JP2675410B2 - 図形処理方式 - Google Patents
図形処理方式Info
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- JP2675410B2 JP2675410B2 JP1241550A JP24155089A JP2675410B2 JP 2675410 B2 JP2675410 B2 JP 2675410B2 JP 1241550 A JP1241550 A JP 1241550A JP 24155089 A JP24155089 A JP 24155089A JP 2675410 B2 JP2675410 B2 JP 2675410B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔概要〕 オブジェクト指向型のデータベースを用いて複合図形
の表示などを行う図形処理方式に関し、 オブジェクト指向型のデータベースで複合図形オブジ
ェクト内の基本図形オブジェクトのデータ属性を組み込
むと共にこれを基本図形オブジェクトの手続き属性を対
応づけておき、データベースに対するアクセスなどの処
理を少なくし、複合図形を迅速に表示などすることを目
的とし、 表示などしようとする複合図形を構成する各基本図形
のデータ属性を組み込んだ複合図形オブジェクトと、こ
の複合図形オブジェクトに組み込んだ基本図形のデータ
属性に対応する手続き属性を持つ基本図形オブジェクト
とを備え、表示指示などに対応して、オブジェクト指向
型のデータベースから該当する上記複合図形オブジェク
トを取り出し、これに組み込まれている基本図形のデー
タ属性に対応する基本図形オブジェクトの手続き属性を
起動して当該データ属性を参照して基本図形を順次表示
などして複合図形を表示などするように構成する。
の表示などを行う図形処理方式に関し、 オブジェクト指向型のデータベースで複合図形オブジ
ェクト内の基本図形オブジェクトのデータ属性を組み込
むと共にこれを基本図形オブジェクトの手続き属性を対
応づけておき、データベースに対するアクセスなどの処
理を少なくし、複合図形を迅速に表示などすることを目
的とし、 表示などしようとする複合図形を構成する各基本図形
のデータ属性を組み込んだ複合図形オブジェクトと、こ
の複合図形オブジェクトに組み込んだ基本図形のデータ
属性に対応する手続き属性を持つ基本図形オブジェクト
とを備え、表示指示などに対応して、オブジェクト指向
型のデータベースから該当する上記複合図形オブジェク
トを取り出し、これに組み込まれている基本図形のデー
タ属性に対応する基本図形オブジェクトの手続き属性を
起動して当該データ属性を参照して基本図形を順次表示
などして複合図形を表示などするように構成する。
本発明は、オブジェクト指向型のデータベースを用い
て複合図形の表示などを行う図形処理方式に関するもの
である。ユーザが容易に図形を操作することを可能とす
るために、図形処理をオブジェクト指向型の知識表現シ
ステム上で実現するシステムが普及している。このオブ
ジェクト指向型の知識表現システムが持つオブジェクト
のアクセスなどの機能によるオーバヘッドのために、地
図などの複合図形を構成する多量の基本図形データを効
率的にアクセス、ショインなどし、表示、消去、移動、
拡縮（拡大・縮小）することが困難となってきており、
オーバヘッドを減らして高速に表示処理などすることが
望まれている。
て複合図形の表示などを行う図形処理方式に関するもの
である。ユーザが容易に図形を操作することを可能とす
るために、図形処理をオブジェクト指向型の知識表現シ
ステム上で実現するシステムが普及している。このオブ
ジェクト指向型の知識表現システムが持つオブジェクト
のアクセスなどの機能によるオーバヘッドのために、地
図などの複合図形を構成する多量の基本図形データを効
率的にアクセス、ショインなどし、表示、消去、移動、
拡縮（拡大・縮小）することが困難となってきており、
オーバヘッドを減らして高速に表示処理などすることが
望まれている。
従来、第３図に示すように、例えば家などの複数の基
本図形（例えば屋根を表す図形、壁などを表す矩形）か
らなる複合図形を表示、消去、移動、拡縮などする場
合、複合図形オブジェクト21“家”を構成する各基本図
形オブジェクト22をオブジェクト指向型のデータベース
からそれぞれ検索して表示などを行うようにしていた。
