JP2690048B2 - 電話装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は電話表示方法とその装置
に係り、特に複数国の言語に対応した着信表示や不在理
由表示などの表示を行う電話装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来から電話装置、特に、ボタン電話装
置には、マイクロコンピュータを内蔵した多機能形電話
機がある。この種の電話装置では、ボタン電話機能とし
て基本的な任意局線発着信機能、内線相互通話機能、保
留機能、局線から着信を可聴音により表示できる着信可
聴表示機能、局線の空き、話中、保留および着信状態を
局線ごとにランプで表示する局線状態表示機能及び停電
および再送電時の通話および着信の確保機能などが備え
られている。

【０００３】また、この種のボタン電話装置には、近年
の電子技術の進歩に伴い、高機能化して利用者の便宜が
図れるようにするため特殊機能が付加されているものが
ある。かかるボタン電話装置の特殊機能としては、保留
音機能、保留タイマー機能、通話中以外の電話機でその
通話を聴取できないようにする秘話機能、音量調節機
能、通話中音量低減機能、着信呼種識別機能、局線別着
信機能、局線別着信の解除機能、個別呼出機能、音声呼
出機能、一斉呼出機能、グループ別の呼出し機能、外部
スピーカ呼出機能及び必要なメッセージなどを表示させ
る表示機能などの機能である。殊に、国内向け用の表示
機能を備えたボタン電話表示装置においては、表示部の
表示情報が日本語で表示できるように設定されている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ボ
タン電話表示装置では、日本語でメッセージなどの表示
情報が表示されるように設定されるため、日本語文字に
不慣れである外国人スタッフが多い企業などではその表
示機能を有効に活用できない不便さがあった。殊に、近
年の国際化、国際的な風潮から外国人労働者を大企業な
どが大量に受け入れなけばならない傾向にあるため、外
国人スタッフのすべてが日本語に堪能でないことも多く
なり、上記ボタン電話表示装置の表示領域をみても視認
できなくなる虞れも多く、的確に表示情報を伝達させる
ことができなくなる不具合があった。

【０００５】また、上記ボタン電話装置を海外に輸出す
る際には、輸出国の言語に応じて設定し直してから輸出
しなければ、ボタン電話装置の表示部を効果的に使用す
ることができない。そして、上記日本国内向けのボタン
電話装置の場合と同様に、一定の言語、例えばフランス
語に設定した場合には、フランス語に堪能でない外国人
スタッフはボタン電話装置の表示部を有効に活用できな
くなる不便さがあった。

