JP2676128B2 - 複合建築物 - Google Patents

複合建築物

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JP2676128B2
JP2676128B2 JP5021746A JP2174693A JP2676128B2 JP 2676128 B2 JP2676128 B2 JP 2676128B2 JP 5021746 A JP5021746 A JP 5021746A JP 2174693 A JP2174693 A JP 2174693A JP 2676128 B2 JP2676128 B2 JP 2676128B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は1階部をRC造建造物、
2階部を木造建造物とする建築物において、漏水を防止
すると共に、施工性及び耐震性を向上させる複合建築物
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、RC造建造物を一階部とし、該一
階部上に2階部として木造建造物を構築する建築物が知
られているも、かかる建築物は天井スラブaを打設養生
した後、該天井スラブa上に水返し部bを打設養生し、
該水返し部b上面に土台cを載置固設すると共に、外部
スラブdから水返し部bに亘って防水材eを敷設して1
階部と2階部との境界部の防水処理を施しているが、天
井スラブa打設後に水返し部bを打設するため二度手間
となると共に、施工後長期間経過するうちに防水材eの
防水機能が低下すると、天井スラブaと水返し部bの打
継部fより漏水する欠点を有している。
【0003】又、一般的な建物基礎は地面に対する接触
部分が平面的で地面との一体化が不足し、地震等の横揺
れに対して非常に弱い欠点を有し、又床下収納庫として
は、建物基礎とは別体にて床部と周壁部からなる上方開
口する構造体と成しているが、該構造体の内外両側面に
防水処理を施してもその床部と周壁部の打継部から漏水
したり、完成した周壁部には施工時に使用した型枠の間
隔を保持するセパレーターが規則的に多数埋設状態で放
置され、かかるセパレーターがコンクリート中の水分に
よる錆発生、経時変化により、周壁部である耐力壁を構
成するコンクリートとセパレーターの間に隙間が生じて
セパレーター埋設部から漏水する欠点を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は木造建造物と
RC造建造物の境界部の防水性を向上させると共に施工
性を向上し、又RC造壁面の内装材表面の結露の発生を
防止し、更に耐震性を向上させて建物を強固に支持する
と共に、部屋に対する床下収納庫の大きさを拡大して土
地の有効利用を図り、而も床下収納庫への地表、地面か
らの漏水を防止する様にした複合建造物を提供せんとす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術に
基づく1階部と2階部との境界部の漏水、天井スラブの
施工性等の課題に鑑み、一階部のコンクリートスラブの
外部スラブと内部スラブとの間に高低差を設け、外部ス
ラブ上の水を内部スラブへ漏水しない様にして上記欠点
を解消せんとしたものである。
【0006】又、建物基礎と地面の一体性欠如による横
揺れに弱い課題に鑑み、開掘部の掘下げ地面に基礎スラ
ブを打設すると共に、開掘部の内面側に基礎梁を立設
し、該基礎梁の上部を建物基礎と一体化することによっ
て、建物基礎と基礎梁を同時に構築すると共に、建物基
礎の一部の基礎梁等が地中に没入して建物基礎全体が強
固となる様にして上記欠点を解消せんとしたものであ
る。
【0007】又、打継部、セパレーター埋設部から漏水
する課題に鑑み、基礎スラブ上に基礎梁を立設する外周
打継部に止水材を介装したり、基礎梁の構築時に発生す
るセパレーター近傍の窪み部に止水材を埋設することに
