JP2673665B2 - 双方向復元導入装置 - Google Patents

双方向復元導入装置

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JP2673665B2
JP2673665B2 JP6172036A JP17203694A JP2673665B2 JP 2673665 B2 JP2673665 B2 JP 2673665B2 JP 6172036 A JP6172036 A JP 6172036A JP 17203694 A JP17203694 A JP 17203694A JP 2673665 B2 JP2673665 B2 JP 2673665B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、液体導管中へ
有益な薬剤を放出するための放出システムにおけるよう
な、患者への有用な薬剤の放出に関する。より具体的に
は、本発明は、そのような放出システムにおいて採用さ
れるカニューレに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】多くの
薬物は、患者へ静脈内放出される前に希釈剤と混合され
る。希釈剤は、例えば、ブドウ糖溶液、食塩溶液又は水
でさえあってよい。多くのそのような薬物は、粉末形態
で且つガラスのバイアル又はアンプルに包装されて供給
されている。化学療法において使用されているある種の
もののような他の薬物は、液体状態でガラスのバイアル
又はアンプルに包装されている。
【0003】粉末化された薬物は、混合のため液体をバ
イアル内に注入するために使用されるシリンジを利用し
て、周知の仕方で復元することができ、そしてシリンジ
は、混合された溶液を最終的にバイアルから抜き取る。
薬物が患者への放出の前に希釈されねばならない場合に
は、薬物はしばしば、復元後に希釈剤の容器内に注入さ
れ、そしてその場合該容器は、患者への放出のために投
与セットに連結することができる。
【0004】より具体的には、希釈剤は、しばしばガラ
ス瓶、又は、イリノイ州ディアフィールドのバクスター
・ヘルスケア・コーポレーションによってMINI-BAG(商
標)及びVIAFLEX (登録商標)なる名称のもとに販売さ
れているような、可撓性プラスチック容器中に包装する
ことができる。これらの容器は、該容器内容物を容器か
ら患者へ放出する投与セットへ接続するための投与ポー
トを有している。薬物は、典型的には、容器にある注入
部位を通して容器へ加えられる。
【0005】薬物は種々の理由で希釈剤とは別に包装さ
れることがある。最も大きな理由の一つは、多くの薬物
が、希釈剤と混合されると化学的及び物理的安定性を保
持せずこのためいかなる実質的な期間も貯蔵できないと
いうことである。また、薬物を製造している多くの会社
が静脈内放出のための容器入りの医療用液体の生産の事
業を行っておらず、またその逆もいえることから、薬物
はしばしば希釈剤とは別に包装されている。
【0006】従って、医者、看護婦、薬剤師その他の医
療要員は、薬物と希釈剤とを混合しなければならない。
これは多くの問題を提起する。復元操作は時間を費やし
且つ無菌技術を必要とする。オペレーターは、適切な希
釈剤とシリンジとを開始前に用意しなければならない。
粉末化薬物は、しばしばバイアルの底にケーキ化してい
る。このため、シリンジからバイアル内に液体が注入さ
れたとき、液体と粉末化薬物との間の接触面積は最初は
全く小さく、混合操作を一層時間消費的にする。限られ
たバイアル容量のため、希釈液中において上昇してくる
薬物濃度が、復元操作の完了を一層困難にする。
【0007】オペレーターは、繰り返し溶液をバイアル
中へ注入し、溶液を混合して抜き取ることによってこれ
を解決しようと試みるであろうが、これは追加の注入及
びシリンジの運動を必要にし、汚染の可能性を高める。
また、時にはバイアルから薬物及び/又は液体の全体を
得ることが困難であり、そのため復元操作を実施するの
に要する時間を増加させる。
【0008】復元操作は、好ましくは無菌条件下で実施
されなければならない。オペレーターを当然に一層注意
深くさせ且つ一層時間を消費させるそのような要件に加
えて、無菌条件は、維持するのがしばしば困難である。
ある場合には、復元操作がその下で実施される層流フー
ドを必要とすることがある。
【0009】ある種の化学療法剤のような、ある種の薬
物は有毒である。復元の間該薬物へのオペレーターの暴
露は、特にもしオペレーターがそのような薬物を日常的