【０００６】そこで、本発明は電話機の表示領域に着信
表示、不在理由表示および外線からの呼び出しなどの表
示情報の表示をする際に、あらかじめ各電話機を使用す
る人間にとって理解しやすい国の言語の表示情報に翻訳
し直してから電話機の表示領域に表示が行える電話装置
を提供することを目的とするものである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る電話装置は、それぞれメッセージ表示
手段、および、不在か否かを示す不在表示手段を有する
複数のボタン電話機と、これらのボタン電話機に接続さ
れ、これらのボタン電話機の通話制御処理を行う主装置
とを有する電話装置であって、前記主装置は、システム
制御手段と、前記複数のボタン電話機のそれぞれのメッ
セージ表示手段に表示する言語の種別が登録されたシス
テムデータテーブルと、前記複数のボタン電話機のそれ
ぞれのメッセージ表示手段に、前記システムデータテー
ブルに登録された言語で、着信メッセージおよび不在メ
ッセージを表示するための複数の言語のメッセージを記
憶している言語テーブルとを有し、前記システム制御手
段は、発信側のボタン電話機から着信側のボタン電話機
への発呼を検出する発呼検出手段と、前記発信側のボタ
ン電話機から前記着信側のボタン電話機への発呼を検出
したとき、前記着信側のボタン電話機の前記不在表示手
段に不在と設定されているか否かの状態を読み取る状態
読み取り手段と、前記着信側のボタン電話機の不在表示
手段が不在と設定されていない場合、前記システムデー
タテーブルを参照して前記着信側のボタン電話機の使用
言語を検出し、前記言語テーブルから該当する言語の着
信メッセージを読み出し、前記発信側のボタン電話機の
番号を付加し、前記読み出した着信メッセージを前記着
信側のボタン電話機に送出して前記着信側のボタン電話
機のメッセージ表示手段に表示させる第１の表示手段
と、前記着信側のボタン電話機の不在表示手段が不在と
設定されている場合、前記システムデータテーブルを参
照して、前記発信側のボタン電話機の使用言語を検出
し、前記言語テーブルから該当する言語の不在メッセー
ジを読み出し、前記読み出した不在メッセージを前記発
信側のボタン電話機に送出して前記発信側のボタン電話
機のメッセージ表示手段に表示させる第２の表示手段と
を有する。 好適には、前記主装置には代表電話機が接続
され、前記システム制御手段には前記複数のボタン電話
機の１つを選択する電話機選択手段が接続され、前記シ
ステム制御手段は、外部から前記代表電話機に発呼があ
ることを検出する手段と、前記発呼が行われた前記代表
電話機が保留状態のとき、前記電話機選択手段から前記
ボタン電話機の１つに接続指示が行われたことを検出す
る手段とをさらに有し、前記システム制御手段の前記第
１の表示手段は、前記接続指示が行われたボタン電話機
の不在表示手段が不在と設定されていない場合、前記シ
ステムデータテーブルを参照して接続指示されたボタン
電話機の使用言語を検出し、前記言語テーブルから該当
する言語の着信メッセージを読み出し、外線である旨の
メッセージを付加して前記読み出した着信メッセージを
接続指示されたボタン電話機に送出し、前記接続指示さ
れたボタン電話機のメッセージ表示手段に表示させる。

【０００８】

【作用】主装置のシステム制御手段において、システム
データテーブルは、主装置に接続されており、それぞれ
不在設定手段およびメッセージ表示手段を有するボタン
電話機のそれぞれのメッセージ表示手段に表示する言語
の種別、つまり、ボタン電話機それぞれの利用者がいず
れの言語を使用するかを示す。 言語テーブルは、ボタン
電話機のそれぞれのメッセージ表示手段に、システムデ
ータテーブルに登録された言語、つまり、ボタン電話機
それぞれの利用者が用いる言語で着信メッセージおよび
不在メッセージ等、例えば「Call from 」（英語）ある
いは「Ruf von 」（ドイツ語）のメッセージを記憶して
いる。 発呼検出手段は、内線間の発呼が生じたこと、つ
まり、発信側のボタン電話機から着信側のボタン電話機
への発呼を検出する。 状態読み取り手段は、発信側のボ
タン電話機から着信側のボタン電話機への発呼を検出し
たとき、着信側のボタン電話機の利用者が不在であるこ
とを他のボタン電話機の不在表示手段に設定しているか
否かを読み取る。 第１の表示手段は、着信側のボタン電
話機の不在表示手段に、その利用者が不在である旨が設
定されていない場合、システム制御手段は、システムデ
ータテーブルを参照し、他のボタン電話機について、例
えば英語およびドイツ語等の内、いずれの言語が使用さ
れるかを検出し、言語テーブルから検出した言語の着信
メッセージ、例えば「Call from 」あるいは「Ruf von
」を読み出し、発信側のボタン電話機の番号を付加し
て、例えば「Call from 1001」あるいは「Ruf von 100
1」のような着信メッセージとし、着信側のボタン電話
機のメッセージ表示手段に、その利用者が用いる言語で
表示させ、着信側のボタン電話の利用者に、いずれのボ
タン電話からの着信かを表示する。 第２の表示手段は、
着信側のボタン電話機の不在表示手段に、その利用者が
不在である旨が設定されている場合、システムデータテ
ーブルを参照し、発信側の他方のボタン電話機の使用言
語を検出し、言語テーブルから該当する言語の不在メッ
セージを読み出し、読み出した不在メッセージを発信側
のボタン電話機のメッセージ表示手段に、その利用者が
用いる言語で表示させ、着信側の電話機の利用者が不在
である旨を表示する。