よって、止水材の膨潤性で完全防水する様にして上記欠
点を解消せんとしたものである。
【0008】
【作用】本発明にあっては、2階部の構築区域である内
部スラブが構築区域外である外部スラブより高く成る様
にコンクリートスラブに段差部を設けることにより、外
部スラブ上の水の内部スラブへの漏水を完全に防止し、
又RC造建造物の内装部の下地材として外壁及び内壁の
壁面に貼着することにより形成される空気層が室内外の
温度差を緩和して内装材表面への結露を防止し、又地中
に構築した地下収納庫における基礎梁の上部を地表から
上方突設して建物基礎と一体化することにより、建物基
礎全体の耐震基礎化を図る。
【0009】又、漏水の危惧がある外周打継部及び基礎
梁のセパレーター埋設位置に止水材を夫々埋設して防水
化を図る。
【0010】又、建物基礎をベタ基礎とした1階部のR
C造建造物は1体の箱体と成って耐震構造化が図られる
と共に、1階部の床下全面がコンクリート(ベタ基礎の
基礎スラブ)と成って地盤からの湿気を遮断する。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
すると、1は本発明に係る複合建築物であり、該複合建
築物1は1階部をRC造建造物2(鉄筋コンクリート造
建造物)と成すと共に、2階部を木造建造物3と成して
構築している。
【0012】RC造建造物2は地表A上で縦横方向に多
数立設すると共に、一部が地中に埋設された耐震基礎4
を有する建物基礎5上に構築され、かかる耐震基礎
地表Aを方形状に掘り下げて開掘部Bを設けると共に、
該開掘部Bの底部である掘下げ地盤C全域に割栗地業部
6を施すと共に、該割栗地業部6上面の全面に捨てコン
クリート7を表面平坦となる様に薄く打設し、該捨てコ
ンクリート7上に基礎スラブ8を打設、養生後、基礎ス
ラブ8の外周打継部9に止水材10を載設し、該止水材
10を含蓄する如く開掘部Bの内面に沿って枡壁状の基
礎梁11、11a…を地表Aより突出させて立設構築
し、該基礎梁11、11a…と基礎スラブ8とによって
形成される内部空間を床下収納庫12と成している。
【0013】又、上記止水材10は基礎スラブ8及び基礎
梁11、11a …を構成するコンクリート中の水分を吸収し
て膨張する膨潤性を有している。
【0014】そして、基礎スラブ8及び基礎梁11、11a
…の外側面に防水シート13を貼着すると共に、基礎スラ
ブ8及び基礎梁11、11a …と地表Aを掘り下げた部分の
隙間を土砂で埋め込んでいる。
【0015】尚、上記基礎スラブ8及び基礎梁11、11a
…の構築に際して、漏水対策の観点から両者の外周打継
部9に止水材10を設ける他に、これらを構成するコンク
リートには防水性混和材を混入している。
【0016】14、14a …は基礎梁11、11a …の構築時に
該基礎梁11、11a …内に規則的に埋設、放置されたセパ
レーターであり、該セパレーター14、14a …は丸棒状で
両端部にネジ部15、15a …が螺設され、該ネジ部15、15
a …に螺入されていた木コン(図示せず)を養生、型枠
脱型後、螺脱し、かかる木コンを取り外した時にセパレ
ーター14、14a …の両端部が露出すると共に、基礎梁1
1、11a …内外両側面に窪み部16、16a が現出する。
【0017】そして、かかる窪み部16、16a にモルタル
接着剤17を塗布すると共に、膨潤性を有する止水材10を
ネジ部15、15a …に巻着し、防水モルタル18を窪み部1
6、16a に塗り込んで止水材10を埋設している。
【0018】次に、建物基礎5上には外壁体19及び内壁
体19a が立設構築され、基礎梁11、11a …上の内壁体19
a の内側に、地表A面より高くなる様に架設された床部
20の適宜位置に室内と床下収納庫12間の開閉自在なる出
入口21を設けている。
【0019】22はRC造建造物2の天井部を構成する
コンクリートスラブであり、該コンクリートスラブ22
