JP2667567B2 - 油圧エレベータの動作試験運転装置 - Google Patents

油圧エレベータの動作試験運転装置

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JP2667567B2 JP2247353A JP24735390A JP2667567B2 JP 2667567 B2 JP2667567 B2 JP 2667567B2 JP 2247353 A JP2247353 A JP 2247353A JP 24735390 A JP24735390 A JP 24735390A JP 2667567 B2 JP2667567 B2 JP 2667567B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は非常停止装置の動作試験を行う時に乗かごを
下降させて非常停止装置の動作試験を行う油圧エレベー
タの動作試験運転装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に油圧エレベータにあつては、シリンダ内に圧油
がが流入したり、シリンダ内から圧油が流出することに
よつて、シリンダに設けられるプランジヤが上下に移動
し、このプランジヤの上下動がロープを介して乗かごに
伝達され、その結果、乗かごがガイドレールに沿つて昇
降路内を昇降するようになつている。また、このような
油圧エレベータでは、乗かごの昇降時にロープが弛緩す
るなどの異常事態が発生すると、乗かごは昇降路内を急
激に落下することになるので、このような非常時に乗か
ごをガイドレールに固定して、乗かごを停止させる非常
停止装置が乗かごに設けられている。そして、乗かごの
安全運行を図るために、上記の非常停止装置が正常に作
動するかどうかを定期的に試験する必要がある。
従来、このような非常停止装置の作動試験を行なう場
合、昇降路下部のピツト内に入つた作業員の指示で、乗
かご内に乗つた別の作業員が下降用の操作釦を断続的に
押圧することによつて、乗かごを少しずつ下降させ、ピ
ツト床上に配置されたジヤツキおよび角材等からなる支
え部材上に乗かごを当接させる。次いで、この乗かごが
支え部材で支えられる状態でジヤツキプランジヤを上昇
させると、乗かごが浮上して上記のロープが弛緩するた
め、非常停止位置が作動する。そこでピツト内の作業員
はジヤツキを逆方向に作動させ、すなわちジヤツキプラ
ンジヤを下降させて、このときの乗かごの降下状況によ
り非常停止位置の作動が正常が否かを判定するようにな
つている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上述した従来技術にあつては、非常停止装
置の作動試験時に、乗かご内の作業員が下降用の操作釦
を断続的に押圧する際、この押圧操作を一定のパターン
で繰り返しで行なうことが困難であることから、乗かご
の下降速度や下降距離にバラツキが生じ、そのため、ピ
ツト内で支え部材を支える作業員が下降速度や下降距離
を予測することができないため、時には乗かごが支え部
材に急激に当たつたり、その衝撃により支え部材が斜め
に傾くことがあり、安全かつ確実に支え部材上に乗かご
を当接できないという問題があつた。
本発明はこのような従来技術における実情に鑑みてな
されたもので、その目的は、非常停止装置の作動試験時
に、下降速度や下降距離のバラツキを生じることなく乗
かごを下降させることのできる油圧エレベータの動作試
験運転装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するために本発明は、非常停止装置の
動作試験を行う時に操作されると、油圧エレベータの乗
かごを下降させる運転指令を出力する下降運転指令スイ
ツチを有し、該下降運転指令スイツチの操作により乗か
ごを支え部材に当接するまで下降させて上記非常停止装
置の動作試験を行う油圧エレベータの動作試験運転装置
において、上記下降運転指令スイツチが投入されている
時に、上記運転指令の出力を一定周期で断続させる断続
信号を出力する断続信号出力装置を設けたものである。
〔作用〕
本発明は上記のように構成したので、非常停止装置の
動作試験を行う時に下降運転指令スイッチが投入される
と、油圧エレベータの乗かごを下降させる運転指令が出
力されるが、さらに、断続信号出力装置から断続信号が
出力されると、この断続信号が上記運転指令の出力を一
定周期で断続させる。従つて、油圧エレベータの乗かご
は一定周期で断続して下降する動作の後、支え部材に当
接する。
〔実施例〕
以下、本発明の油圧エレベータの運転操作装置の実施
例を図に基づいて説明する。
第1図は本発明の油圧エレベータの運転操作装置の一
実施例を示す縦断面図、第2図は第1図に示す運転操作
装置の電気回路図である。
第1図に示す本実施例の乗かご1の運転操作装置2
は、乗かご1内に設置される運転盤3と、この運転盤3
に付設される信号出力装置4などとからなつている。上
記の運転盤3は、例えば1階用、2階用、3階用のそれ
ぞれの行先階登録釦5、6、7を有しており、乗かご1
の低速運転時には、1階用の行先階登録釦5は低速下降
用に切換えられ、3階用の行先階登録釦7は低速上昇用
に切換えられるようになつている。
このような運転操作装置2を備える油圧エレベータ
は、同第1図に示すように、昇降路10内で乗かご1をば
ね11を介して懸垂するロープ12と、乗かご1に設置さ
れ、非常時に乗かご1を停止させる非常停止装置13とを
備えている。そして、この非常停止装置13の作動試験時
には、昇降路10下部のピツト14内に乗かご1を支える支
え部材15を設けるようになつている。
上述した運転盤3は、上記の行先階登録釦5〜7を有
するとともに、第2図に示すように、1階用の行先階登
録5の操作に応じて乗かご1を昇降させる運転指令を回
路X51へ出力する1階用運転指令スイツチ5aと、行先階
登録釦5の操作によつて点灯するランプ21と、これらの
スイツチ5aおよびランプ21に接続される1階用コネクタ
