JP2694195B2 - 包装装置 - Google Patents

包装装置

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JP2694195B2
JP2694195B2 JP63252330A JP25233088A JP2694195B2 JP 2694195 B2 JP2694195 B2 JP 2694195B2 JP 63252330 A JP63252330 A JP 63252330A JP 25233088 A JP25233088 A JP 25233088A JP 2694195 B2 JP2694195 B2 JP 2694195B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、木材、パイプなどの細長い物品の一端部
または両端部だけを包装する包装装置に関するものであ
る。
従来技術の構成とその問題点 木材、パイプなどの細長い物品については、これを搬
送および保管するとき、その一端部または両端部の端面
および端縁が傷つきやすい。したがって、一端部または
両端部の保護が要求されることが多いのは周知のとおり
である。
細長い物品の一端部または両端部を保護する方法はい
くつかある。たとえば、プラスチックフイルムによって
物品の一端部または両端部を被覆し、包装すると、プラ
スチックフイルムによって物品の一端部または両端部を
保護することができる。しかしながら、これまでに、プ
ラスチックフイルムを使用する包装装置として種々の装
置が開発されているが、いずれも物品全体を被覆し、包
装する形式のものであった。したがって、プラスチック
フイルムによって物品全体を包装することはできても、
物品の一端部または両端部だけを包装することはできな
い。そして、木材、パイプなどの細長い物品の場合、プ
ラスチックフイルムによって物品全体を包装すると、物
品毎に大量のプラスチックフイルムを使用する必要があ
る。したがって、その材料コストが高く、実用的ではな
いという問題があった。
この他、コーナーキャップを物品の一端部または両端
部にかぶせるか、クラフト紙または片ダンボールを物品
の一端部または両端部に巻き付け、テープまたはバンド
でこれを結束しても、コーナーキャップ、クラフト紙ま
たは片ダンボールによって物品の一端部または両端部を
保護することができる。しかしながら、その作業を自動
化するのは困難であり、手作業でコーナーキャップをか
ぶせるか、手作業でクラフト紙または片ダンボールを巻
き付けねばならず、これは時間と労力が要求されるとい
う問題がある。
発明の目的 したがって、この発明は、前記従来の問題を解決し、
木材、パイプなどの細長い物品の一端部または両端部だ
けを包装するにあたって、これを自動化することを目的
としてなされたものである。
発明の構成 この発明によれば、木材、パイプなどの細長い物品
(A)の一端部または両端部だけを包装するための装置
であって、前記物品(A)をその長さ方向と直角の方向
に送る送り機構(1)と、前記物品(A)の送り経路に
設けられ、前記物品(A)の一端部または両端部に対応
する位置において、前記物品(A)の高さに対応する間
隔を置いて配置された上下一対の三角板(6)を有し、
長手方向に沿って半折りされた熱溶着可能な包装材
(F)の半折り両層を前記三角板(6)の上下両側に導
き、半折り中央部を前記三角板(6)間に導き、前記送
り機構(1)によって前記物品(A)が送られるとき、
前記物品(A)の一端部または両端部を前記各三角板
(6)間に通し、前記半折り中央部に係合させ、前記各
三角板(6)の斜辺によって前記包装材(F)の半折り
両層を案内し、裏返し、裏返した包装材(F)によって
前記物品(A)の一端部または両端部を被覆するフォー
マー(5)と、前記フォーマー(5)の下流の位置に配
置され、前記物品(A)の一端部または両端部を被覆し
た包装材(F)を熱溶着する熱溶着機構(10)とからな
る包装装置が提供される。
実施例の説明 以下、この発明の実施例を説明する。
第1図において、この包装装置は細長い物品(A)の
両端部を包装するためのものである。物品(A)は角柱
状の木材である。そして、物品送り機構(1)によって
物品(A)が送られる。送り機構は左右2組のチエーン
(2)からなり、チエーン(2)は複数の保持枠(3)
を有し、レール(4)に沿ってスライドする。保持枠
(3)は物品(A)を収容し、保持するためのものであ
る。
この包装装置は左右2組のフォーマー(5)を有す