は建物基礎5上に立設構築された外壁体19及び内壁体
19a上部に構築するものにして、木造建造物3を構築
する区域である内部スラブ23と、該内部スラブ23の
外方の外部スラブ24とに区割され、かかる区割箇所に
あってコンクリートスラブ22は段差部25を有する折
れスラブ状に形成して内部スラブ23を外部スラブ24
より高く設定し、且つ段差部25の裏面にハンチ26を
設けている。又、外壁体19は段差部25より外側に配
置する様に構築して、外部スラブ24を下方支持してい
る。
【0020】又、内部スラブ23と外部スラブ24の重合寸
法Xは上部の木造建造物3の重量に比例して大きく成
り、又かかる重合部に梁27が通る場合にはハンチ26を図
3に示す様に設けている。
【0021】28はRC造建造物2の内装部29の下地材と
なる防湿シートであり、該防湿シート28はウレタンシー
ト30とアルミシート31からなる2層シート状にして、ウ
レタンシート30が外壁体19及び内壁体19a の壁面に接す
る様に貼着し、かかる防湿シート28上に胴縁32、32a …
を所定間隔を有して水平及び垂直に固設すると共に、該
胴縁32、32a …の上面にベニヤ板等の内装材33を固着し
て内装部29と成している。
【0022】又、内壁体19a の開口部においては、該開
口部を形成する壁部端面34を取り巻く様に防湿シート28
を貼着し、その上に枠、鴨居等の仕上げ材35を固設して
いる。
【0023】尚、外壁体19の外側面には吹付等の外装36
を施しており、又37は外壁体19上方に設けた排気部であ
り、該排気部37はコンクリートスラブ22と該コンクリー
トスラブ22下方に構築した天井部38との間に相当する外
壁体19の所定位置に設けている。
【0024】39はコンクリートスラブ22上面への水の侵
入を防止する防水シートであり、該防水シート39は外部
スラブ24全面に亘って貼着すると共に、段差部25より上
方に延出し、又外部スラブ24を一階部の外壁体19より外
方へ突出させると共に、かかる外部スラブ24の外周部よ
り上方にパラペット40を延出形成し、該パラペット40と
上記外部スラブ24により広いバルコニー41を形成してい
る。
【0025】そして、2階部である木造建造物4をコン
クリートスラブ22における段差部25に沿う様に固設
する土台42上に構築している。
【0026】尚、本実施例においては1階部であるRC
造建造物2上に木造建造物3を構築したが、かかる方式
に限定されず、1階部であるRC造建造物2上にS造建
造物(鉄骨造建造物)を構築することも可能である。
【0027】又、建物基礎5は図1に示す様なベタ基礎
であったり、或いは図2に示す様な布基礎であっても良
く、図1の様なベタ基礎の場合には特に広い部屋の床下
を構成する基礎スラブ43の中央部に、割栗地業部6を介
して地盤と連通する排水部44を設けると共に該排水部44
に土砂を入れている。
【0028】次に本発明に係る複合建築物の作用につい
て説明すると、コンクリートスラブ22に段差部25を設け
て、2階部である木造建造物3の構築区域である内部ス
ラブ23上面が構築区域外である外部スラブ24より高くし
ているため、外部スラブ24から内部スラブ23側への雨水
等の漏水を防止出来、又1階屋根部となる外部スラブ24
が陸屋根又はバルコニー41と成ると共に、2階部には床
からの大きな開口部が形成出来、且つ陸屋根又はバルコ
ニー41が介在して開口部と隣家との間隔が広がることに
よって採光量が増加する。
【0029】又、ウレタンシート30とアルミシート31の
2層シートである防湿シート28をRC造建造物2の内装
部29の下地材として貼着しているため、内装材33が直に
外壁体19及び内壁体19a に直に接触せず、而も内装材33
と外壁体19及び内壁体19a 間に空気層を形成することに
より、該空気層が室内外の温度差を緩和して内装材33表
面への結露を防止し、又外壁体19及び内壁体19a の壁面
に結露が発生しても、その湿気が壁面と防湿シート28の
アルミシート31間を通って天井部38に抜け排気部37より
戸外へ排出される。
【0030】又、建物基礎5の一部である基礎スラブ8
及び基礎梁11、11a …等が地中に没入し耐震基礎4と成
って耐震性を向上し、又基礎スラブ8及び基礎梁11、11
a …の外周打継部9、及び基礎梁11、11a …に埋設状態
のセパレーター14、14a …が位置する基礎梁11、11a …
の両面側の窪み部16、16a に止水材10を夫々埋設するこ
とにより、該止水材10がコンクリート中の水分を吸収、
膨潤してそれらの隙間を閉塞して完全防水する。
【0031】又、建物基礎5がベタ基礎の場合には、1
階部のRC造建造物2が建物基礎5を含めて1体の箱体
と成って更に耐震性が向上され、又1階部の床下がコン
クリート製の建物基礎5の基礎スラブ43で地盤からの湿
気を遮断し、且つ特に広い部屋の床下の基礎スラブ43の
中央部に排水部44を設ければ、建物基礎5の通気口(図
示せず)から侵入する雨水等が床下に溜まらず地盤へ排
出出来る。
【0032】
【発明の効果】要するに本発明は、建物基礎上に一部或
いは全部をRC造建造物と成す1階部を構築すると共
に、該RC造建造物の上方のコンクリートスラブ上に2
階部である木造建造物を構築する建築物において、コン
クリートスラブ22における木造建造物3を支持する内部
スラブ23を、該内部スラブ23外方の外部スラブ24より段
差部25を介して高く設定すると共に、該段差部25裏面に
ハンチ26を設けたので、段差部25により外部スラブ24か
らの内部スラブ23上面への雨水等の漏水を恒久的に防止
出来ると共に、内部スラブ23と外部スラブ24とを同時に
構築可能として施工性を向上出来、又ハンチ26を有する
ため、内部スラブ23と外部スラブ24との境界部の強度の
向上を図ることが出来る。
【0033】又、RC造建造物2の内装部29の下地材と
して壁面に防湿シート28を貼着すると共に、その上に内
装材33を固設したので、内装材33と壁面との間の空気層
により内装材33表面に結露が発生しないため、カビ或い
は染み等の内装材33への付着を防止出来、又胴縁32、32
a …及び枠、鴨居等の仕上げ材35が壁面に直に接触せ
ず、而も防湿シート28がウレタンシート30とアルミシー
ト31の2層シート状であるため、外壁体19及び内壁体19
a の壁面に結露が発生しても、防湿シート28のアルミシ
ート31が遮断してその湿気が排気部37より戸外へ排出さ
れることにより、上記湿気による胴縁32、32a …及び仕
上げ材35の腐食が防止出来る。
【0034】又、地表Aを掘り下げて開掘部Bを設け、
該開掘部Bの掘下げ地盤Cに基礎スラブ8を打設すると
共に、開掘部Bの内面側で基礎スラブ8上の外周打継部
9に基礎梁11、11a …を立設し、該基礎梁11、11a …の
上部を建物基礎5と一体化し、又上記外周打継部9に膨
潤性を有する止水材10を介装すると共に、基礎梁11、11
a …に埋設されたセパレーター14、14a …が位置する基
礎梁11、11a …の両面側の窪み部16、16a に膨潤性を有
する止水材10を埋設したので、地中に没入状態で構築さ
れた基礎梁11、11a …が建物基礎5と一体化されたこと
により、床下収納庫12を形成する基礎梁11、11a …及び
基礎スラブ8等を建物基礎5として兼用し、建物基礎5
を地表A、開掘部B及び掘下げ地盤Cに固定して耐震性
を向上出来る。
【0035】又、上記建物基礎5は建物を支持する基礎
本来の目的に加えて、上下同一垂直面に基礎梁11、11a
…及び壁体11を構築することにより、建物基礎5を兼用
する基礎梁11、11a …の内部空間全てを床下収納庫12と
して活用出来、その結果部屋の床下全域を床下収納庫12
と成して土地を有効利用出来る。
【0036】又、床下収納庫12における漏水発生箇所に