に取扱い、そして繰り返しそれらに暴露されれば、危険
になり得る。
【0010】更なる問題は、復元操作が、どの容器がど
の薬物を含有するのかについての混同のもとを提供する
ことである。希釈液容器は、注入された薬物及びそれが
放出されるべき患者の名前を表示しなければならない。
【0011】薬物が復元されてシリンジ筒内へ抜き取ら
れた後、薬物は、ある場合には、患者の静脈系に直接注
射されるであろう。しかしながらより典型的には、復元
された薬物は、静脈内投与セットに接続するために、上
述のようにシリンジから一層大きい溶液容器に注入され
る。これは、シリンジ内で復元された薬物は、しばし
ば、針が皮膚を刺通する注射部位の付近の患者の静脈内
に局所毒性を引き起こす程依然として高い濃度であるた
めである。これは、医学上有害である重篤な静脈刺激を
発生させることがある。
【0012】加えて、たとえ適当な投薬量が注射器内に
あっても、患者の血流中への直接注入は、患者の全血流
中の薬物濃度レベルが危険なほど高いものである全身毒
性状態を発生し得る。シリンジから直接患者内への注入
をしない更に別の理由は、それが、患者へ追加の注入部
位を作り、それが患者に取って苦痛であり且つ感染の新
たな機会を提供することである。
【0013】これらの理由のため、復元された薬物は、
より典型的には、希釈剤容器内へ注入される。
【0014】患者は、典型的には、バクスター・ヘルス
ケア・コーポレーションから販売されているCONTINUFLO
(登録商標)投与セットのような投与セットを通して、
例えば1L容器のような大容量非経口容器からデキスト
ロース又は食塩水を投与される。もし復元された薬物が
そのような大容量非経口容器へ注入されたとしたら、薬
物の放出は通常余りにも長すぎる時間に亘ってなされる
こととなろう。しばしば、これらの大容積の液体は、非
常に遅い流速で放出される。
【0015】より典型的には、復元された薬物は、バク
スター・ヘルスケア・コーポレーションから販売されて
いる50mL容器のような、小容量非経口容器内に注入さ
れる。このMINIBAG (商標)容器は、大容量非経口容器
よりも高い水準に支持され、一次投与セット上の注射部
位へ二次投与セットによって接続される。それが一層高
い水準に維持されていることから、小容量容器中の復元
された薬物が放出され、その後で大容量容器からの液体
が再び流れ始める。直接注射器注射の代わりに、薬物又
は他の有益な薬剤の放出のため投与セットへ接続した小
容量容器を利用することにより、薬物は好ましくない副
作用を最小にする傾向のある好適な時間をかけて放出さ
れる。
【0016】閉鎖された復元放出システムは、いずれも
バクスター・インターナショナルへ譲渡された米国特許
第4,410,321 号、第4,411,662 号、第4,432,755 号、及
び第4,458,733 号に開示されている。それに示されてい
るように、容器は薬物と希釈剤を別々のコンパートメン
トに収容しており、それらは薬物が患者に放出される前
に閉じた系内で復元される。典型的には、該容器は、前
述した小容量非経口容器の場合のように一次投与セット
へその他端で接続された投与セットへ接続される。これ
らの特許に示された容器は、注射器復元に関連する多数
の問題を解決する。この製品は、しかしながら、該容器
から液体を放出する前に看護婦又は他のオペレーターに
よって実行しなければならない一連の復元ステップを必
要とする。
【0017】米国特許第4,850,978 号(対応特公平6−
14977 )には、患者への薬剤の放出のための液体導管内
へ有益な薬剤を導入するためのカートリッジを含む薬物
放出システムが開示されている。該カートリッジは、剛
直な、プラスチックの中空管と、スライド可能に少なく
とも部分的に該管内に取り付けられた薬剤含有チャンバ
ーとを含む。典型的には、該ハウジングは、医療用液体
投与セット及び別個の有益な薬剤を含む別個のカートリ
ッジとインラインに配置されるソケットを含む。該カー
トリッジは、患者へ該有益な薬剤を放出することが望ま
しいときには、ソケット内にはめ込まれる。看護婦又は
他のオペレーターによる積極的復元は必要でない。その
代わり、一旦カートリッジがソケット内にはめ込まれる
と、投与セットを通って医療用液体源から流れる液体が
ソケット及び薬剤含有カートリッジに流入し、薬剤を復
元する。薬剤を含んだ溶液は、ソケットから出て、投与
セットを下って患者の静脈系へと流れる。
【0018】最初の(使用前の)配置においては、第2
の使用配置にあるときに較べて、該チャンバーは該中空
