JP2699541B2 - 積層布帛 - Google Patents

積層布帛

Info

Publication number
JP2699541B2
JP2699541B2 JP1086539A JP8653989A JP2699541B2 JP 2699541 B2 JP2699541 B2 JP 2699541B2 JP 1086539 A JP1086539 A JP 1086539A JP 8653989 A JP8653989 A JP 8653989A JP 2699541 B2 JP2699541 B2 JP 2699541B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyurethane
fabric
intermediate layer
weight
laminated fabric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1086539A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02169772A (ja
Inventor
勝 春田
隆 塩谷
光一 西桜
順子 津田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Publication of JPH02169772A publication Critical patent/JPH02169772A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2699541B2 publication Critical patent/JP2699541B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は太陽光の電磁波エヘルギーを吸収して熱に変
換する効果を有し、保温効果に優れ、しかも透湿性と防
水性を兼ねそなえた積層布帛に関する。
(従来の技術) 従来、保温効果を高めるためには、布帛を厚くする、
通気量を小さくする、熱伝導の小さい空気の層を設け
る、空気の対流を防止するために空気層を繊維により細
分化するなどの手段がとられている。この他、外部への
熱放射を抑制するために、たとえば、金属蒸着膜を有す
る布帛が用いられている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、これらはいずれも内部の熱が熱伝導、
熱対流あるいは熱放射によって失われるのを抑制するも
のであり、外部のエネルギーを積極的に取り込むもので
はなかった。
(課題を解決するための手段) 本発明は、外部のエネルギーのうち、とくに太陽光の
電磁波エネルギーを積極的に取り込んで保温効果を高め
ようとするものである。
本発明は、上記目的を達成するために次の(a)〜
(d)のいずれかの構成を有する。
すなわち、 (a)ポリウレタン皮膜と基布とからなり、透湿度が30
00g/m2・24hr以上、耐水度が1000mm水柱以上の積層布帛
において、透明性の高い繊維素材からなる基布の透過光
強度が10×10-2以上であり、ポリウレタン皮膜が5〜60
wt%の太陽光吸収剤および5〜60wt%の遠赤外線放射剤
を含有することを特徴とする積層布帛、 (b)ポリウレタン皮膜とポリウレタン中間層と基布と
からなり、透湿度が3000g/m2・24hr以上、耐水度が1000
mm水柱以上の積層布帛において、透明性の高い繊維素材
からなる基布の透過光強度が10×10-2%以上であり、ポ
リウレタン皮膜および/またはポリウレタン中間層が5
〜60wt%の太陽光吸収剤および5〜60wt%の遠赤外線放
射剤を含有することを特徴とする積層布帛、 (c)厚さ5〜30μmのポリウレタン皮膜と不連続なポ
リウレタン中間層と透明性の高い繊維素材からなる基布
とからなる積層布帛であって、ポリウレタン中間層が太
陽光吸収剤を5〜60wt%含有し、遠赤外線放射剤を5〜
60wt%含有し、透湿度が3000g/m2・24hr以上、耐水度が
1000mm水柱以上であることを特徴とする積層布帛、 (d)ポリウレタン皮膜および/またはポリウレタン中
間層が3〜30wt%の紫外線吸収剤を含有することを特徴
とする上記(a)、(b)または(c)記載の積層布帛
である。
本発明において基布の形態としては、織物、編物、不
織布のいずれでも良い。
本発明に用いる基布の素材には、特に制限はない。
本発明に用いる基布の厚さは、基布を最外層として用
いたときに、最内層のポリウレタン皮膜に比較して遠赤
外線を通過しにくく、また、ポリウレタン皮膜側から遠
赤外線を選択的に内部に放射させる観点および軽量性、
強度、透湿性の観点から、ポリウレタン皮膜の厚さより
大きいことが好ましい。100〜1000μm(0.1〜1mm)で
あればさらに好ましい。
本発明において基布の透過光強度とは、自動変角光度
計を用いて、後述の実施例の項に記載のように測定し
た、試料を透過する光の強度をいう。
本発明において基布の透過光強度は、基布に覆われた
内部へ太陽光が到達する割合を損なわないために10×10
-2%以上が好ましい。
なお、基布の透過光強度は大きいほど好ましいが、透
過光強度が10×10-1%を越える基布を得るのは一般に困
難である。
このように高い透過光強度とするためには、基布の繊
維素材はできるだけ透明性の高いもの、例えば、単糸数
が少なく、酸化チタンなどの添加物が少ないスーパーブ
ライト糸やブライト糸、セミダル糸が好ましい。また、
基布の厚さは0.5mm以下とすることが好ましい。さら
に、クロスカバーファクターは0.85以下と実用範囲でで
きるだけ粗くすることが好ましい。
上記クロスカバーファクターとは、次式により算出し
た値をいう。
KC=K1+K2−K1×K2 ここで、 KC:クロスカバーファクター K1:経糸直径/隣接経糸の中心間距離 K2:緯糸直径/隣接緯糸の中心間距離 本発明においてポリウレタン皮膜は、無孔質膜でも微
多孔質膜でも良い。
無孔質のポリウレタン皮膜とする場合には、例えば、
アジピン酸と1,4−ブタンジオールとを反応させて得ら
れる脂肪族ポリエステルの両末端に、ヘキサメチレンジ
イソシアネートなどの脂肪族多価イソシアネートを付加
し、さらにこれにヘキサメチレンジアミンなどの脂肪族
多価アミンを徐々に加えて得られる脂肪族ポリウレタン
樹脂と、該脂肪族ポリウレタン樹脂と相溶性を有し、水
には不溶であって親水性を有する樹脂を混合した樹脂と
の溶液から形成することができる。
微多孔質のポリウレタン皮膜とする場合には、基布に
ポリウレタン重合体の極性有機溶剤溶液を塗布し、次い
で水溶液中に浸漬してポリウレタン微多孔質皮膜を形成
するいわゆる湿式法、あるいは、油中水型のポリウレタ
ン重合体を溶剤溶液とし、その中に水を分散させた水分
散型ポリウレタン溶液を基布に塗布し、次いで、感熱処
理してポリウレタン微多孔質皮膜を形成するいわゆる乾
式法のいずれの方法によっても形成することができる。
ポリウレタン皮膜を形成する前に撥水剤で前処理する
ことも、風合の改善およびポリウレタン皮膜と布帛との
接着性改善の観点から好ましく行われる。
本発明の積層布帛のポリウレタン皮膜の厚さは、該ポ
リウレタン皮膜が保護層としての機能を有すること、ま
た、波長10μm前後の遠赤外線透過率を高く保つ観点か
ら、5〜30μmの範囲が好ましい。
なお、後述する紫外線吸収剤、太陽光吸収剤、遠赤外
線放射剤などは上記ポリウレタン溶液中に皮膜形成後に
所定範囲の含有量となるように分散あるいは混合させ
る。
本発明においてポリウレタン中間層とは、上記のポリ
ウレタン皮膜を基布と接着するための接着層としても機
能させるため、同素材のポリウレタンが好ましく用いら
れる。
また、本発明の積層布帛の透湿性、柔軟性の観点か
ら、ポリウレタン中間層は不連続層であることが好まし
い。不連続層とは、要は、積層布帛の透湿性および柔軟
性を損わない程度に不連続な層であればよく、たとえ
ば、孔を規則性を持たせて配置したり、縞状、水玉模様
状、格子状、網目状、市松模様状に配置するなどが好ま
しい。
このような不連続なポリウレタン中間層は、たとえば
グラビアコーティングで形成することができる。
該ポリウレタン皮膜を有する皮膜を有する本発明の積
層布帛の透湿度は3000g/m2・24hr以上でなければならな
い。透湿度が3000g/m2・24hr未満であると衣料としたと
きに着用時に蒸れを感ずる。一方、透湿度は大きいほど
好ましいが、10000g/m2・24hr以上の積層布帛を得るの
は一般に困難である。
該ポリウレタン皮膜を有する本発明の積層布帛は、10
00mm水柱以上の耐水度を有さなければならない。耐水度
が1000mm水柱より低いと、衣料として雨中で長時間着用
すると漏水が認められる。一方、耐水度は高いほど好ま
しいが、上記の透湿度を有するためには5.0kg/cm2以上
とするのは困難である。
本発明の積層布帛を形成するポリウレタン皮膜および
/またはポリウレタン中間層には、紫外線領域のエネル
ギーをも有効に利用できることから、3〜30wt%の紫外
線吸収剤を含有させることも好ましく行なわれる。
この場合、紫外線吸収剤の含有率は、風合が粗硬とな
らないように30wt%以下とすることが好ましい。
紫外線吸収剤としては、それ自信が光分解や光酸化し
にくく、紫外線を吸収し、該紫外線を効率良く熱エネル
ギーに変換するものが好ましい。たとえば、ベンゾフェ
ノン系紫外線吸収剤、トリアゾール系紫外線吸収剤、サ
リチル酸誘導体系紫外線吸収剤、アクリロニトリル誘導
体系紫外線吸収剤、蛍光白色染料、亜鉛華、酸化チタン
などが挙げられる。蛍光白色染料の例としては、ジチア
ミノスチルベンジスルホン酸誘導体、イミダゾール誘導
体、クマリン誘導体などが挙げられる。
本発明においてポリウレタン中間層が存在する場合に
は、上記のポリウレタン皮膜と同様の観点から、紫外線
吸収剤は、ポリウレタン中間層に5〜60wt%含有されて
いることが好ましい。
本発明において太陽光吸収剤は、本発明の積層布帛の
少なくともポリウレタン皮膜および/またはポリウレタ
ン中間層のいずれか中に5〜60wt%含有されていなけれ
ばならない。5wt%未満では可視光の吸収能力が低く、
一方、60wt%を超えると風合が粗硬となる。
本発明において太陽光吸収剤とは、可視光を効率良く
吸収する物質を意味し、例えば、金属系酸化物や金属系
炭化物が好ましい。金属系酸化物としては、たとえば、
Cr、Fe、Mn、Cuの酸化物、また、金属系炭化物として
は、たとえば、Si、Zrの炭化物が好ましく用いられる。
また、ポリウレタン皮膜および/またはポリウレタン
中間層に遠赤外線放射剤を所定量含有させる場合には、
吸収した可視光を遠赤外線に変換して放射することがで
きるので、好ましい。
また、本発明の積層布帛のポリウレタン皮膜および/
またはポリウレタン中間層に含まれる遠赤外線放射剤と
しては、人体の体温程度の温度において、波長3μm以
上なかでも波長10μm前後の遠赤外線を効率良く放射す
ることから、ZrO2、SiO2、Al2O3などのセラミックス粉
末が好ましく用いられる。
該セラミックス粉末のポリウレタン皮膜および/また
はポリウレタン中間層中の含有率は、遠赤外線放射効果
および風合の観点から5〜60wt%の範囲が好ましい。
本発明の積層布帛は、太陽光吸収剤により透明性の高
い繊維素材からなる基布を通過した太陽光を効率良く熱
エネルギーに変換し、該熱エネルギーを遠赤外線放射剤
により効率良く人体側に放射することによって優れた保
温効果を得るという技術思想であり、透明性の高い繊維
素材からなる基布、太陽光吸収剤および遠赤外線放射剤
が重要である。
なお、紫外線吸収剤、太陽光吸収剤、遠赤外線放射剤
などの添加物の総含有量は、風合の観点から60wt%以下
であることが好ましい。
本発明の積層布帛はこのような構造を取ることによっ
て、基布の色を自由に選択でき、太陽光を太陽光吸収剤
で無駄なく吸収、利用することができる。
[実施例] 以下、実施例によりさらに詳細に説明する。
なお、本発明の積層布帛の諸物性は以下の方法により
測定した。
[4] 自動変角光度計GP−1R型((株)村上色彩技術研究所
製)を用い次の条件にて光源からの光を試料が遮断する
ように設置し、試料を透過する光の強さ(%)を測定し
た。
光源と受光機の角度:180゜ 光源:透明バルブ入りタングステンコイル電球 ニュートラルフィルタ:ND−1使用 スケール:試料のない場合(空気)を100%とした。
[透湿度] JIS L 1099(A−1法)によった。
[耐水度] JIS L 1092(A法、B法の静水圧法)によった。
なお、A法(低水圧法)とB法(高水圧法)の相違点
について以下説明する。
A法(低水圧法)においては、水圧をマノメータで読
み取るため、測定可能な水圧範囲はマノメータの高さ以
内に制限される。マノメータの高さは、通常市販されて
いる測定装置においては、2000mmであり、耐水度が2000
mmH2Oを越える試料を測定することができない。
したがって、耐水度が2000mmH2Oを越える試料につい
ては、6kg/cm2程度まで測定可能なB法(高水圧法)で
測定する。
後述の実施例、比較例において、耐水度の単位がmmH2
OのものはA法(低水圧法)による測定値、耐水度の単
位がkg/cm2のものはB法(高水圧法)による測定値を表
わす。
[洗濯] JIS L 0844(C−1S法)によった。
<実施例1> 経糸として70d−12fのナイロンフィラメントセミダル
糸、緯糸として140d−34fのナイロンフィラメントセミ
ダブル糸を用い、経糸仕上密度139本/inchになるように
製織したナイロンタフタを緑色に染色仕上げした後の透
過光強度は20×10-2%であった。
[ポリウレタン皮膜の形成] 平均分子量1000のポリエーテルジオール1モルに対
し、イソホロンジイソシネート2モルを付加反応させ、
得られた両末端イソシアネートプレポリマーをトリエチ
レンジアミンを用いて高分子化したポリウレタン樹脂を
メチルエチルケトンに溶解し、ポリウレタン樹脂濃度が
70wt%の塗布溶液を調整した。該塗布溶液を離型紙上に
ナイフオーバーロールコーターを用いて、乾燥後の皮膜
厚さが10μmになるように塗布した後、80℃で乾燥して
厚さ10μmのポリウレタン無孔質皮膜を形成した。
[ポリウレタン中間層の形成] 粒径0.5〜2μmのCrO2の粉末、粒径0.5〜2μmのCu
Oの粉末およびトリアゾール系紫外線吸収剤チヌビン−
P(チバ・ガイギー社製)粉末を重量比5/3/2の割合で
含む混合物20gとポリウレタン系接着剤38g、さらにZrO2
粉末を8gをトルエン200gに混合した接着液を調整した。
離型紙上に形成した上記ポリウレタン無孔質皮膜に上
記接着液をグラビアロールコーターを用いてドット状に
50g/m2塗布し、100℃での熱風で乾燥した。
[積層化] 接着液が乾燥して形成したポリウレタン中間層の上に
上記ナイロンタフタを無重力状態で重ね合せ、マングル
で軽くニップした後、100℃に加熱し、離型紙を除去し
た。次いで、織物面にグラビアロールで弗素系撥水剤を
0.05wt%付着させ120℃で処理した後さらに24時間40℃
に保つことで、厚さ10μmのポリウレタン皮膜と、27.6
wt%の太陽光吸収剤と13.8wt%の遠赤外線放射セラミッ
ク粉末および6.9wt%の紫外線吸収剤を含む点状に不連
続に配置されたポリウレタン中間層とを有し、透湿度が
3400g/m2・24hr、耐水度が1kg/cm2である積層布帛を得
た。
<実施例2> 粒径0.5〜2μmのCrO2の粉末、粒径0.5〜2μmのCu
Oの粉末、粒径0.1〜0.3μmのZrO2の粉末を重量比5/3/4
の割合で含む混合物24gとポリエステル系ポリウレタン3
4gを、ジメチルホルムアミド/トルエンの混合溶媒(体
積比1/1)200gに混合して分散液を調製した。
75d−36fのポリエステルフィラメントからなる目付10
0g/m2の平織物(タフタ)の片面に、上記分散液を20メ
ッシュの点状に彫刻したグラビアロールコーターを用い
て点状に10g/m2塗布し、100℃での熱風で乾燥し、可視
光吸収機能と遠赤外線放射機能を備えた不連続なポリウ
レタン中間層を形成した。平均分子量1000のポリエステ
ルジオール1モルに対し、イソホロンジイソシアネート
2モルを付加反応させ、得られた両末端イソシアネート
プレポリマーをトリエチレンジアミンを用いて高分子化
したポリウレタン樹脂の厚さ10μmの皮膜を離型紙上に
ナイフオーバーロールコーターを用いて厚さ10μmのポ
リウレタン皮膜を成形した。
ポリウレタン中間層の上に、上記ポリウレタン皮膜
を、無張力状態で重ね合せ、マングルで軽くニップした
後、100℃に加熱し、離型紙を除去後、さらに24時間40
℃に保つことで、厚さ10μmのポリウレタン皮膜と、点
状に不連続に配置されたポリウレタン中間層を有する積
層布帛であって、該ポリウレタン中間層が太陽光吸収剤
を27.6wt%、遠赤外線放射剤を13.8wt%含有し、透湿度
が3500g/m2・24hr、耐水度が1.0kg/cm2である積層布帛
を得た。
<比較例1> ポリウレタン中間層にCrO2の粉末、CuOの粉末、紫外
線吸収剤粉末を含有させない他は実施例1と全く同様に
して、厚さ10μmのポリウレタン皮膜を有する。透湿度
が3800g/m2・24hr、耐水度が1kg/cm2である積層布帛を
得た。
<比較例2> ポリウレタン中間層にCrO2の粉末、CuOの粉末を含有
させない他は実施例1と全く同様にして、厚さ10μmの
ポリウレタン皮膜と紫外線吸収剤6.9wt%を含むポリウ
レタン中間層とを有し、透湿度が3800g/m2・24hr、耐水
度が1kg/cm2である積層布帛を得た。
<実施例3> 実施例1で用いたものと同等のナイロン織物に弗素系
撥水剤溶液を処理し、乾燥、熱処理した。弗素系撥水剤
の織物に対する付着量は0.04wt%であった。
ポリエステル系ポリウレタンエラストマー16重量部、
弗素系撥水剤0.4重量部、トリメチロールプロパン/ヘ
キサメチレンジイソシアネート(モル比1:3)付加物1
重量部、ポリプロピレングリコール・ポリエチレングリ
コールブロック重合体(非イオン界面活性剤)5重量
部、粒径0.5〜2μmのCrO2の粉末2重量部、粒径0.5〜
2μmのCuOの粉末1.5重量部および遠赤外線放射性を有
するZrO2粉末を2重量部をジメチルホルムアミド74.1重
量部に溶解して塗料液を調製した。
この塗料液を上記撥水処理織物上にリバースコーター
を用いて300g/m2(湿潤時)となるように塗布し、次い
で30℃に保ったジメチルホルムアミドの10%水溶液中に
5分間浸漬してゲル化させた後、80℃で30分間水洗し、
100℃で熱風乾燥後、140℃で3分間熱処理を行なった。
熱処理後のコーティング布帛を弗素系撥水剤の1wt%
溶液中に浸漬し、マングルで絞り率70%に均一に絞った
後、ヒートセッターを用いて150℃で30秒間熱処理する
ことにより、透湿度が5500g/m2・24hr、耐水度が1600mm
水柱である積層布帛を得た。
この積層布帛はポリウレタン中間層を有さず、厚さ50
μmのポリウレタン皮膜中に太陽光吸収剤を15.9wt%お
よび遠赤外線放射性を有するZrO2粉末を9.5wt%含むも
のである。
<実施例4> 実施例1で用いたものと同等のナイロン織物を用い、
ポリウレタン皮膜を形成するための塗布液として、ポリ
エステル系ポリウレタンエラストマーを15重量部、弗素
系撥水剤0.4重量部、トリメチロールプロパン/ヘキサ
メチレンジイソシアネート(モル比1:3)付加物1重量
部、ポリプロピレングリコール・ポリエチレングリコー
ルブロック重合体(非イオン界面活性剤)5重量部、粒
径0.5〜2μmのCrO2の粉末2重量部、粒径0.5〜2μm
のCuOの粉末1.5重量部およびトリアゾール系紫外線吸収
剤チヌビン−P(チバ・ガイギー社製、登録商標)粉末
1重量部、遠赤外線放射性を有するZrO2粉末を2重量部
をジメチルホルムアミド74.1重量部に溶解して塗料液を
調製した他は実施例3と同様にして、透湿度が5400g/m2
・24hr、耐水度が1550mm水中である積層布帛を得た。
この積層布帛はポリウレタン中間層を有さず、厚さ50
μmのポリウレタン皮膜中に太陽光吸収剤を15.9wt%、
遠赤外線放射性を有するZrO2粉末を9.1wt%および紫外
線吸収剤を4.5wt%含むものである。
<実施例5> 実施例1で用いたものと同等のナイロン織物を用い、
ポリウレタン皮膜中にも太陽光吸収剤を15.9wt%含ませ
た他は実施例2と同様にして、透湿度が3400g/m2・24h
r、耐水度が0.9kg/cm2である積層布帛を得た。
この積層布帛はポリウレタン中間層を有し、厚さ10μ
mのポリウレタン皮膜中に太陽光吸収剤を15.9wt%、ポ
リウレタン中間層に太陽光吸収剤を26.7wt%および遠赤
外線放射性を有するZrO2粉末を13.3wt%含むものであ
る。
<比較例3> 経糸に110d−24fのナイロンフィラメントセミダル糸
と20dのポリウレタン繊維を引揃えたウーリー加工糸、
緯糸に140d−68fのナイロンフィラメントフルダル糸を
用い、緑色に染色仕上げした、透過光強度が3×10-2
のナイロン/ポリウレタン繊維混織物を基布として用
い、ポリウレタン中間層に紫外線吸収剤を含まない以外
は実施例1と同様にして、厚さ10μmのポリウレタン皮
膜と、26.7wt%の太陽光吸収剤を含む点状に不連続に配
置されたポリウレタン中間層とを有し、透湿度が3400g/
m2・24hr、耐水度が1kg/cm2である積層布帛を得た。
<比較例4> 遠赤外線放射性を有するZrO2粉末を8gとポリエステル
系ポリウレタン50gを、ジメチルホルムアミド/トルエ
ンの混合溶媒(体積比1/1)200gに混合して分散液を調
製し、これを用いてポリウレタン中間層を形成した他は
実施例2と全く同様にして、厚さ10μmのポリウレタン
皮膜と、点状に不連続に配置されたポリウレタン中間層
を有する積層布帛であって、該ポリウレタン中間層が遠
赤外線放射剤を13.3wt%有し、透湿度が3500g/m2・24h
r、耐水度が1kg/cm2である積層布帛を得た。
<比較例5> 実施例1で用いたものと同等のナイロン織物を用い、
ポリウレタン皮膜に太陽光吸収剤を含ませず、ポリエス
テル系ポリウレタンエラストマーを19.5重量部とした以
外は実施例3と同様にして、透湿度が3400g/m2・24hr、
耐水度が1.0kg/cm2である積層布帛を得た。
この積層布帛はポリウレタン中間層を有さず、厚さ50
μmのポリウレタン皮膜中に遠赤外線放射性を有するZr
O2粉末のみを9.1wt%含むものである。
<比較例6> 実施例1で用いたものと同等のナイロン織物を用い、
ポリウレタン皮膜を形成するための塗布液として、ポリ
エステル系ポリウレタンエラストマーを17重量部、弗素
系撥水剤0.4重量部、トリメチロールプロパン/ヘキサ
メチレンジイソシアネート(モル比1:3)付加物1重量
部、ポリプロピレングリコール・ポリエチレングリコー
ルブロック重合体(非イオン界面活性剤)5重量部、遠
赤外線放射性を有するZrO2を2重量部をジメチルホルム
アミド74.1重量部にて溶解して塗料液を調製した他は実
施例3と同様にして、透湿度が5500g/m2・24hr、耐水度
が1600mm水柱である積層布帛を得た。
<比較例7> ポリウレタン中間層を形成するための接着液として、
太陽光吸収剤量を減少し、ポリウレタン系接着剤を38g
とし、ZrO2粉末と紫外線吸収剤粉末を含有させない他は
実施例1と全く同様にして、厚さ10μmのポリウレタン
皮膜と、4.0wt%の太陽光吸収剤を含む点状に不連続に
配置されたポリウレタン中間層とを有し、透湿度が3900
g/m2・24hr、耐水度が1.0kg/cm2である積層布帛を得
た。
<比較例8> ポリウレタン中間層を形成するための接着液として、
太陽光吸収剤量を増加し、ポリウレタン系接着剤を38g
とし、ZrO2粉末と紫外線吸収剤粉末を含有させない他は
実施例1と全く同様にして、厚さ10μmのポリウレタン
皮膜と、62.0wt%の太陽光吸収剤を含む点状に不連続に
配置されたポリウレタン中間層とを有し、透湿度が3000
g/m2・24hr、耐水度が0.8kg/cm2である積層布帛を得
た。
<実施例6> 遠赤外放射剤量を減少した他は実施例2と全く同様に
して、厚さ10μmのポリウレタン皮膜と、27.6wt%の太
陽光吸収剤と、5.5wt%の遠赤外放射剤を含む点状に不
連続に配置されたポリウレタン中間層とを有し、透湿度
が3600g/m2・24hr、耐水度が1.0kg/cm2である積層布帛
を得た。
<実施例7> 遠赤外放射剤量を増加した他は実施例2と全く同様に
して、厚さ10μmのポリウレタン皮膜と、27.6wt%の太
陽光吸収剤と15.9wt%の遠赤外放射剤を含む点状に不連
続に配置されたポリウレタン中間層とを有し、透湿度が
3500g/m2・24hr、耐水度が1.0kg/cm2である積層布帛を
得た。
<実施例8> 遠赤外放射剤量を増加した他は実施例2と全く同様に
して、厚さ10μmのポリウレタン皮膜と、27.6wt%の太
陽光吸収剤と33.0wt%の遠赤外放射剤を含む点状に不連
続に配置されたポリウレタン中間層とを有し、透湿度が
3000g/m2・24hr、耐水度が0.8kg/cm2である積層布帛を
得た。
<実施例9> 実施例1〜8、比較例1〜8で得られた皮膜積層布帛
の布帛側を、人工太陽光線に暴露して布帛裏面の温度を
熱電対で測定した。
暴露条件は、人工太陽光線の照射強度は650kcal/m2
Hr、環境条件は5℃、湿度60%R.H.とした。
本発明において、人工太陽光線とは、色温度5000゜K
の陽光ランプ((株)東芝製)から発せられる光線をい
い、太陽光線にエネルギー分布が近似している。
照射開始から30分後の布帛裏面の温度を表1に示す。
なお、実施例3〜4、比較例5〜6においてはコーテ
ィングによるポリウレタン皮膜が形成されているが、こ
の皮膜は布帛自体の表面凹凸により、厚さが均一ではな
く、表1においてはポリウレタン皮膜の厚さとして平均
厚さを表示した。
表1に示すように、実施例1で得た本発明の積層布帛
は、比較例1〜3の積層布帛に比べ、布帛裏面温度が7
〜8℃高かった。また、実施例2で得た本発明の積層布
帛は比較例3の積層布帛に比べ布帛裏面温度が7℃高か
った。
さらに本発明の積層布帛は、耐洗濯性が良好であり、
洗濯5回後も諸物性はほとんど変化せず、また、風合や
外観上の変化もなかった。
<実施例10> 実施例2と比較例1で得た積層布帛を用いて、人工気
象室で色温度5000゜Kである高温体に両者を暴露し、布
帛両面の温度を測定した。
高温体の照射強度は650kcal/m2・hr、環境条件は気温
5℃、湿度60%R.H.とした。
この結果を第5図に示した。横軸は時間(min)、縦
軸は布帛裏面の温度(℃)である。図中、Aは、高温体
の照射をした時間帯を示し、Bは、2m/secの風をあてた
時間帯を示す。
照射を開始して約20分後で布帛の表面温度および裏面
温度はそれぞれほぼ一定温度となった。照射開始から30
分後の布帛の両面の温度を表2に示す。
表2に示すように、実施例2で得た本発明の積層布帛
は、比較例1の積層布帛に比べ、布帛表面温度が6℃、
布帛裏面温度が6℃高かった。
<実施例11> 実施例2で得た本発明の積層布帛と比較例6で得た積
層布帛を用いてそれぞれブルゾン4着を縫製し、冬の晴
天時の屋外(気温:8℃)で着用した。被験者は4名とし
た。
被験者の全員が、本発明の積層布帛よりなるブルゾン
の方が温かく感じると報告した。
<実施例12> 実施例1で用いたものと同等のナイロン織物を用い、
ポリウレタン皮膜中にも太陽光吸収剤15.9wt%と遠赤外
線放射剤9.1wt%含ませた以外は実施例2と同一な方法
により透湿度が3400g/m2・24hr、耐水度が0.9kg/cm2
ある積層布帛を得た。この積層布帛はポリウレタン中間
層を有し、厚さ10μmのポリウレタン皮膜中に太陽光吸
収剤を15.9wt%、遠赤外線放射剤を9.1wt%、ポリウレ
タン中間層に太陽光吸収剤を26.7wt%及び遠赤外線放射
性を有するZrO2粉末を13.3wt%含むものである。
(発明の効果) 本発明の積層布帛は、太陽光線を効率良く吸収し、衣
服内温度を上昇させる機能を有し、透湿性および防水性
を兼ねそなえているので、特に、冬季の屋外スポーツ衣
料として好適な素材である。
【図面の簡単な説明】
第1、2、3図は本発明の積層布帛の模式的断面図であ
る。 第4図は、透過光強度の異なる基布を用いて実施例1と
同様にして得た積層布帛を実施例9と同条件で測定した
実験結果で、積層布帛の透過光強度と温度上昇効果の関
係を示す図である。第5図は実施例10の実験結果を示す
図である。 図中、 1:積層布帛 2:ポリウレタン中間層 3:ポリウレタン皮膜 4:基布 5:実施例2の積層布帛裏面の温度曲線 6:比較例1の積層布帛裏面の温度曲線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−59178(JP,A) 特開 昭63−35887(JP,A) 特開 昭62−122751(JP,A) 特開 昭62−104974(JP,A) 特開 昭60−173177(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリウレタン皮膜と基布とからなり、透湿
    度が3000g/m2・24hr以上、耐水度が1000mm水柱以上の積
    層布帛において、透明性の高い繊維素材からなる基布の
    透過光強度が10×10-2以上であり、ポリウレタン皮膜が
    5〜60wt%の太陽光吸収剤および5〜60wt%の遠赤外線
    放射剤を含有することを特徴とする積層布帛。
  2. 【請求項2】ポリウレタン皮膜とポリウレタン中間層と
    基布とからなり、透湿度が3000g/m2・24hr以上、耐水度
    が1000mm水柱以上の積層布帛において、透明性の高い繊
    維素材からなる基布の透過光強度が10×10-2%以上であ
    り、ポリウレタン皮膜および/またはポリウレタン中間
    層が5〜60wt%の太陽光吸収剤および5〜60wt%の遠赤
    外線放射剤を含有することを特徴とする積層布帛。
  3. 【請求項3】厚さ5〜30μmのポリウレタン皮膜と不連
    続なポリウレタン中間層と透明性の高い繊維素材からな
    る基布とからなる積層布帛であって、ポリウレタン中間
    層が太陽光吸収剤を5〜60wt%含有し、遠赤外線放射剤
    を5〜60wt%含有し、透湿度が3000g/m2・24hr以上、耐
    水度が1000mm水柱以上であることを特徴とする積層布
    帛。
  4. 【請求項4】ポリウレタン皮膜および/またはポリウレ
    タン中間層が3〜30wt%の紫外線吸収剤を含有すること
    を特徴とする請求項(1)、(2)または(3)記載の
    積層布帛。
JP1086539A 1988-04-06 1989-04-05 積層布帛 Expired - Fee Related JP2699541B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4706988 1988-04-06
JP63-124305 1988-09-21
JP63-47069 1988-09-21
JP12430588 1988-09-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02169772A JPH02169772A (ja) 1990-06-29
JP2699541B2 true JP2699541B2 (ja) 1998-01-19

Family

ID=26387221

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1086539A Expired - Fee Related JP2699541B2 (ja) 1988-04-06 1989-04-05 積層布帛

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2699541B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH055276A (ja) * 1990-11-29 1993-01-14 Toray Ind Inc 防水性シートおよび雨具
WO1994008785A1 (en) * 1992-10-12 1994-04-28 Toray Industries, Inc. Water-proofing sheet having high hydraulic pressure resistance and high moisture permeability, and production thereof
JPH079921U (ja) * 1993-07-01 1995-02-10 美津濃株式会社 防水衣服
JPH079920U (ja) * 1993-07-01 1995-02-10 美津濃株式会社 防水衣服
KR100464785B1 (ko) * 1998-03-04 2005-04-06 주식회사 새 한 건식 돗 라미네이트 가공에 의한 무진의용 포지의 제조방법
KR20010076027A (ko) * 2000-01-24 2001-08-11 롤프 에취, 켈러, 카즈노리 이마무라 도트프린팅을 이용한 투습방수원단의 제조방법
JP5788661B2 (ja) * 2010-10-27 2015-10-07 帝人フロンティア株式会社 透湿防水性布帛および繊維製品
KR101321017B1 (ko) * 2013-05-08 2013-10-23 고경찬 광발열 섬유시트

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6059178A (ja) * 1983-09-08 1985-04-05 株式会社クラレ 透湿性防水加工布
JPS60173177A (ja) * 1984-02-17 1985-09-06 ユニチカ株式会社 透湿性防水布帛の製造方法
JPS62122751A (ja) * 1985-10-29 1987-06-04 東レ株式会社 感熱可逆変色性シ−ト状物
JPS62104974A (ja) * 1985-10-31 1987-05-15 帝人株式会社 保温性透湿性防水布帛の製造方法
JPS6335887A (ja) * 1986-07-30 1988-02-16 東レ株式会社 コ−テイング布帛
JPS6468572A (en) * 1987-09-08 1989-03-14 Unitika Ltd Heat insulating moisture pervious waterproof cloth

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02169772A (ja) 1990-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2699541B2 (ja) 積層布帛
EP0947316B1 (en) Moisture-permeable waterproof fabric, and moisture permeable resin film backed with release paper to be used for the production of the fabric
JPS6047954B2 (ja) コ−テイング布帛およびその製造方法
JP5285993B2 (ja) 防寒衣料用織編物
JP2004256939A (ja) 撥水性布帛およびそれを用いた衣料
JP2551137B2 (ja) 積層布帛
JP3909264B2 (ja) 透湿性防水シート及びその製造方法
US20030113498A1 (en) Moisture-permeable, waterproof and heat insulating fabric and moisture-permeable, waterproof and heat insulating resin film with releasing paper
JP2004169233A (ja) 透湿防水性コーティング布帛とその製造方法
JP2007210217A (ja) 透湿性防水布帛
JP6009282B2 (ja) 医療用透湿防水性布帛
JP2008307813A (ja) 透湿性防水布帛およびその製造方法
JPH05247854A (ja) 複合シート
JPH0860558A (ja) ソフトな透湿防水性布帛の製造方法
KR20040110652A (ko) 보온기능성이 우수한 투습방수원단 및 그의 제조방법
JP5183980B2 (ja) 防水布帛およびその製造方法
JP2000265308A (ja) 透湿防水迷彩布帛およびその製造方法
JPH08246339A (ja) 保温性透湿防水布帛
JP4602572B2 (ja) 遮光性を有する透湿防水シート材料およびこれを用いてなる透湿防水シート
JP2969568B2 (ja) 透湿性防水布
CN218561757U (zh) 环保亲肤胶原蛋白面料
KR102376383B1 (ko) 열감지 마스크
CN212629923U (zh) 口罩
JPH0397970A (ja) 吸放湿性防水コーティング布帛
JP7330024B2 (ja) 透湿防水性布帛およびこれを含む衣類、ならびに該透湿防水性布帛の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees