JP2680792B2 - 動力発生方法及び動力発生装置 - Google Patents

動力発生方法及び動力発生装置

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JP2680792B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蒸気注入を利用するガ
スタービン発電プラント並びに先頭もしくはトッピング
蒸気タービン(topping steam turbine)に関する。特
に、本発明は、蒸気が熱回収蒸気発生器において高圧力
及び低圧力で発生される型式のガスタービン発電プラン
トに関する。
【0002】
【従来の技術】ガスタービンをベースとする発電プラン
トは、資本コストが少ないこと、立上り時間(lead tim
es)が短いこと、並びに柔軟性が大きいことから、特
に、電力を発生するための手段として電気事業者にとり
魅力的となっている。しかしながら、単サイクルシステ
ムと称する単独ガスタービンの効率は、慣用の燃焼ボイ
ラ式蒸気タービンシステムと比較して相対的に低いもの
である。
【0003】この非効率の主たる原因は、ガスタービン
が作動するブレイトンサイクル(Braytion cycle)に固
有なものである。理想的なブレイトンサイクルは、3段
階で動作する。即ち、第1段階においては、圧縮機にお
いて断熱圧縮(等エントロピー圧縮とも称する)により
流体(ガスタービンの場合には空気)に対して仕事が行
われ、第2段階においては、燃焼器内で等圧的に流体に
対して熱が加えられ、第3段階においては、圧縮熱流体
が等エントロピー的に膨張されてタービン内の初期圧力
に戻される。膨張段中、圧縮及び加熱の結果として流体
に付与されたエネルギの多くは、有用な仕事として回収
される。しかしながら、エネルギの相当大きな量が比較
的高い温度及び低圧力の形態で残存し、実際問題とし
て、このエネルギー部分はタービン内で更に膨張するこ
とによっても回収することはできない。単サイクルシス
テムにおいては、このエネルギは、ガスタービンから排
出されるガスを大気中に放出する際に、大気中に失われ
ることになる。典型的な単サイクルシステムの場合、室
温で圧縮機で導入される空気は、タービン内での膨張に
先立って、燃焼器内で1090 °C(2000 °F)を越える温
度に加熱されるが、タービン内での膨張後に大気中に排
出する際には約540 °C(1000 °F)までしか冷却され
ないという事実を鑑みれば、上記のエネルギ損失の大き
さは容易に理解し得るであろう。このように、燃焼器内
で燃焼した燃料のうち、周囲空気を540 °C(1000 °
F)の温度に上昇するのに用いられた部分は浪費されて
おり、低い総合的な熱力学的効率を招いている。
【0004】従って、ガスタービンから排出されるガス
に含まれる利用可能なエネルギーを回収するための方法
の開発に大きな努力が費やされてきた。最も大きな成功
を収めた方法の1つに、高温排出ガスから顕熱を、熱回
収蒸気発生器(以降、HRSGとも略称する)内の加圧
給水に伝達する方法がある。該熱回収蒸気発生器は、蒸
気を発生し、これは、蒸気タービン内で膨張され、それに
より、付加的な回転軸動力を発生するものである。蒸気
タービンは、ブレイトンサイクル(Braytoncycle)では
なく、ランキンサイクル(Rankine cycle)で作動する
ので、このような熱回収サイクルを採用する発電プラン
トは、複合サイクル発電プラントと呼称されている。
【0005】典型的に、熱回収蒸気発生器は、排ガスが
流れる大きなダクトを有している。このダクトは、水/
蒸気が通流する管のバンク(束)を包囲しており、そこ
を通り越してガスタービンの排ガスが流れる。管の表面
が熱交換表面としての働きをなす。典型的なHRSGに
おいて、それぞれ管束から構成されて熱交換が行われる
3つの基本的な構成要素がある。即ち、給水を近飽和温
度に加熱するエコノマイザと、エコノマイザ内で加熱さ
れた水を蒸気に転換する蒸発器と、蒸発器からの飽和蒸
気の温度を過熱領域に上昇する過熱器である。
【0006】蒸気タービンの最大の効率を実現するため
には、高温高圧で蒸気を発生するのが望ましい。しかし
ながら、非効率的な慣行とはいえ補充の燃料を排ガス中
で燃焼しない限り、蒸気温度は、熱回収蒸気発生器に流
入する排ガスの温度に限定される。また、蒸気の最大圧
力も排ガスの温度により限定される。なぜならば、蒸気
の飽和温度はその圧力と共に上昇し、蒸発器内の水の飽
和温度を越える排ガス内の熱の部分だけしか蒸気を発生
するのに使用することができないからである。従って、
蒸気の圧力を増加すれば、蒸気タービン効率を高めるこ
とができるが、それは、発生蒸気の量を低減することに
なる。
【0007】蒸気発生による熱回収を最大にする1つの
試みとして、各圧力レベルで別個の蒸発器を用いて多段
圧力レベルで蒸気を発生する熱回収蒸気発生器を使用す
る試みがある。各圧力レベルで発生される蒸気は、次い
で、蒸気タービンの適当な段に送り込まれる。この試み
によれば、ガスタービンの排ガスは先ず、最大圧力の蒸
発器に導入され、それから順次圧力レベルが低くなる蒸
発器を通される。従って、蒸発器に流入するガスの温度
は、相続く各圧力レベルで減少するが、相続く各蒸発器
における飽和圧力(従ってまた、水の飽和温度)も減少
し、各圧力レベルで付加的な蒸気を発生することができ
る。例えば、蒸気を3つの圧力レベルで発生することを
想定した場合、高圧蒸気タービンに最大圧力の蒸気を導
入し、この高圧蒸気タービンからの排出蒸気を中間圧力
レベルで発生した蒸気と結合して中間圧力蒸気タービン
に導入する。そして中間圧力蒸気タービンからの排出蒸
気を低圧レベルで発生した蒸気と結合して、低圧蒸気タ
ービンに導入する。そして低圧蒸気タービンから排出さ
れる蒸気を復水し、熱回収蒸気発生器に戻す。この方式
によれば効率は改善されるが、大型の中間及び低圧蒸気
タービンが齎らすコスト及び複雑性が、この方式の魅力
を損ねている。
【0008】燃料の燃焼の結果として発生するNO
x(窒素酸化物)を低減したり或るいはまたガスタービ
ンの出力を増加するのに、ガスタービンの燃焼器内に蒸
気を注入することが採用されている事例がある。従来、
このような蒸気注入は、単サイクルガスタービン発電プ
ラントにおいて、小規模の熱回収蒸気発生器内で低圧蒸
気を発生し、次いで、発生した総ての蒸気をガスタービ
ンの燃焼器に注入することにより達成されている。しか
しながら、この方式では、残念ながら、排ガス内に残存
する熱の最大利用が実現されない。その理由は、排ガス
が、ガスタービンで処理もしくは取扱い可能な蒸気量よ
り多い蒸気を、蒸気が低圧であるために、発生し得るから
である。
【0009】他方、複合サイクル発電プラントにおい
て、蒸気注入は、蒸気タービンに対し高圧の蒸気を発生
し、次いで該タービンの中間タップから蒸気の一部分を
抽出し、この抽出した蒸気をガスタービン燃焼器内に注
入することにより実現されている。この方式によれば、
排ガスからの熱回収量が増加するが、しかしながら、こ
の種の複合サイクルプラントは複雑であり、大規模な蒸
気タービン、熱回収蒸気発生器、復水器、冷却塔等々を
必要とし、相当の資本投資を必要とする。
【0010】上に述べた理由から、ガスタービン注入用
蒸気を発生することによりガスタービンの排ガスから熱
を回収する方法であって、効率が良くさらに単純で且つ
比較的に低コストである方法を提供することが望まし
い。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の一般
的な目的は、ガスタービン内に注入する蒸気を発生する
ことによりガスタービンの排ガスから熱を回収する方法
であって、効率的で、さらに単純且つ比較的低コストで
ある方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】要するに、本発明の叙上
