JP2682345B2 - 非再生無線中継局で発生した交差偏波干渉の補償システム - Google Patents

非再生無線中継局で発生した交差偏波干渉の補償システム

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JP2682345B2
JP2682345B2 JP4242574A JP24257492A JP2682345B2 JP 2682345 B2 JP2682345 B2 JP 2682345B2 JP 4242574 A JP4242574 A JP 4242574A JP 24257492 A JP24257492 A JP 24257492A JP 2682345 B2 JP2682345 B2 JP 2682345B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非再生無線中継局で発
生する交差偏波干渉の相加雑音を復調装置及び交差偏波
干渉補償器を有する無線局で一括補償する手段に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の再生ディジタル無線中継シ
ステムの構成例を示し、互いに直交した偏波面(V/H
偏波)をもつ2チャネルを例にとったブロック図であ
る。送信無線局で変調装置101,102より生成した
変調信号は、送信装置103,104により所定の無線
周波数帯に周波数変換され、分波装置105により無線
周波数帯で合波された後、送信アンテナ106を用いて
次の無線局に送信される。再生無線局では、送信無線局
から送られた変調信号を受信アンテナ131を用いて受
信し、分波装置132により各チャネルに分波し、受信
装置133,134を用いて中間周波数帯に周波数変換
する。中間周波数帯に周波数変換された変調信号は自動
利得制御回路135,136により所定のレベルまで増
幅され、それぞれの復調装置137,138によって送
信された信号に再生される。再生された信号は、伝搬路
で生じた交差偏波干渉を補償するため波形等化器13
9,140を通過した後、交差偏波干渉補償器141,
142を用いてい偏波側の信号から参照信号を抽出し、
加算器143,144を介して補償される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来構成で
は、各中継局に変復調装置を必要とするため中継装置の
構成が複雑となり、また消費電力及び経済性に問題があ
った。本発明は、前記の問題点を解決するため中継局に
おける変復調装置をなくす非再生中継システムを採用
し、さらに各非再生中継局で相加される干渉雑音を変復
調装置及び干渉補償器を有する再生無線局にて一括補償
し、再生中継システムの伝送品質と同等の通信を提供す
ることを目的とする。本発明において一括補償する相加
干渉雑音は交差偏波干渉である。交差偏波干渉とは、同
一周波数帯で互いに直交する偏波面(V偏波,H偏波)
を用いて信号を伝送する場合にV偏波からH偏波へある
いはV偏波からH偏波へ漏れ込むことにより生じる干渉
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、変調装置を備
えた送信無線局と、該変調装置に対応した復調装置及び
交差偏波干渉補償器とを有する再生無線局と、該送信無
線局と該再生無線局との間に少なくとも1つの非再生中
継局とを有しており、該非再生中継局に備えた非再生中
継装置には、該送信無線局から受けた互いに直交するH
偏波及びV偏波の2つの変調信号間で同期化して中間周
波数に変換する受信周波数変換器と、該受信周波数変換
器から出力されたそれぞれの信号の伝搬路によるレベル
変動を補正する自動利得増幅器と、該自動利得増幅器か
ら出力されたそれぞれの信号を所要送信周波数に同期化
して変換する送信周波数変換器と、該送信周波数変換器
から出力されたそれぞれの信号を所要の送信レベルに増
幅する送信増幅器とを具備するハイブリッド中継システ
ムにおいて、前記送信無線局は、互いに直交するH偏波
及びV偏波を有する2つの変調信号間を位相同期化する
手段を有しており、非再生中継装置は、受信周波数変換
器及び送信周波数変換器のそれぞれに対して、1つの基
準周波数発振器と、H偏波及びV偏波の2つの変調信号
用に各々備えられた位相同期発振器とを備えており、該
基準周波数発振器の出力信号が分岐されてそれぞれの該
位相同期発振器に入力され、該位相同期発振器のそれぞ
れの出力が該周波数変換器に印加され、該2つの変調信
