JP2689614B2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JP2689614B2
JP2689614B2 JP1155298A JP15529889A JP2689614B2 JP 2689614 B2 JP2689614 B2 JP 2689614B2 JP 1155298 A JP1155298 A JP 1155298A JP 15529889 A JP15529889 A JP 15529889A JP 2689614 B2 JP2689614 B2 JP 2689614B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子楽器の内で特に、自然楽器と同様の音
色変化を示す電子楽器に関するものである。
従来の技術 近年、電子楽器にはディジタル技術の音源合成方式が
導入されて、合成音の品質の向上が著しく、また、入力
方法としても、鍵盤や管楽器形状のもの、あるいはギタ
ー形状のものなど多様化してきている。これらの電子楽
器では、自然楽器と同様な演奏表現に対する応答を実現
するために、例えば、鍵盤をたたく強さに対応して出力
する合成音を変化させるタッチレスポンス機能や、鍵盤
への2入力が時間的に連続しているときと連続していな
いときとで出力する合成音を変化させるようなレガート
機能が提案されている。このような機能は、例えば、特
開昭60−209793号公報、あるいは特開昭59−176784号公
報に詳述されている。
以下、図面を参照しながら上述のタッチレスポンス機
能を実現した電子楽器について説明する。
第15図は従来の電子楽器の構成を示すものである。第
15図において、20は音高指示部、21は発音指示部、24〜
26は楽音合成部、23はセレクタ、27は楽音発生部、40は
タッチ検出部である。
以上のように構成された電子楽器について、以下その
動作について説明する。
楽音発生部27を構成する楽音合成部24,25,26は、それ
ぞれ、タッチ即ち演奏の強弱に対応した音色の楽音を合
成出力するものとする。
まず、出力させたい音の音高を音高指示部20へ入力す
る。音高指示部20には、例えば、鍵盤,管楽器形状のも
の、あるいはギター形状のもの等の入力形態がとられる
ものとする。音高指示部20は、音高指示の入力形態が鍵
盤の場合にはその押鍵された鍵の位置によって、管楽器
形状の場合には押さえられたキーの組合せパターンによ
って、また、ギター形状の場合には弦の押さえられた位
置(フレット)によって、出力する楽音の音高(いわゆ
る音名)を決定し、楽音発生部27に音高データを出力す
る。音高指示部20の入力形態が、例えば88鍵からなる鍵
盤である場合には、低域の鍵盤から順次に音高データ1,
2,…,86,87というようにして7Bitからなる音高データを
出力する。
発音指示部21は、発音指示の入力形態が鍵盤の場合は
その押鍵,離鍵に対して、管楽器形状の場合には呼気の
開始,停止に対して、また、ギター形状の場合には弦の
振動の開始,停止に対して、出力すべき楽音のオン,オ
フ情報、即ち、楽音発生の開始,停止に関する情報を出
力する。
楽音発生部27において、楽音合成部24,25,26は、音高
指示部20から入力される音高データと、発音指示部21か
ら入力されるオン,オフ情報にしたがった音高と発音開
始,停止のタイミングで、予め定められた弱音,中音,
強音に対応した音色の楽音を合成出力する。ここで、各
楽音合成部24,25,26は、例えば、波形メモリとアドレス
発生器とクロック発生器とから構成することができ、出
力したい音高に比例したクロックをクロック発生器から
出力し、クロックに対応したタイミングによってインク
リメントされるアドレス発生器のアドレス出力によっ
て、波形メモリに記憶された楽音波形データが順次出力
されるようにして実現することができる。
他方において、発音指示部21は、タッチレスポンス機
能を実現するために各種発音指示入力形態に対応したタ
ッチ入力量を計測し、計測値Aをタッチ検出部40へ出力
する。タッチ入力量としては、鍵盤入力の場合には押鍵
の速度、管楽器形状の場合には呼気の流量、ギター形状
の場合には弦振動の強さ等を使用することができる。タ
ッチ検出部40は、入力された計測値Aと予め定められた
タッチ判定値Tp,Tfとを比較することによって第1表の
ようにタッチ値Tvを決定し、セレクタ23へ出力する。
セレクタ23は、入力されたタッチ値Tvの値に対応し
て、楽音合成部24,25,26の出力を選択的に出力する。即
ち、タッチ値Tvが1の時には、弱音に対応した音色の楽
音を出力する楽音合成部24を選択し、タッチ値Tvが2の
