JP2686378B2 - 熱転写プリンタ制御装置 - Google Patents
熱転写プリンタ制御装置Info
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- JP2686378B2 JP2686378B2 JP3153416A JP15341691A JP2686378B2 JP 2686378 B2 JP2686378 B2 JP 2686378B2 JP 3153416 A JP3153416 A JP 3153416A JP 15341691 A JP15341691 A JP 15341691A JP 2686378 B2 JP2686378 B2 JP 2686378B2
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- Japan
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- motor
- carriage
- head
- thermal transfer
- transfer printer
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、熱転写プリンタの印字
機構を制御する制御装置に関するものである。
機構を制御する制御装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】日本語ワードプロセッサに搭載される熱
転写プリンタにおいては、１行の印刷は、キャリッジ移
動動作（キャリッジモータ駆動）、ヘッドダウン動作
（ヘッドモータ駆動）、印字動作（キャリッジモータを
駆動しつつ、印字ヘッドの発熱体に通電）、ヘッドアッ
プ動作（ヘッドモータの駆動）の一連の動作により行わ
れる。各動作の終了時、モータを停止させるためにモー
タロック期間を設けている。例えば、キャリッジ移動動
作を実行した後にキャリッジモータを停止させるために
キャリッジモータロック期間が設けられ、この期間内は
ヘッドモータを駆動しないようにしている。
転写プリンタにおいては、１行の印刷は、キャリッジ移
動動作（キャリッジモータ駆動）、ヘッドダウン動作
（ヘッドモータ駆動）、印字動作（キャリッジモータを
駆動しつつ、印字ヘッドの発熱体に通電）、ヘッドアッ
プ動作（ヘッドモータの駆動）の一連の動作により行わ
れる。各動作の終了時、モータを停止させるためにモー
タロック期間を設けている。例えば、キャリッジ移動動
作を実行した後にキャリッジモータを停止させるために
キャリッジモータロック期間が設けられ、この期間内は
ヘッドモータを駆動しないようにしている。
【０００３】キャリッジ移動動作の終了に引き続いて、
通常、ヘッドダウン動作が実行されることになるが、キ
ャリッジ移動動作が１行印字後のキャリッジリターン動
作である場合等、ヘッドダウン動作が行われることな
く、さらに次のキャリッジ移動動作が実行される場合も
ある。
通常、ヘッドダウン動作が実行されることになるが、キ
ャリッジ移動動作が１行印字後のキャリッジリターン動
作である場合等、ヘッドダウン動作が行われることな
く、さらに次のキャリッジ移動動作が実行される場合も
ある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の熱
転写プリンタは、キャリッジ移動動作に引き続いてヘッ
ドダウン動作が実行される場合にも、キャリッジモータ
ロック期間が終了するまでヘッドモータを駆動しないよ
うに構成されており、従って印字速度を速くすることが
できないという問題がある。
転写プリンタは、キャリッジ移動動作に引き続いてヘッ
ドダウン動作が実行される場合にも、キャリッジモータ
ロック期間が終了するまでヘッドモータを駆動しないよ
うに構成されており、従って印字速度を速くすることが
できないという問題がある。
【０００５】本発明の目的は、上記従来の問題を解消
し、印字速度を向上させることを可能にする熱転写プリ
ンタ制御装置を提供することにある。
し、印字速度を向上させることを可能にする熱転写プリ
ンタ制御装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の熱転写プリンタ
制御装置は、上記目的を達成するために、キャリッジモ
ータによるキャリッジの移動に引き続いてキャリッジモ
ータを停止させるために設けられるキャリッジモータの
モータロック期間内にヘッドモータによるヘッドダウン
動作を実行すべきか否かを決定する手段と、該手段がキ
ャリッジの移動に引き続いてキャリッジモータのモータ