号間で位相同期をとるように構成されており、再生無線
局は、非再生中継局で発生した交差偏波干渉の相加雑音
を前記交差偏波干渉補償器により一括して補償する手段
を有していることを特徴とするものである。また、本発
明は、前記ハイブリッド中継システムにおいて、送信無
線局は、互いに直交するH偏波及びV偏波を有する2つ
の変調信号間を位相同期化する手段を有しており、非再
生中継装置は、受信周波数変換器及び送信周波数変換器
のそれぞれに対して、1つの基準周波数発振器と、該基
準周波数発振器の出力を受ける1つの位相同期発振器と
を備えており、該位相同期発振器の出力信号が分岐され
て該周波数変換器に印加され、該2つの変調信号間で位
相同期をとるように構成されており、再生無線局は、非
再生中継局で発生した交差偏波干渉の相加雑音を交差偏
波干渉補償器により一括して補償する手段を有していて
もよい。更に、本発明は、前記ハイブリッド中継システ
ムにおいて、送信無線局は、互いに直交するH偏波及び
V偏波を有する2つの変調信号間を位相同期化する手段
を有しており、非再生中継装置は、1つの基準周波数発
振器と、受信周波数変換器及び送信周波数変換器のそれ
ぞれに対してH偏波及びV偏波の2つの変調信号用に各
々備えられた位相同期発振器とを備えており、該基準周
波数発振器の出力信号が分岐されてそれぞれの該位相同
期発振器に入力され、該位相同期発振器のそれぞれの出
力が該周波数変換器に印加され、該2つの変調信号間で
位相同期をとるように構成されており、再生無線局は、
非再生中継局で発生した交差偏波干渉の相加雑音を交差
偏波干渉補償器により一括して補償する手段を有してい
てもよい。
【0005】
【作用】上記の構成によれば、変調信号を互いに位相同
期が取れた送受信ローカル信号を用いて周波数変換する
ことにより、非再生中継局において発生する交差偏波干
渉はコヒーレンシをもって変調信号に相加されるため交
差偏波干渉補償器を有する再生無線局において一括して
補償することが可能となる。
【0006】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例の構成を示すブ
ロック図である。同図の中継システムは、送信無線局、
非再生中継局及び再生無線局で構成された例を示してお
り、以下、非再生中継局が一局の場合(2ホップ)につ
いて説明する。図において、送信無線局で変調装置10
1,102により変調された信号は、送信装置103,
104を介して無線周波数帯に周波数変換後、分波装置
105により偏波合波され送信アンテナ106を用いて
非再生中継局145に送信される。分波装置105で
は、変調器101出力信号はH偏波、変調器102出力
信号はV偏波として互いに直交する偏波面をもって同一
周波数帯で合成される。なお、交差偏波干渉補償装置
は、ベースバンド構成であるため送信無線局の両偏波の
変調信号及び送信ローカル信号はそれぞれ偏波間で同期
化されている。非再生中継局145において受信アンテ
ナ107を用いて受信した信号は、分波装置108で各
偏波のチャネルに分波された後各チャネル用の受信装置
109,110に入力する。受信装置109,110で
受信された変調信号は、基準周波数発振器113出力信
号を入力とし、所要の受信ローカル信号を発生する位相
同期発振器(PLO)112,115出力信号と、ミキ
サ111,114を介して中間周波数帯に周波数変換さ
れる。図6に送受信ローカル信号の同期を取るために必
要な位相同期発振器(PLO)606の構成例を示す。
図において、基準周波数発振器601からの信号は、位
相比較器602に入力し、分周器605の出力信号との
位相差に対応する出力電圧を発生する。この出力電圧は
ループフィルタ603と呼ばれる低域通過フィルタで位
相比較器出力に含まれる不要な成分を除去され、そのフ
ィルタ出力は電圧制御発振器(VCO)604を制御
し、変調信号を所定の周波数帯に周波数変換するために
必要な送受信ローカル信号を生成する。VCO604出
力の一方は分周器605により基準周波数発振器601
の出力周波数にまで分周され位相比較器602に入力す
る。このVCO604は制御信号電圧により無線周波数
を出力し、基準周波数発振器601はVCO604の発
振周波数に比べて低周波数を出力する。このように基準
周波数発振器を一つにし、その出力信号を複数に分岐
し、それぞれのPLOに入力させることにより、互いに
位相同期した送受信ローカル信号を生成することができ
