JP2703929B2 - Bsチューナ用入力回路 - Google Patents

Bsチューナ用入力回路

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JP2703929B2 JP15763988A JP15763988A JP2703929B2 JP 2703929 B2 JP2703929 B2 JP 2703929B2 JP 15763988 A JP15763988 A JP 15763988A JP 15763988 A JP15763988 A JP 15763988A JP 2703929 B2 JP2703929 B2 JP 2703929B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、衛星放送受信システムのBSチューナ部の
フロントエンドを改良したBSチューナ用入力回路に関す
る。
(従来の技術) 衛星放送受信システムは、第3図に示すようにパラボ
ラアンテナ及び第1周波数変換器を含む屋外ユニット10
と、第2周波数変換器を有した屋内ユニット20有し、屋
外ユニット10では、12GHz帯の周波数が1〜1.3GHz帯の
第1中間周波数の信号(以下BS−IF信号と記す。)に変
換される。BS−IF信号は、ケーブルを介して屋内ユニッ
ト20に導入される。屋内ユニット20の第2周波数変換器
は、BS−IF信号を第2中間周波数(130MHz帯)の信号に
変換し、同時に選局も行なっている。第2中間周波数の
信号は、FM検波されてビデオ信号処理回路や音声信号処
理回路に供給される。
ところで、最近の衛星放送受信システムでは、上記屋
外ユニット10からのBS−IF信号を、既存のVHF,UHF受信
システムのケーブルに導入し、1本のケーブルを共用し
て用いることが行われている。この様な利用は、特にマ
ンション等の共聴設備が設けられる地域で行われる。こ
の共聴設備を採用した場合、第4図に示すように、屋外
ユニット10からのBS−IF信号をケーブル30まで導くので
あるが、その途中に結合器14が必要である。第4図にお
いて、11はVHFアンテナ、12はUHFアンテナ、13はVHF,UH
Fの信号を結合する結合器である。結合器14は、BS−IF
信号と結合器13からの信号を結合してケーブル30に導出
する。
一方、屋内側では、先ずBS−IF信号と、VHF,UHF信号
を分波器21を分波してBS−IF信号をBSチューナに導く必
要が有る。またVHF信号とVHF信号とは、分波器22にて分
波されそれぞれのチューナに導かれる。
しかし上記の設備によると、BS−IF信号は1GHz帯であ
り、これを正確に分波するには分波器21はVHF,UHFの分
波回路に比べて複雑であり、また高価となる。
分波器21として分波器22と同じ程度の安価な分波器を
採用しようとすると、以下のような問題がある。
一般にUHF,VHF信号の電圧レベルは80〜90dBμv程度
に設定されるが、BS−IFは70dBμv程度が標準レベルと
され、UHF,VHF信号の入力レベルが高い。これは衛星放
送の場合、電波伝送途中に障害がなく、また衛星自身の
使用電力の節約という観点から低い電力で送信を行なう
からである。
一方、BSチューナの第2周波数変換器における入力回
路は、第5図に示すような非同調の広帯域増幅器24が用
いられている。ここで、この広帯域増幅器24にUHF,VHF
信号の混合した信号が入力すると、BS−IF信号受信時に
は混合が生じる可能性がある。そこでこの様な混信を防
ぐために、広帯域増幅器24の前段にBS−IF信号帯域のバ
ンドパスフィルタ23を設けることが行われる。しかし1G
Hz帯のバンドパスフィルタ23を製作するには高度な技術
が必要であり、多段のフィルタ部を接続して複雑な調整
を要している。
(発明が解決しようとする課題) 上記したように、BS−IF信号とVHF,UHF信号と1本の
ケーブルで屋内ユニットに導く受信設備では、分波器が
高価で複雑なものになるか、あるいはBSチューナの入力
回路として複雑で高価な帯域フィルタを設ける結果とな
る。
そこでこの発明では、簡単な回路手段により不要な信
号がBSチューナに入力するのを防止することができ、混
信のない衛星放送受信を可能とするBSチューナ用入力回
路を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、衛星放送信号を受信し、第1の中間周波
数の信号に変換する第1の周波数変換器を含む第1のユ
ニットと、前記第1のユニットからの前記第1の中間周
波数の信号がケーブルを介して導入され、この第1の中
間周波数の信号を第2の中間周波数の信号に変換する第
2の周波数変換器を含むBSチューナと、を有する衛星放
送受信機において、 前記BSチューナは、前記ケーブルからの信号が入力信
号線路を介して入力され、第1の中間周波数の信号を増
幅して出力し、前記第2の周波数変換器に供給する広帯
域増幅器と、前記入力信号線路に結合し、前記第1の中
間周波数の約1/2の周波数に共振点を持ち、その共振点
付近の周波数成分を減衰するための直列共振回路とを具
備したことを特徴とするものである。
(作用) 上記の手段により、VHF,UHF信号の混合入力のうち歪
みを発生させる成分は、上記トラップ回路で除去される
のでBS−IF信号を受信しても混信を生じることがない。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの発明の一実施例であり、入力端子40に屋
外ユニットからケーブルを介してBS−IF信号及びVHF,UH
F信号が導入される。VHF,UHF信号は、分波器(図示せ
ず)に導かれて分波され、それぞれVHF,UHFチューナに
導入される。入力端子40は、トラップ回路としてのLC直
列共振回路41に接続されている。この回路の共振周波数
は600〜700MHz付近であり、BS−IF信号周波数帯の約1/2
の周波数である。本実施例では、コイルL=15nH、コン
デンサC=4pFである。実際の動作としては、前記の直
列コンデンサC1、C2と共に上記周波数(600〜700MHz)
付近にポールを持つハイパスフィルタとして働く。実測
の周波数特性は、第2図に示す特性カーブ51となる。こ
の直列共振回路41がない場合は、次段の広帯域増幅器42
の入力端での周波数特性は、特性カーブ52のようにな
る。
広帯域増幅器42の入力端に、UHF,VHFの混合信号が入
力した場合、その信号レベルが高いと広帯域増幅器42の
増幅トランジスタ部で歪みを発生するが、その歪成分が
BS−IF信号帯域の1/2周波数付近に現れる。この歪み成
分は、UHF帯の高調波歪み成分のうちBS−IF帯の受信周
波数に極めて近い成分であり、これがBS−IF信号受信に
対して混信の要因となっている。これはUHF,VHF信号レ
ベルに比べてBS−IF信号のレベルが低いからである。そ
こで、上記の500〜700MHz付近の成分をトラップにより
減衰させることで、妨害に対して充分なマージンを持た
せることができる。従来は、BS−IF信号としてカラーバ
ーを入力し、UHF信号を90dBμVで入力した場合画面に
はビートが現れていたが、本実施例ではUHF信号の110dB
μVが入力しても問題点ないことが確認できた。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によると簡単な回路を
追加するのみでUHF,VHF及びBS−IF信号が1本のケーブ
ルを介して屋内ユニットに導入されても、普通の安価な
分波器で信号分配すればよく混信のない衛星放送受信が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す回路図、第2図はこ
の発明の効果を説明するために示した周波数特性図、第
3図は衛星放送受信システムの説明図、第4図は受信シ
ステムの信号結合及び分波系統の説明図、第5図は従来
のBSチューナ入力回路を示す図である。 41……直列共振回路、42……広帯域増幅器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】衛星放送信号を受信し、第1の中間周波数
    の信号に変換する第1の周波数変換器を含む屋外ユニッ
    トと、前記屋外ユニットからの前記第1の中間周波数の
    信号がケーブルを介して導入され、この第1の中間周波
    数の信号を第2の中間周波数の信号に変換する第2の周
    波数変換器を含むBSチューナとを有する衛星放送受信機
    において、 前記BSチューナは、前記ケーブルから前記第2の周波数
    変換器までの構成として、 前記ケーブルに接続された入力信号線路と、 前記入力信号線路に結合し、前記第1の中間周波数の約
    1/2の周波数に共振点を持ち、その共振点付近の周波数
    成分を減衰するための直列共振回路と、 前記直列共振回路を通った前記第1の中間周波数の信号
    が入力され、この信号を増幅して出力し、前記第2の周
    波数変換器に供給する広帯域増幅器と を具備したことを特徴とするBSチューナ用入力回路。
JP15763988A 1988-06-25 1988-06-25 Bsチューナ用入力回路 Expired - Lifetime JP2703929B2 (ja)

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