JP2694624B2 - 記録または再生装置 - Google Patents

記録または再生装置

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JP2694624B2 JP2329861A JP32986190A JP2694624B2 JP 2694624 B2 JP2694624 B2 JP 2694624B2 JP 2329861 A JP2329861 A JP 2329861A JP 32986190 A JP32986190 A JP 32986190A JP 2694624 B2 JP2694624 B2 JP 2694624B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は記録または再生装置に関し、特にヘッドを
有する円筒状のドラムにテープを斜めにガイド走行させ
て信号の記録または再生を行う装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
近年記録密度の向上にともない、この種の記録再生装
置の小型化が進み、テープをドラム上に巻装するために
カセットからテープを引出すことのないカセットテープ
レコーダが考案されている。
第3図は実公昭63−36536号公報(以下従来例とい
う)に開示されたこの種のテープレコーダに於て、カセ
ットの上ハーフを除去した状態によるドラムとカセット
の相対的な移動を示す斜視図である。第3図において、
カセット6内にはピンチローラ9,10のそれぞれ及びテー
プガイド11,12のそれぞれを有しており、ドラム1をカ
セット6の中央の開口部に近づけて所定の位置に来たと
きに、テープがドラムに巻装され所定のテープ走行系が
完成されるように構成されている。従って、専用のテー
プローディング機構が不要であり、メカの簡略化,低コ
スト化がはかられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上のように従来例では、ドラム1又はカセット6が
移動してテープカセット6内にドラム1が入り込みテー
プパス32を形成しているが、この時ピンチローラ9とキ
ャプスタン13間での圧着力が一定とならない。即ちキャ
プスタン13がピンチローラ9に圧着するときに、位置だ
けで決まってしまうため、圧着力が少なかったり大きす
ぎたりばらついてしまい、テープスリップやカセットの
変形等を引き起こす可能性があるという問題点があっ
た。
この発明は上記のような従来例の問題点を解消するた
めになされたもので、テープカセット内にピンチローラ
を内蔵し、ドラムとカセットを相対的に移動させる記録
または再生装置において、ピンチローラに対するキャプ
スタンの圧着力を安定に規定でき、安定なテープ送り力
を確保することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
このため、この発明においては、ヘッドを有する円筒
状のドラムにテープを斜めにガイド走行させて前記テー
プ上に信号を記録または再生する記録または再生装置に
おいて、リールおよびピンチローラを内蔵するカセット
を用い、相対的に前記カセットに対して前記ドラムを移
動するための移動機構と、回動可能なレバー上に配設さ
れたキャプスタンと、前記レバーを前記カセット内の前
記ピンチローラ側に付勢する付勢手段と、前記移動機構
により前記カセットと前記ドラムとが所定距離以上離れ
ている時に前記レバーの回動を前記付勢手段に抗して規
制する回動規制手段を具備して成る記録または再生装置
により、前記目的を達成しようとするものである。
〔作用〕
この発明における記録または再生装置は、ドラムに対
してテープが案内されている場合には、回動レバーおよ
びその上に配設されたキャプスタンは、レバーと共に回
動し、レバーをカセット内のピンチローラ側に所定の付
勢力で付勢してキャプスタンとピンチローラとの圧着力
を安定に規定する。また、ドラムがテープに案内されて
いない時には、キャプスタンとピンチローラとは離間
し、テープに負担をかけることなくリールによりテープ
を高速搬送することができる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図はこの発明の一実施例であるテープレコーダの
記録再生時の状態を示す構成図、第2図は第1図のカセ
ット装填直後の状態を示す構成図である。
第1図および第2図において、1は円筒状のガイドド
ラム(以下ドラムという)であり、複数の磁気ヘッド2
を有し、ドラム駆動モータ14aにより回転する。ドラム
1は移動可能な地板3上に設けられており、該地板3は
ガイド溝4と不図示の固定地板上に植立されたピン5に
よりカセット6に対して移動可能に構成されている。従
って、ドラム1は固定地板上に保持されたカセット6の
開口部6aに対して挿入可能な構造となっている。カセッ
ト6内には供給リール7と巻取リール8,ピンチローラ9,
10が各々配設されており、またドラム1がカセット6の
開口部6aに入り込んできた時に、ドラム1上の所定の経
路にテープを案内するためのテープガイド11.12も配設
されている。カセット6のピンチローラ9,10を左右に持
っているので表裏逆の場合でも記録再生が可能である。
キャプスタン13は磁気テープ32を挟んでピンチローラ9
に圧着され、磁気テープ32を巻取リール8側に走行させ
る。
ドラム駆動モータ14aはドラム1に対して同軸に配置
され、このモータ14aの回転は出力軸14からベルト15,ギ
ヤ16,17,18,19のそれぞれを介して減速され、キャプス
タン13に同軸に直結されたギヤ20によりキャプスタン13
を回動駆動する。このキャプスタン13の回転駆動力は更
にギヤ20からギヤ21,22,23,ベルト24,ギヤ25,ベルト26,
ギヤ27,アイドラギヤ28を介して巻取側のリールギヤ29
に駆動伝達され、テープの巻取動作がなされる。テープ
の走行方向を逆転する場合は、モータ14aの回転方向を
逆にする。これに伴いアイドラギヤ28の回転方向は逆転
