JP2692496B2 - スペクトル拡散通信システム - Google Patents

スペクトル拡散通信システム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスペクトル拡散通信シス
テムに関し、特にバス型ネットワークに構成されるスペ
クトル拡散通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ある帯域内の情報を広帯域に拡散
して通信を行うスペクトル拡散通信は、信頼性、対妨害
性、対干渉性、秘話性、秘匿性等に優れた点を活用し
て、様々な分野に利用されている。
【0003】従来のスペクトル拡散通信方式を使用した
バス型ネットワークの一例として、電力線搬送通信調査
委員会が報告した「電力線搬送通信調査委員会報告書
(最終報告)」,昭和61年7月,に記載された、高速
電灯線ホームバスシステム(以下従来のスペクトル拡散
通信システム)がある。
【0004】従来のスペクトル拡散通信システムは、図
5に示すように、電灯線である伝送路3と、伝送路3に
接続された複数の同一構成のスペクトル拡散(SS)通
信装置5A〜5D,…とから構成されていた。SS通信
装置5Aは、各構成部を制御する通信制御部51Aと、
通信制御部51Aの制御によりM系列符号を発生するP
Nコード発生器52Aと、拡散送信データDSを生成す
る変調器53Aと、バスドライバ54Aと、バスレシー
バ55Aと、相関復調器56Aと、符号クロックCKの
速度を制御しPNコード発生器52Aに出力する同期制
御部57Aとを備えて構成されていた。
【0005】次に、従来のスペクトル拡散通信システム
の動作について説明する。
【0006】まず、PNコード発生器52Aは、線形帰
還シフトレジスタを用いてPN(疑似雑音)コードであ
る31チップのM系列符号を発生する。図6はPNコー
ド発生器52Aの構成の一例を示すブロック図である。
図6において、PNコード発生器52Aは5段のシフト
レジスタ521と、シフトレジスタ521の帰還用の排
他的論理和ゲート(EXR)522とを備えて構成され
ている。同期制御部57Aからの符号クロックCKは、
符号クロック入力端子TCKから入力し、その符号クロ
ックCKに基ずきシフトレジスタ521はM系列符号M
を出力端子TCPから出力する。以降、上記M系列符号
をシフトレジスタ521の帰還位置により表すことにす
る。例えば、図6のPNコード発生器52Aで生成され
るM系列符号は、シフトレジスタ521の5段目と2段
目とがEXR522により帰還されていることから、
[5,2]のM系列符号と呼ぶ。
【0007】次に、SS通信装置5Aの送受信動作につ
いて説明する。
【0008】まず、送信時には、通信制御部51Aは変
調器53Aと同期制御部57Aとに対して送信命令RT
を出力する。これにより、同期制御部57Aは基準とな
る符号クロックCKをPNコード発生器52Aに出力
し、PNコード発生器52Aは、上記のように符号クロ
ックCKに基ずきM系列符号Mを変調器53Aに出力す
る。変調器53Aは、通信制御部51Aからの送信デー
タDTをM系列符号Mに基ずき拡散させ拡散送信データ
DSを生成する。拡散送信データDSはバスドライバお
よび入出力端子T5Aを介して伝送路3に出力される。
【0009】次に、受信時には、伝送路3上の拡散受信
データRSが入出力端子T5Aおよびバスレシーバ55
Aを介して入力され、論理信号RLに変換されて相関復
調器56Aに入力される。相関復調器56Aは、論理信
号RLとPNコード発生器52AからのM系列符号Mと
の相関値COを求め、その相関値COから拡散受信デー
タRSを復調して受信データDRを出力し、通信制御部
51Aに入力する。このとき、論理信号RLとPNコー
ドCPとの同期が取れていない場合には、正しい相関値
COが得られないため、同期制御部57Aは、相関値C
Oを入力し同期捕捉および追跡を行なうように符号クロ
ックCKの速度を制御する。
【0010】また、他のSS通信装置5B…の動作につ
いても、SS通信装置5Aと同一であり、説明が重複す
るので冗長とならないよう省略する。
【0011】この従来のスペクトル拡散通信システムに
おけるSS通信装置間でのデータ転送は、周知のCSM
A/ACK(キャリアセンス多元接続/肯定応答)の制
御方式を用いた通信パケットにより行なわれる。
【0012】図7は、従来のスペクトル拡散通信システ
ムにおけるSS通信装置間でのデータ転送のシーケンス
の一例を示す通信シーケンス図である。