管から一層遠くへと延びている。該チャンバーに向かっ
て延びるカニューレが該中空の管に取り付けられてい
る。該チャンバーが第2の配置にあるとき、該カニュー
レは蓋手段を刺通して液体流路を創り出す。
【0019】米国特許第4,804,366 号(特公平5-60758
号)もまた、カートリッジの薬剤含有チャンバーに入口
及び出口の双方を提供する流路手段を有するアダプター
を含む、薬物放出システムを開示している。該カートリ
ッジとアダプターは、該チャンバーに入る及びこれから
出る双方の同時の流れを許容しつつ、該流路手段の両端
に該注入部位を貫通するただ一つの開口を許容する。入
口及び出口を備えた剛直なカニューレと、該カニューレ
がそれらの間に通路を規定するよう、該カニューレ入口
及びカニューレ出口の中間において該カニューレと実質
的に同軸で且つカニューレから間隔をあけてあるもので
あるシェルとを含む、アダプター及びカートリッジの双
方が提供されている。該カニューレ入口及びカニューレ
出口の双方は、該放出システムのソケットに関連した弾
力のある注入部位に単一の刺通開口を形成するのに適合
できる。該チャンネル出口及びチャンネル入口の双方
は、該カートリッジと関連した弾力のある注入部位に単
一の刺通開口を形成するのに適合させてある。
【0020】上述の2つのシステムは、薬物放出及び薬
物を復元するための自動的システムを提供する。バイア
ル内において薬物を復元するために使用することのでき
る手動の装置は、典型的には、上述のような、自動的シ
ステムが直面するのと同じ懸念を有することはない。典
型的には、手動のシステムにおいては、米国特許第4,53
7,593 号に記述されているように、カニューレは液体を
注入するために使用され、そして別個の部材が、空気を
通気するために使用される。高圧且つ高速の希釈液が、
カニューレに短時間通される。バイアルは、希釈液が注
入された後、薬物の完全な溶解まで典型的には手で攪拌
される。バイアル内容物とシリンジ筒との間の圧力差
が、混合物をシリンジ内へと駆動する。その目的のた
め、使用者は、シリンジの筒中に真空を引くことができ
る。
【0021】そのような手動のシステムにおいては典型
的には存在しなかった多くの懸念と要件とが、自動的シ
ステムにおいては生じる。復元装置においては、バイア
ルの両端にある入口及び出口によって薬物床を通過する
液体が、薬物を浸食する。薬物の溶解は、通過液量に相
関する。自動的システムの低い動作システム圧と放出速
度とのために、液体流を妨げる制限がカニューレの出口
によって創り出されないことが重要である。
【0022】薬物放出又は復元の装置に関する更なる要
件は、システムの一体性を維持する必要である。従っ
て、バイアルの不活性化の間すなわちカニューレが隔壁
を刺通するときに、閉じた系を維持することが重要であ
る。
【0023】更に、手動の復元装置と異なり、自動的復
元装置は、異なった一組の流れ条件を必要とする。
【0024】自動的システムにおいては、上述のセット
のように、針/シェルアセンブリーの製造に関して更な
る問題が生じ得る。
【0025】本発明は、薬物放出装置のための改良され
たカニューレ構造物を提供する。該改良されたカニュー
レ構造物は、復元装置において特に有用である。
【0026】
【課題を解決するための手段】一具体例においては、本
発明は、包囲する関係でその周りに固定された管状部材
又はシェルを備えたカニューレを有する、カニューレ構
造物を提供する。該シェルは、該カニューレに対する該
管状部材の壁の内面による十分な力の作用のみによっ
て、カニューレの周りに固定されている。該シェルは、
しかしながら、少なくとも一つの流路が該カニューレの
壁の外面と該管状部材の壁の内面との間に形成されるよ
うに固定されている。該カニューレ構造物は、復元装置
内に固定することができる。
【0027】本発明の一具体例においては、カニューレ
の両側で該管状部材をクリンプし、そして該カニューレ
の壁の外面と該管状部材の壁の内面との間において該カ
ニューレの両側に少なくとも二つの液体流路を形成する
ことによって、包囲する関係でその周りに取り付けられ
た管状部材を備えたカニューレが提供される。
【0028】本発明の一具体例においては、該カニュー
レは、ステンレススチールで作られている。
【0029】本発明の一具体例においては、該管状部材
は、ステンレススチールで作られている。
【0030】本発明の一具体例においては、該カニュー
レは、心抜きを起こさない末端を有する。
【0031】本発明の一具体例においては、該カニュー
レは、第1の末端及び第2の末端と、それらの間のチャ
ンネルを有し、該第1の末端は閉じており且つ隔壁を刺
通するための部材を含む。
【0032】一具体例においては、該管状部材の少なく
とも一端は該カニューレの周りに密封されており、且
つ、その末端付近において、該管状部材の外部と該カニ
ューレ及び該管状部材の間に形成されたチャンネルとの
間に液体連通を提供するように、該管状部材に開口が備
えられている。
【0033】本発明の利点は、液体流れを妨害し得るバ
リを作ることなしに構成することのできるカニューレ構
造物を提供することである。
【0034】本発明の更なる利点は、それらの間の不整
合のおそれを減らしてカニューレ及び管状部材が構成で
きるカニューレ構造物を提供することである。
【0035】本発明の別の利点は、先行技術のカートリ
ッジ構成より有意に優れた理論的流速を有する、復元装
置カートリッジのためのカニューレ構造物の提供であ
る。
【0036】更に、本発明の利点は、改良された薬物放
出装置を提供することである。
【0037】本発明の更なる特徴及び利点は、目下好ま
しい具体例の詳細な記述において記述されており、また
該記述及び図面から明らかとなろう。
【0038】本発明により、薬物復元装置のために特に
有用な改良されたカニューレ構造物が提供される。この
改良されたカニューレ構造物は、従来の構造物よりも一
層少ない欠点をもって一層容易に大量生産されると確信
される。
【0039】
【実施例】図面、特に図1を参照すると、薬物復元装置
のソケット10が一般的に図解されている。そのようなソ
ケットは、例えば米国特許第4,804,366 号(対応特公平
5-60758 )に詳細に記述されている。図1に記述された
ソケットは、ソケットのみを表すものでなく、やはり米
国特許第4,804,366 号(対応特公平5-60758 )に開示さ
れそして記述されたような薬物放出システムをも表す。
該開示を参照によりここに導入する。
【0040】しかしながら、要するに、ソケット10は、
やはり図1に図解されているように有益な薬剤を収容し
た別個のカートリッジ12を受け入れるために適合させた
液体導管上に取り付けられるように形状が与えられてい
る。カートリッジ12がソケット10上に取り付けられたと
き、導管14を通ってソケット10内へと流れる液体はま
た、液体源容器から除去され、ソケット10から出て患者
へと下流へ通過する前にカートリッジ12を通って流れ
る。
【0041】図1から並びに米国特許第4,804,366 号
(特公平5-60758 号)を参照して認められるように、ソ
ケット10は液体導管14に接続されたソケット入口16及び
空気フラスコ入口部分18によって形成された出口を含
む。関連する空気フラスコは、ソケット出口20の下流に
配置されている。
【0042】ソケット10は、それぞれ上側及び下側の取
付具24及び26を有する。上側取付具24は、入口16を含
む。下側取付具26は出口20を含む。刺通可能な、弾力の
ある注入部位28が、注入部位28に超音波でマウント30を
スエージングすること等によって、ソケット10の上側取
付具24内に取り付けられている。
【0043】上側及び下側取付具24及び26は、接着剤、
超音波シーリング等によって一つに結合してよい。ソケ
ット10及び該ソケットがその一部分である投与セットの
有用寿命の間、複数のカートリッジ12(各々がカニュー
レ42を備えたカニューレ構造物40を有する)が注入部位
28に取り付けられ及びこれから取り除かれることから、
注入部位がソケット内に固く維持されることが重要であ
る。
【0044】ソケット10は、上側及び下側取付具24及び
26の間に捕捉された弾力のある分割器44を含む。この弾
力のある分割器44は、弾力のある刺通可能注入部位28の
直下に狭い貫通孔46を備える。貫通孔46を備えた分割器
のその部分のみが、望ましい性質としての弾性を利用す
る。しかしながら、製造の容易さのためには、ソケット
10を通る流路を規定する分割器44によって該貫通孔46を
規定するのが簡単である。
【0045】認識できるように、非経口容器のような容
器から流れる液体は、入口16を通って流れ、そこでそれ
はソケット10の分割器プレート44の上へ流入し、貫通孔
46を通ってソケット出口20へと下流へ流れ、そこから、
空気フラスコ入口18を通って患者へと下流へ流れる。
【0046】カートリッジ12は、ソケット10を通って流
れる液体中へ薬物又は他の有益な薬剤を導入するための
アダプター50と共に図解されている。代わりに、アダプ
ター50は、例えばバイアル52のような有益な薬剤のチャ
ンバーをソケット10と接続するのに適した別個のユニッ
トであってもよい。
【0047】図1及び2の双方を参照して認識されるで
あろうように、アダプター50は、剛直な、中空のシリン
ダー又は管54及び、キー路スロット57を備えたキー路壁
56(該キー路壁56は該管54の一部を形成している)を含
む。プレート58が管54を横切って取り付けられており、
キー路壁56の始点を規定している。
【0048】剛直なカニューレ構造物40は、プレート58
を貫通して延びている。一般にシリンダー状であるカニ
ューレ構造物ホルダー60は、プレート58の両側から延び
ている。中空の管54、プレート58及びホルダー60は、プ
ラスチックのような同じ材料の単一片とし形成されてい
てよい。
【0049】カニューレ42は、入口62及び出口64を含
む。好ましい具体例においては、出口64は、刺通を容易
にするために尖っている。しかしながら、カニューレ
は、円錐形の形状をしていることができる。カニューレ
42は、必須ではないが好ましくは、単一片からつくられ
ている。以下に一層詳細に記述されているように、カニ
ューレ42の周りに配置されているのは、管状部材又はシ
ェル70である。この管状部材70は、カニューレ上に管状
部材の壁の内面による十分な力の作用によって、取り囲
む関係にてカニューレ42の周りに固定されている。管状
部材70及びカニューレ42は一緒になって、ここに「カニ
ューレ構造物」と呼ぶものを形成する。
【0050】やはり図解されているように、取り囲んで
いる管状部材70は、カニューレ42に較べて軸方向に短
い。管状部材70がカニューレ42に取り付けられている仕
方は、以下に一層詳細に記述されよう。しかしながら、
現時点では、管状部材70が、カニューレ42に、これに対
し相対的に十分不動に止まるよう固定されていることを
理解すれば十分である。
【0051】やはり図2に図解されているように、ホル
ダー60は、その中に管状部材70を、カニューレ構造物40
がアダプター50内の所定位置に固く維持され固定される
ような嵌まり込んだ関係に受け入れるように構成されて
いる。望むならば、管状部材70は、超音波溶接、スエー
ジング、接着剤、挿入成形その他によってホルダーに固
定することができる。
【0052】管状部材70及びカニューレ42は、管状部材
70の内径がカニューレ42の外径より大きくなるよう寸法
が与えられている。こうして、それらの間に空間又は隙
間72が形成されそれを通って液体が流れることができ
る。従って、液体は、管状部材70の一方の軸端にある空
間72に入り、そして反対側の軸端にある空間から出るこ
とができる。
【0053】図1を参照して、図解されているようにア
ダプター50が注入部位28に固定されているときには、非
経口容器のような容器から流れる液体は、ユニット16を
通って流れ、その結果ソケット10内の分割器44の上へと
流れ込む。その点から、液体は、管状部材70とカニュー
レ42との間の空間72を通って上へと流れ、容器52内へと
流れ込む。容器52内へ流れ込んだ後、液体は容器内に収
容されているものと混ざる。容器52内の液体のレベルが
カニューレ42の頂部より上へ上がったとき、それはカニ
ューレ42中の流路74を通って下へ流れ、貫通孔46を通っ
てソケット10の出口20へと流れる。
【0054】図3〜8を参照して、種々の管構造物又は
シェルの好ましい具体例が記述されよう。
【0055】図3において、図1及び2のカニューレ構
造物40が、独立に再現されている。図3に一層明瞭に図
解されているように管状部材又はシェル70は、本質的に
管状部材70が潰れて部分的にカニューレ42の外径の周り
に一致するよう、カニューレ42の両側71、73に管状部材
70をクリンプすることによって、カニューレ42の周りに
固定されている。このクリンプは、図3のカニューレ構
造物40の断面が図解されている図4に最もよく図解され
ている。
【0056】図3及び4に更に図解されているように、
管状部材70はカニューレ42の外径よりも大きい内径をし
ていることから、管状部材70とカニューレ42との間に空
間が備えられ、それを通って液体が流れることができ
る。そのようにして、カニューレ構造物40は、2つの液
体流路、即ち、カニューレ42の内部を通る流路74及び、
カニューレ42の壁の外面と管状部材70の壁の内面との間
の流路72を備える。カニューレ42と管状部材70との間に
備えられた流路が、カニューレ42に管状部材70を固定す
るために管状部材70がクリンプされている部位以外で
は、実質的に環状の形状であることが認識できる。その
部位においては、図4に図解されているように、単一の
流路はカニューレ42の両側の2つの平行な液体流路76及
び78に分割されている。管状部材70がクリンプされてい
る部位の後は、これら2つの液体流路は再び一緒になっ
て環状の液体流路72を形成する。
【0057】図5に最もよく図解されているように、管
状部材70の軸端80には、軸端80とカニューレ42の外部壁
面との間に環状の隙間を形成することによって、管状部
材70とカニューレ42との間に出口81が備えられており、
それによって、液体はカニューレ42と管状部材70との間
の空間72内の液体流路から流出することができる。図5
に図解されているように、管状部材70の軸端80の外部は
丸みが与えられるように形成できそれによって鋭いかど
をなくすことができる。
【0058】図6に図解されているように、もう一つの
管状部材92の軸端90は、単にカニューレ94に向けて角度
を与えるように先細りとすることができる。しかしなが
ら同様に、カニューレ94の壁の外面と管状部材92の軸端
90の間には環状の隙間又は開口93が備えられており、そ
れにより液体は、カニューレ94と管状部材92との間の間
隔96内から外部へと流出することができる。
【0059】図7及び8には、心抜きを起こさないカニ
ューレ102 を有するカニューレ構造物100 が備えられて
いる本発明の別の具体例が図解されており、この目的の
ため該カニューレは閉鎖された円錐形の刺通末端104 を
末端に有するが、それは、カニューレ102 の外部とその
内部流路107 との間の液体連通を許容するための開口又
はスロット106 を含む。
【0060】加えて、図7及び8に図解されている構造
物100 において、カニューレ102 の周りに固定された管
状部材110 の軸端108 は、管状部材110 の軸端108 とカ
ニューレ102 との間に隙間又は流路が備えられないよう
にカニューレ102 の周りにおいて閉鎖されている。代わ
りに、必要な液体流路を備えるために、それを通って液
体が流れることのできる一列の開口112 が管状部材110
軸端108 の手前に備えられている。こうして、液体は、
管状部材110 の一端にある開口112 内に流入し、管状部
材110 の軸方向長さに沿った内部流路を通り、そして管
状部材110 の他方の軸端にある開口112 から流出するこ
とができる。勿論、この管状部材110 は、尖ったカニュ
ーレと共に使用することもできる。
【0061】管状部材110 は、カニューレ102 に管状部
材110 を固定するために上述の仕方で両側116 及び118
でクリンプされ又は絞られているものとして図解されて
いる。
【0062】上記の具体例においてはカニューレの一端
には刺通末端が備えられており他端には鈍い末端が備え
られているが、他のタイプのカニューレ、例えば2つの
刺通末端を有するカニューレを使用することもできる。
更に、2つの心抜きを起こさない末端を有するカニュー
レを使用することも、2つの心抜きを起こす末端を有す
るカニューレを使用することもできる。
【0063】好ましい具体例においては、カニューレ及
び包囲している管状部材の双方がステンレススチールで
作られている。
【0064】上記のカニューレ構造物は、従来の挿入成
形されたカニューレ構造物に対して利点を提供する。
【0065】認識されるであろうように、プラスチック
シールドその他による被覆成形のための金型内へのカニ
ューレの装填の結果は、オペレーターに依存性してお
り、このため許容範囲外の設置が起こり得る。更に、も
しも成形工程中にカニューレの配置が大きく外れている
と、重大な金型損傷が生じ得る。
【0066】それに関して、カニューレについて対角線
締まり圧入嵌めの許容窓は非常に狭く、0.003 インチの
範囲にある。この寸法が、型の磨耗の結果として見られ
る第1の欠点の一つである。見られる第2の欠点は、流
れを減少させる決定的欠点であるバリの発生である。
【0067】上記に加えて、短い縞模様や網目線が、イ
ン・プロセス検査では見られず、これは不満足な締まり
圧入嵌めを引き起こし得る。成形中の針の曲がりが、別
の大きな欠点となり得る。
【0068】上述のカートリッジ12及びアダプター50ア
センブリーのようなカートリッジに関しては、該カート
リッジは、少なくとも一つの重大な圧入嵌めを有する。
圧入嵌めされた内径に間欠的に現れる凹みは、不満足な