このため、複合図形オブジェクトから多量の基本オブジ
ェクトについてデータベースをアクセスして該当するも
のを取り出すと共に、これら取り出したものから該当す
るものを結合（ジョイン）などするオーバヘッドが大と
なり、ユーザが迅速に図形を操作し得ないという問題が
あった。
本図形（例えば屋根を表す図形、壁などを表す矩形）か
らなる複合図形を表示、消去、移動、拡縮などする場
合、複合図形オブジェクト21“家”を構成する各基本図
形オブジェクト22をオブジェクト指向型のデータベース
からそれぞれ検索して表示などを行うようにしていた。
このため、複合図形オブジェクトから多量の基本オブジ
ェクトについてデータベースをアクセスして該当するも
のを取り出すと共に、これら取り出したものから該当す
るものを結合（ジョイン）などするオーバヘッドが大と
なり、ユーザが迅速に図形を操作し得ないという問題が
あった。
本発明は、オブジェクト指向型のデータベース上で複
合図形オブジェクト内に基本図形オブジェクトのデータ
属性を組み込むと共にこれに基本図形オブジェクトの手
続き属性を対応づけておき、データベースに対するアク
セスなどの処理を少なくし、複合図形を迅速に表示など
することを目的としている。
合図形オブジェクト内に基本図形オブジェクトのデータ
属性を組み込むと共にこれに基本図形オブジェクトの手
続き属性を対応づけておき、データベースに対するアク
セスなどの処理を少なくし、複合図形を迅速に表示など
することを目的としている。
第１図を参照して課題を解決する手段を説明する。
第１図において、複合図形オブジェクト１は、表示な
どしようとする複合図形を構成する各基本図形のデータ
属性１−１を組み込んだ複合図形のオブジェクトであ
る。
どしようとする複合図形を構成する各基本図形のデータ
属性１−１を組み込んだ複合図形のオブジェクトであ
る。
基本図形オブジェクト２は、複合図形オブジェクト１
に組き込んだ基本図形のデータ属性１−１に対応する手
続き属性２−１などを持つオブジェクトである。
に組き込んだ基本図形のデータ属性１−１に対応する手
続き属性２−１などを持つオブジェクトである。
本発明は、第１図に示すように、複合図形オブジェク
ト１に表示などしようとする複合図形を構成する各基本
図形のデータ属性１−１を組み込み、基本図形オブジェ
クト２に複合図形オブジェクト１に組み込んだ基本図形
のデータ属性１−１に対応する手続き属性１−２を持た
せ、表示指示などに対応して、オブジェクト指向型のデ
ータベースから該当する複合図形オブジェクト１を取り
出し、これに組み込まれている基本図形のデータ属性１
−１に対応する基本図形オブジェクト２の手続き属性２
−１を起動して当該データ属性１−１を参照して基本図
形を順次表示などして複合図形を表示などするようにし
ている。
ト１に表示などしようとする複合図形を構成する各基本
図形のデータ属性１−１を組み込み、基本図形オブジェ
クト２に複合図形オブジェクト１に組み込んだ基本図形
のデータ属性１−１に対応する手続き属性１−２を持た
せ、表示指示などに対応して、オブジェクト指向型のデ
ータベースから該当する複合図形オブジェクト１を取り
出し、これに組み込まれている基本図形のデータ属性１
−１に対応する基本図形オブジェクト２の手続き属性２
−１を起動して当該データ属性１−１を参照して基本図
形を順次表示などして複合図形を表示などするようにし
ている。
従って、オブジェクト指向型のデータベースの複合図
形オブジェクト１に基本図形のデータ属性１−１を組み
込むと共にこれを基本図形オブジェクト２の手続き属性
２−１を対応づけておくことにより、データベースに対
するアクセス、ジョインなどの処理を少なくして複合図
形を迅速に操作（表示など）することが可能となる。
形オブジェクト１に基本図形のデータ属性１−１を組み
込むと共にこれを基本図形オブジェクト２の手続き属性
２−１を対応づけておくことにより、データベースに対
するアクセス、ジョインなどの処理を少なくして複合図
形を迅速に操作（表示など）することが可能となる。
次に、第１図および第２図を用いて本発明の１実施例
の構成および動作を順次詳細に説明する。
の構成および動作を順次詳細に説明する。
第１図において、複合図形オブジェクト１は、例えば
“家”などの複合図形を構成する基本図形のデータ属性
１−１などを持つオブジェクトである。ここでは、複合
図形オブジェクト１を構成する基本図形について、OID
