JP2697108B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP2697108B2 JP1083434A JP8343489A JP2697108B2 JP 2697108 B2 JP2697108 B2 JP 2697108B2 JP 1083434 A JP1083434 A JP 1083434A JP 8343489 A JP8343489 A JP 8343489A JP 2697108 B2 JP2697108 B2 JP 2697108B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、画像メモリを用いて安定した早送り再生・
巻戻し再生を可能としたビデオテープレコーダ(以下、
VTRと記す)等の磁気記録再生装置に関するものであ
る。
従来の技術 VTRにおいて、磁気テープ(以下テープという)にど
のような内容が記録されているか画面を見ながら確認す
るモードに早送り再生・巻戻し再生がある。
以下、図面を参照しながら、従来の磁気記録再生装置
における早送り再生・巻戻し再生について説明する。
第4図は回転ヘッドシリンダ上の磁気ヘッドの配置を
模式的に示した平面図であり、R・Lは一対の長時間記
録モード用の磁気ヘッド対であり、R′・L′は標準記
録モード用の磁気ヘッド対である。磁気ヘッドRと
R′,LとL′は同一アジマス角度を有しており、磁気ヘ
ッドRとL′は互いに近傍の位置に取り付けられており
ヘッド対Aを構成し、磁気ヘッドR′とLも近傍の位置
でヘッド対Bを構成している。第5図(a)は早送り再
生時、(b)は巻戻し再生時の再生ヘッドの軌跡を示す
図であり、テープ上にはLとRとのアジマスの異なるト
ラックが交互に記録されており、その上をヘッド対Aと
Bとが交互に走査していく。早送り再生及び巻戻し再生
時において、各ヘッド対AとBは1回の走査でそのテー
プの速度に応じてRアジマスで書かれたトラックとLア
ジマスで書かれたトラックを何回か横切るが、ヘッド対
AとBとにはそれぞれLアジマスのヘッドとRアジマス
のヘッドとを備えているので、2つのヘッドの再生出力
のレベルを判別し再生ヘッドをリアルタイムで選択する
ことにより、早送り再生・巻戻し再生の映像を出力する
ことが可能な構成になっている。
尚、第5図からわかるように、早送り再生及び巻戻し
再生時の再生ヘッドの軌跡は通常再生時と異なるため、
回転ヘッドシリンダを通常再生時と同じ回転数で回す
と、水平同期信号の周波数が増減し、テレビジョン受像
機の水平同期が取れなくなり画面が横流れしてしまう。
このため、各テープ速度に応じて回転ヘッドシリンダの
回転速度を制御し、水平同期信号の周波数がほぼ規格値
となるようにし安定な画面にしている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記した従来の構成では、早送り再生及
び巻戻し再生時の1走査期間(1フィールド)の水平同
期信号の数は、速度が早くなればなるほど増減してしま
い、テレビ受像機の垂直同期がとれる範囲の速度でしか
早送り再生及び巻戻し再生ができないという問題点を有
していた。
例えばNTSC規格のVTRの標準モードにおいて、早送り
再生時の1フィールド期間の水平同期信号の数は、速度
をn倍速すると262.5+(1−n)×1.5本となり、速度
が早くなる程本数は減る。また巻戻し再生時は速度が早
くなる程本数は増加する。標準モードの30倍速の早送り
再生では、1フィールド期間の水平同期信号の数は219
本であり、垂直同期信号の周期は規格値より17%小さい
値となってしまい、テレビジョン受像機によっては画面
が流れてしまうものもある。
また、テープ走行速度が早くなればなる程、ヘッド対
A及びBが1回の走査で横切るトラックの数が増え、画
面上でのスキュー歪も増えてしまうので、見苦しい画面
になってしまう。
本発明は上記課題に鑑み、書き込み動作と読み出し動
作が非同期で行えるフィールドメモリを使用して、出力
映像信号の垂直同期信号の周期がいかなるテープ走行速
度においてもほぼ規格値となるようにすることと、スキ
ュー補正をすることにより、超高速の早送り再生及び巻
戻し再生において安定な画面を得ることができる磁気記
録再生装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の磁気記録再生装
置は、回転ヘッドシリンダに設けられた磁気ヘッドによ
り磁気テープに映像信号を記録、再生する磁気記録再生
装置であって、磁気テープの走行方向・速度を制御する
テープ走行制御回路と、いかなるテープ速度においても