の目的並びに他の目的は、(i)圧縮機内で空気を圧縮
して圧縮空気を発生し、(ii)燃焼器において前記圧縮
空気内で燃料を燃焼して圧縮熱ガスを発生し、(iii)
1の回転軸を有する第1のタービン内で前記圧縮熱ガス
を膨張させ前記第1の回転軸に動力を発生すると共に
膨張ガスを発生し、(iv)給水を加圧して加圧給水流を
発生し、(v)第1の蒸発器内で前記膨張ガスから
前記加圧給水流の少なくとも第1の部分に熱を伝達する
ことにより第1の蒸気流を発生し(vi)前記加圧給水
流の第2の部分を更に加圧して更に加圧された給水流
を発生し(vii)第2の蒸発器において前記膨張ガス
から熱を前記更に加圧された給水流に伝達することによ
り第2の蒸気流を発生し(viii)第2の回転軸を有す
る蒸気タービン内で前記第2の蒸気流を膨張し前記第
2の回転軸に動力を発生すると共に膨張蒸気流を発生
、(ix)前記第1の蒸発器からの前記第1の蒸気流及
び前記蒸気タービンからの前記膨張蒸気流を合流させ
更に前記膨張ガスにて過熱させた上で前記燃焼器に導入
する段階からなる動力の発生方法において実現される。
【0013】本発明はまた、蒸気発生器、第1及び第2
のタービン及び燃焼器を含むガスタービン発電プラント
を包含している。前記蒸気発生器は、(i)第1の圧力
で蒸気流を発生するための手段と、(ii)該第1の圧力
よりも高い第2の圧力で蒸気流を発生するための手段と
を含んでいる。、前記第1のタービンは、第2の圧力で
蒸気流を部分的に膨張し、それにより膨張した蒸気流を
発生する手段を含んでいる。その燃焼器は、燃料を燃焼
して圧縮空気並びに第1の蒸気流及び第2の蒸気流を加
熱し、以て水分が添加された熱ガスを発生する手段を有
している。上記第2のタービンは水分添加熱ガスを膨張
する手段を有している。
【0014】
【好適な実施例の説明】以下、図面を参照し、本発明の
好適な実施例と関連して詳細に説明する。図1は、本発
明によるガスタービン発電プラントの構成ダイヤグラム
である。発電プラントの主たる構成要素には、ガスター
ビン1、熱回収蒸気発生器(HRSGとも略称する)
2、給水供給源3、蒸気タービン4及び発電機5が含ま
れる。
【0015】ガスタービン1は、圧縮機6と、燃焼器10
と、回転軸7により圧縮機に接続されているタービン11
とから構成される。慣例のように、圧縮機6は、複数の
交互に配置された動翼列及び静翼列を含むことができ
る。動翼は、ロータ軸7の圧縮機6を貫通する部分に取
り付けられた円板に固定されており、静翼は圧縮機の構
成要素を取り囲むケーシングに固定されている。同様
に、タービン11も複数の交互に配置された動翼列と静翼
列を具備することができる。動翼列は、ロータ軸7のタ
ービン11を貫通する部分を形成する円板に固定され、静
翼は、タービン構成要素を取り囲むケーシングに固定さ
れる。燃焼器10は、複数個の燃焼器バスケットとそれに
組み込まれた燃料ノズルとを有している。
【0016】ガスタービン1において、周囲空気26は、
圧縮機6内に吸引される。好適な実施例においては、該
圧縮機6は、空気26の圧力を約1380乃至1720 kPa(200乃
至250 psia)の範囲内の圧力に増加する。圧縮機6から
の圧縮空気27は次いで、燃料28を燃焼することにより燃
焼器10内で加熱される。燃料28は、液相であっても気相
のものでも良く、典型例として、No.2溜出油或るいは
天然ガスとすることができる。燃料28は、熱回収蒸気発
生器2から流出する蒸気/水からの熱伝達により予備加
熱することができる。燃料28に加えて、後述するように
して発生される過熱蒸気88も燃焼器10内に注入される。
この蒸気注入は、圧縮空気27を燃焼器10内に導入するに
先立って、蒸気88を圧縮空気27に混入することにより 、
例えば、蒸気88を燃料ノズル内に導入することにより、実
現することができる。別法として、蒸気88は、燃焼器10
の一次燃焼ゾーン内に直接注入しても良い。好適な実施
例においては、燃焼器から排出される熱ガス/蒸気混合
物30を約1310乃至1370°C(2400乃至2500 °F)の温度
範囲に加熱するのに充分な燃料28が燃焼器10内で燃焼さ
れる。
【0017】燃焼器10から排出された水分含有熱ガス30
は、次いで、ガスタービン1のタービン部分11内で膨張
されて実質的に大気圧まで減圧される。このようにし
て、熱ガス30の温度は相当に降下する。本発明の好適な
実施例においては、タービン11から排気される膨張ガス
31の温度は、約540乃至590 °C(1000乃至1100 °F)の
範囲内にある。この膨張で、タービン軸7には、圧縮機
5を駆動する動力が発生される。圧縮機6で消費されな
い余剰の動力は、軸8を介して発電機5を駆動し、それ
により電力を発生する。蒸気88の注入の結果として、タ
ービン11を流れる作動流体の質量流量は増加する。その
結果、タービン11で発生する動力は、圧縮機からの空気
27しか膨張しない場合と比較し相当に大きくなる。加え
て、当該技術分野で周知のように、蒸気注入により、最
終的に大気に排出される排ガス中の窒素酸化物の濃度が
減少し、斯くして、発電プラントは地域空気汚染規制要
件を満足することができる。好適な実施例においては、
乾式運転と比較して、タービン11における質量流量を約
25%増加するのに充分な蒸気88が発生されて燃焼器10内
に注入される。
【0018】膨張したガス31は次いで、ダクトを介して
熱回収蒸気発生器2に送られる。該熱回収蒸気発生器2
から流出後、冷却された排出ガス48は最終的に大気中に
逃される。好適な実施例においては、熱回収蒸気発生器
2における熱交換で、排出ガス48の温度は、ほぼ90乃至1
50 °C(200乃至300 °F)の温度範囲に低減される。
【0019】好適な実施例においては、熱回収蒸気発生
器2は、給水62を受け、膨張ガス31から該給水62に熱を
伝達することによって、該給水を少なくとも2つの圧力
レベルの蒸気に変換する。高圧レベルで発生された蒸気
82は、先頭もしくはトッピング(topping)蒸気タービ
ン4内で部分的に膨張される。このトッピング蒸気ター
ビン4から出る部分的に膨張された蒸気86は次いで再熱
されて、低圧レベルで発生される蒸気74と合流し蒸気88
を形成する。この蒸気88は、既述のようにガスタービン
1の燃焼器10内に注入される。
【0020】本発明の重要な態様によれば、膨張ガス31
の温度及び流量により定まる高圧レベルで発生すること
ができる蒸気量もしくは蒸気部分だけが蒸気タービン4
内で膨張される。膨張ガス31から回収される熱の残余分
は、蒸気注入用の低圧蒸気の発生に用いられる。従っ
て、膨張ガス31から回収されてサイクルに戻される熱の
量は大きいが、蒸気タービン4の規模、従って製作費用
は、膨張ガスから回収される殆ど総てのエネルギーが大
型の蒸気タービン内での膨張によりサイクルに戻される
慣用の蒸気ボトミング型(steam bottoming)複合サイ
クルプラントの熱量よりも相当に小さい。本発明の別の
重要な態様によれば、蒸気タービン4内で膨張を受ける
実質的に総ての蒸気82は、最終的にガスタービン1内に
注入される。その結果として、慣用の蒸気ボトミング型
複合サイクル発電プラントで通常要求される復水器、冷
却塔等々に対する必要性は存在しない。
【0021】次に、本発明の好適な実施例に従い、熱回
収蒸気発生器2において膨張ガス31から熱を回収するた
めの方法及び装置について説明する。HRSG、即ち、
熱回収蒸気発生器2は、種々な熱交換部(例えば、過熱
器、蒸発器及び節炭器もしくはエコノマイザ)を取り囲
むダクト12と排気スタック(排気筒)23を有している。
通例のように、熱交換部は複数列のひれ付き熱交換管か
ら構成することができ、その場合、該列の数は所望の熱
交換表面積の大きさにより定まる。水/蒸気(即ち、水
分を含有する蒸気)は、ひれ付き管内を流れ、そして膨
張ガス31は該管の外部表面上を流れる。
【0022】熱交換部は、高圧過熱器13及び低圧過熱器
14をそれぞれ具備している。高圧過熱器13は、第1及び
第2の部分13’及び13”から構成される。同様に、低圧
過熱器14もそれぞれ第1及び第2の部分14’及び14”か
ら構成される。本発明の好適な実施例においては、第2
の低圧過熱器部分14”は、第1の高圧過熱器部分13’と
第2の高圧過熱器部分13”との間に配置される。熱交換
部分もまた、高圧蒸発器17及び低圧蒸発器18並びに高圧
エコノマイザ19及び低圧エコノマイザ20をそれぞれ具備
しており、上記高圧及び低圧蒸発器17及び18は、強制循
環型のものであっても或るいは自然循環型のものであっ
ても良い。
【0023】上述の熱交換部分は、膨張ガス31からの熱
の回収を最適化するように配設されている。換言すれ
ば、膨張したガス、即ち膨張ガス31は、先ず、高圧過熱
器13”の第2の部分を通って流れ、次いで低圧過熱器1
4”の第2の部分を通って流れ、次に高圧過熱器13’の
第1の部分を通って流れ、次いで高圧蒸発器17を通って
流れ、次に高圧エコノマイザ19を通って流れ、次に低圧
過熱器14’の第1の部分を通って流れ、次いで低圧蒸発
器18を通って流れ、最後に、低圧エコノマイザ20を通っ
て流れる。
【0024】運転において、給水供給源3からの給水60
は、ポンプ25により比較的低い圧力(例えば、約2450 k
Pa(500 psia)より低い圧力)に加圧される。加圧され
た給水62は、次いで低圧エコノマイザ20に送られる。別
法として、給水62は、低圧ドラム22から取り出される水
を混入することにより予備加熱されることもできる。
【0025】低圧エコノマイザ20は、該エコノマイザを
通って流れる膨張ガス46からの熱伝達により給水62をそ
の飽和温度近くまで加熱するのに充分な熱伝達表面積を
有している。最大の熱回収を確保するためには、エコノ
マイザ内で可能な限り多量の熱の伝達を実現するのが望
ましい。しかしながら、蒸気の発生を回避するために、
水の温度は飽和レベル以下に保持しなければならない。
さもなければ、蒸気の発生によりエコノマイザを経る水
の流れが阻害されるからである。本発明の好適な実施例
においては、低圧エコノマイザ20内で、水は、その飽和
温度よりも約5°C(10 °F)だけ低い温度に加熱され
る。
【0026】低圧エコノマイザ20から排出される加熱さ
れた給水64は、次いで、流量調整弁49によりそれぞれ第
1及び第2の流れ66及び68に分割される。後述するよう
に、第1の給水流66は、ガスタービン1に注入するため
の低圧蒸気74の発生に用いられ、第2の給水流68は、ガ
スタービン内への注入に続いて蒸気タービン4内で部分
的膨張を受ける高圧蒸気82を発生するのに用いられる。
本発明の好適な実施例においては、低圧蒸気74に対する
高圧蒸気82の比は少なくとも約「2」であり、好適には
「3」乃至「4」の範囲内にある。
【0027】第1の給水流66は低圧蒸気ドラム22に送ら
れ、そこから、該給水は低圧蒸発器18を経て循環され
て、該蒸発器を通って流れる膨張ガス44からの熱伝達に
より低圧飽和蒸気72に変換される。本発明の好適な実施
例においては、低圧蒸発器18内の圧力は、回収可能な膨
張ガス44内の熱の量を最大限にするために、可能な限り
低いレベルに維持される。蒸発器内で蒸気の飽和温度を
降下することにより、飽和温度を越える膨張ガス内の熱
の量、従ってまた、蒸気の発生により回収可能な熱の量
を最大にすることができる。蒸気88を燃焼器10内に注入
するのに付加的な加圧が要求されないように、低圧蒸発
器18内の圧力は約350 kPa(50 psia)よりも小さいレベ
ル、更に好ましくは、圧縮機6から排出される圧縮空気
27の圧力より僅かに約100 kPa(15 psia)だけ高いレベ
ルに維持すべきである(低圧過熱器14を流れる蒸気が受
ける圧力降下は、約15 psiaもしくはそれ以下にとどめる
のが好ましい)。従って、本発明の好適な実施例におい
ては、低圧蒸発器18内の圧力は、約3450 kPa(500 psi