（基本図形のID、例えば001、002など）に対応づけて構
成要素の１つのとしてデータ属性１−１を組み込んでい
る。例えば基本図形が“３角形”の場合のデータ属性１
−１は、下端に示すように、３角形、３角形の頂点座標
P1、P2、P3、３角形の内部の色、３角形の輪郭線の線
種、その他、および手続き属性２−１に対応づけるポイ
ンタなどから構成されている。
“家”などの複合図形を構成する基本図形のデータ属性
１−１などを持つオブジェクトである。ここでは、複合
図形オブジェクト１を構成する基本図形について、OID
（基本図形のID、例えば001、002など）に対応づけて構
成要素の１つのとしてデータ属性１−１を組み込んでい
る。例えば基本図形が“３角形”の場合のデータ属性１
−１は、下端に示すように、３角形、３角形の頂点座標
P1、P2、P3、３角形の内部の色、３角形の輪郭線の線
種、その他、および手続き属性２−１に対応づけるポイ
ンタなどから構成されている。
基本図形オブジェクト２は、本実施例では手続き属性
２−１などから構成されている。手続き属性２−１は、
データ属性１−１を参照して表示、拡大、縮小、再表
示、移動、複写などを行うサブルーチンである。例えば
複合図形オブジェクト１のデータ属性１−１が下端の左
に示す“３角形・・・”の場合、手続き属性２−１は下
端の右に示す“３角形表示”のサブルーチンとなり、起
動された“３角形表示”のサブルーチンがデータ属性
“３角形・・・”を参照して３角形を指定された位置、
指定された色、指定された線種などで表示する。
２−１などから構成されている。手続き属性２−１は、
データ属性１−１を参照して表示、拡大、縮小、再表
示、移動、複写などを行うサブルーチンである。例えば
複合図形オブジェクト１のデータ属性１−１が下端の左
に示す“３角形・・・”の場合、手続き属性２−１は下
端の右に示す“３角形表示”のサブルーチンとなり、起
動された“３角形表示”のサブルーチンがデータ属性
“３角形・・・”を参照して３角形を指定された位置、
指定された色、指定された線種などで表示する。
次に、第２図フローチャートに示す順序に従い、第１
図構成の動作を詳細に説明する。
図構成の動作を詳細に説明する。
第２図において、は、“家”の表示指示を受ける。
これは、利用者あるいはアプリケーションプログラムか
ら“家”の表示指示を受ける。これに対応して、ない
しの処理が起動される。
これは、利用者あるいはアプリケーションプログラムか
ら“家”の表示指示を受ける。これに対応して、ない
しの処理が起動される。
は、DB（データベース）から該当するタップルを取
り出す。これは、指令された“家”の複合図形オブジェ
クト“家”を第１図に示すようにDBを検索して主記憶上
に取り出す。
り出す。これは、指令された“家”の複合図形オブジェ
クト“家”を第１図に示すようにDBを検索して主記憶上
に取り出す。
は、手続き属性を起動する。これは、で取り出し
た複合図形オブジェクト“家”のデータ属性１−１に対
応づけられている基本図形オブジェクト２の手続き属性
２−１を主記憶上にロードして起動する。
た複合図形オブジェクト“家”のデータ属性１−１に対
応づけられている基本図形オブジェクト２の手続き属性
２−１を主記憶上にロードして起動する。
は、タップルのデータ属性を参照して“家”を表示
する。これは、で起動された手続き属性２−１のサブ
ルーチンが、該当するデータ属性１−１を参照して
“家”を構成する例えば屋根の部分の３角形を指定され
た位置、指定された色で内部を塗りつぶし、指定された
線種で輪郭線を表示などする。
する。これは、で起動された手続き属性２−１のサブ
ルーチンが、該当するデータ属性１−１を参照して
“家”を構成する例えば屋根の部分の３角形を指定され
た位置、指定された色で内部を塗りつぶし、指定された
線種で輪郭線を表示などする。
は、終わりか否かを判別する。YESの場合には、終了
する。NOの場合には、複合図形オブジェクト１から次と
基本図形について同様に、、を繰り返し、実行す
る。
する。NOの場合には、複合図形オブジェクト１から次と
基本図形について同様に、、を繰り返し、実行す
る。
以上説明したように、本発明によれば、オブジェクト
指向型のデータベースの複合図形オブジェクト１の基本
図形のデータ属性１−１を組み込むと共にこれに基本図
形オブジェクト２の手続き属性２−１を対応づけておく
構成を採用しているため、データベースに対するアクセ