る。この実施例では、包装材として熱融着可能なプラス
チックフイルム(F)が使用され、フォーマー(5)に
よってプラスチックフイルム(F)が案内される。そし
て、物品(A)の送り経路において、各フォーマー
(5)が物品(A)の両端部に対応する位置に配置され
ている。フォーマー(5)は上下一対の三角板(6)か
らなり、三角板(6)は物品(A)の高さに対応する間
隔を置いて配置されている。さらに、左右2枚のプラス
チックフイルム(F)がそのロール(R)から巻き出さ
れ、ガイドローラ(7)を通り、フォーマー(5)に導
かれる。プラスチックフイルム(F)はその中心線に沿
って半折りされている。
なお、各フォーマー(5)において、その各三角板
(6)のうち、上側の三角板(6)については、ガイド
ロッド(8)によって三角板(6)が案内され、調節ね
じ(9)が三角板(6)にねじ合わされ、調節ねじ
(9)によって三角板(6)が支持されている。したが
って、調節ねじ(9)によって三角板(6)を上昇また
は下降させ、各三角板(6)の間隔を調節することがで
きる。さらに、各フォーマー(5)全体が送りねじなど
の操作機構に連結され、支持されており、操作機構によ
ってフォーマー(5)を移動させ、各フォーマー(5)
の間隔を調節することもできる。
さらに、この包装装置は左右2組の熱溶着機構(10)
を有する。熱溶着機構(10)は熱溶着バー(11)と受け
台(12)からなり、フォーマー(5)の下流の位置に配
置されている。そして、シリンダによって熱溶着バー
(11)および受け台(12)が操作され、上昇および下降
する。
したがって、この包装装置において、物品送り機構
(1)のチエーン(2)の保持枠(3)に物品(A)を
収容すると、チエーン(2)がレール(4)に沿ってス
ライドし、チエーン(2)によって物品(A)が送られ
る。物品(A)はその長さ方向と直角の方向に送られ
る。そして、各フォーマー(5)において、物品(A)
の両端部が各三角板(6)間を通り、半折りされたプラ
スチックフイルム(F)がフォーマー(5)に導かれ、
三角板(6)によってプラスチックフイルム(F)が案
内され、裏返される。したがって、裏返されたプラスチ
ックフイルム(F)によって物品(A)の両端部が被覆
される。
さらに、物品(A)の両端部の被覆後、各熱溶着機構
(10)において、物品(A)およびプラスチックフイル
ム(F)が熱溶着バー(11)と受け台(12)間を通る。
その後、物品(A)およびプラスチックフイルム(F)
が熱溶着機構(10)の下流の位置で停止し、シリンダに
よって熱溶着バー(11)が操作され、下降し、受け台
(12)が操作され、上昇し、プラスチックフイルム
(F)が熱溶着バー(11)と受け台(12)間に挟まれ、
熱溶着バー(11)によってプラスチックフイルム(F)
が熱溶着される。
その後、物品(A)およびプラスチックフイルム
(F)はヒートシュリンク装置に送られる。そして、ヒ
ートシュリンク装置によってプラスチックフイルム
(F)が熱収縮処理される。第2図は熱収縮処理された
プラスチックフイルム(F)を示す。したがって、プラ
スチックフイルム(F)によって物品(A)の両端部を
包装し、プラスチックフイルム(F)と物品(A)を緊
密に接触させることができ、プラスチックフイルム
(F)は物品(A)から外れない。
したがって、この包装装置の場合、プラスチックフイ
ルム(F)によって物品(A)の両端部を包装し、これ
を自動化することができる。しかも、細長い物品(A)
全体ではなく、その両端部だけを包装することができ、
プラスチックフイルム(F)の使用量は少なく、その材
料コストは低い。
なお、角柱状の木材に限らず、第3図に示すように、
円筒状のパイプなどの細長い物品(A)であっても、プ
ラスチックフイルム(F)によってその両端部を包装す
ることができるのは同様である。この場合、プラスチッ
クフイルム(F)によって物品(A)の両端部を保護す
ることができるだけではなく、埃や雨滴が物品(A)内
に入ることを防止することもできる。
プラスチックフイルム(F)として無収縮性のフイル
ムまたは発泡フイルムを使用することも考えられる。こ
の場合、ヒートシュリンク装置によってこれを熱収縮処
理することができず、プラスチックフイルム(F)と物
品(A)を緊密に接触させることはできない。しかしな
がら、第4図に示すように、プラスチックフイルム
(F)によって物品(A)の両端部を被覆し、その後、
バンド(B)でこれを結束すると、プラスチックフイル