a)より低いレベルに維持され、最も好ましい例では約1
480乃至2070 kPa(215乃至300 psia)の範囲に維持す
る。
【0028】蒸気ドラム22からの低圧飽和蒸気72は、低
圧過熱器14’の第1の部分内で、当該過熱器部分上を流
れる膨張ガス42からの熱伝達により過熱される。本発明
の好適な実施例においては、該第1の低圧過熱器部分1
4’は、蒸気74を約260乃至310°C(500乃至600 °F)の
温度範囲の温度に過熱するのに充分な熱伝達表面積を有
している。
【0029】低圧エコノマイザ20からの第2の加熱給水
流68は、更に、ポンプ24によって、6900 kPa(1000 psi
a)を越える圧力、好ましくは少なくとも、13,800 kPa
(2000 psia)に加圧される。このようにして加圧され
た給水70は、次いで高圧エコノマイザ19に送られる。該
高圧エコノマイザ19は、当該エコノマイザを通って流れ
る膨張ガス40からの熱伝達によりその飽和温度に近い温
度まで給水70を加熱するのに充分な熱伝達表面積を有す
る。好適な実施例においては、高圧エコノマイザ19内で
水は、高圧ドラム21内の蒸気の飽和温度よりも約11 °C
(20 °F)だけ低い温度に加熱される。
【0030】高圧エコノマイザからの加熱された給水76
は、次いで、蒸気ドラム21に送られ、そこから高圧蒸発
器17を循環し、蒸発器上を流れる膨張ガス38からの熱伝
達によって高圧飽和蒸気78に転換される。本発明の好適
な実施例においては、高圧蒸発器17内の圧力は、6890 kP
a(1000 psia)を越える圧力レベルに維持され、好まし
くは、約9650ないし11,000 kPa(1400内の1600 psia)
の範囲内の圧力に維持される。このように高い圧力で蒸
気を発生することにより、蒸気タービン4で発生される
動力を最大にすることができる。
【0031】蒸気ドラム21からの高圧の飽和蒸気78は、
高圧過熱器13’の第1の部分で当該過熱器部分を通って
流れる膨張ガス36からの熱伝達によって過熱される。次
いで、第1の高圧過熱器部分13’からの蒸気80は、更
に、高圧過熱器13”の第2の部分内で、当該過熱器部分
を通って流れる膨張ガス32からの熱伝達により更に過熱
される。本発明の好適な実施例においては、高圧過熱器
部分13’及び13”は、蒸気82を、約480乃至570 °C(90
0熱伝達1050 °F)の温度範囲に過熱するのに充分な熱
伝達表面積を有する。
【0032】蒸気タービン4において、過熱された高圧
蒸気82は、低圧の過熱蒸気74の圧力レベルにまで部分的
に膨張せしめられる(即ち、既述のように、3450 kPa
(500psia)より低い圧力レベル、好ましくは約1480乃
至2070 kPa(215乃至300 psia)の圧力範囲になるよう
に部分的膨張を受ける)。その際に蒸気タービン4は、
軸9を介して更に発電機5を駆動し発電プラントの電気
出力を高める動力を発生する。蒸気タービン4から排出
される部分的に膨張を受けた蒸気は、次いで、低圧過熱
器の第1の部分14’からの低圧過熱蒸気74と混合され
る。その結果生ずる低圧蒸気84の結合流は、低圧過熱器
14”の第2の部分において、当該過熱器部分を通って流
れる膨張ガス34からの熱伝達によって過熱される。好適
な実施例においては、第2の低圧過熱器部分14”は、蒸
気88を約540乃至570 °C(1000乃至1050 °F)の温度範
囲に過熱するのに充分な熱伝達表面積を有する。過熱さ
れた低圧蒸気88は、次いでガスタービン1内に注入さ
れ、それにより、既述のようにタービン11の出力を高め
ると共にNOxの発生を低減する。ガスタービン1のタ
ービン区間11で膨張を受ける水分含有熱ガス30は、1090
°C(2000 °F)を越える温度に加熱されるので、蒸気
88の過熱で、ガス30をタービン11内で膨張するのに望ま
しい温度まで加熱するために燃焼器10内で燃焼しなけれ
ばならない燃料28の量が低減される。