再生映像信号の水平走査周波数がほぼ規格値となるよう
回転ヘッドシリンダと磁気テープとの相対速度を制御す
る回転ヘッドシリンダ制御回路と、再生された映像信号
を少なくとも1フィールド分蓄積でき、かつ書き込み動
作と読み出し動作が非同期に独立して行なえるメモリ
と、テープ走行制御回路からのテープ走行速度情報で決
まる再生映像信号の特定範囲と書き込み開始アドレスに
基づいて再生映像信号の水平・垂直の基準信号より前記
メモリへの書き込みアドレスを発生する書き込みアドレ
ス発生回路と、垂直走査周波数の規格地にほぼ近い周波
数でメモリより1フィールド分のデータを読み出す読み
出しアドレス発生回路と、テープ走行制御回路からのテ
ープ走行速度情報に従ってメモリより読み出されたデー
タの内、特定範囲をある映像信号レベルにするレベル変
換回路と、読み出しアドレスを基準に同期信号を発生
し、前記レベル変換回路の出力データに同期信号をすげ
替える同期信号すげ替え回路とを備えたものである。
作用 本発明は上記した構成によって、いかなるテープ走行
速度の早送り再生及び巻戻し再生時の映像信号の水平・
垂直同期信号と画像信号が安定したものとなり、超高速
のテープ速度の画面をテレビジョン受像機で見ることが
可能となる。
実 施 例 以下、本発明の一実施例の磁気記録再生装置につい
て、図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例のブロック図を示すもので
ある。第1図において、1はテープ、2はカセット、3
は回転ヘッドシリンダ、4はキャプスタン、5はピンチ
ローラ、6,7は磁気ヘッド、8は磁気ヘッド6,7の再生出
力信号を処理する映像信号再生回路、9は再生映像信号
より同期信号を分離する同期信号分離回路、10は再生映
像信号をアナログ−デジタル変換するAD変換器、11は1
フィールド分のデジタル映像信号を記憶するメモリ、12
はメモリ11から読み出された映像信号の内、特定部分を
あるレベルにするレベル変換回路、13は映像信号をデジ
タル−アナログ変換するDA変換器、14はメモリ11の書き
込みアドレスを発生する書き込みアドレス発生回路、15
はメモリ11の読み出しアドレスを発生する読み出しアド
レス発生回路、16はDA変換器13の出力映像信号の内、同
期信号をすげ替える同期信号すげ替え回路、17はキャプ
スタン4の回転速度を制御するテープ走行制御回路、18
は回転ヘッドシリンダ3の回転制御をする回転ヘッドシ
リンダ制御回路である。
以上のように構成された磁気記録再生装置について、
以下第1図,第2図及び第3図を用いてその動作を説明
する。
第2図は早送り再生及び巻戻し再生時の映像信号の波
形を示す図であり、30,31,32は早送り再生時の波形であ
り、30は再生映像信号の波形、31はメモリ11に書き込む
範囲、32は出力映像信号の波形を示している。33,34,35
は巻戻し再生時の波形であり、33は再生映像信号の波
形、34はメモリ11に書き込む範囲、35は出力映像信号の
波形である。
まず、早送り再生時について説明する。回転ヘッドシ
リンダ制御回路18はテープ走行制御回路17からのテープ
走行方向・速度の情報に応じて、テープ1と磁気ヘッド
6,7の相対速度を補正し、再生映像信号の水平同期信号
の周期がほぼ規格値となるようにしているため、前述の
通り速度が速ければ速い程、再生映像信号の垂直同期信
号の周期は小さくなり波形30の様になる。書き込みアド
レス発生回路14は、テープ走行制御回路17からのテープ
走行方向・速度情報に応じ、同期信号分離回路9からの
水平・垂直方向の基準信号を用いてカウントし、波形31
を内部に発生する。波形31の範囲が実際にメモリ11に書
き込む映像データである。そして、その範囲をテープ走
行情報で決まる書き込み開始アドレスからメモリ11に書
き込むようアドレスを発生する。この動作を第2図を用
いて説明すると、波形30のa・b・c……x・y・zの
情報が波形32のa・b・c……x・y・zの位置に書き
込まれるという動作である。読み出し動作は、メモリ11
の1フィールド分のデータを読み出す周期が、垂直同期
信号の周期にほぼ一致するよう読み出しアドレス発生回
路15はアドレスを発生し、レベル変換回路12はテープ走
行情報に応じて読み出しアドレスから、a・b・c……
x・y・zの範囲以外と水平帰線消去期間を検出し、そ
のデータをペデスタルレベルにレベル変換している。そ
の後DA変換器13でアナログ信号にし、同期信号すげ替え
回路16で、読み出しアドレスを基準に水平・垂直の同期
信号をすげ替える。すなわち、早送り再生時には1フィ