対して止水材10が膨潤して、基礎スラブ8と基礎梁11、
11a …間の外周打継部9、及び基礎梁11、11a …に埋設
されたセパレーター14、14a …周囲における隙間を閉塞
するため、床下収納庫12内側への漏水を防水出来る。
【0037】又、1階部であるRC造建造物2の外壁体
19を、段差部25より外側に構築したので、外部スラ
ブ24の周縁側と段差部25の間に外壁体19が位置す
るため、外部スラブ24で形成したバルコニー41の下
方に支柱を別途設けずに、RC造建造物2の一連の構築
過程において構築される外壁体19によってバルコニー
41を下方支持することが出来る。又、建物基礎5をベ
タ基礎としたので、かかる建物基礎5を含む1階部が完
全なRC造の箱体となるため、更なる耐震性の向上が図
れ、且つ1階部の床下全面が建物基礎5の基礎スラブ4
3と成って地盤からの湿気を遮断すると共に、特に広い
部屋であれば基礎スラブ43中央に、地盤と連通する
排水部44を設けたので、建物基礎5の通気口(図示せ
ず)から侵入した雨水等を排水部44から地盤へ排出出
来るため、床下部における防湿性の向上を図ると共に、
1階部の床部20を構成する木製の大引、根太等の腐食
を防止出来る等その実用的効果甚だ大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複合建築物の概略断面図である。
【図2】他の実施例の複合建築物の概略断面図である。
【図3】1階部と2階部の境界部の拡大断面図である。
【図4】図3の他の実施例の拡大断面図である。
【図5】開口部を有する内壁の要部断面図である。
【図6】建物基礎の要部断面斜視図である。
【図7】他の実施例の建物基礎の要部断面斜視図であ
る。
【図8】耐震基礎(床下収納庫)の断面図である。
【図9】基礎スラブと基礎梁の打継部を示す拡大断面図
である。
【図10】セパレーターの埋設箇所を示す拡大断面図で
ある。
【図11】コンクリートスラブ上に建物を構築する従来
工法の要部断面図である。
【符号の説明】
3 木造建造物 5 建物基礎 8 基礎スラブ 9 外周打継部 10 止水材 11、11a … 基礎梁 14、14a … セパレーター 16、16a … 窪み部 22 コンクリートスラブ 23 内部スラブ 24 外部スラブ 25 段差部 26 ハンチ 28 防湿シート 29 内装部 33 内装材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物基礎上に一部或いは全部がRC造建
    造物と成る1階部を構築すると共に、RC造建造物の上
    方のコンクリートスラブ上に2階部である木造建造物を
    構築する建築物において、コンクリートスラブにおける
    木造建造物を支持する内部スラブを、該内部スラブ外方
    の外部スラブより段差部を介して高く設定すると共に、
    該段差部裏面にハンチを設け、又RC造建造物の内装部
    の下地材として壁面に防湿シートを貼着すると共に、そ
    の上に内装材を固設し、又地表を掘り下げて開掘部を設
    け、該開掘部の掘下げ地盤に基礎スラブを打設すると共
    に、開掘部の内面側で基礎スラブ上の外周打継部に基礎
    梁を立設し、該基礎梁の上部を建物基礎と一体化し、又
    上記外周打継部に膨潤性を有する止水材を介装すると共
    に、基礎梁に埋設されたセパレーターが位置する基礎梁
    の両面側の窪み部に膨潤性を有する止水材を埋設した
    築物において、1階部であるRC造建造物の外壁体を、
    段差部より外側に構築したことを特徴とする複合建築
    物。
  2. 【請求項2】 建物基礎をベタ基礎とすると共に、その
    基礎スラブ中央に、地盤と連通する排水部を設けたこと
    を特徴とする請求項1の複合建築物。
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