JP2691495B2 - スリップリング支持装置 - Google Patents
スリップリング支持装置Info
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Description
をブラシの作用によって非回転部位に取り出すスリップ
リングの支持装置に関する。特には、衝撃的振動のある
環境下で高速回転している車軸等に用いるスリップリン
グを緩衝支持して、スリップリングの安定動作と長寿命
に寄与しうる支持装置に関する。
ら電気信号(本明細書中では電気動力をも含む意味に用
いる。)を取り出したり、回転体に電気信号を供給した
りする場合、スリップリングがよく用いられる。スリッ
プリング中には、プラシと、それと摺動接触しつつ相対
的に回転するスリップ部とが設けられており、両者の間
の電気導通状態を利用して電気信号が回転体と固定部と
の間でやり取りされる。
て述べる。車軸は、車体と車輪の間にあって車体を支え
る重要保安部品である。また、激しい振動と曲げ・ねじ
り等の諸荷重にさらされている。その中でも重要なもの
は、車輪のツバにかかる横方向の荷重である。この横荷
重の値と上下方向荷重の値の比がある値以上となると、
車輪(車輛)の脱線が起るおそれがある。もし、脱線や
車軸の重大損傷という事態となった場合、重大車輛事故
に直結する。そのため、昨今の鉄道車輛の高速走行試験
においては、車軸の状態は常にリアルタイムで把握する
ようになっている。
は、上述の軸方向及び垂直方向の荷重値や車軸ベアリン
グ部ブレーキディスク部の温度、車軸の曲げ・ねじり応
力等がある。これらの情報は、ストレンゲージ等のセン
サーから電線を通して車軸端に集められ、スリップリン
グを介して、軸受箱(軸箱)等の非回転部位に取り出さ
れ、さらに、車内に積載されているマイコン等に送られ
処理される。車軸一本当り、例えば最新型新幹線では、
情報の点数は10点にも昇る。これらの情報が正確に伝
えられなければ、フェイルセーフ思想に基づき車輛は停
止されることとなる。従って、車軸のスリップリングの
信頼性と耐久性、高速回転対応力の確保と向上は、現代
の鉄道車輛の安全性と高信頼性運行を支えるきわめて重
要な技術課題であると言える。
い振動環境について説明する。車軸回りの装置について
述べる前に、基準となる方向についてまず明確にしてお
く。車軸の軸方向を左右方向と言う。車軸と直角方向の
うち、重力のかかる方向を上下方向、車軸の進む方向を
前後方向と言う。
ールの内ツバとの間のギャップの間で、車輪(従って車
軸)が左右に踊る現象である。上下方向の振動の主たる
原因は、レール継ぎ目部や分岐器の継ぎ目部の凹凸であ
る。
軸のスリップリングを取り巻いているのである。さら
に、もしスリップリングを車軸と軸箱の双方にまたがっ
てセットするとすれば、状況は一層複雑となる。車軸系
(車輪、車軸、ベアリング)の振動モードと、軸箱系
(軸箱、車体)の振動モードが異なっているので、この
両者に対応可能な防振システムを考えなければならなく
なるからである。
ついて説明する。図4は、従来多用されてきたクランク
型のスリップリング支持装置を示す一部断面側面図であ
る。スリップリング組立品1は、スリップリング軸3
3、スリップリング軸フランジ31を介して、クランク
軸フランジ57によって支持されている。クランク軸フ
ランジ57は、クランク軸55に固定されており、クラ
ンク軸55はクランク軸受51によって回転自在に支持
されている。クランク軸受51は、クランク軸防振ゴム
53を介して軸箱フランジ7に支持されている。
ンク59が設けられており、同クランク59の一部はク
ランク溝61として切り欠かれている。クランク溝61
には、クランクピン63がクランクの半径方向に摺動自
在にはめ込まれている。クランクピン63は、車軸13
に突設されている。なお、スリップリング外筒37は、
上下・左右・前後方向には柔軟な構造の回転止め5によ
って回転しないようになっている。
点にある。 車軸13の左右方向の振動(車軸回りの振動の中で
最も激しい)を、クランクピン63とクランク61との
摺動で逃がしてやり、スリップリング1に伝えない。 車軸に比較して振動の少ない軸箱9でスリップリン
グを支持する。 車軸と、クランク軸55やスリップリングとの芯合
わせが不要なため、スリップリング等の組付け・取替が
容易である。
ような問題点が有り、そのため、車輛のさらなる高速化
に対応しえなくなってきた。 クランクピンとクランクとの摺動に伴う加振力によ
る振動が無視しえなくなってきた。 上記の摺動に起因するピンの摩耗が著しくなったた
め、ピンの折損事故のおそれやメンテナンス頻度が増え
た。
型化にも限界があるので、スリップリング回り装置の簡
素化・小型化がむずかしい。それに伴い、メンテナンス
労力の省力化ができない。 軸箱系の振動も、車輛の高速化・軽量化によってよ
り厳しくなってきたため、スリップリングの寿命が短く
なってきた。特に、図4のようにスリップリングの重
心、慣性中心が、クランク軸受51や同防振ゴム53か
ら大きく左方向にズレ出ている場合、スリップリング部
では振動が増幅されて、上記の傾向が強くなる。
について説明する。図5は、主に低速車輛の車軸用に従
来より用いられてきた外筒回転型のスリップリング支持
装置を示す一部断面側面図である。このタイプの特徴
は、スリップリング外筒37が防振材21、回転外枠1
9を介して車軸13に取付けられていることである。従
って、スリップリング外筒37及びブラシ39は車軸と
共に回転し、そのためブラシには遠心力がかかる。
遠心力に起因する。すなわち、車軸の回転が速くなる
と、それに比例してブラシ39(正面図については図2
参照)を開く方向に遠心力が働くため、ブラシのスリッ
プリング軸33に対する押し付け圧力が弱くなる。その
結果、ブラシとスリップリング軸との間の電気的導通が
不安定となり、信号伝達が不良となる問題が起る。その
ため、このタイプの支持方法は高速回転には信頼性が乏
しく不向きである。
優れ、部品点数の少い簡潔な構造を有し、メンテナンス
フリーであり、高速回転対応が可能で、スリップリング
の長寿命化と信頼性確保が可能な、スリップリング支持
装置を提供することを目的とする。
課題を解決するため、車軸回りの振動の測定・解析を行
うとともに、各種の試作開発・実験・分析検討を行った
結果、本発明を完成するに至った。
体よりの信号又は動力をブラシの作用によって非回転部
位に取り出すスリップリングの支持装置であって;上記
スリップリングは、回転するスリップリング軸と、非回
転のスリップリング外筒とを有しており、ここで該外筒
は該軸に装着されたベアリングによって支持されてお
り、また該外筒は該軸と摺動接触するブラシを備えてお
り、上記スリップリング軸が防振材を介して上記回転体
によって支えられていることを特徴とする。
ータ軸等の回転軸に代表される、回転する物(機械要素
等)のすべてを意味する。信号及び動力には電気信号と
電気動力を含むがこれに限定されるものではなく、ブラ
シの摺動接触部によって伝達されうるもの全てを含む。
ブラシとは、相対運動する2つの物体間で押し付け力を
伴う摺動接触が行われている機械要素全てを指す意味で
ある。
されるものではない。ベアリングは、ころがり軸受に限
定されるものではなく、すべり軸受や磁気浮上式軸受等
も含む。防振材の材質は特に限定されない。ゴム、発泡
ゴム、プラスチック、発泡プラスチックを含む。
は、防振材がスリップリング外筒の外周域に設けられて
いることが好ましい。ここで、外筒の外周域とは、外筒
から軸方向に左又は右に隔った位置ではなく、外筒の上
下及び/又は前後の外側という意味である。外周域とは
言っても、外筒の外側の全周にという意味ではない。防
振性能さえ満足すれば、外周域の一部に設けられていて
もよい。
れるのが好ましい理由は、スリップリングの上下、前
後、左右方向の変位を一対一で防振材が受け止めること
ができるからである。すなわち、スリップリングが上に
1mm上がれば、スリップリングの上の防振材はその変位
を防振材自身の1mmの圧縮という、ほぼ対応した寸法量
で受け止めることができる。その逆も同様である。これ
がもし、防振材の変形が増幅されてスリップリングの変
位になるようであると、スリップリングの振れを押さえ
るうえで好ましくない状態にもなりうる。
態様においては、上記スリップリング軸が、上記スリッ
プリングの重心及び/又は慣性中心を内包する筒状の回
転内枠に接続されており、該回転内枠の外周域には上記
防振材が配置されており、該防振材の外周域には上記回
転体に取り付けられた回転外枠が配置されている。ここ
で、スリップリングの慣性中心とは、スリップリングの
慣性モーメントがその点の回りで最小となる点の意味で
ある。外周域の意味は前述のとおりである。この実施態
様においては、スリップリングの上下、前後、左右方向
の振動や慣性中心回りの回転振動の減衰効果が高い。
に作用する。 ブラシを備えたスリップリング外筒は回転しないの
で、ブラシに遠心力が働くことはない。 スリップリング外筒(固定側)とスリップリング軸
(回転側)のいずれもが回転体によって上下、前後、左
右方向に支持されているので、スリップリングの振動は
回転体系の振動のみによって支配される。従って、防振
の対象となる振動現象はより単純なものとなり、防振材
の選択と設計における自由度が増すとともに最適化が可
能となる。
置の図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の一実
施例に係るスリップリング支持装置を示す一部断面側面
図である。図2は、図1の装置のブラシ周辺部分を図1
のII−II方向に見た断面矢視図である。図3は、図1の
装置の回転止め周辺部分を図1のIII −III 方向に見た
矢視図である。
は、スリップリング外筒37、該外筒に植設されたブラ
シ39、図2に示すように該ブラシ2枚の間に挟まれて
いるスリップリング軸33、該軸33とスリップリング
外筒を回転自在の関係に保持しているスリップリングベ
アリング35及びスリップリング軸の一端に設けられて
いるスリップリング軸フランジ31を有している。ここ
で、スリップリング軸33、スリップリング軸フランジ
31、及びスリップリングベアリング35の内輪と玉は
回転しているが、その他は回転していない。ここで、図
2に明確に示されているように、ブラシ39は横からス
リップリング軸33に当接している。つまり、ブラシ3
9は、スリップリング軸33に対して、段落0006に
おいて前述した主たる振動方向(上下方向及び左右方
向)に直交する方向(前後方向)に押し当てられてい
る。このため、振動加速度がブラシの押し付け力に影響
せず、より信頼性の高い信号伝達を実現できる。
左右方向に対しては、ベアリング35を介してスリップ
リング軸33によって支持されている。つまり、外筒の
自重及び外筒に上記方向に働く慣性力はリング軸33に
よって受け持たれている。外筒37は、回転止め5によ
って、軸の回りに回転しないように拘束されている。た
だし、回転止め5は、図3に示されているように、上
下、前後、左右方向には柔軟な構造に作られているた
め、同方向に外筒37を拘束したり、軸箱側の振動を有
害な程度にまで伝えたりすることはない。ここで、図1
に明確に示されているように、スリップリング外筒37
は、その片端部において1個のベアリング35で支持さ
れている。このため、スリップリングの軸方向寸法を短
くすることができる。
ボルト27で回転内枠23の内側端に取り付けられてい
る。この取付け方法はボルトに限られることはない。回
転内枠23の形状はこの実施例では円筒形であるが、そ
れに限られるものではない。軸フランジ31と回転内枠
23との間には、内側配線17を通すスキマ25が開け
られている。
芯円筒状に取り巻いている。防振材21の外周部は、回
転外枠19の内側にはめ込まれている。防振材21の両
端はツバ等によって位置決めされている。回転内枠23
と防振材21、及び、防振材21と回転外枠19の間の
面は接着剤等を用いて接着しておくことが好ましい。内
枠と外枠の間が広がるような方向にスリップリングが動
く部分については、防振材の引張り力に基く振動抑制効
果が得られ、防振材の効果が倍増するからである。
含むゴムである。信号伝達用のスリップリング組立品は
一般に軽量であるので、防振材に固い材質を用いると、
回転体側の振動があまり減衰されないままにスリップリ
ング組立品へ伝わってしまうこととなる。気泡を含むゴ
ム(発泡ゴム)においては、気泡の含有率を変えること
により、適度な弾性を有する防振材を得ることができ
る。また、発泡ゴムの機械的特性は方向による差が少な
いのも好ましいことである。
を以下に示す。 材質:EPDM(エチレン・プロピレン・ジエンタ
ーポリマー)ゴム 気泡構造:独立 硬度:HS20±5 見掛密度:0.15±0.03g/cm3 反発弾性:55±15% 25%圧縮荷重:400〜800g/cm2
のリング状に加工し、スリップリング(自重195g )
と回転内枠(自重78g )を保持した。この装置を車輛
に搭載し、351km/Hr (車軸回転数2162rpm )の
高速運転を行ったところ、良好な結果が得られた。
13の端面に取り付けられている。取付け部には、芯合
わせのためのインロー等を設けることができる。車軸1
3は車軸ベアリング11を介して軸箱9に支持されてい
る。回転外枠19からスリップリング組体品1までは一
式組立品としておいて、軸に取付けたり、取替えたりす
ることができる。
応力、温度等配線合計20本)は、内側配線17を通じ
てスリップリング軸導線32を通りスリップリング軸表
面に伝達される。同表面と各ブラシ39の表面とは摺動
接触して導通状態を保っているので、信号はブラシに伝
達され、つづいて、外筒導線41を通り、外部配線3に
取り出される。
のスリップリング支持装置は以下の効果を発揮する。 防振性能に優れているので、スリップリングの長寿
命化や高速運転への対応さらに故障防止が可能になる。 部品点数が少く簡単な構造なので装置の小型化と軽
量化が可能になる。また、装置取替等の労力も少なくて
すむ。
長期間メンテナンスフリーの運転が可能になる。 回転速度の早い遅いによってブラシ部の接触圧力が
左右されることは無いので、高速においても信頼性のあ
る信号伝達が可能となる。
コストが削減できる。特に、高速車輛用の多チャンネル
(20)スリップリングの価格は非常に高い(50万円
/個)ので、スリップリング長寿命化の経済的な効果は
著しい。 上記、、、の結果、超高速鉄道車輛(時速
300km/hr 以上)の安全運転に資するところ極めて大
である。
置を示す一部断面側面図である。
向に見た断面矢視図である。
III 方向に見た矢視図である。
グ支持装置を示す一部断面側面図である。
た外筒回転型のスリップリング支持装置を示す一部断面
側面図である。
リング軸フランジ 3:外側配線 32:スリップ
リング軸導線 5:回転止め 33:スリップ
リング軸 6:ビス 35:スリップ
リングベアリング 7:軸箱フランジ 37:スリップ
リング外筒 9:軸箱 39:ブラシ 11:回転体(車軸)ベアリング 41:外筒導
線 13:回転体(車軸) 51:クラン
ク軸受 15:回転体中心穴 53:クラン
ク軸受防振ゴム 17:内側配線 55:クラン
ク軸 19:回転外枠 57:クラン
ク軸フランジ 21:防振材 59:クラン
ク 23:回転内枠 61:クラン
ク溝 25:スキマ 63:クラン
クピン 27:ボルト
Claims (10)
- 【請求項1】 回転体よりの信号又は動力をブラシの作
用によって非回転部位に取り出すスリップリングの支持
装置であって; 上記スリップリングは、回転するスリップリング軸と、
非回転のスリップリング外筒とを有しており、ここで該
外筒は該軸に装着されたベアリングによって支持されて
おり、また該外筒は該軸と摺動接触するブラシを備えて
おり、上記スリップリング軸が防振材を介して上記回転
体によって支えられていることを特徴とするスリップリ
ング支持装置。 - 【請求項2】 上記防振材が、上記スリップリング外筒
の外周域に設けられている請求項1記載のスリップリン
グ支持装置。 - 【請求項3】 上記スリップリング軸が、上記スリップ
リングの重心及び/又は慣性中心を内包する筒状の回転
内枠に接続されており、該回転内枠の外周域には上記防
振材が配置されており、該防振材の外周域には上記回転
体に取り付けられた回転外枠が配置されている請求項1
記載のスリップリング支持装置。 - 【請求項4】 上記回転体が、時速300km/hr以
上の速度で走行可能な車輛の車軸である請求項1記載の
スリップリング支持装置。 - 【請求項5】 上記防振材が気泡を含むゴム製である請
求項1、2又は3記載のスリップリング支持装置。 - 【請求項6】 上記ブラシが2枚組であり、上記スリッ
プリング軸がブラシ2枚の間に挟まれている請求項1〜
5いずれか1項記載のスリップリング支持装置。 - 【請求項7】 上記ブラシが横からスリップリング軸に
当接している請求項1〜5いずれか1項記載のスリップ
リング支持装置。 - 【請求項8】 上記ブラシが、スリップリング軸に対し
て、主たる振動方向に直交する方向に押し当てられてい
る請求項1〜5いずれか1項記載のスリップリング支持
装置。 - 【請求項9】 上記スリップリング外筒がその片端部に
おいて1個のベアリングで支持されている請求項1〜5
いずれか1項記載のスリップリング支持装置。 - 【請求項10】 上記防振材が周辺部材に接着されてい
る請求項1〜5いずれか1項記載のスリップリング支持
装置。
Priority Applications (1)
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JP29826592A JP2691495B2 (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | スリップリング支持装置 |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH06124757A JPH06124757A (ja) | 1994-05-06 |
JP2691495B2 true JP2691495B2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=17857397
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29826592A Expired - Fee Related JP2691495B2 (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | スリップリング支持装置 |
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JP2008176982A (ja) * | 2007-01-17 | 2008-07-31 | Railway Technical Res Inst | スリップリング支持装置 |
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CN106438836B (zh) * | 2016-11-18 | 2018-11-20 | 中国航空动力机械研究所 | 轴用阻尼装置 |
-
1992
- 1992-10-12 JP JP29826592A patent/JP2691495B2/ja not_active Expired - Fee Related
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