締まり圧入嵌めの原因となり得る。これらの凹みは、検
査に際して検出されない可能性がある。
【0069】更にバリ又はピンの不整合は、半径方向の
流入口において、できあがったカートリッジを詰まらせ
又は流れの減少を引き起こし得る。
【0070】理論的予測に基づいて、本発明の図1に図
解され及び米国特許第4,804,366 号(特公平5-60758
号)に記述されているような、ここに記述したカニュー
レ構造物を組み込んだソケット及びカートリッジアセン
ブリーは、全カートリッジ圧の低下を先行技術の構造物
より約42%だけ減少させるであろう。更に、米国特許第
4,804,366 号(特公平5-60758 号)に図解され記述され
た圧入嵌め設計においては、圧入嵌め領域に備えられた
入口ハブ流路は、全カートリッジ圧力低下のうちの約50
%を説明する。しかしながら、本発明のカニューレ構造
物を利用するに際して、入口流路は全カートリッジ圧力
低下の14%を説明するに止まり、カニューレが、全圧力
低下における唯一の主要な因子となる。
【0071】以下は、理論上のカートリッジ圧力低下の
比較である。
【0072】
【表1】
【0073】上記から、ここに開示した、本発明の一部
を構成するカニューレ構造物が、復元装置のための改良
された構造物を提供するものであることが認識できる。
【0074】ここに記述した目下好ましい具体例に対す
る種々の変更及び修正が当業者に明らかであることは理
解されなければならない。そのような変更及び修正は、
本発明の精神及び範囲から外れることなくかつ伴う利点
を損なうことなく行うことができる。従って、そのよう
な変更及び修正は、添付の請求の範囲に包含されること
が意図されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のカニューレ構造物の具体例を含む薬
物復元装置の断片的断面図。
【図2】 本発明のカニューレ構造物の具体例を含むア
ダプターの断面図。
【図3】 図2のカニューレ構造物の長手方向図。
【図4】 図3の線IV−IVに沿って取った図3のカニュ
ーレ構造の断面図。
【図5】 図3のカニューレ構造物の一部分の拡大した
断片図。
【図6】 別のカニューレ構造物の一部分の拡大した断
片図。
【図7】 別のカニューレ構造物の長手方向図。
【図8】 図7のカニューレ構造物の一部分の拡大した
断片図。
【符号の説明】
10・・ソケット、12・・カートリッジ、14・・導管、16
・・ソケット入口、18・・空気フラスコ入口、20・・ソ
ケット出口、24・・上側取付具、26・・下側取付具、28
・・注入部位、30・・マウント、40, 100 ・・カニュー
レ構造物、42, 94, 102 ・・カニューレ、44・・分割
器、46・・貫通孔、50・・アダプター、52・・バイア
ル、54・・管、56・・キー路壁、57・・キー路スロッ
ト、58・・プレート、60・・ホルダー、70, 92, 110 ・
・管状部材、72・・空間、112 ・・開口

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カニューレの壁の外面と管状部材の壁の内
    面との間に少なくとも一つの液体流路が備えられるよう
    に、該管状部材の壁の内面により十分な力を該カニュー
    レに対して作用させることのみによって、少なくとも部
    分的に取り囲む関係でその上に該管状部材が固定してあ
    る該カニューレよりなる、カニューレ構造物。
  2. 【請求項2】該管状部材が少なくとも片方の側において
    絞られていることによって該カニューレ上に固定されて
    いるものである、請求項1のカニューレ構造物。
  3. 【請求項3】該カニューレ及び該管状部材がステンレス
    スチールで作られているものである、請求項1のカニュ
    ーレ構造物。
  4. 【請求項4】該カニューレが心抜きを起こさない末端を
    有するものである、請求項1のカニューレ構造物。
  5. 【請求項5】該カニューレの壁の外面と該管状部材の壁
    の内面との間に少なくとも二つの液体流路が備えられて
    いるものである、請求項1のカニューレ構造物。
  6. 【請求項6】該管状部材が、該カニューレ上にクリンプ
    するよう該カニューレの両側で絞られていることによっ
    て該カニューレ上に固定されているものであ、請求項1
    のカニューレ構造物。
  7. 【請求項7】該管状部材が一端において該カニューレの
    周りに少なくとも実質的に密閉されており、そしてその
    壁に、該液体流路と該管状部材の外部との間に液体連通
    を提供するための開口を含むものである、請求項1のカ
    ニューレ構造物。
  8. 【請求項8】該管状部材の壁が、該管状部材の一端にお
    いてカニューレへ向けて先細っているものである、請求
    項1のカニューレ構造物。
  9. 【請求項9】該管状部材の一の軸端が丸みを与えられて
    いるものである、請求項1のカニューレ構造物。
  10. 【請求項10】容器と第2の装置とを液体連通状態に相
    互に接続するためのアダプターであって、カニューレ構
    造物を含んでおり、該カニューレ構造物が、カニューレ
    の壁の外面と管状部材の壁の内面との間に少なくとも一
    つの液体流路が備えられるように管状部材の壁の内面に
    より十分な力をカニューレに対して作用させることのみ
    によってその上に管状部材が固定してあるカニューレよ
    りなるものであり、該管状部材及びカニューレ構造物が
    該管状部材の一部分を包囲するホルダーのみによってア
    ダプター内に固定されているものである、アダプター。
  11. 【請求項11】該管状部材が、少なくとも片方の側で絞
    られていることによって該カニューレ上に固定されてい
    るものである、請求項10のアダプター。
  12. 【請求項12】該カニューレ及び管状部材がステンレス
    スチールで作られているものである、請求項10のアダプ
    ター。
  13. 【請求項13】該カニューレが心抜きを起こさない末端
    を有するものである、請求項10のアダプター。
  14. 【請求項14】該カニューレの壁の外面と該管状部材の
    壁の内面との間に少なくとも二つの液体流路が備えられ
    ているものである、請求項10のアダプター。
  15. 【請求項15】該管状部材が、該カニューレ上にクリン
    プされるよう該カニューレの両側で絞られていることに
    よって該カニューレ上に固定されているものである、請
    求項10のアダプター。
  16. 【請求項16】該管状部材が一端において該カニューレ
    の周りに少なくとも実質的に密閉されており、そしてそ
    の壁に、該液体流路と該管状部材の外部との間に液体連
    通を提供するための開口を含むものである、請求項10の
    アダプター。
  17. 【請求項17】該管状部材の壁が該管状部材の一端にお
    いてカニューレへ向けて先細っているものである、請求
    項10のアダプター。
  18. 【請求項18】有用な薬剤を放出するための液体導管内
    へ該有益な薬物を導入するためのカートリッジであっ
    て、 剛直な中空管と、 隔壁を有しそして有用な薬剤を収容しているチャンバー
    であって、該中空管の第1の末端に隣接して取り付けら
    れ、そして、該チャンバーが第1の配置においては第2
    の配置におけるよりも該中空管から一層大きな距離だけ
    伸びているように、第1の配置から第2の配置へとスラ
    イド可能に少なくとも部分的に該中空管内に取り付けら
    れているものであるチャンバーと、そして該中空管内に
    取り付けられたカニューレ構造物であって、第1の末端
    (これはバイアルが第2の配置に移動したとき該バイア
    ルを刺通するものである)と第2の末端とを有するカニ
    ューレを含んでなり、且つカニューレの壁の外面と管状
    部材の壁の内面との間に少なくとも一つの液体流路が備
    えられるよう、該管状部材の壁の内面によって十分な力
    を該カニューレに対して作用させることのみによって該
    カニューレの一部分の周りに固定されているものである
    管状部材を含むものであるカニューレ構造物と、を含ん
    でなるものであるカートリッジ。
  19. 【請求項19】該管状部材が、少なくとも片側で絞られ
    ていることによって該カニューレに固定されているもの
    である、請求項18のカートリッジ。
  20. 【請求項20】該カニューレが心抜きを起こさない末端
    を有するものである、請求項18のカートリッジ。
  21. 【請求項21】該カニューレの壁の外面と該管状部材の
    壁の内面との間に少なくとも二つの液体流路が備えられ
    ているものである、請求項18のカートリッジ。
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