必要なスペースを少なくできる改質
装置を提供することを目的とする。更に、改質反応管へ
の伝熱を効率的に行うと共に、伝熱の調整も可能な装置
を提供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1,2記載に係る
改質装置の発明は、高温の燃焼ガスを発生させる燃焼装
置と、燃焼装置から発生した燃焼ガスをその内側で流通
させる内管、内管と中間管の間で原料ガスを導入流通さ
せる触媒層を有した第1の環状部、中間管と外管の間で
改質ガスを流通させる第2の環状部から構成される3重
管の改質反応管を備え、燃焼装置を、改質反応管の原料
ガス導入側と同じ側に、かつ改質反応管と並行して設置
したものである。
【0013】請求項3記載の発明は、燃焼装置を改質炉
の中心部に配設すると共に、燃焼装置を中心として同心
円上に複数本の改質反応管を配設したものである。
【0014】請求項4記載の発明は、改質反応管の内管
の内側に、燃焼ガスの熱を内管と中間管の間の原料ガス
が流通する第1環状部へ効率よく伝えるための伝熱促進
部材を設けたものである。
【0015】請求項5記載の発明は、改質反応管の内管
の内側の空間に、セラミック粒子等の伝熱性の良好な充
填部材を充填したものである。
【0016】請求項6記載の発明は、改質反応管の内管
の内側に芯体を設置したものである。
【0017】請求項7記載の発明は、改質反応管の内管
の内側の中心部に芯体を設置し、芯体の外表面にフィン
を取り付けたものである。
【0018】請求項8記載の発明は、改質反応管の内管
の内側に、燃焼ガスの熱を内管と中間管の間の第1環状
部の所定位置の触媒層へ効率よく伝えるための伝熱調整
手段を設けたものである。
【0019】請求項9記載の発明は、改質反応管のエン
ドキャップの外表面と、内管のエンドキャップ側の内側
表面に、伝熱抑制部材を設置したものである。
【0020】請求項10記載の発明は、改質反応管の内
管の内側に芯体を設置し、芯体の内部に燃焼ガスを流入
させて内管の所定位置に流出させるようにしたものであ
る。
【0021】請求項11記載の発明は、改質反応管の第
1環状部に導入する原料ガスの流量を調整する手段を設
けたものである。
【0022】請求項12記載の発明は、改質反応管の第
1環状部の原料ガス導入部にオリフィス孔を設けたもの
である。
【0023】請求項13記載の発明は、改質反応管の内
管の内側を流れる燃焼ガスの流量を調整する手段を設け
たものである。
【0024】請求項14記載の発明は、改質反応管の内
管の内側を流通する燃焼ガス流通通路の直後にオリフィ
ス孔を設けたものである。
【0025】請求項15記載の発明は、改質反応管の第
1の環状部をエンドキャップと反対側に延長した第4の
環状部の終端に触媒の交換のための出入口を設けたもの
である。
【0026】
【作用】請求項1,2記載の発明においては、燃焼装置
が改質反応管と並行に配置されているため、火炎が長く
ても改質反応管のエンドキャップに届かない。また触媒
交換のための原料ガス導入側切断と燃焼装置の部品の交
換を改質炉に対して同じ方向から実施できる。
【0027】請求項3記載の発明においては、燃焼装置
を中心部に設置しかつその周りに同心状に複数の改質反
応管を配置したので、燃焼ガスが効率良くかつ均一に各
反応管の内管の内側を通る。
【0028】請求項4記載の発明においては、燃焼ガス
の熱が、内管と中間管の間の原料ガスが流通する第1環
状部の触媒層へ効率よく伝えられるので、改質反応を促
進する。
【0029】請求項5記載の発明においては、燃焼ガス
の熱が、内管の内側に設けられた充填部材を介して、内
管へ効率良く伝達される。
【0030】請求項6記載の発明においては、内管の内
側に芯体を設けたため、内管と芯体の間の燃焼ガス通路
の断面積が小さくなり、燃焼ガスの流速が上がるため、
燃焼ガスから内管への伝熱が促進される。
【0031】請求項7記載の発明においては、内管の内
側に芯体を設けたため、内管と芯体の間にある第3の環
