JP2693285B2 - 制御レバー装置 - Google Patents

制御レバー装置

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JP2693285B2
JP2693285B2 JP3127723A JP12772391A JP2693285B2 JP 2693285 B2 JP2693285 B2 JP 2693285B2 JP 3127723 A JP3127723 A JP 3127723A JP 12772391 A JP12772391 A JP 12772391A JP 2693285 B2 JP2693285 B2 JP 2693285B2
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JP
Japan
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control lever
seat
auxiliary control
lever
auxiliary
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JP3127723A
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JPH04356103A (ja
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勇 河合
光彦 遠部
洋三郎 清水
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクタ等の車輌にお
ける油圧制御レバー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トラクタ等の車輌において、トラクタ車
体の後部に搭載した作業機昇降用油圧装置の近傍に複数
個の補助制御弁を装着し、この各補助制御弁を操作する
複数個の補助制御レバーを、左右一対の後輪フェンダー
間に配置された座席の一側前方に横一列状に配列し、こ
の各制御レバーで各補助制御弁を操作するようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の制御レバーは横
一列状に配列しているため、座席に座ったオペレータが
各制御レバーを操作する場合、内側の制御レバーは容易
に操作できるが、外側の制御レバーはその内側の制御レ
バーが邪魔になって操作し難い欠点がある。本発明は、
かかる従来の課題に鑑み、複数本の制御レバーを座席の
一側前方に集中して配置しているにも拘らず、各制御レ
バーを容易に操作できるようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、左右一対の後
輪フェンダー12間に座席15を配置すると共に、この座席
15の一側前方に、制御弁29を操作する複数本の制御レバ
ー50を配置した車輌において、各制御レバー50の上端の
グリップ部51が内側から外側に移るに従って順次後方側
かつ上方側にずれるように、全制御レバー50を枢支す
る枢軸49を内端側から外端側へ後方にかつ上方に傾斜さ
たものである。
【0005】
【作用】各制御レバー50の上端のグリップ部51が内側か
ら外側に移るに従って順次後方側にかつ上方側にずれる
ように枢軸49を配置しているので、各制御レバー50を操
作する場合、他のレバーが邪魔にならず容易に操作でき
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
述する。図8において、1 はトラクタ車体で、エンジン
2 、ミッションケース3 等から成る。4 は後輪で、ミッ
ションケース3 の後部両側に装着された後車軸ケース5
、車軸等を介して支持される。6 はボンネットであ
る。7 は作業機昇降用の油圧装置で、ミッションケース
3 上に搭載されており、アーム軸8 廻りに回動する左右
一対のリフトアーム9 を有する。
【0007】10は独立型のキャビンで、トラクタ車体1
上に搭載されている。キャビン10は床板11、左右一対の
後輪フェンダー12等を備えると共に、ハンドル13、計器
パネル14、座席15等を備えている。ミッションケース3
内には主変速装置16、副変速装置17等が組込まれてお
り、その副変速装置17の各シフターに連動する3本の作
動レバー18が操作軸19を介してミッションケース3 の側
壁に枢支されている。
【0008】油圧装置7 の前部一側には取付台20を介し
て3個の中継リンク21が設けられ、この各中継リンク21
は上下方向のロッド22を介して各作動レバー18に連動連
結されている。取付台20は、図1乃至図5に示すよう
に、取付板23の前後両端にブラケット24,25 を備えたも
のであって、そのブラケット24,25 の上部間に枢軸26が
前後方向に挿通されている。取付台21は2本のボルト27
により油圧装置7 の前部一側に形成された取付座28に取
付けられている。
【0009】取付台20の後側のブラケット25は前後のブ
ラケット24よりも上方及び外方に大きく突出しており、
このブラケット25の後側に4個の補助制御弁29が前後方
向に重ね合わせた状態で4本のボルト30により着脱自在
に取付けられている。各補助制御弁29のスプール31は油
圧装置7 の上側に突出し、その先端はブラケット32に枢
支されたレバー33に連結されている。
【0010】後輪フェンダー12の内側には、図1及び図
2に示すように前後一対の補強板34,35 が装着されてお
り、その両補強板34,35 は上下中途部で前後方向の連結
板36により連結されている。連結板36は後輪フェンダー
12の前縁よりも前方に突出すると共に、上端縁から内方
に突出する取付台37が設けられている。そして、取付台
37には前端部に副変速レバー38が、後部に油圧装置7 用
の位置制御レバー39及びドラフト制御レバー40が夫々設
けられている。
【0011】副変速レバー38は基部を支点として前後、
左右に操作可能であって、3本のケーブル41の一端に連
結されている。各ケーブル41はアウター42とインナー43
とを備えたプッシュプル型であり、このケーブル41の他
端側はアウター42が固定板44に、インナー43が各中継リ
ンク21に夫々連結されている。固定板44は油圧装置7上
にボルト45で固定されている。
【0012】一方の後輪フェンダー12の前側の補強板34
には、図1及び図2に示すように、その傾斜部34a に取
付ブラケット45を介して枢支台46が取付けられている。
枢支台41は一対の上折曲部47を左右両端に有すると共
に、後端に下折曲部48を有し、その一対の上折曲部47間
に枢軸49を介して4本の補助制御レバー50が枢支されて
いる。
【0013】補助制御レバー50は座席15の一側前方に配
置されている。各補助制御レバー50を枢支する枢軸49は
内端側が下前方に向くように若干傾斜して設けられてい
る。即ち、全制御レバー50を枢支する枢軸49は、内端側
から外端側へ後方にかつ上方に3次元傾斜されている。
これにより、各補助制御レバー50は、図7にも示す如く
その上端のグリップ部51が外側に移るに従って順次後方
側にかつ上方側に位置ずれするように、座席15に座った
オペレータの肩部分を中心Oとする半径Rの円弧状に位
置すべく配列され、かつ各グリップ部51は外側が順次高
くなっており、また平面視におけるグリップ部51相互間
の間隔は、各補助制御レバー50の基部側の間隔よりも大
となっている。
【0014】各補助制御レバー50の基部には、図6に示
すように、枢支台46の孔52から下方に突出するリンク53
が固定され、この各リンク53にケーブル54の一端が連結
されている。ケーブル54はアウター55とインナー56とを
備えたプッシュプル型であり、そのアウター55の一端は
枢支台46の下折曲部48に、他端は油圧装置7 上の固定板
57に夫々取付けられている。インナー56の一端はリンク
53に、他端はレバー33に夫々連結されている。固定板57
は油圧装置7 上にボルトで固定されている。
【0015】上記構成において、補助制御弁29により作
業機等の油圧シリンダを制御する場合には、オペレータ
が座席15に座わり、右手で各補助制御レバー50を適宜操
作する。即ち、右手で各補助制御レバー50の上端のグリ
ップ部51を把持して枢軸49廻りに前後に操作すると、ケ
ーブル54のインナー56、レバー33を介して補助制御弁29
のスプール31が作動し、補助制御弁29が切換わる。
【0016】この場合、各補助制御レバー50のグリップ
部51は外側に移るに従って順次後方に位置ずれしている
ので、内側の補助制御レバー50が邪魔にならず、オペレ
ータは各補助制御レバー50を容易に操作でき、特に、グ
リップ部51は外側に移るに従って高くなっており、また
グリップ部51相互間の間隔が広くなっているため、更に
操作性が良い。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、各制御レバー50の上端
のグリップ部51が内側から外側に移るに従って順次後方
側にかつ上方側にずれるように、全制御レバー50を枢支
する枢軸49を内端側から外端側へ後方にかつ上方に傾斜
させているので、複数本の制御レバー50を集中して配置
していても、枢軸49の3次元傾斜配置だけで全制御レバ
ー50の基部の位置の差別化が簡単にでき、各制御レバー
50は前後方向、左右方向のみならず上下方向にも位置の
差別化が図られ、容易に操作することができ、かつ簡単
に製作できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すキャビン内部の斜視図
である。
【図2】同キャビン下部の背面断面図である。
【図3】同油圧装置部分の側面断面図である。
【図4】同油圧装置部分の平面図である。
【図5】同油圧装置部分の背面断面図である。
【図6】同補助制御レバーの枢支部分の断面図である。
【図7】同グリップ部の配列を示す平面図である。
【図8】トラクタの側面図である。
【符号の説明】
1 トラクタ車体 7 油圧装置 12 後輪フェンダー 15 座席 20 取付台 29 補助制御弁 46 枢支台 50 制御レバー 51 グリップ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭55−138176(JP,U) 実開 昭58−176168(JP,U) 実開 昭60−64146(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対の後輪フェンダー(12)間に座席
    (15)を配置すると共に、この座席(15)の一側前方に、制
    御弁(29)を操作する複数本の制御レバー(50)を配置し、
    各制御レバー(50)の上端のグリップ部(51)が内側から外
    側に移るに従って順次後方側にかつ上方側にずれるよう
    に、全制御レバー(50)を枢支する枢軸(49)を内端側から
    外端側へ後方にかつ上方に傾斜させたことを特徴とする
    制御レバー装置。
JP3127723A 1991-05-30 1991-05-30 制御レバー装置 Expired - Lifetime JP2693285B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3127723A JP2693285B2 (ja) 1991-05-30 1991-05-30 制御レバー装置

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JP3127723A JP2693285B2 (ja) 1991-05-30 1991-05-30 制御レバー装置

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JPH04356103A JPH04356103A (ja) 1992-12-09
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JPS5942783B2 (ja) * 1977-09-01 1984-10-17 株式会社竹中工務店 内外二重壁構造のド−ム構築方法
JPS5857392B2 (ja) * 1980-10-22 1983-12-20 日立化成工業株式会社 アルミニウム微粉末被覆炭化珪素粉末の製造方法
DE3207006A1 (de) * 1982-02-26 1983-09-08 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Av-sequenzieller herzschrittmacher

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