時には、中音(メゾピアノからメゾフォルテ)に対応し
た音色の楽音を出力する楽音合成部25を選択し、タッチ
値Tvが3の時には、強音に対応した音色の楽音を出力す
る楽音合成部26を選択し出力することとなる。
以上のようにして、タッチ表現入力に対応した音色の
楽音を得ることができる。
レガート機能を有する電子楽器においては、発音指示
部21への2つの入力が時間的に連続しているか(レガー
ト)、否か(ノン・レガート)を検出し、その結果に従
ってセレクタ23が、レガート時の、あるいは、ノン・レ
ガート時の音色の楽音を出力する楽音合成部を選択する
ことによってレガート機能が実現される。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような構成では自然楽器の一般
的特性、即ちタッチの強弱に応じて音色が変化する、あ
るいは、レガート奏法に応じて音色が変化するといった
演奏表現に対応する応答特性を電子楽器に付与すること
はできるが、管楽器における替え指、あるいは、弦楽器
における弦の使い分けのように、同一音名(同一音程)
の音を演奏するための演奏形態が複数存在する場合にお
いても、複数の演奏形態に対応した音色の使い分けがで
きないという問題点を有していた。
本発明は、上記問題点に鑑みて、まず、同一音名の音
を演奏するための演奏形態が複数存在する場合におい
て、それらの演奏形態に対応した音色を演奏により使い
分けることを可能とする為に必要な演奏の形態判定装置
を提供することを第1の目的とする。
また、本発明は、同一音名の音を演奏するための演奏
状態が複数存在する場合において、それらの演奏形態に
対応した音色を使い分けることが可能な電子楽器を提供
することを第2の目的とする。
さらに、本発明は、同一音名の音を演奏するための演
奏形態が複数存在する場合において、それらの演奏形態
に対応した音色を演奏しながら使い分けることが可能な
電子楽器を提供することを第3の目的とする。
課題を解決するための手段 第1の目的を達成するために、本発明の形態判定装置
は、音高にたいして演奏形態の候補がいくつあるかを示
す候補テーブルと、各演奏形態に固有の形態をデータと
して保持する形態テーブルと、演奏形態判定に必要なデ
ータを一時記憶するメモリと、各テーブルとメモリに記
憶されたデータとを参照しながら演奏形態を判定する判
定部とから構成される。
第2の目的を達成するために、本発明の電子楽器は、
データ入力部と、出力すべき楽音の演奏形態を判定する
形態判定部と、形態に対応した音色の選択を指示する音
色制御部と、発音タイミングを指示する発音指示部と、
演奏形態により異なる複数の音色を発生する楽音発生部
とから構成される。
第3の目的を達成するために、本発明の電子楽器は、
音高を入力する音高指示部と、出力すべき楽音の演奏形
態を判定する形態判定部と、形態に対応した音色の選択
を指示する音色制御部と、発音タイミングを指示する発
音指示部と、演奏状態により異なる複数の音色を発生す
る楽音発生部とから構成される。
作用 この構成によって、形態判定装置の判定部は、出力す
べき楽音の音高が入力されると、その音高に対して存在
する演奏形態の候補数を候補テーブルから読み込み、各
々の候補の演奏形態に固有の形態データを形態テーブル
から読み込み、メモリに一時記憶されたデータを参照す
ることによって、各々の候補の判定値を算出する。更
に、判定部は、算出した判定値によって最終的な演奏形
態候補を判定するようにしたので、演奏形態候補の中か
ら最も高い(あるいは、低い)判定値を与える演奏形態
が選択されることとなる。
この構成によって、電子楽器の形態判定部は、出力す
べき楽音の音高に対して存在する複数の演奏形態に中か
ら一つの演奏形態を判定し、判定した演奏形態を音色制
御部へ出力する。楽音発生部は、演奏形態により異なる
複数の音色の中で、判定した演奏形態に対応して音色制
御部から出力される音色選択コードによって決定される
音色の楽音を、データ入力部から入力される音高データ
と発音タイミングに従って出力することとなる。
この構成によって、電子楽器の形態判定部は、出力す
べき楽音の音高に対して存在する複数の演奏形態の中か
ら一つの演奏形態を判定し、判定した演奏形態を音色制
御部へ出力する。楽音発生部は、演奏形態により異なる
複数の音色の中で、判定した演奏形態に対応して音色制
御部から出力される音色選択コードによって決定される
音色の楽音を、音高指示部から出力される音高データに
従った音高で、発音指示部から出力される発音タイミン
グに従って出力することとなる。
実施例 以下、本発明の第1の実施例について図面を参照しな
がら説明する。
