JP2687057B2 - 3(5)−ヒドラジノピラゾール化合物 - Google Patents

3(5)−ヒドラジノピラゾール化合物

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JP2687057B2
JP2687057B2 JP3261409A JP26140991A JP2687057B2 JP 2687057 B2 JP2687057 B2 JP 2687057B2 JP 3261409 A JP3261409 A JP 3261409A JP 26140991 A JP26140991 A JP 26140991A JP 2687057 B2 JP2687057 B2 JP 2687057B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は特にハロゲン化銀カラー
写真用カプラーとして有用な7位にアリールオキシ基、
アルコキシ基、ヘテロ環オキシ基、又はアゾリル基を導
入した1−ピラゾロ[5,1−][1,2,4]ト
リアゾール類の合成中間体である新規な3(5)−ヒド
ラジノピラゾール化合物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】1−ピラゾロ[5,1−][1,
2,4]トリアゾール(IUPAC命名法による。1
−ピラゾロ[3,2−]−s−トリアゾールと呼ばれ
ることもある。)化合物は写真用カプラー、特にマゼン
タカプラーとして有用な化合物であり、例えば英国特許
第1,252,418号、米国特許第3,725,06
7号及び「ジャーナル・オブ・ザ・ケミカル・ソサエテ
ィ」パーキンI("Journalof the Chemical Society" P
arkin I)、2047(1977)にその記載がある。
【0003】この化合物の初期の製造方法については上
記特許と文献、及びリサーチ・ディスクロージャー(Res
earch Disclosure) Vol.124, No.12443(1977) に記載さ
れている。それ等の代表的な製造方法は下記の反応スキ
ームで示すことができる。
【0004】
【化2】
【0005】
【化3】
【0006】
【化4】
【0007】これらの初期の合成法においてはRがアル
キル基、アリール基又はヘテロ環基に限定され、さらに
2、3、4及び5のようにまず7位が無置換のカプラー
(4当量カプラーと呼ぶ)を合成してから、カップリン
グ離脱基を導入したカプラー(2当量カプラーと呼ぶ)
を合成せざるをえないという工程上の制約があった。
【0008】これらの問題点を解決する方法として、カ
ップリング離脱基がハロゲンの場合のみであるが、特開
昭61−249987号に、予め4位にハロゲンを導入
してヒドラジノピラゾール(4の-COOC2H5がハロゲン原
子)を合成し、それから前記方法(1)に基づいて2当
量カプラーを合成する方法が開示されている。そしてこ
の方法に利用可能な化合物が、特開昭61−24996
7号、同61−249968号、同61−249969
号、同62−158260号、同62−195366
号、同62−195367号、及び同62−22806
6号等に開示されている。これらの特許により、Rを種
々の置換基に置き換えることができ、かつ4当量カプラ
ーを経ることなくカップリング離脱基としてハロゲン原
子を導入したカプラーの合成が可能になった。しかしな
がらハロゲン以外のカップリング離脱基を導入するに
は、さらなる工程が必要であるという問題点を未だ有し
ていた。
【0009】最終の目的化合物としての1−ピラゾロ
[5,1−][1,2,4]トリアゾールカプラーの
7位にハロゲン以外の離脱基を導入する方法としては、
特公昭47−27411号にアリールオキシ離脱型、特
開昭59−99437号に窒素原子離脱型の合成法が開
示されているが、いずれも4当量カプラーか、ハロゲン
(臭素)原子離脱型2当量カプラーからの合成法であ
り、かつ収率的にも不十分なものであった。
【0010】カプラーを写真系に導入する場合、その発
色性の制御及び安定性の向上のために離脱基の選択は極
めて重要である。その中で離脱基がアリールオキシ基、
アルコキシ基、ヘテロ環オキシ基、アゾリル基である2
当量の1H−ピラゾロ[5,1−][1,2,4]ト
リアゾールマゼンタカプラーは、離脱基がハロゲン原子
であるものに比べて活性が高いこと、ホルマリンを
含有する安定浴で処理してもイエローステインが発生し
ないことなどの利点を有しており、離脱基がハロゲン原
子であるものより有用性が高い。しかしながらこのよう
な2当量カプラーは、上述のような合成上の問題点があ
り、工業的製造に適していなかった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】これは、このような離
脱基を有する1H−ピラゾロ[5,1−][1,2,
4]トリアゾールを合成するうえで、適当な合成法及び
それに使用する中間体が存在しなかったことが主な原因
であった。したがって本発明が解決しようとする課題
は、このようなカップリング離脱基を7位に有する1
−ピラゾロ[5,1−][1,2,4]トリアゾール
カプラーの製造に有用な合成中間体を提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者らはこのような
目的に適合する合成中間体を開発するため種々検討を重
ねた結果、ハロゲン原子を離脱基とする場合の合成法と
は全く別の方法により、上記の特定の離脱基に相当する
基を有する新規ピラゾール化合物を合成でき、これが上
記の1H−ピラゾロ[5,1−][1,2,4]トリ
アゾールカプラーの合成中間体として極めて好適である
ことを見い出し、この知見に基づき本発明をなすに至っ
た。
【0013】すなわち本発明は下記一般式(I)で表わ
される新規な3(5)−ヒドラジノピラゾール類化合物
を提供するものである。
【化5】 (式中、R1は水素原子、アルキル基、アリール基、
テロ原子がN、O又はSから選ばれる5〜7員のヘテロ
環基、水酸基、アルコキシ基又はアリールオキシ基を表
わし、Rは水素原子又はアシル基を表わす。Xはアリ
ールオキシ基、アルコキシ基、ヘテロ原子がN、O、S
又はSeから選ばれる5〜7員環からなるヘテロ環オキ
シ基又はヘテロ原子として1個のNと、その他にN、
O、S又はSeを有するアゾリル基を表わす。Mは水素
イオン又は金属イオンを表わし、Yは酸根を表わす。n
は0又は正数を表わす。)
【0014】次に一般式(I)で表わされる本発明の化
合物の置換基R、R及びX、さらにM及びYについ
て詳しく説明する。Rは水素原子、アルキル基、アリ
ール基、ヘテロ原子がN、O又はSから選ばれる5〜7
員のヘテロ環基、水酸基、アルコキシ基又はアリールオ
キシ基を表わすが、詳しく述べるとアルキル基は炭素数
1〜32の直鎖又は分岐鎖のアルキル、アラルキル、ア
ルケニル、アルキニル、シクロアルキル又はシクロアル
ケニル基を表わし、アリール基は炭素数6〜23のフェ
ニル又はナフチル基を表わし、ヘテロ環基はヘテロ原子
がN、O又はSから選ばれる5〜7員環の脂肪族又は芳
香族のヘテロ環基を表わし、アルコキシ基は炭素数1〜
32の直鎖又は分岐鎖のアルコキシ基を表わし、アリー
ルオキシ基は炭素数6〜23のフェノキシ又はナフトキ
シ基を表わす。これらの基は置換基を有していてもよ
く、それらは炭素原子、酸素原子、窒素原子又はイオウ
原子で連結する有機置換基又はハロゲン原子である。こ
れらの基がさらに有してもよい置換基を詳しく述べる
と、例えばアルキル基、アリール基、ヘテロ環基、シア
ノ基、アシル基、アリールオキシカルボニル基、アルコ
キシカルボニル基、カルバモイル基、アルコキシ基、ア
リールオキシ基、ヘテロ環オキシ基、アシルオキシ基、
カルバモイルオキシ基、シリルオキシ基、アリールオキ
シカルボニルアミノ基、アシルアミノ基、アニリノ基、
ウレイド基、スルファモイルアミノ基、アルコキシカル
ボニルアミノ基、スルホンアミド基、アリールオキシカ
ルボニルアミノ基、イミド基、アルキルチオ基、アリー
ルチオ基、ヘテロ環チオ基、スルファモイル基、スルホ
ニル基、スルフィニル基、フッ素原子、塩素原子、臭素
原子である。さらに詳しくはRは例えばメチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、t−ブチ
ル、シクロペンチル、シクロヘキシル、メトキシエチ
ル、エトキシエチル、t−ブトキシエチル、フェノキシ
エチル、メタンスルホニルエチル、2−ヒドロキシエチ
ル、(3−ペンタデシルフェノキシ)プロピル、4,