ロック期間内にヘッドダウン動作を実行することを決定
したときにキャリッジの移動に引き続いてキャリッジモ
ータのモータロック期間内にヘッドダウン動作を実行す
べくヘッドモータを駆動する手段とを設けたことを特徴
とする。
制御装置は、上記目的を達成するために、キャリッジモ
ータによるキャリッジの移動に引き続いてキャリッジモ
ータを停止させるために設けられるキャリッジモータの
モータロック期間内にヘッドモータによるヘッドダウン
動作を実行すべきか否かを決定する手段と、該手段がキ
ャリッジの移動に引き続いてキャリッジモータのモータ
ロック期間内にヘッドダウン動作を実行することを決定
したときにキャリッジの移動に引き続いてキャリッジモ
ータのモータロック期間内にヘッドダウン動作を実行す
べくヘッドモータを駆動する手段とを設けたことを特徴
とする。
【０００７】
【作用】キャリッジリターン等のキャリッジ移動動作直
後に印字動作を行うべくヘッドダウン動作を実行する場
合には、キャリッジモータを停止させるためのモータロ
ック期間にこのヘッドダウン動作を重ねて実行するよう
に、キャリッジの移動に引き続いてキャリッジモータの
モータロック期間内にヘッドダウン動作を実行すべくヘ
ッドモータのコイルに電流を供給する。これにより、キ
ャリッジモータロック期間終了後にヘッドダウン動作を
実行する場合に比較して印字速度を速くすることができ
る。
後に印字動作を行うべくヘッドダウン動作を実行する場
合には、キャリッジモータを停止させるためのモータロ
ック期間にこのヘッドダウン動作を重ねて実行するよう
に、キャリッジの移動に引き続いてキャリッジモータの
モータロック期間内にヘッドダウン動作を実行すべくヘ
ッドモータのコイルに電流を供給する。これにより、キ
ャリッジモータロック期間終了後にヘッドダウン動作を
実行する場合に比較して印字速度を速くすることができ
る。
【０００８】
【実施例】次に本発明の実施例を詳細に説明する。図２
は、本発明の制御装置を用いた熱転写プリンタの印字機
構部分の斜視図である。同図において、１は、印字用ヘ
ッド２、リボンカートリッジ５、記録紙１２の有無をバ
ーコードにより読み取るセンサ３等を搭載したキャリッ
ジである。該キャリッジ１はベルト８、プーリ９，１０
によりガイドシャフト６に案内されてスライド台７上を
左右に移動することができる。記録紙１２はローラ１
３、プラテン１１によりガイド板１４に沿って紙送りさ
れる。
は、本発明の制御装置を用いた熱転写プリンタの印字機
構部分の斜視図である。同図において、１は、印字用ヘ
ッド２、リボンカートリッジ５、記録紙１２の有無をバ
ーコードにより読み取るセンサ３等を搭載したキャリッ
ジである。該キャリッジ１はベルト８、プーリ９，１０
によりガイドシャフト６に案内されてスライド台７上を
左右に移動することができる。記録紙１２はローラ１
３、プラテン１１によりガイド板１４に沿って紙送りさ
れる。
【０００９】図３に本発明の制御装置のブロック図を示
す。同図において、３１は、ＲＯＭ（読み出し専用メモ
リ）３５に格納された制御プログラムにより装置全体を
制御するＣＰＵ（中央処理装置）、印字動作に必要なデ
ータを一時的に記憶するＲＡＭ（ランダムアクセスメモ
リ）、及びＩ／Ｏ（入出力）ポート３７からなるマイク
ロコンピュータである。
す。同図において、３１は、ＲＯＭ（読み出し専用メモ
リ）３５に格納された制御プログラムにより装置全体を
制御するＣＰＵ（中央処理装置）、印字動作に必要なデ
ータを一時的に記憶するＲＡＭ（ランダムアクセスメモ
リ）、及びＩ／Ｏ（入出力）ポート３７からなるマイク
ロコンピュータである。
【００１０】マイクロコンピュータ３１は、Ｉ／Ｏポー
ト３７を介して、キーが押圧されたときにプリンタの制
御に必要なキー入力信号を発生する入力部３９、プリン
タの操作に必要な情報を表示する表示部３２、印字信号
にもとづき印字用ヘッドの発熱体に電流を供給する発熱
体通電回路３８、不図示のキャリッジモータ及びヘッド
モータ等を駆動するプリンタ駆動回路３３、記録紙を検
出するセンサ３に接続されている。
ト３７を介して、キーが押圧されたときにプリンタの制
御に必要なキー入力信号を発生する入力部３９、プリン
タの操作に必要な情報を表示する表示部３２、印字信号
にもとづき印字用ヘッドの発熱体に電流を供給する発熱
体通電回路３８、不図示のキャリッジモータ及びヘッド
モータ等を駆動するプリンタ駆動回路３３、記録紙を検
出するセンサ３に接続されている。
【００１１】次に上記制御装置を備えた熱転写プリンタ
の印字動作を図１のフローチャートを参照して説明す
る。印字が開始されるとステップＳ１でキャリッジリタ