第1図は本発明の第1の実施例における電子楽器のブ
ロック図を示すものである。
第1図において、10は音高指示部、11は発音指示部、
12は音色制御部、13は形態判定部、141から148までは楽
音発生部である。なお、23はセレクタで、これは従来の
構成と同じものである。
出力する楽音の種類がギターであるときに、楽音発生
部17を構成する楽音合成部141,142,143は、例えば、そ
れぞれ、6本弦ギターの第1弦(最高音弦)を開放弦で
弾いたときの音色、第2弦の第5フレットを押さえて弾
いたときの音色、第3弦の第9フレットを押さえて弾い
たときの音色を合成出力するようにする。即ち、これら
の音色は、同一音高のギターの音ではあるが、音色はま
ったく異なるものであり、このような状態を替え弦と呼
ぶことにする。
出力する楽音の種類が管楽器であるときには、楽音発
生部17を構成する楽音合成部144,145は、例えば、それ
ぞれ、階名で呼ぶところの“ド”の音色、指をほとんど
押さえたときの運指による閉管の“ド”の音に関して指
をほとんど離したときの運指による開管の“ド”の音色
を合成出力するようにする。即ち、ほとんどの管楽器は
音名(絶対音名)は異なっても、いわゆる階名で呼ぶと
ころの“ド”の音については上述のように開管に近い運
指による演奏形態と、閉管に近い運指による演奏形態と
が存在し、これらの音色は、同一音高の管楽器の音では
あるが、音色はまったく異なるものであり、このような
形態を替え指と呼ぶことにする。
演奏形態として考えるものを分かりやすく説明するた
めに、上述のように、“替え弦”や“替え指”を説明し
たが、他にも例えばヴァイオリンの左手の押え方によっ
て音色が変わる、即ち、しっかりと押さえる、あるい
は、ゆるく押さえることによって音色が変わる場合等も
演奏形態としてとらえることができる、つまり、いわゆ
るタッチレスポンスのような動的な演奏表現でなく、演
奏表現を入力しようとするときの音高を規定するための
静的な形態を演奏形態と呼ぶこととする。
本実施例においては、たて笛の楽音を発生する電子楽
器について説明する。
第2図に、たて笛本体とその音孔Siを示す。但し、i
=1,2,…,8とする。たて笛の演奏は一般に、第2表に示
すような運指に従がって行われる。各Si(i=1,2,…,
8)は、たて笛の音孔を表わしており、各音孔Siが押さ
えられている時と、押さえられていない時とを第2表で
は、それぞれ●と○として示した。
まず、音高指示部10に出力させたい楽音の音高を入力
した後に、発音指示部11に出力させたい楽音のオン,オ
フに関して発音タイミングを指示入力する。音高指示部
10と発音指示部11への入力は、例えば鍵盤により実施す
ることができる。形態判定部13は音高指示部10から出力
される音高データによって出力すべき楽音の演奏形態を
判定し、判定した演奏形態を特定する信号を出力する。
音色制御部12は、入力される演奏形態を特定する信号に
対応した音色を選択する信号を楽音発生部17のセレクタ
23へ出力するので、判定した演奏形態に対応する音色の
楽音が出力されることとなる。
以下に、形態判定部13における演奏形態の決定につい
て詳述する。
第3図に形態判定部13の一構成例を示す。第3図にお
いて、30は判定部、31はメモリ、32は候補テーブル、33
は形態テーブルである。判定部30は、音高指示部10から
出力される音高データPiに従って、(1)式のように決
定するADRS1を候補テーブル32内の開始アドレスとし
て、連続するデータ3バイトを順次に読み込む。候補テ
ーブル32のテーブルデータは第3表に示すようになって
いるものとする。即ち、1バイト目のデータNは形態個
数データであり、同一音高の演奏形態がN個存在するこ
とを示す。また、2バイト目と3バイト目のデータは、
形態テーブル33内の対応するデータの開始アドレスADRS
2を示している。
ADSR1=2・(Pi−1) …(1) 次に、判定部30は、形態テーブル33のアドレスADRS2
から始まるデータについて2バイトを1セットとし、デ
ータを形態個数Nセット分だけ連続して読み込む。ここ
で、形態テーブル33のテーブルデータは第4表に示すよ
うになっているものとする。ここで、1セットの内の1
バイト目のデータは、演奏形態を特定するための形態ナ
ンバー(以下、形態No.として示す。)であり、2バイ
ト目は演奏形態に対応して付与された形態データであ
る。
判定部30は、メモリ31に一時記憶されている形態デー
タKと、今回読み込んだN個の形態データ各々との距離
を求め、最も小さな距離を与える形態データをメモリ31
へ記憶させるととに、その形態データとセットを成す形
態No.を出力する。ここで、形態データKは直前に出力
した形態No.とセットを成す形態データである。本実施
例において形態データは、たて笛の音孔Siの開孔、閉孔
のパターンに応じて、開孔をビットオフ(=0)、閉孔
をビットオン(=1)としている。
以上において述べてきた判定部30の動作についてさら
に詳述する。
直前に出力した音の音名がB2であり、メモリ31に記憶
された形態データKの値は‘81'となっているものとす
る。この時、音高指示部10への入力が音名C3であったと
すると音高指示部10は、音高データPi=8を出力する。
判定部30は、(1)式にしたがってADRS1=‘000E'を開
始アドレスとする候補テーブル32内のデータ3バイト
(‘02',‘00',‘0E')を読み込むので、形態個数N=
2,ADRS2=‘000E'となる。次に判定部30は、形態テーブ
ル33のアドレスADRS2からデータ2N(=4)バイト分
(‘08',‘41',‘09',‘FE')を読み込む。以上によ
り、形態候補の第1セットは形態No.と形態データとが
それぞれ08と41、また、第2セットでは09とFEとにな
る。判定部30は、メモリ31に記憶されている形態データ
K(=‘81')と、第1セット及び第2セットの形態デ
ータとの距離Li、1及びLi、2を算出する。本実施
例において、距離Lとは、2つの形態データ間の各ビッ
ト毎に値を比較し、値が異なっているビットが幾つある
かとして定義するものとする。従って、この場合求めら
れる2つの距離は、第1セット及び第2セットの各々に
ついて、Li、2=2とLi、2=7とになり、第1セ
ットが選択されることとなり、メモリ31には最新の形態
データとして‘41'を記憶させ、音色制御部12には形態N
o.‘08'が出力されることとなる。従って、音高データP
iにたいして存在するm個の演奏形態の形態データ各々
について、メモリ31に記憶されている形態データKとの
距離Li、1(j=1,2,…,m)を算出し、その中でn番
目の距離Li、nが最も小さな値を示しているときに、
第nセットを形態候補とする。この時、最小の距離を与
えるセットが複数組存在するときには、例えば、最も若
い番号のセットを選択するようにすればよい。
音色制御部12は、例えば第4図に示すように構成する
ことができる。第4図において、34は音色テーブル、35
は制御部である。
制御部35は入力される形態Noから(2)式のようにし
て求められるアドレスADRS3を算出し、音色テーブル34
内の対応するアドレスADRS3から音色選択コードを1バ
イト読み込み、これをセレクタ23へ出力することにな
る。
ADSR3=(形態No.)−1 …(2) このようにして、音色制御部12は、形態判定部13から
出力される形態No.に対応した音色選択コードを第5表
にしたがって決定し、音色選択コード‘4'を楽音発生部
17へ出力する。楽音発生部17は、従来例と同様にして、
入力される音色選択コードにしたがってセレクタ23が楽
音合成部144の出力を選択する。従って、発音指示部21
に発音の開始が指示されると、楽音合成部144は楽音合
成を開始し、その出力が最終的に出力される楽音とな
る。
ギター形状の入力形態の場合にも同様にして、例え
ば、第1弦と第2弦と第3弦とで出力可能な同一音高の
異なる楽音の音色に対応した、それぞれの楽音合成部が
出力する音色を使い分けることによって弦毎に特徴的な
音色を選択出力することが可能である。
なお、以上において音色選択コードにより選択される
楽音合成部は、1オクターブ内を4つの音色で、あるい
は、1本の弦に1音色を音高方向に共用するようにした
が、音高方向に音色を更に細分化することも可能である
し、従来例と同様にして、替え指に対応した音色に、更
にタッチレスポンスの機能を付加することも可能であ
る。
以上のように本実施例によれば、音高指示部へ指示さ
れる出力楽音の音高データに従って形態判定部が、自然
楽器と同様の替え指あるいは替え弦などの演奏形態を決
定し、音色制御部が演奏形態に対応した音色選択コード
を出力するようにしたので、楽音発生部から音色選択コ
ードに対応した、即ち、替え指や替え弦に応じて異なる
音色の楽音を出力するようにしたので、自然楽器と同様
の音色変化を実現することができる。
以下、本発明の第2の実施例について図面を参照しな
がら説明する。
第5図は本発明の第2の実施例における電子楽器のブ
ロック図を示すものである。
第5図において、18は形態判定部であり、他の構成要
素は第1の実施例と同じものである。
本実施例においても、第1の実施例と同様に、たて笛
の楽音を発生する電子楽器について説明する。
まず、音高指示部10に出力させたい楽音の音高を入力
した後に、発音指示部11に入力させたい楽音のオン,オ
フに関して発音タイミングを指示入力する。音高指示部
10と発音指示部11への入力は、例えば鍵盤により実施す
ることができる。形態判定部18は音高指示部10から出力
される音高データと発音指示部11から出力されるオンオ
フデータとによって出力すべき楽音の演奏形態を判定
し、判定した演奏形態を特定する信号を出力する。音色
制御部12は、入力される演奏形態を特定する信号に対応
した音色を選択する信号を楽音発生部17のセレクタ23へ
出力するので、判定した演奏形態に対応する音色の楽音
が出力されることとなる。
以下に、形態判定部18における演奏形態の決定につい
て詳述する。
第6図に形態判定部18の一構成例を示す。第6図にお
いて、35は判定部、36はタイマ制御部、37はタイマカウ
ンタであり、他の構成要素は第1の実施例と同じもので
ある。
タイマ制御部36は、発音指示部11から出力される発音
タイミングを指示するオンオフデータに対応してタイマ
カウンタ37を制御する。即ち、発音タイミングオフのデ
ータが入力されると、タイマ制御部36はタイマカウンタ
37をリセットし、発音タイミングオンのデータが入力さ
れるとタイマカウンタ37のカウント動作を停止させる。
タイマカウンタ37は、タイマ制御部36から入力されるリ
セット信号により、そのカウント値Tが0にリセットさ
れた後にカウントアップ動作を開始し、タイマ制御部36
から入力されるカウント停止信号によってそのカウント
アップ動作を停止する。他方においてタイマカウンタ37
は、そのカウント値Tが、予め定められたカウント値Tm
と同じかそれ以上の値になるとカウントアップ動作を停
止する。上述のような動作をするタイマカウンタ37は、
そのカウント値Tが予め定められたカウント値Tmより小
なるときに候補選択信号値1を、また、それ以外の時に
候補選択信号値0を判定部35へ出力する。
上述の動作による各信号及び動作の関係図を第7図及
び第8図に示す。
形態候補テーブル32の中の第1セットには、替え指あ
るいは替え弦の中で最も好ましい音色の演奏形態候補を
格納しておくものとする。
第7図は、予め定められたカウント値Tmよりもカウン
ト値Tが小さくなる場合を示している。以下、第7図を
参照しながら各部の動作及び信号関係について説明す
る。
発音指示部11から発音タイミング信号のオフが出力さ
れると、タイマ制御部36は発音タイミング信号の立下り
に対応してリセット信号をオンにするとともに、カウン
ト信号をオンにする。タイマカウンタ37は、リセット信
号がオフからオンになる立下りに対応して、カウント値
Tを0にリセットした後に、カウント信号のオンに対応
してTを0にリセットした後に、カウント信号のオンに
対応してカウントアップ動作を開始し、候補選択信号
「1」を出力する。
次に、発音指示部11から発音タイミング信号のオンが
出力されると、タイマ制御部36は発音タイミング信号の
立上がりに対応してカウント信号のオフ(カウント停止
信号)を出力する。タイマカウンタ37は、カウント信号
のオフに対応してカウント動作を停止する。この時カウ
ント値Tは予め定められたカウント値Tmよりも小である
ので、候補選択信号は「1」のままであり、演奏形態の
候補選択動作が為されることとなる。タイマカウンタ37
のカウント値T及び予め定められたカウント値Tmに対応
する時間長は、タイマカウンタ37がカウント動作に使用
するクロックをKt〔mSec〕とする時、それぞれ、T・Kt
〔mSec〕となる。
第8図は、予め定められたカウント値Tmとカウント値
Tとが等しくなる場合を示している、以下、第8図を参
照しながら各部の動作及び信号の関係について説明す
る。
発音指示部11から発音タイミング信号のオンが出力さ
れると、第7図の説明において詳述した動作と同様にし
て、タイマカウンタ37はカウンタ値Tを0にリセットし
た後に、カウントアップ動作を開始し、候補選択信号
「1」を出力する。しかしながら、次に発音指示部11か
ら発音タイミング信号のオンが出力される以前に、タイ
マカウンタ37において、カウント値Tが予め定められた
カウント値Tmに等しくなるので、タイマカウンタ37は、
カウントアップ動作を停止し、候補選択信号「0」を出
力する。従って、判定部35は演奏形態の候補選択動作を
せずに、形態候補の第1セットの形態No.を出力するこ
ととなる。
判定部35は、タイマカウンタ37から入力される候補選
択信号値が1の時には、第1の実施例と同様の動作によ
って演奏形態の判定を実施するが、候補選択信号値が0
の時には、演奏形態の候補選択の動作をせずに、単に、
形態候補の第1セットを演奏形態として、その形態No.
を出力するようにする。
従って、判定部35が演奏形態の判定動作を実施してい
るときには、第1の実施例と同様に、演奏に応じて最適
の形態候補が選択され、また、判定部35が演奏形態の判
定動作を実施していないとき、即ち、直前の楽音出力が
終了してから予め定められた時間以上経過した後に楽音
出力が指示されたときには、好ましい音色の楽音を出力
する演奏形態によって演奏されることが多いので、その
ような演奏形態を形態候補の第1セットとしておくこと
により、好ましい演奏形態の形態No.が出力されること
となる。
以上において、予め定められた時間とは、出力させた
い楽音の楽器の種類により異なっており、例えば、たて
笛やフルートでは、0.15秒程度、ギターやヴァイオリン
では0.1秒程度が望ましい。従って、タイマカウンタ37
に供給されるクロックが、例えば1ミリ秒であるとする
とたて笛の場合には予め定められたカウント値Tmは、15
0となる。
以上のように本実施例によれば、音高指示部へ指示さ
れる出力楽音の音高データと発音指示部へ指示される発
音タイミングとに従って、形態判定部が自然楽器と同様
の替え指あるいは替え弦などの演奏形態を決定し、音色
制御部が演奏形態に対応した音色選択コードを出力する
ようにしたので、楽音発生部から音色選択コードに対応
した、即ち、替え指や替え弦に応じて異なる音色の楽音
を出力するようにしたので、自然楽器と同様の音色変化
を実現することができる。
以下、本発明の第3の実施例について図面を参照しな
がら説明する。
第9図は本発明の第3の実施例における電子楽器のブ
ロック図を示すものである。
第9図において、38はデータ入力部であり、他の構成
要素は第1の実施例と同じものである。
本実施例においても、第1の実施例と同様に、たて笛
の楽音を発生する電子楽器について説明する。
まず、演奏情報が入力されるとデータ入力部38は、演
奏情報を音高データと発音タイミングを指示するオンオ
フデータとに分離し、出力する。本実施例においては演
奏情報は音高データ7ビットとオンオフデータ1ビット
とから構成されるものとすると、演奏情報は第10図に示
すような1バイトのデータとして表現することができ
る。従って、データ入力部38は、第11図に示す演奏情報
が入力されると、音高データ(=16)とオンデータとを
送出し、第12図に示す演奏情報が入力されるとオフデー
タのみを送出する。
形態判定部13は、第1の実施例と同様の動作によっ
て、音高データに基いて形態No.を出力し、形態No.に対
応した音色の楽音が出力されることとなる。
なお、本実施例における形態判定部13は第1の実施例
と同じとしたが、第2の実施例のように、音高データと
オンオフデータとから形態No.を判定するようにしても
よい。
以上のように本実施例によれば、データ入力部におい
て、入力される自動演奏装置や演奏情報通信などによっ
て入力される演奏情報の中から音高データあるいはオン
オフデータを分離、出力し、その出力に基いて、形態判
定部が、自然楽器と同様の替え指あるいは替え弦などの
演奏形態を決定し、音色制御部が演奏形態に対応した音
色選択コードを出力するようにしたので、楽音発生部か
ら音色選択コードに対応した、即ち、替え指や替え弦に
応じて異なる音色の楽音を出力するようにしたので、自
然楽器と同様の音色変化をする電子楽器を実現すること
ができる。
以下、本発明の第4の実施例について図面を参照しな
がら説明する。
第13図は本発明の第4の実施例における電子楽器のブ
ロック図を示すものである。
第13図において、19は形態判定部、38はデータ入力部
であり、他の構成要素は第1の実施例と同じものであ
る。
本実施例においても、第1の実施例と同様に、たて笛
の楽音を発生する電子楽器について説明する。
まず、演奏情報が入力されるとデータ入力部38は、演
奏情報を音高データと発音タイミングを指示するオンオ
フデータとに分離し、出力する。本実施例においては演
奏情報は音高データ7ビットとオンオフデータ1ビット
とから構成されるものとすると、演奏情報は第10図に示
すような1バイトのデータとして表現することができ
る。従って、データ入力部38は、第11図に示す演奏情報
が入力されると、音高データ(=16)とオンデータとを
送出し、第12図に示す演奏情報が入力されるとオフデー
タのみを送出する。
形態判定部19は、第2の実施例と同様にして、音高デ
ータとオンオフデータとから形態No.を出力し、形態No.
に対応した音色の楽音が出力されることとなるが、形態
判定部18と19とでは構成が異なる。
以下に、形態判定部19における演奏形態の決定につい
て詳述する。
第14図に形態判定部19の一構成例を示す。第14図にお
いて、39は判定部、51は候補メモリであり、他の構成要
素は第2の実施例と同じものである。
タイマ制御部36は、データ入力部38から入力される発
音タイミングを指示するオンオフデータに対応してタイ
マカウンタ37を第2の実施例と同様にして制御するの
で、タイマカウンタ37からは、第2の実施例と同様にし
て、リセット信号あるいは、候補選択信号が出力される
ことになる。
形態候補テーブル32の中の第1セットには、替え指あ
るいは替え弦の中でも最も好ましい音色の演奏形態候補
を格納しておくものとする。
判定部39は、入力される音高データPiに対応する演奏
形態候補miの形態データと形態No.とを第2の実施例と
同様の動作で読み込み、これらと候補メモリ51に一時記
憶されている1つ前の音高データPi−1に関する演奏形
態候補mi-1との全ての組合せについて第1の実施例と同
様にして形態データ間の距離L(h)i、s(但し、s
=1,2,…,mi、また、h=1,2,…,mi-1)を算出する。更
に、メモリ31に一時記憶されている2つ前の音高データ
に関して判定された形態データと候補メモリ51に一時記
憶されている1つ前の音高データPi−1に関する演奏形
態候補mi-1との距離Li−1,j(j=1,2,…、mi-1)を
全ての組合せについて算出する。以上のようにして求め
た距離Lについて、2つ前の音高データPi−2と1つ前
の音高データPi−1間における距離Li−1,jと、1つ
前の音高データPi−1と今回の音高データPi間における
距離L(h)i,sとの加算結果Li−1、u+L(u)
i,sが最も小なる値を与える第uセットを1つ前の音高
データPi−1に関する演奏形態と判定し、その形態No.
を音色制御部12へ出力すると共に、その形態データをメ
モリ31へ一時記憶させる。なお、最も小なる値を与える
演奏形態候補が複数セットある場合には、最も若い番号
のセットが優先されるものとする。
次に、今回の音高データに関する演奏形態候補の形態
No.と形態データとを候補メモリ51へ形態テーブル33と
同様のフォーマットで一時記憶させる。以上の動作は、
タイマカウンタ37から出力される候補選択信号が1の時
に行われるものとする。タイマカウンタ37から出力され
る候補選択信号が0の時には、第2の実施例と同様にし
て候補メモリ51の演奏形態候補の第1セットを1つ前の
音高データに対する好ましい音色の為の演奏形態として
選択し、その形態データをメモリ31へ一時記憶させ、そ
の形態No.を出力する。次に、今回の音高データに関す
る演奏形態候補の形態No.と形態データとを候補メモリ5
1へ形態テーブル33と同様のフォーマットで一時記憶さ
せる。
従って、時間的に前後する楽音の演奏情報も含めて、
演奏形態候補の判定を実施することになる。つまり、演
奏がB2C3B2のときは、C3の形態No.は8となり、D3C3D3
のときは、C3の形態No.は9となる。また、B2C3D3とD3C
3B2のときには、C3の形態No.8も9も同じになるので、
第1セットの8が優先される。
なお、本実施例においては、1つ前の音高データに対
して形態判定を実施するようにしたので、その結果とし
て形態判定動作が1音分だけ遅れることになるが、自動
演奏装置などにおいては、演奏情報に対して実時間で形
態判定動作をする必要が無いので、更に判定をする範囲
を拡大して、更に高度な判定を実施することも可能であ
る。また、1つ前の発音オフデータ発生時刻と、今回の
発音オンデータ発生時刻との間の時間長によって候補選
択信号を発生するようにしたが、更に他の発音オンオフ
データ間の時間長により、高度な判定をすることも可能
である。
以上のように本実施例によれば、データ入力部におい
て、入力される自動演算装置や演奏情報通信などによっ
て入力される演奏情報の中から音高データあるいはオン
オフデータを分離、出力し、その出力に基いて、形態判
定部が、出力楽音と時間的に前後する楽音の演奏情報も
含めて自然楽器と同様の替え指あるいは替え弦などの演
奏形態を決定し、音色制御部が演奏形態に対応した音色
選択コードを出力するようにしたので、楽音発生部から
音色選択コードに対応した、即ち、替え指や替え弦に応
じて異なる音色の楽音を出力するようにしたので、自然
楽音と同様の音色変化をする電子楽器を実現することが
できる。
発明の効果 本発明は、自然楽器で替え指や替え弦により使い分け
ることができる同一音高異音色の楽音を音高あるいは音
高と発音タイミングとによって使い分けることができる
ので、自然楽器と同様の音色変化を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例における電子楽器のブロ
ック図、第2図はたて笛の外観図、第3図は第1の実施
例における形態判定部の構成を示すブロック図、第4図
は音色制御部の構成を示すブロック図、第5図は第2の
実施例における電子楽器のブロック図、第6図は第2の
実施例における形態判定部の構成を示すブロック図、第
7図及び第8図は第2の実施例における各信号及び動作
の関係を示すタイミング図、第9図は第3の実施例にお
ける電子楽器のブロック図、第10,11,12図は第3の実施
例における入力データを例示した図、第13図は第4の実
施例における電子楽器のブロック図、第14図は第4の実
施例における形態判定部の構成を示すブロック図、第15
図は従来例における電子楽器のブロック図である。 10……音高指示部、11……発音指示部、12……音色制御
部、13,18,19……形態判定部、17……楽音発生部、23…
…セレクタ、141〜148……楽音合成部、30,35,39……判
定部、31……メモリ、32……候補テーブル、33……形態
テーブル、36……タイマ制御部、37……タイマカウン
タ、38……データ入力部。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】出力すべき楽音の音高を指示入力する音高
    指示部と、 前記出力すべき楽音の発音タイミングを指示入力する発
    音指示部と、 前記音高指示部から出力される音高データから出力すべ
    き楽音の演奏形態、すなわち、ギター、クラリネットな
    どの出力する楽音の自然楽器名毎に存在する、いわゆる
    替え指、替え弦と呼ばれる、自然楽器演奏表現の都合上
    使い分けが可能な、同一音高を指示するために可能な複
    数の音高指示演奏形態から一つの演奏形態を決定する形
    態判定部と、 前記決定された演奏形態に対応した音色選択コードを出
    力する音色制御部と、 前記音色選択コードに従って、出力する楽音の自然楽器
    に存在する同一の音高で出力可能な複数の音質が異なる
    複数の出力可能な音色の楽音を、前記発音指示部から指
    示される発音タイミングで出力する楽音発生部とから構
    成される電子楽器。
  2. 【請求項2】出力すべき楽音の音高を指示入力する音高
    指示部と、 前記出力すべき楽音の発音タイミングを指示入力する発
    音指示部と、 前記音高指示部から出力される音高データと前記発音指
    示部から出力されるオンオフデータとから出力すべき楽
    音の演奏形態、すなわち、ギター、クラリネットなどの
    出力する楽音の自然楽器名毎に存在する、いわゆる替え
    指、替え弦と呼ばれる、自然楽器演奏表現の都合上使い
    分けが可能な、同一音高を指示するために可能な複数の
    音高指示演奏形態から一つの演奏形態を決定する形態判
    定部と、 前記決定された演奏形態に対応した音色選択コードを出
    力する音色制御部と、 前記音色選択コードに従って、出力する楽音の自然楽器
    に存在する同一の音高で出力可能な複数の音質が異なる
    複数の出力可能な音色の楽音を、前記発音指示部から指
    示される発音タイミングで出力する楽音発生部とから構
    成される電子楽器。
  3. 【請求項3】形態判定部は、発音指示部から出力される
    オンオフデータのオンとオフのデータ間において経過し
    た時間長によって演奏形態の判定結果が異なる請求項2
    記載の電子楽器。
  4. 【請求項4】入力される演奏情報から音高データと発音
    のオンオフに関するデータとを出力するデータ入力部
    と、 前記音高データから出力すべき楽音の演奏形態を決定す
    る形態判定部と、 前記決定された演奏形態に対応した音色選択コードを出
    力する音色制御部と、 前記音色選択コードに従って、出力する楽音の自然楽器
    に存在する同一の音高で出力可能な複数の音質が異なる
    複数の出力可能な音色の楽音を、前記オンオフに関する
    データにより指示される発音タイミングで出力する楽音
    発生部とから構成される電子楽器。
  5. 【請求項5】入力される演奏情報から音高データと発音
    のオンオフに関するデータとを出力するデータ入力部
    と、 前記音高データと前記オンオフに関するデータとから出
    力すべき楽音の演奏形態、すなわち、ギター、クラリネ
    ットなどの出力する楽音の自然楽器名毎に存在する、い
    わゆる替え指、替え弦と呼ばれる、自然楽器演奏表現の
    都合上使い分けが可能な、同一音高を指示するために可
    能な複数の音高指示演奏形態から一つの演奏形態を決定
    する形態判定部と、 前記決定された演奏形態に対応した音色選択コードを出
    力する音色制御部と、 前記音色選択コードに従って、出力する楽音の自然楽器
    に存在する同一の音高で出力可能な複数の音質が異なる
    複数の出力可能な音色の楽音を、前記オンオフに関する
    データにより指示される発音タイミングで出力する楽音
    発生部とから構成される電子楽器。
  6. 【請求項6】形態判定部は、入力されるオンオフデータ
    のオンとオフのデータ間において経過した時間長によっ
    て演奏形態の判定結果が異なる請求項5記載の電子楽
    器。
  7. 【請求項7】形態判定部は、直前に出力した楽音の演奏
    形態と今回出力する演奏形態の候補との距離を算出し、
    かつ最も小なる距離を与える候補を出力楽音の演奏形態
    とする請求項2または3または4または5または6記載
    の電子楽器。
  8. 【請求項8】形態判定部は、入力された音高データと該
    音高データの前後の音高データに基いて演奏形態を判定
    する請求項4または5記載の電子楽器。
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