4,4−トリフルオロブチル、3−(2,4−ジ−アミ
ルフェノキシ)プロピルのアルキル基;例えばフェニ
ル、4−メチルフェニル、4−メトキシフェニル、4−
t−ブチルフェニル、2,4−ジメチルフェニル、4−
テトラデカンアミドフェニル、2−メトキシフェニル、
2−アセトアミドフェニル、1−ナフチル、2−ナフチ
ルのアリール基;例えば、2−テトラヒドロフラニル、
2−テトラヒドロチエニル、1−ピペリジノ、4−ピリ
ジル、1−ピラゾリル、2−フリル、2−チエニル、2
−ピリミジニル、2−ベンゾチアゾリルのヘテロ環基;
水酸基;例えばメトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、
n−ブチルオキシ、t−ブチルオキシ、2−メトキシエ
トキシ、2−エトキシエトキシ、2−ドデシルオキシエ
トキシ、2−フェノキシエトキシ、2−(4−t−アミ
ルフェノキシ)エトキシ、2−(4−ニトロフェノキ
シ)エトキシ、2−(2,4−ジクロロフェノキシ)エ
トキシのアルコキシ基;例えばフェノキシ、2−メトキ
シフェノキシ、2−メチルフェノキシ、3−メトキシフ
ェノキシ、3−メチルフェノキシ、4−メトキシフェノ
キシ、4−メチルフェノキシ、2,4−ジメトキシフェ
ノキシ、2,4−ジメチルフェノキシ、4−メトキシカ
ルボニルフェノキシ、1−ナフチルオキシ、2−ナフチ
ルオキシ、1−メトキシ−2−ナフチルオキシ、2−メ
トキシ−1−ナフチルオキシ、4−メトキシ−1−ナフ
チルオキシのアリールオキシ基を表わす。
【0015】R1 は好ましくはアルキル基、アリール基
又はアリールオキシ基であり、さらに好ましくはアルキ
ル基である。アルキル基で好ましいのはメチル、エチ
ル、イソプロピル又はt−ブチルのアルキル基であり、
エチル基、イソプロピル基がさらに好ましく、エチル基
が最も好ましい。
【0016】R2 は水素原子又はアシル基を表わすが、
アシル基について詳しく述べれば、置換、無置換のアル
カノイル及びアリーロイル基である。これらのアシル基
は前述のR1 が有してもよい置換基をさらに有していて
もよい。さらに詳しく述べれば、アセチル、プロピオニ
ル、オクタノイル、パルミトイル、3−(4−ニトロフ
ェニル)ブタノイル、2−フタルイミドエタノイル、3
−フタルイミドプロパノイル、2−フタルイミドプロパ
ノイル、2−(2−フェノキシ−4−ニトロベンゼンス
ルホンアミド)エタノイル、2−[2−フェノキシ−5
−{2−(4−メトキシフェノキシ)テトラデカノイル
アミノ}ベンゼンスルホンアミド]エタノイル、2−
[2−フェノキシ−5−{2−(3−t−ブチル−4−
メトキシフェノキシ)テトラデカノイルアミノ}ベンゼ
ンスルホンアミド]エタノイル等のアルカノイル基及び
ベンゾイル、2−(2−オクチルオキシ−5−t−オク
チルベンゼンスルホンアミド)プロパノイル、4−ドデ
シルオキシベンゾイル、2−オクタデシルオキシベンゾ
イル、2−メトキシ−5−ニトロベンゾイル、2−クロ
ロ−4−ニトロベンゾイル、4−オクタデシルオキシベ
ンゾイル、2−クロロ−5−パルミトイルアミノベンゾ
イル、2,4,6−トリメチルベンゾイル等のアリーロ
イル基である。
【0017】R2 は好ましくは水素原子又は、3−(4
−ニトロフェニル)ブタノイル、2−フタルイミドエタ
ノイル、3−フタルイミドプロパノイル、2−フタルイ
ミドプロパノイル、2−(2−フェノキシ−4−ニトロ
ベンゼンスルホンアミド)エタノイル、2−[2−フェ
ノキシ−5−{2−(4−メトキシフェノキシ)テトラ
デカノイルアミド}ベンゼンスルホンアミド]エタノイ
ル、2−[2−フェノキシ−5−{2−(4−メトキシ
フェノキシ)テトラデカノイルアミノ}ベンゼンスルホ
ンアミド]エタノイル、2−(2−オクチルオキシ−5
−t−オクチルベンゼンスルホンアミド)プロパノイル
であり、特に好ましくは水素原子である。
【0018】Xはアリールオキシ基(好ましくは炭素数
6〜25)、アルコキシ基(好ましくは炭素数1〜
5)、ヘテロ原子がN、O、S又はSeから選ばれる5
〜7員環からなるヘテロ環オキシ基又ヘテロ原子とし
て1個のNと、その他にN、O、S又はSeを有する
ゾリル基(アゾール(少なくとも1個のNを有する5員
環の化合物)から導かれる1価の基を意味する。)を表
わす。これらの基は前述のRが有していてもよい置換
基をさらに有してもよい。詳しくはフェノキシ、4−メ
チルフェノキシ、2,4−ジメチルフェノキシ、4−t
−オクチルフェノキシ、4−ノニルフェノキシ、4−メ
トキシカルボニルフェノキシ、4−(4−ベンジルオキ
シフェニルスルホニル)フェノキシ、4−シアノフェノ
キシ、4−メトキシフェノキシ、1−ナフチルオキシ、
2−ナフチルオキシ等のアリールオキシ基;メトキシ、
メトキシメトキシ、エトキシメトキシ、2−エトキシエ
トキシ、2−フェノキシエトキシ、2−メタンスルホニ
ルエトキシ、2−メチルチオエトキシ、2−フェニルス
ルホニルエトキシ、2−(4−カルボキシフェノキシ)
エトキシ等のアルコキシ基;2−ピリジルオキシ、4−
ピリジルオキシ、1−フェニルテトラゾール−5−オキ
シ、2−テトラヒドロピラニルオキシ等のヘテロ環オキ
シ基;1−ピラゾリル、1−イミダゾリル、3−クロロ
ピラゾール−1−イル、3−ニトロピラゾール−1−イ
ル、3−シアノピラゾール−1−イル、3−メトキシカ
ルボニルピラゾール−1−イル、3−メチルピラゾール
−1−イル、3,5−ジメチルピラゾール−1−イル、
1−トリアゾリル、1−ベンゾトリアゾリル等のアゾリ
ル基を表わす。
【0019】Xは好ましくは4−メチルフェノキシ、4
−メトキシカルボニルフェノキシ、4−(4−ベンジル
オキシフェニルスルホニル)フェノキシのアリールオキ
シ基、メトキシメトキシ、エトキシエトキシ、2−メタ
ンスルホニルエトキシのアルコキシ基、2−ピリジルオ
キシのヘテロ環オキシ基、1−ピラゾリル、4−クロロ
ピラゾール−1−イル、4−メトキシカルボニルピラゾ
ール−1−イルのアゾリル基である。
【0020】Mは水素イオン又は金属イオンを表わす。
金属イオンは、Sn、Fe、Zn、Ti、Ni、Crな
どのイオンを表わすが、好ましくはSn、Fe、Znの
イオンである。特に好ましくはMは水素イオン又はSn
のイオンである。
【0021】Yは酸根を表わし、Cl- 、Br- 、I
- 、HSO4 - 、SO4 2- 、ClO4 -などの無機酸根、
CH3 SO3 - 、CF3 SO3 - 、C65 SO3 -
CH364 SO3 - 、CH3 COO- 、CF3 CO
- 、C65 COO- などの有機酸根を表わす。好ま
しくはCl- 、Br- 、HSO4 - 、SO4 2- 、CH3
SO3 - 、CH3 COO- であり、特に好ましくはCl
- である。Yは、Mが金属原子の場合はその酸化数によ
り、酸根の数が決まり、必ずしも1個ではない。すなわ
ちMYは例えばSnCl4 、FeCl3 、ZnCl2
Sn(SO4)2 、Fe2 ( SO4)3 の形をとる。nは0
又は正数であり必ずしも自然数ではない。Mが水素イオ
ンの場合はnは0から4の正数であり、好ましくは0〜
2の正数である。Mが金属イオンの場合はnは0〜1の
正数であり好ましくは0〜1/2の正数を表わす。
【0022】次に本発明の一般式(I)で表わされる3
(5)−ヒドラジノピラゾール類化合物の具体例を示す
が、本発明はこれらに限定されるものではない、なお、
以下の化合物は酸塩及び金属錯体の形で単離される場合
が多いが、nの数が単純に決定できないためここにはフ
リー体の構造のみを示した。
【0023】
【化6】
【0024】
【化7】
【0025】
【化8】
【0026】
【化9】
【0027】
【化10】
【0028】
【化11】
【0029】
【化12】
【0030】
【化13】
【0031】
【化14】
【0032】
【化15】
【0033】上述したように本発明の化合物でR2 が水
素原子の場合には、酸塩や金属錯体の形で単離されるこ
とが多い。例えば、
【化16】 が挙げられる。
【0034】次に本発明の化合物の合成法について説明
する。合成法を概略すると〈スキーム1〉のようにな
る。
【0035】
【化17】
【0036】上記スキーム1において3〜4を経る一般
式(I)(R2 =H)で表わされる化合物の合成は次の
ようにして行われる。3を濃いHYの水溶液(一般にY
=Clの濃塩酸を用いる)に溶解又は分散させる。水溶
液中の酸の3に対するモル比は2〜20であり、好まし
くは5〜15であるように調整する。助溶媒として酢酸
を使うことも可能である。この中に1〜1.5当量、好
ましくは1〜1.2当量の亜硫酸ナトリウムを含む亜硫
酸ナトリウム水溶液を滴下するが、反応温度は0℃から
30℃であり、好ましくは5℃から20℃の範囲であ
る。反応時間は10分から2時間であり、好ましくは2
0分から1時間である。こうして得られた4の水溶液を
還元剤と反応させて一般式(I)(R2 =H)に導くが
その際用いられる還元剤は亜硫酸塩や還元性の金属や金
属塩であるが、好ましくは亜硫酸塩又はハロゲン化第1
スズである。ハロゲン化第1スズによる還元反応は還元
剤を溶かした濃いHYの水溶液中に0〜30℃、好まし
くは5〜25℃の反応温度で、4の反応液を滴下するこ
とによって行われる。反応時間は20分から2時間であ
り、好ましくは30分から1時間である。逆の滴下も可
能であるが、副反応が増える場合がある。ハロゲン化銀
第1スズの使用量は3に対して1.9〜3モル当量であ
り、好ましくは2〜2.3モル当量である。また還元剤
を溶かす酸の水溶液の量は還元剤を溶かしきる量を使用
するのが好ましい。一般式(I)(R2=H)で表わさ
れる化合物はスズ錯体や酸塩の場合反応液から析出する
ことがあるが、その場合はろ過後、スズ錯体や酸塩を溶
かさない溶媒(アセトニトリルが好ましい場合が多い)
で洗浄、乾燥することによって、得ることができる。純
度は内部標準を用いてNMRによって決定される。他の
種々の酸塩や金属錯体に変更するには、一旦塩基を用い
てフリー体としてから酸や金属錯体と反応すればよい。
一般式(I)(R2 =H)の化合物のアシル化は、酸ク
ロリド、酸無水物、混合酸無水物(ROCOClやt−
BuCOClを用いて合成)、又は、カルボン酸とDC
Cを用いて行うことができる。その際、適宜塩基が用い
られるが、好ましい塩基はトリアルキルアミンである。
【0037】ここで用いられる上記のアシル化剤はヒド
ラジン体に対して0.5〜1.5当量であり、好ましく
は0.8〜1.2当量であり、塩基の量はヒドラジン体
が酸塩及び金属錯体の場合は、それらを中和するのに必
要な量プラス0.7〜2.0当量であり、好ましくはプ
ラス0.9〜1.5当量である。反応温度は0℃〜10
0℃であり、好ましくは5℃〜60℃である。室温以上
に上げる場合はアシル化剤を添加後に徐々に上げること
が好ましい。反応時間は10分から3時間であり、好ま
しくは30分から2時間である。アシル化体は再結晶又
はカラムクロマトグラフィーにより精製することができ
る。
【0038】なお、1から2を経て3の合成は特開昭6
4−6274号、特願平1−117852号に記載の方
法に基づき行うことができる。5から3の合成は、特開
昭64−47769号、同64−47770号に記載の
方法に基づき行うことができる。6から3の合成は特開
昭64−13072号に記載の方法に基づき行うことが
できる。
【0039】
【実施例】次に実施例に基づき合成方法を詳しく説明す
る。
【0040】実施例1(例示化合物(5)の合成) 濃塩酸768ml(12Nとして、9.2mol) に5−アミ
ノ−3−エチル−4−(4−メチルフェノキシ)−1H
−ピラゾール、200g(0.92mol) を加え、氷冷下攪拌
する。その中に水120mlに溶かした亜硝酸ナトリウ
ム70gを滴下した。滴下中、内温を15℃以下に保っ
た。滴下後氷冷下で約30分間攪拌し、得られたオレン
ジ色の反応液を、濃塩酸800mlに溶かした塩化第1
スズ384g(2.0mol)の中に氷冷下滴下した。滴下後約
30分攪拌し、析出した白色結晶を吸引ろ過し、濃塩酸
で洗浄した。得られたウェットな結晶をビーカーに移
し、アセトニトリル1リットルを加え、攪拌した後、吸
引ろ過し、さらにアセトニトリルで洗浄した。得られた
淡黄色結晶の乾燥はP25 を入れたデシケーターの中
でアスピレーターを減圧下に行って例示化合物(5)と
塩化スズとの錯体を得た。収量251g。融点144−
148℃。 NMR(200MHz, DMSO-d6)δ,3.40(3H, S) 6.1(2H, brs)
6.79(2H, d, J=11.0Hz)7.11(2H, d, J=11.0Hz) 10.0(2
H, brs)
【0041】エチレングリコールを内部標準として純度
をもとめたところ、(5)の含率は64.1重量%であ
った。これは計算上、塩化第2スズ(SnCl4)と
(5)が1:2の錯体を形成しているとした場合の含率
にほぼ一致する。含率をもとに収率を計算すると79.
4%になる。
【0042】実施例2(例示化合物(6)の合成) 濃塩酸258mlに5−アミノ−3−エチル−4−(4
−メトキシカルボニルフェノキシ)−1H−ピラゾール
96.6gを加えて氷冷下攪拌した。この中へ亜硝酸ナ
トリウム24.4gを水43mlに溶解したものを内温
を8℃以下に保ちながら滴下した後、内温8℃以下で3
0分間攪拌した。一方、塩化第1スズ139gを濃塩酸
258mlに溶かしたものを調製し、このものを氷冷
下、10℃以下に保ちながら先の反応混合物を加え、そ
の後内温10℃以下にて1時間攪拌した。ここへ酢酸エ
チル700mlを加えて抽出作業を行い、得られた酢酸
エチル層を飽和食塩水400mlにて2回洗浄した。無
水芒硝で乾燥した後、ロータリーエバポレータで濃縮し
て得られた残留物に酢酸エチル200mlを加えて溶解
し、ここへn−ヘキサン100mlを加え、攪拌し析出
した結晶をろ取し、105gを得た。融点171〜17
4℃。このもののNMRを測定したところ、目的の例示
化合物(6)を塩化スズ錯体として62.99重量%含
んでいた。 NMR(200MHz,DMSO-d6):δ,9.8(brs,4H) 7.95(d,2H,J=1
1.0Hz) 7.00(d,2H,J=11.0Hz) 3.80(S,3H),2,46(q,2H,J=
7.0Hz)1.07(t,3H,J=7.0Hz).
【0043】実施例3(例示化合物(7)の合成) 酢酸800mlに5−アミノ−3−エチル−4−{4−
(4−ベンジルオキシフェニルスルホニル)フェノキ
シ}−1H−ピラゾール100gを加えて攪拌しながら
ここへ濃塩酸57.1mlを加えた。このものを氷冷
下、攪拌しながら亜硝酸ナトリウム16.2gを水25
mlに溶解したものを内温を16℃以下に保ちながら滴
下した。その後内温16℃以下で30分攪拌した。一方
塩化第1スズ92.6gを濃塩酸171mlに溶かした
溶液を調製し、氷冷下、内温を20℃以下に保ちながら
この中に先の反応液を加えた。内温20℃以下で1時間
攪拌した後酢酸エチル500mlを加えて抽出操作を行
った。酢酸エチル層を飽和食塩水300mlで3回洗浄
した後、無水芒硝で乾燥した。ロータリーエバポレータ
で濃縮し、結晶を含んだ油状物172.7gを得た。こ
の油状物のNMRを測定したところ、目的の例示化合物
(7)を塩化スズの錯体として27.83重量%含有し
ていた。融点186〜180℃(メタノールから再結
晶)。 NMR(200MHz,DMSO-d6):δ,7.0-8.1(m,13H) 5.18(S,2H),
4.04(q,2H,J=7.0Hz) 1.06(t,3H,J=7.0Hz).
【0044】実施例4(例示化合物(21)の合成)
【0045】
【化18】
【0046】(A)の合成は次のようにして行った。ま
ず2−クロロ−4−ニトロベンゼンスルホン酸ナトリウ
ムとフェノールを塩基の存在下水中で反応させて2−フ
ェノキシ−4−ニトロベンゼンスルホン酸ナトリウムと
した。これをPOCl3 /DMACと反応させてスルホ
ニルクロリド体とした後グリシンのエチルエステル体を
反応させて(A)のカルボン酸エチル体を得た。それを
加水分解した後ベンゼン中SOCl2 と反応させ、ベン
ゼンを留去すると(A)が結晶として得られた。
【0047】こうして得られた(A)40g(0.1mol)
を、酢酸エチルに溶かし実施例1で得られた(5)、3
4g(64.1%として0.1mol)をトリエチルアミン
42ml(0.3mol)とアセトニトリル・ジメチルアセトア
ミドの混合溶媒に溶かした溶液中に氷冷下滴下した。滴
下後攪拌しながら室温にもどし、更に60℃に約1時間
加熱した。反応液に水を加え、酢酸エチルで3回抽出
し、水洗、及び飽和食塩水で洗浄後、酢酸マグネシウム
上で乾燥した。ろ過後エバポレータで濃縮すると残渣は
結晶化した。
【0048】アセトニトリルから再結晶すると(5)を
34g(収率60%)得ることができた。融点177.
0−180.0℃。 NMR(200MHz,DMSO-d6) …2種類の互変異性体の混合物
(約2:1)である。 δ,1.00(3H, t, J=7.0Hz) 2.23(3H, S) 2.32, 2.33(〜
2:1, 2H, q, J=7.0Hz)3.55, 3.95(〜2:1, 2H, d, J=6.5
Hz)6.65〜7.60(10H, m) 7.71, 8.10(〜1:2,1H, t, J=6.
5Hz) 8.34, 8.35(〜2:1, 1H, dd, J=11.0Hz, 3.0) 8.5
4, 8.56 (〜1:2, 1H, d, J=3.0Hz) 9.01, 9.60(〜1:2,
1H, S).
【0049】実施例5(例示化合物(38)及び(3
1)の合成
【0050】
【化19】
【0051】例示化合物(38)の合成 濃塩酸386mlを氷−メタノール浴にて冷却しながら
攪拌し、その中に5−アミノ−3−エチル−4−(4−
メトキシカルボニルフェノキシ)−1H−ピラゾール1
30.6gを、内温5℃以下にて添加した。続けて亜硝
酸ナトリウム36.2gを水60mlに溶解した溶液を
内温5℃以下にて滴下し、その後30分間内温2〜5℃
にて攪拌した。こうして得られたジアゾニウム塩の溶液
を無水塩化スズ(II)209gを濃塩酸386mlに溶
解して調製した溶液に、氷−メタノール浴にて冷却し、
攪拌しながら添加した。この際内温は5℃以下に保たれ
るようにした。その後30分間攪拌した後反応液中に酢
酸エチル1リットルと水1.5リットルを加えて抽出
し、得られた酢酸エチル層を飽和食塩水1リットルにて
2回洗浄した。さらに水2リットルに炭酸水素ナトリウ
ム125gと炭酸ナトリウム125gを溶かした水溶液
を加えて分液操作を行った。このとき水層のpHは8〜
9であった。得られた酢酸エチル層をさらに飽和食塩水
0.7リットルにて2回洗浄した後無水芒硝にて乾燥し
た。こうして得られた酢酸エチル層を氷冷下、攪拌しな
がら、塩酸ガス27gを、内温27℃以下にて吹き込ん
だ後、析出した結晶をろ取、乾燥したところ84.2g
であった。このものに内部標準としてエチレングリコー
ルを用いてNMRを測定したところ目的の例示化合物
(38)の純度が78.14重量%であることが分っ
た。したがって真の収率は42%であった。 NMR(DMSO-d6): δ=10.0(brs, 2H) 7.95(d, 2H, J=9.4H
z), 7.01(d, 2H, J=9.4Hz), 6.5(brs, 3H) 3.83(s, 3H)
2.45(q, 2H, J=8.5Hz), 1.10(t, 3H, J=8.5Hz), 融点:
102.0〜105.5 ℃
【0052】例示化合物(31)の合成 例示化合物(38)(78.14重量%)84.1gに
アセトニトリル500mlを加え氷−メタノール浴下に
て攪拌しながらトリエチルアミン117mlを、内温8
℃以下で滴下した。この溶液中に2−フタルイミドプロ
ピオン酸クロリド47.5gをN,N−ジメチルアセト
アミド50mlに溶解した溶液を、内温を3℃以下に保
ちながら滴下した。滴下終了後内温15℃以下で3時間
攪拌した後酢酸エチル800mlと水1リットルを加え
て抽出し、得られた酢酸エチル層を500mlの水と2
50mlの飽和食塩水の混合液で3回洗浄した。これを
無水芒硝で乾燥後ロータリーエバポレータで濃縮し、シ
リカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製して、目的
の例示化合物(31)を油状物として82.1g、収率
86%で得た。 NMR(DMSO-d6): δ=9.37(s, 1H) 7.93(d, 2H, J=8.0Hz),
7.5〜7.8(m, 4H) 6.93(d, 2H, J=8.0Hz) 6.6(brs, 1
H), 4.86(q, 1H, J=7.1Hz), 3.87(s, 3H) 2.36(q, 2H,
J=7.6Hz), 1.58(d, 3H, J=7.1Hz), 1.03(t, 3H, J=7.6H
z)
【0053】実施例1〜5に示した方法に準じて他の例
示化合物を合成することができた。この融点を以下に示
した。 例示化合物 融 点(℃) (1) 150〜153 (2) 179〜182 (3) 140〜142 (4) 132〜135 (8) 125〜127 (9) 130〜136 (10) 175〜177 (11) 160〜165 (12) 140〜143 (13) 135〜137 (14) 110〜115 (15) 153〜158 (16) 95〜99 (17) 165〜168 (18) 180〜182 (19) 175〜178 (20) 170〜173 (22) 165〜168 (23) 油状物 (24) 油状物 (25) 176.0〜178.0 (26) 158〜162 (27) 178〜181 (28) 180〜185 (29) 140〜145 (30) 125〜130 (31) 油状物 (32) 油状物 (33) 182.0〜184.5 (34) 油状物 (35) 121.5〜124.5 (36) 油状物 (37) 196.5〜199.0 (38) 102.0〜105.5
【0054】参考例 次に本発明の3(5)−ヒドラジノピラゾールを用いて
のカプラー合成例を参考例として以下に示す。
【0055】
【化20】
【0056】(21)、27.2g(0.048mol)にアセト
ニトリル200mlを加え室温下攪拌する。その中に四
塩化炭素18.5ml(0.19mol) を加え、次にトリフェ
ニルホスフィン15.1g(0.058mol)を30分間隔で3
回にわけて加えた。反応は若干発熱的に起こり、徐々に
反応液は透明になる。約1時間攪拌後トリフェニルホス
フィン1.8g(0.007mol)をさらに加え、一晩放置し
た。それから約2時間加熱還流し、室温に戻してから水
冷下、トリエチルアミン16.7ml(0.12mol)を滴下
し、約30分間攪拌した。反応液を水に注ぎ酢酸エチル
で3回抽出し、常法により後処理後、エバポレータで濃
縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクトマトグラフ
ィにより精製することにより(B)を21.3g(収率
80.9%)得ることができた。
【0057】こうして得た(B)に200mlのメタノ
ールと、ギ酸アンモニウム24.5g(0.38mol) 、及び
0.6gの5%パラジウム−活性炭とを加え約3時間加
熱還流後、ろ過によりパラジウム−活性炭を除き、ろ液
を水に注いで酢酸エチルで3回抽出し、常法により後処
理して、濃縮した。残渣をアセトニトリルに溶かしピリ
ジン3.5ml(0.043mol)を加えた後、水冷下2−(3
−t−ブチル−4−メトキシフェノキシ)テトラデカノ
イルクロリド20.2g(90%、0.043mol)の酢酸エ
チルを溶液を滴下した。滴下後、室温で約1時間攪拌
し、酢酸エチルで抽出操作をし、シリカゲルクロマトグ
ラフィで精製することによりカプラー(C)を25g
(収率71%)得ることができた。融点162〜163
℃(若干の酢酸エチルを含んだn−ヘキサンから再結
晶)。
【0058】
【発明の効果】本発明の3(5)−ヒドラジノピラゾー
ル化合物を用いることにより、アリールオキシ、アルコ
キシ、ヘテロ環オキシ、及びアゾリル基を離脱基とする
−ピラゾロ[5,1−][1,2,4]トリアゾ
ールカプラーをそのまま合成でき、その製造工程が短縮
化できる。したがって、この化合物を用いれば該カプラ
ーの工業的スケールでの製造が安価かつ容易に行うこと
ができる。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I)で表わされる3(5)−ヒ
    ドラジノピラゾール化合物。 【化1】 (式中、Rは水素原子、アルキル基、アリール基、
    テロ原子がN、O又はSから選ばれる5〜7員のヘテロ
    環基、水酸基、アルコキシ基又はアリールオキシ基を表
    わし、Rは水素原子又はアシル基を表わす。Xはアリ
    ールオキシ基、アルコキシ基、ヘテロ原子がN、O、S
    又はSeから選ばれる5〜7員環からなるヘテロ環オキ
    シ基又はヘテロ原子として1個のNと、その他にN、
    O、S又はSeを有するアゾリル基を表わす。Mは水素
    イオン又は金属イオンを表わし、Yは酸根を表わす。n
    は0又は正数を表わす。)
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