JP2671932B2 - フルウインドー等開閉装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、デパートや各種店先や
各種ショールーム等のショーウインドーやファッション
飾りドア等（以下、フルウインドー等）の開口部に開閉
自在に備え付けられるフルウインドー等開閉装置に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】従来のショーウインドーは嵌め殺しや横
スライドのものが総べてであり、建物の機能性が劣り、
その解決のために最近垂直開閉自在なパネルシヤッター
が採用されて来ている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従って、従来の嵌め殺
しでは、開閉不可であり、また横スライドのものでは開
閉可でありながらフルグラスのイメージダウンとなり、
しかも既存のパネルシヤッター起立収納方式ではパネル
ピッチが制限され、横部材が多数必要とされ、ショーウ
インドーのフルグラスイメージが崩れてしまい、パネル
ピッチが大きいと天井内収納高さが大きくなる等の問題
がある。こゝにおいて本発明は、前記従来の課題を解決
するのに有効、適切なフルウインドー等開閉装置を提供
せんとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】前記課題の解決は、本発
明が次に列挙する新規な特徴的構成手段を採用すること
により達成される。即ち、本発明の第１の特徴は、複数
枚のパネルで積立閉鎖する開口部の左右両側に、当該各
パネルに対応するガイド溝を内部に並列延在した左右両
垂直レールを向い合せに並立するとともに、当該左右両
垂直レール上端に連続し天井裏に沿って各別に分離した
前記各ガイド溝の高さを違えて一枚分オーバースライド
収納可能な長さだけ並行延在した左右両水平レールを設
ける一方、当該左右両水平レール端上方にそれぞれ臨
み、それぞれのクラッチを介してモータートルク伝達遮
断自在に並架した前記各パネルに対応する数の巻取シヤ
フト両端に左右両巻取ドラムを固着し、他方、前記左右
両各ガイド溝に係合走行するローラーを対応する前記各
パネル両側端の上下にそれぞれ片持突出したスライド軸
端に回転自在に取付け、さらに、当該左右両下スライド
軸端にワイヤー下端を結着するとともに上端を、途中前
記左右両垂直レールと前記左右両水平レール境界の各ガ
イド溝に貫設したワイヤー通し孔を通し、左右両垂直レ
ール延長上方に空転自在に軸架した中間ガイドプーリー
に巻掛し前記各対応する左右両パネル巻取ドラムに巻
取、繰出し自在に巻付けてなるフルウインドー等開閉装
置である。

【０００５】本発明の第２の特徴は、前記第１の特徴に
おける左右両水平レールが、各ガイド溝端内にリミット
スイッチと、当該リミットスイッチと所定間隔を開けた
位置の前記各ガイド溝外側に内部に出没動自在なストッ
パーとをそれぞれ設け、各対応するパネルがオーバース
ライド収納されて前記各ガイド溝端内に持来した上ロー
ラーが前記リミットスイッチに触接すると、前記ストッ
パーを各ガイド溝内に突出し前記上ローラーの滑降戻動
を阻止自在に形成してなるフルウインドー等開閉装置で
ある。

【０００６】本発明の第３の特徴は、前記第１又は第２
の特徴における左右両水平レールが、その下側に設けた
逃げ天井板を上下片開き自在に蝶着する一方、クラッチ
を介してモータートルク伝達遮断自在に左右両パネル巻
取ドラム群に隣接して並架した天井板巻取シヤフト両端
に左右両天井板巻取ドラムを固着し、他方、前記逃げ天
井板の両側にそれぞれ下端を結着したワイヤー上端を、
途中空転自在に軸架した中間ガイドプーリーに巻掛し前
記左右両天井板巻取ドラムに巻取、繰出し自在に巻付け
てパネル群の昇降中前記逃げ天井板を開披自在に形成し
てなるフルウインドー等開閉装置である。

【０００７】

【作用】本発明は、前記のような手段を講じたので、そ
れぞれクラッチを順番通り、入切操作してモータートル
クを次々に伝達遮断することによりパネル巻取シヤフト
ともども左右両パネル巻取ドラムを回動停止せしめ、ワ
イヤーを巻取り、繰り出しして、ワイヤー下端に結着し
た対応するパネルの上下ローラーを、係合する垂直、水
平レールの各ガイド溝内に沿って昇降走行し、開口部閉
鎖時は左右両垂直レール間にパネルを下位から順次積立
て介在し、開口部を開披時は左右両水平レール間にパネ
ル上位から順次間隔を開けて積重ね寝かせて介在収納
し、パネル群昇降時には逃し天井板を開披するとともに
パネル収納時にはストッパーを各対応するガイド溝内に
突出して上ローラーの滑降戻動を停止する。