ス、ジョインなどの処理を少なくして複合図形を迅速に
表示などすることができる。これにより、ユーザは地図
などのような多量の基本図形からなる複合図形につい
て、オブジェクト指向型のデータベースを検索して容易
に表示、消去、移動、転写、拡大、縮小などの操作を行
うことが可能となる。
指向型のデータベースの複合図形オブジェクト１の基本
図形のデータ属性１−１を組み込むと共にこれに基本図
形オブジェクト２の手続き属性２−１を対応づけておく
構成を採用しているため、データベースに対するアクセ
ス、ジョインなどの処理を少なくして複合図形を迅速に
表示などすることができる。これにより、ユーザは地図
などのような多量の基本図形からなる複合図形につい
て、オブジェクト指向型のデータベースを検索して容易
に表示、消去、移動、転写、拡大、縮小などの操作を行
うことが可能となる。
第１図は本発明の１実施例構成図、第２図は本発明の動
作説明フローチャート、第３図は従来技術の説明図を示
す。 図中、１は複合図形オブジェクト、１−１は基本図形の
データ属性、２は基本図形オブジェクト、２−１は基本
図形の手続き属性を表す。
作説明フローチャート、第３図は従来技術の説明図を示
す。 図中、１は複合図形オブジェクト、１−１は基本図形の
データ属性、２は基本図形オブジェクト、２−１は基本
図形の手続き属性を表す。
Claims (1)
- 【請求項１】オブジェクト指向型のデータベースを用い
て複合図形の表示などを行う図形処理方式において、 表示などしようとする複合図形を構成する各基本図形の
データ属性（１−１）を組み込んだ複合図形オブジェク
ト（１）と、 この複合図形オブジェクト（１）に組み込んだ基本図形
のデータ属性（１−１）に対応する手続き属性（２−
１）を持つ基本図形オブジェクト（２）とを備え、 表示指示などに対応して、オブジェクト指向型のデータ
ベースから該当する上記複合図形オブジェクト（１）を
取り出し、これに組み込まれている基本図形のデータ属
性（１−１）に対応する基本図形オブジェクト（２）の
手続き属性（２−１）を起動して当該データ属性（１−
１）を参照して基本図形を順次表示などして複合図形を
表示などするように構成したことを特徴とする図形処理
方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1241550A JP2675410B2 (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | 図形処理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1241550A JP2675410B2 (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | 図形処理方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03102573A JPH03102573A (ja) | 1991-04-26 |
| JP2675410B2 true JP2675410B2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=17076024
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1241550A Expired - Fee Related JP2675410B2 (ja) | 1989-09-18 | 1989-09-18 | 図形処理方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2675410B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1115723A (ja) | 1997-06-25 | 1999-01-22 | Nec Corp | マルチメディアデータ供給方法及びマルチメディアデータサーバ |
-
1989
- 1989-09-18 JP JP1241550A patent/JP2675410B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03102573A (ja) | 1991-04-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |