JP2678441B2 - 人工寛骨臼 - Google Patents
人工寛骨臼Info
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- JP2678441B2 JP2678441B2 JP62046582A JP4658287A JP2678441B2 JP 2678441 B2 JP2678441 B2 JP 2678441B2 JP 62046582 A JP62046582 A JP 62046582A JP 4658287 A JP4658287 A JP 4658287A JP 2678441 B2 JP2678441 B2 JP 2678441B2
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- Japan
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- bone
- artificial acetabulum
- acetabulum
- artificial
- hip
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F2/00—Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
- A61F2/02—Prostheses implantable into the body
- A61F2/30—Joints
- A61F2/32—Joints for the hip
- A61F2/34—Acetabular cups
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F2/00—Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
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- A61F2/30—Joints
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、人工股関節を構成するための人工寛骨臼に
関するものである。 〔従来の技術〕 交通事故などによる外傷や慢性関節リウマチ、変形性
関節症、腫瘍などの骨の変性に基づく関節部の病変によ
り機能障害を起こし、疼痛が生じ、保存療法では、治
癒、回復の見込が薄いような場合、関節部分を切除し、
人工関節に補綴する人工股関節全置換形成術が行われて
いる。 この際に用いられる寛骨臼の形成術は、第３図に示す
ように骨頭球Ｋを可動自在に受容するポリエチレン製の
ソケットＰを寛骨Ｂに重合有機性の骨セメントＦで固定
する方法や特公昭61−28570のような寛骨臼に圧入し、
骨の成長による自然固定が行われていた。 〔従来技術及びその問題点〕 上記の如く、有機性の骨セメントにより、固定を行う
場合には、重合により骨セメントが硬化する際に熱が発
生し生体に悪影響を及ぼしたり、骨セメントと海綿状骨
との間に緩みが発生し、そのため再度の手術により再置
換することが必要となることもある。再置換の場合は、
前の骨セメントを除去することが難しく再手術に時間を
要することが多い。 また、骨セメントを用いないで固定する場合には初期
固定が充分でなく、骨が成長し自然固定されるまで患者
が離床し活動するのに時間を要するなどの不都合があっ
た。 〔問題点を解決するための手段〕 上記の如き問題点を解消するため、本発明ではセメン
トを使用せず、寛骨に補綴装置を挿入後、臼蓋ソケット
に設けたスリット入り円筒状の突起を全周方向に拡張せ
しめ、寛骨側に設けた突起用穴の壁面に圧接させること
により初期固定を行うことを特徴とする。 〔実施例〕 第１図には本発明実施例に係る人工寛骨臼１を示し、
この人工寛骨臼１はほぼカップ状の半球体２を成し、不
図示の骨頭球を摺動自在に受容する球面をもった高密度
ポリエチレン等から成る摺動部材Ｓは、寛骨に人工寛骨
臼１が装着された後、嵌合するようになっている。 また、半球体２の頂部には一体的に固定突起３が形成
され、内部にはテーパ面3a、ネジ溝3bをもった孔3cが穿
設され、かつ一文字又は十文字状のスリット3dが切って
あり、また外周面には寛骨との係止作用をもたらすため
の溝3eが形成してある。 さらに、上記固定突起３の孔3c中にはテーパコーン４
が介装され、該テーパコーン４はネジ５の先端が押圧す
るように構成され、ネジ５を螺入することによってテー
パコーン４が押し込まれ、固定突起３を図中点線で示す
ように拡大するようになっている。 なお、固定突起３を拡大させるための機構としては第
２図に示すように内部方向のテーパ面3a′をもった孔3c
を固定突起３内にを形成し、孔3c中にテーパコーン４を
介装し、ネジ５でもって引き寄せて拡大せしめるように
したものであってもよい。 また、上記実施例では固定突起３が半球体２の頂部に
一個形成したものをあげたが、それに限らず複数個形成
したものであってもよく、一方、半球体２の表面すなわ
ち、寛骨と当接する部位には溝２や多数の小突起あるい
は小孔を多数形成するなど、骨が成長したとき強固かつ
安定的に寛骨に固定できるようにしてある。 このように構成された人工寛骨臼は第３図に示したと
同様に寛骨Ｋに装着されるが、この場合、半球体２に形
成した固定突起３を挿入する穴をも寛骨にあけておきネ
ジ５を螺入し固定突起３を拡大して寛骨に対し、半球体
２を機械的に固定して後、半球体２の内側に摺動部材Ｓ
を嵌入して股関節を構成する人工寛骨臼を装着する手術
を完了することができる。 〔発明の効果〕 叙上のような本発明によれば、人工股関節全置換形成
術の際に、有害な重合有機性の骨セメントを使用せず、
寛骨臼に設置することが出来る。 また固定突起の外周面が突起用穴の壁面にほぼ全面的
に圧接して応力が分散されるので、骨量の多い部位を選
択して固定突起を配置すれば骨に損傷を与えたり、緩み
が生じたりする恐れがなく、さらに、上記固定突起は、
例えばテーパーコーンの上げ下げにより外周面の開き具
合を調整して前記穴壁面に対する押圧力を調整できるの
で、人工寛骨臼設置の際に押圧力が過大にならないよう
にできるなど、固定力と信頼性を兼ね備えたものであ
る。 したがって、初期固定が、容易かつ正確にできるため
早期の離床が可能となり、患者の苦痛を軽減することが
できるなど人類の福祉に貢献するところ大である。
関するものである。 〔従来の技術〕 交通事故などによる外傷や慢性関節リウマチ、変形性
関節症、腫瘍などの骨の変性に基づく関節部の病変によ
り機能障害を起こし、疼痛が生じ、保存療法では、治
癒、回復の見込が薄いような場合、関節部分を切除し、
人工関節に補綴する人工股関節全置換形成術が行われて
いる。 この際に用いられる寛骨臼の形成術は、第３図に示す
ように骨頭球Ｋを可動自在に受容するポリエチレン製の
ソケットＰを寛骨Ｂに重合有機性の骨セメントＦで固定
する方法や特公昭61−28570のような寛骨臼に圧入し、
骨の成長による自然固定が行われていた。 〔従来技術及びその問題点〕 上記の如く、有機性の骨セメントにより、固定を行う
場合には、重合により骨セメントが硬化する際に熱が発
生し生体に悪影響を及ぼしたり、骨セメントと海綿状骨
との間に緩みが発生し、そのため再度の手術により再置
換することが必要となることもある。再置換の場合は、
前の骨セメントを除去することが難しく再手術に時間を
要することが多い。 また、骨セメントを用いないで固定する場合には初期
固定が充分でなく、骨が成長し自然固定されるまで患者
が離床し活動するのに時間を要するなどの不都合があっ
た。 〔問題点を解決するための手段〕 上記の如き問題点を解消するため、本発明ではセメン
トを使用せず、寛骨に補綴装置を挿入後、臼蓋ソケット
に設けたスリット入り円筒状の突起を全周方向に拡張せ
しめ、寛骨側に設けた突起用穴の壁面に圧接させること
により初期固定を行うことを特徴とする。 〔実施例〕 第１図には本発明実施例に係る人工寛骨臼１を示し、
この人工寛骨臼１はほぼカップ状の半球体２を成し、不
図示の骨頭球を摺動自在に受容する球面をもった高密度
ポリエチレン等から成る摺動部材Ｓは、寛骨に人工寛骨
臼１が装着された後、嵌合するようになっている。 また、半球体２の頂部には一体的に固定突起３が形成
され、内部にはテーパ面3a、ネジ溝3bをもった孔3cが穿
設され、かつ一文字又は十文字状のスリット3dが切って
あり、また外周面には寛骨との係止作用をもたらすため
の溝3eが形成してある。 さらに、上記固定突起３の孔3c中にはテーパコーン４
が介装され、該テーパコーン４はネジ５の先端が押圧す
るように構成され、ネジ５を螺入することによってテー
パコーン４が押し込まれ、固定突起３を図中点線で示す
ように拡大するようになっている。 なお、固定突起３を拡大させるための機構としては第
２図に示すように内部方向のテーパ面3a′をもった孔3c
を固定突起３内にを形成し、孔3c中にテーパコーン４を
介装し、ネジ５でもって引き寄せて拡大せしめるように
したものであってもよい。 また、上記実施例では固定突起３が半球体２の頂部に
一個形成したものをあげたが、それに限らず複数個形成
したものであってもよく、一方、半球体２の表面すなわ
ち、寛骨と当接する部位には溝２や多数の小突起あるい
は小孔を多数形成するなど、骨が成長したとき強固かつ
安定的に寛骨に固定できるようにしてある。 このように構成された人工寛骨臼は第３図に示したと
同様に寛骨Ｋに装着されるが、この場合、半球体２に形
成した固定突起３を挿入する穴をも寛骨にあけておきネ
ジ５を螺入し固定突起３を拡大して寛骨に対し、半球体
２を機械的に固定して後、半球体２の内側に摺動部材Ｓ
を嵌入して股関節を構成する人工寛骨臼を装着する手術
を完了することができる。 〔発明の効果〕 叙上のような本発明によれば、人工股関節全置換形成
術の際に、有害な重合有機性の骨セメントを使用せず、
寛骨臼に設置することが出来る。 また固定突起の外周面が突起用穴の壁面にほぼ全面的
に圧接して応力が分散されるので、骨量の多い部位を選
択して固定突起を配置すれば骨に損傷を与えたり、緩み
が生じたりする恐れがなく、さらに、上記固定突起は、
例えばテーパーコーンの上げ下げにより外周面の開き具
合を調整して前記穴壁面に対する押圧力を調整できるの
で、人工寛骨臼設置の際に押圧力が過大にならないよう
にできるなど、固定力と信頼性を兼ね備えたものであ
る。 したがって、初期固定が、容易かつ正確にできるため
早期の離床が可能となり、患者の苦痛を軽減することが
できるなど人類の福祉に貢献するところ大である。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明実施例に係る人工寛骨臼の破断図、第２
図は本発明に係る他の実施例による人工寛骨臼の部分断
面図、第３図は従来の人工寛骨臼で構成した人工股関節
を装着した状態を示す横断面図である。 1:人工寛骨臼 2:半球体 3:固定突起 4:テーパコーン 5:ネジ
図は本発明に係る他の実施例による人工寛骨臼の部分断
面図、第３図は従来の人工寛骨臼で構成した人工股関節
を装着した状態を示す横断面図である。 1:人工寛骨臼 2:半球体 3:固定突起 4:テーパコーン 5:ネジ
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 １．寛骨に対応する側に全周方向に拡張するべくスリッ
トを設けた筒状の固定突起を具備したことを特徴とする
人工寛骨臼。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62046582A JP2678441B2 (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 人工寛骨臼 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62046582A JP2678441B2 (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 人工寛骨臼 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63212353A JPS63212353A (ja) | 1988-09-05 |
| JP2678441B2 true JP2678441B2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=12751295
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62046582A Expired - Fee Related JP2678441B2 (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 人工寛骨臼 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2678441B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE8714635U1 (de) * | 1987-11-03 | 1987-12-17 | Waldemar Link Gmbh & Co, 2000 Hamburg | Hüftgelenk-Pfannenprothese |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| HU192685B (en) * | 1985-03-29 | 1987-06-29 | Janos Fenyvesi | Apparatus for automatic stabilizing the drill loading of prospecting deep drillings |
-
1987
- 1987-02-27 JP JP62046582A patent/JP2678441B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63212353A (ja) | 1988-09-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |