JP2699181B2 - テトラヒドロピリミジン化合物の製造法 - Google Patents
テトラヒドロピリミジン化合物の製造法Info
- Publication number
- JP2699181B2 JP2699181B2 JP63259827A JP25982788A JP2699181B2 JP 2699181 B2 JP2699181 B2 JP 2699181B2 JP 63259827 A JP63259827 A JP 63259827A JP 25982788 A JP25982788 A JP 25982788A JP 2699181 B2 JP2699181 B2 JP 2699181B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reaction
- group
- compound
- propanediamine
- aliphatic group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明はテトラヒドロピリミジン化合物の製造法に関
するものである。
するものである。
テトラヒドロピリミジン化合物は染料、農薬、医薬の
中間体またはイソシアネートとポリオールの付加反応の
触媒として有用である。
中間体またはイソシアネートとポリオールの付加反応の
触媒として有用である。
<従来の技術並びに本発明が解決しようとする課題> テトラヒドロピリミジンの製造法としては種々の方法
が提案されている。たとえばN−アルキル−プロパンジ
アミンとイミド酸エステルアミジンとの反応(A.Pinne
r、「Die Chemie der Imidoe−ther und ihrer Deri va
te」R.Oppenheim.ベルリン(1982))、N−アシル−N
−アルキルアミノプロピオニトリルを水素化し生成した
N−アシル−N−アルキルプロパンジアミンを脱水環化
する方法(J.Am.Chem.Soc.,71 2350(1949))、N−ア
ルキルプロパンジアミンとオキサゾリンとの反応(ドイ
ツ公開公報2154948号)およびプロパンジアミン−トル
エンスルホン酸塩とニトリル化合物との反応(J.Chem.S
oc.,1947,497)などが提案されている。
が提案されている。たとえばN−アルキル−プロパンジ
アミンとイミド酸エステルアミジンとの反応(A.Pinne
r、「Die Chemie der Imidoe−ther und ihrer Deri va
te」R.Oppenheim.ベルリン(1982))、N−アシル−N
−アルキルアミノプロピオニトリルを水素化し生成した
N−アシル−N−アルキルプロパンジアミンを脱水環化
する方法(J.Am.Chem.Soc.,71 2350(1949))、N−ア
ルキルプロパンジアミンとオキサゾリンとの反応(ドイ
ツ公開公報2154948号)およびプロパンジアミン−トル
エンスルホン酸塩とニトリル化合物との反応(J.Chem.S
oc.,1947,497)などが提案されている。
しかしながら、これらの方法の多くは反応が完全に起
らず、目的物の収率が不十分である。またプロパンジア
ミン−トルエンスルホン酸塩とニトリル化合物を反応さ
せる方法においては、反応混合物よりテトラヒドロピリ
ミジン化合物を単離するため、反応混合物を水に溶解後
カ性ソーダなどで中和する必要があり、このためテトラ
ヒドロピリミジン化合物の単離工程が繁雑であり、さら
にトルエンスルホン酸ナトリウムなどが大量に副生する
という問題点がある。
らず、目的物の収率が不十分である。またプロパンジア
ミン−トルエンスルホン酸塩とニトリル化合物を反応さ
せる方法においては、反応混合物よりテトラヒドロピリ
ミジン化合物を単離するため、反応混合物を水に溶解後
カ性ソーダなどで中和する必要があり、このためテトラ
ヒドロピリミジン化合物の単離工程が繁雑であり、さら
にトルエンスルホン酸ナトリウムなどが大量に副生する
という問題点がある。
<課題を解決するための手段> 本発明者らはかかる問題点を解決するために種々の方
法を検討した結果、意外にも亜鉛、銅、鉄、コバルト及
びマンガンの群から選ばれる少なくとも一種の金属の塩
または単体イオウ、硫化水素もしくは反応中にこれらを
発生するイオウ化合物の存在下ニトリル化合物と1,3−
プロパンジアミン類を反応させるとテトラヒドロピリミ
ジン化合物が既知方法に比較して簡単にかつ、高収率、
高純度で得られることを見いだし本発明を完成した。
法を検討した結果、意外にも亜鉛、銅、鉄、コバルト及
びマンガンの群から選ばれる少なくとも一種の金属の塩
または単体イオウ、硫化水素もしくは反応中にこれらを
発生するイオウ化合物の存在下ニトリル化合物と1,3−
プロパンジアミン類を反応させるとテトラヒドロピリミ
ジン化合物が既知方法に比較して簡単にかつ、高収率、
高純度で得られることを見いだし本発明を完成した。
すなわち本発明は触媒として亜鉛、銅、鉄、コバルト
及びマンガンの群から選ばれる少なくとも一種の金属の
塩またはイオウ、硫化水素もしくは反応中にこれらを生
成する硫黄化合物の存在下ニトリル化合物と1,3−プロ
パンジアミン類を反応させることを特徴とするテトラヒ
ドロピリミジン化合物の製剤法である。
及びマンガンの群から選ばれる少なくとも一種の金属の
塩またはイオウ、硫化水素もしくは反応中にこれらを生
成する硫黄化合物の存在下ニトリル化合物と1,3−プロ
パンジアミン類を反応させることを特徴とするテトラヒ
ドロピリミジン化合物の製剤法である。
本発明のニトリル化合物と1,3−プロパンジアミン類
よりのテトラヒドロピリミジン化合物の生成反応を式で
示せば次のごとくである。
よりのテトラヒドロピリミジン化合物の生成反応を式で
示せば次のごとくである。
本発明の金属塩としては亜鉛、銅、鉄、コバルト及び
マンガンの無機酸又は有機酸の塩が用いられる。好まし
くは、それら金属の塩酸塩、臭化水素酸塩又は酢酸塩が
あげられる。また反応中にイオウ又は硫化水素を生成す
るイオウ化合物としては五硫化リン、塩化イオウ、金属
硫化物、芳香族チオアミド化合物、アミン類の硫化水素
塩、アミン類の多硫化水素化合物塩などがあげられる。
マンガンの無機酸又は有機酸の塩が用いられる。好まし
くは、それら金属の塩酸塩、臭化水素酸塩又は酢酸塩が
あげられる。また反応中にイオウ又は硫化水素を生成す
るイオウ化合物としては五硫化リン、塩化イオウ、金属
硫化物、芳香族チオアミド化合物、アミン類の硫化水素
塩、アミン類の多硫化水素化合物塩などがあげられる。
本発明のニトリル化合物としては、次の一般式(I)
で表されるニトリル化合物が用いられる。
で表されるニトリル化合物が用いられる。
R1CN (I) (式中、R1は脂肪族基、芳香族基または芳香族置換基を
もつ脂肪族基を表す。) 本発明の1,3−プロパンジアミン類としては次の一般
式(II)で表される化合物が用いられる。
もつ脂肪族基を表す。) 本発明の1,3−プロパンジアミン類としては次の一般
式(II)で表される化合物が用いられる。
(式中、R2、R3およびR4は同一でも異っていても良く、
水素原子、脂肪族基、芳香族基、または芳香族置換基を
有する脂肪族基を表す。) 本発明の脂肪族基、芳香族基または芳香族基を有する
脂肪族基は反応条件下で不活性な置換基例えば、アルキ
ル基、アルコキシ基などをもっていてもよい。脂肪族基
としては分岐を有することのある低級又は高級アルキル
基、シクロアルキル基などを、芳香族基としてはフェニ
ル基、アルキルフェニル基、ジアルキルフェニル基、ア
ルコキシフェニル基、ナフチル基、ピリジル基などを、
また芳香族基を有する脂肪族基としてはアラルキル基な
どをあげることができる。
水素原子、脂肪族基、芳香族基、または芳香族置換基を
有する脂肪族基を表す。) 本発明の脂肪族基、芳香族基または芳香族基を有する
脂肪族基は反応条件下で不活性な置換基例えば、アルキ
ル基、アルコキシ基などをもっていてもよい。脂肪族基
としては分岐を有することのある低級又は高級アルキル
基、シクロアルキル基などを、芳香族基としてはフェニ
ル基、アルキルフェニル基、ジアルキルフェニル基、ア
ルコキシフェニル基、ナフチル基、ピリジル基などを、
また芳香族基を有する脂肪族基としてはアラルキル基な
どをあげることができる。
一般式(I)のニトリル化合物の具体例としては次の
ものがあげられる。
ものがあげられる。
アセトニトリル、プロピオニトリル、ブチロニトリ
ル、イソブチロニトリル、2−エチルヘキサンニトリ
ル、ラウロニトリル、ステアロニトリル、シクロヘキサ
ンニトリル、フェニルアセトニトリル、3−フェニルプ
ロピオニトリル、ベンゾニトリル、メチルベンゾニトリ
ル、ジメチルベンゾニトリル、メトキシベンゾニトリ
ル、ジエチルベンゾニトリル、α−ナフトニトリル、シ
アノピリジン。
ル、イソブチロニトリル、2−エチルヘキサンニトリ
ル、ラウロニトリル、ステアロニトリル、シクロヘキサ
ンニトリル、フェニルアセトニトリル、3−フェニルプ
ロピオニトリル、ベンゾニトリル、メチルベンゾニトリ
ル、ジメチルベンゾニトリル、メトキシベンゾニトリ
ル、ジエチルベンゾニトリル、α−ナフトニトリル、シ
アノピリジン。
一般式(III)の1,3−プロパンジアミン類の具体例と
しては次のものがあげられる。
しては次のものがあげられる。
1,3−プロパンジアミン、N−メチル−1,3−プロパン
ジアミン、N−n−ブチル−1,3−プロパンジアミン、
N−ステアリル−1,3−プロパンジアミン、N−シクロ
ヘキシル−1,3−プロパンジアミン、N−ベンジル−1,3
−プロパンジアミン、N−フェニル−1,3−プロパンジ
アミン、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジアミン。
ジアミン、N−n−ブチル−1,3−プロパンジアミン、
N−ステアリル−1,3−プロパンジアミン、N−シクロ
ヘキシル−1,3−プロパンジアミン、N−ベンジル−1,3
−プロパンジアミン、N−フェニル−1,3−プロパンジ
アミン、2,2−ジメチル−1,3−プロパンジアミン。
触媒として用いられる金属塩又は単体イオウ、硫化水
素もしくは反応中にこれらを生成するイオウ化合物の使
用量は、通常1,3−プロパンジアミン類1モル当り0.001
〜0.5モル好ましくは0.005〜0.2モルである。触媒を0.5
モルよりも多く使用しても反応時間は短くなるが収率は
ほとんど変わらない傾向にある。また触媒を0.001モル
よりも少ないと反応時間が長くなる傾向にある。
素もしくは反応中にこれらを生成するイオウ化合物の使
用量は、通常1,3−プロパンジアミン類1モル当り0.001
〜0.5モル好ましくは0.005〜0.2モルである。触媒を0.5
モルよりも多く使用しても反応時間は短くなるが収率は
ほとんど変わらない傾向にある。また触媒を0.001モル
よりも少ないと反応時間が長くなる傾向にある。
1,3−プロパンジアミン類とニトリル化合物の使用量
は化学当量又は一方の過剰で反応を行うことができる
が、ジアミンに対してニトリルを0.9〜1.1当量の割合で
行うのが好ましい。
は化学当量又は一方の過剰で反応を行うことができる
が、ジアミンに対してニトリルを0.9〜1.1当量の割合で
行うのが好ましい。
本発明の方法は通常液相下で反応を行ない、また常
圧、又は加圧下に、バッチ反応で又は連続反応で行うこ
とができる。また反応は60〜300℃の範囲で行うことが
できるが、80〜250℃の範囲で行うのが好ましい。また
反応は無溶媒で行うことができるが反応条件下で不活性
な触媒たとえば脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素たとえ
ば石油エーテル、ベンゼン、トルエン、キシレン等の溶
媒を用いて行うこともできる。反応生成物であるテトラ
ヒドロピリミジン化合物は、常法により例えば蒸留又は
再結法により単離精製することができる。
圧、又は加圧下に、バッチ反応で又は連続反応で行うこ
とができる。また反応は60〜300℃の範囲で行うことが
できるが、80〜250℃の範囲で行うのが好ましい。また
反応は無溶媒で行うことができるが反応条件下で不活性
な触媒たとえば脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素たとえ
ば石油エーテル、ベンゼン、トルエン、キシレン等の溶
媒を用いて行うこともできる。反応生成物であるテトラ
ヒドロピリミジン化合物は、常法により例えば蒸留又は
再結法により単離精製することができる。
<発明の効果> 本発明方法によれば、高純度のテトラヒドロピリミジ
ン化合物が容易に高収率で得られる。
ン化合物が容易に高収率で得られる。
又、金属塩触媒を用いた場合は触媒を繰り返し使用す
ることができ、しかも不要な反応副生物が非常に少な
い。
ることができ、しかも不要な反応副生物が非常に少な
い。
以下実施例により本発明を説明するが、本発明はこれ
らに限定されるものではない。
らに限定されるものではない。
なお、転化率及び収率は次式で表されるものである。
<実施例−1> オートクレープ中にN−メチル−1,3−プロパンジア
ミン264個、アセトニトリル123部、酢酸亜鉛を15部仕込
み、反応温度200〜220℃、反応圧30〜35kg/cm2で、生成
するアンモニアガスを廃ガス導管を経て放出しながら3.
5時間反応を行った。反応終了後、反応混合物を減圧下
に蒸留すると、沸点127〜128℃/115mmHgの1,4,5,6−テ
トラヒドロ−1,2−ジメチルピリミジンが300部得られ
た。このもののGC純度は99.6%であった。N−メチル−
1,3−プロパンジアミンよりの転化率89%、収率95%で
あった。
ミン264個、アセトニトリル123部、酢酸亜鉛を15部仕込
み、反応温度200〜220℃、反応圧30〜35kg/cm2で、生成
するアンモニアガスを廃ガス導管を経て放出しながら3.
5時間反応を行った。反応終了後、反応混合物を減圧下
に蒸留すると、沸点127〜128℃/115mmHgの1,4,5,6−テ
トラヒドロ−1,2−ジメチルピリミジンが300部得られ
た。このもののGC純度は99.6%であった。N−メチル−
1,3−プロパンジアミンよりの転化率89%、収率95%で
あった。
<実施例−2> 実施例−1の酢酸亜鉛のかわりに、実施例−1の蒸留
釜残を使用した以外は実施例−1と同様に反応を行っ
た。その結果、1,4,5,6−テトラヒドロ−1,2−ジメチル
ピリミジンは288部得られた。N−メチル−1,3−プロパ
ンジアミンよりの転化率87%、収率95%であった。
釜残を使用した以外は実施例−1と同様に反応を行っ
た。その結果、1,4,5,6−テトラヒドロ−1,2−ジメチル
ピリミジンは288部得られた。N−メチル−1,3−プロパ
ンジアミンよりの転化率87%、収率95%であった。
<実施例−3> 温度計、還流冷却器及び滴下ロートを備えた反応器に
N−メチル−1,3−プロパンジアミン264部、酢酸銅10.8
部仕込み、常圧下、アセトニトリルを滴下しながら反応
温度115〜120℃で反応を行った。アセトニトリル滴下終
了後反応温度が184℃になるまで5時間反応を行った。
反応終了後反応混合物を真空蒸留すると沸点127−128℃
/115mmHgの1,4,5,6−テトラヒドロ−1,2−ジメチルピリ
ミジンが273部得られた。N−メチル−1,3−プロパンジ
アミンよりの転化率85%、収率89%であった。
N−メチル−1,3−プロパンジアミン264部、酢酸銅10.8
部仕込み、常圧下、アセトニトリルを滴下しながら反応
温度115〜120℃で反応を行った。アセトニトリル滴下終
了後反応温度が184℃になるまで5時間反応を行った。
反応終了後反応混合物を真空蒸留すると沸点127−128℃
/115mmHgの1,4,5,6−テトラヒドロ−1,2−ジメチルピリ
ミジンが273部得られた。N−メチル−1,3−プロパンジ
アミンよりの転化率85%、収率89%であった。
<実施例−4〜7> 実施例−1における酢酸亜鉛を他の金属塩にかえて反
応を7時間行い、金属塩の使用量を表−1に示した量を
使用した以外は実施例−1と同様に行った。その結果を
表−1に示した。
応を7時間行い、金属塩の使用量を表−1に示した量を
使用した以外は実施例−1と同様に行った。その結果を
表−1に示した。
<実施例−8〜10> 実施例−3における酢酸銅を表−2に示した触媒にか
えてその使用量を表−2に示した量を使用した以外は実
施例−3と同様に行った。その結果を表−2に示した。
えてその使用量を表−2に示した量を使用した以外は実
施例−3と同様に行った。その結果を表−2に示した。
<実施例−11〜16> 表−3に示した1,3−プロパンジアミン類及びニトリ
ル化合物を等モルとした以外は実施例−1と同様に行っ
た。その結果を表−3に示した。
ル化合物を等モルとした以外は実施例−1と同様に行っ
た。その結果を表−3に示した。
Claims (3)
- 【請求項1】亜鉛、銅、鉄、コバルト及びマンガンの群
から選ばれる少なくとも一種の金属の塩の存在下次の一
般式(I)で表されるニトリル化合物と、 R1CN (I) (式中、R1は脂肪族基、芳香族基、または芳香族置換基
を有する脂肪族基を表す。) 次の一般式(II)で表される1,3−プロパンジアミン類
を (式中、R2,R3,R4は同一でも異なっていても良く、水素
原子、脂肪族基、芳香族基、または芳香族置換基を有す
る脂肪族基を表す。) 反応せしめることを特徴とする次の一般式(III) (式中、R2,R3およびR4は前記に同じ) で表されるテトラヒドロピリミジン化合物の製造法。 - 【請求項2】金属塩が亜鉛、銅、鉄、コバルト又はマン
ガンの酢酸塩であることを特徴とする請求項1記載の方
法。 - 【請求項3】請求項1記載の金属塩にかえて単体イオ
ウ、硫化水素あるいは反応中にこれらを生成するイオウ
化合物を使用することを特徴とするテトラヒドロピリミ
ジン化合物の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63259827A JP2699181B2 (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | テトラヒドロピリミジン化合物の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63259827A JP2699181B2 (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | テトラヒドロピリミジン化合物の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02104577A JPH02104577A (ja) | 1990-04-17 |
JP2699181B2 true JP2699181B2 (ja) | 1998-01-19 |
Family
ID=17339542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63259827A Expired - Lifetime JP2699181B2 (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | テトラヒドロピリミジン化合物の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2699181B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB9016800D0 (en) * | 1990-07-31 | 1990-09-12 | Shell Int Research | Tetrahydropyrimidine derivatives |
DE4219789A1 (de) * | 1992-06-17 | 1993-12-23 | Basf Ag | Verfahren zur Herstellung von Pyrimidinen |
DE4342560A1 (de) | 1993-12-14 | 1995-06-22 | Marbert Gmbh | Ectoin und Ectoinderivate als Feuchtigkeitsspender in Kosmetikprodukten |
DE10214257A1 (de) | 2002-03-28 | 2003-10-16 | Merck Patent Gmbh | Verwendung von kompatiblen Soluten zur Inhibierung der Freisetzung von Ceramiden |
-
1988
- 1988-10-14 JP JP63259827A patent/JP2699181B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02104577A (ja) | 1990-04-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
PL202805B1 (pl) | Sposób otrzymywania aminotetralin podstawionych azotem | |
JPH04270257A (ja) | 尿素類のn−アルキル化法 | |
JPH07258187A (ja) | 脂肪族イミンの製造方法 | |
US4014880A (en) | Process for making imidazolines and tetrahydropyrimidines from oxazolines and alkylenediamines | |
JP2699181B2 (ja) | テトラヒドロピリミジン化合物の製造法 | |
NO175097B (no) | Analogifremgangsmåte for fremstilling av terapeutisk aktive hydrazoner | |
Jagdmann Jr et al. | A mild efficient procedure for the conversion of carboxylic acid esters to primary amides using formamide/methanolic sodium methoxide | |
Wright Jr et al. | Central nervous system depressants. IV. 2-Aminoalkyl-1, 2-dihyro-3H-imidazo [1, 5-a] indol-3-ones | |
EP0693055B1 (en) | Novel process for preparation of clonidine derivatives | |
SU677657A3 (ru) | Способ получени -формилированных соединений | |
US3951996A (en) | Process for making nicotinic acid hydrazides | |
IE45423B1 (en) | Process for hypotensive 2-(4-substituted piperazin-1-yl)-4-aminoquinazolines | |
JPH0723363B2 (ja) | イミダゾリン化合物の製造法 | |
US4943633A (en) | Catalytic preparation of cyanoalkyl lactams | |
US3852287A (en) | Preparation of thionamides | |
US3262975A (en) | 1-chloro-3, 4-dihydro 2-naphthaldehyde oxime and ethers thereof | |
JPS5835179A (ja) | ピペラジンおよびピペラジン誘導体の製造方法 | |
US5902883A (en) | Cyanobutylation of ammonia, alkylamines and hydrazine with 3-pentenenitrile, 4-pentenenitrile or mixtures thereof | |
EP0998461B1 (en) | Process for the preparation of imidazolones | |
JP3940791B2 (ja) | 1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オン化合物の製造方法 | |
CN110577520B (zh) | 一种6-硝基-4-取代氨基喹唑啉衍生物的制备方法 | |
JPH0578550B2 (ja) | ||
JPS626542B2 (ja) | ||
JP4521090B2 (ja) | 1,1,1−トリフルオロ−2−アミノアルカンの製造方法 | |
JPS63287752A (ja) | N−メチル化第3級アミンの製造方法 |