【０００８】

【実施例】本発明の実施例を図面について詳説する。図
１乃至図４は本実施例の一部省略破断した正面図、平面
図、右側面図および左側面図、図５は図１中Ｖ−Ｖ線視
断面図、図６は水平レール１ガイド溝端部の拡大側面図
である。なお、左右対称部材は左右同一符号を付した。

【０００９】図中、Ａは本実施例のフルウインドー等開
閉装置、１，２，３は例えば、１０００〜１５００mmの
巾に３分割されたガラス製、樹脂製、金属製、木製その
他あらゆる素材製のパネル、４ａ，４ａはパネル１，
２，３を中に挟んで開口部α両側に対向並立する左右両
垂直レール、５ａ，６ａ，７ａは左右両垂直レール４
ａ，４ａ内に並列する第１〜第３ガイド溝、８，９は最
下位パネル３の両側端全長に縁取りした補強枠１０の上
下に片持突設した上下スライド軸であって、左右両垂直
レール４ａ，４ａの向合側全長に開通しかつガイド溝５
ａ，６ａ，７ａ相互を連通するスライド軸ガイドスリッ
ト１１ａ（図４参照）に挿通しその軸端に第１ガイド溝
５ａに係合して回転走行する上下ローラー１２，１３を
それぞれ空転自在に取付ける。

【００１０】１４，１５は中間位パネル２の両側端全長
に縁取りした補強枠１６の上下に片持突設した上下スラ
イド軸であって、スライド軸ガイドスリット１１ａに挿
通しその軸端に第２ガイド溝６ａに係合し回転走行する
上下ローラー１７，１８をそれぞれ空転自在に取付け、
１９，２０は最上位パネル１の両側端全長に縁取りした
補強枠２１の上下に片持突設した上下スライド軸であっ
て、スライド軸ガイドスリット１１に挿通しその軸端に
第３ガイド溝７ａに係合して回転走行する上下ローラー
２２，２３をそれぞれ空転自在に取付ける。

【００１１】４ｂ，４ｂは左右両水平レールであって、
左右両垂直レール４ａ，４ａの第１〜第３ガイド溝５
ａ，６ａ，７ａ上端に連続した第１〜第３ガイド溝５
ｂ，６ｂ，７ｂを各別に分離し、第１〜第３ガイド溝５
ｂ，６ｂ，７ｂを順次下から等間隔に高さを違えて建物
β又は図示しないケース天井面γに沿って少許昇り勾配
を持たせ、パネル１，２，３一枚分オーバースライド収
納可能な長さだけ段違い並行延在し、図２に示すよう、
２４，２５，２６，２７は左右両水平レール４ｂ，４ｂ
の最上段左右両ガイド溝７ｂ，７ｂ端に亙り臨ませて天
井面γに沿い回転自在に並架した第１〜第３パネル巻取
シヤフトと天井板巻取シヤフト、２８，２９，３０，３
１は第１〜第３パネル巻取シヤフト２４，２５，２６と
天井板巻取シヤフト２７両端に固着した第１〜第３パネ
ル巻取ドラムと天井板巻取ドラムである。

【００１２】３２は建物β又は図示しないケース天井面
γ又は側面に取付けた可逆転開閉モーター、３３，３
４，３５，３６は第１〜第３パネル巻取シヤフト２４，
２５，２６と天井板巻取シヤフト２７をそれぞれ内通し
て天井面γに並列取付け開閉モーター３２の回転トルク
を各別に第１〜第３パネル巻取シヤフト２４，２５，２
６と天井板巻取シヤフト２７に伝達、遮断する電磁クラ
ッチ、３７，３８，３９は左右両垂直レール４ａ，４ａ
と左右両水平レール４ｂ，４ｂの境界域上側の各ガイド
溝５ａ，６ａ，７ａに貫設したワイヤー通し孔、４０は
境界域上方の天井面γ又は側面に左右両水平レール４
ｂ，４ｂに対応して回転自在に軸架した中間ガイド軸、
４１，４２，４３は中間ガイド軸４０のそれぞれに各ワ
イヤー通し孔３７，３８，３９に対応して同軸固着した
中間ガイドプーリーである。

