JP2693905B2 - 局線発信通話モニタ方式 - Google Patents

局線発信通話モニタ方式

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JP2693905B2
JP2693905B2 JP28965793A JP28965793A JP2693905B2 JP 2693905 B2 JP2693905 B2 JP 2693905B2 JP 28965793 A JP28965793 A JP 28965793A JP 28965793 A JP28965793 A JP 28965793A JP 2693905 B2 JP2693905 B2 JP 2693905B2
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秀明 山之内
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は局線発信通話モニタ方式
に関し、特に構内電子交換機において内線端末からの私
用の局線発信電話を防止するために監督者が内線端末ご
との局線発信通話をモニタする局線発信通話モニタ方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、構内電子交換機では内線端末か
らの私用の局線発信を禁止しており、内線加入者に私用
の局線発信を自粛するように通知し、私用局線発信通話
は公衆電話機等を使用して行うように指導していること
が多い。
【0003】従来の電話モニタ方式には、特開平4−1
29365号公報に所載のACDサイレントモニタ制御
方式がある。
【0004】この従来例では、モニタすべきエージェン
トとスパーバイザとを対応づけて登録したテーブルを有
し、モニタすべきエージェントに着信呼があったとき、
このエージェントがモニタ対象としてテーブルに登録さ
れているときには、スーパーバイザとエージェントとの
間にモニタパスが設定されてスーパーバイザーはこの通
話をモニタしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の電話モニタ
方式は内線加入者への着信に対してのみ監視可能であ
り、発信者が任意の内線端末から局線発信したときにそ
の通話をモニタすることができないので、それが私用電
話であったときこれの防止策を構じることができないと
いう問題点があった。
【0006】本発明は、内線端末から社用の局線発信を
行うときの相手先はほぼ決まっていることに着目し、過
去の局線発信の詳細課金データから私用の局線発信通話
と思われる局線発信番号データをあらかじめ記憶してお
き、発信者が任意の内線端末からこの記憶されている局
線発信番号をダイヤルしたときには、監督者が自動的に
この通話をモニタすることができる局線発信通話モニタ
方式を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、内線端
末ごとの局線発信時の詳細課金データを記録する課金装
置と保守端末とを備えた構内電子交換機において、複数
の前記内線端末のうち少なくとも1つを監督者内線端末
とし、保守者が前記課金装置から読み出した所定期間の
前記詳細課金データの中から監督者によりモニタされる
べきと思われる局線発信通話の局線発信番号データを選
び出しそれを前記保守端末から入力して記憶する記憶手
段と、内線加入者が局線発信を行ったときに使用した発
信内線端末から入力された発信番号データと前記記憶手
段から読み出した前記局線発信番号データとを比較する
比較手段と、この比較手段が一致結果を出力したときに
前記監督者内線端末を呼び出して前記監督者が応答した
とき前記発信内線端末と前記局線との間の接続パスに前
記監督者内線端末へのモニタパスを接続するモニタ手段
とを備えることを特徴とする局線発信通話モニタ方式が
得られる。
【0008】そして、前記モニタ手段は中央処理装置の
制御により前記発信内線端末と前記局線および前記監督
者内線端末を接続する三者会議トランクである構成とし
ても良い。
【0009】また、前記記憶手段は前記保守端末から入
力した前記発信番号データの各桁の番号データと前記監
督者内線端末の通話路スイッチ上の収容位置データとを
含むテーブルを備える構成としても良く、さらに、前記
テーブルは前記保守端末から入力した前記発信番号デー
タの桁数データを含む構成としても良い。
【0010】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0011】図1は本発明の局線発信通話モニタ方式の
一実施例を示す構内電子交換機のブロック図、図2は図
1における記憶装置内に格納されるテーブルの一例を示
す図、図3は図1における中央処理装置による制御動作
を説明するためのフローチャートである。
【0012】図1を参照すると、本実施例の構内電子交
換機は、ライン回路20および21を通して時分割スイ
ッチ(通話路スイッチ)30にそれぞれ収容される発信
内線端末10および監督者内線端末21と、時分割スイ
ッチ30に収容される局線トランク40および三者会議
トランク41と、構内電子交換機内のすべてのシーケン
ス制御を司る中央処理装置31と、入出力インタフェー
ス50および51を通して中央処理装置31とそれぞれ
接続される課金装置60および保守端末70と、中央処
理装置31と接続された記憶装置32とを備えている。
局線トランク40は公衆回線網80と接続されている。
【0013】三者会議トランク41は時分割スイッチ3
0の入側ポートおよび出側ポートに接続された一般に知
られている三者会議トランクであり、本実施例では、発
信内線端末10と局線トランク40との二者間の通話を
監督者内線端末11がモニタするように使用される。
【0014】課金装置60は内線端末ごとの局線発信時
の詳細課金データ(発信内線端末の内線番号,発信内線
端末が局線発信時にダイヤルした局線発信番号,通話開
始時刻および終話時刻等)が入出力インタフェース50
を通して記録される一般的な課金装置である。
【0015】記憶装置32には、保守者が課金装置60
から読み出した所定期間(例えば1ケ月間)の詳細課金
データを調べてその中から私用の局線発信通話と思われ
るものを選び出しこの局線発信番号データを入出力イン
タフェース51,中央処理装置31を通して保守端末7
0からあらかじめ入力して記憶しておく。記憶装置32
には図2に示すようなテーブルが格納されている。図2
を参照すると、テーブルは複数のメモリエリア#1,
…,#nから構成されている。
【0016】したがって、各メモリエリア、例えばメモ
リエリア#1には保守者が保守端末70から入力した局
線発信番号データの桁数データDGT1(例えば
“9”)と、各桁の番号データ(例えばa1=“0”,
b1=“4”,c1=“3”,d1=“2”,e1=
“5”,f1=“6”,g1=“7”,h1=“8”,
i1=“9”)と、監督者内線端末(例えば監督者内線
端末11)の通話路スイッチ30上の収容位置データL
EN1とが格納されている。
【0017】同様にメモリエリア#nには保守者が保守
端末70から入力した別の局線発信番号データの桁数デ
ータDGTnと、各桁の番号データan,bn,…,p
n,qnと、この局線発信通話をモニタする監督者内線
端末の通話路スイッチ30上の収容位置データLENn
とが格納されている。
【0018】次に、本実施例の動作について図1,図2
および図3を参照して説明する。
【0019】まず、保守者が課金装置60から読み出し
た所定期間の詳細課金データを調べて、私用の局線発信
通話の疑いがあるためモニタ対象とする通話の局線発信
番号データの桁数と各桁の番号データおよび監督者がモ
ニタに使用する監督者内線端末11の内線番号とを保守
端末70から入力すると、これらのデータは入出力イン
タフェース51を通して中央処理装置31に送られる。
【0020】中央処理装置31をこのデータを記憶装置
32のテーブルの空いているメモリエリア(ここではメ
モリエリア#1とする)に格納する。したがって、メモ
リエリア#1には、保守者が保守端末70から入力した
局線発信番号データの桁数データDGT1と、各桁の番
号データa1,…,q1と、中央処理装置31に入力さ
れた監督者内線端末11の内線番号から変換された時分
割スイッチ30上の収容位置データLEN1が記憶され
る。
【0021】この状態で、内線加入者が発信内線端末1
0から局線発信のダイヤリングを行うと、この局線発信
番号(いわゆる、0発信番号)は一般に知られているよ
うにライン回路20,時分割スイッチ30を通してレジ
スタ(図示省略)に蓄積される(ステップS301)。
【0022】次に中央処理装置31はレジスタからこの
局線発信番号を受けて記憶装置32のテーブル内のメモ
リエリア番号カウンタをクリアし(S302)、メモリ
エリア#1の桁数データDGT1の示す桁数(9桁)ま
での各桁の番号データとレジスタからの局線発信番号を
比較する(S303)。
【0023】この比較の結果、一致しなければ(S30
4でNO)、メモリエリア番号のカウント値を+1し
(S305)、カウント値≧nでなければ(S306で
NO)、S303に戻って次のメモリエリア#2からメ
モリエリア#nに達するまで各桁の番号の比較を順次繰
り返す。
【0024】そして、カウント値がnに達しても一致し
たものが無ければ(S306でYES)、一般に知られ
ている局線発信接続が行われる。
【0025】つまり、発信内線端末10はライン回路2
0,設定された時分割スイッチ30の通話パス100
(破線図示),局線トランク40を通して公衆回線網8
0の着信相手と通話を行うことができる。
【0026】内線加入者が発信内線端末10から9桁の
局線発信番号“043256789”をダイヤルしたと
きは、この局線発信番号とメモリエリア#1内の局線発
信番号データとが一致するので(S304でYES)、
中央処理装置31はモニタパスの設定を行う(S30
8)。
【0027】つまり、中央処理装置31は公衆回線網8
0側にダイヤル信号を送出したのち、記憶装置32から
メモリエリア#1内の収容位置データLEN1を読み出
し、これに基づいて時分割スイッチ30内のモニタパス
103(実線で図示)を閉結し、一般に知られている手
法でライン回路21を通して監督者内線端末11に呼出
信号を送出する。
【0028】そして、監督者が応答したとき中央処理装
置31は時分割スイッチ30内の通話パス101および
通話パス102(実線で図示)を設定する。
【0029】これにより、発信内線端末10はライン回
路20,通話パス101,三者会議トランク41,通話
パス102,局線トランク40および公衆回線網80を
通して着信相手と通話することができ、同時に監督者は
三者会議トランク41,モニタパス103およびライン
回路21を通して監督者内線端末11により上記の通話
をモニタすることができる。
【0030】なお、本実施例では局線発信番号の全桁を
比較するとしたが、特定の市外対地への私用局線発信通
話をモニタするのであれば、その市外局番までの桁の番
号データを比較するだけで両者が一致したときモニタパ
スを設定しても良い。
【0031】また、本実施例では1個の監督者内線端末
を示しているが、複数の監督者内線端末を設け、それぞ
れの時分割スイッチ30上の収容位置データを記憶装置
32のテーブルに登録しても良い。
【0032】このように本実施例によれば、監督者は発
信内線端末からの局線発信通話を自動的にモニタするこ
とができるので、その通話が私用局線発信通話であった
ときは、その終話後に発信者に警告したり、その通話料
金を請求するなど、私用局線発信の防止策を構じること
ができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、保守者が
課金装置から読み出した所定期間の詳細課金データの中
から監督者がモニタ対象とすべき局線発信通話の局線発
信番号データを選び出しこれを保守端末から入力して記
憶しておき、発信者が任意の内線端末から局線発信を行
ってダイヤルした発信番号データと記憶手段から読み出
した局線発信番号データとを比較し、この比較結果が一
致したとき監督者内線端末を呼び出して監督者が応答し
たときに三者会議トランクを通して通話をモニタするこ
とにより、モニタした通話が私用局線発信通話であった
ときにその防止策を構じることができるという効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の局線発信通話モニタ方式の一実施例を
示す構内電子交換機のブロック図である。
【図2】図1における記憶装置内に格納されるテーブル
の一例を示す図である。
【図3】図1における中央処理装置による制御動作を説
明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 発信内線端末 11 監督者内線端末 20,21 ライン回路 30 時分割スイッチ 31 中央処理装置 32 記憶装置 40 局線トランク 41 三者会議トランク 50,51 入出力インタフェース 60 課金装置 70 保守端末 80 公衆回線網 100,101,102 通話パス 103 モニタパス