ールド期間の水平走査数が少なくなるため、映像情報を
全てメモリに書き込み、足りない部分はペデスタルレベ
ルと同期信号で作ることにより、波形32に示す波形とな
り、NTSC規格では垂直走査の周期がほぼ1/60秒となるよ
う補正している。
巻戻し再生時も同様な制御を行っているが、この場合
は水平走査線の数が多くなるため、波形33のa〜zの前
後の映像情報を捨てることにより波形35の信号にしてい
る。またメモリの書き込みと読み出し制御を非同期に行
うことで、画面上のスキューは補正される。
第3図は、本発明を用いた時のテレビジョン受像機の
画面の一例を示す図であり、40は通常再生時の画面、41
は早送り再生時の画面、42は巻戻し再生時の画面であ
る。早送り再生時は情報の不足分をペデスタルレベルで
補っている為、この例では画面の上・下部に黒画面43,4
4が出るが、安定した画面となる。巻戻し再生時は情報
を一部捨てる為、この例では上下部の情報がなくなり画
面が上下に伸びた画面となる。
なお、本実施例では、書き込みの垂直方向の基準を同
期信号から作るとしたが、回転ヘッドシリンダのヘッド
スイッチ信号を用いても良い。また、早送り再生時不足
分のデータをペデスタルレベルにレベル変換したが、映
像レベルならどこでもよい。ただし、水平・垂直帰線消
去期間はペデスタルレベルにする必要がある。また、本
実施例ではNTSC方式について説明したが、他の放送方式
にも対応できる。また、色信号処理については、色差信
号等に色復調すれば同様の処理で行なえるため省略し
た。ただし、同期信号のすげ替えと同様の構成で、バー
スト信号もすげ替える構成にした方が良い。
以上のように、フィールドメモリを用い、テープ走行
速度に応じた書き込み制御と、一定間隔で読み出す制御
とを行い、レベル変換回路・同期信号すげ替え回路を設
けることにより、いかなるテープ方向・速度においても
安定な画面を得ることができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、超高速にテープを走行
させた時も安定した画面を得ることができ、ビデオテー
プに記録された番組の内容を即座に確認したり、希望す
る画面の検索もすばやくできるといったすぐれた効果を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は早送
り再生及び巻戻し再生時の映像信号の波形図、第3図は
本発明を用いた時のテレビジョン受像機の画面図、第4
図は回転ヘッドシリンダ上の磁気ヘッドの配置を模式的
に示した平面図、第5図は早送り再生及び巻戻し再生時
の再生ヘッドの軌跡を示すパターン図である。 9……同期信号分離回路、10……AD変換器、11……メモ
リ、12……レベル変換回路、13……DA変換器、14……書
き込みアドレス発生回路、15……読み出しアドレス発生
回路、16……同期信号すげ替え回路、17……テープ走行
制御回路、18……回転ヘッドシリンダ制御回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ヘッドシリンダに設けられた磁気ヘッ
    ドにより磁気テープに映像信号を記録、再生する磁気記
    録再生装置であって、磁気テープの走行方向・速度を制
    御するテープ走行制御回路と、いかなるテープ速度にお
    いても再生映像信号の水平走査周波数がほぼ規格値とな
    るよう前記回転ヘッドシリンダと磁気テープとの相対速
    度を制御する回転ヘッドシリンダ制御回路と、再生され
    た映像信号を少なくとも1フィールド分蓄積でき、かつ
    書き込み動作と読み出し動作が非同期に独立して行なえ
    るメモリと、前記テープ走行制御回路からのテープ走行
    速度情報で決まる再生映像信号の特定範囲と書き込み開
    始アドレスに基づいて再生映像信号の水平・垂直の基準
    信号より前記メモリへの書き込みアドレスを発生する書
    き込みアドレス発生回路と、垂直走査周波数の規格地に
    ほぼ近い周波数で前記メモリより1フィールド分のデー
    タを読み出す読み出しアドレス発生回路と、前記テープ
    走行制御回路からのテープ走行速度情報に従ってメモリ
    より読み出されたデータの内、特定範囲をある映像信号
    レベルにするレベル変換回路と、読み出しアドレスを基
    準に同期信号を発生し、前記レベル変換回路の出力デー
    タに同期信号をすげ替える同期信号すげ替え回路とを備
    えたことを特徴とする磁気記録再生装置。
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