JP2700038B2 - 吐水装置 - Google Patents

吐水装置

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JP2700038B2
JP2700038B2 JP1226699A JP22669989A JP2700038B2 JP 2700038 B2 JP2700038 B2 JP 2700038B2 JP 1226699 A JP1226699 A JP 1226699A JP 22669989 A JP22669989 A JP 22669989A JP 2700038 B2 JP2700038 B2 JP 2700038B2
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正寿 榎
雅智 森崎
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東陶機器株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、高所から吐出水を落下させ、これを断続的
に体に当てることによりマッサージ効果を得る吐水装置
に関する。
(従来の技術) 従来のこの種の吐水装置は、特開昭59−151958号公
報、実開昭54−8896号公報、実開昭61−71261号公報等
で知られるような吐水を断続的にするためのメカニズム
を有する吐水具を天井等に設置して、高所から湯を断続
的に噴出させることにより吐水に断続感を持たせるよう
になっている。
(発明が解決しようとする課題) 上記のような従来の吐水装置では配管を天井近くまで
持っていかなければならずシャワータワー等の大型本体
が必要になるばかりでなく、吐水を断続的にするための
メカニズムが必要であるため構造が複雑となり吐水具
(シャワーノズル)も大型化する。
本発明は従来技術が有する上記問題点に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは高所から吐出水を落
下させ、これを断続的に体に当てることによりマッサー
ジ効果を得る吐水装置においてシャワータワーや、吐水
を断続的にするための特別なメカニズムを必要としな
い、きわめて簡便な吐水装置を提供することにある。
(課題を達成するための手段) 上記目的を達成するために本発明の吐水装置において
は、通水路を有する本体と吐水口からなる吐水具を、そ
の吐水方向を斜め上向きにして壁面に設置し、湯又は水
を放物線状に吐出せしめるものである。
そして少流量で十分な飛距離を得、かつ吐水の分断を
確実にするために吐水具に気泡混入装置を装備する。
また同様の目的をもって、吐水口にその開口面積を絞
り、かつ開口形状を円形以外の形状とする絞り部を設け
る。
(作用) 上記のように構成した吐水装置にあっては、吐水口よ
り吐水角度θで湯・水を斜め上向きに噴出することによ
り、頂点で高さ方向の速度成分が失われ自由落下に近
い状態となり、流線は水滴に分断され重力により加速さ
れる結果、落下点では断続感のある吐水状態が得られ
る。
そして、吐出湯・水に気泡が混入されると実際流量よ
り空気混入分だけ見かけの流量が増すので、吐水口の開
口面積に対して流速が早くなり、少流量でも飛距離が出
る。しかも落下点付近では混入された気泡が抜けて流線
は細い円柱の水流となり、きれいな球状の分断ができ
る。
また、吐水口の開口形状を絞り、かつ開口形状を非円
形とすることにより流速が早められ、かつ、複数の流線
が形成され、これら複数の流線が衝突若しくは交わるこ
とにより流線の分断が早められる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。
第1図乃至第3図において(A)は本発明吐水装置の
吐水具で、通水路(1)を有する円筒状の本体(2)と
吐水口(3)とからなる。
本体(2)は通水路(1)の一端に開口する流入口部
(5)の軸線に対して他端に開口する流出口部(6)の
軸線が所要の角度、例えば135゜で交わるように全体と
して屈曲若しくは弯曲状に形成し、上記流出口部(6)
に吐水口(3)を装着する。
吐水口(3)は袋ナット状に形成して内部に整流網
(7)、整流板(8)を挿入し、Oリング(9)を介し
て本体(2)の流出口部(6)に螺着する。
そして、上記吐水具(A)は本体(2)の流入口部
(5)にシャワーホース(10)を接続し、該シャワーホ
ース(10)を介してカラン・シャワー切換装置を備える
湯水混合栓(11)あるいはシャワー専用の給湯栓に連絡
せしめ、シャワーハンガー(12)等を介して浴室壁面
(4)に本体流入口部(5)の軸栓が垂直となるように
設置する。
従って、この実施例においては、第1図に示すように
吐水具(A)から湯が吐水角度θ(この場合には約45
゜)で吐出され、この吐出された湯は放物線を描くが、
この際頂点でy方向の速度成分Vyを失い自由落下に近
い状態となり、流線は水滴に分断され、重力によって加
速される結果、落下点では断続感のある吐水状態が得
られる。
一方、吐水角度θを小さくする、即ちX方向の速度成
分Vxを小さくする程水滴は自由落下の状態に近づき、断
続感が増すが、吐水の飛距離が短かくなるので使用者が
浴室壁面(4)に近付かなければならず使用勝手が悪く
なる。
尚、飛距離を大きくするためには吐水を大流量にすれ
ば良いが、配管の径等設備面での制約により一般家庭で
は大流量の吐水を得難い。
第4図乃至第5図に示す第2の実施例、第6図乃至第
13図に示す第3の実施例はこの問題を解決するものであ
る。
即ち、第4図乃至第5図に示す第2の実施例は上記問
題を解決するために前記吐水具(A)が気泡混入装置
(B)を具備している。
気泡混入装置(B)はノズル部(13)を内設すると共
に、該ノズル部(13)近傍の周面に吸気孔(14)を開穿
した筒状部材(15)からなり、吐水具(A)の本体
(2)の流入口部(5)に螺着連結する。
尚、図示例においては上記筒状部材(15)を、ノズル
部(13)を有する第1部材(15a)と、吸気孔(14)を
有し上記第1部材(15a)に螺着連結される第2部材(1
5b)とで構成し、第1部材(15a)をシャワーホース(1
0)に、第2部材(15b)を吐水具(A)の流入口部
(5)に夫々接続する。尚第5図において(16)はOリ
ングである。
従って、この実施例においては、気泡混入装置(B)
のノズル部(13)からの湯・水の高速の噴出でその周囲
に生ずる負圧により吸気孔(14)から空気が吸引され
て、湯・水中に気泡状に混入するため、実際の流量はQ
[/min]であるが、空気混入分a[/min]だけ見か
けの流量が増し吐水量は(Q+a)[/min]となる。
よって、開口面積に対し流速が早くなり、大流量の吐水
でなくても飛距離が出る。
また、落下点付近では混入されていた気泡が抜けて
流線は細い円柱の水流となり、きれいな球状の分断がで
きる。
一方、第6図乃至第13図に示す第3の実施例において
は飛距離の問題を解決するために吐水口(3)の開口面
積を絞り部(C)で絞っており、しかも開口形状を円形
以外の形状に形成している。
即ち、このものは前記吐水具(A)の本体(2)の流
出口部(6)に螺着する吐水口(3)内にOリング(1
7)を介して絞り用ブッシュ(18)を入れ、更に整流網
(7)と整流板(8)を挾んで固定用ブッシュ(19)を
挿入する。上記絞り用ブッシュ(18)は吐水口(3)開
口の絞り部(C)を構成するものである。
そして、上記絞り用ブッシュ(18)と固定用ブッシュ
(19)、固定用ブッシュ(19)と本体(2)の流出口部
(6)は切欠き(20)(21)と突子(22)(23)とから
なるキー(24)(25)により回転を防止する。
絞り用ブッシュ(18)と固定用ブッシュ(19)は夫々
吐水口(3)に嵌合する円筒状に形成するが、絞り用ブ
ッシュ(18)は前端開口(26)を円形以外の適当な形状
に形成し、固定用ブッシュ(19)にはその軸方向中途部
に整流板掛合段部(27)を形成する。
上記絞り用ブッシュ(18)の開口(26)の形状は、例
えば第7図に示すような大略「U」字形、第8図に示す
ような 第9図に示すような対向する2つの円弧形、第10図に示
すような円孔の中央に三角形の閉鎖部分を残した形状等
頂点が異なる流線を複数本形成するような形状が望まし
い。
従って、この実施例においては絞り部(C)で吐水口
(2)の開口面積が絞られるため吐水の流速が速くなり
飛距離が長くなる。
しかも、吐水は複数の流線が衝突或いは交ることによ
り分断が促進される。
即ち吐水口(2)の開口形状が第8図の形状の場合、
第11図に示すように頂点のちがう3本の流線が交わるこ
とにより、前後、左右に波が生じ、分断が早められ、第
9図の形状の場合第12図に示すように2本の水流が衝突
して分断が早められる。また第10図の形状の場合第13図
に示すように3本の流線が交わることにより分断が早め
られる。
(効果) 本発明は以上のような構成であるから以下に記載する
ような効果を奏する。
(1)請求項1の発明においては、円筒状の吐水具から
湯又は水を放物線状に吐出させるものであるので、装置
としては壁面に設置する吐水具だけで配管を天井等の高
所までもっていく必要もなく、従ってシャワータワーの
ような大型の本体を必要としない。
また、吐水を断続的にさせるためのメカニズムを必要
としないので、構造が簡単でかつ安価であり、吐水具そ
のものの小型化も計かれる。
(2)請求項2の発明においては、吐水具に気泡混入装
置を設けて吐水中に気泡を混入するので、吐水の見かけ
の流量が増して吐水口の開口面積に対し流速が速くな
り、しかも落下点付近では混入された気泡が抜けて流線
がきれいな球状に分断されることになり、断続感があっ
て飛距離も十分なうたせ吐水が一般家庭用として適当な
15/min程度の流量で実現できる。
(3)請求項3の発明においては、吐水口にその開口面
積を絞り、かつ開口形状を円形以外の形状とする絞り部
を設けたので、吐水口からの吐出速度が速くなり、しか
も流線が複数本形成されてこれが衝突又は交差して水量
の分断が高い位置で確実に行なわれることになり、請求
項2の発明と同様、断続感があり、飛距離も十分なうた
せ吐水が15/min程度の流量で実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明吐水装置の全体構成の概要を示す説明
図、第2図は本発明の主要な構成要素である吐水具の一
例を示す断面図、第3図はその分解斜視図、第4図は吐
水具の他の実施例を示す断面図、第5図はその分解斜視
図、第6図は吐水具の更に他の実施例を示す断面図、第
7図はその分解斜視図、第8図乃至第10図は吐水口の開
口形状の例を示す吐水口の正面図、第11図乃至13図は第
8図乃至第10図に示す吐水口開口形状に対応する吐水状
態を説明する説明図である。 A:吐水具、B:気泡混入装置 C:絞り部、1:通水路 2:本体、3:吐水口 4:壁面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−277957(JP,A) 実開 平1−84633(JP,U) 実開 昭63−146630(JP,U) 実開 平1−90530(JP,U) 実開 平1−117329(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通水路を有する本体と吐水口からなる吐水
    具を、その吐水方向を斜め上向きにして壁面に設置し、
    湯又は水を放物線状に吐出せしめることを特徴とする吐
    水装置。
  2. 【請求項2】吐水具が気泡混入装置を備えることを特徴
    とする請求項(1)記載の吐水装置。
  3. 【請求項3】吐水口にその開口面積を絞り、かつ開口形
    状を円形以外の形状とする絞り部を設けることを特徴と
    する請求項(1)又は(2)記載の吐水装置。
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