状部の断面積が小さくなり、燃焼ガスの流速が上がるた
め、燃焼ガスから内管への伝熱が促進される。また芯体
に設けられたフィンからの輻射により燃焼ガスから内管
への伝熱が促進される。
【0032】請求項8記載の発明においては、改質反応
を促進したい第1環状部の触媒層部分に対して効率的に
伝熱を促進する。
【0033】請求項9記載の発明においては、燃焼ガス
に接するエンドキャップの外表面と内管のエンドキャッ
プ側の内表面に伝熱抑制材を設けることにより、この部
分の燃焼ガスからの伝熱を抑制するとともにその他の部
分の伝熱を促進させる。
【0034】請求項10記載の発明においては、燃焼ガ
スの一部を芯体内部に設けた燃焼ガス通路を通して第3
の環状部に流出させることで、燃焼ガスから内管のエン
ドキャップ側への伝熱を抑制するとともにその他の部分
の伝熱が促進する。
【0035】請求項11記載の発明においては、改質反
応管に導入する原料ガスの流量を調整することにより、
原料ガスの流量分配のばらつきを小さして、改質反応を
均一化及び安定化させる。
【0036】請求項12記載の発明においては、改質反
応管の原料ガスが導入される第1の環状部の原料ガス導
入部に、均一なオリフィス孔を備えることにより、原料
ガスの流量分配のばらつきを小さくできる。
【0037】請求項13記載の発明においては、改質反
応管の内管内側を通過する燃料ガスの流量を調整するこ
とにより、伝熱を均一化し改質反応を安定化させる。
【0038】請求項14記載の発明においては、改質反
応管の内管内部を流通した燃焼ガスを、内管からでた直
後にオリフィス孔を通過させることにより、燃焼ガスの
流量配分を自由に調整できる。
【0039】請求項15記載の発明においては、第1の
環状部をエンドキャップと反対側に延長した第4の環状
部の終端に触媒出入口を設けたので、触媒の交換作業を
原料ガスマニフォールドを切断しないで実施できる。
【0040】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の実施例1に係る改質装置を
示す側面断面図、図2は図1のE−E線における部分断
面図である。図1及び図2において、図10に示した従
来の改質装置と同一または相当部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。
【0041】107は燃料導入口114から供給される
燃料と空気導入口115から供給される空気との混合気
を燃焼させることにより高温の燃焼ガスを発生する燃焼
装置であり、燃料管107a、空気噴出口107b等か
ら構成される。100はその内部で燃焼装置107の火
炎107eを形成させ、発生した燃焼ガスを流通させる
燃焼管である。108は燃焼管100の内部とその下方
に広がる燃焼空間であり、燃焼空間108で発生した燃
焼ガスは、燃焼管100を出た後180度方向を転換し
て改質反応管3の内管3b内側に充填された充填材10
に導かれるように構成されている。
【0042】この実施例1では、図1及び図2に示すよ
うに、燃焼装置107及び燃焼管100を改質炉1の中
心部に配置すると共に、この中心部に対し同心状に複数
個の改質反応管3を配設している。さらに、燃焼装置1
07を構成する燃料管107a、空気噴出口107b等
が、改質炉1に対して燃焼ガスマニフォールド12、原
料ガスマニフォールド19、及び改質ガスマニフォール
ド20等と同じ側になるように配置されており、その結
果、燃焼装置107で燃焼され燃焼管100内を流れる
燃焼ガスの向きは反応管3の触媒層5を流れる原料ガス
の向きと同一方向になる。
【0043】次に、上記実施例1の動作について説明す
る。改質装置の原料ガスである燃料とスチームの混合ガ
スが原料ガス導入口16より改質炉1に導入され、原料
ガスマニフォールド19により分配されて改質反応管3
に送られる。そして、この原料ガスは内管3aと中間管
3bの間の第1の環状部4内であって触媒が充填された