【０００９】

【実施例】本発明の電話装置の一実施例について図に基
いて説明する。図１は本発明の電話装置に適用したボタ
ン電話装置の一実施例を示すブロック図である。なお、
図１において、太線ラインは音声通話信号のラインを示
すもので、細線ラインは信号ラインを示すものである。

【００１０】図１において、ボタン電話装置ＢＴは主装
置１と電話機９〜１１とにより構成され、主装置１はシ
ステム制御部２、システムデータテーブル４及び各言語
テーブル５を予め所定の記憶領域に記憶する記憶部、内
線系ブロック部１２、通話路スイッチ系ブロック部１
３、局線系ブロック部１４、電源系１５及び代表電話機
１６から構成される。上記システムデータテーブル４
は、電話機９で日本語、電話機１０で英語、電話機１１
でドイツ語というように、電話機９〜１１を使用する人
間の使用言語に従って予め設定され、システムデータテ
ーブル４の所定アドレス番地に格納されている。

【００１１】上記各言語テーブル５には、日本語テーブ
ル６、英語テーブル７、ドイツ語テーブル８などの各言
語のテーブルが配設されており、各言語テーブルには着
信表示情報「ヨビダシ」、不在理由表示情報「ガイシュ
ツ」、「シャナイ」などの表示情報が設定され、それぞ
れ所定のアドレス番地に格納されている。なお、着信表
示情報「ヨビダシ」は呼出し先の場合に「ヨビダシー
＞」と電話機９の表示部９ａに表示され、呼出し相手先
の場合に「ヨビダシ＜ー」のように各電話機の表示部に
表示される。また、呼出し相手先の電話機１０の表示部
１０ａは、英語表示で設定されており、電話機１１の表
示部１１ａは、ドイツ語表示で設定されているものとし
て以下の説明をする。

【００１２】先ず、予めシステムデータテーブル４の電
話機１０に対応するアドレスを英語に設定し、また各言
語テーブル５の英語テーブル７に表示情報「Call to
」、「Call from 」などを所定アドレスに格納してお
く。例えば、電話機９から電話機１０に表示情報を送出
するとともに内線発信を行う際には、電話機９の受話器
９ｃをとり、内線切換ボタン（図示省略）を押してから
テンキー９ｂにより電話機１０の内線番号１０１０を入
力する。この際には、電話機９の信号ラインを経た信号
がシステム制御部２に入力され、そのシステム制御部２
からの制御信号により電話機１０に対応したシステムデ
ータテーブル４の外国語名「英語」が選択される。

【００１３】上記システムデータテーブル４の外国語名
「英語」が選択されると、そのテーブルデータに合致し
た英語テーブル７の呼出し時の表示情報である「Call f
rom」がシステム制御部２からの指令に基づいて選択さ
れ、上記呼出し時の表示情報である「Call from 」を示
す信号がシステム制御部２を経て電話機１０の表示部１
０ａに送出されて、表示情報「Call from 1001」が電話
機１０の表示部１０ａに表示される。そのため、電話機
１０で電話をうける者は、その電話機１０の表示部１０
ａをみることにより、内線1001からの呼出しであること
を直ちに視認することができる。

【００１４】同様に、上記システムデータテーブル４の
電話機１１に対応するアドレスをドイツ語に設定し、各
言語テーブル５のドイツ語テーブル８に表示情報「Ruf
an」「Ruf von 」などが所定アドレスに格納することが
できる。そのため、電話機９から電話機１１に内線発信
する際には、電話機９の信号ラインを経てシステム制御
部２に信号が入力し、該システム制御部２から出力され
る制御信号により電話機１１に対応するシステムデータ
テーブル４の外国語名「ドイツ語」が選択される。

【００１５】上記システムデータテーブル４の外国語名
「ドイツ語」が選択されると、そのテーブルデータに合
致した、ドイツ語テーブル８の呼出し時の表示情報であ
る「Ruf von 」がシステム制御部２からの指令に基づい
て選択され、上記呼出し時の表示情報を示す信号がシス
テム制御部２を経て電話機１１の表示部１１ａに送出さ
れて、表示情報「Ruf von １００１」が電話機１１の表
示部１１ａに表示され、電話機９から電話機１１の表示
部１１ａにドイツ語に翻訳された表示情報が送出され、
電話機１１の表示部１１ａをドイツ語で表示させること
ができる。これにより、上記電話機１１の表示部１１ａ
には、ドイツ語の表示情報が表示されるので、ドイツ語
の文字しか認識できない者でも電話機１１の表示部１１
ａをみることで、電話機１１の表示部１１ａから内線10
01からの呼出し電話であることが速やかに理解できるよ
うになる。

【００１６】上記実施例では内線発信の呼出しを例示し
て説明したが、例えば電話機１１を受ける者が不在であ
る場合に、電話機１１の押しボタン（図示省略）を外出
のため不在であることを示す側に押しておくことによ
り、電話機１０から電話機１１に内線発信したとき、電
話機１１の出力信号ラインからシステム制御部２を経て
システムデータテーブル４で電話機１０に対応した英語
が選択され、その選択信号がシステム制御部２を経て各
言語テーブル５の英語テーブルの中から外出のため不在
を示す「absent」を選択し、システム制御部２から信号
ラインを経て電話機１０の表示部１０ａに「absent102
1」のように表示される。

【００１７】電話機１０から電話機１１に内線電話をか
けようとした者は、電話機１０の表示部１０ａの「abse
nt1021」を視認することにより、電話機１１の電話を受
ける者が外出のために不在であることを速やかに理解す
ることができる。それ故、ボタン電話装置側に不在理由
を示すボタンなど複数個を設けるなどににより、不在理
由が外出のためであるか、会議中のためであるかなど不
在理由も速やかに認識することができるようになる。こ
のときには、上記各言語テーブル５の各テーブル６〜８
に不在理由を示す「absent」、「meeting 」などの表示
情報を予め登録しておくことは言うまでもない。

【００１８】一方、代表電話機１６は局線系１４、通話
路スイッチ系１３を経て局線と接続されている。外部の
電話機（図示省略）から社内の内線電話機９〜１１に通
話する場合について説明する。このときには、代表電話
機１６で外線を受け、一時電話を保留してから特定の電
話機の内線番号をテンキーより入力する。

【００１９】例えば、電話機９に外線を繋げたい時に
は、代表電話機１６の出力信号ラインからシステム制御
部２を経てシステムデータテーブル４の電話機９に対応
する日本語を選択し、その選択信号をシステム制御部２
を経て各言語テーブル５の日本語テーブル６の「ヨビダ
シ＜ー」が選択され、その選択表示信号がシステム制御
部２、電話機９の信号ラインを経て電話機９に入力され
表示部９ａに「ヨビダシ＜ー外線」のように表示され
る。そのため、外線からの表示情報も上記システムデー
タテーブル４と各言語テーブルに予め設定した国の言語
に対応させて電話機９の表示部９ａに表示させることが
できる。

【００２０】上記実施例では、複数の電話機９〜１１が
何語の表示情報を表示する電話機９〜１１であるかを予
めシステムデータテーブル４に設定し、その設定情報に
基いて電話機９〜１１の表示部９〜１１ａに表示情報を
表示させるための表示情報群を予め各言語テーブル５の
テーブル６〜８に設定し、その表示情報群を参照して指
定電話機の表示部に表示情報を表示させることができ
る。そのため、電話機９〜１１の表示部９〜１１ａに着
信表示や不在理由表示などの表示情報の表示をする際
に、あらかじめ電話機９〜１１を使用する人間にとって
理解しやすい国の言語の表示情報に翻訳し直してから、
指定電話機の表示部に表示情報を表示することができる
ので、複数の言語を話す人間が同一のオフィス内で仕事
をする場合に特定の言語に堪能でなくても表示情報が誤
解なく伝達できるようになる。

【００２１】上記システムデータテーブル４は日本語、
英語、ドイツ語に限定されず、フライス語、スペイン
語、ハングル語などであってもよく、また各言語テーブ
ル５は、日本語テーブル６、英語テーブル７及びドイツ
語テーブル８について説明したがこれに限定されないこ
とは言うまでもなく、フライス語テーブル、スペイン語
テーブル、ハングル語テーブルなどであってもよい。

