JP2705733B2 - センノシドa,bおよびa1を主成分とする混合物、その取得法及び該混合物を含有する緩下剤 - Google Patents

センノシドa,bおよびa1を主成分とする混合物、その取得法及び該混合物を含有する緩下剤

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マーダウス アクチエンゲゼルシヤフト
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、実質的にセンノシドC、D及びD1及びアロ
エエモジン成分を含まないセンノシドA、B及びA1の入
手法並びにこの方法により得られたセンノシド及びこれ
らのセンノシドを含有する薬剤学的薬品に関する。
センノシドは、カシア及びダイオウ属の乾燥した生薬
中に存在する緩下作用物質である。センナ生薬は、セン
ナ、例えばインドセンナ(カシア・アクチフォリア;Css
ia acutifolia)の乾燥した葉及びさやからなる。
緩下作用センノシドは、レイン及びアロエエモジンか
ら誘導されたジアントロングルコシドである。最も重要
なものは、センノシドA、B、A1、C、D及びD1であ
る。これは、式: に相当する。
センノシドA、B及びA1の場合、Rは、COOHを表わ
し、かつセンノシドC、D及びD1の場合、Rは、CH2OH
を表わす。センノシドA、B及びA1もしくはC、D及び
D1は、立体異性体であり、かつC原子10及び10′の配置
が互いに異なっている。
粗製生薬は、センノシドの他に、不所望の副作用、例
えば不快感、吐き気、放屁及び疝痛を引き起こしうるア
グリコン(センニジン)、半グリコシド化センニジン、
ポリマー、センノシドの分解生成物、アロエエモジン及
びそれらの誘導体等を含有する。
センナ生薬からのセンノシドの入手法は、例えばドイ
ツ国特許出願(DE−B)第1617667号明細書、フランス
国特許出願(ER−M)第6611号明細書、英国特許出願
(GB−A)832017号明細書及びドイツ国特許出願(DE−
A)第3200131号明細書中に記載されている。これら公
知の方法により得られたセンノシドは、生薬に応じてセ
ノシドC、D及びD1 1.5〜5%を有するセンノシド混合
物を含有している。既に前記したように、これらは、そ
の分子中に、式: のアロエエモジンから誘導された成分を有する。実質的
にセンノシドC、D及びD1を含まないセンノシドを得る
ことができれば望ましい。
センノシド混合物からセンノシドC、D及びD1を実質
的に完全に除去することは、現在の技術水準では知られ
ていない。
従って、本発明は、不所望な随伴物質、殊にセンノシ
ドC、D及びD1を実質的に含まない、センノシドA、B
及びA1の入手法を提供することを課題とする。
この課題は、 A)センノシド混合物をレイン−9−アントロン−8−
グルコシドへの還元に作用させ、 B)得られた化合物の液−液−分配を、部分的にのみ水
と混合可能な極性有機溶剤と水相との間で行ない、かつ C)分配後に水相中に含有されるレイン−9−アントロ
ン−8−グルコシドを、センノシドA、B及びA1に酸化
し、かつこれらを得ることを特徴とする本発明方法によ
り解決される。
工程A 本発明方法の出発物質として、一般的に、前記方法に
よるセンナ生薬の抽出の際に生じるセンノシド混合物を
使用する。例えば、出発物質として、ドイツ国特許出願
(DE−A)第3200131号明細書中に記載の方法によって
得られるセンノシド混合物を使用することができる。そ
の後先ず、水性メタノールを用いて、センナ生薬を抽出
する。メタノールを完全に除去した後に残った濃縮物
は、カリウム塩の形でセンノシドを含有する。これらの
濃縮物は、本発明のために、出発物質として使用するこ
とができる。
濃縮物を更に、水中に部分的に溶解するアルコール又
はケトン(例えばブタノール−2、2−ブタノン、アセ
トン)(ラフィネート)を用いる液−液−抽出により精
製してもよい。ラフィネートを、pH約1.5〜2.0まで酸性
化し、かつセンノシドを、注入下に結晶化させる。得ら
れた粗製センノシド混合物は、同様に、本発明方法の出
発物質として使用することができる。必要に応じて、粗
製センノシド混合物を更に再結晶させることもできる。
二者択一的に、水中で部分的に溶解するアルコール又
はケトン、殊にブタノール−2を加えた濃縮物を、出発
物質として使用することができる。
センナ生薬を抽出する際、生薬対抽出溶剤の比は、1:
4〜1:15、殊に1:4〜1:10である。
抽出は、特に緩衝液、例えばクエン酸トリナトリウ
ム、グリシン、重炭酸ナトリウム又はサッカロースの存
在下で実施する。
本発明により、これらの出発物質を完全な還元に作用
させて、式: の相当するレイン−9−アントロン−8−グルコシド
(R=COOH)及び相当するアロエエモジンアントロン−
8−グルコシド(R=CH2OH)にする。
適当な還元電位を有する還元剤は、塩化スズ(II)、
二酸化硫黄、アルカリ金属ホウ化水素及び特にアルカリ
金属亜ジチオン酸塩、殊に亜ジチオン酸ナトリウムであ
る。
還元を実施するために、出発物質を水溶液又は懸濁液
の形で装入し、かつ還元剤を固体の形か又は水中に溶か
して加えることができる。殊にセンナ実の一次抽出物の
使用時に、水と部分的に混合可能な極性有機溶剤、殊に
2−ブタノール又はアセトンを添加することにより、ド
イツ国出願(DE−A)第3200131号明細書により(=水
性濃縮物)、2−相混合物中で作業することもできる。
周囲温度又は高めた温度で還元することができる。還
元は、目的に応じて、40〜60℃で、殊に50〜55℃で実施
する。弱酸性から弱アルカリ性の出発センノシド溶液も
しくは−懸濁液のpH値で、特にpH値5〜10.5で作業す
る。必要に応じて還元を数回、殊に2〜10回実施しても
よい。
形成された9−アントロン−8−グルコシドは、約pH
値2〜4.5まで、酸、例えば硫酸を添加することにより
沈殿する。その際、温度は、有利には40℃より高くない
ほうがよい。有利には、アントロングルコシドの沈殿及
び窒素下でのその単離(例えば濾過による)の際に、こ
の化合物の抑制できない酸化を避けるように作業する。
還元が完全に進行することは、重要である。従って、
有利には、還元剤を過剰量で使用する。亜ジチオン酸
塩、殊に亜ジチオン酸ナトリウムを、センノシドの出発
物質の含有率に対して一般的に1〜4倍重量で使用す
る。更に、還元剤を少なくとも2時間、特に少なくとも
3時間作用させる。一般的に、還元を10時間より永く行
なわない。特に、後還元を前記条件下で実施する。
得られた生成物を、工程Bで使用する前に、再沈殿さ
せるが、その際、これを、水溶液中で、pH値約6〜7ま
で塩基(NaOH、KOH)を添加することにより溶かし、水
溶液を2−ブタノール、2−ブタノン又はアセトンで抽
出し、かつ生成物をpH値約2〜4まで酸を添加すること
により再び沈殿させる。
工程B この工程で、アロエエモジン成分、殊にアロエエモジ
ンアントロン−8−グルコシドを除去する。このため
に、得られた生成物の液−液−分配を水と部分的にのみ
混合可能な極性有機溶剤及び水相中で行なう。適当な極
性有機溶剤は、C4〜C5−アルカノール及びジ−C1〜C3
アルキルケトン、例えば1−ブタノール、2−ブタノー
ル、2−ブタノン及びアセトンである。特に、2−ブタ
ノール又はアセトンを使用する。
特に、全液−液−分配の間、水相に−210mV又はそれ
より負の還元電位を与えるように、還元剤を加える。有
利には、工程Aと同じ還元剤を使用する。還元剤として
アルカリ金属アジチオン酸塩を使用する場合、一般的
に、pH値7〜10.5で2〜4重量%の溶液には、前記電位
条件を得るのに十分である。有利には、pH値を、緩衝液
の添加によりこの範囲内に保つ。
水相(重い相)対有機相(軽い相)の容量比は、一般
的に、1:5〜1:40である。
特に、液−液−抽出は、向流で行なう。その際、アン
トロン化合物の混合物は、還元後に得られた溶液の形で
か、アントロン化合物を単離した場合、3〜15重量%の
溶液の形で供給する。
分配後に、得ようとするレイン−9−アントロン−8
−グルコシドが水相中に存在する。これを、pH値約2〜
4まで酸を添加することにより沈殿させ、かつ常法で得
る。
工程C この方法で、レイン−9−アントロン−8−グルコシ
ドを相当するセンノシド化合物に酸化する。このための
適当な酸化剤は、過酸化水素、二酸化マンガン、過マン
ガン酸塩、マンガン(III)アセトニトルアセトネート
である。
しかしながら、酸化は、特に、酸素を用いて実施す
る。酸素源として、例えば大気を使用することができ
る。
レイン−9−アントロン−8−グルコシドは、水に不
溶性であるので、これを、酸化するために、溶解性の形
に変える。これは、例えばpH値約6〜7まで適当な塩基
を添加することにより、アルカリ金属塩又はカルシウム
塩に変えることによって行なわれる。必要に応じて、溶
液に、僅かな量(約30容量%まで)の、水と部分的にの
み混合可能な溶剤、殊に2−ブタノールを加えてもよ
い。
酸化は、できるだけ濃縮した溶液中で実施する。それ
というのも、この方法で、得ようとするセンノシドの形
成が有利であるからである。有利には、酸化を、溶剤11
当たりレイン−9−アントロン−8−グルコシド約250
〜300gを含有する溶液を用いて実施する。酸化剤として
酸素を使用する場合は、これを溶液に通すのが有利であ
る。
酸素での酸化は、触媒の使用により容易にすることが
できる。適当な触媒は、例えばパラジウム黒又は鉄(II
I)塩、殊に塩化鉄(III)である。触媒の量は、一般的
に、レイン−9−アントロン−8−グルコシドの量に対
して、0.2〜2重量%の範囲内、殊に0.5〜1重量%の範
囲内である。
二者択一的に、酸化を鉄(III)塩、例えばFe2(S
O4又はFeCl3を用いて、pH値8〜8.5で実施すること
ができる。その際、特に30〜50℃で、クエン酸トリナト
リウムの存在下で作業する。
酸化を、レイン−9−アントロン−8−グルコシドが
もはや検出されなくなるまで実施する(アントロン化合
物のUV−蛍光性の喪失)。
センノシドは、得られた溶液の酸性化により、常法で
得られる。有利には、溶液を、酸の添加前に、使用した
溶剤(例えば水/2−ブタノール)で、存在する容量の2
〜3倍まで希釈する。この方法で、副産物として形成さ
れたレイン−8−グルコシドは、センノシドの沈殿の際
に、溶液中に十分に残留することが達成される。
レイン−8−グルコシドの分離は、カルシウム塩を介
して行なうことができる。それというのもレイン−8−
グルコシドのカルシウム塩は不溶性であり、かつ沈殿し
ている一方、センノシドのカルシウム塩は溶液中に残留
しているからである。
センノシドを、pH値約2〜4まで酸を添加することに
より沈殿させ、かつ次いで常法で得る。
得られたセンノシドは、実質的にセンノシドA、B及
びA1である。これらは、実質的にセンノシドC、D及び
D1及び他のアロエエモジン不純物を含まない。本発明に
より得られる生成物におけるセンノシドC、D及びD1の
含量は、100ppmより少ない(例中に示した分析法により
測定)。
本発明は、本発明により得られたセンノシドA、B及
びA1の混合物並びに前記混合物を含有する薬剤学的薬品
にも関する。
使用範囲、投与すべき用量及び適当な用量形は、冒頭
で述べた刊行物から公知である。
次に示す例で本発明を詳述する。
例1 出発物質として使用したセンノシド混合物の入手: センナ生薬それぞれ40kgを、容量250lを有する、一列
につないだ2つのパーコレーターに入れ、かつ穴の開い
た鋼板でふたをする。
抽出用の溶剤として、70%メタノールを使用し、これ
を、最初のパーコレーター中の生薬上に導く。最初のパ
ーコレーター中に形成された溶液を、第2のパーコレー
ター中に存在する生薬上に導く。その際、溶剤を、最初
のパーコレーターから自由に流させる。
センナ生薬40kgを抽出するために、合計160lの溶剤を
使用する。この容量の70%メタノールを双方のパーコレ
ーターに導き、かつ相当する量の浸出液(Perkolat)を
捕集した後に、パーコレーターの排出管を後浸出液受け
器に接続し、かつ付加的に70%メタノール60lをパーコ
レーターに誘導する。その後に、残った遊離溶剤を最初
のパーコレーターから第2のパーコレーターの上部に導
き、かつ全部で120lになるまで後浸出液を集める。次い
で、最初のパーコレーターを空にし、これに新たにセン
ナ生薬40kgを充填し、かつ後浸出液を生薬上にポンプ導
入し、その際、後浸出液120lは、パーコレーター中の生
薬を覆うのに十分である。引き続き、溶液の温度を+30
℃にする。その後、1晩放置する。
このパーコレーターを、前もって抽出したものと一緒
にし、かつ抽出を前記のようにして実施する。
生薬それぞれ40gに対して、浸出液160lを集め、これ
から、充填塔を備えている真空回転蒸発器中でメタノー
ルを除去する。塔底生成物約30lが得られる。
この濃縮物を同じ容量の水で飽和されている2−ブタ
ノールで抽出する。相を分離し、かつ水相を更に加工す
る。
工程A: レイン−9−アントロン−8−グルコシドへのセンノシ
ドの還元 抽出した濃縮物1.0lを、48%苛性ソーダ溶液を用いて
pH値7.5にする。60℃まで加熱し、かつ30分撹拌下に、
固体の形の亜ジチオン酸ナトリウム90gを溶液中に加え
る。添加終了後に、更に1時間撹拌する。引き続き、撹
拌下に、濃硫酸をpH値が2になるまで添加する。2時間
のうちに周囲温度まで冷却し、沈殿した結晶沈殿物を濾
別し、かつ二酸化硫黄含有水で洗浄する。
必要に応じて、粗製レイン−9−アントロン−8−グ
ルコシドを再沈殿させる。まだ湿っているフィルターケ
ーキを、ピロ亜硫酸ナトリウム0.5重量%を含有する2
−ブタノール15容量部及び水85容量部の混合物中で溶か
し、pH値7まで48%水酸化ナトリウム溶液を添加するこ
とにより10%溶液(G/V)が得られる。溶液を、濃塩酸
でpH2.8又はそれ以下まで酸性化し、かつ2時間放置す
る。沈殿した沈殿物を濾別し、かつ二酸化硫黄又はピロ
亜硫酸ナトリウム含有水で洗浄し、かつ乾燥させる。
収率90%。
この方法で得られた生成物を用いて、新たな還元(後
還元)を次のようにして実施する: 粗製の乾燥したレイン−9−アントロン−8−グルコ
シド3.0g又は相当する量の湿った生成物を、水15ml中の
亜ジチオン酸ナトリウム1.4g及び5N NaOH2.3mlと一緒
に溶かす。引き続き、水を24mlまで補充し、かつ溶液を
55℃で20分加温する。その後、亜ジチオン酸ナトリウム
更に1.5gを溶液中に入れ、かつ55℃まで20分間加温す
る。引き続き、5N NaOH0.9ml及び亜ジチオン酸ナトリ
ウム1.5gを添加する。55℃まで20分加温後に、5N NaOH
0.9mlをもう一度加える。得られた溶液を、直接、次の
液−液−抽出に導入する。
工程B: アロエエモジン成分の分離 アロエエモジン成分の分離を、向流での9−アントロ
ン−8−グルコシドの液−液−分配により、60ミキサー
−分離器−装置(Mixer−Settler−Apparatur)を用い
て行なう。水性の重い相として、5N NaOH3.5ml及び水9
6ml中の亜ジチオン酸ナトリウム3.0gの溶液を使用す
る。有機性の軽い相として、(水飽和)2−ブタノール
又はアセトンを使用する。双方の相を、重い相対軽い相
の容量比が1:10になるように装置に送る。
分離すべき混合物を、新たに還元した溶液の形でか、
又は工程Aから得られる9−アントロン−8−グルコシ
ドを含有する相当するpH値及び相当する濃度の溶液の形
で、しかも分離すべき混合物1容量部当たり有機相30容
量部を使用して、装置に供給する。
混合物を含有する溶液のpHは、グリシン緩衝液を用い
て9〜9.5に保つ。7.5%グリシン溶液8容量部及び1N
NaOH1容量部からの緩衝液を、レイン−9−アントロン
−8−グルコシド150g当たり緩衝液240mlの量で添加す
る。不所望なアロエエモジン化合物が有機相中で増加す
る一方、レイン−9−アントロン−8−グルコシドは水
相中に残留する。水相を硫酸でpH2.8まで酸性にし、形
成された沈殿物を濾別し、かつ水及びアセトンで洗浄
し、かつ大気中で、周囲温度で乾燥させる。この方法
で、アロエエモジン成分49ppm(アロエエモジンとして
測定)を含有するレイン−9−アントロン−8−グルコ
シドが得られる。
収率:レイン−9−アントロン−8−グルコシドに対し
て97%。
工程C: レイン−9−アントロン−8−グルコシドの酸化 得られたレイン−9−アントロン−8−グルコシド1
8.8gを水56ml及び2−ブタノール11ml中に溶かし、その
際、pH値6.5まで17N NaOHを加える。この溶液に、シリ
ンダー型の容器中で、ガラスフリットを用いて、撹拌下
に5時間空気を吹き込む。空気の流速は、40ml/minであ
る。酸化の経過をHPLCを用いて追跡する。
レイン−9−アントロン−8−グルコシドがもはや検
出されなくなった場合、溶液を約200mlまで水/ブタノ
ール56/11で希釈する。濃塩酸をpH値1.5〜2.0まで加
え、周囲温度で2時間撹拌し、沈殿した結晶を濾別し、
かつこれを水及びアセトンで洗浄し、かつ乾燥させる。
アロエエモジン成分41ppm(アロエエモジンとして、工
程C、例2に記載した分析法により測定)を含有する、
純粋なセンノシド混合物14.4g(76%)が得られる。
例2 例1に記載した方法を繰り返すが、その際、工程Cで
の酸化を次のようにして実施する: 純粋なレイン−9−アントロン−8−グリコシド150g
及塩化鉄(III)−六水和物75gを水480ml及び2−ブタ
ノール120ml中に溶かす。48%水酸化ナトリウム溶液
を、pH6.5に達し、かつレイン−9−アントロン−8−
グルコシドが溶けるまで添加する。溶液を、焼結底板
(Sinterbodenplatte)を有する容器中に入れる。引き
続き、活発な空気流を溶液に通す。酸化は、約30分後に
終了する。引き続き、溶液を2−ブタノール120mlと水4
80mlからの混合物で希釈し、亜ジチオン酸ナトリウム7.
5gを加え、かつ溶液のpHを濃塩酸の添加により2.0に調
節する。溶液を18時間撹拌する。引き続き、沈殿した沈
殿物を濾別し、水600ml及びアセトン800mlで洗浄し、か
つ乾燥させる。生成物のアントラノイド化合物含有率
は、94〜95%である。
生成物を2−ブタノール200ml中に取り、かつ水800ml
で、ピロ亜硫酸ナトリウム5.5gの添加下に沈殿させる。
生じた沈殿物を濾別及び乾燥後に、次の組成のアントラ
ノイド−化合物からなる生成物95.4gが得られる(HPL
C、典型的試験の分析による): レイン−8−グルコシド 1.5 % センノシドB 49.7 % センノシドA1 13.3 % センノシドA 33.6 % センニジンモノグルコシド 1.1 % レイン 0.02% 99.22% センノシドC及びD及びアロエエモジングルコシド
は、HPLCを用いて検出されなかった。アロエエモジン及
びその誘導体の全量は、次の方法により30ppmと測定さ
れた。
センノシドC、D及びアロエエモジン−8−グルコシ
ドは、ppm範囲内では、HPLC−クロマトグラフィーを用
いて、センノシドより確実には測定することができな
い。従って、試験すべき物質を、塩化鉄(III)を用い
て、塩酸での同時の加水分解下に、水溶液/四塩化炭素
からの2相混合物中で酸化することにより、レインもし
くはアロエエモジンに変えることが望ましい。次いで、
レインを塩に変え、従って、これを水相中に抽出するこ
とができ、かつアロエエモジンは、有機相中でHPLCを用
いて測定することができる。この方法で、センノシド
C、D、アロエエモジン−8−グルコシド及びアロエエ
モジンとして表わした他のアロエエモジン成分の全量を
示すことができる。
例3 例1に記載のセンナ生薬の抽出及びセンノシドの還元
を繰り返す。後還元を次のようにして実施する: サッカロース14.0g、亜ジチオン酸ナトリウム4.5g(8
5%)及び酢酸カリウム13.3gを水133ml中に溶かし、か
つ48%水酸化ナトリウム溶液1.3ml及び炭酸カリウム17.
3gを加える。引き続き、アセトン293ml及び水50mlを加
える。混合物を分液漏斗中に流し込み、相を分離し、そ
の際、上相(アセトン相)375ml及び下相130mlが得られ
る。
下相98ml中に、48%水酸化ナトリウム溶液1.4mlを溶
かし、かつ粗製レイン−9−アントロン−8−グルコシ
ド10gを溶かす。45〜50℃まで加温し、かつこの温度で2
0〜30分間保つ。引き続き、48%水酸化ナトリウム溶液
1.0ml及び亜ジオチン酸ナトリウム3.4gを添加し、かつ
更に45〜50℃まで20〜30分加温する。引き続き、新た
に、48%水酸化ナトリウム溶液1.0ml及び亜ジオチン酸
ナトリウム3.4gを添加し、かつ45〜50℃まで20〜30分間
加温する。
アロエエモジン成分の分離を、還元した溶液の液−液
−分配により、前記上相(アセトン相)に対して向流で
行なう。流出した、レイン−9−アントロン−8−グル
コシド含有ラフィネート相を、400mlまで濃縮し、かつ
ブタノール−2又はアセトン20mlを加える。塩酸又は硫
酸をpH値4.0〜4.2まで添加する。形成された沈殿物を留
去し、水40ml及びアセトン30mlで洗浄し、かつ引き続き
乾燥させる。引き続く酸化を、例2中に記載したように
して行なう。
例4 センナ生薬の抽出後に得られた濃縮物に、ブタノール
−2約2lを加える。次いで、センナ実濃縮物/ブタノー
ル−2−混合物の還元を、7工程で、保護ガスとしての
窒素下で実施する。還元工程I後に、粗製レイン−9−
アントロン−8−グルコシドの沈殿が起きる。
還元工程I: センノシド約4kgを有するサンナ実濃縮物/ブタノー
ル−2−混合物100lを撹拌容器中に装入し、かつ窒素で
覆う。撹拌下に、20%(w)苛性ソーダ溶液6l、次いで
水飽和ブタノール−2(例えば工程IIからの)を順に添
加し、かつ15分撹拌する。バッチを42〜50℃まで加熱
し、かつ亜ジチオン酸ナトリウム7kgを加える。更に45
分間撹拌する。pH値を20%(w)苛性ソーダ溶液を用い
て7.5〜8に保持する。還元電位(Ag/AgCl−電極に対す
る)を、必要に応じて、亜ジチオン酸ナトリウムの添加
により−630mVより低く保つ。30〜35℃まで冷却後に、1
0%(w)硫酸を用いて、1.5時間以内にpH<4まで下げ
る。生じる懸濁液を、僅かな撹拌速度で、<25℃で約10
時間撹拌する。生じる沈殿物を濾別する。沈殿物を15%
(w)ブタノール−2 60l中で懸濁させ、50〜50℃で3
0分撹拌し、かつ引き続き濾別する。残分を脱イオン水1
00lで洗浄する。レイン−9−アントロン−8−グルコ
シドの粗収率は、使用センノシドに対して、82%より多
い。
還元工程II: 工程Iからの粗製レイン−9−アントロングルコキシ
ド3.3kgを、脱イオン水42l及びブタノール−27.4lから
なる混合物中で懸濁する。20%(w)苛性ソーダ溶液2l
及びクエン酸三ナトリウム9.9kgで、懸濁液を溶かし、
かつ次いで亜ジチオン酸ナトリウム3.3kg及び水飽和ブ
タノール−2(例えば工程IIIからの)350lを加える。
バッチを42〜45℃まで加熱する。pH値を20%(w)苛性
ソーダ溶液を用いて8.5〜9に保つ。必要に応じて、還
元電位(Ag/AgCl−電極に対する)を亜ジチオン酸ナト
リウムの添加により−750mVより低く保つ。
30分放置後に、上相を除去し、かつ下相を、工程IIで
更に加工する。
還元工程III: 工程IIからの下相を用いて、次の化学薬品の添加下
に、工程IIに記載した還元−/抽出法を繰り返す: 亜ジチオン酸ナトリウム 1.65kg 20%(w)苛性ソーダ溶液 0.8 l 水飽和ブタノール−2(例えば工程IVからの) 350 l 還元工程IV〜VII: それぞれ前記した工程からの下相を用いて、次の化学
薬品の添加下に、工程IIに記載した還元−/抽出法を繰
り返す: 亜ジチオン酸ナトリウム 0.825kg 20%(w)苛性ソーダ溶液 0.4 l 水飽和ブタノール−2(例えばそれぞれ後続の工程−向
流原理からの) 350 l 工程VIIで分離した下相を、30〜35℃まで冷却し、か
つレイン−9−アントロン−8−グルコシドを、例Iに
記載したようにして沈殿させる。生じた沈殿物を濾別
し、かつ脱イオン水100で洗浄する。引き続き、硫酸
鉄(III)溶液(脱イオンH2O100中のFe2(SO4328k
g)で覆う。
次いで、レイン−9−アントロン−8−グルコシドを
例1又は2と同様にしてセンノシドに変える。
例5 レイン−9−アントロン−8−グルコシドの酸化を次
の方法により行なうこともできる: フィルター湿潤性レイン−9−アントロン−8−グル
コシド6.0kgに、クエン酸トリナトリウム12.6kgを加え
る。この混合物を1N NaOH7.0l中に、激しく撹拌下に溶
かし、かつブタノール−2 0.7lを加える。引き続き、
硫酸鉄(III)溶液(脱イオン水100l中のFe2(SO4328
kg)8.8l及びpH値が約8.3である量の20%NaOHを加え
る。約40℃で3〜4時間反応させ、次いで、52%H2SO4
を用いてpH値1.8〜2.0まで酸性にし、かつ例1中に記載
したようにして後処理する。
例6 二者択一的に、水50ml中のレイン−9−アントロン−
8−グルコシドを、水酸化カルシウム−サッカロース溶
液(H2O100ml中のサッカロース30.0gの溶液中への水酸
化カルシウム7.0gの懸濁及び不溶の水酸化カルシウムの
除去により製造)の添加により溶解する。これに、ブタ
ノール−2 20mlを加え、かつ90分間、活発な空気流を
溶液に通す。CaCl2・2H2O5.0gを加え、かつ水酸化カル
シウム−サッカロース−溶液を用いてpH値を8.5に調節
する。形成された沈殿物を濾別し、かつ濾液をH2Oで340
mlまで希釈し、ブタノール−2 60mlを加え、かつ濃塩
酸を用いてpH値2.0にする。更なる後処理を例1中に記
載したようにして行なう。
薬理試験 緩下作用 本発明のセンノシド混合物の緩下作用をマウスで測定
した。雄のNMRIi−マウスを使用し、これらを試験の
間、プレクシガラス檻中に保持し、かつかゆ状の硬さの
水道水との標準的餌混合物(1:1)を与えた。単独の飲
料水供給は、試験の間行なわなかった。
動物に、食道ゾンデを介して、0.5%NaHCO310ml/kg中
のセンノシド混合物100、200及び400mg/kgを与えた。試
験すべき化合物を投与後に、動物の糞及び尿を24時間に
わたって採集し、かつ測定した。体重kgに対する得られ
た結果を後述の表中にまとめる。
センノシドが、比較的早く生じる良好な緩下作用を示
すことは明らかである。しかしながら、最初の軟便が出
るまでの時間(2時間)は、大腸への予めの通過及び大
腸腸内菌によるセンノシドの溶解と一致している。
急性毒性: 雄及び雌のウィスタル・ラッテ(Wistar−Ratten)各
10匹に、センノシドを1回、2000〜25000mg/kgの用量
で、食道ゾンデを用いて供給した。
物質により条件づけられた肉眼で見える器官障害は、
ラッテにおいて認められなかった。測定されたLD50−値
は、次の通りである: +840) 雌ラッテ:5200−720)mg/kg +380) 雌ラッテ:3530−340)mg/kg。
雄及び雌のマウス(n=8、NMRI門)において、最大
適用可能用量5000mg/kgは、致死に及ばない。下痢は、
ラッテより僅かな量ても、全てのマウスに生じた。DL50
−値は、どちらの性別でも>5000mg/kgである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グリミンガー,ヴォルフ ドイツ連邦共和国 D―5060 ベルギッ シュ―グラートバッハ 1 フリードリ ッヒ―ローゼンガルト―シュトラーセ 31 (72)発明者 ヒータラ,ペンティ フィンランド国 SF―00660 ヘルシ ンキ 66 アルクティ 5 (72)発明者 ツェースケ,ヘルガ ドイツ連邦共和国 D―5063 オーヴェ ラート 3 プラターネンヴェーク 20 (72)発明者 ヴィトホーン,クラウス ドイツ連邦共和国 D―5063 オーヴェ ラート 3 ヘーエンシュトラーセ 26 (56)参考文献 特開 昭52−54012(JP,A) 特開 昭62−178598(JP,A) Arzneim.Forsch.,28 [2],(1978),p225〜231

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】実質的にセンノシドC、D及びD1及びアロ
    エエモジン成分を含有しない、式: のセンノシドA、B及びA1を主成分とする混合物におい
    て、この混合物が A)センノシド混合物を還元し、レイン−9−アントロ
    ン−8−グルコシド及びアロエエモジンアントロン−8
    −グルコシドにし、 B)得られた化合物の液−液−分配を、水と部分的にの
    み混合可能な極性有機溶剤と水相との間で実施し、かつ C)分配後に水相中に含有されるレイン−9−アントロ
    ン−8−グルコシドを、再び酸化することによって得ら
    れることを特徴とする、センノシドA、B及びA1を主成
    分とする混合物。
  2. 【請求項2】実質的にセンノシドC、D及びD1及びアロ
    エエモジン成分を含有しない、式: のセンノシドA、B及びA1を主成分とする混合物の取得
    方法において、 A)センノシド混合物を還元し、レイン−9−アントロ
    ン−8−グルコシド及びアロエエモジンアントロン−8
    −グルコシドにし、 B)得られた化合物の液−液−分配を、水と部分的にの
    み混合可能な極性有機溶剤と水相との間で実施し、かつ C)分配後に水相中に含有されるレイン−9−アントロ
    ン−8−グルコシドを、再び酸化することを特徴とす
    る、センノシドA、B及びA1を主成分とする混合物の取
    得方法。
  3. 【請求項3】センノシド混合物は、特に緩衝液の存在下
    での、水性メタノールのセンナ生薬の抽出により得られ
    る、請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】工程Aで、還元剤として、アルカリ金属亜
    ジチオン酸塩を使用する、請求項2又は3記載の方法。
  5. 【請求項5】pH値5〜10.5で作業する、請求項4記載の
    方法。
  6. 【請求項6】工程Bで、極性有機溶剤として2−ブタノ
    ールを使用する、請求項2から5までのいずれか1項記
    載の方法。
  7. 【請求項7】工程Bで、極性有機溶剤としてアセトンを
    使用する、請求項2から5までのいずれか1項記載の方
    法。
  8. 【請求項8】工程Bで、還元電位は−210mV又はそれよ
    り負である、請求項2から7までのいずれか1項記載の
    方法。
  9. 【請求項9】工程Bの液−液−分配を向流で実施する、
    請求項2から8までのいずれか1項記載の方法。
  10. 【請求項10】工程Cでの酸化を酸素又は鉄(III)塩
    を用いて実施する、請求項2から9までのいずれか1項
    記載の方法。
  11. 【請求項11】酸素での酸化を弱酸性pH値で実施する、
    請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】酸素での酸化を触媒、殊に鉄(III)塩
    の存在下で実施する、請求項10又は11記載の方法。
  13. 【請求項13】A)センノシド混合物を還元し、レイン
    −9−アントロン−8−グルコシド及びアロエエモジン
    アントロン−8−グルコシドにし、 B)得られた化合物の液−液−分配を、水と部分的にの
    み混合可能な極性有機溶剤と水相との間で実施し、かつ C)分配後に水相中に含有されるレイン−9−アントロ
    ン−8−グルコシドを、再び酸化することによって得ら
    れる実質的にセンノシドC、D及びD1及びアロエエモジ
    ン成分を含有しない、式: のセンノシドA、B及びA1を主成分とする混合物を、場
    合により慣例の薬剤学的担持剤及び助剤と共に、含有す
    る緩下剤。
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