【0033】上の説明から明らかなように、膨張ガスの
流れに対する熱回収蒸気発生器(HRSG)2の種々な
構成要素の配列は、膨張ガス31の温度が該ガス31が熱回
収蒸気発生器を流れるに伴い減少しても各構成要素によ
り熱を取り出すことができるように選択されている。こ
のことは図2に図解してある。なお、図2は、熱回収蒸
気発生器2の熱交換ダイヤグラムである。図中、縦軸は
温度Tを表し、横軸は熱伝達量Qを表す。更に、図2に
おいて、上部の曲線90は、膨張ガス31が熱回収蒸気発生
器2を流れる際に放出する熱を表す。該ガスは、熱回収
蒸気発生器に温度T1(好適な実施例において、約540
乃至590 °C(1000乃至1100 °F)の温度)で流入し、
そして該HRSGから温度T2(好適な実施例において
は、約90乃至150 °C(200乃至300 °F)で排出され
る。下側の曲線92は、給水/蒸気によって吸収される熱
を表す。下側の曲線の各線分は、それぞれ1つのHRS
G構成要素における熱交換を表す。従って、該グラフの
面積Aは、高圧過熱器13”の第2の部分における熱交換
量(熱伝達量)を表し、面積Bは低圧過熱器14”の第2
の部分における熱交換量を表し、面積Cは高圧過熱器1
3’の第1の部分における熱交換量を表し、高圧蒸発器1
7における熱交換量を表し、面積Eは高圧エコノマイザ1
9における熱交換量を表し、Fは低圧過熱器14’の第1
の部分における熱交換量を表し、面積Gは低圧蒸発器18
における熱交換量を表し、面積Hは低圧エコノマイザ20
における熱交換量を表す。
【0034】上の記述から理解されるように、各ボイラ
部分における作動圧力(従ってまた、飽和温度)並びに
蒸気発生率は、良好な熱交換を確保するために排ガスと
蒸気/水の流れとの間に充分な温度勾配を維持するよう
に選択される。
【0035】図3は、熱回収蒸気発生器2’の冷端側に
おける配列が上述の実施例とは若干異なる本発明の別の
実施例を示す。この実施例においては、給水供給源3か
らの給水109は、燃料加熱器58から排出される水111と混
合され、混合流110は、次いでエコノマイザ52において加
熱される。エコノマイザ52からの加熱された給水102は、
脱気器56に供給される。該脱気器は、極低圧の蒸気100を
発生する蒸気ドラム54を介して蒸発器50に連結されてい
る。好適な実施例においては、該蒸気100の圧力は、僅か
約250 kPa(35 psia)である。極低圧蒸気100は、脱気
器56に送られ、この脱気器56においては、当該技術分野
において周知の技術を用いて、給水102の加熱及び脱気
が行われる。
【0036】蒸気ドラム54からの脱気された給水113
は、2つの流れ103及び104に分流される。流れ104は、ポ
ンプ24により既述の実施例におけると同様に、6900 kPa
(1000psia)を越える圧力に加圧される。しかしなが
ら、本実施例においては、高圧エコノマイザ19は、それ
ぞれ第1及び第2の部分19’及び19”に分割されてお
り、その場合、第1の部分19’は、熱ガス31の流れ方向
において、低圧蒸発器18より下流側に配置され、第2の
部分19”は低圧蒸発器18の上流側に配置されている。更
に、本実施例においては、第1の低圧過熱器部分14’
は、第2の高圧エコノマイザ部分12”の上流側に配置さ
れている。
【0037】第1の高圧エコノマイザ部分19’からの加
圧された加熱給水105は、次いで、既述のように動作す
る第2の高圧エコノマイザ部分19”を流れ、次いで、高
圧蒸気ドラム21及び蒸発器17に流入する。
【0038】蒸気ドラム54からの脱気された給水の別の
流れ103は、流れ104の同程度の高さの圧力レベルに加圧
されないようにするために、好ましくは、ポンプ24の段
間取出しポートから導出される。しかる後に、流れ103
を2つの流れ107及び108に分流する。流れ108は、低圧エ
コノマイザ20を流れ、次いで、既述のように動作する低
圧蒸気ドラム22及び蒸発器18へと流れる。他方の流れ10
7は、燃料加熱器58に送られて、該加熱器58により加熱
された後に燃焼器10に送給される(なお、燃料28は、タ
ービン11を冷却する目的で圧縮機6から取り出される圧
縮空気を用いて加熱することも可能である。)。燃料加
熱器58から排出された水111は、次いで、既述のように、
給水供給源3からの給水109に混入される。
【0039】以上、好適な実施例と関連して説明した
が、本発明はこれら図示し説明した実施例に限定される
ものではなく、本発明の精神或るいはその本質的属性か
ら逸脱することなく別の特定の実施形態で具現すること
も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるガスタービン発電プラントの構成
ダイヤグラムである。
【図2】図1に示した発電プラントで用いられる熱回収
蒸気発生器における熱交換ダイヤグラムである。
【図3】本発明の別の実施例によるガスタービン発電プ
ラントの構成ダイヤグラムである。
【符号の説明】
1 ガスタービン 2 熱回収蒸気発生器(HRSG) 4 トッピング蒸気タービン 5 発電機 6 圧縮機 8 軸 10 燃焼器 11 タービン 13 高圧過熱器 14 低圧過熱器 17 高圧蒸発器 18 低圧蒸発器 19 高圧エコノマイザ 20 低圧エコノマイザ 22 低圧蒸気ドラム 27 圧縮空気 28 燃料 30 水分含有熱ガス 48 排ガス 49 流量調整弁 50 蒸発器 52、56 脱気器 54 蒸気ドラム 58 燃料加熱器 66 第1の給水流 68 第2の給水流 72 低圧飽和蒸気 74、84 低圧蒸気 78 高圧飽和蒸気 82 高圧蒸気 88 蒸気 100 極低圧の蒸気 102、109 給水 110 混合流 111 水

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動力を発生する方法において、 a)圧縮機内で空気を圧縮して圧縮空気を発生する段階
    と、 b)燃焼器において前記圧縮空気内で燃料を燃焼し
    縮熱ガスを発生する段階と、 c)第1の回転軸を有する第1のタービン内で前記圧縮
    熱ガスを膨張させ前記第1の回転軸に動力を発生する
    と共に膨張ガスを発生する段階と、 d)給水を加圧して加圧給水流を発生する段階と、 e)第1の蒸発器内で前記膨張ガスから前記加圧給
    水流の少なくとも第1の部分に熱を伝達することにより
    第1の蒸気流を発生する段階と、f)前記加圧給水流の第2の部分を更に加圧して更に
    加圧された給水流を発生する段階とg)第2の蒸発器において前記膨張ガスから熱を前記更
    に加圧された給水流に伝達することにより第2の蒸気流
    を発生する段階とh)第2の回転軸を有する蒸気タービン内で前記第2の
    蒸気流を膨張し前記第2の回転軸に動力を発生すると
    共に膨張蒸気流を発生する段階とi)前記第1の蒸発器からの前記第1の蒸気流及び前記
    蒸気タービンからの前記膨張蒸気流を合流させ更に前
    記膨張ガスにて過熱させた上で前記燃焼器に導入する段
    とから成ることを特徴とする動力発生方法。
  2. 【請求項2】 a)第1の圧力で蒸気流を発生する第1
    手段及び前記第1の圧力よりも高い第2の圧力で蒸気流
    を発生する第2手段とを含む蒸気発生器と、 b)前記第2の圧力の前記蒸気流を部分的に膨張し
    張蒸気流を発生する第1のタービン手段と、 c)圧縮空気を発生するための手段と、 d)前記膨張蒸気流に前記第1の圧力を有する前記蒸気
    流を合流して加熱し合流蒸気を発生する手段と、 e)燃料を燃焼し前記圧縮空気及び前記合流蒸気を加
    熱して水分含有熱ガスを発生する燃焼手段と、 f)前記水分含有熱ガスを膨張する第2のタービン手段
    とから成ることを特徴とする動力発生装置。
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