【0013】まず、SS通信装置5Aに対して、SS通
信装置5Bにデータを送信する送信要求R1が発行され
る。このとき、SS通信装置5Aの通信制御部51Aは
入出力端子T5A、バスレシーバ55A、相関復調器5
6Aを介して伝送路3上に他のSS通信装置5B,5
C,5D…からの送信信号が存在するかどうかを点検す
る。ここでは、他の送信信号が存在していないと想定す
る。すると、通信制御部51Aは、同期制御部57Aと
変調器53Aに送信命令RTを出力し、SS通信装置5
B宛ての通信パケットを構成するデータDTを変調器5
3Aに出力する。これにより、変調器53Aからバスド
ライバ54A、入出力端子T5Aを介して拡散送信デー
タDSから成る通信パケットR2が伝送路3に送信され
る。SS通信装置5Bは、この通信パケットR2を受信
し、肯定応答(アクノリッジ)を表す通信パケットであ
るACKR3をSS通信装置5Aに対し返送する。
【0014】一方、通信パケットR2およびACKR3
の送信期間中に、SS通信装置5Dに対してSS通信装
置5Cへのデータ送信を要求する送信要求R4が発行さ
れると想定する。この場合も、同様に、SS通信装置5
Dの通信制御部51Dは、伝送路3上に他のSS通信装
置5A,5B,5C…からの送信信号が存在するかどう
かを点検する。ここでは、上述のように、通信パケット
R2およびACKR3が存在してるので、通信制御部5
1Dは送信命令RTを出力しない。そして、ACKR3
の送信が終了し伝送路3が開放された時点で、通信制御
部51Dは送信命令RTを出力し、SS通信装置5D
は、SS通信装置5Cに対して通信パケットR5を送信
する。SS通信装置5Cは、この通信パケットR5を受
信し、ACKR6をSS通信装置5Dに対し返送する。
【0015】以上のアクセス制御により、TDMA(時
分割多元接続)方式の通信システムを実現することがで
きるというものであった。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のスペク
トル拡散通信システムは、音声や画像等の大量のデータ
を伝送しようとすると、伝送路が1つのスペクトル拡散
通信装置により長時間占有されてしまい、他のスペクト
ル拡散通信装置のデータ転送が長時間待たされてしまう
という欠点があった。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明のスペクトル拡散
通信システムは、伝送路を介して接続されそれぞれ時分
割多元接続方式(以下TDMA)に用いる第一および符
号分割多元接続方式(以下CDMA)に用いる第二のM
系列符号から成る第一および第二の疑似雑音(PN)コ
ードを発生する第一のPNコード発生回路とこの第一の
PNコード発生回路を制御する通信制御部とを有する第
一および第二のスペクトル拡散通信装置と、前記伝送路
に接続され前記第一のPNコードを発生する第二のPN
コード発生回路を有し前記第一および第二のスペクトル
拡散通信装置の前記通信制御部に前記第一および第二の
スペクトル拡散通信装置間の通信データ量が少ない通常
時のときは前記第一のPNコードを用いた前記TDMA
によりデータ転送を行うよう命令し、前記通信データ量
が多いときは前記通信制御部の要求により前記第二のP
Nコードを用いた前記CDMAによりデータ転送を行う
よう命令するとともに前記第二のPNコードを管理する
CDMAコントローラとを備えて構成されている。
【0018】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0019】図1は本発明のスペクトル拡散通信システ
ムの一実施例を示すブロック図である。
【0020】本実施例のスペクトル拡散通信システム
は、図1に示すように、電灯線である伝送路3と、伝送
路3に接続された複数の同一構成のスペクトル拡散(S
S)通信装置1A〜1D,…と、伝送路3に接続されデ
ータ量により送信方式をTDMA方式とCDMA(符号
分割多元接続)方式に切替るとともにCDMA方式の場
合の符号管理を行なうCDMAコントラーラ2とから構
成されている。SS通信装置1Aは、各構成部を制御す
る通信制御部11Aと、通信制御部11Aの制御により
M系列符号を発生するPNコード発生器12Aと、拡散
送信データDSを生成する変調器13Aと、バスドライ
バ14Aと、バスレシーバ15Aと、相関復調器16A
と、符号クロックCKの速度を制御しPNコード発生器
12Aに出力する同期制御部17Aとを備えて構成され
ている。CDMAコントラーラ2は、各構成部を制御す
る通信制御部21と、通信制御部21の制御により25
5チップの[8,5,3,1]のM系列符号M1を発生
するPNコード発生器22と、拡散送信データを生成す
る変調器23と、バスドライバ24と、バスレシーバ2
5と、相関復調器26と、符号クロックCKの速度を制
御しPNコード発生器22に出力する同期制御部27と
を備えて構成されている。
【0021】図2は、PNコード発生器12Aの構成の
一例を示すブロック図である。図2において、PNコー
ド発生器12Aは、8段のシフトレジスタ121と、シ
フトレジスタ121の帰還タップ位置を制御する帰還制
御回路122と、8ビットのレジスタ123とを備えて
構成されている。シフトレジスタ121は縦続接続され
た8個のデータフリップフロップ(DFF)F1〜F8
を備えて構成されている。帰還制御回路122は、8個
のANDゲートA1〜A8と、7個の排他的論理和ゲー
ト(EXR)E1〜E7とを備えて構成されている。レ
ジスタ123は、8個のDFFF31〜F38を備えて
構成されている。
【0022】次に、本実施例の動作について説明する。
【0023】まず、SS通信装置1AのPNコード発生
器12Aの動作について説明する。同期制御部17Aか
らの符号クロックCKは、符号クロック入力端子TCK
から、シフトレジスタ121のDFFF1〜F8のクロ
ック入力Cに入力される。一方通信制御部11Aは、レ
ジスタ123のDFFF31〜F38のデータ入力Dに
それぞれ接続されたデータ入力端子TDA1〜8に送信
データDTを入力する。そして書込制御端子TWをアク
ティブにると、レジスタ123に送信データDTが設定
され、同時に、シフトレジスタ121のDFFF1〜F
8は全て’1’に初期設定され、レジスタ123に設定
された送信データDTの値により決定される帰還状態の
M系列符号がPNコード出力端子TCPから出力され
る。以上の構成により、PNコード発生器12Aは、2
55チップ以下の任意のM系列符号を発生することがで
きる。例えば、レジスタ123のDFFF38〜F31
にそれぞれ’10010101’の各桁を設定した場合
には、上述のCDMAコントラーラ2のPNコード発生
器22と同一の[8,5,3,1]のM系列符号M1を
発生し、PNコード出力端子TCPから出力される。
【0024】次に、本実施例のスペクトル拡散通信シス
テムの全体の動作について説明する。
【0025】通常状態では、各SS通信装置1A〜1
D,…の通信制御部11A〜11D,…は、それぞれの
PNコード発生器12A〜12D,…にCDMAコント
ラーラ2のPNコード発生器22と同一の[8,5,
3,1]のM系列符号M1を発生するように制御する。
そして、このPNコードM1を用いて、各SS通信装置
1A〜1D,…およびCDMAコントラーラ2間で、従
来例と同様のCSMA/ACKのアクセス制御方式によ
り最大256バイト転送可能な可変長の通信パケットに
よるTDMA通信を行なう。このTDMA通信は、制御
データ等の256バイト以下すなわち1通信パケットで
転送可能な小量のデータの場合に行なう。音声や画像情
報等の256バイトを越える大量のデータを転送する場
合には、PNコード発生器12A〜12D,…に設定す
るM系列符号を、現在SS通信にて使用中のM系列符号
例えばM1との相互相関が低いものに切替て、CDMA
による多重通信を行なう。このとき、CDMAコントロ
ーラ2は、上記CDMAにおける符号管理を行なう。
【0026】図3は、本実施例のスペクトル拡散通信シ
ステムにおけるSS通信装置間での大量のデータを転送
する場合のシーケンスの一例を示す通信シーケンス図で
ある。
【0027】図3において、SS通信装置1Aは、CD
MAコントラーラ2と同一の[8,5,3,1]のM系
列符号M1を用いてCDMAを要求する通信パケットS
1を送信し、CDMAコントラーラ2は、この通信パケ
ットS1を正しく受信した場合にACKを返送する。以
後、各通信パケットに対して、受信側のSS通信装置よ
りACKは必ず返送されるものとし、ACK返送の記述
は省略する。
【0028】周知のように、CDMAによる多重通信の
場合には、符号の多重度が大きくなると通信信頼度が低
下するので、CDMAコントラーラ2は、符号の多重度
が小さくしたがって正しくデータ転送ができる範囲内で
CDMAの符号を選択する。この条件に適合するM系列
符号M1以外のM系列符号、例えば、[8,6,5,
1]のM系列符号M2が存在する場合には、このM系列
符号M2による通信の許可を行なう。