【００２２】

【発明の効果】上記のように本発明によれば、電話機の
表示領域に着信表示や不在理由表示などの表示情報の表
示をする際に、あらかじめ各電話機を使用する人間にと
って理解しやすい国の言語の表示情報に翻訳し直してか
ら、指定電話機の表示領域に表示情報を表示することに
より、複数の言語を話す人間が同一のオフィス内で仕事
をする場合に特定の言語に堪能でなくても表示情報を誤
解なく伝達することができる。また、本発明によれば、
発呼者に電話機の表示部に示された発呼先が不在である
旨の表示内容を理解させることにより、電話機のオンフ
ックを促してボタン電話装置の回線利用効率を向上させ
ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 図１は本発明の電話装置に適用したボタン電
話装置の一実施例を示すブロック図である。

【符号の説明】

ＢＴ ボタン電話表示装置 １ 主装置 ２ システム制御部 ３ 記憶部 ４ システムデータテーブル ５ 各言語テーブル ６ 日本語テーブル ７ 英語テーブル ８ ドイツ語テーブル ９〜１１，１６ 電話機

Claims (2)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】それぞれメッセージ表示手段、および、不
   在か否かを示す不在表示手段を有する複数のボタン電話
   機と、これらのボタン電話機に接続され、これらのボタ
   ン電話機の通話制御処理を行う主装置とを有する電話装
   置であって、 前記主装置は、 システム制御手段と、 前記複数のボタン電話機のそれぞれのメッセージ表示手
   段に表示する言語の種別が登録されたシステムデータテ
   ーブルと、 前記複数のボタン電話機のそれぞれのメッセージ表示手
   段に、前記システムデータテーブルに登録された言語
   で、着信メッセージおよび不在メッセージを表示するた
   めの複数の言語のメッセージを記憶している言語テーブ
   ルと を有し、 前記システム制御手投は、 発信側のボタン電話機から着信側のボタン電話機への発
   呼を検出する発呼検出手段と、 前記発信側のボタン電話機から前記着信側のボタン電話
   機への発呼を検出したとき、前記着信側のボタン電話機
   の前記不在表示手段に不在と設定されているか否かの状
   態を読み取る状態読み取り手段と、 前記着信側のボタン電話機の不在表示手段が不在と設定
   されていない場合、前記システムデータテーブルを参照
   して前記着信側のボタン電話機の使用言語を検出し、前
   記言語テーブルから該当する言語の着信メッセージを読
   み出し、前記発信側のボタン電話機の番号を付加し、前
   記読み出した着信メッセージを前記着信側のボタン電話
   機に送出して前記着信側のボタン電話機のメッセージ表
   示手段に表示させる第１の表示手段と、 前記着信側のボタン電話機の不在表示手段が不在と設定
   されている場合、前記システムデータテーブルを参照し
   て、前記発信側のボタン電話機の使用言語を検出し、前
   記言語テーブルから該当する言語の不在メッセージを読
   み出し、前記読み出した不在メッセージを前記発信側の
   ボタン電話機に送出して前記発信側のボ タン電話機のメ
   ッセージ表示手段に表示させる第２の表示手段と を有す
   る電話装置。
2. 【請求項２】前記主装置には代表電話機が接続され、 前記システム制御手段には前記複数のボタン電話機の１
   つを選択する電話機選択手段が接続され、 前記システム制御手段は、 外部から前記代表電話機に発呼があることを検出する手
   段と、 前記発呼が行われた前記代表電話機が保留状態のとき、
   前記電話機選択手段から前記ボタン電話機の１つに接続
   指示が行われたことを検出する手段と をさらに有し、 前記システム制御手段の前記第１の表示手段は、前記接
   続指示が行われたボタン電話機の不在表示手段が不在と
   設定されていない場合、前記システムデータテーブルを
   参照して接続指示されたボタン電話機の使用言語を検出
   し、前記言語テーブルから該当する言語の着信メッセー
   ジを読み出し、外線である旨のメッセージを付加して前
   記読み出した着信メッセージを接続指示されたボタン電
   話機に送出し、前記接続指示されたボタン電話機のメッ
   セージ表示手段に表示させる 請求項１に記載の電話装
   置。