JP2693232B2 - カードリーダライタ装置 - Google Patents

カードリーダライタ装置

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JP2693232B2 JP15734789A JP15734789A JP2693232B2 JP 2693232 B2 JP2693232 B2 JP 2693232B2 JP 15734789 A JP15734789 A JP 15734789A JP 15734789 A JP15734789 A JP 15734789A JP 2693232 B2 JP2693232 B2 JP 2693232B2
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【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は金額情報等が記憶されるプリペイドカードに
よる自動販売装置あるいは自動サービス装置等に用いら
れるカードリーダライタ装置の改良に関する。
(従来技術) 従来、この種のプリペイドカードが使用される自動販
売装置あるいは自動サービス装置等に用いられるカード
リーダライタ装置にあっては、該装置のカード挿入口に
カードを1回挿入することによって所定の取引がなされ
ると、カードに決済情報等が記入された後、カードを利
用者に返却するようになっていた。この場合カードは利
用者の手によって引き抜かれる位置(装置の前面)に停
止、保持せしめられていた。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上述したごとき構成の従来のカードリーダ
ライタ装置にあっては、カード使用者が再度物品の購入
又はサービスの提供を前記自動販売装置等から受けよう
とする場合には、前記カードリーダライタ装置のカード
挿入口から前記カードを一旦抜き取った後、この抜き取
ったカードを再度前記カード挿入口へ挿入し直さなけれ
ば所定の取引を行うことができなかった。
そのため、カード使用者が前記カードを用いて繰り返
し取引を行いたいときには、取引を行いたい回数だけ前
記カードの抜き取り、挿入の煩わしい作業を行わなけれ
ばならず、手数が掛かり、使い勝手が悪いという問題点
があった。
そこで、上述した不具合の解消を図ることを目的とし
て、カード挿入口の端部に入口センサを設け、この入口
センサよりも装置本体内部側に、さらにカード検出用の
センサを設け、このカード検出用のセンサが前記カード
を検出したことにより所定の検出信号を出力したときに
カード搬送機構を駆動するようにした構成のカードリー
ダライタ装置が実願昭60−187578号(実開昭62−158579
号)として提案された。
上記提案に係る装置によれば、カード挿入口から装置
本体内部にカードが挿入されて1回の取引行為が終了す
ると、該取引行為による決済情報等がカードに記入され
る。そして、決済情報等の記入が完了したカードは、カ
ード搬送機構によって前記カード挿入口側へ返却されて
その一端部が把持され、又、その反対側のカードの他端
部はカード挿入口を通って装置本体の外部に突出した状
態に保持される。よって、カード使用者が自動販売装置
等に対して繰り返し取引を行いたい場合には、カードの
抜き取りや挿入等の煩わしい作業を省略することがで
き、使い勝手が良くなった。
しかしながら、上記カードリーダライタ装置にあって
は、カード搬送機構の駆動によりカードに生ずる慣性を
利用することによって、カード上を上述したような所謂
待機状態に戻していた。つまり、入口センサよりもさら
に内部側へ設けられたカード検出用のセンサとの位置
で、カードを返却する際に、該カードを前記カード検出
用のセンサの配設位置を越えた位置に停止させなければ
ならなかった。そのため、カードが予め設定された待機
位置に戻らないことがあり、再挿入の状態が確実でなか
った。更には、カード検出用のセンサを複数個装置本体
内に設けなければならないために、カードリーダライタ
装置が大型化し、カードリーダライタ装置の自動販売機
等への組み込みが、困難となり、又、それらの部品点数
が多く、コスト高になるという問題点もあった。
従って、本発明は、上述した問題点を解消するために
なされたもので、その目的は、1回の取引行為が完了す
る毎にカードを予め設定された待機位置へと確実に位置
決め停止させることにより、再挿入の検出が確実になさ
れるようにするとともに、部品点数を減少させることに
よって小形化と低コスト化をも図ることが可能なカード
リーダライタ装置を提供することにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的達成のため、本発明では、 請求項1記載の、内部空間を有する装置本体と、この
装置本体に前記内部空間と連通するように設けられたカ
ード挿入口と、前記カード挿入口に挿入されたカードの
挿入を検出するカード挿入検出手段と、前記内部空間に
設けられ前記カード挿入口から挿入されたカードを前記
内部空間に向けて送ると共に、該内部空間から前記カー
ド挿入口に向けて搬送するカード搬送機構と、前記カー
ド搬送機構の移送量を検出して出力する移送量検出手段
と、前記内部空間に設けられ前記カード搬送機構によっ
て搬送されたカードに記憶されている情報の読み出しあ
るいは該カードに対する必要な情報の書き込みを行うカ
ード情報読み取り書き込み手段と、前記カード情報読み
取り書き込み手段による情報の読み出しあるいは書き込
みが終了したのち、前記カードを前記カード搬送機構に
よってカード挿入口側へと搬送して前記カードの挿入側
端部を前記カード挿入口に保持した状態で、前記カード
が前記カード挿入検出手段により検出されており、かつ
前記内部空間に向けて押し込まれることによる前記移送
量検出手段により検出された移送量が所定値を超えたこ
とに基づいて、前記カード搬送機構を作動させて前記カ
ードを内部空間内に向けて再度搬送するカード搬送制御
手段とをそなえたカードリーダライタ装置、 請求項2記載の、請求項1記載のカードリーダライタ
装置における前記移送量検出手段は、カード搬送機構を
構成するカード搬送ベルトを正逆回転方向に移動する駆
動モータと連動し、前記カード搬送ベルトの動作に基づ
く前記駆動モータの回転量に応じたパルス信号を出力す
るパルスエンコーダであるカードリーダライタ装置、お
よび 請求項3記載の、請求項2記載のカードリーダライタ
装置における前記所定値は、前記カードが搬送されてカ
ード挿入口側へ返送されて保持される待機状態で、該カ
ードが抜き取られるときのカード搬送ベルトの移動に対
応してパルスエンコーダから出力されるパルス信号の計
数値よりも少し大きい計数値であるカードリーダライタ
装置、 を提供するものである。
(作 用) 上記構成において、カード使用者が連続的にカードを
使用して取引を行いたいときには、カード挿入口から突
出しているカードの端部を内部空間側へと押し込めば、
このカードの押し込みによって生ずるカードとカード搬
送ベルト間との摩擦により、カード搬送ベルトが回動さ
れて、その移動量が前記駆動モータと連動したパルスエ
ンコーダにより検出されて、この検出に基づくパルスエ
ンコーダからの出力によって、前記カード搬送機構を駆
動して前記カードをカード情報読取り書込み手段に与
え、カード情報読取り書込み手段にて再度情報の読取
り、書込みが行われた後、再び前述したような位置にセ
ット保持されることとなる。
従って、1回の取引行為が完了する毎にカードを予め
設定された待機位置へと確実に位置決め停止させること
により、再挿入の検出が確実になされるようするととも
に、部品点数を減少させることによって小形化と低コス
ト化をも図ることが可能となった。
(実施例) 以下、図面により本発明の一実施例について説明す
る。
第1図、第2図は、本発明の一実施例に従うカードリ
ーダライタ装置の全体的な構成を示した図である。第1
図、第2図にて図示するカードリーダライタ装置は、磁
気カード、光学メモリカード、ICカード等、各種カード
に記憶されているデータの読出し或は書込みを行うに際
して使用されるものである。
第1図、第2図において、カードリーダライタ装置本
体1の第1図、第2図左側端部には、カード挿入口2が
形成されていて、前記装置本体1の内部空間におけるカ
ード挿入口2の近傍の部位には、2組の入口センサ3が
配設されている。カードリーダライタ装置本体1の内部
空間の中央部には、カード搬送機構6と、カード情報読
取り書込み装置7とが配設されている。
上述した構成について更に詳述すれば、以下のようで
ある。即ち、2個の入口センサ3は、カード挿入口2に
続くカード入口通路に、そのカード貫通空間部が一致す
るように設定されている(なお、本実施例では説明の都
合上、入口センサ3を2個設けることとしたが2個に限
定されない)。2個の入口センサ3は、前述したような
カードAがカード挿入口2を介して装置本体1内に挿入
されたときに、これを検知し、オン状態となってカード
検出信号を出力するようになっている。カード搬送機構
6は、前記カード挿入口2からカード入口通路を通し
て、装置本体1内に挿入されたカードAを受けてこれを
把持することにより、第1図、第2図右方向或は第1
図、第2図左方向に搬送するものである。カード搬送機
構6は、外周部が近接せしめられカード挿入口2近傍に
て上下方向に対向して設けられているプーリ63a,64a
と、外周部が近接せしめられ第1図、第2図右方寄りの
位置にて上下方向に対向して設けられているプーリ63b,
64bと、プーリ63a,63bに巻回されている無端状の搬送ベ
ルト61と、プーリ64a,64bに巻回されている無端状の搬
送ベルト62とを備えている。搬送ベルト61と搬送ベルト
62とは、カード挿入口2からカード入口通路を通して装
置本体1内に挿入されたカードAを把持して搬送するも
のである。前記プーリ63bは、回転軸10を介して装置本
体1外側に取り付けられている搬送ベルト駆動用モータ
Mo8と連結されており、搬送ベルト駆動用モータMo8の駆
動力を受けることによって回転することで、カード搬送
機構6全体に搬送ベルト駆動用モータMo8の回転駆動力
を伝達するようになっている。
搬送ベルト駆動用モータMo8は、正/逆回転自在に構
成されており、後述する演算処理手段から出力される駆
動指令信号に従って正転或は逆転するようになってい
る。
搬送ベルト駆動用モータMo8には、パルスエンコーダ
9が取り付けられている。パルスエンコーダ9は、搬送
ベルト駆動用モータMo8の回転に連動してその回転数に
比例した数のパルス信号を出力するものである。
本実施例においては、前記出力されたパルス信号に基
づいて搬送ベルト61,62の移動量を検知すると共に、カ
ード挿入口2から装置本体1内に挿入されたカードAの
装置本体1内における位置をも検知することによって、
挿入されたカードAの装置本体1内に挿入されている部
分の長さ及びカードの搬送位置を決めるために用いられ
るようになっている。装置本体1内には、これらのカー
ドの長さ、位置決め、パンチ処理等のために別途必要な
センサが配置されることもあるが、これらは本願発明の
要旨から外れるので、ここではその詳細な説明は省略す
る。
カード情報読取り書込み装置7は、演算処理手段の制
御下でカード挿入口2からカード入口通路を通して挿入
され、カード搬送機構6によって搬送されるカードAに
記録されているデータの読み出し、或はカードAへのデ
ータの書き込みを行うもので、前記2本の搬送ベルト6
1,62の外周面同士が当接している側のカード搬送機構6
の略中央部に設けられている。カード情報読取り書込み
装置7は、前記カードAが磁気カードである場合には磁
気ヘッドが、前記カードAが光学カードである場合には
光学読取り書込み手段が、前記カードAがICカードであ
る場合にはICカード接触子がそれぞれ採用される。本実
施例では、前記カードAに磁気カードを採用することと
したので、カード情報読取り書込み装置7には磁気カー
ドのリード/ライトが行える磁気ヘッドを用いる。
搬送ベルト駆動用モータMo駆動手段は、演算処理手段
の制御下で、搬送ベルト駆動用モータMo8を正転/逆転
するようになっている。
演算処理手段は、算術演算及び論理演算を行うもの
で、演算処理手段には、例えば、CPU、ROM/RAM、入出力
インターフェース等を備えたマイクロコンピュータが使
用されている(図示は省略する)。演算処理手段は、入
力センサ3を始め、パルスエンコーダ9等からの検出信
号を受けるとともに、搬送ベルト駆動用モータMo駆動手
段等に対して夫々駆動指令信号を出力するようになって
いる。演算処理手段は、更に、カード情報読取り書込み
装置7を制御することによって、カード情報読取り書込
み装置7によるカードAに記録されているデータの読出
しやカードAに対するデータの書込みを行うように構成
されている。
次に、上述した構成の動作を第3図(a)、第3図
(b)のフローチャートに従って説明する。
いまカード使用者がカードAをカード挿入口2に挿入
することによって、入口センサ3がONし、この入口セン
サ3から検出信号が出力されると(S1)、これに基づき
搬送ベルト駆動用モータMo駆動手段に駆動指令信号を出
力してモータMo8を正転させ、これによって前記カード
Aが順方向(第1図、第2図の右方向)に送られる。
搬送ベルト駆動用モータMo8が正転すると、カード搬
送機構6は、カードAをカード情報読取り書込み装置7
の配設位置へと搬送する。カード搬送機構6によって挿
入されたカードAがカード情報読取り書込み装置7に与
えられると、前記カードAに記録された磁気データが、
カード情報読取り書込み装置7によって読取られること
となる。又、前記挿入されたカードAの長さデータを、
パルスエンコーダ9から出力されるパルス信号の計数値
を読込むことによって把握する。なお、これらのデータ
の読取り終了後は、前記モータMo駆動手段を制御するこ
とにより、モータMo8をオフして、カードAの第1図、
第2図左方向への搬送を止め、搬送ベルト駆動用モータ
Mo8を逆転して、カードを保留位置に戻す処理を行うこ
とになる(S2:カードデータ処理)。
ステップ(S2)において、挿入されたカードAに関す
るデータの読取りにより、挿入カードが適合カードか否
かの判断処理を行う(S3)。ステップ(S3)にて適合カ
ードであると判断すれば、本実施例に従うカードリーダ
ライタ装置が取付けられている自動販売装置等の本体側
のCPUからの返却指令があるか否かの判断処理を行う(S
4)。ステップ(S4)における判断処理は、例えば挿入
されたカードに対して途中で返却指令が出された場合等
の判断処理である。ステップ(S4)において、返却指令
がなければ、前記カードに記載されている記録情報(例
えば、残高、残度数等)に基づき、各種物品販売或はサ
ービスの提供が可能か否かを判断し、可能であれば物品
の販売またはサービスの提供を実行する。これらの動作
が完了した後、カード情報読取り書込み装置7がカード
Aから読取った前記記録情報(残高情報、残度数情報
等)から販売した物品の価格または提供したサービスの
価格を減算して決済額を算出して、そのデータを更新す
る指令を出力する(S5)。ステップ(S5)にて出力した
データ更新指令に基づいて、モータMo8の逆転時に、カ
ード情報読取り書込み装置7を制御してカードAに上記
決済額を書き込ませる。そして、その書き込まれたデー
タが正しいかどうかを確認するベリファイ動作も行う
(S6)。ステップ(S6)にて示した処理が終了すると、
前記カードAに記録されている残高情報あるいは残度情
報等の表示処理等を行うか或はプリペイドカードとして
使用されている電話機用のテレホンカードと同様に、残
度数のパンチ処理等を行った後、前記ステップ(S4)に
移行する(S7)。ステップ(S4)にて、返却指令が有れ
ば、カードAをカード挿入口2へ返却する処理を行う
(S8)。即ち、ステップ(S8)にて実行されるカード返
却動作においては、カードAがカード抜き取り待ちの所
定位置に保持されるように、搬送ベルト駆動用モータMo
8の逆転量が調整される。つまり、ここでは、第1図ま
たは第2図で示すように、カード挿入口2で、入口セン
サ3をONした状態で、前記カードAの内部空間側の端部
が若干上下搬送ベルト61,62間に挾持された状態で保持
される(S9)。ここで、モータMo8の逆回転量に応じて
パルスエンコーダ9から出力されたパルス信号の計数量
を保持している検出カウンタをリセットする(S10)。
ステップ(S9)、ステップ(S10)にて示したカード
Aの抜き取り待ちの状態にて、カード使用者が販売又は
サービスを1回だけ受ければよいと考えて、カード挿入
口2で保持状態となっているカードAを抜き取れば、そ
れによって一連の動作は終了する(S11)。
ここで、カード使用者が連続して物品の販売又はサー
ビスの提供を受けようと考えた場合には、カード挿入口
2にカードがあること、つまり、入口センサ3がON状態
にあることを確認して(S11)、このカード挿入口2に
て保持状態にあるカードAをカード利用者が軽く押す。
これにより、カードAと搬送ベルト61,62との間に生ず
る摩擦によってカード搬送機構6が回動を開始し、この
カード搬送機構の回動により、これと連動するモータMo
8の回転軸10が動き、その回転に応じた信号がパルスエ
ンコーダ9から出力される。このときのパルス信号の計
数値が、所定値A(A:この所定値Aは、カードAがカー
ド抜き取り待ちから、カードが抜き取られる時まで、つ
まり、入口センサ3がカード抜き取り待ちの状態ONから
カードAが抜き取られてOFF状態になった時までに、カ
ードAによってベルト61,62が移動されて、その移動に
よりパルスエンコーダ9から出力されるパルス信号の計
数値よりも少し多いパルス数をいう。)より大きい場合
(S12)は、前記カードAが前記抜き取り待ちの状態か
ら、押し込まれたと判断して、搬送駆動用モータMo8の
駆動を開始(正転)する(S13)。この搬送モータMo8の
回転後は、前記ステップ(S2)に戻ってカードデータ処
理を行う。つまり、これによって、前記カードAが挿入
されたときの最初の処理と同様に、再度カードAはカー
ド搬送機構6により第1図右方へと搬送され、物品の販
売又は各種サービスの提供を繰り返し受けることができ
る。
上述のように、本発明の一実施例によれば、カードを
1回毎に引き抜かないで連続的に使用でき、カードによ
り連続的に物品の販売又はサービスの提供を行う装置、
例えばパチンコ台の台間に設けた玉貸し装置のように10
0円単位の玉貸し動作を行うような場合又はタイマによ
る時間サービス機器等、カードをカード挿入口に保持し
たままにしておき、必要に応じて引き続き軽く押すだけ
で連続的に販売又はサービスを受けるような機器に有効
である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、カード使用者
が連続的にカードを使用して取引を行いたい時には、カ
ード挿入口から突出しているカードの端部を内部空間側
へと押せば、カード挿入検出手段のON状態の出力信号が
有ることを条件に、カード搬送機構が前記出力信号と移
動量検出手段からの出力信号とに基づいて駆動して、前
記カードをカード情報読取り書込み手段に与え、カード
情報読取り書込み手段にて、再度、情報の読取り、書込
みが行われた後、再び前述したような抜き取り待ちの状
態に保持されることとなる。従って、1回の取引行為が
完了する毎にカードを所定の抜き取り待ちの位置に確実
に保持させることができると共に、部品点数を減少させ
ることによって、小形化と低コスト化をも図ることが可
能なカードリーダライタ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に従うカードリーダライタ装
置の機構を示す平面図、第2図は、前記第1図のII−II
線側断面図、第3図(a),(b)は本発明の一実施例
の動作を示すフローチャートである。 1……装置本体、2……カード挿入口、3……入口セン
サ、6カード搬送機構、7……情報読取り書込み装置、
8……搬送ベルト駆動用モータMo、9……パルスエンコ
ーダ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部空間を有する装置本体と、 この装置本体に前記内部空間と連通するように設けられ
    たカード挿入口と、 前記カード挿入口に挿入されたカードの挿入を検出する
    カード挿入検出手段と、 前記内部空間に設けられ前記カード挿入口から挿入され
    たカードを前記内部空間に向けて送ると共に、該内部空
    間から前記カード挿入口に向けて搬送するカード搬送機
    構と、 前記カード搬送機構の移送量を検出して出力する移送量
    検出手段と、 前記内部空間に設けられ前記カード搬送機構によって搬
    送されたカードに記憶されている情報の読み出しあるい
    は該カードに対する必要な情報の書き込みを行うカード
    情報読み取り書き込み手段と、 前記カード情報読み取り書き込み手段による情報の読み
    出しあるいは書き込みが終了したのち、前記カードを前
    記カード搬送機構によってカード挿入口側へと搬送して
    前記カードの挿入側端部を前記カード挿入口に保持した
    状態で、前記カードが前記カード挿入検出手段により検
    出されており、かつ前記内部空間に向けて押し込まれる
    ことによる前記移送量検出手段により検出された移送量
    が所定値を超えたことに基づいて、前記カード搬送機構
    を作動させて前記カードを内部空間内に向けて再度搬送
    するカード搬送制御手段と をそなえたカードリーダライタ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のカードリーダライタ装置に
    おいて、 前記移送量検出手段は、カード搬送機構を構成するカー
    ド搬送ベルトを正逆回転方向に移動する駆動モータと連
    動し、前記カード搬送ベルトの動作に基づく前記駆動モ
    ータの回転量に応じたパルス信号を出力するパルスエン
    コーダであるカードリーダライタ装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載のカードリーダライタ装置に
    おいて、 前記所定値は、前記カードが搬送されてカード挿入口側
    へ返送されて保持される待機状態で、該カードが抜き取
    られるときのカード搬送ベルトの移動に対応してパルス
    エンコーダから出力されるパルス信号の計数値よりも少
    し大きい計数値であるカードリーダライタ装置。
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