ム(F)は物品(A)から外れず、支障はない。
プラスチックフイルム(F)以外の包装材で物品
(A)の両端部を包装することも可能である。たとえ
ば、クラフト紙の片面に熱溶着可能なプラスチックフイ
ルムまたは溶剤をラミネートしたものを包装材として使
用し、そのプラスチックフイルムまたは溶剤によってク
ラフト紙を熱溶着するようにしてもよい。
さらに、この包装装置の場合、各フォーマー(5)に
おいて、各三角板(6)の間隔を調節し、これを物品
(A)の高さに対応させることもできる。各フォーマー
(5)の間隔を調節し、これを物品(A)の長さに対応
させることもできる。したがって、どのような高さおよ
び長さの物品(A)であっても、包装材によってその両
端部を被覆し、包装することができる。
さらに、物品(A)によっては、その両端部ではな
く、一端部だけを包装することが要求されるものもあ
る。この包装装置の場合、物品(A)の両端部ではな
く、その一端部だけを包装することもできるのは言うま
でもないことである。
発明の効果 以上説明したように、この発明によれば、木材、パイ
プなどの細長い物品(A)がその長さ方向と直角の方向
に送られ、フォーマー(5)が物品(A)の送り経路に
設けられる。フォーマー(5)は上下一対の三角板
(6)を有し、物品(A)の一端部または両端部に対応
する位置において、三角板(6)は物品(A)の高さに
対応する間隔を置いて配置される。そして、熱溶着可能
な包装材(F)が長手方向に沿って半折りされ、その半
折り両層が三角板(6)の上下両側に導かれ、半折り中
央部が三角板(6)間に導かれ、送り機構(1)によっ
て物品(A)が送られるとき、物品(A)の一端部また
は両端部が各三角板(6)間に通され、半折り中央部に
係合する。したがって、各三角板(6)の斜辺によって
包装材(F)の半折り両層が案内され、裏返され、裏返
された包装材(F)によって物品(A)の一端部または
両端部が被覆される。さらに、フォーマー(5)の下流
の位置において、熱溶着機構(10)によってその包装材
(F)が熱溶着される。したがって、包装材(F)によ
って物品(A)の一端部または両端部を包装することが
できる。しかも、細長い物品(A)全体ではなく、その
一端部または両端部だけを包装することができ、包装材
(F)の使用量は少ない。さらに、物品(A)が送られ
るとき、各三角板(6)の斜辺によって包装材(F)の
半折り両層を案内し、それによって物品(A)の一端部
または両端部を被覆することができ、その被覆状態の達
成に特別の駆動機構は要求されず、その構成は簡単であ
り、コストは低い。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す斜視図、第2図は第1
図のプラスチックフイルムによって物品の両端部を包装
した状態を示す斜視図、第3図および第4図は他の実施
例を示す斜視図である。 (1)……送り機構 (5)……フォーマー (10)……熱溶着機構 (A)……物品 (F)……プラスチックフイルム

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】木材、パイプなどの細長い物品(A)の一
    端部または両端部だけを包装するための装置であって、
    前記物品(A)をその長さ方向と直角の方向に送る送り
    機構(1)と、前記物品(A)の送り経路に設けられ、
    前記物品(A)の一端部または両端部に対応する位置に
    おいて、前記物品(A)の高さに対応する間隔を置いて
    配置された上下一対の三角板(6)を有し、長手方向に
    沿って半折りされた熱溶着可能な包装材(F)の半折り
    両層を前記三角板(6)の上下両側に導き、半折り中央
    部を前記三角板(6)間に導き、前記送り機構(1)に
    よって前記物品(A)が送られるとき、前記物品(A)
    の一端部または両端部を前記各三角板(6)間に通し、
    前記半折り中央部に係合させ、前記各三角板(6)の斜
    辺によって前記包装材(F)の半折り両層を案内し、裏
    返し、裏返した包装材(F)によって前記物品(A)の
    一端部または両端部を被覆するフォーマー(5)と、前
    記フォーマー(5)の下流の位置に配置され、前記物品
    (A)の一端部または両端部を被覆した包装材(F)を
    熱溶着する熱溶着機構(10)とからなる包装装置。
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