ーン命令の後にヘッドダウン命令が存在するか否かを判
定し、ヘッドダウン命令が存在すればステップＳ２で重
ねフラグをセットし、存在しなければステップＳ３で重
ねフラグをリセットしてステップＳ４に進む。ステップ
Ｓ４でキャリッジリターン動作が実行され、次のステッ
プＳ５で重ねフラグの有無を判定する。
の印字動作を図１のフローチャートを参照して説明す
る。印字が開始されるとステップＳ１でキャリッジリタ
ーン命令の後にヘッドダウン命令が存在するか否かを判
定し、ヘッドダウン命令が存在すればステップＳ２で重
ねフラグをセットし、存在しなければステップＳ３で重
ねフラグをリセットしてステップＳ４に進む。ステップ
Ｓ４でキャリッジリターン動作が実行され、次のステッ
プＳ５で重ねフラグの有無を判定する。
【００１２】重ねフラグがあればステップＳ６でキャリ
ッジリターン動作後のモータロック期間内でヘッドダウ
ン動作を実行し、重ねフラグがなければステップＳ７の
モータロック期間が終了したあとにステップＳ８のヘッ
ドダウン動作を実行してからステップＳ９に進む。
ッジリターン動作後のモータロック期間内でヘッドダウ
ン動作を実行し、重ねフラグがなければステップＳ７の
モータロック期間が終了したあとにステップＳ８のヘッ
ドダウン動作を実行してからステップＳ９に進む。
【００１３】ステップＳ９で印字動作を実行し、ステッ
プＳ１０でヘッドアップ動作を実行し、さらにステップ
Ｓ１１で全行の印字が終了したか否かを判定する。全行
の印字が終了していない場合にはステップＳ１に戻り上
記のステップの動作を繰り返す。
プＳ１０でヘッドアップ動作を実行し、さらにステップ
Ｓ１１で全行の印字が終了したか否かを判定する。全行
の印字が終了していない場合にはステップＳ１に戻り上
記のステップの動作を繰り返す。
【００１４】図４にキャリッジモータロック期間にヘッ
ドダウン動作が重ねて実行される場合のキャリッジモー
タのコイルＱ１〜Ｑ４及びヘッドモータのコイルＱ１〜
Ｑ４に供給される電流波形を示す。同図に示すように、
ヘッドモータの各コイルには、キャリッジモータロック
期間内にパルス電流が順次供給され、キャリッジモータ
ロックとヘッドダウンとが同時に実行される。
ドダウン動作が重ねて実行される場合のキャリッジモー
タのコイルＱ１〜Ｑ４及びヘッドモータのコイルＱ１〜
Ｑ４に供給される電流波形を示す。同図に示すように、
ヘッドモータの各コイルには、キャリッジモータロック
期間内にパルス電流が順次供給され、キャリッジモータ
ロックとヘッドダウンとが同時に実行される。
【００１５】図５にキャリッジモータロック期間が終了
してから、ヘッドダウン動作を実行する従来のプリンタ
のキャリッジモータ及びヘッドモータの各コイルに供給
される電流の波形を示す。同図に示すようにヘッドモー
タのコイルには、キャリッジモータロック期間が終了し
てから電流が供給される。
してから、ヘッドダウン動作を実行する従来のプリンタ
のキャリッジモータ及びヘッドモータの各コイルに供給
される電流の波形を示す。同図に示すようにヘッドモー
タのコイルには、キャリッジモータロック期間が終了し
てから電流が供給される。
【００１６】このように、上記実施例のプリンタでは、
キャリッジリターン後のキャリッジモータロック期間
に、ヘッドダウン動作が重ねて実行されるので、印字速
度が速くなる。
キャリッジリターン後のキャリッジモータロック期間
に、ヘッドダウン動作が重ねて実行されるので、印字速
度が速くなる。
【００１７】
【発明の効果】本発明の熱転写プリンタ制御装置は、上
述の如く、キャリッジの移動に引き続いてヘッドダウン
動作を実行する場合には、キャリッジの移動後に引き続
いてキャリッジモータを停止させるために設けられるキ
ャリッジモータロック期間内にヘッドダウン動作を重ね
て実行するので、キャリッジモータロック期間終了後に
ヘッドダウン動作を実行する場合に比べ印字速度が速く
なるという効果を有する。
述の如く、キャリッジの移動に引き続いてヘッドダウン
動作を実行する場合には、キャリッジの移動後に引き続
いてキャリッジモータを停止させるために設けられるキ
ャリッジモータロック期間内にヘッドダウン動作を重ね
て実行するので、キャリッジモータロック期間終了後に
ヘッドダウン動作を実行する場合に比べ印字速度が速く
なるという効果を有する。
【図１】本発明に係る熱転写プリンタの動作を説明する
フローチャートである。
フローチャートである。
【図２】本発明に係る熱転写プリンタの印字機構の斜視
図である。
図である。
【図３】本発明の熱転写プリンタ制御装置のブロック図
である。
である。
【図４】本発明に係る熱転写プリンタのキャリッジモー
タ及びヘッドモータに供給される電流の波形図である。
タ及びヘッドモータに供給される電流の波形図である。
【図５】従来の熱転写プリンタのキャリッジモータ及び
ヘッドモータに供給される電流の波形図である。
ヘッドモータに供給される電流の波形図である。
１ キャリッジ ２ 印字用ヘッド ３ センサ ５ リボンカートリッジ ６ ガイドシャフト ７ スライド台 ８ ベルト ９、１０ プーリ １１ プラテン １２ 記録紙 １３ ローラ １４ ガイド板 ３１ マイクロコンピュータ ３２ 表示部 ３３ プリンタ駆動回路 ３４ ＣＰＵ ３５ ＲＯＭ ３６ ＲＡＭ ３７ Ｉ／Ｏポート ３８ 発熱体通電回路
Claims (1)
- 【請求項１】キャリッジモータ及びヘッドモータを有す
る熱転写プリンタの駆動機構を制御するための制御装置
であって、前記キャリッジモータによるキャリッジの移
動に引き続いて前記キャリッジモータを停止させるため
に設けられる前記キャリッジモータのモータロック期間
内に前記ヘッドモータによるヘッドダウン動作を実行す
べきか否かを決定する手段と、該手段が前記キャリッジ
の移動に引き続いて前記キャリッジモータのモータロッ
ク期間内にヘッドダウン動作を実行することを決定した
ときに前記キャリッジの移動に引き続いて前記キャリッ
ジモータのモータロック期間内にヘッドダウン動作を実
行すべく前記ヘッドモータを駆動する手段とを設けたこ
とを特徴とする熱転写プリンタ制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3153416A JP2686378B2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 熱転写プリンタ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3153416A JP2686378B2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 熱転写プリンタ制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05554A JPH05554A (ja) | 1993-01-08 |
| JP2686378B2 true JP2686378B2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=15562024
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3153416A Expired - Fee Related JP2686378B2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 熱転写プリンタ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2686378B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61123556A (ja) * | 1984-11-02 | 1986-06-11 | Fujitsu Ltd | ステツピングモ−タ制御方法 |
| JPS6478857A (en) * | 1987-09-21 | 1989-03-24 | Alps Electric Co Ltd | Driver for heat transfer printer |
| JPH0379372A (ja) * | 1989-08-24 | 1991-04-04 | Casio Comput Co Ltd | プリンタ制御装置 |
| JP2685604B2 (ja) * | 1989-11-02 | 1997-12-03 | アルプス電気株式会社 | 熱転写プリンタの駆動制御方法 |
-
1991
- 1991-06-25 JP JP3153416A patent/JP2686378B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05554A (ja) | 1993-01-08 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070815 Year of fee payment: 10 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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