【００１３】４４，４５，４６は下端を第１〜第３下ス
ライド軸９，１５，２０に結着しかつ上端を途中各第１
〜第３ガイド溝５ａ，６ａ，７ａを内通し、ワイヤー通
し孔３７，３８，３９を通り抜け、第１〜第３プーリー
４１，４２，４３に巻掛され各対応するパネル巻取ドラ
ム２８，２９，３０に巻取、繰り出し自在に巻付けた第
１〜第３ワイヤー、図３に示すよう、４７は一端を天井
板ε端にヒンジ４８にて片開き自在に枢着した逃げ天井
板、４９，５０は前後中間ガイドプーリー、５１は下端
を逃げ天井板４７両側に結着しかつ上端を途中前後中間
ガイドプーリー４９，５０に巻掛けされ左右両天井板巻
取ドラム３１，３１に巻取、繰り出し自在に巻付けたワ
イヤーである。

【００１４】５２，５３，５４は左右両水平レール４
ｂ，４ｂの各溝ガイド５ｂ，６ｂ，７ｂ端内に設置した
リミットスイッチ、５５，５６，５７は各溝ガイド５
ｂ，６ｂ，７ｂ端部下側に取付けられた器筐５８，５
９，６０内に各収納され各ガイド溝５ｂ，６ｂ，７ｂの
上ローラー１２，１７，２２を中に挟んだリミットスイ
ッチ５２，５３，５４対側位置に出没動自在に設け、左
右両上ローラー１２，１７，２２が接触した時に発する
リミットスイッチ５２，５３，５４の検知信号を受けて
電磁ソレノイド６１，６２，６３を励磁作動し、各ガイ
ド溝５ｂ，６ｂ，７ｂ内に突出して上ローラー１２，１
７，２２の戻動を阻止するストッパーである。

【００１５】本実施例の仕様は、このような具体的実施
態様であるからその動作を説明する。なお、次の連続逐
次制御動作は図示しないシーケンサーにより行なわれ
る。開口部αを開披するに当り、まず開閉モーター３２
を逆転駆動すると同時に電磁クラッチ３６を励磁接続し
て天井板巻取シヤフト２７と一体に左右両天井板巻取ド
ラム３１を逆回転することによりワイヤー５１を繰り出
し前後中間ガイドプーリー４９，５０を介して弛まされ
逃げ天井板４７を開披し、電磁クラッチ３６を断絶す
る。

【００１６】次いで、開閉モーター３２を正転駆動に切
替え、電磁クラッチ３５を励磁接続して第３パネル巻取
シヤフト２６と一体に左右両第３パネル巻取ドラム３
０，３０を正回転することにより第３ワイヤー４６を巻
取り、左右両第３溝ガイド７ａ，７ａを上下ローラー２
２，２３が回転走行し上下スライド軸１９，２０がガイ
ドスリット１１ａを滑って最上位パネル１を引上げて行
き左右両垂直レール４ａ，４ａ間から左右両水平レール
４ｂ，４ｂの最上段第３ガイド溝７ｂ，７ｂ間に移り、
最終的には図６に示すよう左右両上ローラー２２がリミ
ットスイッチ５４に触接するとストッパー５７を第３ガ
イド溝７ｂ内に突出して左右両上ローラー２２，２２の
下降戻動を阻止し電磁クラッチ３５を断切して最上位パ
ネル１のオーバースライド収納を完了する。

【００１７】引続き、電磁クラッチ３４を励磁接続して
第２パネル巻取シヤフト２５と一体に左右両第２パネル
巻取ドラム２９，２９を正回転することにより第２ワイ
ヤー４５を巻取り、左右両第２溝ガイド６ａ，６ａを上
下ローラー１７，１８が回転走行し上下スライド軸１
４，１５がガイドスリット１１ａを滑って中間位パネル
２を引上げて行き、左右両垂直レール４ａ，４ａ間から
左右両水平レール４ｂ，４ｂの中段第３ガイド溝６ｂ，
６ｂ間に移り、最終的には左右両上ローラー１７がリミ
ットスイッチ５３に触接するとストッパー５６を第２ガ
イド溝６ｂ内に突出して左右両上ローラー１７の下降戻
動を阻止し電磁クラッチ３４を断切して中間位パネル２
のオーバースライド収納を完了する。

【００１８】そして、電磁クラッチ３３を励磁接続して
最下位パネル３を前記最上位パネル１および中間位パネ
ル２同様に左右両水平レール４ｂ，４ｂの最下段ガイド
溝５ｂ，５ｂ間に最下位パネル３のオーバースライド収
納を行う。最下位パネル３の収納完了と同時に開閉モー
ター３２を逆駆動し電磁クラッチ３６を励磁接続して天
井板巻取シヤフト２７と一体に左右両天井板巻取ドラム
３１を正回転することにより、ワイヤー５１を巻取り、
前後中間ガイドプーリー４９，５０を介して緊張し逃げ
天井板４７を引上げ閉鎖し、電磁クラッチ３６を断絶後
に、開閉モーター３２を停止する。

【００１９】パネル１，２，３の収納状態から開口部α
を閉鎖するに当り、開閉モーター３２を逆転駆動すると
同時に前記開披時と同様に逃げ天井板４７を予め開披し
ておき、電磁ソレノイド６１を解磁し左右両水平レール
４ｂ，４ｂの第１ガイド溝５ｂに突出したストッパー５
５を退没復帰動せしめ、電磁クラッチ３３を励磁接続し
て第１パネル巻取シヤフト２４と一体に左右両第１パネ
ル巻取ドラム２８，２８を逆回転することにより第１ワ
イヤー４４を繰り出し最上段の左右両第１ガイド溝５
ｂ，５ｂを上下ローラー１２，１３が回転下降し上下ス
ライド軸８，９がガイドスリット１１ｂ１を滑って最下
位パネル３が滑降して行き、左右水平レール４ｂ，４ｂ
の最下段ガイド溝５ｂ，５ｂ間から左右両垂直レール４
ａ，４ａ間に移り、最終的に最下位パネル３が下限位置
に降来した時点で電磁クラッチ３３を解磁断切する。

【００２０】さらに、電磁ソレノイド６２を解磁し、左
右両水平レール４ｂ，４ｂの第２ガイド溝６ｂに突出し
たストッパー５４を退没復帰動せしめ、電磁クラッチ３
４を励磁接続して第２パネル巻取シヤフト２５と一体に
左右両第２パネル巻取ドラム２９，２９を逆回転するこ
とにより第２ワイヤー４５，４５を繰り出し、中段の左
右両第２ガイド溝６ｂ，６ｂを上下ローラー１７，１８
が回転降下し上下スライド軸１４，１５がガイドスリッ
ト１１ｂ２を滑って中間位パネル２が滑降して行き、左
右水平レール４ｂ，４ｂの中段ガイド溝６ｂ，６ｂ間か
ら左右両垂直レール４ａ，４ａ間に移り、最終的に最下
位パネル３上に中間位パネル２が降来積立てられた時点
で電磁クラッチ３４を解磁断切する。

【００２１】その上、電磁ソレノイド６３を解磁し、左
右両水平レール４ｂ，４ｂの第３ガイド溝７ｂに突出し
たストッパー５７を退没復帰動せしめ、最下位、中間位
パネル３，２同様に最終的に最上位パネル１を中間位パ
ネル２の上端上に降来積立てられた時点で電磁クラッチ
３５を解磁断切して開口部αを全閉し、前記開披時と同
様逃げ天井板４７を閉じ開閉モーター３２を停止する。

【００２２】

【発明の効果】かくして、本発明は、ショーウインドー
等において垂直開閉可能とすることにより、物の搬入、
搬出上自由度が大巾に向上され、ディスプレイ変更する
場合でも、建屋の内側を移動したりせず、総てを外から
搬入出来る等のメリットを有する。又、一つの開口部高
さが２〜４分割されるほどの大ピッチパネルとなるの
で、殆んどショーウインドーやファッション飾りドアの
スケールアップしたフルオープンイメージを保つことが
出来るばかりか、パネルを用途等により透明，半透明，
不透明にしたりカラー化したり模様を付して高級ファッ
ション化を計れ、しかも天井裏の収納部高さも低くて済
む等優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例を示す一部省略破断した正面図
である。

【図２】同上、平面図である。

【図３】同上、右側面図である。

【図４】同上、一部省略した左側面図である。

【図５】図１中Ｖ−Ｖ線視断面図である。

【図６】水平レールの１ガイド溝端部の拡大側面図であ
る。

【符号の説明】

Ａ…フルウインドー等開閉装置 α…開口部 γ…天井面 β…建物 ε…天井板 １，２，３…パネル ４ａ…垂直レール ４ｂ…水平レール ５ａ，５ｂ，６ａ，６ｂ，７ａ，７ｂ…ガイド溝 ８，９，１４，１５，１９，２０…スライド軸 １０，１６，２１…補強枠 １１ａ，１１ｂ１，１１ｂ２，１１ｂ３…スライド軸ガ
イドスリット １２，１３，１７，１８，２２，２３…ローラー ２４〜２６…パネル巻取シヤフト ２７…天井板巻取シヤフト ２８〜３０…パネル巻取ドラム ３１…天井板巻取ドラム ３２…可逆転開閉モーター ３３〜３６…電磁クラッチ ３７〜３９…ワイヤー通し孔 ４１〜４３，４９，５０…中間ガイドプーリー ４４〜４６，５１…ワイヤー ４７…逃げ天井板 ４８…ヒンジ ５２〜５４…リミットスイッチ ５５〜５７…ストッパー ６１〜６３…電磁ソレノイド

Claims (3)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】複数枚のパネルで積立閉鎖する開口部の左
   右両側に、当該各パネルに対応するガイド溝を内部に並
   列延在した左右両垂直レールを向い合せに並立するとと
   もに、当該左右両垂直レール上端に連続し天井裏に沿っ
   て各別に分離した前記各ガイド溝の高さを違えて一枚分
   オーバースライド収納可能な長さだけ多段並行延在した
   左右両水平レールを設ける一方、当該左右両水平レール
   端上方にそれぞれ臨み、それぞれのクラッチを介してモ
   ータートルク伝達遮断自在に並架した前記各パネルに対
   応する数のパネル巻取シヤフト両端に左右両パネル巻取
   ドラムを固着し、他方、前記左右両各ガイド溝に係合走
   行するローラーを対応する前記各パネル両側端の上下に
   それぞれ片持突出したスライド軸端に回転自在に取付
   け、さらに、当該左右両下スライド軸端にワイヤー下端
   を結着するとともに上端を、途中前記左右両垂直レール
   と前記左右両水平レール境界の各ガイド溝に貫設したワ
   イヤー通し孔を通し、左右両垂直レール延長上方に空転
   自在に軸架した中間ガイドプーリーに巻掛し前記各対応
   する左右両パネル巻取ドラムに巻取、繰出し自在に巻付
   けたことを特徴とするフルウインドー等開閉装置
2. 【請求項２】左右両水平レールは、各ガイド溝端内にリ
   ミットスイッチと、当該リミットスイッチと所定間隔を
   開けた位置の前記各ガイド溝外側に内部に出没動自在な
   ストッパーとをそれぞれ設け、各対応するパネルがオー
   バースライド収納されて前記各ガイド溝端内に持来した
   上ローラーが前記リミットスイッチに接触すると、前記
   ストッパーを各ガイド溝内に突出し前記上ローラーの滑
   降戻動を阻止自在に形成したことを特徴とする請求項１
   記載のフルウインドー等開閉装置
3. 【請求項３】左右両水平レールは、その下側に設けた逃
   げ天井板を上下片開き自在に蝶着する一方、クラッチを
   介してモータートルク伝達遮断自在に左右両パネル巻取
   ドラム群に隣接して並架した天井板巻取シヤフト両端に
   左右両天井板巻取ドラムを固着し、他方、前記逃げ天井
   板の両側にそれぞれ下端を結着したワイヤー上端を、途
   中空転自在に軸架した中間ガイドプーリーに巻掛し前記
   左右両天井板巻取ドラムに巻取、繰出し自在に巻付けて
   パネル群の昇降中前記逃げ天井板を開披自在に形成した
   ことを特徴とする請求項１又は２記載のフルウインドー
   等開閉装置