するので、該アイドラギヤ28はギヤ27の回りを回動し、
供給側のリールギヤ30に連結される。従って、テープは
供給リール7に巻取られることになる。ここで、ドラム
モータ14aからアイドラギヤ28までの回転伝達機構は可
動地板3上に設けられている。
ギヤ31はギヤ19と共にキャプスタン連結ギヤ20に噛合
しており、ギヤ19とギヤ31とはギヤ18に選択的に噛合す
る。ここでギヤ19はギヤ18の小径部分、ギヤ31はギヤ18
の大径部分に噛合するので、キャプスタン13,リール系
の回転数をモータ14aの回転数を切換えることなく異な
ったものにすることが可能である。
キャプスタン13はギヤ21の中心軸と同軸に支点をもつ
レバー34上に配置され付勢手段Aを構成するバネ35によ
りピンチローラ9側へ付勢されており、所定の圧着力が
規定される。バネ35は地板3より立上げられたひっかけ
36に他端部が固定されている。
また、レバー34のピンチローラ9側への回動規制部材
としてストッパー37が地板3上に構成されている。
第2図はドラム1がカセット6より離れた状態を示
し、カセット装填直後およびテープの早巻取(FF),早
逆戻し(FR)を行う状態である。
第2図に示す状態では図示の如く、回動レバー34はバ
ネ35により反時計方向に付勢されてはいるが、ストッパ
ー37によりその回動が規制されてピンチローラ9には圧
着されない。その後、不図示の操作キー等の操作により
装置が記録再生モードに設定されると可動地板3はガイ
ド溝4に沿って図中下方に移動する。そしてドラム1が
テープに接触し、カセット6の開口6a内に入り込むとキ
ャプスタン13はテープを介してピンチローラ9に圧着さ
れることになり、ストッパー37によるレバー34の回動規
制は解除される。この時、キャプスタン13のピンチロー
ラ9への圧着力はバネ35による回動レバー34の付勢力に
より決定され、機構的な精度が多少悪くとも安定した圧
着力を得ることができる。
第2図の状態では、リール系の駆動速度を上げるため
に、駆動源であるドラムモータの回転数を第1図の記録
再生状態に比べ大きくすることで高速のFF,FRが可能と
なる。
また、上記ドラムモータの駆動については、ドラム1
が第1図のカセット内に入り込んだ状態から第2図の脱
出状態に移動する際にテープがドラムに巻回していた分
だけたるむため、この巻取動作を行うことが必要であ
る。しかしながら、いきなり通常のドラム回転速にする
と、急激にテープが巻取られテンション異常等によるテ
ープダメージが発生する。このため、ドラムの回転数を
起動時に徐々に上昇させるように設定し、テープに急激
なテンション増大が発生しないようにしている。
上述実施例のテープレコーダに於ては、キャプスタン
13をピンチローラ9に圧着する圧着力は、バネ35によっ
て定まるのでこの圧着力は安定する。また、FF,FR時等
に於てはキャプスタン13はピンチローラ9から離間して
おり、より高速のテープ走行が可能である。また、可動
地板3の移動動作を利用してキャプスタン13のピンチロ
ーラ9へのオンオフを行っているので、ストッパー37を
可動地板上に設けるという極めて簡単な構成により、キ
ャプスタン13のピンチローラ9への圧着離間をタイミン
グ良く行うことができる。
更に、上述の実施例ではキャプスタン13を配置するレ
バー34の回動中心をキャプスタン13へ動力の伝達を行う
ギヤ21の回転軸と同軸としたので、レバー34の回動角の
差によりキャプスタン13への回転の伝達が不具合になる
ことはない。
尚、上記実施例に於ける回動レバー34の規制は可動地
板3上に固定されたストッパー37により行ったが、例え
ば可動地板3の移動に伴い可動な部材をカセット6の保
持された地板上に設ける構成とすることも可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、キャプスタンを回動可能なレバ
ー上に配置し、ピンチローラに対するキャプスタンの圧
着力を付勢手段の付勢力により決定するので、この圧着
力を正確に規定できるようになり、安定なテープ送り力
が確保されるようになった。また、このキャプスタンの
ピンチローラへの圧着,離間はドラムとカセットの相対
移動を利用して行うので、これに必要な部品数は極めて
少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例であるテープレコーダの記
録再生時の状態を示す構成図、第2図は第1図のテープ
レコーダのカセット装填直後の状態を示す構成図、第3
図は従来例のテープレコーダのカセットの上ハーフを除
去した状態を示す斜視図である。 1……ガイドドラム 2……磁気ヘッド 3……可動地板 6……カセット 7……供給リール 8……巻取リール 9,10……ピンチローラ 11,12……テープガイド 13……キャプスタン 20……同軸ギヤ 32……テープ 34……回動レバー 35……バネ 37……回動規制用ストッパー なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッドを有する円筒状のドラムにテープを
    斜めにガイド走行させて前記テープに対し信号を記録ま
    たは再生する装置において、 テープリールおよびピンチローラを内蔵するカセットを
    用い、 相対的に前記カセットに対して前記ドラムを移動するた
    めの移動機構と、 回動可能なレバー上に配設されたキャプスタンと、 前記レバーを前記カセット内の前記ピンチローラ側に付
    勢する付勢手段と、 前記移動機構により前記カセットと前記ドラムとが所定
    距離以上離れている時に前記レバーの回動を前記付勢手
    段に抗して規制する回動規制手段とを具備することを特
    徴とする記録または再生装置。
JP2329861A 1990-11-20 1990-11-30 記録または再生装置 Expired - Fee Related JP2694624B2 (ja)

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