る。PLO112,115に入力する基準周波数発振器
113出力は、分岐によるレベル低下を補うため増幅器
116を用いて所要レベルまで増幅される。伝搬路によ
る受信レベルの変動は自動利得制御回路117,118
により吸収され、所定レベルで送信装置119,120
に入力する。送信装置119,120では、前記基準周
波数発振器111とは別の基準信号発振器124を用
い、その出力信号は分岐されPLO123,127に入
力する。送信装置119,120に入力した変調信号
は、PLO123,127出力である位相同期された送
信ローカル信号とミキサ121,125を介して再び無
線周波数帯に周波数変換される。ここで、PLO12
3,127に入力する基準周波数発振器124出力は、
分岐によるレベル低下を補うため増幅器128を用いて
所要レベルまで増幅される。周波数変換された各変調信
号は、増幅器122,126を用いて所定の送信レベル
に増幅された後分波装置129により所定の偏波面で合
波され、送信アンテナ130を用いて復調装置と交差偏
波干渉補償器を有する再生無線局に送信される。このと
き、非再生中継局145の送受信装置(109,11
0,119及び120)内の送信ローカル信号と受信ロ
ーカル信号はそれぞれ互いに位相同期しているため、交
差偏波干渉はコヒーレンシを保ったまま変調信号に相加
される。再生無線局で、受信アンテナ131を用いて受
信した変調信号は、分波装置132により各偏波のチャ
ネルに分波され、その出力信号は受信装置133,13
4に入力する。受信装置133,134で所定の中間周
波数帯に周波数変換された変調信号は、自動利得制御回
路135,136を介し、各復調装置137,138に
入力する。復調装置137,138によりベースバンド
信号に周波数変換された変調信号に含まれる交差偏波干
渉は、波形等化器139,140を通過後交差偏波干渉
補償器141,142を用いてい偏波側の変調信号から
参照信号を抽出し、加算器143,144を介して補償
される。図2は、本発明の第2実施例の構成を示すブロ
ック図である。この実施例が図1の第1実施例と異なる
点は、非再生中継局145内の各送受信装置109,1
19内に基準発振器113,124をそれぞれ有し、基
準周波数発振器113,124出力信号をPLO11
2,123にそれぞれ入力して送受信ローカル信号を生
成する点である。このようにして生成した送受信ローカ
ル信号は分岐され、ミキサ111,114,121及び
125を介して所定の周波数帯に変調信号を周波数変換
する。このとき、受信装置110内のミキサ114に入
力する受信ローカル信号と送信装置120内のミキサ1
25に入力する送信ローカル信号は、分岐によるレベル
低下を補うため増幅器116,128を用いて所定レベ
ルに増幅される。図3は、本発明の第3実施例の構成を
示すブロック図である。この実施例が図1の第1実施例
と異なる点は、基準周波数発振器113,113Aを受
信装置109,110内がそれぞれ備え、これをスイッ
チ301を用いて切り替えることにより発振器の二重化
を図った点でる。これにより例えば基準周波数発振器1
13が故障した場合、スイッチ301はもう一つの基準
周波数発振器113Aに切り替える。スイッチ301出
力信号は分岐され、PLO112,115,123及び
127に入力する。このときPLO112,115,1
23及び127への入力は基準周波数発振器(113あ
るいは113A)出力信号の分岐によるレベル低下を補
うため、増幅器116,128及び128Aを用いて所
定のレベルに増幅される。このようにして生成された送
受信ローカル信号を用いてミキサ111,114,12
1及び125を介して変調信号は所定の周波数帯に周波
数変換される。図4は、本発明の第4実施例の構成を示
し、多中継非再生中継システムの構成を示すブロック図
である。非再生中継システムは、基本的には経済化効果
を狙ったシステムであり、その効果は多中継時に現われ
る。図に示す中継システムは、送信無線局401、非再
生中継局402,403、再生無線局404によって構
成される。このとき、送信無線局で変調された変調信号
は、送信アンテナ405を用いて次の無線局である非再
生中継局402に送られる。非再生中継局402では、
その変調信号を受信アンテナ406を用いて受信し、所
要送信レベルまで増幅された後次の無線局である非再生
中継局403に送信アンテナ407を用いて送る。非再
生中継局403では、受信アンテナ408を用いて変調
信号を受信し、非再生中継局402と同様な手順で受信
変調信号を処理し、送信アンテナ409を用いて次の非
再生中継局に送る。このようにして非再生中継された変
調信号は、復調装置と波形等化器を有する無線局404
で受信アンテナ410を介して受信され、復調される。
非再生中継局で発生した交差偏波干渉の相加雑音は、再
生無線局に有する交差偏波干渉補償器により一括して補
償される。
【0007】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、一つある
いは複数の基準周波数発振器出力を複数に分岐し、その
出力を送受信装置内に有する位相同期発振器に入力して
互いに位相同期した送受信ローカル信号を生成すること
により、互いに位相同期した変調信号の周波数変換がで
き、非再生中継局で発生する交差偏波干渉の相加雑音を
コヒーレンシを保ったまま変調信号に相加することがで
きる。これにより復調器と交差偏波干渉補償器を有する
再生無線局において交差偏波干渉の相加雑音を一括して
補償することができる。以上のことから、本発明である
補償システムを適用した非再生中継システムは再生ディ
ジタル無線中継システムとほぼ同一の伝送品質を維持で
き、かつ変復調装置を有しないことにより大幅なコスト
低減を実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明である非再生無線中継局で発生した交差
偏波干渉の補償システムの第1実施例を示すブロック
図。
【図2】本発明である非再生無線中継局で発生した交差
偏波干渉の補償システムの第2実施例を示すブロック
図。
【図3】本発明である非再生無線中継局で発生した交差
偏波干渉の補償システムの第3実施例を示すブロック
図。
【図4】本発明である非再生無線中継局で発生した交差
偏波干渉の補償システムの第4実施例を示すブロック
図。
【図5】従来システムである再生ディジタル無線中継シ
ステムの構成例を示すブロック図。
【図6】位相同期発振器(PLO)を示すブロック図。
【符号の説明】
101,102 変調装置 103,104,119,120 送信装置 105,108,129,132 分波装置 106,130 送信アンテナ 107,131 受信アンテナ 109,110,133,134 受信装置 111,114,121,125 ミキサ 112,115,123,127 位相同期発振器(P
LO) 113,113A 基準周波数発振器 116,128,128A,増幅器 122,126 送信増幅器 117,118,135,136 自動利得制御回路 137,138 復調装置 139,140 波形等化器 141,142 交差偏波干渉補償器 143,144 加算器 145 非再生中継局 301 スイッチ 401 送信無線局 402,403 非再生中継局 404 再生無線局 405,407,409 送信アンテナ 406,408,410 受信アンテナ 601 基準周波数発振器 602 位相比較器 603 ループフィルタ 604 電圧制御発振器(VCO) 605 分周器 606 位相同期発振器(PLO)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変調装置を備えた送信無線局と、該変調
    装置に対応した復調装置及び交差偏波干渉補償器とを有
    する再生無線局と、前記送信無線局と前記再生無線局と
    の間に少なくとも1つの非再生中継局とを有しており、
    該非再生中継局に備えた非再生中継装置には、該送信無
    線局から受けた互いに直交するH偏波及びV偏波の2つ
    の変調信号間で同期化して中間周波数に変換する受信周
    波数変換器と、該受信周波数変換器から出力されたそれ
    ぞれの信号の伝搬路によるレベル変動を補正する自動利
    得増幅器と、該自動利得増幅器から出力されたそれぞれ
    の信号を所要送信周波数に同期化して変換する送信周波
    数変換器と、該送信周波数変換器から出力されたそれぞ
    れの信号を所要の送信レベルに増幅する送信増幅器とを
    具備するハイブリッド中継システムにおいて、 前記送信無線局は、互いに直交するH偏波及びV偏波を
    有する2つの変調信号間を位相同期化する手段を有して
    おり、 前記非再生中継装置は、前記受信周波数変換器及び前記
    送信周波数変換器のそれぞれに対して、1つの基準周波
    数発振器と、前記H偏波及びV偏波の2つの変調信号用
    に各々備えられた位相同期発振器とを備えており、該基
    準周波数発振器の出力信号が分岐されてそれぞれの該位
    相同期発振器に入力され、該位相同期発振器のそれぞれ
    の出力が該周波数変換器に印加され、該2つの変調信号
    間で位相同期をとるように構成されており、 前記再生無線局は、前記非再生中継局で発生した交差偏
    波干渉の相加雑音を前記交差偏波干渉補償器により一括
    して補償する手段を有していることを特徴とする非再生
    無線中継局で発生した交差偏波干渉の補償システム。
  2. 【請求項2】 変調装置を備えた送信無線局と、該変調
    装置に対応した復調装置及び交差偏波干渉補償器とを有
    する再生無線局と、前記送信無線局と前記再生無線局と
    の間に少なくとも1つの非再生中継局とを有しており、
    該非再生中継局に備えた非再生中継装置には、該送信無
    線局から受けた互いに直交するH偏波及びV偏波の2つ
    の変調信号間で同期化して中間周波数に変換する受信周
    波数変換器と、該受信周波数変換器から出力されたそれ
    ぞれの信号の伝搬路によるレベル変動を補正する自動利
    得増幅器と、該自動利得増幅器から出力されたそれぞれ
    の信号を所要送信周波数に同期化して変換する送信周波
    数変換器と、該送信周波数変換器から出力されたそれぞ
    れの信号を所要の送信レベルに増幅する送信増幅器とを
    具備するハイブリッド中継システムにおいて、 前記送信無線局は、互いに直交するH偏波及びV偏波を
    有する2つの変調信号間を位相同期化する手段を有して
    おり、 前記非再生中継装置は、前記受信周波数変換器及び前記
    送信周波数変換器のそれぞれに対して、1つの基準周波
    数発振器と、該基準周波数発振器の出力を受ける1つの
    位相同期発振器とを備えており、該位相同期発振器の出
    力信号が分岐されて該周波数変換器に印加され、該2つ
    の変調信号間で位相同期をとるように構成されており、 前記再生無線局は、前記非再生中継局で発生した交差偏
    波干渉の相加雑音を前記交差偏波干渉補償器により一括
    して補償する手段を有していることを特徴とする非再生
    無線中継局で発生した交差偏波干渉の補償システム。
  3. 【請求項3】 変調装置を備えた送信無線局と、該変調
    装置に対応した復調装置及び交差偏波干渉補償器とを有
    する再生無線局と、前記送信無線局と前記再生無線局と
    の間に少なくとも1つの非再生中継局とを有しており、
    該非再生中継局に備えた非再生中継装置には、該送信無
    線局から受けた互いに直交するH偏波及びV偏波の2つ
    の変調信号間で同期化して中間周波数に変換する受信周
    波数変換器と、該受信周波数変換器から出力されたそれ
    ぞれの信号の伝搬路によるレベル変動を補正する自動利
    得増幅器と、該自動利得増幅器から出力されたそれぞれ
    の信号を所要送信周波数に同期化して変換する送信周波
    数変換器と、該送信周波数変換器から出力されたそれぞ
    れの信号を所要の送信レベルに増幅する送信増幅器とを
    具備するハイブリッド中継システムにおいて、 前記送信無線局は、互いに直交するH偏波及びV偏波を
    有する2つの変調信号間を位相同期化する手段を有して
    おり、 前記非再生中継装置は、1つの基準周波数発振器と、前
    記受信周波数変換器及び前記送信周波数変換器のそれぞ
    れに対して前記H偏波及びV偏波の2つの変調信号用に
    各々備えられた位相同期発振器とを備えており、該基準
    周波数発振器の出力信号が分岐されてそれぞれの該位相
    同期発振器に入力され、該位相同期発振器のそれぞれの
    出力が該周波数変換器に印加され、該2つの変調信号間
    で位相同期をとるように構成されており、 前記再生無線局は、前記非再生中継局で発生した交差偏
    波干渉の相加雑音を前記交差偏波干渉補償器により一括
    して補償する手段を有していることを特徴とする非再生
    無線中継局で発生した交差偏波干渉の補償システム。
JP4242574A 1992-08-20 1992-08-20 非再生無線中継局で発生した交差偏波干渉の補償システム Expired - Lifetime JP2682345B2 (ja)

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