触媒層5中を通過する際、外部より熱が与えられて改質
反応を起こし水素リッチな改質ガスとなる。改質ガスは
エンドキャップ3d内で流れ方向を反転し、中間管3b
と外管3cの間の第2の環状部6を通り改質ガスマニフ
ォールド20で集められて改質炉1外に取り出される。
以上の動作は従来例と同様である。
【0044】一方、改質炉1内の中心部に設けられた燃
焼装置107において、燃料導入口114から供給され
た燃料は燃料管107aを通り燃焼空間に噴出され、空
気導入口115から供給され空気噴出口107bより噴
出される空気と混合されて燃焼空間108で燃焼する。
燃焼装置107で燃焼した高温の燃焼ガスは、燃焼管1
00内を通り、改質炉下方に広がる空間においてその流
れを180度変えて、各改質反応管3の内管3aの内側
を流れる。この時、高温の燃焼ガスが内管3aおよび充
填材層10を加熱し、第1の環状部4内の触媒層5及び
通過する原料ガスに熱を付与して改質反応を起こさせ
る。その後、燃焼ガスは燃焼ガスマニフォールド12で
集合し、燃焼ガス排出口18より改質炉1外に取り出さ
れる。
【0045】以上のように、上記実施例1によれば、燃
焼装置107を改質反応管3の長さ方向と並行に配設し
たので、燃焼装置107の火炎が長くても改質反応管3
のエンドキャップ3dに届かない。また、従来装置と比
べて改質炉1内に燃焼装置のためのスペース(図10の
下側のスペース)を設けなくとも良いので、改質炉の小
型化が達成できる。また、燃焼装置107を改質炉1の
中心部に設置しかつ燃焼装置107を中心とする円周上
に複数の改質反応管3を配置したので、燃焼ガスが効率
良くかつ均一に各反応管の内管3a内部を通り、改質反
応を均一化及び安定化させる。さらに、燃焼装置107
を、改質炉1に対して原料ガスマニフォールド19と同
じ側にくるように配置したので、触媒交換のための原料
ガスマニフォールド19の切断・交換作業と、燃焼装置
107の部品の交換作業を、同じ側(図1では上側)から
実施できるため、改質炉1の他方側(図1では下側)にメ
ンテナンススペースを確保する必要がなくなる。
【0046】なお図1及び図2では、改質反応管3を燃
焼装置107を中心とした単一の円周上に配置した改質
装置を示したが、複数の円周上に2重、3重に配置して
も良い。また、燃焼装置107を改質炉1の中心に配置
しなくても良く、更に燃焼装置107を複数個設置した
ものでも良い。
【0047】実施例2.次に、この発明の実施例2を図
3に基づいて説明する。図3において、22は改質反応
管の内管3aの内側中心部に配設された耐熱性を有する
芯体であり、ここでは反応管3の中心軸に対して同心状
の中空円筒のものを使用した。なお、中実構造で断熱性
を有するものでも良い。23は内管3aと芯体22との
間に形成され燃焼ガスが流通する第3の環状部であり、
この環状部23内には伝熱性の良好なセラミック粒子等
の充填部材が充填された充填部材層24が存在する。な
お、その他の構成は図1と同様である。
【0048】次に、実施例2の動作について説明する。
燃焼ガスは改質反応管の内管3aとその内側の芯体22
との間に形成された充填部材層24を流れるのである
が、芯体22を設置しない場合に比べて上記充填部材層
24の横断面積が小さくなるので、燃焼ガスの流速が速
くなり、燃焼ガスから内管3aへの伝熱が促進される。
【0049】実施例3.次に、この発明の実施例3を図
4に基づいて説明する。図4において、25は芯体22
の外表面に取り付けられたフィンである。このフィン2
5は図4では燃焼ガスの流通方向に対して直線状に取り
付けられたものが示されているが、流通方向に対して螺
旋状のフィン、芯体22に対して円周方向のフィン、突
起状のフィン等種々の形状のフィンが考えられる。ま
た、内管3aの内側にフィンを形成しても良い。その他
の構成は図3と同様である。
【0050】次に、実施例3の動作について説明する。
燃焼装置107からの燃焼ガスが、反応管の内管3aと
芯体22との間に形成された第3の環状部23を通る際
に、芯体22に設けられたフィン25を加熱する。そし
て、高温となったフィン25からの輻射伝熱により内管
3aが暖められ、触媒層5への伝熱が促進される。ま
た、内管3aと芯体22の間にある第3の環状部23の
断面積が小さくなるので、燃焼ガスの流速が上がり、燃
焼ガスから内管3aへの伝熱が促進される。更に、内管
3aと芯体22との間に図3に示すような充填材を設置
しなくても良く、構造上簡略なものとなる。
【0051】実施例4.次に、この発明の実施例4を図
5に基づいて説明する。図5において、26は燃焼ガス
に接するエンドキャップ3dの外表面と内管3aのエン
ドキャップ側の所定領域(図のL部分)内表面に設けられ
た伝熱抑制材である。この伝熱抑制材26は断熱材など
の熱伝導度の低いものを使用する。その他の構成は実施
例1と同様である。
【0052】次に、実施例4の動作について説明する。
伝熱抑制材26を被覆することにより、エンドキャップ
3d及び内管3aのエンドキャップ3d側所定領域(図
5のL部分)に対する燃焼ガスからの伝熱量は少なくな
り、その分伝熱抑制材26がつけられていない内管3a
部分への伝熱量が増す。即ち、燃焼ガスから内管3aに
供給される熱は、大部分が触媒層5における改質反応に
利用され、この改質反応は触媒層5の原料ガス通過過程
で均一にかつ全体に渡って行われるのが理想である。よ
って、原料ガスの出口側にあたるエンドキャップ3d付
近に多量の燃焼ガスの熱が供給されても当該熱が有効に
利用されない。そこで本実施例では、エンドキャップ3
d側の伝熱を抑制し、当該抑制した熱をその他の部分
(内管3aの中央付近;改質反応を促進する部分)に供給
することで、燃焼熱を有効に利用することとした。ま
た、エンドキャップ3d付近は最も火炎に近いため局部
的な過熱が生じやすく、上記伝熱抑制材26は改質反応
管3を過熱から防止するという役割も果たす。
【0053】実施例5.次に、この発明の実施例5を図
6に基づいて説明する。図6において、22aは燃焼ガ
スの一部を芯体22の内部に流入させるための燃焼ガス
導入口、22bは芯体22内部に設けた燃焼ガス通路、
22cは芯体22の内部に流通している燃焼ガスを再び
第3の環状部23に流入させるための燃焼ガス排出口で
ある。なお、その他の構成は図3と同様である。
【0054】次に、実施例5の動作について説明する。
燃焼ガスの一部が芯体22の燃焼ガス導入孔22aから
芯体22内部の燃焼ガス通路22bを通り、芯体の中間
部にある燃焼ガス排出口22cより第3の環状部23へ
流入することにより、内管3aのエンドキャップ3d側
の伝熱を抑えて、主に内管3aの中間部分への伝熱を促
進することで、燃焼熱を有効に利用する。ここで、芯体
22の燃焼ガス通路22bと第3の環状部23との燃焼
ガスの流量配分は、その流路抵抗を考慮し燃焼ガス導入
口22aの孔径を決めることにより行う。また、燃焼ガ
ス排出口22cの位置も改質反応を促進したい位置にあ
わせて設置する。
【0055】実施例6.次に、この発明の実施例6を図
7に基づいて説明する。図7において、27は複数の改
質反応管3の各々に対して、第1の環状部4の原料ガス
導入部に設けたオリフィス板である。28はオリフィス
板27のオリフィス孔であり、原料ガス通過時の圧損が
触媒層通過時の圧損の0.5〜3倍となるようにし、ま
た各々のオリフィス板27は同一のオリフィス孔径を有
するようにする。なお、その他の構成は図1と同様であ
る。
【0056】次に、実施例6の動作について説明する。
原料ガスの各改質反応管3に対する流量配分は、各反応
管3内の触媒層5の流路抵抗によって決まる。そしてこ
の流路抵抗のばらつきが大きい場合、原料ガス流量のば
らつきが大きくなる。本実施例6の構成によれば、各反
応管3に対する流量配分は、触媒層5の流路抵抗とオリ
フィス板27の流路抵抗の和によって決定されるため、
オリフィス板27のオリフィス径28を均一に、しかも
触媒層5の流路抵抗と同等より少な目又はそれ以上の流
路抵抗を持つようにすれば、オリフィス板27のない場
合に比べて原料ガスの流量均一分配からのズレを小さく
できる。ここで実験によれば原料ガス通過時の圧損が触
媒層通過時の圧損の0.5〜3倍となるようにオリフィ
ス孔28の径を調整すれば良いことがわかった。
【0057】本実施例6によれば、原料ガスの流量分配
のばらつきを小さくすることにより、各改質反応管3の
温度のばらつきを小さくすることができ、改質ガスの組
成が改善される。
【0058】実施例7.次に、この発明の実施例7を図
8に基づいて説明する。図8において、29は複数の改
質反応管3の各々に対して、その燃焼ガス出口部に設け
たオリフィス板であり、このオリフィス板29はフラン
ジ31により固定されている。30はオリフィス板29
のオリフィス孔であり、32はガスケットである。な
お、その他の構成は図1と同様である。
【0059】次に、実施例7の動作について説明する。
複数の改質反応管3で温度ばらつきが生じた際、温度の
高い反応管3のオリフィス板29のオリフィス径30を
小さく調整することにより、内管3aの内側を流れる燃
料ガスの流量を減少させ、その改質反応管3の温度を下
げて複数の改質反応管3の温度のばらつきを小さくする
ことができる。その結果、改質ガスの組成を改善するこ
とができる。
【0060】また、充填部材10を収納している金網1
1の目の大きさや空孔率を調整したり、また内実の芯体
22を設けて、燃焼ガスの流路面積を調整することによ
り、燃料ガスの流量を調整しても良い。
【0061】実施例8.次に、この発明の実施例8を図
9に基づいて説明する。図9において、33,34は触
媒層5の触媒を交換する場合の出入口となるフランジ、
35は上記フランジ33と34間に設けたガスケット、
36は触媒層5の触媒が原料ガスマニフォールド19に
入らないようにするためのパンチメタル(孔を有する金
属)である。また、37は第1の環状部4をエンドキャ
ップ3dと反対側に延長した第4の環状部である。
【0062】次に、実施例8の動作について説明する。
本実施例の構成によると、改質装置の長期間運転の後、
触媒層5の触媒の活性が低下した場合、フランジ33を
外すことにより原料ガスマニフォールド19を切断せず
に簡単に交換作業が行える。
【0063】
【発明の効果】請求項1,2記載の発明によれば、燃焼
装置が改質反応管と並行に設置されているため、燃焼空
間を小さくでき改質装置の小型化が図れる。また、触媒
交換のための原料ガス導入側切断と燃焼装置の部品の交
換を改質炉に対して同じ方向から実施できるので、メン
テナンス空間を小さくできる効果がある。
【0064】請求項3記載の発明によれば、燃焼装置を
中心部に設置しかつその周りに同心状に複数の改質反応
管を配置したので、燃焼ガスが効率良くかつ均一に各反
応管の内管の内側を通り、伝熱が均一化され、改質反応
を安定化させる。
【0065】請求項4記載の発明によれば、燃焼ガスか
ら内管への伝熱を促進できるので、改質反応を促進し、
かつ改質装置の小型化ができる。
【0066】請求項5記載の発明によれば、内管の内側
に伝熱性の良好な充填部材を充填するという簡単な構成
により、燃焼ガスの伝熱を促進できる。
【0067】請求項6記載の発明によれば、内管と芯体
の間の燃焼ガス通路の断面積が小さくなるので、燃焼ガ
スの流速が上がり伝熱が促進する。
【0068】請求項7記載の発明によれば、内管の内側
に芯体を設けたため、内管と芯体の間の断面積が小さく
なり、燃焼ガスの流速が上がるため、燃焼ガスから内管
への伝熱が促進される。また芯体に設けられたフィンか
らの輻射により燃焼ガスから内管への伝熱が促進され
る。
【0069】請求項8記載の発明によれば、改質反応を
促進したい第1環状部の触媒部分に対して効率的に伝熱
を促進し、良質の改質ガスを得る。
【0070】請求項9記載の発明によれば、燃焼ガスに
接するエンドキャップの外表面と内管のエンドキャップ