【0029】本実施例では、ここで、CDMAコントラ
ーラ2より、M系列符号M2によるCDMAが許可され
たものと想定する。まず、CDMAコントラーラ2は、
このM系列符号M2によるCDMA許可を通知する通信
パケットS2をSS通信装置1Aに送信する。次に、S
S通信装置1Aは、通信パケットS2を受信しその許可
に基ずいて通信相手であるSS通信装置1Bに対し、M
系列符号M2によるCDMAを行なうことを通知する通
信パケットS3を送信する。以上の通信パケットS1〜
S3の交信は、全て、M系列符号M1を用いたTDMA
により行なわれる。次に、通信パケットS3の後で、S
S通信装置1A,1Bのそれぞれの通信制御部11A,
11Bは、それぞれのPNコード発生器12A,12B
を制御し、M系列符号M2を発生させる。次に、SS通
信装置1AからSS通信装置1Bに対し、M系列符号M
2にて、前述の大量のデータをデータ転送S4として転
送する。データ転送S4が終了すると、それぞれの通信
制御部11A,11Bは、それぞれのPNコード発生器
12A,12Bを制御し、通常状態のM系列符号M1を
発生させるようにする。次に、SS通信装置1Aは、C
DMAコントラーラ2に対し、M系列符号M2によるC
DMA通信の終了を通知する通信パケットS5を送信す
る。CDMAコントラーラ2は、通信パケットS5を受
信するとM系列符号M2によるCDMA通信の解除を通
知する通信パケットS6をSS通信装置1Aに送信す
る。また、データ転送S4の実行期間中において、SS
通信装置1C,1D間のM系列符号M1を用いたTDM
Aによる通信パケットS7,S8による通信は妨害され
ずに正しく行なうことができる。
【0030】図4は、本実施例のスペクトル拡散通信シ
ステムにおけるSS通信装置間での大量のデータを転送
する場合のシーケンスの第二の例を示す通信シーケンス
図である。
【0031】図4において、図3の場合と同一の通信パ
ケットS1〜S3により、SS通信装置1A,1B間で
M系列符号M2によるデータ転送S4を実行中に、SS
通信装置1CよりCDMAコントラーラ2に対してCD
MAを要求する通信パケットS9を送信したものと想定
する。このとき、CDMAコントラーラ2は、M系列符
号M2以外にCDMAによる通信が可能なM系列符号M
Xが割当可能であれば、このM系列符号MXを使用した
CDMA通信を許可しその旨を通知する通信パケットを
送信することになる。しかし、ここでは、このような新
たに割当可能なM系列符号MXがないものと想定する。
このとき、CDMAコントラーラ2は、CDMA通信の
不許可を通知する通信パケットS10をSS通信装置1
Cに送信すると同時に、CDMAを要求したSS通信装
置1Cを記憶しておく。データ転送S4が終了すると、
前述のように、SS通信装置1AはCDMAコントラー
ラ2に対し、M系列符号M2によるCDMA通信の終了
を通知する通信パケットS5を送信し、CDMAコント
ラーラ2は、通信パケットS5の受信によりM系列符号
M2によるCDMA通信の解除を通知する通信パケット
S6をSS通信装置1Aに送信する。さらに、SS通信
装置1Cに対しても同一内容の通信パケットS11を送
信する。すると、SS通信装置1Cは、再度、CDMA
コントラーラ2に対してCDMAを要求する通信パケッ
トS12を送信する。CDMAコントラーラ2は、今度
は、M系列符号M2が空いているため、SS通信装置1
Cに対してこのM系列符号M2によるCDMA通信を許
可しその旨を通知する通信パケットS13を送信する。
SS通信装置1Cは、SS通信装置1Dに対してM系列
符号M2によるCDMA通信を行なう旨を通知する通信
パケットS14を送信し、次いで、M系列符号M2によ
るデータ転送S15を実行することができる。
【0032】このシーケンスでは、CDMAに割当てる
M系列符号がないときにCDMA通信を要求したSS通
信装置に対して、割当可能なM系列符号を使用中の他の
SS通信装置によるCDMA通信の終了後に上記CDM
Aの解除を通知する通信パケットを送信することによ
り、上記要求したSS通信装置は、上記M系列符号が空
くまで定期的にCDMAコントラーラにCDMAを要求
する必要がなくなり、CDMA通信の待時間を大幅に低
減できる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスペクト
ル拡散通信システムは、大量のデータを転送する場合に
はCDMAによる多重通信を行なうことにより他の通信
を妨害することなく実行でき、上記他の通信が長時間待
たされてしまうということが解消できるという効果があ
る。
【0034】また、小量のデータを転送する場合には、
TDMAによる多重通信を行なうことによりCDMAの
符号多重度を低減することができるので符号多重度の増
加にともなう通信信頼度の低下を抑制することができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスペクトル拡散通信システムの一実施
例を示すブロック図である。
【図2】本実施例のスペクトル拡散通信システムにおけ
るPNコード発生器の構成の一例を示す回路図である。
【図3】本実施例のスペクトル拡散通信システムにおけ
る動作の一例を示すシーケンス図である。
【図4】本実施例のスペクトル拡散通信システムにおけ
る動作の他の一例を示すシーケンス図である。
【図5】従来のスペクトル拡散通信システムの一例を示
すブロック図である。
【図6】従来のスペクトル拡散通信システムにおけるP
Nコード発生器の構成の一例を示す回路図である。
【図7】従来のスペクトル拡散通信システムにおける動
作の一例を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
1A〜1D,…,5A〜5D,… SS通信装置 2 CDMAコントローラ 3 伝送路 11A〜11D,…,21,51A〜51D,… 通
信制御部 12A〜12D,…,22,52A〜52D,… P
Nコード発生器 13A〜13D,…,23,53A〜53D,… 変
調器 14A〜14D,…,24,54A〜54D,… バ
スドライバ 15A〜15D,…,25,55A〜55D,… バ
スレシーバ 16A〜16D,…,26,56A〜56D,… 相
関復調器 17A〜17D,…,27,57A〜57D,… 同
期制御部 121,521 シフトレジスタ 122 帰還制御回路 123 レジスタ 521,E1〜E7 EXR A1〜A1 ANDゲート F1〜F8,F31〜F32 DFF

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送路を介して接続されそれぞれ時分割
    多元接続方式(以下TDMA)に用いる第一および符号
    分割多元接続方式(以下CDMA)に用いる第二のM系
    列符号から成る第一および第二の疑似雑音(PN)コー
    ドを発生する第一のPNコード発生回路とこの第一のP
    Nコード発生回路を制御する通信制御部とを有する第一
    および第二のスペクトル拡散通信装置と、 前記伝送路に接続され前記第一のPNコードを発生する
    第二のPNコード発生回路を有し前記第一および第二の
    スペクトル拡散通信装置の前記通信制御部に前記第一お
    よび第二のスペクトル拡散通信装置間の通信データ量が
    少ない通常時のときは前記第一のPNコードを用いた前
    記TDMAによりデータ転送を行うよう命令し、前記通
    信データ量が多いときは前記通信制御部の要求により前
    記第二のPNコードを用いた前記CDMAによりデータ
    転送を行うよう命令するとともに前記第二のPNコード
    を管理するCDMAコントローラとを備えることを特徴
    とするスペクトル拡散通信システム。
  2. 【請求項2】 前記CDMAコントローラが前記通信制
    御部より前記CDMAによるデータ転送を要求されたと
    き割当可能な前記第二のPNコードがない場合に前記通
    信制御部に前記CDMAによるデータ転送の不許可の通
    知を返送し、 前記第二のPNコードが割当可能となったときに前記通
    信制御部にその旨を通知することを特徴とする請求項1
    記載のスペクトル拡散通信システム。
  3. 【請求項3】 前記第一のPNコード発生回路がN(整
    数)段のシフトレジスタと、 前記第一および第二のM系列符号に対応するデータを設
    定するN段のレジスタと、 一方の入力に前記シフトレジスタのそれぞれの段の出力
    が接続され他方の入力に前記レジスタのそれぞれの段の
    出力が接続されて帰還位置をマスクするN個のAND回
    路とそれぞれの段の前記AND回路の出力が一方の入力
    に接続され帰還データを生成するN−1個の排他的論理
    和回路とを有する帰還制御回路とを備えることを特徴と
    する請求項1記載のスペクトル拡散通信システム。
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