22と、運転盤3の本体側に設けられ、1階用コネクタ22
が着脱可能な本体側コネクタ23と、3階用の行先階登録
釦7の操作に応じて乗かご1を昇降させる運転指令を回
路X53へ出力する3階用運転指令スイツチ7aと、行先階
登録釦7の操作によつて点灯するランプ24と、これらの
スイツチ7aおよびランプ24に接続される3階用コネクタ
25と、運転盤3の本体側に設けられ、3階用コネクタ25
が着脱可能な本体側コネクタ26とを有している。なお、
図示を省略したが2階用も同様に構成されている。
この運転盤3に付設される信号出力装置4は、同第2
図に示すように、電池などの作動用電源31と、この作動
用電源31に接続される作動用スイツチ32と、このスイツ
チ32の投入により作動するフリツプフロツプ回路33と、
このフリツプフロツプ回路33の作動により一定周期で断
続的に開閉動作を繰り返す接点34と、この接点34に接続
され、上記の1階用コネクタ22および本体側コネクタ23
にそれぞれ連結される一対のコネクタ35、36とから構成
され、上記の1階用の運転指令スイツチ5aが投入されて
いるとき、乗かご1を断続的に作動させる制御信号を出
力するようになつている。この信号出力装置4を運転盤
3から取外す場合、上述した一対のコネクタ35、36を1
階用コネクタ22および本体側コネクタ23からそれぞれ外
した後、これらの1階用コネクタ22および本体側コネク
タ23を互いに連結するようになつている。
この実施例にあつては、非常停止装置13の作動試験を
行なう際、1階用コネクタ22を本体側コネクタ23から取
外した後、これらのコネクタ22、23に信号出力装置4の
コネクタ35、36をそれぞれ連結して、乗かご1内の運転
盤3に信号出力装置4を付設する。そして、ピツト14内
に支え部材15を設置し、乗かご1内の操作員が1階用行
先階登録釦5を押圧すると運転指令スイツチ5aが投入さ
れ、乗かご1は低速下降する。次いで、運転指令スイツ
チ5aが投入されている状態で、信号出力装置4の作動用
スイツチ32を投入すると、作動用電池31によりフリツプ
フロツプ回路33が作動し、接点34が一定周期で断続的に
開閉動作を繰り返して、乗かご1を断続的に作動させる
制御信号がコネクタ36、23を介して出力される。このと
き、接点34の開動作によつて回路X51がON状態となり、
乗かご1は下降を始め、次いで、接点34の開放によつて
回路X51がOFF状態となり、乗かご1は停止し、すなわ
ち、上記の制御信号に応じて乗かご1が一定周期で断続
的に下降運転される。
次いで、ピツト14内で支え部材15を支える作業員が下
降速度や下降距離を予測しながら、乗かご1内の操作員
に対して運転指令を出して支え部材15上に乗かご1を当
接させる。そして、乗かご1内の操作員が1階用行先階
登録釦5から手を離すと、運転指令スイツチ5aからの運
転指令の出力が解除され、乗かご1が停止する。次い
で、図示しないジヤツキプランジヤを上昇させると、停
止中の乗かご1が浮上してロープ12が弛緩するため、非
常停止装置13が作動する。次いで、ピツト14内の作業員
はジヤツキを逆方向に作動させ、すなわちジヤツキプラ
ンジヤを下降させて、このときの乗かご1の下降状況に
より非常停止装置の作動が正常か否かを判定するように
なつている。
このように構成した実施例では、乗かご1の下降操作
を一定周期で繰り返して行なうことができるので、ピツ
ト14内で支え部材15を支える作業員が一定周期で断続し
て下降する乗かご1の次の下降動作時の下降距離を予測
して、乗かご1内の操作員に対して適切な運転指示を出
すことができ、その結果、安全かつ確実に支え部材15上
に乗かご1を当接させることができる。
なお、この実施例では乗かご1内の運転盤3に信号出
力装置4を付設し、この信号出力装置4を乗かご1内で
操作する場合を例示したが、本発明はこれに限らず、信
号出力装置4をピツト14内に配置するとともに、この信
号出力装置4および運転盤3間に接続コードを設けるこ
とにより、ピツト14内で信号出力装置4を操作すること
も可能である。
〔発明の効果〕
本発明は以上のように構成したので、非常停止装置の
動作試験時に、下降速度や下降距離のバラツキを生じる
ことなく乗かごを下降させることができ、したがつて、
ピツト内の作業員が乗かごの次の下降動作時の下降距離
を予測しながら、安全かつ確実に支え部材上に乗かごを
当接できるから、非常停止装置の作動試験の安全性や作
業効率を改善できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の油圧エレベータの運転操作装置の一実
施例を示す説明図、第2図は第1図に示す運転操作装置
の電気回路図である。 1……乗かご、2……運転操作装置、3……運転盤、4
……信号出力装置、5〜7……行先階登録釦、5a,7a…
…運転指令スイツチ、22,23……コネクタ、31……作動
用電源、32……作動用スイツチ、33……フリツプフロツ
プ回路、34……接点、35,36……コネクタ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非常停止装置の動作試験を行う時に操作さ
    れると、油圧エレベータの乗かごを下降させる運転指令
    を出力する下降運転指令スイツチを有し、該下降運転指
    令スイツチの操作により乗かごを支え部材に当接するま
    で下降させて上記非常停止装置の動作試験を行う油圧エ
    レベータの動作試験運転装置において、上記下降運転指
    令スイツチが投入されている時に、上記運転指令の出力
    を一定周期で断続させる断続信号を出力する断続信号出
    力装置を設けたことを特徴とする油圧エレベータの動作
    試験運転装置。
JP2247353A 1990-09-19 1990-09-19 油圧エレベータの動作試験運転装置 Expired - Lifetime JP2667567B2 (ja)

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