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内線端末ごとの局線発信時の詳細課金デ
    ータを記録する課金装置と保守端末とを備えた構内電子
    交換機において、複数の前記内線端末のうち少なくとも
    1つを監督者内線端末とし、保守者が前記課金装置から
    読み出した所定期間の前記詳細課金データの中から監督
    者によりモニタされるべきと思われる局線発信通話の局
    線発信番号データを選び出しそれを前記保守端末から入
    力して記憶する記憶手段と、内線加入者が局線発信を行
    ったときに使用した発信内線端末から入力された発信番
    号データと前記記憶手段から読み出した前記局線発信番
    号データとを比較する比較手段と、この比較手段が一致
    結果を出力したときに前記監督者内線端末を呼び出して
    前記監督者が応答したとき前記発信内線端末と前記局線
    との間の接続パスに前記監督者内線端末へのモニタパス
    を接続するモニタ手段とを備えることを特徴とする局線
    発信通話モニタ方式。
  2. 【請求項2】 前記モニタ手段は中央処理装置の制御に
    より前記発信内線端末と前記局線および前記監督者内線
    端末を接続する三者会議トランクであることを特徴とす
    る請求項1記載の局線発信通話モニタ方式。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段は前記保守端末から入力し
    た前記発信番号データの各桁の番号データと前記監督者
    内線端末の通話路スイッチ上の収容位置データとを含む
    テーブルを備えることを特徴とする請求項1記載の局線
    発信通話モニタ方式。
  4. 【請求項4】 前記テーブルは前記保守端末から入力し
    た前記発信番号データの桁数データを含むことを特徴と
    する請求項3記載の局線発信通話モニタ方式。
JP28965793A 1993-11-19 1993-11-19 局線発信通話モニタ方式 Expired - Lifetime JP2693905B2 (ja)

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JP4583949B2 (ja) * 2005-01-25 2010-11-17 Necインフロンティア株式会社 3者通話システムおよびボタン電話装置に関する。
JP2010068087A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Hitachi Kokusai Electric Inc グループ通話制御サーバ

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