側の内表面に伝熱抑制材を設けることにより、この部分
の伝熱を抑制するとともにその他の伝熱を促進させる。
【0071】請求項10記載の発明によれば、改質反応
を促進したい内管の所定部分に対して燃焼ガスを流出さ
せることができ、燃焼ガスの伝熱が効率的に行われ、良
質の改質ガスを得る。
【0072】請求項11記載の発明によれば、原料ガス
の流量配分のばらつきを小さくできるので、改質反応管
の温度ばらつきを抑えることができ、良質の改質ガスが
得られる。
【0073】請求項12記載の発明によれば、原料ガス
導入部分にオリフィス孔を設けるという簡単な構成によ
り、原料ガスの流量配分を調整でき、かつその調整も容
易に行える。
【0074】請求項13記載の発明によれば、改質反応
管の内管の内側を流通する燃料ガスの流量を調整するこ
とにより、反応管の温度ばらつきを小さくして、良質の
改質ガスを得ることができる。
【0075】請求項14記載の発明によれば、簡単な構
成により上記効果を達成すると共に、オリフィス孔を変
えることにより燃焼ガス流量分配を容易に調整できる。
【0076】請求項15記載の発明によれば、原料ガス
マニフォールドを切断せずに触媒の交換ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による改質装置の断面図で
ある。
【図2】図1に示す改質装置のE−E線部分断面図であ
る。
【図3】この発明の実施例2による改質装置の断面図で
ある。
【図4】この発明の実施例3による改質装置の断面図で
ある。
【図5】この発明の実施例4による改質装置の断面図で
ある。
【図6】この発明の実施例5による改質装置の断面図で
ある。
【図7】この発明の実施例6による改質装置の断面図で
ある。
【図8】この発明の実施例7による改質装置の断面図で
ある。
【図9】この発明の実施例8による改質装置の断面図で
ある。
【図10】従来の改質装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 改質炉 2 断熱材 3 改質反応管 3a 内管 3b 中間管 3c 外管 3d エンドキャップ 4 第1の環状部 5 触媒層 6 第2の環状部 7 燃焼装置 7a 燃料管 7b 空気噴出口 7c 燃料室 7d 空気室 7e 火炎 8 燃焼空間 9 パイロットバーナ 10 充填材層 11 金網 12 燃焼ガスマニフォールド 13 断熱材 14 燃料導入口 15 空気導入口 16 原料ガス導入口 17 改質ガス導入口 18 燃料ガス導入口 19 原料ガスマニフォールド 20 改質ガスマニフォールド 21 燃焼管 22 芯体 22a 燃焼ガス導入口 22b 芯体内部燃焼ガス 22c 燃焼ガス排出口 23 第3の環状部 25 フィン 26 伝熱抑制材 27 オリフィス板 28 オリフィス孔 29 オリフィス板 30 オリフィス孔 31 フランジ 32 ガスケット 33 フランジ 34 フランジ 35 ガスケット 36 パンチメタル 37 第4の環状部

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高温の燃焼ガスを発生させる燃焼装置
    と、この燃焼装置より発生した燃焼ガスの流通方向を約
    180度方向転換させる燃焼ガス空間と、上記方向転換
    した燃焼ガスをその内側で流通させる内管と、この内管
    の外側にそれぞれ同心状に配設された中間管及び外管
    と、上記内管及び中間管の間に形成され原料ガスが導入
    される第1の環状部と、この第1の環状部内にあって原
    料ガスを改質ガスに改質する触媒が充填された触媒層
    と、中間管及び外管の間に形成され改質ガスが流通する
    第2の環状部と、原料ガス導入側と反対側の内管及び外
    管の一端に配設され第1の環状部と第2の環状部とを連
    通させるエンドキャップとからなる改質反応管と、上記
    燃焼装置及び改質反応管を設置し、上記燃焼ガス空間を
    形成する改質炉を備え、上記改質炉に対して、上記燃焼
    装置を上記改質反応管の原料ガス導入側と同じ側に取り
    付けた改質装置。
  2. 【請求項2】 高温の燃焼ガスを発生させる燃焼装置、
    この燃焼装置の火炎を形成させ上記燃焼ガスを流通させ
    る燃焼管、この燃焼管から出た燃焼ガスの流通方向を転
    換させる燃焼空間を形成する改質炉、上記燃焼空間部で
    開口し上記方向転換した燃焼ガスをその内側に流通させ
    る内管とこの内管の外側にそれぞれ第1の環状部及び第
    2の環状部を介して同心状に配設された中間管及び外管
    とからなる改質反応管、上記第1の環状部に設けられ第
    1の環状部内に導入される原料ガスを改質ガスに改質す
    る触媒が充填された触媒層、この触媒層を通過した改質
    ガスを上記第2の環状部に流入させるべく上記内管及び
    外管の端部に配設されたエンドキャップを備え、上記改
    質炉に対して、上記燃焼装置を改質反応管の原料ガス導
    入側と同じ側に取り付けた改質装置。
  3. 【請求項3】 燃焼装置を改質炉の中心部に配設すると
    共に、燃焼装置を中心として1又は複数の同心円上に複
    数本の改質反応管を配設したことを特徴とする請求項
    1,2いずれかに記載の改質装置。
  4. 【請求項4】 改質反応管の内管の内側に、燃焼ガスの
    熱を内管と中間管の間の第1環状部の触媒層へ効率よく
    伝える伝熱促進部材を設けた請求項1〜3いずれかに記
    載の改質装置。
  5. 【請求項5】 改質反応管の内管の内側の空間に、セラ
    ミック粒子等の伝熱性の良好な充填部材を充填した請求
    項1〜3いずれかに記載の改質装置。
  6. 【請求項6】 改質反応管の内管の内側に芯体を設置し
    た請求項1〜3いずれかに記載の改質装置。
  7. 【請求項7】 改質反応管の内管の内側の中心部に芯体
    を設置し、芯体の外表面にフィンを取り付けた請求項1
    〜3いずれかに記載の改質装置。
  8. 【請求項8】 改質反応管の内管の内側を流通する燃焼
    ガスの熱を内管と中間管の間の第1環状部の所定位置の
    触媒層へ効率よく伝える伝熱調整手段を設けた請求項1
    〜3いずれかに記載の改質装置。
  9. 【請求項9】 改質反応管のエンドキャップの外表面
    と、内管のエンドキャップ側の内側表面に、伝熱抑制部
    材を設置した請求項1〜3いずれかに記載の改質装置。
  10. 【請求項10】 改質反応管の内管の内側に芯体を設置
    し、芯体の内部に燃焼ガスを流入させて内管の所定位置
    に流出させるようにした請求項1〜3いずれかに記載の
    改質装置。
  11. 【請求項11】 改質反応管の第1環状部に導入する原
    料ガスの流量を調整する手段を設けた請求項1〜3いず
    れかに記載の改質装置。
  12. 【請求項12】 改質反応管の第1環状部の原料ガス導
    入部にオリフィス板を設けた請求項1〜3いずれかに記
    載の改質装置。
  13. 【請求項13】 改質反応管の内管の内側を流れる燃焼
    ガスの流量を調整する手段を設けた請求項1〜3いずれ
    かに記載の改質装置。
  14. 【請求項14】 改質反応管の内管の内側を流通する燃
    焼ガス流通通路の直後にオリフィス孔を設けた請求項1
    〜3いずれかに記載の改質装置。
  15. 【請求項15】 改質反応管の第1の環状部をエンドキ
    ャップと反対側に延長した第4の環状部に、触媒層を第
    1の環状部に挿入し又は取り出すための出入口を設けた
    請求項1〜3いずれかに記載の改質装置。
JP5347597A 1993-12-24 1993-12-24 改質装置 Expired - Lifetime JP2706421B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5347597A JP2706421B2 (ja) 1993-12-24 1993-12-24 改質装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5347597A JP2706421B2 (ja) 1993-12-24 1993-12-24 改質装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07187604A JPH07187604A (ja) 1995-07-25
JP2706421B2 true JP2706421B2 (ja) 1998-01-28

Family

ID=18391298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5347597A Expired - Lifetime JP2706421B2 (ja) 1993-12-24 1993-12-24 改質装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2706421B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5154993B2 (ja) * 2007-09-13 2013-02-27 Jx日鉱日石エネルギー株式会社 改質装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07187604A (ja) 1995-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4135640B2 (ja) 改質装置及びその運転方法
RU2750041C2 (ru) Катализаторная трубка для риформинга
CA2165449C (en) Endothermic reaction apparatus and method
JP5216758B2 (ja) 固定床吸熱反応用の内部燃焼交換反応器
JP5331713B2 (ja) 予備混合なしの多孔性水素バーナー
JP5177998B2 (ja) 改質装置及びその運転方法
JP5298118B2 (ja) 複数の多孔性バーナを用いたコンパクトな交換器−反応器
US6153152A (en) Endothermic reaction apparatus and method
JP2706421B2 (ja) 改質装置
EP1216955B1 (en) Reformer process with variable heat flux side-fired burner system
KR102315289B1 (ko) 다중 개질 반응기 구성이 가능한 수증기 개질장치
JPH06219705A (ja) 燃料改質装置
JP2000026101A (ja) 燃料改質器
JP2746108B2 (ja) 改質装置
JP2683288B2 (ja) 炭化水素の改質装置
DE19921420A1 (de) Primärreformer zum Einsatz bei der Methanol- oder Ammoniakgewinnung
CN109798508B (zh) 原料预热部一体型水蒸气改质器及含其的氢制备***
CN101626976B (zh) 为包含一种或多种烃的原料流的吸热反应提供含氧气流的方法
JP3842352B2 (ja) 燃料改質器
JPH04268106A (ja) バーナー
JPH01317101A (ja) 改質装置
JP2664607B2 (ja) 改質装置
JPH02217302A (ja) 吸熱反応のための反応室の中のプロセスガス流を間接的に加熱する方法及びこの方法を実施する装置
JP2700248B2 (ja) 燃料改質装置の加熱装置
JPH02129002A (ja) 燃料電池発電システムの燃料改質装置